JP6368589B2 - 計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アクティブ制振装置の適用時に用いる計測装置に関する。
本発明で対象とするアクティブ制振装置は、複数のセンサと、複数のアクチュエータからなる制振器を備え、制振器を制振対象に自由に分散設置できる構成とする。
このようなアクティブ制振装置では、制振対象に対して制振器の設置自由度が高く、振動を抑えるアクチュエータを効率的に配置できる反面、制振対象の機構特性や、振動の抑制量および振動の周波数等の制振に要求される性能(以下、制振性能と呼ぶ)に応じて、制振器の配置や設置数等を設定する必要がある。
このような設定を行うための従来技術として、例えば、特開2006−118694号がある。従来技術では、車体の振動を測定するセンサと、車体のフロアパネル上に配置されたアクチュエータと、センサが測定する物理量に応じてアクチュエータを制御するコントローラを備え、アクチュエータの剛性値が、前記フロアパネル全体の剛性値の平均値よりも大きい車体のメンバー上に配置することで、車体の振動による騒音を低減する。
特開2006−118694号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、制振対象が箱型筺体のように振動モードが複雑である場合や、制振対象の剛性が既知で無い場合でのアクティブ制振装置の適用工数に対して配慮がなされておらず、このような場合において、アクティブ制振装置の迅速な適用が困難である。
そこで、本発明は、制振対象に設置された複数のアクチュエータを実験的に振動させ、このとき複数のセンサで取得される振動特性を用いて、制振性能を満足するために制振対象への設置が必要なセンサやアクチュエータの個体や、センサやアクチュエータの増減を自動的に算出することで、アクティブ制振装置の適用工数を低減する計測装置および制御方法の提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の構成は、
複数のセンサと、複数のアクチュエータからなる制振器を備え、制振器を制振対象に設置するアクティブ制振装置に適用され、
前記アクチュエータを駆動させるための駆動信号と、前記アクチュエータを駆動させた際に前記センサで検出される振動状態信号と、から算出される伝達特性を複数格納する伝達特性格納部と、
前記アクティブ制振装置に要求される振動の低減量と、振動の周波数と、からなる制振性能設定される制振性能設定部と、
前記伝達特性格納部に格納された複数の伝達特性と、前記制振性能設定部に設定された制振性能に基づいて、前記制振性能設定部に設定された制振性能を満たすために必要となる制振器のセンサと、アクチュエータの増減を算出する制振器構成演算部と、を備える。
また、前記制振器構成演算部は、前記伝達特性格納部に格納された複数の伝達特性と、前記制振性能設定部に設定された制振性能に基づいて、制振器の複数のセンサ、複数のアクチュエータのうち、制振性能設定部に設定された制振性能を満たすために最低限必要となる1つ以上のセンサと、1つ以上のアクチュエータの組み合わせを算出してもよい。
さらに、前記制振性能設定部は、制振性能の設定として、アクティブ制振装置にて前記センサと、前記アクチュエータを用いて実際に制振を実行した際の振幅と、伝達特性の取得時の振幅の差分以上の値が設定される振幅マージンと、アクティブ制振装置にて前記センサと、前記アクチュエータを用いて実際に制振を実行した際の制振の対象となる周波数以外に与える振動の振幅を制限するための振幅の閾値である制限振幅と、を備えてもよい。
また、計測装置は、さらに、複数のセンサが接続され、前記センサで検出される振動状態信号を取得する振動検出部と、複数のアクチュエータが接続され、前記アクチュエータの駆動方法の入力情報に基づき前記アクチュエータに駆動指令信号を出力し、前記アクチュエータを駆動させる制御部と、前記アクチュエータを駆動させるための駆動信号と、前記アクチュエータを駆動させた際に前記センサで検出される振動状態信号と、から伝達特性を算出する伝達特性演算部を備え、前記伝達特性演算部は、算出した伝達特性を前記伝達特性格納部に格納する。
さらに、計測装置は、アクティブ制振装置に要求される制振性能を、前記制振性能設定部に設定する入力装置と、前記制振器構成演算部で算出された結果を提示する表示装置と、を備える。
このような前記入力装置と、前記表示装置は、一体型としてもよい。
また、提示手段として、前記制振器構成演算部で算出された結果に基づいて表示デバイスを制御する表示制御部を備え、表示制御部は、アクティブ制振装置の制振器に取り付けられた表示デバイスを制御することで前記制振器構成演算部にて算出された結果を提示してもよい。
さらに、提示手段として、前記制振器構成演算部で算出された結果に基づいて表示デバイスを制御する表示制御部を備え、表示制御部は、計測装置自身に取り付けられた表示デバイスを制御することで前記制振器構成演算部にて算出された結果を提示してもよい。
前記課題を解決するための本発明の制御方法は、
複数のセンサと、複数のアクチュエータからなる制振器を備え、制振器を制振対象に設置するアクティブ制振装置に適用され、前記アクチュエータを駆動させるための駆動信号と、前記アクチュエータを駆動させた際に前記センサで検出される振動状態信号と、から算出される伝達特性と、前記アクティブ制振装置に要求される振動の低減量と、振動の周波数と、からなる制振性能に基づいて、アクティブ制振装置の要求性能を、満たすために必要となる制振器のセンサと、アクチュエータの増減を算出するものとする。
また、複数の前記伝達特性と、前記制振性能に基づいて、制振器の複数のセンサ、複数のアクチュエータのうち、前記制振性能を満たすために最低限必要となる1つ以上のセンサと、1つ以上のアクチュエータの組み合わせを算出するものとする。
さらに、前記制振性能は、アクティブ制振装置で前記センサと、前記アクチュエータを用いて実際に制振を実行した際の振幅と、伝達特性の取得時の振幅の差分以上の値が設定される振幅マージンと、アクティブ制振装置にて前記センサと、前記アクチュエータを用いて実際に制振を実行した際の制振の対象となる周波数以外に与える振動の振幅を制限するための振幅の閾値である制限振幅を備える。
また、本発明の設定方法では、複数のセンサで検出される振動状態信号を取得し、複数のアクチュエータの駆動させるための駆動指令信号を出力し、前記アクチュエータを駆動させるための駆動信号と、前記アクチュエータを駆動させた際に前記センサで検出される振動状態信号と、から伝達特性を算出する。
さらに、本発明の設定方法では、計測装置の入力装置からアクティブ制振装置に要求される制振性能を設定し、
計測装置の表示装置から前記制振器構成演算部で算出された結果を提示する。
ここで、本発明の設定方法では前記制振器構成演算部で算出された結果に基づいて表示デバイスを制御し、
アクティブ制振装置の制振器に取り付けられた表示デバイスを制御することで、複数の前記伝達特性と、前記制振性能に基づいて算出される結果を提示してもよい。
また、本発明の制御方法は、
前記制振器構成演算部で算出された結果に基づいて表示デバイスを制御し、
計測装置に取り付けられた表示デバイスを制御することで、複数の前記伝達特性と、前記制振性能に基づいて算出される結果を提示してもよい。
本発明の主な態様に依れば、制振対象に設置された複数のアクチュエータを用いて実験的に振動させ、複数のセンサで取得される振動特性を用いて、制振に必要なセンサ、アクチュエータの個体や、センサ、アクチュエータの増減を自動的に算出できるため、制振対象の機構特性や、機構モデルを用意する必要がなくなり、制振対象へのアクティブ制振装置の適用工数を低減できる。このため、特に製品の後工程の振動問題に迅速に対応し、かつ、高い制振効果を実現することができる。
本実施形態に係る計測装置の構成図である。 本実施形態に係る計測装置を用いたアクティブ制振装置の設定方法を示すフローチャートである。 本実施形態に係る計測装置に設定される制振性能を示すボード線図である。 本実施形態に係る計測装置の制御器構成を算出するための処理動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る計測装置で取得される伝達特性の例を示すボード図である。 本実施形態に係る計測装置で複数設置グループに分類される伝達特性の例を示すボード線図である。 本実施形態に係る入力装置の設定画面を示す図である。 本実施形態に係る表示装置の表示画面を示す図である。 本実施形態に係る計測装置の第二の実施例を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照
しながら詳細に説明する。

<実施例1>
まず、本実施例の計測装置の構成から説明する。
図1は、本実施例に係る計測装置の構成図である。
本実施例の計測装置は、制振器構成算出装置10と、伝達特性取得装置11と、入力装置12と、表示装置13で構成され、複数のセンサ130と、複数のアクチュエータ131からなる制振器の制振対象20への搭載構成を算出する。
制振器構成算出装置10は、伝達特性格納部100と、制振性能設定部101と、制振器構成演算部102を備える。
伝達特性取得装置11は、振動検出部110と、駆動制御部111と、伝達特性演算部112を備える。
次に、計測装置の動作について説明する。
まず、制御器構成算出装置10の動作について説明する。
制御器構成算出装置10は、アクティブ制振装置に要求される振動の低減量と、振動の周波数からなる制振性能を入力装置12から入力し、制振性能を満たすために必要となる、制振器のセンサ130と、アクチュエータ131の個体や、センサ130と、アクチュエータ131の増減を表示装置13に出力する。
制御器構成算出装置10の伝達特性格納部100は、伝達特性取得装置11から転送されるアクチュエータ131を駆動させるための駆動信号と、アクチュエータ131が駆動した際にセンサ130で検出される振動状態信号から算出される伝達特性を複数格納する。
制御器構成算出装置10の制振性能設定部101は、入力装置12より制振性能が設定される。
制御器構成算出装置10の制振器構成演算部102は、伝達特性格納部100に格納された複数の伝達特性と、制振性能設定部101に設定された制振性能に基づいて、制振性能設定部101に設定された制振性能を満たすために必要となる、制振器のセンサ130と、アクチュエータ131の個体や、センサ130と、アクチュエータ131の増減を算出し、算出結果を表示装置13に出力する。
次に、伝達特性取得装置11の動作について説明する。
伝達特性取得装置11は、アクティブ制振装置の制振器が接続され、アクチュエータ131を駆動させ、アクチュエータ131を駆動させた際にセンサ130で検出される振動状態信号を取得することで、伝達特性を算出し、制振器構成算出装置10に出力する。
伝達特性取得装置11の振動検出部110は、複数のセンサ130が接続され、センサ130にて検出される振動状態信号を取得する。
伝達特性取得装置11の駆動制御部111は、複数のアクチュエータ131が接続され、アクチュエータ131の駆動方法の入力情報に基づいて、アクチュエータ131に駆動指令信号を出力し、アクチュエータ131を駆動させる。
伝達特性取得装置11の伝達特性演算部112は、アクチュエータ131を駆動させるための駆動信号と、アクチュエータ131を駆動させた際にセンサ130で検出される振動状態信号から伝達特性を算出する。
最後に、入力装置12と、出力装置13の動作について説明する。
入力装置12は、アクティブ制振装置に要求される制振性能を、制御器構成算出装置10の制振性能設定部101に設定する。
表示装置13は、制御器構成算出装置10の制振器構成演算部102で算出された結果を提示する。
なお、本実施例では、制御器構成算出装置10と、伝達特性取得装置11を一体化した計測装置としているが、それぞれを別体としてもよい。
また、本実施例では、入力装置12と、表示装置13は別体としているが、一体型としてもよい。
図2は、本実施例に係る計測装置を用いたアクティブ制振装置の設定方法を示すフローチャートである。
まず、アクティブ制振装置の利用者は、任意の個数の制振器を、制振対象20の物理的に取り付けられない箇所以外の任意箇所に仮の設置(以下、これを仮設置と呼ぶ)を行う(S200)。
次に、アクティブ制振装置の利用者は、制振器を計測装置に接続し、計測装置の動作にて実験振動解析を行う(S201)。
実験振動解析は、計測装置を用いて、例えば、1つのアクチュエータ131を駆動させ、このときの全てのセンサ130で検出される振動状態信号を取得し、計測装置の伝達特性演算部112にて、アクチュエータ131の駆動信号と、全てのセンサ130より取得した振動状態信号から伝達特性を算出することで実行されるものとする。
さらに、実験振動解析は、制振対象20に設置された他のアクチュエータ131においても同様の方法で、伝達特性を算出することで実行されるものとする。
このとき算出された伝達特性は、計測装置の伝達特性格納部100に格納される。
次に、アクティブ制振装置の利用者は、計測装置の入力装置12を用いて、制振性能設定部101に制振性能を設定する(S202)。
S202の処理で制振性能を設定した後、計測装置の制振器構成演算部102は、仮設置された制振器のうち、制振性能を満たすために必要となる制振器の指定と、制振性能を満たすために必要となる制振器の追加や、制振性能を満たす上で余剰となる制振器の削減を算出し、その結果を表示装置13に出力することで提示する(S203)。
S203の処理の結果、制御器の設置に変更が必要な場合(S204→Yes)、アクティブ制振装置の利用者は、S203の処理で提示された結果に従って、制振対象20に、いくつかのセンサ130と、いくつかのアクチュエータ131の追加設置、あるいは、制振対象20に搭載されている、いくつかのセンサ130と、いくつかのアクチュエータ131の取り外しを行い(S205)、S203の処理に戻る。
S203の処理の結果、制御器の設置に変更が必要ではない場合(S204→No)、このときの制御器の設置構成を、アクティブ制振適用時の設置構成(以下、これを本設置という)として決定し(S206)、アクティブ制振器の利用者は、制振対象20に本設置された制振器をアクティブ制振装置に接続し、制振を開始させる(S207)。

図3は、本実施例に係る計測装置の制振性能設定部101に設定される制振性能を示すボード線図であり、図2のS202の処理における設定内容の詳細を説明するものである。
振動特性300は、制振対象20の有する複数の特性のうち、制振の適用対象とする1つの振動の特性を示したものである。
まず、制振性能設定部101では、振動特性300の全周波数帯で、アクティブ制振装置の制振の対象となる周波数である振動ピーク周波数310と、振動ピーク周波数310での振動特性300の振幅である振動ピーク振幅311が設定される。
さらに、制振性能設定部101では、アクティブ制振装置に要求される振動低減後の振動ピーク振幅311である目標振幅312と、このときの振幅振動ピーク振幅311の低減量である制振量313と、制振対象20に設置されたアクチュエータ131が発生させる振動(以下、制振振動と呼ぶ)で、制振性能設定部101に設定された制振量313を満たすために必要な振幅である必要振幅315が設定される。
ここで、アクティブ制振装置は、振動ピーク周波数310で振動特性300の逆位相となり、かつ、制振量313と同じ振幅となる制振振動を発生させるように、少なくとも1つのセンサ130と、少なくとも1つのアクチュエータ131を用いたフィードバック制御を実行することで、制振量313を満たす制振を実現できる。
このため、必要振幅315は、制振量313の値以上で設定されることが必要となる。
しかしながら、アクティブ制振装置では、全周波数帯でのフィードバック制御の安定性確保のために、実際に制振を実行した際の制振振動の振動ピーク周波数310の振幅が、伝達特性の取得時の振幅に比べ、小さくなる場合がある。
このような場合においても、アクティブ制振装置が、制振量313を満たす制振を実現できるように、本実施例の制振性能設定部101では、実際に制振を実行した際の振動ピーク周波数310での制振振動の振幅と伝達特性の取得時の振幅との差分値が最小値として設定され、この差分を補正する振幅マージン314が設定されるものとし、制振量313と、振幅マージン314を足し合わせた値が必要振幅315として設定されるものとする。
最後に、制振性能設定部101では、制振ピーク周波数310以外の周波数での振動特性300が、制振振動の影響で一定以上悪化しないように、制振ピーク周波数310以外の周波数の制振振動の振幅を持つアクチュエータ131の使用を制限するための制振振動の振幅の閾値である制限振幅316が設定される。
ここで、振動特性300と、アクチュエータ131が発生させる制振振動を検出するセンサ130が異なる場合は、それらで取得される振幅の倍率差で制振性能を補正する必要がある。
本実施例では、振動特性300と、アクチュエータ131が発生させる制振振動を検出するセンサ130は、同一のものとする。
次に、図4、図5、図6を用いて、制器構成演算部102の演算内容について説明する。
図4は、本実施例に係る計測装置の制御器構成を算出するための処理動作を示すフローチャートであり、図2のS203の処理における制器構成演算部102の演算内容の詳細を説明するものである。
まず、制器構成演算部102は、伝達特性格納部100に格納された伝達特性のうち、制器構成演算部102の演算に用いられていない伝達特性を1つ選択する(S400)。
次に、制器構成演算部102は、S401で選択された伝達特性において、振動ピーク周波数310に、他の周波数と比べて振動の振幅が極端に大きくなる制振振幅である振動ピークがあり、かつ、振動ピーク周波数310以外の周波数帯で、制限振幅316を超える振動ピークがない場合(S401→Yes)、S402の処理に進む。
S401で選択した伝達特性において、振動ピーク周波数310に振動ピークがない、あるいは、振動ピーク周波数310に振動ピークはあるが、振動ピーク周波数310以外の周波数のいずれかに制限振幅316を超える振動ピークがある場合(S401→No)、S405の処理に進む。
ここから、S401の処理の詳細ついて、図5に示すボード線図を用いて説明する。
図5は、本実施例に係る計測装置で取得される伝達特性の例を示すボード線図であり、第一の伝達特性500と、第二の伝達特性501と、第三の伝達特性502は、伝達特性格納部100に格納された伝達特性のうち、制器構成演算部102の選択対象となる伝達特性である。
図5(a)の第一の伝達特性500は、振動ピーク周波数310に振動ピークがない場合を示しており、この場合、図4のS401の処理では、Noとして判定される。
図5(b)の第二の伝達特性501は、振動ピーク周波数310に振動ピークがあるが、振動ピーク周波数310以外の周波数に、制限振幅316を超える振動ピークがある(図5(b)のC510の振動ピークに該当)場合を示しており、この場合、図4のS401の処理では、Noとして判定される。
図5(c)の第三の伝達特性502は、振動ピーク周波数310に振動ピークがあり、かつ、振動ピーク周波数310以外の周波数に、制限振幅316を超える振動ピークがない場合を示しており、この場合、図4のS401の処理では、Yesと判定される。
ここから、図3に示すフローチャートに戻って、S402の処理から説明する。
S402の処理では、S401で選択した伝達特性の振動ピーク周波数310での振動ピークの振幅が、必要振幅315を超える場合(S402→Yes)、制器構成演算部102は、S401で選択された伝達特性と、この伝達特性の取得に用いられたセンサ130、アクチュエータ131の組を単数設置グループに分類し(S403)、S405の処理に進む。
S401で選択した伝達特性の振動ピーク周波数310での振動ピークの振幅が、必要振幅315を超えない場合(S402→No)、制器構成演算部102は、S401で選択された伝達特性と、この伝達特性の取得に用いられたセンサ130、アクチュエータ131の組を複数設置グループに分類し(S404)、S405の処理に進む。
このとき、第三の伝達特性502は、S402の処理のYesの判定に該当する。
S405の処理では、伝達特性格納部100に格納された全ての伝達特性が、S401の処理で選択されている場合(S405→Yes)、S406の処理に進む。
伝達特性格納部100に格納された伝達特性のうち、S401の処理で選択されていない伝達特性が少なくとも1つはある場合(S405→No)、S400の処理に戻る。
S406の処理では、S403の処理にて単数設置グループに分類された伝達特性、および、この伝達特性の取得に用いられたセンサ130、アクチュエータ131の組がある場合(S406→Yes)、単数設置グループに分類された伝達特性のうち、振動ピーク周波数310での振幅が最も大きくなる1つの伝達特性と、この伝達特性の取得に用いられたセンサ130、アクチュエータ131の組を選択し(S407)、S408の処理に進む。
S403の処理にて単数設置グループに分類された伝達特性、および、この伝達特性の取得に用いられたセンサ130、アクチュエータ131の組がない場合(S406→No)、S409の処理に進む。
S409の処理では、S404の処理にて複数設置グループに分類された伝達特性、および、この伝達特性の取得に用いられたセンサ130、アクチュエータ131の組が1つでもある場合(S409→Yes)、S410の処理に進む。
S404の処理にて複数設置グループに分類された伝達特性、および、この伝達特性の取得に用いられたセンサ130、アクチュエータ131の組が1つもない場合(S409→No)、制振対象20に設置されている全てのセンサ130が、制振対象20に設置されている全てのアクチュエータ131の発生させる振動を検知しにくい個所に設置されている、あるいは、制振対象20に設置されている全てのアクチュエータ131が振動ピーク周波数310に振動を発生させにくい制振対象20のモード上に搭載されている可能性があるため、制振対象20の制振器が設置されていない個所への、センサ130と、アクチュエータ131の追加が必要であることを、表示装置13で提示し(S413)、処理を終了する。
S410の処理では、S404の処理にて複数設置グループに分類された全ての伝達特性の振動ピーク周波数310の振幅の合計値が、必要振幅315を超える場合(S410→Yes)、複数設置グループに分類された全ての伝達特性のうち、振動ピーク周波数310の振幅が大きいものから選択していき、それらの振幅の合計値が必要振幅315以上となったところで選択を完了する、などの方法で、振動ピーク周波数310の振幅の合計値が必要振幅315を超えるために必要となる最小個数の伝達特性、および、それらの伝達特性の取得に用いられたセンサ130、アクチュエータ131の組を全て選択し(S411)、S408の処理に進む。
S404の処理にて複数設置グループに分類された全ての伝達特性の振動ピーク周波数310の振幅の合計値が必要振幅315を超えない場合(S410→No)、制振対象20に搭載されているアクチュエータ131の制振振幅が小さいため、制振対象20の制振器が設置されていない個所へのアクチュエータ131の追加の必要があることと、複数設置グループに分類される伝達特性の取得に用いられたアクチュエータ131の少なくとも1つを、加振力の大きいアクチュエータ131に置き換える必要があることを、表示装置13にて提示し(S412)、処理を終了する。
このとき、S412の処理では、複数設置グループに分類された全ての伝達特性の振動ピーク周波数310の振幅の合計値と必要振幅315との差分値から、置き換えられるアクチュエータ131に必要となる加振力を提示、あるいは、必要な加振力から決定されるアクチュエータ131の種類を提示してもよい。
ここから、S410の処理の詳細ついて、図6に示すボード線図を用いて説明する。
図6は、本実施例に係る計測装置で複数設置グループに分類される伝達特性の例を示すボード線図である。
図6(a)の第四の伝達特性600と、図6(b)の第五の伝達特性601は、どちらも、振動ピーク周波数310に振動ピークがあるが、振動ピークの振幅が必要振幅315を超えないため、図4のS404の処理にて複数設置グループに分類される。
いま、単体設置グループに分類される伝達特性がなく、複数設置グループに分類される伝達特性が、第四の伝達特性600と、第五の伝達特性601の2つである場合、図4のS410の処理にて、第四の伝達特性600と、第五の伝達特性601の振動ピーク周波数310の振幅の合計値を求める。
図6(c)の合成伝達特性610は、第四の伝達特性600と第五の伝達特性の振幅を全ての周波数帯で足し合わせたものであり、合成伝達特性610から、第四の伝達特性600と、第五の伝達特性601のピーク周波数310の振幅の合計値は、必要振幅315以上となることが分かる。
したがって、この場合、図4のS410の処理では、Yesと判定され、図4のS411の処理よって、第四の伝達特性600、および、第四の伝達特性600の取得に用いられたセンサ130、アクチュエータ131の組と、第五の伝達特性601、および、第五の伝達特性601の取得に用いられたセンサ130、アクチュエータ131の組が選択される。
ここから、図3に示すフローチャートに戻って、S408の処理から説明する。
S408の処理では、S407の処理、あるいは、S411の処理で選択されたセンサ130と、アクチュエータ131の組を表示装置13にて提示し(S408)、処理を終了する。
ここで、本実施例では、S407の処理において、単数設置グループに分類された伝達特性のうち、振動ピーク周波数310での振幅が最も大きくなる1つの伝達特性と、この伝達特性の取得に用いられたセンサ130、アクチュエータ131の組を選択したが、アクチュエータ131の加振力が最も小さくなる、あるいは、最も大きくなるもの、アクチュエータ131の加振エネルギーが最も小さくなる、あるいは、最も大きくなるもの、センサ130とアクチュエータ131の組の設置個所が最も配置しやすい、あるいは、最も保守しやすいものなど、目的に応じてS407の処理の判定方法を変更してもよい。
また、本実施例では、S411の処理において、必要振幅315を超える振幅を実現するための最小個数のセンサ130、アクチュエータ131を選択したが、アクチュエータ131の加振力を最も小さくするための最小個数のセンサ130、アクチュエータ131や、アクチュエータ131の加振エネルギーを最も小さくするための最小個数のセンサ130とアクチュエータ131や、設置個所が最も配置しやすい、あるいは、最も保守しやすいセンサ130とアクチュエータ131を選択するように変更してもよい。
図7は、本実施例に係る入力装置12の設定画面700を示す図であり、図7を用いて、計測装置の制振性能設定部101への制振性能の設定方法の詳細について説明する。
設定画面700は、制振性能入力部701と、制振性能表示部702から構成される。
制振性能入力部701は、振動ピーク周波数310と、振動ピーク振幅311と、目標振幅312と、振幅マージン314などの制振性能設定部101に設定する制振性能が入力される。
制振性能表示部702は、計測装置で計測された、あるいは、入力装置12に設定された振動特性300を表示し、さらに、制振性能入力部701で設定された制振性能と、制振性能から算出される制振量313と、必要振幅315を表示する。
入力装置12は、制振性能入力部701の設定が完了すると、全ての制振性能の情報を制振性能設定部101に設定する。
図8は、本実施例に係る表示装置13の表示画面800を示す図であり、図8を用いて、計測装置の制振器構成演算部102の結果の提示方法の詳細を説明する。
表示画面800は、制振性能入力部701と、制振振動表示部801と、演算結果表示部802と、制振器選択結果表示部803から構成される。
制振振動表示部801は、制振器構成演算部102の演算にて選択された伝達特性を表示する。
本実施例では、センサ130と、アクチュエータ131の1つの組の伝達特性を表示しているが、制振器構成演算部102の演算にて複数の組が選択された場合は、それら全ての伝達特性を足し合わせた伝達特性を表示させてもよい。
演算結果表示部802は、制振器構成演算部102の演算にて選択されたセンサ130と、アクチュエータ131の組の提示と、制振器の追加、変更の必要性を提示する。
制振器選択結果表示部803は、制振器構成演算部102の演算にて選択されたセンサ130と、アクチュエータ131の組を作業者が認識しやすいように、制振対象20の画像を用いる、あるいは、センサ130と、アクチュエータ131と計測装置との接続図を用いる、などすることで視覚的に表示する。
本実施例では、さらに、複数のセンサ130と、複数のアクチュエータ131からなる制振器を備え、制振器を制振対象に設置するアクティブ制振装置に適用され、アクチュエータ131を駆動させるための駆動信号と、アクチュエータ131を駆動させた際にセンサ130で検出される振動状態信号から算出される伝達特性と、アクティブ制振装置に要求される制振性能に基づいて、アクティブ制振装置の制振性能を満たすために必要となる制振器のセンサ130と、アクチュエータ131の増減を算出する処理方法を備える。
さらに、複数の伝達特性と、制振性能に基づいて、制振器の複数のセンサ130、複数のアクチュエータ131のうち、制振性能を満たすために最低限必要となるセンサ130と、アクチュエータ131の組み合わせを算出することを特徴とする処理方法を備える。
また、本実施例では、制振性能は、アクティブ制振装置でセンサ130と、アクチュエータ131を用いて実際に制振を実行した際の振動と、伝達特性の取得時の振幅の差分以上の値が設定される振幅マージン314と、アクティブ制振装置にてセンサ130と、アクチュエータ131を用いて実際に制振を実行した際に、制振の対象となる周波数以外に与える振動の振幅を制限するための振幅の閾値である制限振幅316を備えることを特徴とする処理方法を有する。
さらに、複数のセンサ130で検出される振動状態信号を取得し、複数のアクチュエータ131の駆動させるための駆動指令信号を出力し、アクチュエータ131を駆動させるための駆動信号と、アクチュエータ131を駆動させた際にセンサ130で検出される振動状態信号から伝達特性を算出する処理方法を備える。
また、計測装置の入力装置12からアクティブ制振装置に要求される制振性能を設定し、計測装置の表示装置13から制振器構成演算部102で算出された結果を提示する処理方法を備える。
さらに、制振器構成演算部102で算出された結果に基づいて表示デバイスを制御し、アクティブ制振装置の制振器に取り付けられた表示デバイスを制御することで、複数の伝達特性と、制振性能に基づいて算出される結果を提示する処理方法を備える。
さらに、制振器構成演算部102で算出された結果に基づいて表示デバイスを制御し、計測装置に取り付けられた表示デバイスを制御することで、伝達特性と、制振性能に基づいて算出された結果を提示する処理方法を備える。
本実施例によれば、制振対象20に設置された複数のアクチュエータを131用いて実験的に振動させ、複数のセンサ130で取得される特性を用いて、必要なセンサ130、アクチュエータ131の個体や、センサ130、アクチュエータ131の増減を、自動的に算出できるため、制振対象20の機構特性や、機構モデルを用意する必要がなくなり、制振対象20へのアクティブ制振装置の適用工数を低減できる。このため、特に製品の後工程の振動問題に迅速に対応し、かつ、高い制振効果を実現することができる。

<実施例2>
図9は、本実施例に係る計測装置の第二の実施例を示す図である。
本実施例では、制振対象20に設置される各センサ130に、計測装置の制振器構成演算102の演算結果を表示するセンサ搭載型表示部900と、制振対象20に設置される各アクチュエータ131に、計測装置の制振器構成演算102の演算結果を表示するアクチュエータ搭載型表示部901が搭載される。
また、計測装置の伝達特性取得装置11では、新たに、制振器構成演算102の結果に基づいて、センサ搭載型表示部900と、アクチュエータ搭載型表示部901の表示方法を制御する表示制御部910を備える。
本実施例では、実際の制振器に直接搭載されているセンサ搭載型表示部900と、アクチュエータ搭載型表示部901を用いて、制振器構成演算102で選択されるセンサ130と、アクチュエータ131の組を提示するため、制振器の設置変更や、本設置する際の作業者の間違えを低減できる。
本実施例の計測装置によって得られるその他の効果については、実施例1のものと同様であるため、その重複説明は省略する。
10 制振器構成算出装置
11 伝達特性取得装置
12 入力装置
13 表示装置
20 制振対象
100 伝達特性格納部
101 制振性能設定部
102 制振器構成演算部
110 振動検出部
111 駆動制御部
112 伝達特性演算部
130 センサ
131 アクチュエータ
300 振動特性
310 振動ピーク周波数
311 振動ピーク振幅
312 目標振幅
313 制振量
314 振幅マージン
315 必要振幅
316 制限振幅
500 第一の伝達特性
501 第二の伝達特性
502 第三の伝達特性
600 第四の伝達特性
601 第五の伝達特性
610 合成伝達特性
700 設定画面
701 制振性能入力部
702 制振性能表示部
800 表示画面
801 制振振動表示部
802 演算結果表示部
803 制振器選択結果表示部
900 センサ搭載型表示部
901 アクチュエータ搭載型表示部
910 表示制御部

Claims (8)

  1. 複数のセンサと、複数のアクチュエータからなる制振器を備え、制振器を制振対象に設置するアクティブ制振装置に適用され、
    前記アクチュエータを駆動させるための駆動信号と、前記アクチュエータを駆動させた際に前記センサで検出される振動状態信号と、から算出される伝達特性を複数格納する伝達特性格納部と、
    前記アクティブ制振装置に要求される振動の低減量と、振動の周波数と、からなる制振性能設定される制振性能設定部と、
    前記伝達特性格納部に格納された複数の伝達特性と、前記制振性能設定部に設定された制振性能に基づいて、前記制振性能設定部に設定された制振性能を満たすために必要となる制振器のセンサと、アクチュエータの増減を算出する制振器構成演算部と、を備えることを特徴とする計測装置。
  2. 請求項1に記載の計測装置において、
    前記制振器構成演算部は、前記伝達特性格納部に格納された複数の伝達特性と、前記制振性能設定部に設定された制振性能に基づいて、制振器の複数のセンサ、複数のアクチュエータのうち、制振性能設定部に設定された制振性能を満たすために最低限必要となるセンサと、アクチュエータの組み合わせを算出することを特徴とする計測装置。
  3. 請求項1に記載された計測装置において、
    前記制振性能設定部は、制振性能の設定として、アクティブ制振装置にて前記センサと、前記アクチュエータを用いて実際に制振を実行した際の振幅と、伝達特性の取得時の振幅の差分以上の値が設定される振幅マージンと、アクティブ制振装置にて前記センサと、前記アクチュエータを用いて実際に制振を実行した際に制振の対象となる周波数以外に与える振動の振幅を制限するための振幅の閾値である制限振幅と、を備えることを特徴とする計測装置。
  4. 請求項1に記載された計測装置において、
    複数のセンサが接続され、前記センサで検出される振動状態信号を取得する振動検出部と、
    複数のアクチュエータが接続され、前記アクチュエータの駆動方法の入力情報に基づき前記アクチュエータに駆動指令信号を出力し、前記アクチュエータを駆動させる制御部と、
    前記アクチュエータを駆動させるための駆動信号と、前記アクチュエータを駆動させた際に前記センサで検出される振動状態信号と、から伝達特性を算出する伝達特性演算部と、を備え、
    前記伝達特性演算部は、算出した伝達特性を前記伝達特性格納部に格納することを特徴とする計測装置。
  5. 請求項1に記載された計測装置において、
    アクティブ制振装置に要求される制振性能を、前記制振性能設定部に設定する入力装置と、
    前記制振器構成演算部で算出された結果を提示する表示装置と、を備えることを特徴とする計測装置。
  6. 請求項5に記載の計測装置において、
    前記入力装置と、前記表示装置は、一体型であることを特徴とする計測装置。
  7. 請求項1に記載された計測装置において、
    前記制振器構成演算部で算出された結果に基づいて表示デバイスを制御する表示制御部を備え、
    表示制御部は、アクティブ制振装置の制振器に取り付けられた表示デバイスを制御することで前記制振器構成演算部にて算出された結果を提示することを特徴とする計測装置。
  8. 請求項1に記載された計測装置において、
    前記制振器構成演算部で算出された結果に基づいて表示デバイスを制御する表示制御部を備え、
    表示制御部は、計測装置自身に取り付けられた表示デバイスを制御することで前記制振器構成演算部にて算出された結果を提示することを特徴とする計測装置。
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