JP3148659U - 膝用サポーター - Google Patents
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Abstract
【課題】継続的に使用することで膝痛の緩和、衰えた膝筋肉の活性化を可能とする膝用サポーターを提供する。【解決手段】伸縮性の布材で形成した筒状の本体における前面の裏側を二重構造として中空部を形成し、該中空部内に、環状部とその上に伸びる三本筋からなる弾性体を取り付ける。弾性体を、セラミックス成分とエラストマーを混合して遠赤外線放射ゲル状物とした。素材が遠赤外線放射ゲル状物であるため膝及びその周囲の痛みの緩和に極めて有効な作用を及ぼす。人体は有機体であり20ミクロン前後の遠赤外線の放射体でもあるから遠赤外線を放射するゲル状物である弾性体は人体に対し遠赤が共鳴吸収されることで熱へと変わり、保温性が助長されて膝及びその周囲の細胞を活性化し頗る血行を良くする。【選択図】図1
Description
本考案は、膝の血行を良くして痛みの緩和等に有効な膝用サポーターに関する。
生活習慣の変化や社会全体の高齢化に伴って膝の痛みや屈伸が思うようにいかないと言った症状を訴える人口の増加につれて膝サポーターの需要も増え、この種技術の開発も数多く見られる。膝は足を屈伸する際の中心点となるものあり、サポーターは上下左右に伸縮することが要請され、また膝該当部には穴をあけたり薄い素材を設けたりすることが常である。サポーターは全体を筒状に形成して靴下を穿く要領で足首から挿入するようにするもの(例えば特許文献1〜3参照)や、縦方向の左右を解放状とし装着してから両側を重ね合わせるようにして面ファスナなどで閉塞するといったもの(例えば特許文献4参照)、更にはこの両方を含む構成のもの(例えば特許文献5参照)など種々の形態のものがある。
特開2005−185629号公報 特開2003−88544号公報 登録実用新案第3073174号公報 特開2002−88534号公報 登録実用新案第3020316公報
特許文献1に記載のものは、膝関節の捻り回動に伴う痛みを効果的に軽減することを趣旨とし、そのために編布の縦方向に沿って引っ張り剛性の高い繊維を編みこんだり横方向に沿ってゴム状弾性の高い繊維を編み込むことを特徴としており、いわば所定の素材の組み合わせで構成したものであるから、膝関節の捻り回動の際に痛みを軽減できることはあっても、膝の痛み自体の除去を効果的にするには難点がある。
特許文献2に記載のものは、脚の筋肉の動きを促進することで膝関節のみならず股関節の屈曲及び伸展を容易に行えるようにしてスムースな歩行を可能にすることを趣旨としており、そのためにサポーター本体の裏面に第1乃至第3の突起物を設けたというものである。この技術は突起物によって恰も指圧をするように特定の部位を刺激してそのことで拮抗筋の働きを有効に機能させようとするものと理解されるが、突起物による圧迫作用を効果的にするためには相応の固さを必要とし、その場合着用者にとってはむしろ圧迫感が先行するという不具合が考えられる。
特許文献3に記載のものは、装着したときに上下方向や膝部・肘部の周りで動きにずれを生じることがないサポーターに関するもので、そのためにサポーター本体の内面に脚の膝部の周りを囲む位置で環状に補強材を取り付けたことを特徴としている。この技術は膝部に対しサポーターを正しく固定できる点では功を奏することはできても膝及びその周囲の痛みを十分緩和できるとは考えにくい。
特許文献4に記載のものは、登山等の昇降時の膝関節部位及びその周囲の障害を予防しこれらの部分を保護するとことを目的としたものであり、高齢者や障害者の日常座臥・起居時向けに作製されたものではないため構造もやゝ複雑で、装着にも手間取るといった懸念がある。
特許文献5に記載のものは膝下部分が筒状で膝上部分が解放帯状のため、膝上部分の締め付け加減を自由に調節できることを趣旨としている。このため装着の際の位置決めが容易でフィット性に優れる機能を発揮するものであるが、膝関節の痛みを効果的に除去するには問題がある。
その他この種サポーターには内部に筋肉刺激のための特殊形状材を組み込んだものなどもあるが、膝自体を根本的に改善するものとは言い難く、本考案はこのような従来技術の現状に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装着の容易性は勿論、継続的に使用することで膝そのものの痛みの緩和に著効性を発揮できる素材を組み合わせ、衰えた膝筋肉の活性化を意図した提案である。
すなわち本考案は、伸縮性の布材で形成した筒状の本体における前面の裏側を二重構造として中空部を形成し、該中空部内に、環状部とその上に伸びる三本筋からなる弾性体を取り付けてなり、弾性体が、チタン・アルミナ・磁鉄鉱等のセラミックス成分とエラストマーを混合して遠赤外線放射ゲル状物としたものであることを主旨としている。
本体の上部に小袋を備え、該小袋内にスイッチ操作で作動・停止する小型モーター内臓の振動体を取り付けることを特徴とする。
中空部内に取り付けた弾性体を特殊素材で構成したことで膝の屈伸作用がスムースになされることは当然として、上記素材が遠赤外線放射ゲル状物であるため膝及びその周囲の痛みの緩和に極めて有効な作用を及ぼす。しかして人体は有機体であり20ミクロン前後の遠赤外線の放射体でもあるから遠赤外線を放射するゲル状物である弾性体は人体に対し遠赤が共鳴吸収されることで熱へと変わり、保温性が助長されて膝及びその周囲の細胞を活性化し頗る血行を良くする。したがって継続使用すると膝周りの血液循環が促進されて屈伸時の痛みが体内から和らぐという従来に見られない効用に加え、弾性体の環状部と三本筋が十分な曲げ作用を発揮して膝周りと大腿四頭筋を適度に刺激し、筋肉強化にも役立つという多大な効果をもたらす。
本体の小袋内に振動体を配置すると筋肉が振動によって刺激を受け、血流が増幅して弾性体の遠赤外線物質が体内への深達力を確実なものとする。この振動は人体と弾性体の双方に及ぶため遠赤外線の浸透率は相乗効果を上げることができるとともに振動による心地よさがサポーターの着装感を一層良好なものとする。
図面に基づき本考案実施の形態を説明すると、図1(a)において1は全体が筒状のサポーター本体で通気性を持った伸縮性の布材で形成されているため縦及び横方向の引っ張りに十分適応し、膝屈伸時に無理な負荷がかゝらないことを特徴とするが、伸縮性の布材は従来品と同様の素材を用いればよく、したがって詳細説明は省略する。
本体1は(b)のように前面裏側を二重構造として中空部2を形成し、この中空部2内に、膝痛の緩和に有効で且つ筋肉強化に役立つ弾性体3が取り付けられる。弾性体は3は(c)のように環状部4と、その上に伸びる三本筋5からなっていて、膝の関節周り・大腿四頭筋に沿う構造としてある。環状部4は下面が正面三ツ山形であり膝周りにフィットしてずれにくく、三本筋5は親指形で上部が基部よりも太めに形成され、膝関節にマッチして柔軟な動きをする。
弾性体3は、従来品と異なりチタン・アルミナ・磁鉄鉱等の遠赤外線放射・磁気発生物質であるセラミックス成分と、エラストマーを混合して形成することで遠赤外線放射ゲル状物としたものである。エラストマー特有の弾力性と柔軟性が発揮されることは勿論、遠赤外線放射機能を有することで図2のように装着すると膝への細胞活性化が促進される。元来遠赤外線物質が人体に対し保温性等を持つことは知られているが、膝関節の動きに対応できるような構造体のものはかつてなかったところ、本考案ではエラストマーとの混合物としたことで遠赤外線放射ゲル状物を形成して膝関節の動きに順応し、痛みの緩和だけでなく継続使用すると徐々に健康体へと回復することが所期されるものである。サポーター本体1は通気性のある布材であるから遠赤外線の放射を遮ることはなく、人体を熱源とする遠赤外線の波長が分子活動の共鳴作用と磁気体より発する磁気によって生体の呼吸活動を活発化する方向に作用し、膝周りの血行を良くして膝を正常な状態に修復し、やがては膝屈伸も楽になる。
図3(a)はサポーター本体1に振動体10を取り付けた例を示す。本体1の上部に小袋6を備えることで小型モーターを内臓した振動体10を取り付けることができ、小型モーターはスイッチ操作で作動・停止させることができる。振動体10は(b)のようにやゝ扁平形状の指先サイズのものとすることにより小袋6内に配置しても人体に違和感は起きない。電源は例えば単四電池2個を収納した電源小箱11を下着などに取り付けておきコード12と接続すればよく、強弱の調節機能を持たせることで体調に見合った振動操作が出来る。サポーター着装中に振動体10を作動させると振動によって筋肉が刺激を受け、それによって血流が増進するとともに遠赤外線の深達力も向上するため膝周り・大腿四頭筋の細胞活性化が促進して膝痛が緩和され、脚の屈伸が軽快となる。小袋6は作製が容易であり、上方開口状のため振動体10の着脱にも手間がかゝらない。
本考案における弾性体3はサポーター本体1と一体的に設けたゲル状物であるから膝の動きに順応し、またチタン・アルミナ・磁鉄鉱等の遠赤放射物質をエラストマーと混合して遠赤外線と磁気発生を人体に対し効果的に及ぼすことにより、単なる膝用補助具としての従来技術とは一線を画し、膝内部より患部の回復ができる極めて有益な提案である。
1 本体
2 中空部
3 弾性体
4 環状部
5 三本筋
6 小袋
10 振動体
11 電源小箱
12 コード
2 中空部
3 弾性体
4 環状部
5 三本筋
6 小袋
10 振動体
11 電源小箱
12 コード
Claims (2)
- 伸縮性の布材で形成した筒状の本体における前面の裏側を二重構造として中空部を形成し、該中空部内に、環状部とその上に伸びる三本筋からなる弾性体を取り付けてなり、弾性体が、チタン・アルミナ・磁鉄鉱等のセラミックス成分とエラストマーを混合して遠赤外線放射ゲル状物としたものであることを特徴とする膝用サポーター。
- 本体の上部に小袋を備え、該小袋内にスイッチ操作で作動・停止する小型モーター内臓の振動体を取り付けることを特徴とする請求項1記載の膝用サポーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008008745U JP3148659U (ja) | 2008-11-17 | 2008-11-17 | 膝用サポーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008008745U JP3148659U (ja) | 2008-11-17 | 2008-11-17 | 膝用サポーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3148659U true JP3148659U (ja) | 2009-02-26 |
Family
ID=54782190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008008745U Expired - Fee Related JP3148659U (ja) | 2008-11-17 | 2008-11-17 | 膝用サポーター |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3148659U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015073626A (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-20 | ユニ・チャーム株式会社 | 着用物品 |
JP2017166105A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | モリト株式会社 | 膝用サポータ |
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2008
- 2008-11-17 JP JP2008008745U patent/JP3148659U/ja not_active Expired - Fee Related
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