JP6700427B2 - 介助装置 - Google Patents

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Description

本発明は、介助装置に関するものである。
特許文献1には、被介助者の上半身を支持して起立動作の補助を行う介助装置(1)が記載されている。この介助装置(1)においては、駆動部(12)の伸縮によって、柱状の支持部(100a)に対して昇降部(11)が上下方向に昇降する。そして、アクチュエータ(図4の112,113)の伸縮によって、被介助者の上半身を支持する保持具(111)が揺動する。さらに、介助装置(1)において、反力発生部(14)により、昇降部(11)の自重の一部に対して常に上方への反力が働いている。そのため、昇降部(11)を上昇させる際、駆動部(12)による駆動力が小さくて済む。
特開2013−154053号公報
しかしながら、揺動させるためのアクチュエータ(112,113)は、上下方向に昇降する昇降部(11)の先端から後方(被介助者側)に向かって延びている。この構成において、アクチュエータ(112,113)の伸縮量を確保するために、介助装置の前後方向の大きさが大きくなってしまう。
本発明は、小型化を図ることができる介助装置を提供することを目的とする。
本明細書は、基台と、前記基台に立設された柱部と、前記柱部の所定位置に揺動可能に支持される揺動アームと、前記揺動アームに支持され、被介助者の上半身を支持し、前記揺動アームが前記柱部に対して揺動することにより前記柱部に対して前後方向に傾動する支持部材とを備える介助装置を開示する。
また、前記柱部は、前記柱部の延びる方向に往復移動可能な移動体と、前記柱部の延びる方向に沿って設けられ、前記移動体を移動させる第一直動アクチュエータとを備える。前記揺動アームは、前記所定位置より前方にて前記移動体に係合し、前記移動体の移動により揺動する第一アーム部と、前記第一アーム部と一体的に設けられ、前記所定位置より後方に延び、前記支持部材を支持する第二アーム部とを備える。前記支持部材は、前記移動体の下方への移動に伴って前方へ傾動する。
当該介助装置によれば、揺動アームの揺動によって支持部材が前後方向に傾動することによって、被介助者の上半身を支持して、被介助者の臀部の上昇動作の補助または臀部の下降動作の補助が可能となる。ここで、揺動アームは、第一直動アクチュエータによって揺動される。第一直動アクチュエータは、柱部の延びる方向に沿って設けられている。つまり、第一直動アクチュエータは、柱部の延びる方向から角度を有する方向に向かって延びる構造ではないため、介助装置の前後方向の小型化が図られる。
実施形態の介助装置を斜め後方から見た斜視図である。 起立補助における初期状態となる座位姿勢の被介助者を支持する状態における介助装置の内部構造を示す図であって、介助装置を前後方向に切断した断面図である。 起立開始姿勢(被介助者の臀部が座面から離れる時または離れた直後における姿勢)の被介助者を支持する状態における介助装置の内部構造を示す図であって、介助装置を前後方向に切断した断面図である。 立位姿勢の被介助者を支持する状態における介助装置の内部構造を示す図であって、介助装置を前後方向に切断した断面図である。
(1.介助装置1の構成)
介助装置1は、被介助者M(図2などを参照)の上半身を支持して、座位姿勢の被介助者Mの臀部を座面から上昇させる動作の補助、および、臀部を下降させて着座させる動作の補助を行う。座位姿勢の被介助者Mの臀部を上昇させる動作(臀部上昇動作)には、例えば、座位姿勢から立位姿勢への起立動作、および、座位姿勢から中腰姿勢への動作が含まれる。臀部を下降させて着座させる動作(臀部下降動作)には、立位姿勢から座位姿勢への着座動作、および、中腰姿勢から座位姿勢への着座動作が含まれる。
そして、介助装置1が立位姿勢または中腰姿勢における被介助者Mの上半身を支持することで、一人の介助者が介助装置1を牽引等して、例えば介助施設における移動目標に移動させることができる。また、介助装置1は、被介助者Mの移乗の介助を行うこともできる。この場合、介助装置1は、移乗元の場所において、被介助者Mの上半身を支持した状態で、座位姿勢から立位姿勢または中腰姿勢への動作を補助する。さらに、介助装置1は、移乗先の場所において、立位姿勢または中腰姿勢から座位姿勢への動作を補助する。
なお、「立位姿勢」とは、被介助者Mの下半身が立っている姿勢を意味し、上半身の姿勢を問わない。また、「中腰姿勢」とは、被介助者Mの下半身が座位姿勢と立位姿勢との間の姿勢であり、被介助者Mの臀部が座面から離れており、かつ、膝が曲がっている状態を意味する。
以下に、介助装置1の構成について、主として図1を参照して説明する。介助装置1は、図1に示すように、基台10を備える。基台10は、介助装置1における最下部に位置する部材である。基台10は、フレーム11、足載置台14、および6個の車輪16〜18などを備える。フレーム11は、床面Fの近くにほぼ水平に設けられる。足載置台14は、フレーム11の上面後方に固定されて、ほぼ水平に設けられる。足載置台14の上面には、被介助者Mが足を乗せる位置を案内するための足形の接地マーク141が記されている。
フレーム11の下側には、左右に3個ずつの車輪16〜18が設けられている。各車輪16〜18は、移動方向を転換する転舵機能を有する。最前の車輪16は、移動を規制するロック機能を備える。介助装置1は、6個の車輪16〜18の転舵機能により、前後方向の移動および方向転換だけでなく、横移動(真横への移動)や超信地旋回(その場旋回)が可能となっている。
介助装置1は、さらに、基台10から立設された柱部20を備える。柱部20は、フレーム11の前寄りにおいて、左右方向の中央から鉛直方向上方(反重力方向)に延びるように設けられている。なお、本実施形態においては、柱部20は、鉛直方向上方に延びるように設けるが、鉛直方向から僅かに前側または後側に傾斜する方向に延びるように設けてもよい。柱部20は、上端側を昇降させる機構を有している。また、本実施形態において、介助装置1は、1本の柱部20を備えるが、複数本の柱部20を備えるようにしてもよい。
介助装置1は、さらに、下腿当て部30を備える。下腿当て部30は、L字状の左右一対の支持アーム31,31により、柱部20の固定部分(後述する柱本体部21(図2に示す)に相当する)に固定される。下腿当て部30は、接地マーク141よりも少し前側の上方に設けられる。下腿当て部30の本体は、左右の支持アーム31の直立した部分に亘って配置され、左右方向に延在するクッション材である。下腿当て部30は、被介助者Mの下腿が接触する部位である。下腿当て部30の配置高さは、調整可能である。
介助装置1は、さらに、柱部20の所定位置A(以下、揺動中心Aと称する)に、左右方向に水平な軸まわりに揺動可能に支持される揺動アーム40を備える。揺動中心Aは、図1に示すように、柱部20の上端付近の後方に位置する。揺動アーム40は、柱部20の中に設けられる第一直動アクチュエータ25(図2に示す)により駆動される。介助装置1が起立動作の補助を行う場合には、揺動アーム40の後端が前旋回する。一方、介助装置1が着座動作の補助を行う場合には、揺動アーム40の後端が後旋回する。
介助装置1は、揺動アーム40の後方端(揺動アーム40の揺動中心Aより後方に延びる部分の端部)に固定された第一ハンドル50を備える。第一ハンドル50は、概ね四角形の枠形状に形成されている。第一ハンドル50は、揺動アーム40の後端付近から前上方向に延びるように形成されている。第一ハンドル50の側方部分は、被介助者Mの両手によって把持される部分として利用される。さらに、第一ハンドル50の側方部分および前方部分は、介助者によって介助装置1を移動させるために把持される部分として利用される。
介助装置1は、さらに、被介助者Mの上半身を支持する支持部材60を備える。支持部材60は、揺動アーム40に支持され、被介助者Mの上半身を支持する。支持部材60は、揺動アーム40が柱部20に対して揺動することにより、柱部20に対して前後方向に傾動する。
支持部材60は、胴体支持部61、一対の脇支持部62,62、および第二ハンドル63などを備える。胴体支持部61は、被介助者Mの胴体形状に近い面状に形成されており、柔軟な変形が可能になっている。胴体支持部61の支持面は、被介助者Mの上半身のうち胴体の前面に面接触して胴体を支持する。より詳細には、胴体支持部61の支持面は、被介助者Mにおける胸部から腹部に亘る範囲を下方から支持する。また、胴体支持部61は、揺動アーム40に取り付けられている。
さらに、胴体支持部61は、揺動アーム40に対して前後方向に自由傾動可能に支持されている。具体的には、胴体支持部61は、図1に示す状態から、介助装置1を右側方から見た場合に時計回りに所定角度範囲を自由傾動可能に構成されている。上記の「自由傾動」とは、アクチュエータなどによって駆動される傾動ではなく、手動によって動かすことが可能な傾動を意味する。
一対の脇支持部62,62は、胴体支持部61に支持され、被介助者Mの脇を支持する。詳細には、一対の脇支持部62,62は、胴体支持部61の左右に設けられている。脇支持部62は、胴体支持部61に揺動可能に支持される。脇支持部62は、棒状部材により、L字状に形成されている。脇支持部62の表面は、柔軟な変形が可能な材料により覆われている。第二ハンドル63は、胴体支持部61の前面に一体的に設けられている。第二ハンドル63は、横長のU字状に形成されている。第二ハンドル63は、胴体支持部61の下部に固定され左右方向に延びる基軸部分と、基軸部分の両端から第一ハンドル50側に向かって延びる把持部分とを備える。
介助装置1は、さらに、制御ユニット70を備える。制御ユニット70は、フレーム11の上面における前右寄りに設けられている。制御ユニット70は、柱部20の上端を昇降するための第二直動アクチュエータ27(図2に示す)、および、揺動アーム40を揺動するための第一直動アクチュエータ25(図2に示す)を制御する制御装置71などを備える。制御装置71は、被介助者Mの起立動作や着座動作を補助する処理において、被介助者Mまたは介助者からの指令に基づいて、第一直動アクチュエータ25および第二直動アクチュエータ27を駆動して、柱部20の上端の昇降および揺動アーム40の揺動を協調させて支持部材60の移動を制御する。
なお、制御装置71は、ソフトウェアで動作するコンピュータ装置を用いることができる。コンピュータ装置は、被介助者Mまたは介助者からの指令を受け付ける図略のリモコンを備えていてもよい。ソフトウェアとして、起立動作を補助する処理や、着座動作を補助する処理を実行するための補助プログラムが記憶されている。また、制御装置71の下側には、繰り返しの充放電が可能な符号略のバッテリ電源が付属されている。バッテリ電源は、フレーム11の上面における前左寄りにも付属されている。バッテリ電源は、第一直動アクチュエータ25および第二直動アクチュエータ27にも共用される。
(2.介助装置1の内部構造)
介助装置1の内部構造、特に、柱部20および揺動アーム40の詳細について、図2を参照して説明する。図2は、柱部20のカバーを取り除いた状態の介助装置1を示している。
図2に示すように、柱部20は、基台10に立設された柱本体部21を備える。柱本体部21は、基台10のフレーム11の前寄りの左右方向の中央から上方に延伸した状態で、フレーム11に固定される。本実施形態においては、柱本体部21は、床面Fに対して鉛直方向に延びるように設けられている。ただし、柱本体部21は、鉛直方向から前後方向に僅かに傾斜する方向に延びるように設けてもよい。
柱部20は、さらに、柱本体部21の延びる方向に往復移動可能に、柱本体部21に支持される昇降柱部22を備える。つまり、昇降柱部22は、基台10および柱本体部21に対して、鉛直方向の上下方向(重力方向および反重力方向)に往復移動する。昇降柱部22は、上下方向に長い長尺状に形成される。昇降柱部22は、柱本体部21の後側に位置する。
柱部20は、さらに、柱本体部21に対する昇降柱部22の昇降動作をガイドするためのリニアガイド機構23を備える。リニアガイド機構23は、柱本体部21の後面と昇降柱部22の前面とに設けられる。リニアガイド機構23は、直線状のガイドレール23aと、ガイドレール23aに沿って相対移動可能なブロック23bとを備える。本実施形態においては、ガイドレール23aが、昇降柱部22の前面に上下方向に沿って固定されており、2個のブロック23b,23bが、柱本体部21の後面に固定されている。なお、ガイドレール23aが、柱本体部21に固定され、ブロック23bが、昇降柱部22に固定されるようにしてもよい。
柱部20は、さらに、昇降柱部22の延びる方向(柱部20の延びる方向に等しい)に往復移動可能に、昇降柱部22に設けられる移動体24を備える。つまり、移動体24は、昇降柱部22に対して、鉛直方向の上下方向(重力方向および反重力方向)に往復移動する。移動体24は、昇降柱部22の上下方向の範囲において、中央よりも上寄りに位置する。移動体24は、揺動アーム40の揺動中心Aよりも前側に位置し、上下方向において揺動中心Aを含む範囲を移動する。換言すると、移動体24は、移動体24の移動範囲の少なくとも一部において、揺動アーム40の揺動中心Aに対して前後方向に対向する状態となる。つまり、移動体24は、揺動中心Aより下側へ移動可能であるとともに、揺動中心Aより上側へ移動可能である。
移動体24には、左右方向(図2の紙面前後方向)に貫通する長穴24aが形成されている。長穴24aは、前後方向(図2の紙面左右方向)に長尺状に形成されている。長穴24aは、揺動中心Aより上側の位置と揺動中心Aより下側の位置との間を移動可能となる。
柱部20は、さらに、移動体24を移動させる第一直動アクチュエータ25を備える。第一直動アクチュエータ25は、昇降柱部22の延びる方向に沿って設けられる。つまり、第一直動アクチュエータ25は、鉛直方向に設けられる。第一直動アクチュエータ25は、ボールねじ構造や、リニアモータ構造などを適用できる。本実施形態においては、第一直動アクチュエータ25は、ボールねじ構造を例に挙げる。
第一直動アクチュエータ25は、ボールねじ25a、ボールねじナット25b、モータ25cおよび減速機25dにより構成される。ボールねじ25aの両端が、昇降柱部22の後面に回転可能に支持されている。ボールねじ25aの延びる方向は、昇降柱部22の延びる方向に一致する。ボールねじ25aは、昇降柱部22の上寄りに位置する。ボールねじ25aの下端は、減速機25dを介してモータ25cに同軸に連結される。ボールねじナット25bは、ボールねじ25aに螺合される。ボールねじナット25bは、移動体24の下端に固定される。つまり、モータ25cが回転することで、ボールねじナット25bに固定された移動体24が昇降する。
柱部20は、さらに、第一弾性装置26を備える。第一弾性装置26は、長尺状を呈している。第一弾性装置26は、例えば、引込式ガススプリングを用いる。つまり、第一弾性装置26は、縮み方向に第一弾性力を発生する。
第一弾性装置26は、昇降柱部22の延びる方向に沿うように昇降柱部22に設けられる。第一弾性装置26の下側部位が、昇降柱部22(移動体24に対して相対移動する関係を有する部材)に固定されている。本実施形態においては、第一弾性装置26のピストンロッドの先端が、昇降柱部22に固定されている。一方、第一弾性装置26の上側部位が、移動体24に固定されている。本実施形態においては、第一弾性装置26のシリンダの基端が、移動体24に固定されている。なお、ピストンロッドとシリンダの取付対象を反対にしてもよい。
第一弾性装置26は、引込式ガススプリングであるため、昇降柱部22に対して移動体24を下降させる方向への第一弾性力を発生する。さらに、第一弾性装置26のピストンロッドが伸張状態のときに、収縮状態のときよりも、第一弾性力が大きくなる。つまり、第一弾性装置26は、昇降柱部22に対する移動体24の相対位置が上方に位置するほど大きな第一弾性力を発生する。
また、第一弾性装置26は、第一弾性力を発生すると共に、移動体24の上下方向の移動速度が大きいほど大きな第一減衰力を発生する。第一弾性装置26は、第一直動アクチュエータ25に近接した位置に配置されている。そして、第一弾性装置26の伸縮方向は、第一直動アクチュエータ25の延びる方向と平行に設けられている。
なお、第一弾性装置26は、ガススプリングに代えて、コイルスプリングを用いることもできる。さらに、第一弾性装置26は、コイルスプリングとショックアブソーバーの併用とすることもできる。第一弾性装置26にコイルスプリングを用いる場合には、縮み方向に力が発生するように設置される。なお、ガススプリングは、コイルスプリングに比べて小径化が可能であるため、柱部20の小型化に寄与する。
柱部20は、さらに、柱本体部21に対して昇降柱部22を移動させる第二直動アクチュエータ27を備える。第二直動アクチュエータ27は、柱本体部21の延びる方向、かつ、昇降柱部22の延びる方向に沿って設けられる。つまり、第二直動アクチュエータ27は、鉛直方向に設けられる。また、第二直動アクチュエータ27は、第一直動アクチュエータ25と平行に設けられる。第二直動アクチュエータ27は、ボールねじ構造や、リニアモータ構造などを適用できる。本実施形態においては、第二直動アクチュエータ27は、ボールねじ構造を例に挙げる。
第二直動アクチュエータ27は、ボールねじ27a、ボールねじナット27b、モータ27cおよび減速機27dにより構成される。ボールねじ27aの両端が、柱本体部21の前面に回転可能に支持されている。ボールねじ27aの延びる方向は、柱本体部21の延びる方向に一致する。ボールねじ27aは、柱本体部21の上寄りに位置する。ボールねじ27aの下端は、減速機27dを介してモータ27cに同軸に連結される。
ボールねじナット27bは、ボールねじ27aに螺合される。ボールねじナット27bは、昇降柱部22の前面に固定される。詳細には、ボールねじナット27bは、昇降柱部22に、側方から見てL字型のブラケット22aを介して固定される。L字型のブラケット22aの第一片が、昇降柱部22の前面に固定される。ブラケット22aの第二片が、ボールねじナット27bの下面に固定される。なお、図2は、断面図であるため、ブラケット22aが分離された状態で図示するが、ブラケット22aは、一体部材である。従って、モータ27cが回転することで、ボールねじナット27bに固定された昇降柱部22が昇降する。
柱部20は、さらに、第二弾性装置28を備える。第二弾性装置28は、長尺状を呈している。第二弾性装置28は、例えば、押出式ガススプリングを用いる。つまり、第二弾性装置28は、伸び方向に第二弾性力を発生する。
第二弾性装置28は、柱本体部21の延びる方向に沿うように柱本体部21に設けられる。第二弾性装置28の下側部位が、柱本体部21に固定されている。本実施形態においては、第二弾性装置28のピストンロッドの先端が、柱本体部21に固定されている。一方、第二弾性装置28の上側部位が、昇降柱部22に固定されている。本実施形態においては、第二弾性装置28のシリンダの基端が、昇降柱部22に固定されている。なお、ピストンロッドとシリンダの取付対象を反対にしてもよい。
第二弾性装置28は、押出式ガススプリングであるため、柱本体部21に対して昇降柱部22を上昇させる方向への第二弾性力を発生する。さらに、第二弾性装置28のピストンロッドが収縮状態のときに、伸張状態のときよりも、第二弾性力が大きくなる。つまり、第二弾性装置28は、柱本体部21に対する昇降柱部22の相対位置が下方に位置するほど大きな第二弾性力を発生する。
また、第二弾性装置28は、第二弾性力を発生すると共に、昇降柱部22の上下方向の移動速度が大きいほど大きな第二減衰力を発生する。第二弾性装置28の伸縮方向は、第二直動アクチュエータ27の延びる方向と平行に設けられている。なお、第二弾性装置28は、第一弾性装置26と同様に、コイルスプリングなどを用いることもできる。
揺動アーム40は、昇降柱部22に揺動可能に支持される。揺動アーム40の揺動中心Aは、昇降柱部22の上端寄りの後方に位置する。揺動アーム40は、揺動中心Aより前方に延びるように形成される第一アーム部41を備える。第一アーム部41は、移動体24に係合している。詳細には、第一アーム部41は、先端側にローラフォロア41aを備える。ローラフォロア41aは、移動体24の長穴24aに位置する。つまり、ローラフォロア41aは、長穴24aの長手方向に沿って移動可能であると共に、長穴24aに対して上下方向に係合する。
従って、移動体24の下降動作により、第一アーム部41は、図2の時計回りに揺動する。一方、移動体24の上昇動作により、第一アーム部41は、図2の反時計回りに揺動する。さらに、第一アーム部41の可動範囲は、第一アーム部41における移動体24との係合位置(ローラフォロア41aの位置)と揺動中心Aとを結ぶ方向が第一直動アクチュエータ25の直動方向に直交する位置を含む。つまり、揺動中心Aとローラフォロア41aとが同一高さに位置する状態となる。
揺動アーム40は、さらに、第一アーム部41と一体的に設けられており、揺動中心Aより後方に延びる第二アーム部42を備える。第一アーム部41と第二アーム部42とは、1つの部材により構成されるようにしてもよいし、複数の部材により一体的に連結されるようにしてもよい。
第二アーム部42は、第二アーム部42の後端にて、支持部材60を支持する。つまり、制御装置71が第一直動アクチュエータ25を駆動して、移動体24が下降することにより、第二アーム部42の後端が前旋回する。一方、制御装置71が第一直動アクチュエータ25を駆動して、移動体24が上昇することにより、第二アーム部42の後端が後旋回する。従って、移動体24が下降することに伴って、支持部材60が前方へ傾動し、移動体24が上昇することに伴って、支持部材60が後方へ傾動する。さらに、制御装置71が第二直動アクチュエータ27を駆動して、昇降柱部22が上昇することにより、支持部材60が上昇する。一方、昇降柱部22が下降することにより、支持部材60が下降する。
また、制御装置71は、第一直動アクチュエータ25および第二直動アクチュエータ27を協調制御する。つまり、制御装置71は、昇降柱部22の上下動および揺動アーム40の旋回動を協調させることにより、支持部材60を所定の移動軌跡に沿って移動させることができる。
(3.柱部20の小型化)
上述したように、第一直動アクチュエータ25、第一弾性装置26、第二直動アクチュエータ27および第二弾性装置28は、柱部20の延びる方向に沿って設けられている。つまり、第一直動アクチュエータ25などが柱部20の延びる方向から角度を有する方向に向かって延びる構造ではないため、柱部20の小型化、ひいては介助装置1の前後方向の小型化が図られる。
特に、第一直動アクチュエータ25および第二直動アクチュエータ27が平行に設けられている。さらに、第一直動アクチュエータ25と第一弾性装置26とが平行に設けられている。また、第二直動アクチュエータ27と第二弾性装置28とが平行に設けられている。これらのそれぞれが、介助装置1の前後方向の小型化に大きく寄与する。
さらに、第一直動アクチュエータ25と第二直動アクチュエータ27とは、並列に配列されている。つまり、第一直動アクチュエータ25の高さ方向範囲と第二直動アクチュエータ27の高さ方向範囲とが、一部分において相互に共通する。このことからも、柱部20の小型化が図られる。さらに、第一直動アクチュエータ25と第一弾性装置26とが並列に配列されている。また、第二直動アクチュエータ27と第二弾性装置28とが並列に配列されている。このことからも、柱部20の小型化が図られる。
(4.介助装置1による臀部上昇動作の補助)
介助装置1による臀部上昇動作を補助する処理について、図2〜図4を参照して説明する。本実施形態においては、臀部上昇動作として、起立動作を例に挙げて説明する。被介助者Mは、図2に示す初期状態である座位姿勢とする。座位姿勢の被介助者Mは、椅子90の座面91に臀部が接触している着座した状態(座位姿勢の状態)である。介助装置1は、被介助者Mまたは介助者(図示せず)による操作によって、起立動作を補助する処理の初期状態にセットされる。
介助装置1の初期状態とは、起立動作の処理において、支持部材60が最も後方に位置するように、揺動アーム40の第二アーム部42が後方に延びる状態である。この初期状態において、被介助者Mの足は、接地マーク141に案内されて足載置台14に載置される。このとき、被介助者Mの下腿は、下腿当て部30の後面に接触する。
この状態において、被介助者Mまたは介助者が、座面91上に座位姿勢にある被介助者Mの上半身の高さに応じて第二直動アクチュエータ27のみを駆動するように操作を行う。これにより、制御装置71が昇降柱部22を上下動させ、支持部材60の高さが調整される。このようにして、被介助者Mの胴体の前面が、胴体支持部61に面接触する。さらに、被介助者Mは、脇を脇支持部62の上に載置するとともに、第一ハンドル50を把持する。この初期状態において、被介助者Mは、図2に示すように、上半身がある程度前傾した姿勢となる。
続いて、被介助者Mまたは介助者が起立動作の補助操作を開始すると、介助装置1の起立補助プログラムが実行される。これにより、昇降柱部22の昇降と揺動アーム40の揺動とが協調して行われる。まず、図3に示すように、介助装置1は、起立開始状態(臀部上昇開始状態)となる。介助装置1の起立開始状態とは、起立動作の補助の際に、座位姿勢の被介助者Mの臀部が椅子90の座面91から離れる時(瞬間)の状態である。
介助装置1が初期状態から起立開始状態まで移行する間、昇降柱部22は下降し、かつ、揺動アーム40は前旋回する。これにより、被介助者Mは、初期状態の座位姿勢から起立開始姿勢(臀部上昇開始姿勢)に移行する。つまり、起立開始姿勢における被介助者Mは、臀部が椅子90の座面91に接触し、胴体がさらに前傾し、かつ、胴体が伸長した姿勢となる。
図3に示すように、起立開始状態において、第一アーム部41の揺動中心Aとローラフォロア41aとは同一高さに位置する。つまり、第一アーム部41における移動体24との係合位置(ローラフォロア41aの位置)と揺動中心Aとを結ぶ方向が、第一直動アクチュエータ25の直動方向に直交する状態となる。
ここで、第一直動アクチュエータ25の駆動力によって生じる揺動中心Aまわりのモーメントは、上記直交する状態のときに最大となる。そして、被介助者Mの臀部が座面91から離れる時およびその直後において、支持部材60が被介助者Mから受ける負荷によって生じる揺動中心Aまわりのモーメントも最大となる。つまり、被介助者Mから受ける揺動中心Aまわりのモーメントが最大となるときに、第一直動アクチュエータ25によって生じる揺動中心Aまわりのモーメントが最大となるように設定されている。従って、モータ25cの小型化を図ることができる。
なお、上記においては、被介助者Mの臀部が座面91から離れる時において、揺動中心Aとローラフォロア41aの位置とを結ぶ方向が、第一直動アクチュエータ25の直動方向に直交する状態とした。この他に、被介助者Mの臀部が座面91から離れた直後において、揺動中心Aとローラフォロア41aの位置とを結ぶ方向が、第一直動アクチュエータ25の直動方向に直交する状態としてもよい。この場合も同様の効果が奏される。
起立補助プログラムがさらに継続されると、図4に示すように、介助装置1は、起立開始状態から中腰状態を介して立位状態となる。つまり、昇降柱部22が上昇し、かつ、揺動アーム40の第二アーム部42がさらに前傾することで、起立補助プログラムが終了する。そうすると、被介助者Mは、起立開始姿勢から中腰姿勢を介して立位姿勢に移行する。つまり、立位姿勢の被介助者Mの上半身は、大きく前傾した姿勢となり、被介助者Mの臀部の位置は、椅子90の座面91より高い位置に位置する。そして、被介助者Mの脚部は、ほぼ伸びた状態となる。なお、介助装置1は、被介助者Mの臀部が座面91から離れた状態で、立位状態に到達する前に停止することで、被介助者Mを中腰姿勢とすることができる。
介助装置1が起立開始状態から立位状態に移行する間、移動体24を下降させることにより、揺動アーム40を前旋回させている。移動体24が下降することにより、第一弾性装置26は縮み方向に動作している。ここで、第一弾性装置26は、縮み方向に第一弾性力を発生する。つまり、第一弾性装置26は、第一直動アクチュエータ25のモータ25cの動作を補助する力を発揮する。特に、第一弾性装置26は、鉛直方向に第一弾性力を発揮するため、移動体24の下降動作に対して直接的に補助力を付与することができる。従って、第一弾性装置26は、モータ25cの小型化に大きく寄与する。
また、介助装置1が起立開始状態から立位状態に移行する間、第二直動アクチュエータ27の駆動により昇降柱部22が上昇する。昇降柱部22が上昇することにより、第二弾性装置28は伸び方向に動作している。ここで、第二弾性装置28は、伸び方向に第二弾性力を発生する。つまり、第二弾性装置28は、第二直動アクチュエータ27のモータ27cの動作を補助する力を発揮する。特に、第二弾性装置28は、鉛直方向に第二弾性力を発揮するため、昇降柱部22の上昇動作に対して直接的に補助力を付与することができる。従って、第二弾性装置28は、モータ27cの小型化に大きく寄与する。
また、上述したように、揺動アーム40の第一アーム部41は、揺動中心Aまわりに揺動する。従って、ローラフォロア41aは、揺動中心Aまわりに円弧運動する。つまり、ローラフォロア41aによる移動体24との係合位置は、前後方向に変化する。ここで、起立開始状態のとき、または、起立開始状態の直後において、第一アーム部41の揺動中心Aとローラフォロア41aとは同一高さに位置するようにした。つまり、第一アーム部41の可動範囲は、第一アーム部41における移動体24との係合位置(ローラフォロア41aの位置)と揺動中心Aとを結ぶ方向が第一直動アクチュエータ25の直動方向に直交する位置を含む。従って、ローラフォロア41aの前後方向の移動量は、小さい。そのため、第一直動アクチュエータ25の駆動力によって生じる揺動中心Aまわりのモーメントは、初期状態の座位状態から立位状態までの全範囲において十分に大きくなる。ひいては、モータ25cの小型化が図られる。
(5.介助装置1による臀部下降動作の補助)
介助装置1による臀部下降動作を補助する処理は、臀部上昇動作を補助する処理の逆の処理となる。つまり、介助装置1は、図4に示す立位状態から、図3に示す起立開始状態へ移行し、さらに図2に示す座位状態へ移行する。なお、起立動作を補助する処理における支持部材60の移動軌跡と、着座動作を補助する処理における支持部材60の移動軌跡とは、同一としてもよいし、異なるようにしてもよい。
ここで、着座動作において、第一弾性装置26による第一弾性力は、第一直動アクチュエータ25による動作に対して抵抗となる。また、着座動作において、第二弾性装置28による第二弾性力は、第二直動アクチュエータ27による動作に対して抵抗となる。しかし、着座動作においては、被介助者Mの上半身の自重が作用する。そのため、着座動作において第一弾性力および第二弾性力が抵抗となったとしても、起立動作に比べると、モータ25c,27cにかかる負荷は十分に小さくなる。
(6.安全機能)
次に、第一弾性装置26および第二弾性装置28による安全機能について説明する。仮に、例えば、供給電力の不足などにより、第一直動アクチュエータ25および第二直動アクチュエータ27が所望の制御ができない場合が発生したとする。
この場合、被介助者Mの上半身の自重によって、支持部材60が後方に傾動するとともに、昇降柱部22が下降するように動作する場合がある。ここで、第一弾性装置26は、移動体24の上下方向の移動速度が大きいほど大きな第一減衰力を発生する。そのため、支持部材60が後方に傾動するとき、その速度に応じて、第一弾性装置26が第一減衰力を発生する。つまり、支持部材60が後方へ傾動する速度は、ゆっくりとなる。
さらに、第二弾性装置28は、昇降柱部22の上下方向の移動速度が大きいほど大きな第二減衰力を発生する。そのため、昇降柱部22が下降するとき、その速度に応じて、第二弾性装置28が第二減衰力を発生する。つまり、昇降柱部22の下降速度は、ゆっくりとなる。
また、外力によって、支持部材60が前後方向に傾動する場合や、昇降柱部22が昇降する場合にも、第一弾性装置26による第一減衰力および第二弾性装置28による第二減衰力によって、各動作がゆっくりとなる。従って、介助装置1は、第一弾性装置26および第二弾性装置28によって高い安全機能を有する。
1:介助装置、10:基台、11:フレーム、20:柱部、21:柱本体部、22:昇降柱部、24:移動体、24a:長穴、25:第一直動アクチュエータ、26:第一弾性装置、27:第二直動アクチュエータ、28:第二弾性装置、40:揺動アーム、41:第一アーム部、41a:ローラフォロア、42:第二アーム部、60:支持部材、70:制御ユニット、A:所定位置(揺動中心)、M:被介助者

Claims (11)

  1. 基台と、
    前記基台に立設された柱部と、
    前記柱部の所定位置に揺動可能に支持される揺動アームと、
    前記揺動アームに支持され、被介助者の上半身を支持し、前記揺動アームが前記柱部に対して揺動することにより前記柱部に対して前後方向に傾動する支持部材と、
    を備え、
    前記柱部は、
    前記柱部の延びる方向に往復移動可能な移動体と、
    前記柱部の延びる方向に沿って設けられ、前記移動体を移動させる第一直動アクチュエータと、
    を備え、
    前記揺動アームは、
    前記所定位置より前方にて前記移動体に係合し、前記移動体の移動により揺動する第一アーム部と、
    前記第一アーム部と一体的に設けられ、前記所定位置より後方に延び、前記支持部材を支持する第二アーム部と、
    を備え、
    前記支持部材は、前記移動体の下方への移動に伴って前方へ傾動する、介助装置。
  2. 前記柱部は、
    前記基台に立設される柱本体部と、
    前記柱本体部の延びる方向に往復移動可能に前記柱本体部に支持される昇降柱部と、
    前記昇降柱部の延びる方向に往復移動可能に前記昇降柱部に設けられる前記移動体と、
    前記昇降柱部の延びる方向に沿って設けられ、前記移動体を移動させる前記第一直動アクチュエータと、
    前記柱本体部の延びる方向に沿って設けられ、前記昇降柱部を移動させる第二直動アクチュエータと、
    を備える、請求項1に記載の介助装置。
  3. 前記第一直動アクチュエータと前記第二直動アクチュエータとは、平行に設けられる、請求項2に記載の介助装置。
  4. 前記昇降柱部は、前記柱本体部に鉛直方向に往復移動可能であり、
    前記移動体は、前記昇降柱部に鉛直方向に往復移動可能であり、
    前記第一直動アクチュエータおよび前記第二直動アクチュエータは、鉛直方向に設けられ、かつ、平行に設けられる、請求項3に記載の介助装置。
  5. 前記介助装置は、前記柱部の延びる方向に沿うように前記柱部に設けられ、下側部位を前記移動体に対して相対移動する関係を有する部材に固定され、上側部位を前記移動体に固定され、前記部材に対して前記移動体を下降させる方向への第一弾性力を発生する第一弾性装置をさらに備える、請求項1−4の何れか一項に記載の介助装置。
  6. 前記第一弾性装置は、ガススプリングであり、前記第一弾性力を発生すると共に、前記移動体の上下方向の移動速度が大きいほど大きな第一減衰力を発生する、請求項5に記載の介助装置。
  7. 前記第一弾性装置の伸縮方向は、前記第一直動アクチュエータの延びる方向と平行に設けられる、請求項5または6に記載の介助装置。
  8. 前記介助装置は、前記柱本体部の延びる方向に沿うように前記柱本体部に設けられ、下側部位を前記柱本体部に固定され、上側部位を前記昇降柱部に固定され、前記柱本体部に対して前記昇降柱部を上昇させる方向への第二弾性力を発生する第二弾性装置をさらに備える、請求項2に記載の介助装置。
  9. 前記第二弾性装置の伸縮方向は、前記第二直動アクチュエータの延びる方向と平行に設けられる、請求項8に記載の介助装置。
  10. 前記第一アーム部の可動範囲は、前記第一アーム部における前記移動体との係合位置と前記所定位置とを結ぶ方向が前記第一直動アクチュエータの直動方向に直交する位置を含む、請求項1−9の何れか一項に記載の介助装置。
  11. 前記被介助者の臀部を座面から上昇させる動作の補助の際に前記被介助者の臀部が前記座面から離れる時または離れた直後において、前記係合位置と前記所定位置とを結ぶ方向は、前記直動方向に直交する、請求項10に記載の介助装置。
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