JP3974491B2 - 地形計測方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、三次元レーザスキャナーを用いた地形計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
三次元レーザスキャナーによる地形計測は、三次元レーザスキャナーから投射されるレーザを、例えば、水平方向330度、垂直方向80度の範囲でスキャニングさせ、計測対象物から反射してくるレーザを受信して、その方向と距離を計測することで、三次元レーザスキャナーの原点を基準とした座標系の位置データ(X、Y、Z座標)を求めるようになっている。なお、三次元レーザスキャナーの計測可能範囲は、例えば、三次元レーザスキャナーの軸心を基準として、2mから350mの範囲となる。また、5分間の計測で最大約200万点の計測が可能である。また、計測対象物から反射してきたレーザは、RGBの色情報を持っているので、ディジタルカメラで撮影した写真のような立体画像を再現することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような三次元レーザスキャナーにおける地形計測においては、複数の計測位置で計測した位置データを合成してレンダリング画像を生成するために、計測対象となる地形を現地座標(緯度、経度、高度)に変換した現地座標データが要求される。このため、通常は、前記レーザスキャナーのスキャニング領域内に、GPSシステム等で正確に計測された少なくとも3個所に現地座標データの基準点となるターゲットを配置し、三次元レーザスキャナーで計測した位置データを該ターゲットの現地座標に基づいて座標変換する必要があった。このため、計測位置を移動するたびに、ターゲットも移動させ、該ターゲットの位置を正確に計測しなければならず、作業性を低下させる要因になっている。
【0004】
前記の事情に鑑み、本発明は、三次元レーザスキャナーを用いた地形計測における計測位置の移動を容易にして、地形計測作業の作業性を向上させることができる地形計測方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、複数の計測位置で、それぞれ、三次元レーザスキャナー(12)により、該三次元レーザスキャナー(12)と一体に配置された少なくとも3個のターゲット(13a、13b、13c)を含む計測対象領域内の複数の計測点を、該三次元レーザスキャナー(12)の原点を基準とする座標系の計測データとして取得し、
前記各ターゲット(13a、13b、13c)と共体に配置されたGPSアンテナ(17a、17b、17c)により受信した衛星波より、各計測位置における各ターゲット(13a、13b、13c)の現地座標を計測し、
前記各計測位置で計測された各測定点の計測データを、それぞれ前記ターゲット(13a、13b、13c)の現地座標に基づいて現地座標データに変換し、
変換された各現地座標データを合成してレンダリング画像を生成するようにした。
【0006】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の発明において、
前記レンダリング画像の中から、予め指定された間隔で格子点データを抽出し、
前記格子点データに基づき、対象となる領域の容積を演算し、該演算結果に基づいて地山を掘削して排出される土量を演算するようにした。
【0007】
請求項3に係る発明は、計測対象物に向けてレーザ光を投射し、該計測対象物からの反射光を受光して、計測対象物までの方向と距離を計測する三次元レーザスキャナー(12)と、
それぞれ、前記三次元レーザスキャナー(12)の走査領域に位置するように該三次元レーザスキャナー(12)と共体に配置されたターゲット(13a、13b、13c)と、
それぞれ、前記各ターゲット(13a、13b、13c)と一体に配置された少なくとも3個のGPSアンテナ(17a、17b、17c)と、
前記GPSアンテナ(17a、17b、17c)で受信した衛星波に基づいて、前記各ターゲット(13a、13b、13c)の現地座標を演算する現地座標演算装置(20)と、
前記三次元レーザスキャナー(12)で取得した計測データを、前記現地座標データに変換すると共に、各現地座標データを合成して、レンダリング画像を生成する主演算装置(21)と、を設けて構成される。
【0008】
請求項4に係る発明は、請求項3記載の発明において、
自走車両(2)を有し、
前記三次元レーザスキャナー(12)、ターゲット(13a、13b、13c)及びGPSアンテナ(17a、17b、17c)と、
少なくとも、前記三次元レーザスキャナー(12)で計測された計測データを記録する記録手段(21)と、
前記GPSアンテナ(17a、17b、17c)の現地座標を演算記録する演算記録手段(20)と、を前記自走車輛(2)に搭載して構成される。
【0009】
請求項5に係る発明は、請求項3または4記載の発明において、
前記GPSアンテナ(17a、17b、17c)を前記ターゲット(13a、13b、13c)に対し、前記三次元レーザスキャナー(12)のレーザ光投射方向に揺動自在に支持させて構成される。
【0010】
なお、括弧内の符号等は、図面と対照するためのものであり、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであって、特許請求の範囲に何等影響を及ぼすものではない。
【0011】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によると、三次元レーザスキャナー、ターゲット及びGPSアンテナを一体に配置しているので、該三次元レーザスキャナーによる現地の計測中に、該ターゲットの現地座標を計測することができ、作業性を向上させることができる。
【0012】
請求項2に係る発明によると、地山を掘削して排出される排土の土量を事前に計算することができ、地山の掘削工事における運搬用の車両の手配等、より正確な工程管理を行なうことができる。
【0013】
請求項3に係る発明によると、三次元レーザスキャナー、ターゲット及びGPSアンテナを一体に配置しているので、該三次元レーザスキャナーによる現地の計測中に、該ターゲットの現地座標を計測することができ、作業性を向上させることができる。
【0014】
請求項4に係る発明によると、自走車輛により地形計測装置の移動が容易であり、計測作業の機動性を向上させ、作業性をより向上させることができる。
【0015】
請求項5に係る発明によると、ターゲットの位置を計測した後は、GPSアンテナをターゲットの陰に隠すことができ、GPSアンテナによる計測の死角を小さくして、より高精度のレンダリング画像を生成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
図1乃至図4は、本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1は、本発明による地形計測装置を自動車の搭載した状態を示す平面図、図2は、図1の地形計測装置の側面図、図3は、本発明による地形計測装置の構成を示すブロック線図、図4は、図3に示す各演算装置における処理過程を示すプログラムフローチャート、図5は、計測位置の設定方法を示す平面図、図6は、計測領域に対する各計測位地からの計測状態を示す平面図である。
【0018】
図1及び図2に示すように、地形計測装置1は、自動車2の屋根上に固定され、中央部から同一平面内に略等間隔で放射方向(図1では3方向)に突出する支持部材11a、11b、11cを備えたフレーム11を有している。該フレーム11の中央部に、三次元レーザスキャナー12が固定されている。
【0019】
前記三次元レーザスキャナー12は、図示していないが、レーザ発振器と、該レーザ発振器で発振されたレーザ光の進行方向を計測対象物に向けて偏向させる反射鏡と、計測対象物で反射され、帰還したレーザ光を受光する受光手段と、前記反射鏡及び受光手段を水平方向(図1の矢印A方向)に旋回させる水平走査手段と、前記反射鏡及び受光手段を垂直方向(図2の矢印B方向)に旋回させる垂直走査手段と、該三次元レーザスキャナー12の原点からの水平方向の走査角度を検出する第1の検出手段と、同じく垂直方向の走査角度を検出する第2の検出手段と、レーザ光の出射タイミングと前記受光手段が計測対象物で反射された反射光を受光した受光タイミングに基づいて計測対象物(計測点)までの距離を計測する距離計測手段等を有している。
【0020】
前記フレーム11の支持部材11a、11b、11cの端部には、それぞれ前記三次元レーザスキャナー12と対向する面(正面)に反射シートで形成されるターゲット13a、13b、13cを貼付したホルダ14a、14b、14cが固定されている。前記ターゲットホルダ14a、14b、14cには、それぞれピン15を介してアーム16が揺動自在に支持され、該アーム16にGPSアンテナ17a、17b、17cが固定されている。前記アーム16は、それぞれ、図示しない駆動源により揺動駆動され、前記GPSアンテナ17a、17b、17cを,図2に実線で示す計測位置(ターゲット13a、13b、13cの上方)と、図2に二点鎖線で示す退避位置(ターゲット13a、13b、13cの背面)の間で矢印C方向に揺動するようになっている。
【0021】
図3に示すように、前記GPSアンテナ17a、17b、17cには、それぞれGPS受信器18a、18b、18cが接続されている。該GPS受信器18a、18b、18cは、該GPSアンテナ17a、17b、17cで受信した衛星波から、各GPSアンテナ17a、17b、17cの現地座標(緯度、経度、高度)を演算する。なお、GPSアンテナ17a、17b、17cの現地座標は、所定の時間間隔で複数回繰り返し計測し、その平均値を取ることによりGPSシステムの誤差(20mm程度)をより小さくすることができる。
【0022】
PC(パーソナルコンピュータ)等で構成される現地座標演算装置20は、前記GPS受信器18a、18b、18cで演算したGPSアンテナ17a、17b、17cの現地座標を記録する。そして、所定の計測回数の計測が終了した後、各GPS受信器18a、18b、18cごとに演算された現地座標の平均値を演算し、該平均値をGPSアンテナ17a、17b、17cの現地座標として記録する。また、現地座標演算装置20は、GPSアンテナ17a、17b、17cと前記ターゲット13a、13b、13cとの相対位置(三次元レーザスキャナー12の軸心と平行な方向(垂直方向)の距離hと、三次元レーザスキャナー12の軸心から放射方向(水平方向)の距離l)に基づいて、前記ターゲット13a、13b、13cの現地座標を演算し、その結果を記録する記録機能を有している。さらに、現地座標演算装置20は、前記ターゲット13a、13b、13cの現地座標を主演算装置212に送信する。
【0023】
PC(パーソナルコンピュータ)等で構成された主演算装置21は、前記三次元レーザスキャナー12と前記現地座標演算装置20に接続されている。該主演算装置21は、前記現地座標演算装置20から送られてくる前記ターゲット13a、13b、13cの現地座標(特に高さ方向の座標値)から、地形計測装置1の傾きと、該傾きによる計測データの補正式を演算する演算機能と、また、該主演算装置21は、前記現地座標演算装置20から送られてくる前記各ターゲット13a、13b、13cの現地座標(緯度、経度、高さ)から、前記三次元レーザスキャナー12の原点の現地座標を演算する演算機能を有している。
【0024】
また、主演算装置21は、前記三次元レーザスキャナー12から送られてくる各計測点に対応する前記反射鏡(図示せず)と受光手段(図示せず)の水平方向の走査(揺動)角度と、垂直方向の走査(揺動)角度および距離等の計測データから、該三次元レーザスキャナー12の原点を基準とする位置データ(三次元レーザスキャナー12の原点を基準としたX、Y、Z座標)を演算する演算機能を有している。さらに、該主演算装置21は、前述したように、前記三次元レーザスキャナー12の原点の現地座標と、前記地形計測装置1の傾斜による計測データの補正式と、前記位置データに基づいて、各計測点の現地座標データを演算する演算機能を有している。
【0025】
さらに、主演算装置21は、複数の計測位置で計測された計測点の現地座標データを合成し、レンダリング画像データを生成する演算機能や、その他必要な演算機能を有している。
【0026】
また、前記主演算装置21は、該三次元レーザスキャナー12から順次送られてくる個々の計測点における水平方向の走査角度と垂直方向の走査角度及び距離等の計測データ、該計測データから演算された個々の計測点の位置データ、各計測点の現地座標データ、合成されたレンダリング画像、その他必要なデータを記録する複数の記録エリアを備え、それぞれのデータを分離して記録する記録機能を備えている。
【0027】
このような構成の地形測定装置における地形測定手順を、図4に示すプログラムフローチャートに従って説明する。
【0028】
予め、計測対象となる現地を何個所から計測するか、その計測位置を設定しその数Nを指定する(図4のステップS1、以下、単にステップS○と言う)。なお、計測位置の数Nは、現地の地形に応じて、計測結果に死角が発生しないように適宜設定する。
【0029】
前記計測位置の設定は、次のように行う。まず、図5に示すように、計測対象となる現地の地図29(平面図)上に、計測対象となる計測領域30を書き込む。次いで、該地図29上に任意の点Aa(計測領域30の外側だけでなく内側であっても良い)を設定する。該点Aaを通る直線Aと、該直線Aと所定の間隔で平行な直線B〜Zを書きこむ。同様に、前記点Aaを通り前記直線Aと直交する直線aと、該直線aと所定の間隔で平行な直線b〜nを書き込む。なお、直線A〜Zと、直線a〜nのそれぞれの間隔は、前記三次元レーザスキャナー12の計測可能な距離(前記の例では、半径350m)と、計測領域30内の地形によって設定する。以下、例えば、直線A〜Zと、直線a〜nのそれぞれの間隔を、250mとした場合について説明する。
【0030】
250m間隔で引かれた直線A〜Zと、直線a〜nの交点Aa、Ab、・・、Zm、Zn(計338点)を、計測位置Aa、Ab、・・、Zm、Znとして設定する。ただし、例えば、図5の右上に示すように、計測位置Am、An、Bm、Bnで囲まれる領域31のように、その領域31内に計測領域30が存在しない場合には、計測位置An、Bnにおける計測を省略することができる。
【0031】
計測位置Aa、Ab、・・、Zm、Znを前記のように設定した場合、例えば、図6に示すように、計測位置Aaでは、隣接する計測位置Ab、Baを含み、計測位置Bbを通る円Aa1内の計測を行うことができる。また、計測位置Abでは、隣接する計測位置Aa、Ac、Bbを含み、計測位置Ba、Bcを通る円Ab1内の計測を行うことができる。また、計測位置Baでは、隣接する計測位置Aa、Bb、Caを含み、計測位置Ab、Cbを通る円Ba1内の計測を行うことができる。また、計測位置Bbでは、隣接する計測位置Ab、Ba、Bc、Cbを含み、計測位置Aa、Ac、Ca、Cbを通る円Bb1内の計測を行うことができる。
【0032】
即ち、計測位置Aa、Ab、Ba、Bbで囲まれる領域31内は、該領域を囲う4方向の計測位置Aa、Ab、Ba、Bbから計測されることになる。従って、一方向から計測した場合に、立ち木、岩石等により、前記三次元レーザスキャナー12からは死角となる部分があっても、他の3方向から計測することにより前記死角部分の計測を行うことができる。
【0033】
自動車2を走行させ、地形計測装置1を予め指定された計測位置Aa(又は、Ab〜Znの何れか)へ移動させる。(ステップS2)。地形計測装置1を設置する計測位置Aa(又は、Ab〜Znの何れか)は、地図上で指定された位置の付近(例えば、半径25m以内)であればよい。また、地形計測装置1は、必ずしも水平に設置する必要はなく、傾斜した状態であってもよい。
【0034】
三次元レーザスキャナー12と主演算装置21に、1個所の計測位置Aa(又は、Ab〜Zn)における計測点の数pを設定する(ステップS3)。三次元レーザスキャナー12の走査範囲(水平方向330度、垂直方向80度、距離2〜350m)の中で、幾つの計測点の位置を計測するか、計測の目的に合わせその数pを設定する。三次元レーザスキャナー12は、設定された計測点の数pに合わせ、前記走査範囲内に計測点が均等に分布するように、三次元レーザスキャナー12の内部に配置された反射鏡の水平、垂直方向の揺動角を演算し設定する。
【0035】
三次元レーザスキャナー12は、設定された各計測点ごとの反射鏡の水平、垂直方向の揺動角に合わせ、反射鏡を駆動させ、3個のターゲットターゲット13a、13b、13cを含む計測点の計測を行ない、その結果(計測データ)を主演算装置21に送る。該主演算装置21は、前記三次元レーザスキャナー12から送られてきた計測データを記録部の所定のエリアに記録する(ステップS4)。計測点の計測は、各計測点ごとに、それぞれ三次元レーザスキャナー12の原点位置に対する反射鏡の水平、垂直方向の各揺動角と計測点までの距離を、計測データとして検出することにより行なう。
【0036】
主演算装置21は、各計測点ごとに記録部の所定のエリアに記録した計測データを呼び出し、前記三次元レーザスキャナー12の原点を基準とした位置(X、Y、Z)データに変換し、記録部の所定のエリアに記録する(ステップS5)。
【0037】
主演算装置21が、各計測点の位置データを記録するごとに、予め設定された計測点の数pから1づつ減算し(ステップS6)、計測点の数pが0であるか否かを判定(ステップS7)して、計測点の数pが0になるまで、前記ステップS4〜ステップS7を繰り返す。
【0038】
一方、前記ステップS3〜ステップS7と平行して、GPSシステムによるGPSアンテナ17a、17b、17cの現地座標の計測を行なう。まず、計測回数nを設定する(ステップS11)。GPSシステムにおいては、その位置検出において数cmの誤差が発生する。この誤差は、同一位置で複数回繰り返し計測を行ないその平均値を算出することで、小さくすることができる。
【0039】
各GPSアンテナ17a、17b、17cで衛星波を受信(ステップS12)し、その衛星波をそれぞれ対応するGPS受信器18a、18b、18cに送る。該GPS受信器18a、18b、18cは、各GPSアンテナ17a、17b、17cの現地座標(緯度、経度、高度)を演算し、その結果を、現地座標演算装置20に送る。該現地座標演算装置20は、該GPS受信器18a、18b、18cから送られてきた各GPSアンテナ17a、17b、17cの現地座標を記録部の所定のエリアに記録する(ステップS13)。
【0040】
現地座標演算装置20が、各GPSアンテナ17a、17b、17cの現地座標を記録するごとに、予め設定された計測回数nから1づつ減算し(ステップS14)、計測回数nが0であるか否かを判定(ステップS15)して、計測回数nが0になるまで、前記ステップS12〜ステップS15を繰り返す。
【0041】
所定回数の計測が終わると、現地座標演算装置20は、記録部に記録した各GPSアンテナ17a、17b、17cの現地座標を、それぞれ各GPSアンテナ17a、17b、17cごとに呼び出して、緯度、経度、高度についてそれぞれ平均値を演算し、該平均値を、それぞれ各GPSアンテナ17a、17b、17cの現地座標と決定し、記録部の所定のエリアに記録する。また、決定されたGPSアンテナ17a(又は、17b、17c)の現地座標と、前記ターゲット13a(又は、13b、13c)との相対位置(図2に示す水平方向の距離lと、垂直方向の距離h)に基づいて、前記ターゲット13A(又は、13b、13c)の現地座標を演算し、記録部の所定のエリアに記録する。さらに、該ターゲット13a、13b、13cの現地座標を主制御装置21へ送る(ステップS16)。
【0042】
なお、GPSアンテナ17a、17b、17cの現地座標の計測が終了したら、GPSアンテナ17a、17b、17cをターゲット13a、13b、13cの背面に移動させることにより、三次元レーザスキャナー12から見て、ターゲット13a、13b、13cとGPSアンテナ17a、17b、17cの影になる部分(死角)の面積を減らすことができる。
【0043】
即ち、図2に示すように、前記三次元レーザスキャナー12から投射されるレーザ光が、前記ホルダ14a(又は、14b、14c)とGPSアンテナ17a(又は、17b、17c)で反射される。このため、矢印Eの範囲では、常にホルダ14a(又は、14b、14c)とGPSアンテナ17a(又は、17b、17c)の位置を計測することになる。従って、その後方の地形を計測することができず、三次元レーザスキャナー12の死角となる。
【0044】
前記のように、GPSアンテナ17a(又は、17b、17c)をそれぞれホルダ14a(又は、14b、14c)の後方の退避位置へ移動させることにより、該GPSアンテナ17a(又は、17b、17c)で遮られていた矢印Fの範囲の地形の計測が可能になる。即ち、三次元レーザスキャナー12の死角は、矢印Gの範囲(矢印Eの範囲−矢印Fの範囲)とすることができる。
【0045】
主演算装置21は、現地座標演算装置20から送られてきた各ターゲット13a、13b、13cの現地座標を、記録部の所定のエリアに記録させる。また、該各各ターゲット13a、13b、13cの現地座標から、地形計測装置1の傾きと、該傾きによる位置データの補正式を演算し、記録部の所定のエリアに記録する。また、該ターゲット13a、13b、13cの現地座標から、前記三次元レーザスキャナー12の原点の現地座標を演算し、記録部の所定のエリアに記録する(ステップS21)。
【0046】
主演算装置21は、記録されている前記三次元レーザスキャナー12の原点の現地座標と、各計測点の位置データと、補正式に基づいて、各計測点の位置データを、全ての計測位置Aa〜Znに共通する現地座標(緯度、経度、高さ)に基く現地座標データに変換し、該現地座標データを記録部の所定のエリアに記録させる(ステップS22)。
【0047】
1個所の計測位置Aa(又は、Ab〜Znの何れか)における全ての計測点の計測が終了したら、先に設定した計測位置の数Nから1を減算し(ステップS23)、計測位置の数Nが0であるか否かを判定(ステップS24)する。主演算装置21は、測定位置の数Nが0の場合には、計測作業の終了を表示する。また、計測位置の数Nが0でない場合には、計測位置の移動を表示する。計測位置の移動が表示された場合には、該表示に従い地形計測装置1を次の計測位置Ab(又は、Ac〜Znの何れか)に移動させ、前記ステップS2〜ステップS24を繰り返す。
【0048】
全ての計測位置Aa〜Znにおける計測が終了すると、主演算装置21は、その記録部に記録された各計測位置Aa〜Znにおける各計測点の現地座標データを順次呼び出し、三次元(縦、横、高さ)の軸が設定された平面(主演算装置21内に設定された仮想平面)に、現地座標データをプロットして計測領域30内の地形を生成する。そして、全ての計測位置Aa〜Znで計測した計測点の現地座標データをプロットすることにより、レンダリング画像を生成する(ステップS25)。
【0049】
例えば、計測位置Aaで計測した計測点の現地座標データを前記平面にプロットする。すると、該平面には、図6に示す円Aa1内の計測点に対応する現地座標データがプロットされることになる。即ち、計測位置Aaで計測した計測点の現地座標データでは、計測位置Aa、Ab、Ba、Bbで囲まれた領域31と、その周辺部の地形が生成される。
【0050】
計測位置Aaで計測した計測点の現地座標データがプロットされた前記平面に、計測位置Abで計測した計測点の現地座標データをプロットする。すると、該平面には、図6に示す円Ab1内の計測点に対応する現地座標データがプロットされる。即ち、計測位置Abで計測した計測点の現地座標データでは、計測位置Aa、Ab、Ba、Bbで囲まれた領域31と、計測位置Ab、Ac、Bb、Bcで囲まれた領域31、及びその周辺部の地形が生成される。
【0051】
このとき、計測位置Aa、Ab、Ba、Bbで囲まれた領域31には、計測位置Aaで計測した計測点の現地座標データと、計測位置Abで計測して計測点の現地座標データがプロットされ、計測位置Ab、Ac、Bb、Bcで囲まれた領域31に比べ約2倍の現地座標データがプロットされることになる。従って、計測位置Aaで計測した際に発生した死角による現地座標データの空白域も、計測位置Abで計測し計測点の現地座標データで埋めることができ、より正確な地形を生成することができる。
【0052】
以下、同様にして、計測位置Ac〜Znで計測した計測点の現地座標データを前記平面にプロットすることにより、各計測位置Aa〜Znにおける計測結果を合成して、計測領域30内の地形を生成することができる。そして、前記平面にプロットされた現地座標データの、現地座標(特に、緯度、経度)上で互いに隣接する複数の点を線分で接続することにより地形モデリングし、該モデリングした地形からレンダリング画像を生成する。
【0053】
このように、例えば、計測位置Aa、Ab、Ba、Bbで囲まれた領域31には、少なくとも計測位置Aa、Ab、Ba、Bbの4方向から計測された現地座標データがプロットされている。従って、地形計測装置1のホルダ14a、14b、14cやGPSアンテナ17a、17b、17cによって発生する、前記三次元レーザスキャナー12の死角による空白域の無い高精度なレンダリング画像を形成することができる。
【0054】
生成されたレンダリング画像は、主演算装置21のディスプレイに表示し、あるいはカラープリンタ等で印刷して表示する(ステップS26)ことができる。このとき、各計測点における現地座標データに色彩情報が含まれるようにしておけば、デジタルカメラで撮影した写真のように表示させることもできる。
【0055】
レンダリング画を生成したのち、土量の算出の要否を判定する(ステップS27)。土量を算出する必要がない場合には、計測作業を終了する。
【0056】
土量を算出する場合には、生成されたレンダリング画像に表示された地形の中から格子点を抽出し、各格子点の座標を記録する(ステップS28)。前記格子点は、予め指定された高さに基づいて、レンダリング画像内に指定された高さの等高線を発生させ、該等高線の中の一点を基点とし、予め指定された間隔で緯度、経度、高さに沿った複数の平行線を発生させる。そして、各平行線とモデリングされた地形の図形とが交差する点を抽出して、格子点とする。なお、格子点の間隔は、必要に応じて、例えば、数cmから数mの範囲で適宜設定する。
【0057】
抽出された格子点に基づいて、地形の土量(容積)を演算し(土量の演算は、メッシュ法、断面法等により行なうことができる)、演算された土量に所定の係数を乗じて、地山を掘削したときに発生する排土量を演算する(ステップS29)。前記係数は、地山を形成する土石を掘削したときに、掘削によりほぐされた土石の容積が膨張する比率であり、地山を構成する土石の種類により異なる。そして、演算結果を記録すると共に、主演算装置21のディスプレイに表示し、あるいはプリンタ等で印刷して表示する(ステップS30)。
【0058】
前記の実施の形態においては、前記レンダリング画像の生成、あるいは、該レンダリング画像に基づく土量の演算について説明したが、生成されたレンダリング画像の内、所要の高度より高い部分を消去することにより、地山掘削後の地形を画像として生成することもできる。
【0059】
なお、前記実施の形態においては、地形計測装置1が自動車2に搭載されている場合について説明したが、自動車2のような自走車輛に搭載すること無く、地形計測装置1を人手により移動させ、計測位置に設置するようにしてもよい。
【0060】
また、前記実施の形態では、現地座標演算装置20と主演算装置21を地形計測装置1に接続したものについて説明したが、計測現場で地形計測装置1に、ICメモリ、フレキシブルディスク、CD、磁気テープなどの記録部を接続し、計測現場では計測のみを行ない、計測現場とは全く別の事務所に演算装置を設置して演算処理を行なう等、計測と演算処理を分離して行なうようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による地形計測装置の一例を自動車の搭載した状態を示す平面図。
【図2】図1の地形計測装置の側面図。
【図3】本発明による地形計測装置の構成の一例を示すブロック線図。
【図4】図3に示す各演算装置における処理過程の一例を示すプログラムフローチャート。
【図5】計測位置の設定方法の一例を示す平面図。
【図6】計測領域に対する各計測位地からの計測状態の一例を示す平面図。
【符号の説明】
1…地形計測装置
2…自走車輛(自動車)
12…三次元レーザスキャナー
13a〜13c…ターゲット
17a〜17c…GPSアンテナ
20…現地座標演算装置
21…主演算装置

Claims (5)

  1. 複数の計測位置で、それぞれ、三次元レーザスキャナーにより、該三次元レーザスキャナーと一体に配置された少なくとも3個のターゲットを含む計測対象領域内の複数の計測点を、該三次元レーザスキャナーの原点を基準とする座標系の計測データとして取得し、
    前記各ターゲットと共体に配置されたGPSアンテナにより受信した衛星波より、各計測位置における各ターゲットの現地座標を計測し、
    前記各計測位置で計測された各測定点の計測データを、それぞれ前記ターゲットの現地座標に基づいて現地座標データに変換し、
    変換された各現地座標データを合成してレンダリング画像を生成する、ことを特徴とする、地形計測方法。
  2. 前記レンダリング画像の中から、予め指定された間隔で格子点データを抽出し、
    前記格子点データに基づき、対象となる領域の容積を演算し、該演算結果に基づいて地山を掘削して排出される土量を演算する、ことを特徴とする、請求項1記載の地形測定方法。
  3. 計測対象物に向けてレーザ光を投射し、該計測対象物からの反射光を受光して、計測対象物までの方向と距離を計測する三次元レーザスキャナーと、
    それぞれ、前記三次元レーザスキャナーの走査領域に位置するように該三次元レーザスキャナーと一体に配置された少なくとも3個のターゲットと、
    それぞれ、前記各ターゲットと共体に配置されたGPSアンテナと、
    前記GPSアンテナで受信した衛星波に基づいて、前記各ターゲットの現地座標を演算する現地座標演算装置と、
    前記三次元レーザスキャナーで取得した計測データを、前記現地座標データに変換すると共に、該現地座標データを合成して、レンダリング画像を生成する主演算装置と、を設けた、地形計測装置。
  4. 自走車両を有し、
    前記三次元レーザスキャナー、ターゲット及びGPSアンテナと、
    少なくとも、前記三次元レーザスキャナーで計測された計測データを記録する記録手段と、
    前記GPSアンテナの現地座標を演算記録する演算記録手段と、を前記自走車輛に搭載した、ことを特徴とする、請求項3記載の地形計測装置。
  5. 前記GPSアンテナを前記ターゲットに対し、前記三次元レーザスキャナーのレーザ光投射方向に対して退避自在に支持させた、ことを特徴とする、請求項3または4記載の地形計測装置。
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