JP6698404B2 - 配電盤制御装置およびその配電盤制御装置を用いた配電盤システム - Google Patents

配電盤制御装置およびその配電盤制御装置を用いた配電盤システム Download PDF

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Description

この発明は、原子力発電プラント設備に設置される配電盤の制御装置およびその配電盤制御装置を用いた配電盤システムに係るもので、特にネットワーク化された配電盤と制御装置間の制御ラインの信頼性を高めた配電盤制御装置と、その配電盤制御装置を用いた配電盤システムに関するものである。
従来、火力発電プラントの主機や補機、制御装置等の機器や、ケーブル等のプラント構成要素を標準化し、標準化に対応する複数のビルディングブロックに分割し、このビルディングブロックに設置されたプロセス入出力装置および中央制御室ブロックを光ネットワークで接続する技術が示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−18887号公報
しかしながら、上記特許文献1に示された技術は、中央制御室とプロセス入出力装置間の信号授受を単線のネットワークで行っており、このネットワークには複数のプロセス入出力装置が接続されていることから、ネットワークに異常が発生した場合、中央制御室においては、プロセス入出力装置の監視、制御が不可能となるという問題点がある。
上記問題点に対して、制御機能に制御系ネットワークと待機系ネットワークとを設けた2重化ネットワークとし、制御系ネットワークに異常が発生した際、待機系ネットワークに切り替える技術が採用されている。しかしながらこの従来の2重化ネットワークの機能は、制御系ネットワークの異常発生時に待機系ネットワークが動作可能な状態にあるという前提条件で発揮されるものであり、前記待機系ネットワークが常時正常に動作可能な状態にあるか否かを確認されている技術は、現在まで開示されているものはない。
一方、原子力発電プラント等においては、より安定な運転制御が必要とされ、前記従来の2重化ネットワークにおける、制御系ネットワークが通常の制御運転中に、待機系ネットワークが正常な動作が可能であるという確証を把握することが要望されてきている。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであって、制御系ネットワークの通常制御運転時に、待機系ネットワークが正常に動作するか否かの診断を行うことが可能な2重化ネットワークを有する配電盤制御装置とこの配電盤制御装置を用いた配電盤システムを提供することを目的とする。
第1の発明の配電盤制御装置は、系切替ユニットと第一CPUと第二CPUとが設けられた配電盤制御装置であって、前記配電盤制御装置には、信号伝送ケーブルを介して第一信号分配統合機能体および第二信号分配統合機能体が接続されているとともに、前記第一信号分配統合機能体および前記第二信号分配統合機能体には、それぞれ複数の配電盤が接続されており、前記配電盤のそれぞれには、操作信号入力端子と状態信号出力端子とを備えた保護リレーが設けられ、前記系切替ユニットは外部装置の外部信号に基づいて、前記第一CPUを前記信号伝送ケーブルで接続される前記第一信号分配統合機能体と、該第一信号分配統合機能体によって、それぞれが単独の接続系統を形成する前記配電盤とによってなる系を制御系ネットワークと設定するとともに、前記第二CPUと前記信号伝送ケーブルで接続される前記第二信号分配統合機能体と、該第二信号分配統合機能体によって、それぞれが単独の接続系統を形成する前記配電盤とによってなる系を待機系ネットワークと設定し、前記第一CPUがアドレス情報を含む1周期単位の操作信号を出力すると、前記配電盤の内の、前記アドレス情報に該当する配電盤の前記保護リレーは、前記操作信号入力端子を介して前記操作信号を入力し、該操作信号に基づき前記保護リレーに接続された設備機器の制御を行うとともに該設備機器の出力信号を演算処理して状態信号を作成し、該状態信号は前記状態信号出力端子から前記第一信号分配統合機能体を介して前記第一CPUに返信されるとともに、前記第二信号分配統合機能体を介して前記第二CPUにも返信され、前記第一CPUは前記状態信号を演算処理した結果を前記外部装置に出力するとともに、前記状態信号は、前記第二CPUに格納されるものである。
また、第2の発明の配電盤制御装置は、系切替ユニットと第一CPUと第二CPUとが設けられた配電盤制御装置であって、前記配電盤制御装置には、信号伝送ケーブルを介して第一信号分配統合機能体および第二信号分配統合機能体が接続されているとともに、前記第一信号分配統合機能体および前記第二信号分配統合機能体には、それぞれ複数の配電盤が接続されており、前記配電盤のそれぞれには、第一操作信号入力端子、第二操作信号入力端子および第一状態信号出力端子と第二状態信号出力端子とを備えた保護リレーが設けられ、前記系切替ユニットは外部装置の外部信号に基づいて、前記第一CPUを前記信号伝送ケーブルで接続される前記第一信号分配統合機能体と、該第一信号分配統合機能体によって、それぞれが単独の接続系統を形成する前記配電盤とによってなる系を制御系ネットワークと設定するとともに、前記第二CPUと前記信号伝送ケーブルで接続される前記第二信号分配統合機能体と、該第二信号分配統合機能体によってそれぞれが単独の接続系統を形成する前記配電盤とによってなる系を待機系ネットワークと設定し、前記第一CPUが制御系ネットワークであることを示すフラグとアドレス情報を含む1周期単位の操作信号を出力すると、前記複数の配電盤の内の、前記アドレス情報に該当する配電盤の前記保護リレーは、前記第一操作信号入力端子を介して前記操作信号を入力し、該操作信号に基づき前記保護リレーに接続された設備機器の制御を行うとともに該設備機器の出力信号を演算処理して状態信号を作成し、該状態信号は前記第一状態信号出力端子から前記第一信号分配統合機能体を介して前記第一CPUに返信され、また、前記第二CPUは、待機系ネットワークであることを示すフラグと、前記第一CPUと同一のアドレス情報を含む1周期単位の操作信号を出力すると、前記第二操作信号入力端子を介して受信する前記アドレス情報に該当する配電盤の前記保護リレーは、前記第二操作信号入力端子を介して前記操作信号を入力し、前記操作信号に基づき前記保護リレーに接続された設備機器の制御を行うことなく、前記第一CPUの操作信号により作成した前記状態信号と同一の状態信号を作成し、該状態信号は前記第二状態信号出力端子から、前記第二信号分配統合機能体を介して前記第二CPUに返信され、前記第一CPUは前記状態信号を演算処理した結果を前記外部装置に出力するとともに、前記状態信号は、前記第二CPUに格納されるものである。
また、第3の発明の配電盤制御装置を用いた配電盤システムは、上記に記載の配電盤制御装置を備え、次のステップを有するものである。
ST1.前記系切替ユニットは、前記外部装置からの前記外部信号により、前記第一CPUを制御系ネットワークに、前記第二CPUを待機系ネットワークとする信号を出力する。
ST2.前記第一CPUはアドレス情報を含む1周期単位の操作信号を書き込むとともに、この操作信号を前記配電盤制御装置に設けられた第一E/Oに送信する。
ST3.前記第一E/Oは前記操作信号を光信号に変換して、第一スターカプラに送信する。
ST4.前記第一スターカプラは前記光信号を分配して、複数の配電盤である第一配電盤、第二配電盤、第三配電盤に送信する。
ST5.前記配電盤に設けられた盤内第一O/Eは、前記光信号を電気信号に変換して、前記保護リレーに送信する。
ST6.前記操作信号に含まれるアドレス情報に基づき、該当アドレスを持つ前記第一配電盤の前記保護リレーのみが前記操作信号の受信処理をする。
ST7.前記保護リレーは前記操作信号に基づいて外部設置の設備機器を制御する。また、前記設備機器からの出力信号を演算して状態信号を作成する。この状態信号は状態信号出力端子から前記配電盤に設けられた盤内第一E/Oおよび盤内第二E/Oに送信される。
ST8.前記状態信号は前記盤内第一E/Oで光信号に変換後、前記第一スターカプラに送信される。前記盤内第二E/Oも光信号に変換後、第二スターカプラに送信される。
ST9.前記第一スターカプラが出力する前記状態信号は、前記配電盤制御装置に設けられた第一O/Eに送信される。
ST10.前記状態信号は前記第一O/Eで電気信号に変換され、前記第一CPUに送信される。
ST11.前記第一CPUは受信した前記状態信号に基づき演算処理を行うとともに、この状態信号を格納する。また、前記演算処理結果は、前記系切替ユニットを介して前記外部装置に送信される。
前記ST8から分流したフローにおいて、
ST9A、前記第二スターカプラが出力する前記状態信号は、前記配電盤制御装置に設けられた第二O/Eに送信される。
ST10A.前記状態信号は前記第二O/Eで電気信号に変換され、前記第二CPUに送信される。
ST11A.前記第二CPUは、受信した前記状態信号を格納する。
前記ST10Aから分流したフローにおいて、
ST10B.前記状態信号が所定の時間を経過しても、前記第二CPUに送信されない場合、前記第二CPUは、前記待機系ネットワークの前記保護リレーに設けられた状態信号出力端子から、前記盤内第二E/O、前記第二スターカプラに接続される前記光ケーブルを介して前記盤内第二E/Oを経て前記第二CPUに至る返信ラインに異常が発生したと認識し、警報を前記系切替ユニット経由して前記外部装置に出力する。
また、第4の発明の配電盤制御装置を用いた配電盤システムは、上記に記載の配電盤制御装置を備え、次のステップを有するものである。
ST1.前記系切替ユニットは前記外部装置からの前記外部信号により、前記第一CPUを制御系ネットワークに、前記第二CPUを待機系ネットワークとする信号を出力する。
ST2.前記第一CPUは次の周期に入る前制御系ネットワークの休止時間の範囲内において、前記第二CPUにチェック信号出力を行う送信権を渡す。
ST3.前記第二CPUは待機系ネットワークを示すフラグと、アドレス情報を含む1周期単位のチェック信号を書き込むとともに、第二E/Oに送信する。
ST4.前記第二E/Oは前記チェック信号を光信号に変換後、第二スターカプラに送信する。
ST5.前記第二スターカプラは前記光信号を分配して、複数の配電盤である第一配電盤、第二配電盤、第三配電盤のそれぞれの操作信号入力端子に送信する。
ST6.前記光信号は盤内第一O/Eで電気信号に変換後、前記保護リレーに送信される。
ST7.前記チェック信号に含まれる前記アドレス情報に基づき、該当するアドレス情報を持つ前記第一配電盤の前記保護リレーが、前記電気信号を受信処理する。
ST8.前記保護リレーは前記チェック信号を受信したことを認識すると、状態信号を作成し、この状態信号を前記保護リレーに設けられた第二状態信号出力端子から、盤内第二E/Oに送信する。
ST9.前記盤内第二E/Oは光信号に変換して第二スターカプラに送信する。
ST10.前記第二スターカプラが出力する前記状態信号は前記配電盤制御装置の第二O/Eに送信される。
ST11.前記状態信号は前記第二O/Eで電気信号に変換され、前記第二CPUに送信される。
ST12.前記第二CPUは前記状態信号を受信すると、該第二CPUに係る前記該当するアドレス情報のネットワークが正常であると診断する。
ST13.前記第二CPUは次の配電盤のアドレス情報を含むチェック信号でもって、前記ST2〜前記ST11を順次繰り返す。
ST14.前記第二CPUは全ての配電盤との前記チェック信号の授受を完了した後、前記第一CPUに完了信号を送信し、送信権を前記第一CPUに返す。
ST15.前記第一CPUは次の伝送周期に入る。
前記ST12から分流したフロー12Aにおいて、
ST12A.前記状態信号が所定の時間経過しても、前記第二CPUが受信しない場合、前記第二CPUに係る前記該当するアドレス情報のネットワークが異常であると診断し、警報を前記切替ユニットを経由して前記外部装置に出力する。
第1、第2の発明による配電盤制御装置および第3、第4の発明による配電盤制御装置を用いた配電盤システムは、上記のような構成およびシステムを採用しているので、制御系ネットワークに異常が発生し、待機系ネットワークに切り替える際、待機系ネットワークが正常に動作することが確認されているので、制御系ネットワークから待機系ネットワークに切り替えを実施した場合に継続して行えるという効果がある。
実施の形態1による配電盤システムを示すブロック図である。 実施の形態1による配電盤システムを示すブロック図である。 実施の形態1の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態1の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態1の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態1の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態2による配電盤システムを示すブロック図である。 実施の形態2による配電盤システムを示すブロック図である。 実施の形態2の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態2の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態2の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態2による伝送周期を示す図である。 実施の形態3による配電盤システムを示すブロック図である。 実施の形態3による配電盤システムを示すブロック図である。 実施の形態3の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態3の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態3の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態3の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態3の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態3の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態4による配電盤システムを示すブロック図である。 実施の形態4による配電盤システムを示すブロック図である。 実施の形態4の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態4の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態4の動作を示すフローチャート図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による原子力発電プラントに設置された配電盤制御装置を用いた配電盤システムを図に基づいて説明する。図1、図2は図示省略した例えば中央制御室の外部装置に接続される配電盤制御装置(以下、制御装置と略す)100と、この制御装置100に光ケーブル30を介し、信号分配統合機能体の第一スターカプラ5、第二スターカプラ5Aで接続される複数の配電盤である第一配電盤200、第二配電盤200A、第三配電盤200Bを備えた配電盤システム500を示すブロック図である。上記制御装置100には、系切替ユニット1、第一CPU(演算処理装置)2、第一E/O(電気/光信号変換器)3、第一O/E(光/電気信号変換器)4および第二CPU2A、第二E/O3A、第二O/E4Aが設けられている。
この制御装置100には、多芯構造の光ケーブル30を介して信号分配統合機能体である第一スターカプラ5と第二スターカプラ5Aが接続されている。この第一スターカプラ5および第二スターカプラ5Aは、制御装置100が出力する操作信号を第一配電盤200、第二配電盤200A、第三配電盤200Bに分配するとともに、保護リレー20の出力信号を制御装置100に送信する機能を備えている。
第一配電盤200、第二配電盤200A、第三配電盤200Bには、それぞれに盤内第一O/E22、盤内第二O/E22A、盤内第一E/O23、盤内第二E/O23Aが設けられている。前記制御装置100に設けられた第一CPU2からの操作信号は第一スターカプラ5で分配され、各配電盤に設けられている盤内第一O/E22を介して保護リレー20の操作信号入力端子24に送信される。また、第二CPU2Aからの操作信号は第二スターカプラ5Aで分配され、各配電盤に設けられている盤内第二O/E22Aを介して操作信号入力端子24に送信される。
保護リレー20は設備機器26に対し、前記操作信号に基づく制御指令を行うとともに、設備機器26のその時点における母線40の電圧、電流や、モータ等の動作状態、遮断器の開閉状態等の信号を受信して状態信号を作成する。この状態信号は状態信号出力端子25から、盤内第一E/O23を経て第一スターカプラ5を介し、また盤内第二E/O2Aを経て第二スターカプラ5Aを介し、制御装置100に送信される。
以上は説明の都合上、第一CPU2から第一スターカプラ5を介し、第一配電盤200との信号授受について述べた。尚、第二配電盤200A、第三配電盤200Bも、前記第一配電盤200と同様の制御、動作を行う。その結果を状態信号として制御装置100に送信する。すなわち、制御装置100は接続されている複数の配電盤に対して伝送周期単位の操作信号を発信し、複数の配電盤からの返信を処理後、外部装置に送信する。尚、第二CPU2Aから第二スターカプラ5Aを介する信号授受も、上記第一CPU2を介する動作と同様であり、その詳細は次に説明する。
次に、この実施の形態1による制御装置100と複数の配電盤間の信号授受に係る制御系ネットワークおよび待機系ネットワークを定義する。
制御系ネットワークは、系切替ユニット1の指令に基づき設備機器26を制御するとともに、設備機器26の出力信号を処理し、結果を外部装置に送信する系統を定義したものである。この制御系ネットワークは送信ラインと返信ラインを有して定義する。
前述の図1、図2に従えば、制御系ネットワークの送信ラインは、第一CPU2から第一E/O3、光ケーブル30を介し第一スターカプラ5、盤内第一O/E22を経て、保護リレー20の操作信号入力端子24に至るまでのラインである。返信ラインは、状態信号出力端子25から盤内第一E/O23、第一スターカプラ5、光ケーブル30を介し、第一O/E4を経て第一CPU2に至るまでのラインである。
待機系ネットワークは、前記制御系ネットワークに異常が発生し、機能が発揮不能な場合に、制御系ネットワークに代替して同様の動作を行う系統を定義したものである。前記制御系ネットワークと同様に、この待機系ネットワークも送信ラインと返信ラインを有して定義する。前述の図1、図2に従えば、待機系ネットワークの送信ラインは、第二CPU2Aから第二E/O3A、光ケーブル30を介し第二スターカプラ5A、盤内第二O/E22Aを経て、保護リレー20の操作信号入力端子24に至るまでのラインである。
返信ラインは、状態信号出力端子25から盤内第二E/O23A、第二スターカプラ5A、光ケーブル30を介し第二O/E4Aを経て第二CPU2Aに至るまでのラインである。
次に動作を図3〜図6に示すフローチャートに基づいて説明する。尚、このフローチャートでは、制御装置100と第一配電盤200との信号授受動作について記載しているが、他の第二配電盤200Aおよび第三配電盤200Bと制御装置100についても同様の動作を行う。尚、STとはステップの略である。
ST1.系切替ユニット1は、外部装置からの外部信号により、第一CPU2を制御系ネットワークに、第二CPU2Aを待機系ネットワークとする信号を出力する。
ST2.第一CPU2はアドレス情報を含む1周期単位の操作信号を書き込むとともに、この操作信号を第一E/O3に送信する。
ST3.第一E/O3は操作信号を光信号に変換して、第一スターカプラ5に送信する。
ST4.第一スターカプラ5は光信号を分配して、第一配電盤200、第二配電盤200A、第三配電盤200Bに送信する。
ST5.盤内第一O/E22は、光信号を電気信号に変換して、保護リレー20に送信する。
ST6.操作信号に含まれるアドレス情報に基づき、該当アドレスを持つ第一配電盤200の保護リレー20のみが操作信号の受信処理をする。
以上のST2〜ST6が、前述した制御系ネットワークにおける送信ラインの動作を示す。
ST7.保護リレー20は操作信号に基づいて、外部設置の設備機器26を制御する。また、前記設備機器26からの電圧値、電流値、開閉器の開閉状態等の出力信号を演算して状態信号を作成する。この状態信号は状態信号出力端子25から盤内第一E/O23および盤内第二E/O23Aに送信される。
ST8.上記状態信号は、盤内第一E/O23で光信号に変換後、第一スターカプラ5に送信される。盤内第二E/O23Aも光信号に変換後、第二スターカプラ5Aに送信される。
ST9.上記第一スターカプラ5が出力する状態信号は、制御装置100の第一O/E4に送信される。
以上のST7、ST8、ST9が、前述した制御系ネットワークにおける返信ラインの動作を示す。
ST10.上記状態信号は、第一O/E4で電気信号に変換され、第一CPU2に送信される。
ST11.第一CPU2は、受信した状態信号に基づき演算処理を行うとともに、この状態信号を格納する。また、上記演算処理結果は、系切替ユニット1を介して外部装置に送信される。
上記ST1〜ST11のフローは図5に示すEND1にて終了する。一方、ST8から分流したフローを図6に基づき説明する。
ST9A、上記第二スターカプラ5Aが出力する状態信号は、制御装置100の第二O/E4Aに送信される。
ST10A.上記状態信号は、第二O/E4Aで電気信号に変換され、第二CPU2Aに送信される。
以上のST8の第二スターカプラ5Aへの送信およびST9A、ST10Aが、前述した待機系ネットワークにおける返信ラインの動作を示す。
ST11A.第二CPU2Aは、受信した上記状態信号を格納する。
上記ST1〜ST8、ST9A〜ST11Aのフローは図6に示すEND2にて終了する。また、上記ST10Aから分流したフローにおいて、
ST10B.状態信号が所定の時間(CPUの処理時間の10倍)を経過しても、第二CPU2Aに送信されない場合、第二CPU2Aは、前述した待機系ネットワークの返信ラインに異常が発生したと認識し、警報を系切替ユニット1経由して外部装置に出力する。
上記ST1〜ST8、ST9A、ST10A、ST10Bのフローは図6に示すEND3にて終了する。
以上のように、この実施の形態1による配電盤システム500は、第一CPU2が制御系ネットワークとして指定される。そして第一CPU2が出力する1周期単位の操作信号に対応する応答がフローのST2〜ST11に示すように、END1にて終了する。また、ST9A〜ST11Aのフローに示すように、待機系ネットワーク指定のCPU2Aには、上記1周期単位の状態信号が返信されてEND2で終了する。このEND2となることで、待機系ネットワークの返信ラインに異常の発生がなく、正常に動作することが確認される。
尚、この実施の形態1では多芯構造の光ケーブル30を用いているので、待機系ネットワークの返信ラインに異常発生なしは、待機系ネットワークの送信ラインも異常発生なしと推測される。また、ST10A、ST10Bに至るEND3で終了するフローでは、待機系ネットワークの返信ラインに異常が発生していることが認識され、外部装置に出力される警報によって、待機系ネットワークの復帰対策を行うことが可能となる。
このような制御装置100を備えた配電盤システム500では、2重化された制御装置100につながる制御系ネットワークに異常が発生し、待機系ネットワークに切り替える場合、待機系ネットワークの返信ラインが正常に動作することが確認されているので、ネットワークの切り替えを実施した時に初めて当該ネットワークの異常が判って通信不能となるというような事態を回避できる。
従って、待機系ネットワークの例えばケーブルがコネクタ脱落等によって通信不能が判明するというような事態を回避できて、系の切り替えは何ら支障を伴うことなくプラント運転が継続して行えるという優れた効果がある。また、待機系ネットワークの返信ラインの異常発生現象は、上記フローチャートのST1〜ST8、ST9A、ST10A、ST10Bに示すように、制御系ネットワークの運用中に把握可能であり、プラント運転を一時的に停止することなく、異常対策をとることができる。
尚、図2に示した第一スターカプラ5、第二スターカプラ5Aを複数台の配電盤の内、例えば第一配電盤200内に設置した構成としてもよい。この構成により発電プラントサイトにおける制御装置100と複数の配電盤間の光ケーブル30の配線がより簡素化される。
実施の形態2.
次に、実施の形態2を説明する。前述した実施の形態1では2重化ネットワークの内、待機系ネットワークの返信ラインが正常か否かの診断を実施するものであった。この実施の形態2は待機系ネットワークの送返信ラインが正常か否かの診断を可能とするものである。以下、図7、図8に示すブロック図、図9〜図11に示すフローチャートおよび図12に示す伝送周期チャート図に基づいて説明する。
図7、図8に示す配電盤システム500は前述した図1の第一CPU2と第二CPU2A間で信号授受可能とする送信路27の構成を追設したものである。図7に示すように第一CPU2から第二CPU2Aに対して送信路27を介して要求信号を出力する。一方、第二CPU2Aから第一CPU2に送信路27を介して完了信号を出力する。これ以外は図1、図2の構成と同様であるので、説明を省略する。
次に、動作を図9〜図11に示すフローチャートに基づいて説明する。尚、ここで系切替ユニット1によって第一CPU2を制御系ネットワーク、第二CPU2Aを待機系ネットワークと設定されている。
ST21.第一CPU2は後述する図12に示す操作信号を出力する所定の伝送の1周期における次の周期に入る前に、第二CPU2Aに対し、1周期内における前記第一CPUの操作信号休止期間である制御系ネットワークの休止時間Sの時間内に限り、第二CPU2Aにチェック信号出力を行う送信権を渡す。このチェック信号は空信号であり、前記設備機器26の制御等を指令する内容は何ら含まれていない。
ST22.第二CPU2Aはアドレス情報を含むチェック信号を書き込むとともに、第二E/O3Aに送信する。
ST23.第二E/O3Aはチェック信号を光信号に変換後、第二スターカプラ5Aに送信する。
ST24.第二スターカプラ5Aは前記光信号を分配して、第一配電盤200、第二配電盤200A、第三配電盤200Bに送信する。
ST25.光信号は盤内第一O/E22Aで電気信号に変換後、保護リレー20に送信される。
ST26.チェック信号に含まれるアドレス情報に基づき、該当アドレスを持つ第一配電盤200の保護リレー20が、前記ST25の電気信号を受信処理する。
ST27.保護リレー20はチェック信号を受信したことを認識すると、認識したとする状態信号を作成し、この状態信号を状態信号出力端子25から、盤内第二E/O23Aに送信する。
ST28.盤内第二E/O23Aは光信号に変換して第二スターカプラ5Aに送信する。
ST29.第二スターカプラ5Aが出力する状態信号は、制御装置100の第二O/E4Aに送信される。
ST30.上記状態信号は、第二O/E4Aで電気信号に変換され、第二CPU2Aに送信される。
ST31.第二CPU2Aは、前記状態信号を受信すると、該第二CPU2Aに係る前記該当アドレス情報のネットワークが正常であると診断する。
ST32.第二CPU2Aは、次の配電盤のアドレス情報を含むチェック信号でもって、上記ST22〜ST31を順次繰り返す。
ST33.第二CPU2Aは、全ての配電盤とのチェック信号の授受を完了した後、第一CPU2に完了信号を送信し、送信権を第一CPU2に返す。
ST34.第一CPU2は次の伝送周期に入り、引き続き図3、図4に示したST2以降の動作に移行する。
上記ST30から分流したフロー31Aにおいて、
ST31A.前記状態信号が所定の時間経過しても、第二CPU2Aが受信しない場合、第二CPU2Aに係る前記該当アドレスのネットワークの送返信ラインが異常であると診断し、警報を切替ユニット1を経由して外部装置に出力する。
上記ST21〜ST34に係る第一CPU2が担当する制御系ネットワークと、第二CPU2Aが担当する待機系ネットワークとのチェック信号交換の詳細を図12に示す。図12において、第一CPU2が担当する制御系ネットワークは所定の伝送周期でもって動作する。この伝送周期の1周期は制御系ネットワークの伝送時間T(100〜200msec)と休止時間S(5〜10msec)との和である。第一CPU2は所定の伝送周期における次の伝送周期に入る前に、第二CPU2Aに対して、上記Sの休止時間内に限り、第二CPU2Aにチェック信号の出力を行う送信権を渡す。
すなわち、図12に示す第一CPU2から第二CPU2Aに送信権を渡す動作BをS1時間内で行う。第二CPU2Aは動作C(前述した図9〜図11のフローチャートST22〜ST33の動作)をS2時間内で行い、完了後に第二CPU2Aから第一CPU2へ送信権を返す動作DをS3時間内で行う。第一CPU2は送信権を返却された後、次の伝送周期に入る。すなわち、図3、図4に示したST2以降の動作に入る。
この実施の形態2では上記のような構成の制御装置100を備えた配電盤システム500であるので、待機系ネットワークの送信ラインの診断が制御装置100を含む配電盤システム500の運転停止を必要とせず可能となり、より信頼性の向上した配電盤システム500を構築できるという効果がある。尚、図12に示した待機系ネットワークが正常か否かのチェックを行う動作Cは、制御系ネットワークの1周期毎に行われるものであってもよい。
実施の形態3.
次に、実施の形態3を説明する。図13、図14に示すように、この実施の形態3の保護リレー20には、第一CPU2から第一スターカプラ5に接続される第一操作信号入力端子24Aおよび第一状態信号出力端子25Aと、第二CPU2Aから第二スターカプラ5Aを介して接続される第二操作信号入力端子24B、第二状態信号出力端子25Bが設けてある。上記各端子はそれぞれが盤内第一O/E22、盤内第二O/E22A、盤内第一E/O23、盤内第二E/O23Aに接続されている。これ以外は図1、図2と同様であるので説明を省略する。この図13、図14に示す配電盤システム500は、制御系ネットワークが通常動作状態において、待機系ネットワークの送返信ラインが共に正常に動作可能か否かの診断を行うものである。
次に動作を図15〜図20に示すフローチャートに基づいて説明する。尚、ここでST1〜ST11の内、ST2の「制御系フラグを示すフラグと」記載以外は、前述した図3〜図6のST1〜ST11と同一の動作である。すなわち第一CPU2の制御系ネットワークの動作を示すものであり、説明は省略する。以下に図18のST12以降を述べる。
ST12.第二CPU2Aは、待機系ネットワークを示すフラグと、前記第一CPU2が指定したアドレス情報と同一のアドレス情報を含む1周期単位の操作信号を書き込むとともに、第二E/O3Aに送信する。
ST13.第二E/O3Aは、操作信号を光信号に変換して、第二スターカプラ5Aに送信する。
ST14.第二スターカプラ5Aは光信号を分配し、第一配電盤200、第二配電盤200A、第三配電盤200Bに送信する。
ST15.盤内第二O/E22Aは、光信号を電気信号に変換して、保護リレー20に送信する。
ST16.アドレス情報に基づき、ST6で指定した配電盤と同一の配電盤の保護リレー20が、ST15の電気信号を受信処理する。
ST17.保護リレー20は、操作信号に基づき設備機器26の制御することなく、ST7で該当した保護リレー20が作成した状態信号と同一の状態信号を作成し、この状態信号を盤内第二E/O23Aに送信する。
ST18.上記状態信号は、盤内第二E/O23Aで光信号に変換後、第二スターカプラ5Aに送信される。
ST19.第二スターカプラ5Aが出力する状態信号は、第二O/E4Aに送信される。
ST20.状態信号は、第二O/E4Aで電気信号に変換され、第二CPU2Aに送信される。
ST21.第二CPU2Aは、上記状態信号を格納する。
上記ST20から分流したフローにおいて、
ST21A.上記状態信号が所定の時間(CPUの処理時間の10倍)を経過しても、第二CPU2Aに送信されない場合、第二CPU2Aは前述した待機系ネットワークの送返信ラインに異常が発生したと認識し、警報を系切替ユニット1経由外部装置に出力する。
以上のようにこの実施の形態3では、保護リレー20に第一操作信号入力端子24A、第二操作信号入力端子24Bおよび第一状態信号出力端子25A、第二状態信号出力端子25Bを設けている。この構成を採用することにより、常時制御系ネットワークおよび待機系ネットワークと通信可能となる。従って、制御系ネットワークが通常動作状態において、待機系ネットワークの送信ライン、返信ラインが正常に動作可能か否かの診断が可能となり、より信頼性の高い配電盤システムを構築できる。
実施の形態4.
次に、実施の形態4を図21〜図25に基づいて説明する。前述した実施の形態1〜3は、各装置、機器間の信号伝送に光ケーブルを用いた配電盤システム500を示した。この実施の形態4は光ケーブルに代替して信号伝送にツイストペアケーブル等の多芯のメタルケーブル30Aを用いたものである。図21、図22において、制御装置100には系切替ユニット1、第一CPU2、第二CPU2Aが設けられている。
前記第一CPU2には信号分配統合機能体である第一分配器50が多芯のメタルケーブル30Aを介して接続されており、この第一分配器50で第一CPU2からの信号の分配および保護リレー20からの信号の集合を行う。また、第二CPU2Aにも信号分配統合機能体である第二分配器50Aが多芯のメタルケーブル30Aを介して接続されており、第二CPU2Aからの信号の分配、および保護リレー20からの信号の集合を行う。
前記第一分配器50、第二分配器50Aで分配される操作信号は、実施の形態1と同様に保護リレー20に操作信号入力端子24を経て送信される。また、保護リレー20からの出力信号は状態信号出力端子25から、第一分配器50、第二分配器50Aを介して、前記第一CPU2、第二CPU2Aに返信される。この図21、図22において、制御系ネットワークは第一CPU2、多芯のメタルケーブル30A、第一分配器50を経て操作信号入力端子24よりなる送信系と、状態信号出力端子25から第一分配器50、多芯のメタルケーブル30Aを経て第一CPU2に到る返信系とで定義される。
また、待機系ネットワークは、第二CPU2A、多芯のメタルケーブル30A、第二分配器50Aを経て操作信号入力端子24よりなる送信系と、状態信号出力端子25から第二分配器50A、多芯のメタルケーブル30Aを経て第二CPU2Aに到る返信系とで定義される。
次に、動作を図23〜図25に示すフローチャートに基づいて説明する。尚、この説明も前述した実施の形態1と同様に、制御装置100と第一配電盤200との信号授受について行っているが、他の第二配電盤200A、第三配電盤200Bについても同様の動作を行う。
ST1.系切替ユニット1は外部装置からの外部信号により、第一CPU2を制御系ネットワークに、第二CPU2Aを待機系ネットワークとする信号を出力する。
ST2.第一CPU2はアドレス情報を含む1周期単位の操作信号を書き込むとともに、この操作信号を第一信号分配統合機能体の第一分配器50に送信する。
ST3.第一分配器50は操作信号を分配し、第一配電盤200、第二配電盤200A、第三配電盤200Bのそれぞれの操作信号入力端子24を介し、保護リレー20に送信する。
ST4.操作信号に含まれるアドレス情報に基づいて、該当のアドレスを持つ第一配電盤200の保護リレー20のみが操作信号の受信処理をする。
ST5.保護リレー20は操作信号に基づいて、外部設置の設備機器26を制御する。また、前記設備機器26からの電圧値、電流値、開閉器の開閉状態等の出力信号を演算して状態信号を作成する。
ST6.上記状態信号は、状態信号出力端子25を介して、第一分配器50、第二分配器50Aに送信される。
ST7.第一分配器50から送信される状態信号は、第一CPU2に送信される。
ST8.第一CPU2は、受信した状態信号に基づき演算処理を行うとともに、この状態信号を格納する。また、上記演算処理結果は、系切替ユニット1を介して外部装置に送信される。
上記ST1〜ST8のフローは図24のEND1にて終了する。一方、ST6から分流したフローを図25に基づき以下に説明する。
ST7A.第二分配器50Aから送信される状態信号は、第二CPU2Aに送信される。
ST8A.第二CPU2Aは、受信した上記状態信号を格納する。
上記ST1〜ST6、ST7A、ST8Aのフローは図25に示すEND2にて終了する。また、上記ST7Aから分流したフローにおいて、
ST7B.状態信号が所定の時間(CPUの処理時間の10倍)を経過しても、第二CPU2Aに送信されない場合、前述した待機系ネットワークの返信ラインに異常が発生したと認識し、警報を系切替ユニット1経由外部装置に出力する。
上記ST1〜ST6、ST7A、ST7Bのフローは図25に示すEND3にて終了する。
以上のように、この実施の形態4の配電盤システム500は、第一CPU2が制御系ネットワークとして指定される。そして第一CPU2が出力する1周期単位の操作信号に対応する応答がST2〜ST8のフローに示すようにEND1にて終了する。また、ST7A、ST8Aのフローに示すように、待機系ネットワーク指定の第二CPU2Aには、上記1周期単位の状態信号が返信されてEND2で終了する。
このEND2となることで待機系ネットワークの返信ラインに異常の発生がなく、正常に動作することが確認される。尚、この実施の形態4では多芯構造のメタルケーブル30Aを用いているので、返信ラインに異常発生なしは、送信ラインにも異常発生なしと推測される。また、ST7A、ST7Bに至るEND3で終了するフローでは、待機系ネットワークの返信ラインに異常が発生していることが認識され、外部装置に出力される警報によって、待機系ネットワークの復帰対策を行うことが可能となる。
このような実施の形態4による制御装置100を備えた配電盤システム500では、前述した実施の形態1と同様の効果がある。
尚、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 系切替ユニット、2 第一CPU、2A 第二CPU、5 第一スターカプラ、
5A 第二スターカプラ、20 保護リレー、24 操作信号入力端子、
24A 第一操作信号入力端子、24B 第二操作信号入力端子、
25 状態信号出力端子、25A 第一状態信号出力端子、
25B 第二状態信号出力端子、30 光ケーブル、30A メタルケーブル、
50 第一分配器、50A 第二分配器、100 制御装置、200 第一配電盤、
500 配電盤システム。

Claims (10)

  1. 系切替ユニットと第一CPUと第二CPUとが設けられた配電盤制御装置であって、前記配電盤制御装置には、信号伝送ケーブルを介して第一信号分配統合機能体および第二信号分配統合機能体が接続されているとともに、前記第一信号分配統合機能体および前記第二信号分配統合機能体には、それぞれ複数の配電盤が接続されており、前記配電盤のそれぞれには、操作信号入力端子と状態信号出力端子とを備えた保護リレーが設けられ、前記系切替ユニットは外部装置の外部信号に基づいて、前記第一CPUを前記信号伝送ケーブルで接続される前記第一信号分配統合機能体と、該第一信号分配統合機能体によって、それぞれが単独の接続系統を形成する前記配電盤とによってなる系を制御系ネットワークと設定するとともに、前記第二CPUと前記信号伝送ケーブルで接続される前記第二信号分配統合機能体と、該第二信号分配統合機能体によって、それぞれが単独の接続系統を形成する前記配電盤とによってなる系を待機系ネットワークと設定し、前記第一CPUがアドレス情報を含む1周期単位の操作信号を出力すると、前記配電盤の内の、前記アドレス情報に該当する配電盤の前記保護リレーは、前記操作信号入力端子を介して前記操作信号を入力し、該操作信号に基づき前記保護リレーに接続された設備機器の制御を行うとともに該設備機器の出力信号を演算処理して状態信号を作成し、該状態信号は前記状態信号出力端子から前記第一信号分配統合機能体を介して前記第一CPUに返信されるとともに、前記第二信号分配統合機能体を介して前記第二CPUにも返信され、前記第一CPUは前記状態信号を演算処理した結果を前記外部装置に出力するとともに、前記状態信号は、前記第二CPUに格納される配電盤制御装置。
  2. 系切替ユニットと第一CPUと第二CPUとが設けられた配電盤制御装置であって、前記配電盤制御装置には、信号伝送ケーブルを介して第一信号分配統合機能体および第二信号分配統合機能体が接続されているとともに、前記第一信号分配統合機能体および前記第二信号分配統合機能体には、それぞれ複数の配電盤が接続されており、前記配電盤のそれぞれには、第一操作信号入力端子、第二操作信号入力端子および第一状態信号出力端子と第二状態信号出力端子とを備えた保護リレーが設けられ、前記系切替ユニットは外部装置の外部信号に基づいて、前記第一CPUを前記信号伝送ケーブルで接続される前記第一信号分配統合機能体と、該第一信号分配統合機能体によって、それぞれが単独の接続系統を形成する前記配電盤とによってなる系を制御系ネットワークと設定するとともに、前記第二CPUと前記信号伝送ケーブルで接続される前記第二信号分配統合機能体と、該第二信号分配統合機能体によってそれぞれが単独の接続系統を形成する前記配電盤とによってなる系を待機系ネットワークと設定し、前記第一CPUが制御系ネットワークであることを示すフラグとアドレス情報を含む1周期単位の操作信号を出力すると、前記複数の配電盤の内の、前記アドレス情報に該当する配電盤の前記保護リレーは、前記第一操作信号入力端子を介して前記操作信号を入力し、該操作信号に基づき前記保護リレーに接続された設備機器の制御を行うとともに該設備機器の出力信号を演算処理して状態信号を作成し、該状態信号は前記第一状態信号出力端子から前記第一信号分配統合機能体を介して前記第一CPUに返信され、また、前記第二CPUは、待機系ネットワークであることを示すフラグと、前記第一CPUと同一のアドレス情報を含む1周期単位の操作信号を出力すると、前記第二操作信号入力端子を介して受信する前記アドレス情報に該当する配電盤の前記保護リレーは、前記第二操作信号入力端子を介して前記操作信号を入力し、前記操作信号に基づき前記保護リレーに接続された設備機器の制御を行うことなく、前記第一CPUの操作信号により作成した前記状態信号と同一の状態信号を作成し、該状態信号は前記第二状態信号出力端子から、前記第二信号分配統合機能体を介して前記第二CPUに返信され、前記第一CPUは前記状態信号を演算処理した結果を前記外部装置に出力するとともに、前記状態信号は、前記第二CPUに格納される配電盤制御装置。
  3. 前記第一CPUと前記第二CPUとの間には加えて送信路が設けられており、前記第一CPUは次の周期に入る前の制御系ネットワークの休止時間内において、前記第二CPUにチェック信号の出力を行う送信権を渡す信号を前記送信路を介して出力するとともに、該信号を受信する前記第二CPUはアドレス情報を含むチェック信号を出力すると、前記配電盤の内の前記アドレス情報に該当する配電盤の前記保護リレーは、前記操作信号入力端子を介して前記チェック信号を受信したことを認識して状態信号を作成し、該状態信号は前記保護リレーに設けられた状態信号出力端子から前記第二信号分配統合機能体を介して前記第二CPUに送信され、前記第二CPUは前記複数の配電盤のすべての配電盤について前記チェック信号の出力と、前記状態信号の受信を完了後、前記送信権を前記第一CPUに返す請求項1に記載の配電盤制御装置。
  4. 前記信号伝送ケーブルは多芯の光ケーブルであり、前記第一信号分配統合機能体および前記第二信号分配統合機能体は、それぞれ第一スターカプラ、第二スターカプラとする請求項1に記載の配電盤制御装置。
  5. 前記信号伝送ケーブルは多芯の光ケーブルであり、前記第一信号分配統合機能体および前記第二信号分配統合機能体は、それぞれ第一スターカプラ、第二スターカプラとする請求項2に記載の配電盤制御装置。
  6. 前記信号伝送ケーブルは多芯の光ケーブルであり、前記第一信号分配統合機能体および前記第二信号分配統合機能体は、それぞれ第一スターカプラ、第二スターカプラとする請求項3に記載の配電盤制御装置。
  7. 前記信号伝送ケーブルは多芯のメタルケーブルとする請求項1に記載の配電盤制御装置。
  8. 請求項4に記載の配電盤制御装置を備え、次のステップを有する配電盤システム。
    ST1.前記系切替ユニットは、前記外部装置からの前記外部信号により、前記第一CPUを制御系ネットワークに、前記第二CPUを待機系ネットワークとする信号を出力する。
    ST2.前記第一CPUはアドレス情報を含む1周期単位の操作信号を書き込むとともに、この操作信号を前記配電盤制御装置に設けられた第一E/Oに送信する。
    ST3.前記第一E/Oは前記操作信号を光信号に変換して、第一スターカプラに送信する。
    ST4.前記第一スターカプラは前記光信号を分配して、複数の配電盤である第一配電盤、第二配電盤、第三配電盤に送信する。
    ST5.前記配電盤に設けられた盤内第一O/Eは、前記光信号を電気信号に変換して、前記保護リレーに送信する。
    ST6.前記操作信号に含まれるアドレス情報に基づき、該当アドレスを持つ前記第一配電盤の前記保護リレーのみが前記操作信号の受信処理をする。
    ST7.前記保護リレーは前記操作信号に基づいて外部設置の設備機器を制御する。また、前記設備機器からの出力信号を演算して状態信号を作成する。この状態信号は状態信号出力端子から前記配電盤に設けられた盤内第一E/Oおよび盤内第二E/Oに送信される。
    ST8.前記状態信号は前記盤内第一E/Oで光信号に変換後、前記第一スターカプラに送信される。前記盤内第二E/Oも光信号に変換後、第二スターカプラに送信される。
    ST9.前記第一スターカプラが出力する前記状態信号は、前記配電盤制御装置に設けられた第一O/Eに送信される。
    ST10.前記状態信号は前記第一O/Eで電気信号に変換され、前記第一CPUに送信される。
    ST11.前記第一CPUは受信した前記状態信号に基づき演算処理を行うとともに、この状態信号を格納する。また、前記演算処理結果は、前記系切替ユニットを介して前記外部装置に送信される。
    前記ST8から分流したフローにおいて、
    ST9A、前記第二スターカプラが出力する前記状態信号は、前記配電盤制御装置に設けられた第二O/Eに送信される。
    ST10A.前記状態信号は前記第二O/Eで電気信号に変換され、前記第二CPUに送信される。
    ST11A.前記第二CPUは、受信した前記状態信号を格納する。
    前記ST10Aから分流したフローにおいて、
    ST10B.前記状態信号が所定の時間を経過しても、前記第二CPUに送信されない場合、前記第二CPUは、前記待機系ネットワークの前記保護リレーに設けられた状態信号出力端子から、前記盤内第二E/O、前記第二スターカプラに接続される前記光ケーブルを介して前記盤内第二E/Oを経て前記第二CPUに至る返信ラインに異常が発生したと認識し、警報を前記系切替ユニット経由して前記外部装置に出力する。
  9. 請求項5に記載の配電盤制御装置を備え、次のステップを有する配電盤システム。
    ST1.前記系切替ユニットは前記外部装置からの前記外部信号により、前記第一CPUを制御系ネットワークに、前記第二CPUを待機系ネットワークとする信号を出力する。
    ST2.前記第一CPUは次の周期に入る前制御系ネットワークの休止時間の範囲内において、前記第二CPUにチェック信号出力を行う送信権を渡す。
    ST3.前記第二CPUは待機系ネットワークを示すフラグと、アドレス情報を含む1周期単位のチェック信号を書き込むとともに、第二E/Oに送信する。
    ST4.前記第二E/Oは前記チェック信号を光信号に変換後、第二スターカプラに送信する。
    ST5.前記第二スターカプラは前記光信号を分配して、複数の配電盤である第一配電盤、第二配電盤、第三配電盤のそれぞれの操作信号入力端子に送信する。
    ST6.前記光信号は盤内第一O/Eで電気信号に変換後、前記保護リレーに送信される。
    ST7.前記チェック信号に含まれる前記アドレス情報に基づき、該当するアドレス情報を持つ前記第一配電盤の前記保護リレーが、前記電気信号を受信処理する。
    ST8.前記保護リレーは前記チェック信号を受信したことを認識すると、状態信号を作成し、この状態信号を前記保護リレーに設けられた第二状態信号出力端子から、盤内第二E/Oに送信する。
    ST9.前記盤内第二E/Oは光信号に変換して第二スターカプラに送信する。
    ST10.前記第二スターカプラが出力する前記状態信号は前記配電盤制御装置の第二O/Eに送信される。
    ST11.前記状態信号は前記第二O/Eで電気信号に変換され、前記第二CPUに送信される。
    ST12.前記第二CPUは前記状態信号を受信すると、該第二CPUに係る前記該当するアドレス情報のネットワークが正常であると診断する。
    ST13.前記第二CPUは次の配電盤のアドレス情報を含むチェック信号でもって、前記ST2〜前記ST11を順次繰り返す。
    ST14.前記第二CPUは全ての配電盤との前記チェック信号の授受を完了した後、前記第一CPUに完了信号を送信し、送信権を前記第一CPUに返す。
    ST15.前記第一CPUは次の伝送周期に入る。
    前記ST12から分流したフロー12Aにおいて、
    ST12A.前記状態信号が所定の時間経過しても、前記第二CPUが受信しない場合、前記第二CPUに係る前記該当するアドレス情報のネットワークが異常であると診断し、警報を前記切替ユニットを経由して前記外部装置に出力する。
  10. 請求項7に記載の配電盤制御装置を備え、次のステップを有する配電盤システム。
    ST1.前記系切替ユニットは前記外部装置からの前記外部信号により、前記第一CPUを制御系ネットワークに、前記第二CPUを待機系ネットワークとする信号を出力する。
    ST2.前記第一CPUはアドレス情報を含む1周期単位の操作信号を書き込むとともに、この操作信号を前記第一信号分配統合機能体に送信する。
    ST3.前記第一信号分配統合機能体は前記操作信号を分配し、複数の配電盤である第一配電盤、第二配電盤、第三配電盤のそれぞれの前記操作信号入力端子を介し、前記保護リレーに送信する。
    ST4.前記操作信号に含まれる前記アドレス情報に基づいて、該当のアドレスを持つ前記第一配電盤の前記保護リレーのみが操作信号の受信処理をする。
    ST5.前記保護リレーは前記操作信号に基づいて、外部設置の設備機器を制御するとともに、前記設備機器の出力信号を演算して状態信号を作成する。
    ST6.前記状態信号は、前記状態信号出力端子を介して、前記第一信号分配統合機能体、第二信号分配統合機能体に送信される。
    ST7.前記第一信号分配統合機能体から送信される前記状態信号は、前記第一CPUに送信される。
    ST8.前記第一CPUは受信した前記状態信号に基づき演算処理を行うとともに、この状態信号を格納する。また、前記演算処理結果は、系切替ユニットを介して前記外部装置に送信される。
    ST6から分流したフローにおいて、
    ST7A.前記第二信号分配統合機能体から送信される前記状態信号は、前記第二CPUに送信される。
    ST8A.前記第二CPUは受信した前記状態信号を格納する。
    ST7Aから分流したフローにおいて、
    ST7B.前記状態信号が所定の時間を経過しても前記第二CPUに送信されない場合、前記待機系ネットワークの前記保護リレーに設けられた状態信号出力端子から、前記第二信号分配統合機能体と、前記多芯のメタルケーブルで接続された前記第二CPUで形成される返信ラインに異常が発生したと認識し、警報を前記系切替ユニット経由して前記外部装置に出力する。
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