JP6699758B2 - モジュール部品 - Google Patents

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Description

本発明は、磁性体を含む基板と、基板の表面に実装された電子部品とを備えるモジュール部品に関する。
従来、基板の表面に電子部品が実装されたモジュール部品が各種実用化されている。例えば、特許文献1には、チョークコイルをフェライト基板に内蔵し、スイッチングICチップやコンデンサ等の電子部品を表面実装したDC−DCコンバータモジュールが記載されている。特許文献1に記載のモジュールは、金属キャップを備える。金属キャップはフェライト基板の表面側に配置され、電子部品の実装領域を覆っている。
このようなDC−DCコンバータモジュールにおいては、電子部品から輻射されるノイズが発生することが知られている。この金属キャップにより、ノイズが抑制される。
国際公開公報WO2010/016367A1
しかしながら、特許文献1に記載のDC−DCコンバータモジュールに備えられた、金属キャップは、フェライト基板の表面から上方向に輻射されるノイズをシールドすることはできるが、基板の側面方向へ輻射されるノイズをシールドすることができない。
また、従来の構成ではノイズはフェライト基板中のビアを介して裏面のグランド端子に導かれるため、高周波ノイズを十分にグランドへ落とすことができない。
また、特許文献1の構成では、低周波ノイズをグランドに効率よく落とすことはできない。
したがって、本発明の目的は、高周波ノイズ、低周波ノイズの各ノイズを、効率よくグランドに落とすことである。
本発明のモジュール部品は、磁性体層を含む多層基板、実装型電子部品、及び、外面導体を備える。多層基板は、互いに対向する第1主面及び第2主面と、第1主面と第2主面を連接する側面とを有し、第2主面にグランド用端子導体を備える。実装型電子部品は、部品実装用ランド導体に実装されている。外面導体は、多層基板の第1主面及び側面を覆っている。
多層基板は、磁性体層と、低周波用グランド経路と高周波用グランド経路とを備える。各グランド経路は、外面導体とグランド用端子導体を接続している。
低周波用グランド経路は、外面導体と、磁性体層の第1主面側に配置された第1グランド層と、磁性体層の厚み方向へ貫通している第1ビア導体を接続している。
この構成では、第1ビア導体のビーズ効果により、実装型電子部品から発生する低周波ノイズが、低周波用グランド経路を通り、効率よくグランドへ落ちる。
また、この発明のモジュール部品では、次の構成であることが好ましい。
高周波用グランド経路は、外面導体と、磁性体の第2主面側に配置された第2グランド層と、第2グランド層とグランド用端子導体を接続する第2ビア導体を接続している。
この構成では、外面導体の表皮効果により、実装型電子部品から発生する高周波ノイズが、高周波用グランド経路を通り、グランドへ落ちる。
また、この発明のモジュール部品では、次の構成であることが好ましい。多層基板は、磁性体層の第1主面側に第1非磁性体層を備え、磁性体層の第2主面側に第2非磁性体層を備える。また、磁性体層と第1非磁性体層との界面に第1グランド層を備え、磁性体層と第2非磁性体層との界面に第2グランド層を備える。
この構成では、第1グランド層と第2グランド層の延性によって、磁性体層と第1非磁性体層、磁性体層と第2非磁性体層が剥離し難くなる。
また、この発明のモジュール部品では、次の構成であることが好ましい。第1グランド層の厚みは、第2グランド層の厚みよりも大きい。
この構成では、第1グランド層の直流抵抗が低くなり、低周波ノイズは、第1グランド層へ伝搬され易くなる。
また、この発明のモジュール部品では、次の構成であることが好ましい。磁性体層は、実装型電子部品に接続されたコイルを備えている。当該コイルは、第1グランド層と第2グランド層と外面導体で囲まれている。
この構成では、コイルで発生するノイズの外部への輻射が抑制される。
また、この発明のモジュール部品では、次の構成であることが好ましい。第1ビア導体と第2ビア導体は、多層基板を平面視して、コイルよりも多層基板の側面側に配置されている。
この構成では、第1ビア導体と第2ビア導体がコイル開口部に配置されていないため、コイルの特性が良くなる。
また、この発明のモジュール部品では、次の構成であることが好ましい。第1ビア導体と、第2ビア導体とは、少なくとも一部分が一致している。
この構成では、第1ビア導体と第2ビア導体を個別に形成する必要がなく、製造が容易になり、低コスト化が図れる。
また、この発明のモジュール部品では、次の構成であることが好ましい。第1グランド層の厚みは、外面導体の厚みより大きい。
この構成では、高周波ノイズが外面導体に伝搬され易く、低周波ノイズが第1グランド層に伝搬され易い。
また、この発明のモジュール部品では、次の構成であることが好ましい。実装型電子部品は、樹脂層で覆われている。また、外面導体は、樹脂層の表面に対し、薄膜プロセスによって、形成された金属膜である。
この構成では、実装型電子部品の薄型化が図れる。
この発明によれば、高周波ノイズ、低周波ノイズの各ノイズを、効率よくグランドに落とすことができる。
(A)は、本発明の第1の実施形態に係るモジュール部品の概略構成を示す側面断面図であり、(B)は側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るモジュール部品の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るモジュール部品の低周波用グランド経路と高周波用グランド経路を示す拡大斜視図である。 フェライトビーズの周波数特性について示したグラフである。 本発明の第1の実施形態に係るモジュール部品が適用される電源回路例を示す概略回路図である。 本発明の第2の実施形態に係るモジュール部品の概略構成を示す側面断面図である。
(第1の実施形態)
図1(A)は、本発明の第1の実施形態に係るモジュール部品の概略構成を示す側面断面図である。図1(B)は、モジュール部品の側面図である。図2は、本発明のモジュール部品の概略構成の斜視図である。図3は、モジュール部品の低周波ノイズ、高周波ノイズがグランドへ落ちる経路を示した概略図である。図4は、フェライトビーズの周波数特性について示したグラフである。図5は、モジュール部品が適用される電源回路例を示す概略回路図である。
図1(A)、図2に示すように、モジュール部品10は、フェライト基板20、封止樹脂30、実装型電子部品51、52、および、外面導体60を備える。
フェライト基板20は、平面視して矩形、すなわち、直方体形状である。言い換えれば、フェライト基板20は、互いに対向する第1主面203、第2主面204を備え、さらに、当該第1主面203と第2主面204とを連接させる第1側面201および第2側面202を有する。
フェライト基板20は、磁性体層21、非磁性体層22、23を備える。非磁性体層22は、本発明の「第1非磁性体層」に対応し、非磁性体層23は、本発明の「第2非磁性体層」に対応する。
非磁性体層22と非磁性体層23は、磁性体層21を挟んで積層されている。非磁性体層22は、磁性体層21における第1主面203側に当接している。非磁性体層23は、磁性体層21における第2主面204側に当接している。言い換えれば、フェライト基板20は、厚み方向に沿って、非磁性体層22、磁性体層21、非磁性体層23の順に積層されている。
この構成において、フェライト基板20における非磁性体層22側の外面(厚み方向に直交する面)が、フェライト基板20の第1主面203であり、フェライト基板20における非磁性体層23側の外面(厚み方向に直交する面)が、フェライト基板20の第2主面204である。
グランド用端子導体411、412及び、外部接続用端子導体413は、フェライト基板20の第2主面204に形成されている。部品実装用ランド導体441、442は、フェライト基板20の第1主面203に形成されている。部品実装用ランド導体441は、実装型電子部品51が実装され、部品実装用ランド導体442には、実装型電子部品52が実装されている。
フェライト基板20は、非磁性体層22と磁性体層21の界面に第1グランド層430を備える。また、フェライト基板20は、非磁性体層23と磁性体層21の界面に第2グランド層420を備える。つまり、第1グランド層430は、磁性体層21の第1主面203側に配置され、第2グランド層420は磁性体層21の第2主面204側に配置されている。
この構成により、磁性体層21と非磁性体層22、また、磁性体層21と非磁性体層23は、第1グランド層430と第2グランド層420の延性によって、剥離し難くなる。
第1グランド層430及び、第2グランド層420はフェライト基板20の第1側面201及び、第2側面202に露出する部分を有する。
また、フェライト基板20は、磁性体層21を厚み方向に貫通し、ビア導体451、461を備える。ビア導体451、461は、第1グランド層430と第2グランド層420を接続している。
さらに、フェライト基板20は、非磁性体層23を厚み方向に貫通したビア導体452、462を備える。ビア導体452は、第2グランド層420とグランド用端子導体411を接続している。同様に、ビア導体462は、第2グランド層420とグランド用端子導体412を接続している。
ここで、図1(A)、図1(B)、図3に示すように、ビア導体451とビア導体452は、第2グランド層420を挟んでつながっている。つまり、ビア導体450は、ビア導体451とビア導体452がつながった構造である。同様に、図1(A)、図1(B)に示すように、ビア導体461とビア導体462は、第2グランド層を挟んでつながっている。つまり、ビア導体460は、ビア導体461とビア導体462がつながった構造である。これらビア導体450、460が本発明の「第1ビア導体」に対応し、ビア導体452、462が本発明の「第2ビア導体」に対応する。
ビア導体451とビア導体452とは平面視して重なっており、ビア導体461とビア導体462とは平面視して重なっている。これにより、第1グランド層430と、グランド用端子導体411、412との接続距離を短くできる。よって、低周波ノイズがよりグランドに落とし易い。
なお、ビア導体450、ビア導体460は複数形成されていてもよい。
封止樹脂30は、フェライト基板20の第1主面203側に形成されている。封止樹脂30は、フェライト基板20の第1主面203及び、実装型電子部品51、52を覆っている。
外面導体60は、封止樹脂30におけるフェライト基板20に当接する面と反対側の面(モジュール部品10としての表面)、封止樹脂30の側面、フェライト基板20の第1側面201と第2側面202とを含む側面を覆っている。この際、外面導体60は、第2グランド層420までを覆っている。
この構成では、外面導体60と第1グランド層430とは第1側面201にて接続されている。そして、第1グランド層430は、ビア導体450(ビア導体451及びビア導体452)を介して、グランド用端子導体411に接続される。同様に、外面導体60と第1グランド層430とは、第2側面202にて接続されている。そして、第1グランド層430はビア導体460(ビア導体461及びビア導体462)を介して、グランド用端子導体412が接続されている。
ビア導体451、461は磁性体層21の内部に配置されており、ビーズ特性により、図4に示すようなインピーダンス特性を有する。概略的には、低周波数領域でのインピーダンスが小さくなる。
具体的には、図4に示すグラフからわかるように、ビーズ効果によりインピーダンスZ、リアクタンス成分jX、抵抗成分Rは低周波領域では低く、高周波領域では高くなる。つまり、インダクタと同様に、周波数が低くなるほどインピーダンスZは低くなり、周波数が高くなるにつれてインピーダンスZが高くなる。このため、ローパスフィルタとして働く。
なお、本発明における低周波ノイズおよび高周波ノイズは次のように定義すると良い。図4に示すようにフェライトビーズにおけるインピーダンスZと抵抗成分Rがピーク値となる周波数をFPとする。周波数FPよりも低い周波数のノイズを低周波ノイズとし、周波数FPよりも高い周波数を高周波ノイズとする。この低周波ノイズと高周波ノイズの閾値は低く設定することも可能である。この周波数FPの値は、磁性体層21の材料によって決定される。言い換えれば、周波数FPを加味して、磁性体層21の材料を選定することができる。
したがって、低周波ノイズは、外面導体60から、第1グランド層430へビア導体451からビア導体452を介して(ビア導体450を介して)、グランド用端子導体411へ、若しくは、ビア導体461からビア導体462を介して(ビア導体460を介して)、グランド用端子導体412へ伝搬される。すなわち、低周波ノイズは、図3に示す低周波用グランド経路SLを通り、効率的にグランド端子へ落とされる。この経路は、本発明における「低周波用グランド経路」に対応する。
さらに、この構成では、外面導体60と第2グランド層420とは第1側面201にて接続されている。そして、第2グランド層420は、ビア導体452を介して、グランド用端子導体411に接続されている。同様に、外面導体60と第2グランド層420とは、第2側面202にて接続されている。そして、第2グランド層420はビア導体462を介してグランド用端子導体412が接続される。
高周波ノイズは、外面導体60の表皮効果により外面導体60を伝搬し、外面導体60から第2グランド層420へ伝搬され、第2グランド層420からビア導体452、462を経由し、グランド用端子導体411、412へ伝搬される。すなわち、高周波ノイズは、図3に示す高周波用グランド経路SHを通り、効率的にグランド端子へ落とされる。この経路が、本発明における「高周波用グランド経路」に対応する。
このようにモジュール部品10は、上述の構成を備えることによって、低周波ノイズと高周波ノイズとの両方を効果的にグランド用端子導体411、412に伝搬できる。
よって、外部への輻射ノイズと外部からのノイズを抑制できる。
さらに、図1(A)、図1(B)、図2に示すように、モジュール部品10は、磁性体層21に、コイル401を備える。図2に示すように、コイル401は、フェライト基板20を平面視して中央に開口部を有し、厚み方向を軸方向とする螺旋形の導体として実現されている。
この構成において、フェライト基板20を平面視して、ビア導体451は、コイル401よりも第1側面201側に配置されている。同様にビア導体461は、コイル401よりも第2側面202側に配置されている。したがって、ビア導体451、461がコイル401へ与える影響が小さくなり、コイルの特性が良くなる。
また、コイル401は第1グランド層430と第2グランド層420と外面導体60で囲まれる位置に配置されている。よって、コイル401で発生するノイズの外部への輻射を抑制できる。
さらに、ビア導体451は、第1側面201に近い位置に配置されることが好ましい。同様に、ビア導体461は、第2側面202に近い位置に配置されることが好ましい。これにより、直流抵抗が低くなり、低周波ノイズは効率がよく低周波用グランド経路SLに伝搬される。
なお、第1グランド層430の厚みd430が外面導体60の厚みd200よりも大きい場合、低周波ノイズは低周波用グランド経路SLをさらに伝搬し易くなり、高周波ノイズは高周波用グランド経路SHを伝搬し易くなる。これにより、第1グランド層430の厚みd430は、第2グランド層420の厚みd420よりも大きいことが好ましい。この結果、低周波ノイズ、高周波ノイズはさらに効率的にグランドに落とされる。
このような構成のモジュール部品10は、図5に示すような回路に適用される。図5に示すように、モジュール部品10は、入力端子PIN、出力端子POUT、グランド端子PGND、制御IC71、入力コンデンサ72、インダクタ(チョークコイル)73、ノイズ導通部74、および、出力コンデンサ75を備える。
入力端子PINには、制御IC71の入力端が接続されている。入力端子PINとグランド端子PGNDには、ノイズ導通部74が接続されている。また、入力端子PINとグランド端子PGNDとの間には、入力コンデンサ72が接続されている。制御IC71の出力端には、ノイズ導通部74が接続されている。さらに、制御IC71の出力端にはインダクタ73が接続されており、当該インダクタ73は、出力端子POUTに接続されている。出力端子POUTとグランド端子PGNDとの間には、出力コンデンサ75が接続されている。グランド端子PGNDは、基準電位である外部のグランド(接地電位)に接続されている。
ノイズ導通部74は、上述の構成からなる低周波用グランド経路SL、高周波用グランド経路SHによって実現される。
モジュール部品10は、制御IC71によるスイッチング制御を用いて、入力端子PINに与えられた入力電圧Vinを降圧して、出力電圧Voutとして出力端子POUTから出力する。すなわち、モジュール部品10は、DC−DCコンバータとして機能する。
この際、モジュール部品10はノイズ導通部74を備えることにより、スイッチングノイズ等の低周波ノイズ及び高周波ノイズをグランドに効率的に落とすことができる。
なお、第1側面201と第2側面202のそれぞれの全面を覆う場合には、第2グランド層を省略しても良い。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るモジュール部品について、図を参照して説明する。図6は、本発明の第2の実施形態に係るモジュール部品の概略構成を示す側面断面図である。図6に示すように、第2の実施形態に係るモジュール部品10Aは第1の実施形態に係るモジュール部品10に対して、開口部H420、開口部H430を備えている点で相違している。他の構成はモジュール部品10と同様であり、同様の箇所の説明は省略する。
開口部H430は第1グランド層430に設けられ、開口部H420は第2グランド層420に設けられている。開口部H420、H430は平面視してコイル401に重なることが好ましい。
これら、開口部H420、H430を備えることにより、電気的、磁気的なコイル401と、第1グランド層430、第2グランド層420との結合が抑制され、コイル401の特性が良くなる。
これにより、コイルの特性に優れ、低周波ノイズ及び高周波ノイズの両方をグランドに落とし易い、モジュール部品10Aを実現できる。
10、10A:モジュール部品
20:フェライト基板
21:磁性体層
22、23:非磁性体層
30:封止樹脂
51、52:実装型電子部品
60:外面導体
71:制御IC
72:入力コンデンサ
73:インダクタ
74:ノイズ導通部
75:出力コンデンサ
201:第1側面
202:第2側面
203:第1主面
204:第2主面
401:コイル
411、412:グランド用端子導体
413:外部接続用端子導体
420:第2グランド層
430:第1グランド層
441、442:部品実装用ランド導体
450、451、452、460、461、462:ビア導体
d200、d420、d430:厚み
FP:周波数
H420、H430:開口部
jX:リアクタンス成分
PGND:グランド端子
PIN:入力端子
POUT:出力端子
R:抵抗成分
SH:高周波用グランド経路
SL:低周波用グランド経路
Vin:入力電圧
Vout:出力電圧
Z:インピーダンス

Claims (7)

  1. 互いに対向する第1主面および第2主面と、前記第1主面と前記第2主面を連接する側面とを有し、前記第1主面に部品実装用ランド導体を備え、前記第2主面にグランド用端子導体を備え、磁性体層を含む多層基板と、
    前記部品実装用ランド導体に実装された実装型電子部品と、
    前記多層基板の第1主面側および前記側面を覆う外面導体と、
    前記外面導体と前記グランド用端子導体とを接続して低周波ノイズを伝送する低周波用グランド経路と、
    前記外面導体と前記グランド用端子導体とを接続して高周波ノイズを伝送する高周波用グランド経路と、
    を備え、
    前記低周波用グランド経路は、
    前記磁性体層の第1主面側に配置された第1グランド層と、
    前記磁性体層を厚み方向に貫通し、前記第1グランド層と前記グランド用端子導体とを接続する第1ビア導体と、を備え、
    前記高周波用グランド経路は、
    前記磁性体層の前記第2主面側に配置された第2グランド層と、
    前記第2グランド層と前記グランド用端子導体とを接続する第2ビア導体と、を備え、
    前記多層基板は、
    第1非磁性体層、前記磁性体層、および、第2非磁性体層の積層体であり、
    前記磁性体層の第1主面側に第1非磁性体層と、前記磁性体層の第2主面側に第2非磁性体層と、を備え、
    前記第1グランド層は、前記磁性体層と、前記第1非磁性体層との界面に配置され、
    前記第2グランド層は、前記磁性体層と、前記第2非磁性体層との界面に配置されている、
    モジュール部品。
  2. 前記第1グランド層の厚みは、前記第2グランド層の厚みよりも大きい、
    請求項に記載のモジュール部品。
  3. 前記磁性体層は、前記実装型電子部品に接続されたコイルを有し、
    前記コイルは、前記第1グランド層と、前記第2グランド層と、前記外面導体によって囲まれている、請求項1または請求項2に記載のモジュール部品。
  4. 前記第1ビア導体および前記第2ビア導体は、前記多層基板を平面視して、前記コイルよりも前記多層基板の側面側に配置されている、
    請求項に記載のモジュール部品。
  5. 前記第1ビア導体と前記第2ビア導体とは、少なくとも部分的に一致している、
    請求項乃至請求項のいずれかに記載のモジュール部品。
  6. 前記第1グランド層の厚みは、前記外面導体の厚みより大きい、
    請求項1乃至請求項のいずれかに記載のモジュール部品。
  7. 前記実装型電子部品は、樹脂層で覆われており、
    前記外面導体は、前記樹脂層の表面に薄膜プロセスによって形成された金属膜である、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のモジュール部品。
JP2018556524A 2016-12-15 2017-11-21 モジュール部品 Active JP6699758B2 (ja)

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