JP6697295B2 - 膝用サポータ - Google Patents

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Description

本発明は、膝に着用することにより、この部分を保護・矯正・保温したり、痛みを緩和させたりするのに使用するサポータに関する。
この種のサポータとしては多種多様のものが特許公開され、市販もされている。例えば、特開2007―82220(特許第5025934号)においては、サポータ本体と一体的に設けられたシリコン樹脂からなる帯状のテーピング部を有するものが公開されている。
特開2007―82220(特許第5025934号)
従来の各種発明考案は皆それなりに有用で所期の効果を有するものである。しかし、特に膝を動かした直後や長時間の使用の後にサポータがずり下がったり、端部がめくれ上がったりする問題があり、それに対する対策は十分になされているとは言い難い。
本発明は、この問題に鑑みて行われたもので、サポータのずり下がりやサポータ端部のめくれ上がりを少なくした膝用サポータを提供することを目的とする。
本発明は、着用者の脚の少なくとも膝上下部並びに膝蓋骨および膝窩部を被覆する筒状のサポータ本体を有する膝用サポータであって、前記サポータ本体は、通気性を有しかつ全方向に伸縮自在なストレッチ素材からなり、その上下端部は折り返し縫いせずにそのままの端部としており、少なくとも部分的に着用者の膝蓋骨を包囲するテーピング部と、前記サポータ本体のずり下がりやその端部めくれ上がりを防止する手段を有し、前記ずり下がり・めくれ上がり防止手段は、前記サポータ本体の上端付近に設けられた、斜め方向に延びる、5本〜15本の筋状突起であり、前記サポータ本体の上端から0.3〜1cmまで接近しており、前記筋状突起の傾斜角度は、前記サポータ本体の上端線を基準にして50〜80度であることを特徴とする(請求項1)。
上記において、「前記サポータ本体の上端付近」というのは、最も近接した部分ではサポータ本体の上端から0.2〜2cm、好ましくは0.3〜1cm程度まで接近していることをいうものとする。
好ましくは、前記テーピング部の先端部分が前記筋状突起の一部を構成していることである(請求項2)。
また、好ましくは、前記筋状突起の本数が2〜20本、より好ましくは5本〜15本である。前記筋状突起の長さは1.5〜5cm(前記筋状突起が前記テーピング部の先端部分であるときを除く)が好ましい。前記筋状突起の傾斜角度は、前記サポータ本体の上端線を基準にして50〜80度が好ましい。
本発明請求項1によれば、斜め方向に延びる、複数の筋状突起がサポータ本体の上端付近に配置されるので、この位置でサポータ上端の生地の伸縮が抑制される。その結果、膝を動かした直後や長時間の使用の後にサポータがずり下がったり、端部がめくれ上がったりすることが少なくなる。
請求項2によれば、テーピング部の一部を筋状突起として使用するため、テーピング部が筋状突起を兼ねることになり、製造効率がよくなる。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施例を説明する。
本発明のサポータを着用した状態を前側から見た斜視図である。 同サポータを着用した状態を後ろ側から見た斜視図である。 同サポータの(a)正面図、(b)背面図、(c)左側面図、(d)平面図である。
図1〜3に示すように、この膝用サポータ1は、着用者の脚の少なくとも膝上下部並びに膝蓋骨および膝窩部を被覆する筒状のサポータ本体2を有している。
サポータ本体2は、通気性を有しかつ全方向に伸縮自在なストレッチ素材から構成されている。ここで、ストレッチ素材とは、ポリウレタン繊維やポリエステル繊維などの伸縮性を有する繊維からなる、またはこれらと他の繊維との複合糸からなる編み組織を有する素材をいう。ナイロンメッシュなどのメッシュ地を用いるようにしてもよい。
サポータ本体2の生地の上下端部は、折り返し縫いせずにそのままの端部とすることができるヘム素材を使用することが好ましい。そうすることで、ゴムによる圧迫感をなくし、生地の折り返しによる厚みの増加を避けることができるからである。
サポータ本体2の表面には、帯状に延びる左右対称のテーピング部3,4が設けられている。図3に示すように、左右テーピング部3,4は、サポータ本体2の前面において、着用者の膝蓋骨を左右から挟むように設けられている第1部分31,41を有する。
左テーピング部3は、さらに、この第1部分31から上方に3本枝分かれして形成された第2部分32、第3部分33、第4部分34を有し、また第1部分31から下方に3本枝分かれして形成された第5部分35、第6部分36、第7部分37を有する。
右テーピング部4は、さらに、この第1部分41から上方に3本枝分かれして形成された第2部分42、第3部分43、第4部分44を有し、また第1部分41から下方に3本枝分かれして形成された第5部分45、第6部分46、第7部分47を有する。
左テーピング部3の第1部分31、第2部分32、第5部分35及び右テーピング部4の第1部分41、第2部分42、第5部分45は、上下方向に隙間を有するものの、全体がほぼ楕円状であり、着用者の膝蓋骨を包囲している。
左テーピング部3の第2部分32、第3部分33、第4部分34の各先端及び右テーピング部4の第2部分42、第3部分43、第4部分44の各先端はサポータ本体の上端近く(上端から約0.5cm)まで伸びている。
左右テーピング部3,4は、TPU樹脂やシリコン樹脂などの樹脂やゴムから構成され、サポータ本体2に対して強固に付着されて一体化している。各テーピング部3,4は平たんなものではなく、断面が山形となっており、最高点の高さは2〜4mm程度である。
これら左右テーピング部3,4が配置されているため、サポータ本体2は伸縮が制約されている。その結果、サポータ1装着時には、左右テーピング部3,4が着用者の脚の膝蓋骨や膝関節付近を締め付けて、膝をしっかりと支えることができ、関節のブレやぐらつきを抑制することができる。
上記テーピング部3,4にも増して、本発明にとって特徴的なのは、サポータ本体2の上端付近に、サポータ本体のずり下がりや端部のめくれ上がりを防ぐための手段が設けられていることである。
このずり下がりやめくれ上がり防止手段は、斜め方向に延びる、複数の筋状突起5である。この実施例では、図3(b)(c)に表れているように、サポータ本体の背面側に設けられた6本の筋状突起5である。筋状突起5の長さは約3cmで、傾斜角度はサポータ本体2の上端線を基準にして約65度である。傾斜方向は、左側3本が右上がり、右側3本が右下がりである。先端はサポータ本体の上端近く(上端から約0.5cm)まで伸びている。
これらの筋状突起5は、サポータ本体2の背面側だけに設けられているが、サポータ本体2の前面の左テーピング部3の第2部分32、第3部分33、第4部分34及び右テーピング部4の第2部分42、第3部分43、第4部分44も一種の筋状突起ということができる。
そのようにみるとき、この実施例では、筋状突起5はサポータ本体の前面側に6本、背面側に6本形成されていて、ほぼサポータ本体の全周に配置されているということもできる。
1 膝用サポータ
2 サポータ本体
3 左テーピング部
31 第1部分
32 第2部分
33 第3部分
34 第4部分
35 第5部分
36 第6部分
37 第7部分
4 右テーピング部
41 第1部分
42 第2部分
43 第3部分
44 第4部分
45 第5部分
46 第6部分
47 第7部分
5 筋状突起

Claims (3)

  1. 着用者の脚の少なくとも膝上下部並びに膝蓋骨および膝窩部を被覆する筒状のサポータ本体(2)を有する膝用サポータ(1)であって、
    前記サポータ本体(2)は、
    通気性を有しかつ全方向に伸縮自在なストレッチ素材からなり、
    その上下端部は折り返し縫いせずにそのままの端部としており、
    少なくとも部分的に着用者の膝蓋骨を包囲するテーピング部(3,4)と、
    前記サポータ本体(2)のずり下がりやその端部めくれ上がりを防止する手段を有し、
    前記ずり下がり・めくれ上がり防止手段は、
    前記サポータ本体(2)の上端付近に設けられた、斜め方向に延びる、5本〜15本の筋状突起(5)であり、前記サポータ本体の上端から0.3〜1cmまで接近しており、
    前記筋状突起(5)の傾斜角度は、前記サポータ本体(2)の上端線を基準にして50〜80度である
    ことを特徴とする膝用サポータ。
  2. 前記テーピング部(3,4)の先端部分(32,33,34;42,43,44)が前記複数の筋状突起(5)の一部を構成している請求項1記載の膝用サポータ。
  3. 前記筋状突起(5)が前記テーピング部(3,4)の先端部分(32,33,34;42,43,44)であるときを除き、前記筋状突起(5)の長さが1.5〜5cmである請求項記載の膝用サポータ。
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