JP6696363B2 - 会議支援装置、会議支援システム、会議支援方法、及びプログラム - Google Patents

会議支援装置、会議支援システム、会議支援方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、会議支援装置、会議支援システム、会議支援方法、及びプログラムに関する。
組織の経営や運用、計画等に利用され、例えば会議体等の意思決定を支援する意思決定支援システムが従来から知られている。近年、このような意思決定支援システムを用いたサービス(意思決定支援サービス)がクラウド型のサービスとして提供されるようになった。
また、タッチパネル上に電子ペン等を用いて、手書き文字等を入力することができる電子黒板装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このような電子黒板装置は、例えば、会議における発言内容や議事内容等を記録するのに用いられる。
ここで、例えば、電子黒板装置に入力された発言内容や議事内容等の会議内容を意思決定支援サービスに送信することで、会議体等の意思決定を支援することができる。
しかしながら、電子黒板装置に入力された会議内容を意思決定支援サービスに送信することで、例えば、会議内容に含まれる機密情報が漏洩する可能性がある。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、会議内容の漏洩を防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態は、会議における参加者の意思決定を支援するため支援情報を提示する意思決定支援システムと接続される会議支援装置であって、前記会議の参加者の音声又は前記会議の参加者による手書き文字の入力を受け付ける入力受付手段と、前記入力受付手段により受け付けた前記音声又は前記手書き文字を示すテキストデータを前記意思決定支援システムに送信するか否かを判定する送信可否判定手段と、前記送信可否判定手段により前記テキストデータを前記意思決定支援システムに送信すると判定された場合、前記テキストデータを送信する送信手段と、前記送信手段による前記テキストデータの送信に応じて前記意思決定支援システムから送信された前記支援情報を表示する表示手段と、を有する。
本発明の一実施形態によれば、会議内容の漏洩を防止することができる。
第一の実施形態に係る電子黒板システムの一例のシステム構成を示す図である。 第一の実施形態に係る電子黒板装置の一例のハードウェア構成を示す図である。 第一の実施形態に係る文字変換装置の一例のハードウェア構成を示す図である。 第一の実施形態に係る電子黒板システムの一例の機能構成を示す図である。 第一の実施形態に係る手書き文字の入力処理の一例を示すシーケンス図である。 送信可否情報の一例を示す図である。 意思決定支援情報が表示された画面の一例を示す図である。 会議内容を送信しないことを示すアイコンが表示された画面の一例を示す図である。 第一の実施形態に係る音声の入力処理の一例を示すシーケンス図である。 音声のテキスト変換はできないことを示す情報が表示された画面の一例を示す図である。 第一の実施形態に係る音声の入力処理の他の例を示すシーケンス図である。 第二の実施形態に係る電子黒板システムの一例の機能構成を示す図である。 第二の実施形態に係る手書き文字の入力処理の一例を示すシーケンス図である。 会議内容を送信するか否かを選択するための画面の一例を示す図である。 第二の実施形態に係る音声の入力処理の一例を示すシーケンス図である。 第三の実施形態に係る電子黒板システムの一例の機能構成を示す図である。 第三の実施形態に係る手書き文字の入力処理の一例を示すシーケンス図である。 会議内容の送信を中止するか否かを選択するための画面の一例を示す図である。 第三の実施形態に係る音声の入力処理の一例を示すシーケンス図である。 第四の実施形態に係る電子黒板装置の一例の機能構成を示す図である。 機密ワード情報の一例を示す図である。 第四の実施形態に係る手書き文字の入力処理の一例を示すシーケンス図である。 第四の実施形態に係る音声の入力処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第一の実施形態]
<システム構成>
まず、本実施形態に係る電子黒板システム1のシステム構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る電子黒板システム1の一例のシステム構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電子黒板システム1は、電子黒板装置10と、文字変換装置20とを有する。また、本実施形態に係る電子黒板システム1は、インターネット等の広域的なネットワークN1を介して、音声変換サービス30と、意思決定支援サービス40と通信可能に接続されている。
電子黒板装置10は、例えば会議や授業等に用いられ、ディスプレイ上に電子ファイル等を表示すると共に、電子ペン等を用いた手書き文字入力、マイクによる音声の集音(入力)等を行うことができる機器である。このような電子黒板装置10は、インタラクティブ・ホワイトボード(IWB:Interactive Whiteboard)とも称される。
また、電子黒板装置10は、意思決定支援サービス40から提供される様々な情報(すなわち、例えば、電子黒板装置10を用いた会議における会議体の意思決定を支援するための様々な情報)をディスプレイ上に表示する。
文字変換装置20は、例えば文字認識等の技術を用いて、電子黒板装置10に入力された手書き文字を示すデータ(手書き文字データ)をテキストデータに変換する情報処理装置である。
なお、電子黒板装置10と文字変換装置20とは、例えば社内LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して通信可能に接続されている。ただし、電子黒板装置10と文字変換装置20とは、例えばネットワークN1を介して通信可能に接続されていても良い。
音声変換サービス30は、例えば音声認識等の技術を用いて、電子黒板装置10に入力された音声を示すデータ(音声データ)をテキストデータに変換するサービスを提供する外部のシステム又は装置である。
意思決定支援サービス40は、例えば人工知能(AI:Artificial Intelligence)や知的エージェント(IA:Intelligent Agent)等の技術を用いて、利用者の意思決定を支援するサービスを提供する外部のシステム又は装置である。すなわち、意思決定支援サービス40は、文字変換装置20や音声変換サービス30等から受信したテキストデータに基づいて、電子黒板装置10に対して、例えば会議体の意思決定を支援するための様々な情報を提供する。
なお、本実施形態では、音声変換サービス30及び意思決定支援サービス40は、クラウド型の外部サービスである。ただし、音声変換サービス30及び意思決定支援サービス40は、これに限られず、例えば、ASP(Application Service Provider)によって提供されるサービスやWebサービス等であっても良い。
また、図1に示す電子黒板システム1は、一例であって、他の構成であっても良い。例えば、文字変換装置20は、電子黒板装置10に含まれる構成であっても良い。この場合、電子黒板装置10が、手書き文字データをテキストデータに変換する。また、例えば、音声変換サービス30が電子黒板システム1に含まれる構成であっても良いし、文字変換装置20がクラウド型の文字変換サービスを提供する外部の装置であっても良い。
<ハードウェア構成>
次に、本実施形態に係る電子黒板装置10のハードウェア構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る電子黒板装置10の一例のハードウェア構成を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係る電子黒板装置10は、入力装置11と、表示装置12と、外部I/F13と、通信I/F14と、ROM15(Read Only Memory)とを有する。また、本実施形態に係る電子黒板装置10は、RAM(Random Access Memory)16と、CPU(Central Processing Unit)17と、HDD(Hard Disk Drive)18と、集音装置19とを有する。これらの各ハードウェアは、それぞれがバスB1で接続されている。
入力装置11は、タッチパネル等であり、ユーザによる各種操作(例えば、手書き文字の入力操作)を入力するのに用いられる。表示装置12は、ディスプレイ等であり、各種情報(例えば、手書き文字や各種テキスト、各種アイコン等)を表示する。
外部I/F13は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体13a等がある。これにより、電子黒板装置10は、外部I/F13を介して、記録媒体13a等の読み取りや書き込みを行うことができる。なお、記録媒体13aには、例えば、USBメモリやCD、DVD、SDメモリカード等がある。
通信I/F14は、電子黒板装置10をネットワークN1等に接続するためのインタフェースである。これにより、電子黒板装置10は、通信I/F14を介して、他の装置(例えば、文字変換装置20や音声変換サービス30等)と通信を行うことができる。
HDD18は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。HDD18に格納されるプログラムやデータには、電子黒板装置10全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、OS上において各種機能を提供するアプリケーションプログラム等がある。
また、HDD18は、格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(データベース)により管理している。なお、電子黒板装置10は、HDD18に代えて、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を有していても良い。
ROM15は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM15には、電子黒板装置10の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定等のプログラムやデータが格納されている。RAM16は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。
CPU17は、ROM15やHDD18等の記憶装置からプログラムやデータをRAM16上に読み出し、処理を実行することで、電子黒板装置10全体の制御や機能を実現する演算装置である。
集音装置19は、例えばマイクロフォン等であり、電子黒板装置10の周囲の音を集音する。
本実施形態に係る電子黒板装置10は、図2に示すハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
次に、本実施形態に係る文字変換装置20のハードウェア構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係る文字変換装置20の一例のハードウェア構成を示す図である。
図3に示すように、本実施形態に係る文字変換装置20は、入力装置21と、表示装置22と、外部I/F23と、通信I/F24とを有する。また、本実施形態に係る文字変換装置20は、ROM25と、RAM26と、CPU27と、HDD28とを有する。これらの各ハードウェアは、それぞれがバスB2で接続されている。
入力装置21は、キーボードやマウス、タッチパネル等であり、ユーザによる各種操作を入力するのに用いられる。表示装置22は、ディスプレイ等であり、各種情報を表示する。なお、文字変換装置20は、入力装置21及び表示装置22の少なくとも一方を必要なときにバスB2に接続して利用する形態であっても良い。
外部I/F23は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体23a等がある。これにより、文字変換装置20は、外部I/F23を介して、記録媒体23a等の読み取りや書き込みを行うことができる。なお、記録媒体23aには、例えば、USBメモリやCD、DVD、SDメモリカード等がある。
通信I/F24は、文字変換装置20をネットワークN1等に接続するためのインタフェースである。これにより、文字変換装置20は、通信I/F24を介して、他の装置(例えば、電子黒板装置10や意思決定支援サービス40等)と通信を行うことができる。
HDD28は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。HDD28に格納されるプログラムやデータには、文字変換装置20全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、OS上において各種機能を提供するアプリケーションプログラム等がある。
また、HDD28は、格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(データベース)により管理している。なお、文字変換装置20は、HDD28に代えて、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を有していても良い。
ROM25は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM25には、電子黒板装置10の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定等のプログラムやデータが格納されている。RAM26は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。
CPU27は、ROM25やHDD28等の記憶装置からプログラムやデータをRAM26上に読み出し、処理を実行することで、文字変換装置20全体の制御や機能を実現する演算装置である。
本実施形態に係る文字変換装置20は、図3に示すハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
<機能構成>
次に、本実施形態に係る電子黒板システム1の機能構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係る電子黒板システム1の一例の機能構成を示す図である。
図4に示すように、本実施形態に係る電子黒板装置10は、入力受付部101と、表示制御部102と、認証処理部103と、通信部104と、手書き文字データ生成処理部105と、音声入力部106と、音声データ生成処理部107と、送信可否判定部108とを有する。これら各機能部は、電子黒板装置10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU17に実行させる処理により実現される。
また、本実施形態に係る電子黒板装置10は、送信可否情報記憶部109を有する。当該記憶部は、例えばHDD18を用いて実現可能である。なお、当該記憶部は、電子黒板装置10とネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現されても良い。
入力受付部101は、ユーザによる各種操作の入力を受け付ける。すなわち、入力受付部101は、ユーザによる手書き文字の入力操作、各種の選択操作等の入力を受け付ける。また、入力受付部101は、ユーザが電子黒板装置10の利用を開始するための認証情報の入力操作等を受け付ける。
表示制御部102は、各種の情報を表示する。すなわち、表示制御部102は、手書き文字や各種画面等を表示する。また、表示制御部102は、音声変換サービス30により変換されたテキストデータが示すテキストを表示する。更に、表示制御部102は、意思決定支援サービス40から送信された意思決定支援データが示す意思決定支援情報を表示する。
認証処理部103は、入力受付部101により入力が受け付けられた認証情報に基づく認証を行う。すなわち、認証処理部103は、例えば、入力受付部101により入力が受け付けられたユーザID及びパスワードの組(認証情報)が、予め設定されたユーザID及びパスワードの組と一致するか否かを判定することで、認証処理を行う。
通信部104は、他の装置(例えば、文字変換装置20や音声変換サービス30等)との間で、各種データの通信を行う。すなわち、通信部104は、例えば、手書き文字データ生成処理部105により生成された手書き文字データを文字変換装置20に送信する。これにより、電子黒板装置10は、手書き文字データを文字変換装置20でテキストデータに変換して、意思決定支援サービス40に送信することができる。
また、通信部104は、例えば、音声データ生成処理部107により生成された音声データを音声変換サービス30に送信する。これにより、電子黒板装置10は、音声データを音声変換サービス30でテキストデータに変換して、意思決定支援サービス40に送信することができる。
更に、通信部104は、文字変換装置20又は音声変換サービス30を介して、意思決定支援サービス40から意思決定支援データを受信する。なお、意思決定支援データとは、意思決定を支援するための情報(例えば、会議体において議題となっている問題点の解決策や代替策等を提示する情報等)を示すデータである。
手書き文字データ生成処理部105は、入力受付部101により手書き文字の入力操作が受け付けられると、この手書き文字を示すデータ(手書き文字データ)を生成する。また、手書き文字データ生成処理部105は、送信可否判定部108による判定結果に応じて、通信部104を介して、生成した手書き文字データを文字変換装置20に送信する。
音声入力部106は、音声を入力する。すなわち、音声入力部106は、集音装置19で集音された音(音声)を入力する。
音声データ生成処理部107は、音声入力部106により入力された音声を示すデータ(音声データ)を生成する。また、音声データ生成処理部107は、送信可否判定部108による判定結果に応じて、通信部104を介して、生成した音声データを音声変換サービス30に送信する。
送信可否判定部108は、送信可否情報記憶部109に記憶されている送信可否情報を参照して、例えば会議の内容(すなわち、手書き文字データ及び音声データ)を、文字変換装置20及び音声変換サービス30に送信するか否かを判定する。
ここで、送信可否情報には、後述するように、電子黒板装置10を利用するユーザのユーザIDと、送信可否を判定するための情報(例えば、当該ユーザの役職等)とが関連付けられている。したがって、送信可否判定部108は、例えば、認証処理部103により認証されたユーザのユーザIDに関連付けられている役職等に応じて、手書き文字データ及び音声データの送信可否を判定する。
送信可否情報記憶部109は、送信可否判定部108が手書き文字データ及び音声データの送信可否を判定するための送信可否情報を記憶する。なお、送信可否情報の詳細については後述する。
図4に示すように、本実施形態に係る文字変換装置20は、通信部201と、文字変換処理部202とを有する。これら各機能部は、文字変換装置20にインストールされた1以上のプログラムが、CPU27に実行させる処理により実現される。
通信部201は、他の装置(例えば、電子黒板装置10や意思決定支援サービス40等)との間で、各種データの通信を行う。すなわち、通信部104は、例えば、文字変換処理部202により変換されたテキストデータを意思決定支援サービス40に送信する。また、通信部104は、意思決定支援サービス40から受信した意思決定支援データを電子黒板装置10に送信する。
文字変換処理部202は、通信部201を介して受信した手書き文字データをテキストデータに変換する。なお、文字変換処理部202は、例えば、OCR(Optical character recognition)技術等を用いて、手書き文字データをテキストデータに変換する。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る電子黒板システム1の処理の詳細について説明する。
まず、電子黒板装置10を用いた会議等において、例えば会議の参加者等が会議内容を手書き文字で入力する場合について、図5を参照しながら説明する。図5は、本実施形態に係る手書き文字の入力処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、電子黒板装置10の入力受付部101は、会議の参加者等のユーザが当該電子黒板装置10の利用を開始するための認証情報の入力操作を受け付ける(ステップS501)。なお、認証情報の入力操作は、例えば、表示制御部102により表示された所定の画面において、ユーザがユーザID及びパスワードの組(認証情報)を入力することで行うことができる。
また、認証情報の入力操作は、ユーザがIC(Integrated Circuit)カードを電子黒板装置10の所定の位置にかざすことで行っても良い。この場合、入力受付部101は、ICカードに記録されている認証情報の入力を受け付ける。
次に、電子黒板装置10の認証処理部103は、入力受付部101により入力が受け付けられた認証情報に基づく認証を行う(ステップS502)。すなわち、認証処理部103は、例えば、入力受付部101により入力が受け付けられたユーザID及びパスワードの組(認証情報)が、予め設定されたユーザID及びパスワードの組と一致するか否かを判定することで、認証処理を行う。
以降では、上記のステップS502における認証が成功したものとして説明を続ける。なお、上記のステップS502における認証処理は、行われなくても良い。すなわち、本実施形態に係る電子黒板装置10は、上記のステップS501において、少なくともユーザIDの入力が受け付けられていれば良い。
次に、電子黒板装置10の送信可否判定部108は、送信可否情報記憶部109に記憶されている送信可否情報を参照して、手書き文字データを文字変換装置20に送信するか否か(送信可否)を判定する(ステップS503)。
ここで、送信可否情報記憶部109に記憶されている送信可否情報について、図6を参照しながら説明する。図6は、送信可否情報記憶部109に記憶されている送信可否情報の一例を示す図である。
図6に示すように、送信可否情報記憶部109に記憶されている送信可否情報は、データの項目として、「ユーザID」、「氏名」、及び「役職」等が含まれる。「ユーザID」は、電子黒板装置10を利用するユーザを識別する識別情報である。「氏名」は、当該ユーザの氏名である。「役職」は、当該ユーザの役職(例えば、部長や課長等)である。このように、送信可否情報には、ユーザIDと、役職等の情報とが関連付けられている。
ここで、送信可否判定部108は、例えば、入力受付部101により入力が受け付けられた認証情報に含まれるユーザIDに関連付けられている役職が、所定の役職であるか否かを判定することで、送信可否を判定する。
すなわち、送信可否判定部108は、送信可否情報記憶部109に記憶されている送信可否情報を参照して、例えば、当該認証情報に含まれるユーザIDに関連付けられている役職が、部長以上の役職である場合、送信不可であると判定する。一方で、送信可否判定部108は、例えば、当該認証情報に含まれるユーザIDに関連付けられている役職が、部長より下の役職である場合、送信可であると判定する。
なお、上記のステップS501において、複数の認証情報が入力された場合(例えば、会議の参加者全員がICカードをかざした場合)、送信可否判定部108は、これら複数の認証情報に含まれるユーザIDのうち、少なくとも1つのユーザIDに関連付けられた役職が、所定の役職であるか否かを判定すれば良い。
また、送信可否判定部108は、ユーザの役職に応じて送信可否を判定する場合に限られず、例えば、ユーザが所属する組織や部署、チーム、課班等に応じて送信可否を判定しても良い。更に、送信可否判定部108は、例えば、電子黒板装置10を利用するユーザではなく、当該電子黒板装置10の装置IDや設置場所等に応じて、送信可否を判定しても良い。なお、「氏名」、「役職」、「組織」、「部署」、「チーム」、「課班」等は、特許請求の範囲のユーザの属性情報の一例である。また、「役職」は、特許請求の範囲の役職情報の一例である。
ステップS503において、送信可否判定部108により送信可であると判定された場合、本実施形態に係る電子黒板システム1は、電子黒板装置10において手書き文字の入力操作が行われる度に、後述するステップS504〜ステップS509の処理を行う。
すなわち、電子黒板装置10の入力受付部101は、ユーザによる手書き文字の入力操作を受け付ける。そして、電子黒板装置10の手書き文字データ生成処理部105は、入力受付部101により受け付けた手書き文字を示すデータ(手書き文字データ)を生成する(ステップS504)。
このとき、手書き文字データ生成処理部105は、ユーザにより入力された各手書き文字を示す画像データを手書き文字データとして生成しても良いし、各手書き文字の各ストロークを示すストロークデータを手書き文字データとして生成しても良い。なお、手書き文字の入力操作は、例えば、専用の電子ペン等を用いて、ユーザが表示装置12上に文字を書くことで行うことができる。
電子黒板装置10の表示制御部102は、手書き文字データ生成処理部105により生成された手書き文字データが示す手書き文字を表示装置12上に表示する(ステップS505)。これにより、ユーザにより入力された手書き文字が表示される。
次に、電子黒板装置10の手書き文字データ生成処理部105は、通信部104を介して、手書き文字データを文字変換装置20に送信する(ステップS506)。
文字変換装置20の文字変換処理部202は、通信部201を介して手書き文字データを受信すると、当該手書き文字データをテキストデータに変換する(ステップS507)。
次に、文字変換装置20の文字変換処理部202は、通信部201を介して、上記のステップS507で変換したテキストデータを意思決定支援サービス40に送信する(ステップS508)。なお、テキストデータの送信は、例えば、意思決定支援サービス40が提供しているWebAPI(Application Programming Interface)を用いて行うことができる。
すると、意思決定支援サービス40は、文字変換装置20を介して、意思決定支援データを電子黒板装置10に送信する。
なお、上記のステップS508で、文字変換装置20は、テキストデータを電子黒板装置10に返信しても良い。この場合、電子黒板装置10は、文字変換装置20から返信されたテキストデータを意思決定支援サービス40に送信する。
電子黒板装置10の表示制御部102は、通信部104を介して意思決定支援データを受信すると、意思決定支援情報を表示する(ステップS509)。
すなわち、表示制御部102は、例えば、図7に示すように、表示装置12に表示された画面G100上に、意思決定支援データが示す意思決定支援情報G110を表示する。
なお、図7に示す例では、ユーザにより入力された手書き文字「A案」に類似するB案が他のプロジェクト(○×プロジェクト)が行っていることを示す意思決定支援情報G110が表示されている。
このように、本実施形態に係る電子黒板システム1は、ユーザにより入力された手書き文字をテキストに変換した上で、意思決定支援サービス40に送信することで、例えば会議体等の意思決定を支援するための情報を電子黒板装置10に表示する。これにより、電子黒板装置10を用いた会議体では、無駄な議論の削減や迅速な意思決定等が期待できる。
一方、ステップS503において、送信可否判定部108により送信不可であると判定された場合、本実施形態に係る電子黒板システム1は、後述するステップS510の処理を行う。また、その後、本実施形態に係る電子黒板システム1は、電子黒板装置10において手書き文字の入力操作が行われる度に、後述するステップS511及びステップS512の処理を行う。
すなわち、電子黒板装置10の表示制御部102は、会議内容を送信しない(すなわち、手書きデータを文字変換装置20に送信しない)ことを示すアイコンを表示する(ステップS510)。
すなわち、表示制御部102は、例えば、図8に示すように、表示装置12に表示された画面G200上に、会議内容を送信しないこと(すなわち、会議の内容が秘密となっていること)を示すアイコンG210を表示する。これにより、例えば会議の参加者は、電子黒板装置10に手書き入力された内容が外部(意思決定支援サービス40)に送信されないことを知ることができる。したがって、例えば会議の参加者は、機密情報等が含まれる議題等についても気兼ねなく議論をすることができるようになる。なお、アイコンG210は、特許請求の範囲の表示部品の一例である。
なお、図8に示す画面G200において、例えば、ユーザがアイコンG210を押下(「マル秘」の解除操作)した場合、電子黒板装置10は、会議内容を送信する(すなわち、手書き文字データを文字変換装置20に送信する)ようにしても良い。
次に、電子黒板装置10の入力受付部101は、ユーザによる手書き文字の入力操作を受け付ける。そして、電子黒板装置10の手書き文字データ生成処理部105は、入力受付部101により受け付けた手書き文字を示すデータ(手書き文字データ)を生成する(ステップS511)。
次に、電子黒板装置10の表示制御部102は、手書き文字データ生成処理部105により生成された手書き文字データが示す手書き文字を表示装置12上に表示する(ステップS512)。これにより、ユーザにより入力された手書き文字が表示される。
このように、本実施形態に係る電子黒板装置10は、この電子黒板装置10を利用する参加者(ユーザ)の役職等に応じて、手書き入力された会議内容を外部(意思決定支援サービス40等)に送信するか否かを判定する。
したがって、本実施形態に係る電子黒板システム1によれば、例えば、会社の重役等が参加する会議の内容が電子黒板装置10に手書き入力されることで、意思決定支援サービス40に機密情報が漏洩してしまうような事態を防止することができる。
また、意思決定支援サービス40は、過去の情報の蓄積から最適な意思決定支援データを提供する場合がある。このような意思決定支援サービス40では、当該意思決定支援サービス40に送信した機密情報(又は当該機密情報に基づく情報)が、意思決定支援情報として、電子黒板装置10の他のユーザに提供されてしまうことがある。
したがって、本実施形態に係る電子黒板システム1によれば、電子黒板装置10の他のユーザに対して、意思決定支援情報として機密情報等が提供されてしまうような事態を防止することができる。
次に、電子黒板装置10を用いた会議等において、例えば会議の参加者等が発言している会議内容を集音した音声を入力する場合について、図9を参照しながら説明する。図9は、本実施形態に係る音声の入力処理の一例を示すシーケンス図である。なお、ステップS901〜ステップS903の処理は、図5のステップS501〜ステップS503の処理と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS903において、送信可否判定部108により送信可であると判定された場合、本実施形態に係る電子黒板システム1は、電子黒板装置10の集音装置19で音声が集音される度に、後述するステップS904〜ステップS908の処理を行う。
すなわち、電子黒板装置10の音声入力部106は、集音装置19で集音された音声を入力する。そして、電子黒板装置10の音声データ生成処理部107は、音声入力部106により入力された音声を示すデータ(音声データ)を生成する(ステップS904)。
次に、電子黒板装置10の音声データ生成処理部107は、通信部104を介して、音声データを音声変換サービス30に送信する(ステップS905)。すると、音声変換サービス30は、当該音声データをテキストデータに変換して、電子黒板装置10に返信する。
次に、電子黒板装置10の表示制御部102は、音声変換サービス30から返信されたテキストデータが示すテキストを表示する(ステップS906)。これにより、例えば会議の参加者が発言した内容等が、テキストとして、電子黒板装置10の表示装置12上に表示される。なお、例えば、複数のテキストデータと、これらテキストデータの信頼度(変換の確からしさを示す指標値)とが音声変換サービス30から返信される場合は、表示制御部102は、最も信頼度が高いテキストデータが示すテキストを表示すれば良い。
一方で、音声変換サービス30は、テキストデータを意思決定支援サービス40に送信する(ステップS907)。すると、意思決定支援サービス40は、音声変換サービス30を介して、意思決定支援データを電子黒板装置10に送信する。
なお、上記のステップS907のテキストデータの送信処理が行われない場合、電子黒板装置10がテキストデータを意思決定支援サービス40に送信しても良い。
電子黒板装置10の表示制御部102は、通信部104を介して意思決定支援データを受信すると、意思決定支援情報を表示する(ステップS908)。これにより、図5のステップS509と同様に、電子黒板装置10の表示装置12上に意思決定支援情報が表示される。
一方、ステップS903において、送信可否判定部108により送信不可であると判定された場合、本実施形態に係る電子黒板システム1は、後述するステップS909の処理を行う。
すなわち、電子黒板装置10の表示制御部102は、例えば図10に示す画面G300を表示する(ステップS909)。図10に示す画面G300は、音声のテキスト変換はできないことを示す情報が表示された画面である。
このように、本実施形態に係る電子黒板装置10は、送信可否判定部108により送信不可であると判定された場合には、音声のテキスト変換はできないことをユーザに通知する。
以上のように、本実施形態に係る電子黒板システム1では、電子黒板装置10を利用するユーザに応じて、手書きデータや音声データを送信するか否かを判定する。これにより、本実施形態に係る電子黒板システム1では、電子黒板装置10を利用するユーザの属性(例えば、役職や所属部署等)に応じて、例えば会議内容を送信しないようにすることができる。
したがって、本実施形態に係る電子黒板システム1によれば、例えば、会社の重役等が参加する機密性の高い会議等で発言された内容や手書き入力された内容等が、外部(意思決定支援サービス40等)が漏洩してしまうような事態を防止することができる。
なお、上記では、手書き文字の入力と、音声の入力とを異なるシーケンス図を用いて説明したが、これらは同時に行われても良い。すなわち、本実施形態に係る電子黒板装置10は、音声の入力と同時に、手書き文字の入力が行われても良い。
ここで、音声変換サービス30に対して、音声データと共に、意思決定支援サービス40にテキストデータの送信を許可するか否かを示すフラグ(送信許可フラグ)を送信することで、意思決定支援サービス40への送信可否を制御できる場合がある。
そこで、以降では、電子黒板装置10が、音声データと共に送信許可フラグを送信する場合における音声の入力処理について、図11を参照しながら説明する。図11は、本実施形態に係る音声の入力処理の他の例を示すシーケンス図である。なお、ステップS1101〜ステップS1103の処理は、図9のステップS901〜ステップS903の処理と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS1103において、送信可否判定部108により送信可であると判定された場合、本実施形態に係る電子黒板システム1は、電子黒板装置10の集音装置19で音声が集音される度に、後述するステップS1104〜ステップS1108の処理を行う。
すなわち、電子黒板装置10の音声入力部106は、集音装置19で集音された音声を入力する。そして、電子黒板装置10の音声データ生成処理部107は、音声入力部106により入力された音声を示すデータ(音声データ)を生成する(ステップS1104)。
次に、電子黒板装置10の音声データ生成処理部107は、通信部104を介して、音声データと送信許可フラグとを音声変換サービス30に送信する(ステップS1105)。このとき、音声データ生成処理部107は、送信許可フラグの値を、意思決定支援サービス40へのテキストデータの送信を許可することを示す「1」に設定して送信する。
すると、音声変換サービス30は、当該音声データをテキストデータに変換して、電子黒板装置10に返信する。
次に、電子黒板装置10の表示制御部102は、音声変換サービス30から返信されたテキストデータが示すテキストを表示する(ステップS1106)。
一方で、音声変換サービス30は、送信許可フラグの値が「1」であるため、テキストデータを意思決定支援サービス40に送信する(ステップS1107)。すると、意思決定支援サービス40は、音声変換サービス30を介して、意思決定支援データを電子黒板装置10に送信する。
電子黒板装置10の表示制御部102は、通信部104を介して意思決定支援データを受信すると、意思決定支援情報を表示する(ステップS1108)。
一方、ステップS1103において、送信可否判定部108により送信不可であると判定された場合、本実施形態に係る電子黒板システム1は、後述するステップS1109の〜ステップS1111の処理を行う。
すなわち、電子黒板装置10の音声入力部106は、上記のステップS1104と同様に、集音装置19で集音された音声を入力する。そして、電子黒板装置10の音声データ生成処理部107は、音声入力部106により入力された音声を示すデータ(音声データ)を生成する(ステップS1109)。
次に、電子黒板装置10の音声データ生成処理部107は、通信部104を介して、音声データと送信許可フラグとを音声変換サービス30に送信する(ステップS1110)。このとき、音声データ生成処理部107は、送信許可フラグの値を、意思決定支援サービス40へのテキストデータの送信を許可しないことを示す「0」に設定して送信する。
すると、音声変換サービス30は、当該音声データをテキストデータに変換して、電子黒板装置10に返信する。なお、音声変換サービス30は、送信許可フラグの値が「0」であるため、テキストデータを意思決定支援サービス40に送信しない。
次に、電子黒板装置10の表示制御部102は、上記のステップS1106と同様に、音声変換サービス30から返信されたテキストデータが示すテキストを表示する(ステップS1111)。
このように、送信許可フラグを音声変換サービス30に送信することで、意思決定支援サービス40へのテキストデータの送信を制御できる場合には、本実施形態に係る電子黒板装置10は、音声データと共に送信許可フラグを音声変換サービス30に送信する。これにより、本実施形態に係る電子黒板装置10は、上記のステップS1109〜ステップS1111で説明したように、送信可否判定部108により送信不可と判定された場合であっても、音声データを変換したテキストデータを表示することができる。
[第二の実施形態]
次に、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、例えば会議の開始前に、電子黒板装置10において会議内容を送信するか否かをユーザが選択することができる場合について説明する。
<機能構成>
まず、本実施形態に係る電子黒板システム1の機能構成について、図12を参照しながら説明する。図12は、本実施形態に係る電子黒板システム1の一例の機能構成を示す図である。なお、第一の実施形態と同様の機能構成については、その説明を省略する。
図12に示すように、本実施形態に係る電子黒板システム1の電子黒板装置10は、送信可否判定部108Aを有する。送信可否判定部108Aは、表示制御部102により表示された所定の画面(ユーザが会議内容の送信可否を選択するための画面)における選択に応じて、手書き文字データ及び音声データを、文字変換装置20及び音声変換サービス30に送信するか否かを判定する。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る電子黒板システム1の処理の詳細について説明する。
まず、電子黒板装置10を用いた会議等において、例えば会議の参加者等が会議内容を手書き文字で入力する場合について、図13を参照しながら説明する。図13は、本実施形態に係る手書き文字の入力処理の一例を示すシーケンス図である。なお、ステップS1301及びステップS1302の処理は、図5のステップS501及びステップS502の処理と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS1302に続いて、電子黒板装置10の表示制御部102は、例えば図14に示すような、会議内容を送信するか否かをユーザが選択するための画面G400を表示する(ステップS1303)。
ここで、図14に示す画面G400には、会議内容を送信すること(送信可)を選択するための「YES」ボタンG410と、会議内容を送信しないこと(送信不可)を選択するための「NO」ボタンG420とが含まれる。
次に、電子黒板装置10の送信可否判定部108Aは、手書き文字データを文字変換装置20に送信するか否か(送信可否)を判定する(ステップS1304)。すなわち、送信可否判定部108Aは、例えば図14に示す画面G400において、「YES」ボタンG410又は「NO」ボタンG420のいずれが選択されたかを判定することで、送信可否を判定する。
ステップS1304において、送信可否判定部108Aにより送信可であると判定された場合、本実施形態に係る電子黒板システム1は、電子黒板装置10において手書き文字の入力操作が行われる度に、ステップS1305〜ステップS1310の処理を行う。なお、ステップS1305〜ステップS1310の処理は、図5のステップS504〜ステップS509の処理と同様であるため、その説明を省略する。
一方、ステップS1304において、送信可否判定部108Aにより送信不可であると判定された場合、本実施形態に係る電子黒板システム1は、ステップS1311の処理を行う。また、その後、本実施形態に係る電子黒板システム1は、電子黒板装置10において手書き文字の入力操作が行われる度に、ステップS1312及びステップS1313の処理を行う。なお、ステップS1311〜ステップS1313の処理は、図5のステップS510〜ステップS512の処理と同様であるため、その説明を省略する。
このように、本実施形態に係る電子黒板システム1では、電子黒板装置10において、ユーザが送信可否を選択することで、手書き文字データの送信可否を制御することができる。このため、本実施形態に係る電子黒板装置10を用いた会議では、例えば、会議の参加者等は、会議の開始前に、これから議論する予定の議題に応じて、手書き文字データの送信可否を選択することができる。
次に、電子黒板装置10を用いた会議等において、例えば会議の参加者等が発言している会議内容を集音した音声を入力する場合について、図15を参照しながら説明する。図15は、本実施形態に係る音声の入力処理の一例を示すシーケンス図である。なお、ステップS1501及びステップS1502の処理は、図9のステップS901及びステップS902の処理と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS1502に続いて、電子黒板装置10の表示制御部102は、上記のステップS1303と同様に、例えば図14に示すような、会議内容を送信するか否かをユーザが選択するための画面G400を表示する(ステップS1503)。
次に、電子黒板装置10の送信可否判定部108Aは、音声データを音声変換サービス30に送信するか否か(送信可否)を判定する(ステップS1504)。すなわち、送信可否判定部108Aは、例えば図14に示す画面G400において、「YES」ボタンG410又は「NO」ボタンG420のいずれが選択されたかを判定することで、送信可否を判定する。
ステップS1504において、送信可否判定部108Aにより送信可であると判定された場合、本実施形態に係る電子黒板システム1は、電子黒板装置10の集音装置19で音声が集音される度に、ステップS1505〜ステップS1509の処理を行う。なお、ステップS1505〜ステップS1509の処理は、図9のステップS904〜ステップS908の処理と同様であるため、その説明を省略する。
一方、ステップS1504において、送信可否判定部108Aにより送信不可であると判定された場合、本実施形態に係る電子黒板システム1は、ステップS1510の処理を行う。なお、ステップS1510の処理は、図9のステップS909の処理と同様であるため、その説明を省略する。
このように、本実施形態に係る電子黒板システム1では、電子黒板装置10において、ユーザが送信可否を選択することで、手書き文字データの送信可否を制御することができる。このため、本実施形態に係る電子黒板装置10を用いた会議では、例えば、会議の参加者等は、会議の開始前に、これから議論する予定の議題に応じて、音声データの送信可否を選択することができる。
以上のように、本実施形態に係る電子黒板システム1では、電子黒板装置10のユーザが、例えば会議の開始前に、会議の内容を意思決定支援サービス40に送信するか否かを選択することができる。これにより、本実施形態に係る電子黒板システムでは、例えば、予定されている会議の議題等に応じて、意思決定支援サービス40への会議内容の送信可否を選択することができる。
[第三の実施形態]
次に、第三の実施形態について説明する。第三の実施形態では、意思決定支援サービス40は、予め登録等された用語(機密ワード)、又は当該用語に類似する用語(類似ワード)がテキストデータに含まれていた場合、会議内容に機密情報が含まれることを示す意思決定支援データを返信するものとする。
したがって、本実施形態に係る電子黒板装置10は、例えば、会議中に、会議内容に機密情報が含まれることを示す意思決定支援データを受信した場合、所定の画面を表示して、以降の会議内容の送信を中止するか否かをユーザが選択することができるものである。
<機能構成>
まず、本実施形態に係る電子黒板システム1の機能構成について、図16を参照しながら説明する。図16は、本実施形態に係る電子黒板システム1の一例の機能構成を示す図である。なお、第一の実施形態と同様の機能構成については、その説明を省略する。
図16に示すように、本実施形態に係る電子黒板システム1の電子黒板装置10は、意思決定支援データ判定部110を有する。また、本実施形態に係る電子黒板システム1の電子黒板装置10は、送信可否判定部108を有しない。
意思決定支援データ判定部110は、通信部104を介して受信した意思決定支援データが、会議内容に機密情報が含まれることを示すものであるか否かを判定する。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る電子黒板システム1の処理の詳細について説明する。
まず、電子黒板装置10を用いた会議等において、例えば会議の参加者等が会議内容を手書き文字で入力する場合について、図17を参照しながら説明する。図17は、本実施形態に係る手書き文字の入力処理の一例を示すシーケンス図である。なお、ステップS1701及びステップS1702の処理は、図13のステップS1301及びステップS1302の処理と同様であるため、その説明を省略する。
本実施形態に係る電子黒板システム1は、電子黒板装置10において手書き文字の入力操作が行われる度に、ステップS1703〜ステップS1709の処理を行う。なお、ステップS1703〜ステップS1706の処理は、図13のステップS1305〜ステップS1308の処理と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS1706に続いて、文字変換装置20の、通信部201を介して、ステップS1706で変換したテキストデータを意思決定支援サービス40に送信する(ステップS1707)。
すると、意思決定支援サービス40は、文字変換装置20を介して、意思決定支援データを電子黒板装置10に送信する。このとき、意思決定支援サービス40は、例えば、文字変換装置20から受信したテキストデータが示すテキストに機密ワード又は類似ワードが含まれるか否かを判定する。そして、意思決定支援サービス40はテキストデータが示すテキストに機密ワード又は類似ワードが含まれると判定した場合には、機密情報が含まれることを示す意思決定支援データを、文字変換装置20を介して、電子黒板装置10に送信する。
ここで、機密ワードとは、電子黒板装置10のユーザ等により予め意思決定支援サービス40に登録された用語であり、例えば、「訴訟」、「経営計画」、「特許」等、機密事項に係る用語のことである。また、類似ワードとは、機密ワードと意味的に類似又は関連するような用語のことであり、例えば、機密ワード「訴訟」に類似する用語「裁判」、「判決」、「訴え」等のことである。類似ワードは、例えば、ユーザ等により登録された機密ワードに基づいて、人工知能や知的エージェント等の技術を用いて、意思決定支援サービス40により決定される。
電子黒板装置10の意思決定支援データ判定部110は、通信部104を介して受信した意思決定支援データが、機密情報が含まれることを示すものであるか否かを判定する(ステップS1708)。
ステップS1708において、機密情報が含まれることを示す意思決定支援データであると判定された場合、表示制御部102は、例えば図18に示すような、会議内容の送信中止を選択するための画面G500を表示する(ステップS1709)。なお、図18に示す画面G500は、特許請求の範囲の選択画面の一例である。
ここで、図18に示す画面G500には、会議内容の送信を中止することを選択するための「YES」ボタンG510と、会議内容の送信を中止しないことを選択するための「NO」ボタンG520とが含まれる。
一方で、ステップS1708において、機密情報が含まれないことを示す意思決定支援データであると判定された場合、表示制御部102は、意思支援決定情報を表示する(ステップS1710)。
このように、本実施形態に係る電子黒板システム1では、例えば、電子黒板装置10のユーザは、図18に示す画面G500において「YES」ボタンG510を押下することで、それ以降、会議内容(手書き文字データ)を送信しないようにすることができる。一方で、本実施形態に係る電子黒板システム1では、例えば、電子黒板装置10のユーザは、図18に示す画面G500において「NO」ボタンG520を押下することで、引き続き会議内容(手書き文字データ)の送信を継続することができる。
次に、電子黒板装置10を用いた会議等において、例えば会議の参加者等が発言している会議内容を集音した音声を入力する場合について、図19を参照しながら説明する。図19は、本実施形態に係る音声の入力処理の一例を示すシーケンス図である。なお、ステップS1901及びステップS1902の処理は、図15のステップS1501及びステップS1502の処理と同様であるため、その説明を省略する。
本実施形態に係る電子黒板システム1は、電子黒板装置10の集音装置19で音声が集音される度に、ステップS1903〜ステップS1909の処理を行う。なお、ステップS1903〜ステップS1905の処理は、図15のステップS1505〜ステップS1507の処理と同様であるため、その説明を省略する。
音声変換サービス30は、電子黒板装置10から受信した音声データを変換したテキストデータを意思決定支援サービス40に送信する(ステップS1905)。すると、意思決定支援サービス40は、音声変換サービス30を介して、意思決定支援データを電子黒板装置10に送信する。
このとき、意思決定支援サービス40は、例えば、音声変換サービス30から受信したテキストデータが示すテキストに機密ワード又は類似ワードが含まれるか否かを判定する。そして、意思決定支援サービス40はテキストデータが示すテキストに機密ワード又は類似ワードが含まれると判定した場合には、機密情報が含まれることを示す意思決定支援データを、音声変換サービス30を介して、電子黒板装置10に送信する。
電子黒板装置10の意思決定支援データ判定部110は、通信部104を介して受信した意思決定支援データが、機密情報が含まれることを示すものであるか否かを判定する(ステップS1907)。
ステップS1907において、機密情報が含まれることを示す意思決定支援データであると判定された場合、表示制御部102は、上記のステップS1709と同様に、例えば図18に示す画面G500を表示する(ステップS1908)。
一方で、ステップS1907において、機密情報が含まれないことを示す意思決定支援データであると判定された場合、表示制御部102は、意思支援決定情報を表示する(ステップS1909)。
このように、本実施形態に係る電子黒板システム1では、例えば、電子黒板装置10のユーザは、図18に示す画面G500において「YES」ボタンG510を押下することで、それ以降、会議内容(音声データ)を送信しないようにすることができる。一方で、本実施形態に係る電子黒板システム1では、例えば、電子黒板装置10のユーザは、図18に示す画面G500において「NO」ボタンG520を押下することで、引き続き会議内容(音声データ)の送信を継続することができる。
以上のように、本実施形態に係る電子黒板システム1では、意思決定支援サービス40から受信した意思決定支援データに基づいて、会議内容の送信を中止するか否かを選択するための画面を電子黒板装置10に表示する。これにより、本実施形態に係る電子黒板システム1によれば、例えば、会議の議題が途中から機密事項となってきたような場合に、会議の途中から、会議内容の送信を中止することができるようになる。
[第四の実施形態]
次に、第四の実施形態について説明する。第四の実施形態では、電子黒板装置10において、手書き文字データや音声データをテキストデータに変換すると共に、当該テキストデータが示すテキストに機密情報が含まれるか否かを判定するものである。
<機能構成>
まず、本実施形態に係る電子黒板システム1の機能構成について、図20を参照しながら説明する。図20は、本実施形態に係る電子黒板装置10の一例の機能構成を示す図である。なお、第一の実施形態と同様の機能構成については、その説明を省略する。
図20に示すように、本実施形態に係る電子黒板装置10は、音声変換処理部111と、文字変換処理部112と、機密判定部113とを有する。これら各機能部は、電子黒板装置10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU17に実行させる処理により実現される。
また、本実施形態に係る電子黒板装置10は、送信可否判定部108を有しない。更に、本実施形態に係る電子黒板装置10は、機密ワード情報記憶部114を有する。当該記憶部は、例えばHDD18を用いて実現可能である。なお、当該記憶部は、電子黒板装置10とネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現されても良い。
音声変換処理部111は、例えば音声認識等の技術を用いて、音声データ生成処理部107により生成された音声データをテキストデータに変換する。
文字変換処理部112は、例えばOCR技術等を用いて、手書き文字データ生成処理部105により生成された手書き文字データをテキストデータに変換する。
機密判定部113は、機密ワード情報記憶部114に記憶されている機密ワード情報を参照して、音声変換処理部111や文字変換処理部112により変換されたテキストデータに機密ワードや類似ワードが含まれるか否かを判定する。
機密ワード情報記憶部114は、機密ワード情報を記憶する。ここで、機密ワード情報記憶部114に記憶されている機密ワード情報について、図21を参照しながら説明する。図21は、機密ワード情報記憶部114に記憶されている機密ワード情報の一例を示す図である。
図21に示すように、機密ワード情報記憶部114に記憶されている機密ワード情報は、機密ワード毎に、この機密ワードに類似又は関連する用語である類似ワードが関連付けられている。
なお、機密ワードは、例えば、電子黒板装置10のユーザにより登録等される。また、類似ワードは、例えば、ユーザ等により登録された機密ワードに基づいて、人工知能や知的エージェント等の技術を用いて、電子黒板装置10又は電子黒板装置10とネットワーク等を介して接続されるシステム等により決定される。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る電子黒板システム1の処理の詳細について説明する。
まず、電子黒板装置10を用いた会議等において、例えば会議の参加者等が会議内容を手書き文字で入力する場合について、図22を参照しながら説明する。図22は、本実施形態に係る手書き文字の入力処理の一例を示すシーケンス図である。なお、ステップS2201及びステップS2202の処理は、図17のステップS1701及びステップS1702の処理と同様であるため、その説明を省略する。
本実施形態に係る電子黒板装置10は、手書き文字の入力操作が行われる度に、ステップS2203〜ステップS2209の処理を行う。なお、ステップS2203及びステップS2204の処理は、図17のステップS1703及びステップS1704の処理と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS2204に続いて、電子黒板装置10の文字変換処理部112は、ステップS2203で生成された手書き文字データをテキストデータに変換する(ステップS2205)。
次に、電子黒板装置10の機密判定部113は、機密ワード情報記憶部114に記憶されている機密ワード情報を参照して、機密ワード及び類似ワードの少なくとも一方が、テキストデータが示すテキストに含まれているか否かを判定する(ステップS2206)。
ステップS2206において、機密ワード及び類似ワードが含まれないと判定された場合、電子黒板装置10の通信部104は、テキストデータを意思決定支援サービス40に送信する(ステップS2207)。すると、意思決定支援サービス40は、意思決定支援データを電子黒板装置10に送信する。
電子黒板装置10の表示制御部102は、通信部104を介して意思決定支援データを受信すると、意思決定支援情報を表示する(ステップS2208)。
一方、ステップS2206において、機密ワード及び類似ワードが含まれると判定された場合、電子黒板装置10の表示制御部102は、例えば図18に示すような、会議内容の送信中止を選択するための画面G500を表示する(ステップS2209)。
このように、本実施形態に係る電子黒板装置10は、手書き文字データをテキストデータに変換すると共に、このテキストデータが示すテキストに機密ワード等が含まれるか否かを判定する。これにより、本実施形態に係る電子黒板装置10では、機密ワード等が含まれるテキストデータのみを意思決定支援サービス40に送信することができる。
次に、電子黒板装置10を用いた会議等において、例えば会議の参加者等が発言している会議内容を集音した音声を入力する場合について、図23を参照しながら説明する。図23は、本実施形態に係る音声の入力処理の一例を示すシーケンス図である。なお、ステップS2301及びステップS2302の処理は、図19のステップS1901及びステップS1902の処理と同様であるため、その説明を省略する。
本実施形態に係る電子黒板装置10は、集音装置19で音声が集音される度に、ステップS2303〜ステップS2309の処理を行う。なお、ステップS2303の処理は、図19のステップS1903の処理と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS2304に続いて、電子黒板装置10の音声変換処理部111は、ステップS2303で生成された音声データをテキストデータに変換する(ステップS2304)。
次に、電子黒板装置10の表示制御部102は、上記のステップS2304で変換されたテキストデータが示すテキストを表示する(ステップS2305)。
次に、電子黒板装置10の機密判定部113は、機密ワード情報記憶部114に記憶されている機密ワード情報を参照して、機密ワード及び類似ワードの少なくとも一方が、テキストデータが示すテキストに含まれているか否かを判定する(ステップS2306)。
ステップS2306において、機密ワード及び類似ワードが含まれないと判定された場合、電子黒板装置10の通信部104は、テキストデータを意思決定支援サービス40に送信する(ステップS2307)。すると、意思決定支援サービス40は、意思決定支援データを電子黒板装置10に送信する。
電子黒板装置10の表示制御部102は、通信部104を介して意思決定支援データを受信すると、意思決定支援情報を表示する(ステップS2308)。
一方、ステップS2306において、機密ワード及び類似ワードが含まれると判定された場合、電子黒板装置10の表示制御部102は、例えば図18に示すような、会議内容の送信中止を選択するための画面G500を表示する(ステップS2309)。
このように、本実施形態に係る電子黒板装置10は、音声データをテキストデータに変換すると共に、このテキストデータが示すテキストに機密ワード等が含まれるか否かを判定する。これにより、本実施形態に係る電子黒板装置10では、機密ワード等が含まれるテキストデータのみを意思決定支援サービス40に送信することができる。
以上、第一の実施形態から第四の実施形態では、一例として、電子黒板装置10に手書き文字や音声や入力される場合について説明したが、これに限られず、上記の各実施形態は、電子黒板装置10以外の機器にも適用することができる。
例えば、上記の各実施形態は、原稿をスキャンして画像データを生成するスキャナ装置にも適用することができる。この場合、例えば、上記の第二の実施形態では、スキャナ装置により原稿をスキャンする前に、画像データを意思決定支援サービス40に送信するか否かをユーザが選択することができる。また、例えば、上記の第四の実施形態では、スキャナ装置により生成された画像データに機密ワード等が含まれる場合には、画像データを意思決定支援サービス40に送信するか否かをユーザが選択することができる。
また、例えば、上記の各実施形態は、画像データに基づく画像を投影するプロジェクタ装置にも適用することができる。この場合、例えば、上記の第二の実施形態では、投影する画像の画像データを意思決定支援サービス40に送信するか否かをユーザが選択することができる。また、例えば、上記の第四の実施形態では、投影する画像の画像データに機密ワード等が含まれる場合には、画像データを意思決定支援サービス40に送信するか否かをユーザが選択することができる。
更に、例えば、上記の各実施形態は、複数の端末間で画像データや音声データの送信受信を行うためのテレビ会議用の端末にも適用することができる。この場合、例えば、上記の第二の実施形態では、複数の端末間で送受信される画像データや音声データを意思決定支援サービス40に送信するか否かをユーザが選択することができる。また、例えば、上記の第四の実施形態では、複数の端末間で送受信される画像データや音声データに機密ワード等が含まれる場合には、画像データや音声データを意思決定支援サービス40に送信するか否かをユーザが選択することができる。
また、上記の各実施形態では、電子黒板システム1が意思決定支援サービス40とネットワークN1を介して接続される場合について説明したが、これに限られない。すなわち、例えば、意思決定支援サービス40は、電子黒板システム1に含まれていても良い。
更に、例えば、意思決定支援サービス40が提供するサービスを実現する機能(すなわち、意思決定支援機能)を、電子黒板装置10が有していても良い。この場合、電子黒板装置10の送信可否判定部108等は、音声データや手書き文字データ等を示すテキストデータを用いて、意思決定支援機能による意思決定の支援を行うか否かを判定すれば良い。また、この場合、電子黒板装置10の意思決定支援機能(特許請求の範囲の意思決定支援手段の一例)が、当該テキストデータに基づいて、支援情報を作成する。
なお、電子黒板装置10は、特許請求の範囲の会議支援装置の一例である。電子黒板システム1は、特許請求の範囲の会議支援システムの一例である。意思決定支援サービス40は、特許請求の範囲の意思決定支援システムの一例である。入力受付部101は、特許請求の範囲の入力受付手段の一例である。表示制御部102は、特許請求の範囲の表示手段の一例である。通信部104は、特許請求の範囲の送信手段の一例である。送信可否判定部108及び送信可否判定部108Aは、特許請求の範囲の送信可否判定手段の一例である。機密判定部113は、特許請求の範囲の機密判定手段の一例である。音声変換処理部111は、特許請求の範囲の音声変換手段の一例である。文字変換処理部112は、特許請求の範囲の文字変換手段の一例である。送信可否情報記憶部109は、特許請求の範囲の記憶手段の一例である。
本発明は、具体的に開示された上記の各実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更、組み合わせが可能である。
1 電子黒板システム
10 電子黒板装置
20 文字変換装置
30 音声変換サービス
40 意思決定支援サービス
101 入力受付部
102 表示制御部
103 認証処理部
104 通信部
105 手書き文字データ生成処理部
106 音声入力部
107 音声データ生成処理部
108 送信可否判定部
109 送信可否情報記憶部
201 通信部
202 文字変換処理部
特許第5644266号公報

Claims (15)

  1. 会議における参加者の意思決定を支援するため支援情報を提示する意思決定支援システムと接続される会議支援装置であって、
    前記会議の参加者の音声又は前記会議の参加者による手書き文字の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段により受け付けた前記音声又は前記手書き文字を示すテキストデータを前記意思決定支援システムに送信するか否かを判定する送信可否判定手段と、
    前記送信可否判定手段により前記テキストデータを前記意思決定支援システムに送信すると判定された場合、前記テキストデータを送信する送信手段と、
    前記送信手段による前記テキストデータの送信に応じて前記意思決定支援システムから送信された前記支援情報を表示する表示手段と、
    を有する会議支援装置。
  2. 前記入力受付手段により受け付けた前記音声又は前記手書き文字を示すテキストデータに機密情報が含まれるか否かを判定する機密判定手段を有し、
    前記送信可否判定手段は、
    前記機密判定手段により前記テキストデータに機密情報が含まれると判定された場合、前記テキストデータを前記意思決定支援システムに送信しないと判定し、
    前記機密判定手段により前記テキストデータに機密情報が含まれないと判定された場合、前記テキストデータを前記意思決定支援システムに送信すると判定する、請求項1に記載の会議支援装置。
  3. 前記入力受付手段により受け付けた前記音声を示す音声データをテキストデータに変換する音声変換手段を有し、
    前記機密判定手段は、
    前記音声変換手段により変換された前記テキストデータに機密情報が含まれるか否かを判定する、請求項2に記載の会議支援装置。
  4. 前記入力受付手段により受け付けた前記手書き文字を示す文字データをテキストデータに変換する文字変換手段を有し、
    前記機密判定手段は、
    前記文字変換手段により変換された前記テキストデータに機密情報が含まれるか否かを判定する、請求項2又は3に記載の会議支援装置。
  5. 前記機密判定手段は、
    前記テキストデータに、機密情報を示す用語又は該用語に類似する用語が含まれるか否かを判定する、請求項3又は4に記載の会議支援装置。
  6. 前記入力受付手段は、
    前記意思決定支援システムへの前記テキストデータの送信を許可するか否かを選択するための操作を受け付け、
    前記送信可否判定手段は、
    前記入力受付手段により前記テキストデータの送信を許可することを示す操作が受け付けられた場合、前記テキストデータを前記意思決定支援システムに送信すると判定し、
    前記入力受付手段により前記テキストデータの送信を許可しないことを示す操作が受け付けられた場合、前記テキストデータを前記意思決定支援システムに送信しないと判定する、請求項1乃至5の何れか一項に記載の会議支援装置。
  7. 前記会議支援装置を利用するユーザのユーザIDと、該ユーザの属性情報とを関連付けて記憶する記憶手段を有し、
    前記入力受付手段は、
    前記会議支援装置を利用するための認証情報の入力を受け付け、
    前記送信可否判定手段は、
    前記入力受付手段により受け付けた前記認証情報に含まれるユーザIDと関連付けて前記記憶手段に記憶されている属性情報に基づいて、前記テキストデータを前記意思決定支援システムに送信するか否かを判定する、請求項1乃至5の何れか一項に記載の会議支援装置。
  8. 前記属性情報は、前記ユーザの役職を示す役職情報であり、
    前記送信可否判定手段は、
    前記入力受付手段により受け付けた前記認証情報に含まれるユーザIDと関連付けて前記記憶手段に記憶されている役職情報により示される役職が、所定の役職以上である場合、前記テキストデータを前記意思決定支援システムに送信しない判定し、
    前記入力受付手段により受け付けた前記認証情報に含まれるユーザIDと関連付けて前記記憶手段に記憶されている役職情報により示される役職が、所定の役職以上でない場合、前記テキストデータを前記意思決定支援システムに送信すると判定する、請求項7に記載の会議支援装置。
  9. 前記送信手段による前記テキストデータの送信に応じて前記意思決定支援システムから送信された前記支援情報が、前記テキストデータに機密情報が含まれることを示す情報であるか否かを判定する機密判定手段を有し、
    前記表示手段は、
    前記機密判定手段により前記支援情報が、前記テキストデータに機密情報が含まれることを示す情報であると判定された場合、前記送信手段による前記テキストデータの送信を中止するか否かを選択するための選択画面を表示する、請求項1乃至8の何れか一項に記載の会議支援装置。
  10. 前記表示手段は、
    前記送信可否判定手段により前記テキストデータを前記意思決定支援システムに送信しないと判定された場合、前記会議の内容が秘密となっていることを示す表示部品を表示する、請求項1乃至9の何れか一項に記載の会議支援装置。
  11. 会議における参加者の意思決定を支援する会議支援装置であって、
    前記会議の参加者の音声又は前記会議の参加者による手書き文字の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段により受け付けた前記音声又は前記手書き文字を示すテキストデータを用いた前記意思決定の支援を行うか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記テキストデータを用いた前記意思決定の支援を行うと判定された場合、前記テキストデータに基づいて、前記会議における参加者の意思決定を支援するための支援情報を作成する意思決定支援手段と、
    前記意思決定支援手段により作成された前記支援情報を表示する表示手段と、
    を有する会議支援装置。
  12. 会議における参加者の意思決定を支援するため支援情報を提示する意思決定支援システムと接続される会議支援システムであって、
    前記会議の参加者の音声又は前記会議の参加者による手書き文字の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段により受け付けた前記音声又は前記手書き文字を示すテキストデータを前記意思決定支援システムに送信するか否かを判定する送信可否判定手段と、
    前記送信可否判定手段により前記テキストデータを前記意思決定支援システムに送信すると判定された場合、前記テキストデータを送信する送信手段と、
    前記送信手段による前記テキストデータの送信に応じて前記意思決定支援システムから送信された前記支援情報を表示する表示手段と、
    を有する会議支援システム。
  13. 会議における参加者の意思決定を支援する会議支援システムであって、
    前記会議の参加者の音声又は前記会議の参加者による手書き文字の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段により受け付けた前記音声又は前記手書き文字を示すテキストデータを用いた前記意思決定の支援を行うか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記テキストデータを用いた前記意思決定の支援を行うと判定された場合、前記テキストデータに基づいて、前記会議における参加者の意思決定を支援するための支援情報を作成する意思決定支援手段と、
    前記意思決定支援手段により作成された前記支援情報を表示する表示手段と、
    を有する会議支援システム。
  14. 会議における参加者の意思決定を支援するため支援情報を提示する意思決定支援システムと接続される会議支援装置に用いられる会議支援方法であって、
    前記会議の参加者の音声又は前記会議の参加者による手書き文字の入力を受け付ける入力受付手順と、
    前記入力受付手順により受け付けた前記音声又は前記手書き文字を示すテキストデータを前記意思決定支援システムに送信するか否かを判定する送信可否判定手順と、
    前記送信可否判定手順により前記テキストデータを前記意思決定支援システムに送信すると判定された場合、前記テキストデータを送信する送信手順と、
    前記送信手順による前記テキストデータの送信に応じて前記意思決定支援システムから送信された前記支援情報を表示する表示手順と、
    を有する会議支援方法。
  15. 会議における参加者の意思決定を支援するため支援情報を提示する意思決定支援システムと接続される会議支援装置を、
    前記会議の参加者の音声又は前記会議の参加者による手書き文字の入力を受け付ける入力受付手段、
    前記入力受付手段により受け付けた前記音声又は前記手書き文字を示すテキストデータを前記意思決定支援システムに送信するか否かを判定する送信可否判定手段、
    前記送信可否判定手段により前記テキストデータを前記意思決定支援システムに送信すると判定された場合、前記テキストデータを送信する送信手段、
    前記送信手段による前記テキストデータの送信に応じて前記意思決定支援システムから送信された前記支援情報を表示する表示手段、
    として機能させるためのプログラム。
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