JP6696742B2 - 免震部材応答推定装置及び免震部材応答推定方法 - Google Patents

免震部材応答推定装置及び免震部材応答推定方法 Download PDF

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Description

本発明は、免震部材の応答推定を行う免震部材応答推定装置及び免震部材応答推定方法に関する。
従来、剛性が変化する免震部材を対象とした加振問題に対する応答推定を行う場合、免震部材の時刻歴応答解析を行うものが一般的である(非特許文献1参照)。
竹中康雄、山田和彦、吉川和秀、「免震用積層ゴム支承の曲線型履歴復元力モデル:「修正HDモデル」」、日本建築学会技術報告集、2001年12月、第14号、p.87−92
しかしながら、免震部材の時刻歴応答解析を行うには、実験などで実際の挙動との対応を確かめる必要があり、免震部材の歪みを容易に応答推定することができなかった。
本発明は、免震部材の歪みを容易に応答推定することが可能な免震部材応答推定装置及び免震部材応答推定方法を提供することを目的とする。
本発明に係る免震部材応答推定装置は、
加振源の特性と免震部材の振動特性との関係から前記免震部材の応答を推定可能な免震部材応答推定装置であって、
前記加振源のサイン波の卓越振動数fe、前記加振源のサイン波の入力加速度A、前記加振源の質量Me、前記免震部材の等価減衰定数heq、前記免震部材の卓越振動数f、及び前記免震部材の質量Mを入力する入力部と、
前記入力部から入力された各数値に基づき、前記加振源のサイン波の卓越振動数feと前記免震部材の卓越振動数fとの関係がfe≧f の場合、少なくとも以下の式(1)〜(3)のいずれか1つの式によって免震部材の歪みγを演算する演算部と、
前記演算部によって演算された前記免震部材の歪みγを出力する出力部と、
を備える
ことを特徴とする。
Figure 0006696742
ただし、
γ:積層変形角(無次元)、
f e :前記加振源の卓越振動数 [Hz]、
A:前記加振源の入力加速度 [cm/s 2 ]、
M e :前記加振源の質量 [ton]、
f:前記免震部材の卓越振動数 [Hz]、
M:前記免震部材の質量 [ton]、
Figure 0006696742
h eq :前記免震部材の等価減衰定数、
である。
本発明に係る免震部材応答推定装置では、
前記入力部は、前記式(1)〜(3)のいずれかを選択する選択部を有する
ことを特徴とする
本発明に係る免震部材応答推定方法は、
加振源の特性と免震部材の振動特性との関係から前記免震部材の応答を推定可能な免震部材応答推定方法であって、
前記加振源のサイン波の卓越振動数fe、前記加振源のサイン波の入力加速度A、前記加振源の質量Me、前記免震部材の等価減衰定数heq、前記免震部材の卓越振動数f、及び前記免震部材の質量Mを入力するステップと、
入力された各数値に基づき、前記加振源の卓越振動数feと前記免震部材の卓越振動数fとの関係がfe≧f の場合、少なくとも以下の式(1)〜(3)のいずれか1つの式によって免震部材の歪みγを演算するステップと、
演算された前記免震部材の歪みγを出力するステップと、
を有する
ことを特徴とする。
Figure 0006696742
ただし、
γ:積層変形角(無次元)、
f e :前記加振源の卓越振動数 [Hz]、
A:前記加振源の入力加速度 [cm/s 2 ]、
M e :前記加振源の質量 [ton]、
f:前記免震部材の卓越振動数 [Hz]、
M:前記免震部材の質量 [ton]、
Figure 0006696742
h eq :前記免震部材の等価減衰定数、
である。
本発明に係る免震部材応答推定方法は、
前記式(1)〜(3)のいずれかを選択するステップを有する
ことを特徴とする。
本発明に係る免震部材応答推定装置は、
加振源の特性と免震部材の振動特性との関係から前記免震部材の応答を推定可能な免震部材応答推定装置であって、
前記加振源のサイン波の卓越振動数fe、前記加振源のサイン波の入力加速度A、前記加振源の質量Me、前記免震部材の等価減衰定数heq、前記免震部材の卓越振動数f、及び前記免震部材の質量Mを入力する入力部と、
前記入力部から入力された各数値に基づき、前記加振源の卓越振動数feと前記免震部材の卓越振動数fとの関係がfe≧f の場合、少なくとも以下の式(1)〜(3)のいずれか1つの式によって免震部材の歪みγを演算する演算部と、
前記演算部によって演算された前記免震部材の歪みγを出力する出力部と、
を備えるので、
免震部材の歪みγを容易に応答推定することが可能となる。
Figure 0006696742
ただし、
γ:積層変形角(無次元)、
f e :前記加振源の卓越振動数 [Hz]、
A:前記加振源の入力加速度 [cm/s 2 ]、
M e :前記加振源の質量 [ton]、
f:前記免震部材の卓越振動数 [Hz]、
M:前記免震部材の質量 [ton]、
Figure 0006696742
h eq :前記免震部材の等価減衰定数、
である。
本発明に係る免震部材応答推定装置では、
前記入力部は、前記式(1)〜(3)のいずれかを選択する選択部を有するので、
免震部材の歪みγの推定性能を調整することが可能となる。
本発明に係る免震部材応答推定方法は、
加振源の特性と免震部材の振動特性との関係から前記免震部材の応答を推定可能な免震部材応答推定方法であって、
前記加振源のサイン波の卓越振動数fe、前記加振源のサイン波の入力加速度A、前記加振源の質量Me、前記免震部材の等価減衰定数heq、前記免震部材の卓越振動数f、及び前記免震部材の質量Mを入力するステップと、
入力された各数値に基づき、前記加振源の卓越振動数feと前記免震部材の卓越振動数fとの関係がfe≧f の場合、少なくとも以下の式(1)〜(3)のいずれか1つの式によって免震部材の歪みγを演算するステップと、
演算された前記免震部材の歪みγを出力するステップと、
を有するので、
免震部材を容易に応答推定することが可能となる。
Figure 0006696742
ただし、
γ:積層変形角(無次元)、
f e :前記加振源の卓越振動数 [Hz]、
A:前記加振源の入力加速度 [cm/s 2 ]、
M e :前記加振源の質量 [ton]、
f:前記免震部材の卓越振動数 [Hz]、
M:前記免震部材の質量 [ton]、
Figure 0006696742
h eq :前記免震部材の等価減衰定数、
である。
本発明に係る免震部材応答推定方法は、
前記式(1)〜(3)のいずれかを選択するステップを有するので、
免震部材の歪みγの推定性能を調整することが可能となる。
本実施形態の免震部材応答推定装置を示す。 本実施形態の免震部材応答推定装置に用いられる近似式を求めるためのモデルを示す。 本実施形態の免震部材応答推定装置における加振源の入力加速度と免震部材の歪みとの関係を示す。 本実施形態の免震部材応答推定装置における卓越振動数が異なる場合の基準化入力加速度と免震部材の歪みとの関係を示す。 本実施形態の免震部材応答推定装置における免震部材の面圧が異なる場合の基準化入力加速度と免震部材の歪みとの関係を示す。
以下、図面を参照して本発明にかかる免震部材応答推定装置1の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態の免震部材応答推定装置1を示す。図2は、本実施形態の免震部材応答推定装置1に用いられる近似式を求めるためのモデル10を示す。
本実施形態の免震部材応答推定装置1は、入力部2と、演算部3と、出力部4と、を備え、加振源の特性と免震部材の振動特性との関係から応答解析を行わず、免震部材の応答を簡略的に推定することが可能である。免震部材応答推定装置1の演算部3で用いられる近似式を求めるためのモデル10は、図2に示すように、床11に免震部材12を介して加振源13を載置したものである。
入力部2は、加振源13の卓越振動数fe、加振源13の入力加速度A、加振源13の質
量Me、免震部材12の等価減衰定数heq、免震部材12のバネ定数Keq、免震部材12の卓越振動数f、及び免震部材12の質量Mを入力する。
演算部3は、入力部2から入力された各数値に基づき、加振源13の卓越振動数feと免震部材12の卓越振動数fとの関係がfe≧f の場合、少なくとも以下の式(1)〜(3)のいずれか1つの式によって免震部材12の歪みγを近似的に推定する。式(1)〜(3)は、少なくともいずれか1つを記憶しておき演算に用いればよい。また、入力部2が選択部21を有し、選択部21で式(1)〜(3)を選択し、選択された式で免震部材12の歪みγを演算できるようにしてもよい。
Figure 0006696742
ただし、
γ:積層変形角(無次元)、
f e :前記加振源の卓越振動数 [Hz]、
A:前記加振源の入力加速度 [cm/s 2 ]、
M e :前記加振源の質量 [ton]、
f:前記免震部材の卓越振動数 [Hz]、
M:前記免震部材の質量 [ton]、
Figure 0006696742
h eq :前記免震部材の等価減衰定数、
である。
出力部3は、演算部2によって演算された免震部材12の歪みγを出力する。なお、式(1)又は式(2)を用いた場合には、免震部材12の歪みγは、所定の範囲内に存在するものとして表される。
図3は、本実施形態の免震部材応答推定装置1における加振源13の入力加速度と免震部材12の歪みγとの関係を示す。
本実施形態の免震部材応答推定装置1において、免震部材12の加振実験を想定して演算した結果を図3に示す。図3に示した例では、仮想的に、質量Me=0.2tonの加振源13を入力加速度A=50〜1000cm/s2で変化させて演算した。加振するサイン波の振動数feは、2〜10Hzで変化させた。図3に示すように、加振源13の入力加速度Aが増大すると共に、免震部材12の歪みγは、増大しているが、加振源13の卓越振動数feによって変化の度合いは異なる。
図4は、本実施形態の免震部材応答推定装置1における卓越振動数feが異なる場合の基準化入力加速度(α・Me・A/M)と免震部材12の歪みγとの関係を示す。
加振源13の卓越振動数feと免震部材12の卓越振動数fとの関係がfe≧f の場合、す
なわち共振していない場合、基準化入力加速度(α・Me・A/M)と免震部材12の歪みγ
との関係は、卓越振動数feが異なる場合であっても以下の式(1)を満足する。
0.03(α・Me・A/M)0.8≦γ≦0.3(α・Me
・A/M)0.8 (1
また、卓越振動数feを選択した場合には、基準化入力加速度(α4Me4

・A/M)0.8 (2)
さらに、基準化入力加速度(α・Me・A/M)と免震部材12の歪みγとの関係は、ほぼ
以下の式(3)を満足すると言い換えてもよい。
γ=0.05(α・Me・A/M)0.8 (3)
このように、加振源13の卓越振動数feと免震部材12の卓越振動数fとの関係がfe≧f
の場合、すなわち共振していない場合、基準化入力加速度(α・Me・A/M)を入力するだけで、時刻歴応答解析や周波数応答解析を必要とせずに、卓越振動数feが異なる場合であっても、免震部材12の歪みγを容易に推定することが可能となる。
図5は、本実施形態の免震部材応答推定装置1における免震部材12の面圧が異なる場合の基準化入力加速度(α・Me・A/M)と免震部材12の歪みγとの関係を示す。
加振源13の卓越振動数feと免震部材12の卓越振動数fとの関係がfe≧f の場合、す
なわち共振していない場合、基準化入力加速度(α・Me・A/M)と免震部材12の歪みγ
との関係は、免震部材12の面圧が異なる場合であっても、以下の式(2)を満足する。
0.03(α・Me・A/M)0.8≦γ≦0.07(α・Me
・A/M)0.8 (2
さらに、基準化入力加速度(α・Me・A/M)と免震部材12の歪みγとの関係は、ほぼ
以下の式(3)を満足すると言い換えてもよい。
γ=0.05(α・Me・A/M)0.8 (3)
このように、加振源13の卓越振動数feと免震部材12の卓越振動数fとの関係がfe≧f
の場合、すなわち共振していない場合、基準化入力加速度(α・Me・A/M)を入力するだけで、時刻歴応答解析や周波数応答解析を必要とせずに、免震部材12の面圧が異なる場合であっても、免震部材12の歪みγを容易に推定することが可能となる。
以上、本実施形態の免震部材応答推定装置1によれば、加振源13の特性と免震部材12の振動特性との関係から免震部材12の応答を推定可能な免震部材応答推定装置1であって、加振源13のサイン波の卓越振動数fe、加振源13のサイン波の入力加速度A、加振源13の質量Me、免震部材12の等価減衰定数heq、免震部材12の卓越振動数f、及び免震部材12の質量Mを入力する入力部2と、入力部2から入力された各数値に基づき、加振源13の卓越振動数feと免震部材12の卓越振動数fとの関係がfe≧f の場合、少なくとも以下の式(1)〜(3)のいずれか1つの式によって免震部材12の歪みγを演算する演算部3と、演算部3によって演算された免震部材12の歪みγを出力する出力部4と、を備えるので、免震部材12の歪みγを容易に応答推定することが可能となる。
Figure 0006696742
ただし、
γ:積層変形角(無次元)、
f e :前記加振源の卓越振動数 [Hz]、
A:前記加振源の入力加速度 [cm/s 2 ]、
M e :前記加振源の質量 [ton]、
f:前記免震部材の卓越振動数 [Hz]、
M:前記免震部材の質量 [ton]、
Figure 0006696742
h eq :前記免震部材の等価減衰定数、
である。
また、本実施形態の免震部材応答推定装置1によれば、入力部2は、式(1)〜(3)のいずれかを選択する選択部21を有するので、免震部材12の歪みγの推定性能を調整することが可能となる。
さらに、本実施形態の免震部材応答推定方法によれば、加振源13の特性と免震部材12の振動特性との関係から免震部材12の応答を推定可能な免震部材応答推定方法であって、加振源13のサイン波の卓越振動数fe、加振源13のサイン波の入力加速度A、加振源13の質量Me、免震部材12の等価減衰定数heq、免震部材12の卓越振動数f、及び免震部材12の質量Mを入力するステップと、入力された各数値に基づき、加振源13の卓越振動数feと免震部材12の卓越振動数fとの関係がfe≧f の場合、少なくとも以下の式(1)〜(3)のいずれか1つの式によって免震部材12の歪みγを演算するステップと、演算された免震部材12の歪みγを出力するステップと、を有するので、免震部材12を容易に応答推定することが可能となる。
Figure 0006696742
ただし、
γ:積層変形角(無次元)、
f e :前記加振源の卓越振動数 [Hz]、
A:前記加振源の入力加速度 [cm/s 2 ]、
M e :前記加振源の質量 [ton]、
f:前記免震部材の卓越振動数 [Hz]、
M:前記免震部材の質量 [ton]、
Figure 0006696742
h eq :前記免震部材の等価減衰定数、
である。
また、本実施形態の免震部材応答推定方法によれば、式(1)〜(3)のいずれかを選択するステップを有するので、免震部材12の歪みγの推定性能を調整することが可能となる。
なお、この実施形態によって本発明は限定されるものではない。すなわち、実施形態の説明に当たって、例示のために特定の詳細な内容が多く含まれるが、当業者であれば、これらの詳細な内容に色々なバリエーションや変更を加えてもよい。
1…免震部材応答推定装置
2…入力部
3…演算部
4…出力部
10…モデル
11…床
12…免震部材
13…加振源

Claims (4)

  1. 加振源の特性と免震部材の振動特性との関係から前記免震部材の応答を推定可能な免震部材応答推定装置であって、
    前記加振源のサイン波の卓越振動数fe、前記加振源のサイン波の入力加速度A、前記加振源の質量Me、前記免震部材の等価減衰定数heq、前記免震部材の卓越振動数f、及び前記免震部材の質量Mを入力する入力部と、
    前記入力部から入力された各数値に基づき、前記加振源のサイン波の卓越振動数feと前記免震部材の卓越振動数fとの関係がfe≧f の場合、少なくとも以下の式(1)〜(3)のいずれか1つの式によって免震部材の歪みγを演算する演算部と、
    前記演算部によって演算された前記免震部材の歪みγを出力する出力部と、
    を備える
    ことを特徴とする免震部材応答推定装置。
    Figure 0006696742
    ただし、
    γ:積層変形角(無次元)、
    f e :前記加振源の卓越振動数 [Hz]、
    A:前記加振源の入力加速度 [cm/s 2 ]、
    M e :前記加振源の質量 [ton]、
    f:前記免震部材の卓越振動数 [Hz]、
    M:前記免震部材の質量 [ton]、
    Figure 0006696742
    h eq :前記免震部材の等価減衰定数、
    である。
  2. 前記入力部は、前記式(1)〜(3)のいずれかを選択する選択部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の免震部材応答推定装置。
  3. 加振源の特性と免震部材の振動特性との関係から前記免震部材の応答を推定可能な免震部材応答推定方法であって、
    前記加振源のサイン波の卓越振動数fe、前記加振源のサイン波の入力加速度A、前記加振源の質量Me、前記免震部材の等価減衰定数heq、前記免震部材の卓越振動数f、及び前記免震部材の質量Mを入力するステップと、
    入力された各数値に基づき、前記加振源の卓越振動数feと前記免震部材の卓越振動数fとの関係がfe≧f の場合、少なくとも以下の式(1)〜(3)のいずれか1つの式によって免震部材の歪みγを演算するステップと、
    演算された前記免震部材の歪みγを出力するステップと、
    を有する
    ことを特徴とする免震部材応答推定方法。
    Figure 0006696742
    ただし、
    γ:積層変形角(無次元)、
    f e :前記加振源の卓越振動数 [Hz]、
    A:前記加振源の入力加速度 [cm/s 2 ]、
    M e :前記加振源の質量 [ton]、
    f:前記免震部材の卓越振動数 [Hz]、
    M:前記免震部材の質量 [ton]、
    Figure 0006696742
    h eq :前記免震部材の等価減衰定数、
    である。
  4. 前記式(1)〜(3)のいずれかを選択するステップを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の免震部材応答推定方法。
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