JP6698578B2 - アンテナ位置計測装置 - Google Patents

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Description

この発明は、モービルマッピングシステム(以下、MMSと記す)のような、カメラ、レーザスキャナ、慣性計測装置(以下IMU)及びGPS(Global Positioning System)アンテナ等を備え、車両の屋根に搭載さる計測装置において、IMUと各GPSアンテナとの位置関係を計測する装置に関する。
従来の3つのGPSアンテナを使用するMMSでは、3つのGPSアンテナを使用したGPSジャイロを構築し、GPS衛星が可視の状態での車両の姿勢演算が精密に実施されている。このとき、3つのGPSアンテナはなるべく距離を離すことにより、より高精度なGPSジャイロが構築される。また、これら3つのGPSアンテナで形作られる3角形の平面と、別途車両に搭載されるIMUとの位置及び角度関係が事前に精密に求められる必要がある。このため、従来システムでは、3つのGPSアンテナとIMUとの位置関係を剛体として計算するため、フレーム構造を採用していた(例えば特許文献1の図1)。
しかし、この構造は、フレームの車両への固定が強固になされる必要があるため、車上ユニット全体の着脱性やポータビリティが犠牲になるという課題がある。また、高精度を求めるためには各GPSアンテナの距離を離す必要があり、それによってますます大きなフレームになってしまい、コストとも相反するシステムとなってしまう。
一方フレームレス構造が考えられるが、GPSアンテナの位置を正確に求めることが難しいことにより、GPSアンテナ位置により作られるGPSジャイロの三角形と、IMUとの位置及び角度関係を保証することが難しいという課題があった。
国際公開第2013/145072号パンフレット、図1
本発明は、車両の屋根に搭載されるMMS計測装置の取り付けをフレームレス構造とする場合に、GPSジャイロの三角形とIMUとの位置関係を簡易な構成で決定する手段を提供することを目的とする。
この発明のアンテナ位置計測装置は、
慣性計測装置が固定されているベース部に、脱着可能に設置されるレーザ固定台と、
前記慣性計測装置に対する位置が既知の状態で前記レーザ固定台に固定され、測位衛星の送信する測位信号を受信する測位信号受信アンテナにレーザ光を照射して前記測位信号受信アンテナまでの距離を計測するレーザ距離計と、
前記レーザ距離計から前記測位信号受信アンテナへ向かう方向を計測するための方向計測器とを備える。
この発明により、車両の屋根に搭載されるMMS計測装置の取り付けをフレームレス構造とする場合に、GPSジャイロの三角形とIMUとの位置関係を簡易な構成で決定する手段を提供できる。
実施の形態1の図で、フレームレス構造とする場合のMMS計測装置20の外観を示す図。 実施の形態1の図で、アンテナ位置計測装置10の外観を示す図。 実施の形態1の図で、アンテナ位置計測装置10が車両30の屋根31に設置された状態を示す図。 実施の形態1の図で、ベース部21が固定される2本のルーフキャリア32を示す図。
実施の形態1.
図1〜図4を参照して、実施の形態1のアンテナ位置計測装置10を説明する。
図1は、フレームレス構造とする場合の、MMS計測装置20の外観を示す。MMS計測装置20は、ベース部21、ベース部21に固定されたIMU22、ベース部21に固定されたセンサ群23、車両30の屋根31においてベース部21とは別の箇所に配置された、第1のGPSアンテナ24及び第2のGPSアンテナ25、ベース部21においてIMU22に固定された第3のGPSアンテナ26を備えている。なお第1のGPSアンテナ24等は区別の必要がないときはGPSアンテナと記載する場合がある。
GPSアンテナ24,25,26は測位信号受信アンテナの例である。測位信号受信アンテナは例えば準天頂衛星から送信される測位信号を受信してもよい。第1のGPSアンテナ24と第2のGPSアンテナ25が車両30の屋根31において車両後方に配置されている。第3のGPSアンテナ26は、車両30の屋根31において車両前方に配置されている。センサ群23は複数台のカメラ及び複数台のレーザスキャナ等である。黒丸で示す基準位置24s、25s、26sは、それぞれ第1のGPSアンテナ24、第2のGPSアンテナ25、第3のGPSアンテナ26の基準位置であり、これらを結んでできる三角形がGPSジャイロの三角形27である。
***構成の説明***
図2は、実施の形態1のアンテナ位置計測装置10を示し、ベース部21にアンテナ位置計測装置10が配置された状態を示す。
図3は、アンテナ位置計測装置10が車両30の屋根31に設置された状態を示す。図3を参照してアンテナ位置計測装置10の構成を説明する。アンテナ位置計測装置10は、レーザ距離計11、レーザ固定台12及び方向計測器13を備えている。
レーザ距離計11は、IMU22に対する位置が既知の状態でレーザ固定台12に固定され、測位衛星の送信する測位信号を受信するGPSアンテナにレーザ光を照射してGPSアンテナまでの距離を計測する。ベース部21は車両30の屋根31に配置されている。3つのGPSアンテナのうち二つは、ベース部21には配置されておらず、かつ、屋根31のうちベース部21が配置される領域と異なる領域に配置されている。
レーザ固定台12は、IMU22が固定されているベース部21の上面21aに、脱着可能に設置されている。レーザ固定台12は、4本の脚部12aと台座12bを備えている。
方向計測器13は、レーザ距離計11からGPSアンテナへ向かう方向を計測するための計測器である。方向計測器13は台座12bに取り付けられる。
レーザ距離計11は、レーザ固定台12によってベース部21に精密に高い再現性で取り付け可能である。IMU22とレーザ距離計11との位置関係は既知である。具体的には、IMU22の基準位置22s及びレーザ距離計11の基準位置11sは既知である。よって、基準位置22s及び基準位置11sのそれぞれを始点、終点とするベクトルAの始点、終点は既知である。一方、それぞれのGPSアンテナの基準位置24s、25s、26sの位置は未定である。
レーザ距離計11から照射されるレーザ光により、第1のGPSアンテナ24、第2のGPSアンテナ25、第3のGPSアンテナ26までの各距離が計測できる。各距離の計測のときのレーザ距離計11の姿勢を計測することで、基準位置11sから各基準位置24s、25s、26sへの方向ベクトルを求めることができる。方向計測器13は、レーザ距離計11の姿勢を検出する例えば姿勢計測器である。姿勢計測器はダイヤル式の姿勢計測器を用いることができる。
図2及び図3に示すように、方向計測器13は、目盛を有すると共にレーザ距離計11が回転可能に取り付けられる円盤13aと、円盤13aに対してレーザ距離計11が回転した場合に、円盤13aの目盛から回転角度を読み取るための針13bを備えている。方向計測器13によって、針13bの基準位置13cに対する角度を求めることができる。なお、図2及び図3に示す方向計測器13は、説明のわかり易さのための一例であるので、これに限定されない。例えば、デジタルで角度が表示されるデジタル計の方式でもよい。
第1のGPSアンテナ24を例に説明する。レーザ距離計11から照射されるレーザ光によりレーザ距離計11の基準位置11sと、第1のGPSアンテナ24の第1のGPSアンテナ24との距離L1がわかる。しかし、長さL1のベクトルB1の方向が定まっていない。そこで、例えば姿勢計測器である方向計測器13によってベクトルB1の方向を決定することで、長さL1のベクトルB1の方向が決まる。よってベクトルB1の終点である基準位置24sがわかる。つまり、ベクトルA及びベクトルB1が既知となるのでベクトルB1の終点である基準位置24sが確定する。
レーザ距離計11は、レーザ固定台12に対する姿勢を変更可能であり、姿勢の変更後に第1のGPSアンテナ24と異なる第2のGPSアンテナ25にレーザ光を照射して第2のGPSアンテナ25までの距離L2(図示していない)を計測する。第1のGPSアンテナ24の場合と同様に、方向計測器13によって基準位置11sから基準位置25sへ向かう方向ベクトルがわかる。よって、始点が基準位置11sであり終点が基準位置25sであるベクトルB2(図示していない)の終点がわかる。第3のGPSアンテナ26についても、第1のGPSアンテナ24及び第2のGPSアンテナ25と同様に、始点が基準位置11s、終点が基準位置26sであるベクトルB3(図示していない)の終点がわかる。よって、ベクトルA及びベクトルB2、B3が既知となるのでベクトルB2、B3の終点である基準位置25s、26sが確定する。
***実施の形態1の効果***
以上により、アンテナ位置計測装置10によるアンテナ位置の計測の結果、IMU22の基準位置22sに対する、第1のGPSアンテナ24の基準位置24sと、第2のGPSアンテナ25の基準位置25sと、第3のGPSアンテナ26の基準位置26sとが求められる。従って、以下の(1)から(5)の効果がある。
(1)IMU22と3つのGPSアンテナとの位置関係が精密に求められるので、IMU22とGPSジャイロの三角形27との位置及び角度関係を精密に求めることが可能となり、MMSとしてのシステム要件を満たすことが可能となる。これにより、ボンネットあるいはトランクへのアンテナ配置も自由となり、MMS計測器20を搭載する車両の選択条件が大幅に緩和される。
(2)図4はベース部21が固定される2本のルーフキャリア32を示す。図4に示すように、ルーフキャリア32は2本で充足することが可能となる。つまり、MMS計測装置20は屋根31に配置された2本のルーフキャリア32によって支持できる。
(3)フレームレス構造が実現されることによりMMS計測装置20のサイズ及び重量を減らすことができるので、MMS計測装置20の可搬性、着脱性等が向上する。
(4)車両が大きい場合には、互いのGPSアンテナの位置を離すことにより、精度が向上する。
(5)また、コスト削減にも貢献する。
10 アンテナ位置計測装置、11 レーザ距離計、11s 基準位置、12 レーザ固定台、12a 脚部、12b 台座、13 方向計測器、20 MMS計測装置、21 ベース部、22 IMU、22s 基準位置、23 センサ群、24 第1アンテナ、24s,25s,26s 基準位置、25 第2アンテナ、26 第3アンテナ、27 GPSジャイロの三角形、30 車両、31 屋根、32 ルーフキャリア。

Claims (4)

  1. 慣性計測装置が固定されているベース部に、脱着可能に設置されるレーザ固定台と、
    前記慣性計測装置に対する位置が既知の状態で前記レーザ固定台に固定され、測位衛星の送信する測位信号を受信する測位信号受信アンテナにレーザ光を照射して前記測位信号受信アンテナまでの距離を計測するレーザ距離計と、
    前記レーザ距離計から前記測位信号受信アンテナへ向かう方向を計測するための方向計測器と
    を備えるアンテナ位置計測装置。
  2. 前記レーザ距離計は、
    前記レーザ固定台に対する姿勢を変更可能であり、前記姿勢の変更後に前記測位信号受信アンテナと異なる別の測位信号受信アンテナにレーザ光を照射して別の測位信号受信アンテナまでの距離を計測し、
    前記方向計測器は、
    前記レーザ距離計から前記別の測位信号受信アンテナへ向かう方向を計測可能である請求項1に記載のアンテナ位置計測装置。
  3. 前記ベース部は、
    車両の屋根に配置されており、
    前記測位信号受信アンテナと前記別の測位信号受信アンテナとのすくなくともいずれかは、
    前記ベース部に配置されておらず、かつ、前記屋根のうち前記ベース部が配置される領域とは異なる領域に配置されている請求項2に記載のアンテナ位置計測装置。
  4. 前記ベース部は、
    前記屋根に配置された2本のルーフキャリアによって支持される請求項3に記載のアンテナ位置計測装置。
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