JP6695486B1 - 剪定用電動切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】刃の開閉幅を任意に調整できる電動剪定鋏を提供し、利用者の満足度を向上させる。【解決手段】可動刃4と固定刃5で対象を挟んで切断する電動剪定鋏1に、最大開放位置調整部80にて変更入力を受け付けるとモータ6を動作させて変更前の開閉幅での最大開角度にある可動刃4を変更後の開閉幅での最大開角度にまで移動させる設定変更時動作と、操作部60が操作されるとモータ6を動作させて変更後の開閉幅での最大開角度から最大閉角度までの間で可動刃4を開閉させる可動刃開閉動作を実行する制御基板109を備えた。【選択図】図7

Description

この発明は、例えば、植物の剪定に用いられるような剪定用電動切断装置に関する。
従来、植物の剪定には、様々な剪定鋏が利用されている。近年では、電動で刃が動作する剪定鋏も提案されている。
例えば、モータの駆動によって刃を動作させて剪定する剪定ハサミが提案されている(特許文献1参照)。この剪定ハサミは、トリガー29を引き込み傾動させると、スイッチレバー31がスイッチ28をON動作し、これによってモータが起動し、可動刃18を固定刃10に対して閉動作させる。
しかしながら、この剪定ハサミは、ON動作によって可動刃18を閉動作させ、OFF動作によって可動刃18を復帰させるものであるから、剪定時に同じ最大開状態から同じ閉状態まで移動させることしかできなかった。このため、例えば枝と枝の隙間に刃を通してその間にある1本の枝を切断するような場合に、刃を利用者の任意の位置に固定させて枝と枝の隙間を通すといったことができなかった。
特開平2−238819号公報
この発明は、上述の問題に鑑みて、刃の開閉幅を任意に調整できる剪定用電動切断装置を提供し、利用者の満足度を向上させることを目的とする。
この発明は、少なくとも一方を可動刃とする2枚の刃で対象を挟んで切断する切断部と、前記切断部を切断動作させる切断入力を受け付ける切断操作部と、前記可動刃を開方向と閉方向へ動作させる動作機構部と、前記動作機構部へ電力を供給する電源部と、前記電源部の電力にて動作し前記切断操作部による前記切断入力を受けて前記動作機構部を動作させて前記切断部による切断動作を制御する制御部と、前記可動刃の開閉幅の変更入力を受け付ける開閉幅操作部とを備え、前記制御部は、前記開閉幅操作部にて前記変更入力を受け付けると前記動作機構部を動作させて変更前の開閉幅での最大開角度にある前記可動刃を変更後の開閉幅での最大開角度にまで移動させる設定変更時動作と、前記切断操作部が操作されると前記動作機構部を動作させて前記変更後の開閉幅での最大開角度から最大閉角度までの間で前記可動刃を開閉させる可動刃開閉動作を実行する構成であり、前記制御部は、前記開閉幅操作部にて前記変更入力を受け付ける毎に前記可動刃の開閉幅を段階的に変更し、前記開閉幅操作部によって変更できる前記開閉幅の段階数の2以上のモードへのモード切替を受け付け、切り替えたモードでの動作を実行する構成である剪定用電動切断装置およびその動作方法であることを特徴とする。
この発明により、刃の最大開放位置を任意に調整できる剪定用電動切断装置を提供し、利用者の満足度を向上させることができる。
可動刃開放状態の電動剪定挟の縦断右側面図。 可動刃閉塞状態の電動剪定挟の縦断右側面図。 電動剪定挟の縦断斜視図。 トリガーボタンおよび開閉幅操作ボタン周辺の拡大縦断斜視図。 開閉角度検知用センサ群周辺の拡大縦断面による説明図。 電動剪定挟1の電気系統のブロック構成を示す説明図 制御基板の動作を示すフローチャート。
図1は、本発明の実施例1の電動剪定鋏1(剪定用電動切断装置)の可動刃4開放時における縦断右側面図であり、図2は、電動剪定鋏1の可動刃4閉塞時における縦断右側面図であり、図3は、電動剪定鋏1の縦断斜視図であり、図4は電動剪定鋏1のトリガーボタン61および開閉幅操作ボタン81周辺の拡大縦断斜視図である。
図1に示すように、電動剪定鋏1は、横倒し状態の長手状の筐体2と、筐体2の一端に長手方向へ連接されるモータユニット30と、筐体2とモータユニット30の外周を覆うカバー7と、筐体2の長手方向の他端に固定された固定刃5と、固定刃5と対向して開閉する可動刃4と、モータユニット30の筐体2とは異なる他端に一端が接続された電源ケーブル8とを有している。この固定刃5と可動刃4は、対象を切断する切断部として機能する。
また、筐体2の外周には、下面部分の一部に、可動刃4を操作する操作部60と、可動刃4の最大開放位置を調整する最大開放位置調整部80とが長手方向に並べて配置され、前記一部の他方となる上面部分に表示部103が配置されている。
電源ケーブル8の他端には、図示省略する制御装置が接続されている。この制御装置は、電動剪定鋏1の各種の制御を行うとともに、電動剪定鋏1の動作に必要な電力を供給するバッテリー(電源部)として機能する。
モータユニット30は、円筒形状に形成されたモータ収容部36と、モータ収容部36の内部に固定されたモータ6とを備えている。モータ6には、中心を通るモータ軸33が前記筐体の長手方向と平行に設けられている。
モータ軸33は、筐体2側のモータ軸ベアリング31と電源ケーブル8側のモータ軸ベアリング35により回転可能に軸支されている。モータ軸33の筐体2側の端部には、円盤状で外周に歯が整列配置されたサンギア29が固定されている。
筐体2は、おおよそ円筒形状に形成され、内部が中空である。筐体2は、モータユニット30と逆側の外周の一部(上面側の一部)に突出する固定部56が設けられ、固定部56に固定刃5の固定刃胴体部52が固定されている。
固定部56のモータユニット30側には、モータユニット30へ向かって突出量がなだらかに減少する傾斜部102が設けられ、傾斜部102に表示部103が設けられている。
表示部103は、筐体2の内部に設けられた制御基板109に配置された複数のLED104と、このLED104の表面から傾斜部102の表面まで直線状に配置された複数の導光体101により構成されている。
LED104は、筐体2の長手方向に等間隔で複数(この実施例では5つ)配置され、LED104は、同じ数が間隔で互いに平行に配置されている。制御基板109は、略長方形であり、筐体2の長手方向(ネジ軸15の長手方向)と平行で、かつ、ネジ軸15の半径方向が厚み方向となるように、ボールねじユニット3が収納されている筐体2の円柱状空間の近接位置に配置されている。
これにより、表示部103は、例えば残電力量表示部として機能することができる。この場合、図示省略するバッテリーの残電力に応じた出力を制御基板109が受け、残量が最大であれば全てのLED104を点灯する、残量が半分であれば複数並ぶLED104のうち一端から半分ほどまでを点灯する、残量が少量であれば一端のLED104のみ点灯する、残量が殆ど無くなっていれば全てのLED104を消灯するといったように、使用者が視認可能なように発光することができる。
この実施例では、5箇所のLED104の発光数がバッテリーの残電力に対応しており、使用者は、この発光数に基づいてバッテリーの残電力、即ち電動剪定鋏1のおおまかな残り稼働時間を知ることができる。
筐体2の内部には、モータユニット30側から長手方向に順に、モータ軸33と連接した減速装置27と、減速装置27と連接したボールねじユニット3が設けられている。
減速装置27は、ネジ軸15の軸心方向を中心軸とする略円盤状の出力回転体27bと、出力回転体27bのモータ6側に配置されたリング状部27aを有している。リング状部27aは、円中心の軸がモータ軸33の延長線上に位置するように配置され、外周が筐体2に固定され、内面にギア面が設けられている。
出力回転体27bは、外周が筐体2に固定されたベアリング25の内側に、モータ軸33の回転軸の延長線上の回転軸にて回転可能に固定されている。出力回転体27bは、リング状部27a側へ突出する3つの軸(図示省略)が前記回転軸と平行かつ等間隔に設けられ、各軸に遊星歯車28が回転可能に軸支されている。
出力回転体27bの外周は、ベアリング25の内側に固定されている。ベアリング25は、外周が筐体2に固定されており、内側の出力回転体27bをモータ軸33の回転軸の延長線上の回転軸にて回転可能に支持する。遊星歯車28は、サンギア29の外周の歯とリング状部27aの内面のギアの歯に歯合し、サンギア29の回転力を得て、リング状部27aの内面の歯に沿って転動する。この転動により、出力回転体27bの軸も移動するため、出力回転体27bがサンギア29の回転速度より遅く回転する。
ボールねじユニット3は、ネジ軸15と、ナット13を有している。ナット13は、外周に設けられたナットホルダ14と、固定刃5側に設けられたボールねじカバー12と、固定刃5側に配置されたリンクロッド11(連結部)の一端とが固定されている。なお、モータ6、ネジ軸15、ナット13、およびリンクロッド11は、トリガーボタン61の押下を受けて可動刃4を開閉動作させるための動作機構部として機能する。
ネジ軸15は、長手方向に長い棒形状で外周にネジ部15bが設けられており、筐体2の長手方向の中央に備え付けられている。ネジ軸15のモータユニット30側の一端にはネジ部15bの無い基部15aが設けられ、この基部15aの端部が減速装置27の出力回転体27bの中心に固定されている。これにより、ネジ軸15は、減速装置27の出力回転体27bと連動して回転する。
ネジ軸15の基部15aは、軸心方向に離間して配置されたボールねじベアリング21、22によりモータ軸33の回転軸の延長線上の回転軸にて回転可能に軸支されている。ボールねじベアリング21、22は、外周が筐体2に固定されている。
ボールねじベアリング22と出力回転体27bの間には基部ナット23が設けられており、ボールねじベアリング22と出力回転体27bの間隔が変動しないように位置決めされている。ネジ軸15は、中間から可動刃4側の先端にかけてねじ部15bを有し、ナット13と螺合している。
ネジ軸15は、出力回転体27b、ボールねじベアリング21、22により軸心方向に3ヶ所で支持されていることにより、ネジ軸15のブレが軽減され、安定性が向上している。
ナット13は、円筒形状に形成され、内部が中空であり、内面にねじ部13aを有する。ナット13のねじ部13aは、ネジ軸15のねじ部15bと螺合している。
ナットホルダ14は、円筒形状を有し、ナット13の外周を覆うようにナット13に固定される。ナットホルダ14の外周は、筐体2の円柱形のスライド内面2aに沿ってスライド可能で、かつ、スライド内面2aとの隙間が極力生じない大きさの円筒形に形成されている。
ナットホルダ14の外周と筐体2のスライド内面2aには、一方にネジ軸15と平行な長手方向のスライド溝が設けられ、他方にレール凸部が設けられている。このレール凸部とスライド溝が係合することで、ナットホルダ14は筐体2に対して周方向に回転しないように、かつ、長手方向へスライド移動できるように、筐体2内に格納される。この構成と、ナット13のねじ部13aとネジ軸15のねじ部15bの螺合により、ナット13は、ネジ軸15が正逆回転することで、ネジ軸15の長手方向(軸心方向)に前後移動する。なお、このスライド溝とレール凸部を設けずに、ネジ軸15の回転によってナット13がネジ軸15の軸心方向へ前後移動する構成としてもよい。
ボールねじカバー12は、内側にネジ軸15を収容できる大きさの円筒形状を有し、内部が中空に形成されている。ボールねじカバー12は、ナット13またはナットホルダ14の可動刃4側の先端中央に固定され、ナット13のねじ穴を被覆している。
ボールねじカバー12は、少なくともナット13の移動距離よりも長くナットホルダ14側へ突出しており、ナット13がネジ軸15の回転運動により減速装置27側の長手方向に移動する全範囲において、ナット13から可動刃4側に突出したネジ軸15を保護する。
リンクロッド11は、長い板形状を有し、長手方向の一端がナット13、ナットホルダ14、またはボールねじカバー12に軸支され、他端が駆動軸47で可動刃4の可動刃胴体部43の駆動接続部44に軸支されている。なお、リンクロッド11の一端は、金属部材で形成されているナット13に軸支されることが好ましい
この構成により、リンクロッド11は、ナット部13の長手方向の運動を、可動刃4の駆動接続部44に伝達する。この伝達において、ナット13、ナットホルダ14、またはボールねじカバー12に対するリンクロッド11の角度、および可動刃4に対するリンクロッド11の角度は、それぞれの軸支部分が独立して回転可能であることによって多少の変動が許容される。
筐体2の固定部56は、固定刃5の固定刃胴体部52を固定している。固定部56は、より強固に固定刃5を固定するため、2ヶ所以上有することが好ましい。
カバー7は、長手方向に長いおおよそ円筒形状に構成され、筐体2およびモータユニット30の外周を覆っている。カバー7は、電動剪定鋏1の半分より後部(モータユニット30側の後部)は把持部7cとして使用者が握って使用することができる。カバー7は、電動剪定鋏1の半分より前方(固定刃5側)の上側に、先端へ向かって末広がりに上方向に傾斜する傾斜部7aを備えている。
傾斜部7aには、表示部103が設けられている。カバー7は、電動剪定鋏1の半分より前方(固定刃5側)の下側(表示部103と逆側)に、湾曲する棒状の操作指保護部7bを、操作部60および最大開放位置調整部80を囲うように備えている。操作指保護部7bは、操作部60および最大開放位置調整部80との間で利用者が十分に指を動かせる程度の空間を備えている。
固定刃5は、金属製で厚さ一定の板状であり、略中央で回動軸46(図1参照)が挿通される孔(図示省略)を有し、その孔の一方(筐体2側)に固定刃胴体部52が設けられ、他方(筐体2とは逆側となる先端側)に固定刃切断部51が設けられている。
固定刃胴体部52は、固定部56により、厚み方向が左右方向(図1の奥行方向)となり、かつ、固定刃切断部51の刃が上を向く(可動刃4側を向く)ようにして筐体2に固定される。固定刃切断部51は、可動刃4と対向する辺に中央が凹となるよう湾曲した刃が設けられている。
可動刃4は、金属製の略L字型の板状であり、略中心に軸支孔42が設けられている。この可動刃4は、固定刃5に対して厚み方向に重ねるように配置され、軸支孔42に挿通された回動軸46により固定刃5に対して回動可能に軸支されている。
可動刃4は、略L字状の一方の足となる可動刃胴体部43と、他方の足となる可動刃切断部41を備えている。可動刃胴体部43は、端部にリンクロッド11と接続する駆動軸47を挿通する駆動接続部44を備えている。可動刃切断部41は、固定刃5と対向する辺に中央が凸となるよう湾曲した刃が設けられ、中央部から端部に向かって、先鋭に形成されている。なお、可動刃4と固定刃5は、湾曲した刃に限らず、直線の刃とする、あるいは波型の刃とするなど、適宜の形状とすることができる。
上記の構成により、可動刃4の可動刃胴体部43の駆動接続部44は、ナット部13の長手方向の移動に応じて前後動するリンクロッド11により、回動軸46を中心として回動する。
このとき、可動刃4と共に切断部41も回動するため、切断部41が固定刃切断部51に対して開閉動作する。可動刃切断部41は固定刃5に対して凸面であり、固定刃切断部51は可動刃4に対して凹面であり、その湾曲の曲率が同程度であるため、閉方向に回動した可動刃切断部41と、固定刃切断部51との間で枝等の切断対象を挟み込み切断できる。
操作部60は、筐体2の下部前方に位置する。図4に示すように、操作部60は、トリガーボタン61と、押圧力軽減部材71と、ON/OFFセンサ75と、操作基部79とを備えている。
トリガーボタン61は、押圧力軽減部材71側の上面を開放した箱型形状を有しており、内部が中空であり、一般的な人の操作する指の太さの少なくとも半分以上の長さを有する押圧面部62と、押圧面部62(押し込み操作面部)の周囲からボールねじユニット3側へ向かって起立する周壁面部64と、押圧面部62の中央でボールねじユニット3側へ向かって突出し変形体74と接する支柱63(押圧力集約凸部)を有する。トリガーボタン61は、支柱63がシリコン素材により形成され、伸縮(変形)するように形成されている。支柱63は、押圧面部62に加えられた押圧力を伝達する役割を担い、シリコン素材に限らず樹脂素材など、適宜の素材で形成することができる。
押圧力軽減部材71は、伸縮(変形)可能なシリコン素材によって形成され、操作基部79に固定されるリング状基部72と、リング状基部72から支柱63へ向かって径を小さくしつつ凸となるブリッジ73(ブリッジ部)と、ブリッジ73の先端中央に設けられた変形体74とを有している。
ブリッジ73は、円錐台の側周形状で厚みが薄く形成され、変形体74とリング状基部72を接続している。変形体74は、支柱63の長手方向(押し込み方向)を軸心とする円柱形上であり、押し込み方向の厚みがブリッジ73より厚く形成されている。このブリッジ73は、変形体74を中心として放射状に対象形状に形成されている。この実施例では円錐台形状であるが、複数の棒状部材を放射状に配置した形状とするなど、中央の変形体74から外周の操作基部79に渡ってどの位置でも均等に変形する構成であればよい。
変形体74は、円柱形状に形成されている。この変形体74は、ブリッジ73と同一素材で一体成型されてもよいが、別素材のシリコン素材によってブリッジ73と別体に形成されて連結されてもよい。変形体74の操作基部79側(ON/OFFセンサ75側)の端面は、ON/OFFセンサ75から離間している。変形体74は、押圧方向を軸心とする円柱形で両端面がON/OFFセンサ75の表面(押圧される面)と平行になるよう配置されている。これにより、押圧される力がまっすぐにON/OFFセンサ75へ伝わるとともに、変形体74がその場で押圧方向に伸縮するように変形して折れ曲がり等が発生しないように構成されている。
ON/OFFセンサ75は、ON/OFFを検知できるセンサであればよく、例えばON/OFFをスイッチで切り替えるスイッチセンサとする、あるいは押圧力を感知できる圧電センサにより所定の押圧力以上でONとしてそれ以下の押圧若しくは開放であればOFFとするなど、適宜のセンサを用いることができる。ON/OFFセンサ75を圧電センサとする場合は、押圧されている押圧力を検出できるセンサであればよく、例えば、ピエゾ抵抗方式、静電容量方式、成膜方式、あるいは抵抗線方式等の適宜の方式の圧電素子により構成することができる。
この構成により、使用者が電動剪定鋏1を把持している手の何本かの指を用いてトリガーボタン61を押し込むことで、押圧力軽減部材71のブリッジ73がたわんで変形体74がON/OFFセンサ75に接触し、さらにトリガーボタン61が押し込まれると、変形体74を通じてON/OFFセンサ75が押下される。
このとき、変形体74が伸縮するため、トリガーボタン61から付与される荷重が加減調整されてゆっくり加わり、ON/OFFセンサ75がONを検出するまでのストローク(押圧力の幅)を長く(広く)できる。
また、変形体74とON/OFFセンサ75の間は、ブリッジ73の長さに応じた距離だけ、離間しているため、トリガーボタン61に指を置いた程度では、変形体74はON/OFFセンサ75とは接触せず、ONも検知しない。
このように、変形体74とON/OFFセンサ75が離間した空間(あそび)を設けることで、トリガーボタン61への不慮の軽い接触によって、意図せずON/OFFセンサ75がONになること、およびそれによって可動刃4が作動することを防止できる。また、ON/OFFセンサ75が圧電センサの場合、所定以上の押圧力を検知している状態をONとし、押圧力を検知していないか所定未満の押圧力を検知している状態をOFFとすることで、ある程度の押圧力でトリガーボタン61が押されるまで動作させないことができる。これにより、利用者がしっかり押圧したときに可動刃4を閉動作させることができる。また、このONになる所定以上の押圧力を調整することで、軽い力で可動刃4を閉動作させて切断作業できる設定や、しっかり押圧しなければ可動刃4が動作しない設定など、適宜の設定にすることができる。
最大開放位置調整部80は、筐体2の下部前方で、操作部60の前方に隣接して設けられている。最大開放位置調整部80は、開閉幅操作ボタン81と、押圧力軽減部材91と、ON/OFFセンサ95と、切替基部99とを備えている。
なお、本実施例では、最大開放位置調整部80は、操作部60の前方に配置されているが、製造側は最大開放位置調整部80と、操作部60の配置を適宜入れ替えてもよい。
開閉幅操作ボタン81は、押圧力軽減部材91側の上面を開放した箱型形状を有しており、内部が中空であり、一般的な人の操作する指の太さの少なくとも半分以上の長さを有する押圧面部82と、押圧面部82の周囲からボールねじユニット3側へ向かって起立する周壁面部84と、押圧面部82の中央でボールねじユニット3側へ向かって突出し変形体94と接する支柱83(押圧力集約凸部)を有する。開閉幅操作ボタン81は、支柱83がシリコン素材により形成され、伸縮(変形)するように形成されている。支柱83は、押圧面部82に加えられた押圧力を伝達する役割を担い、シリコン素材に限らず樹脂素材など、適宜の素材で形成することができる。
押圧力軽減部材91は、上述した押圧力軽減部材71と同じ形状であり、リング状基部92、ブリッジ93、および変形体94を有している。この押圧力軽減部材91に対して、上述した押圧力軽減部材71、ON/OFFセンサ75、および操作基部79と同じ配置で、ON/OFFセンサ95および切替基部99が配置されている。また、ON/OFFセンサ95は、上述したON/OFFセンサ75と同じ構成である。
この構成により、使用者が電動剪定鋏1を把持している手の人差し指等を用いて開閉幅操作ボタン81を押し込むことで、ON/OFFセンサ95がONとなって作用し、あらかじめ設定されたモードの切り替えを実行できる。モードの切り替えとしては、可動刃4の最大開放位置の異なる各モード(例えば全開モード、半開モード等)に切り替える等、適宜の設定とすることができ、詳細は後述する。
最大開放位置調整部80は、上述した操作部60と同じ構成であるため、操作部60と同様に、意図しない動作を防止できる。すなわち、利用者が電動剪定鋏1を把持して開閉幅操作ボタン81に軽く指をかけても、その程度では反応せずに開閉幅が変化しないようにでき、意図しない開閉幅の変更を防止して利用者の操作性を向上させることができる。また、ON/OFFセンサ95を圧電センサとしてONになる所定以上の押圧力を調整した場合には、軽い力で開閉幅を変化させて切断作業できる設定や、しっかり押圧しなければ開閉幅が変化しない設定など、適宜の設定にすることができる。
制御基板109は、LED104の設けられた表面とは逆の裏面に、ナット13およびナットホルダ14の位置を検知する開閉角度検知用センサ群105(図5参照)が設けられている。これにより、制御基板109は、ナット13およびナットホルダ14の位置を検出して、可動刃4の開き角度を把握できる。
この制御基板109は、各種制御を行う制御部として機能し、可動刃4の開閉動作制御処理と、モード切替処理と、残量表示処理とを実行する。
開閉動作制御処理を行う制御基板109は、ON/OFFセンサ75が検知するトリガーボタン61によるON操作(押下操作)に基づいて、ON操作されればモータ6を正方向に回転させてネジ軸15によりナット13を基部側(モータユニット30側)へ後退させて可動刃4を閉動作させる。
開閉動作制御処理は、トリガーボタン61の押下が解除されてON/OFFセンサ75がOFF操作(解放操作)を検知すれば、モータ6を逆方向に回転させてネジ軸15によりナット13を先端側(可動刃4側)へ前進させて可動刃4を開動作させる。
モード切替処理を行う制御基板109は、ON/OFFセンサ75がON操作を検知していない平常状態での可動刃4の最大開位置を切り替える。この切替は、モータ6の回転制御によって、前記平常状態でのナット13およびナットホルダ14の位置を切り替えることによって実現する。
残量表示処理を行う制御基板109は、図示省略するバッテリーから供給される電力の残量に応じて、LED104の発光数を変化させる。これにより、発光数が多いほど残量が多く、発光数が減るにしたがって残量が減っていることを利用者が認識できる。
図5は、開閉角度検知用センサ群105付近の拡大縦断面図による説明図であり、図5(A)は全閉状態、図5(B)は全開状態(開閉幅161が第1開閉幅の状態)を示す。
開閉角度検知用センサ群105は、第1センサ131、第2センサ132、第3センサ133、第4センサ134、第5センサ135、第6センサ136、および全閉検知センサ137により構成されている。
第1センサ131と全閉検知センサ137は、ナットホルダ14に設けられた被検知体139との距離を検知するアナログ式のセンサであり、第2センサ132〜第6センサ136は、ナットホルダ14に設けられた被検知体139が近接したときに検知するデジタル式のセンサである。これらの第1センサ131〜全閉検知センサ137は、例えばホール効果センサとすることができ、被検知体139は磁石(永久磁石)とすることができる、被検知体139は、例えば、磁界の軸が第1センサ131から全閉検知センサ137までの整列方向と平行になるような永久磁石により構成することができる。
第2センサ132、第3センサ133、第4センサ134、第5センサ135、および第6センサ136は、可動刃4の開き角度に対するナットホルダ14の位置関係に対応して、ナットホルダ14の前後移動方向(ネジ軸15の軸心方向)に一列に配置されている。第2センサ132、第3センサ133、第4センサ134、第5センサ135、および第6センサ136は、それぞれ、可動刃4が第2開閉幅の開位置にあるときの被検知体139の対向位置、可動刃4が第3開閉幅の開位置にあるときの被検知体139の対向位置、可動刃4が第4開閉幅の開位置にあるときの被検知体139の対向位置、可動刃4が第5開閉幅の開位置にあるときの被検知体139の対向位置、および可動刃4が第6開閉幅の開位置にあるときの被検知体139の対向位置、に対応して配置されてる。これにより、開閉幅の変更に伴う可動刃4の開位置の変更について、正確かつ確実に可動刃4の開角度を把握し停止させることができる。
図6は、電動剪定挟1の電気系統のブロック構成を示す説明図である。
制御基板109には、LED104、開閉角度検知用センサ群105、トリガーボタン61、および開閉幅操作ボタン81が接続され、電源部として機能する制御ボックス140から電源ケーブル8を通じて電力が供給されている。
制御ボックス140には、モード切替用のモード切替操作部141が設けられている。このモード切替操作部141は、例えば押下スイッチで構成されて押下される毎にモードを順次切り替える、あるいはダイヤル式のスイッチでモードの数だけ接点が設けられ、その接点の位置にダイヤルが停止されるかによってモードを切り替えるなど、適宜の操作部により構成されている。切り替えるモードとしては、例えば、切り替え可能な開閉幅の段数の異なる複数種類のモード、あるいはメンテナンス用のメンテナンスモードなど、適宜のモードを備えておくことができる。この実施例では、開閉幅を6段階で変更可能な多段設定モードと、開閉幅を2段階で変更可能な2段設定モードを備えている。
これにより、制御基板109は、制御ボックス140で設定されているモード(この実施例では、多段設定モードと2段設定モードのいずれか一方)に従って、開閉幅操作ボタン81が操作された際に開閉幅を切り替え、トリガーボタン61が操作された際に可動刃4の開閉動作をし、これらの開閉幅の切り替えや開閉動作の際に可動刃4の位置を開閉角度検知用センサ群105によって検知し、制御ボックス140のバッテリー残量をLED104により表示することができる。
図7は、制御基板109の動作を示すフローチャートである。
電源がONされて開始すると、まず、制御基板109は、制御ボックス140にて設定されているモードが多段設定モードか2段設定モードかを確認し、多段設定モードであれば(ステップS1:Yes)、定数Kに数値「6」を代入し、開閉幅として6段階の設定を行う(ステップS2)。この6段階の設定は、例えば、次のように設定することができる。
第1開閉幅:57mm,第1センサ131での検知位置までの第1動作幅151。
第2開閉幅:50mm,第2センサ132での検知位置までの第2動作幅152。
第3開閉幅:41mm,第3センサ133での検知位置までの第3動作幅153。
第4開閉幅:32mm,第4センサ134での検知位置までの第4動作幅154。
第5開閉幅:22.5mm,第5センサ135での検知位置までの第5動作幅155。
第6開閉幅:12mm,第6センサ136での検知位置までの第6動作幅156。
また、多段設定モードでなかった場合(ステップS1:No)、制御基板109は、2段設定モードであるから、定数Kに数値「2」を代入し、開閉幅として2段階の設定を行う(ステップS3)。この2段階の設定は、例えば、次のように設定することができる。
第1開閉幅:57mm,第1センサ131での検知位置までの第1動作幅。
第2開閉幅:41mm,第3センサ133での検知位置までの第2動作幅。
いずれかの設定モードの設定をした制御基板109は、変数iに数値「1」を代入し(ステップS4)、開閉幅を最大開閉幅である第1開閉幅に変更する(ステップS5)。
制御基板109は、開閉幅操作ボタン81が押下(操作)されたことをON/OFFセンサ95で検知すると(ステップS6:Yes)、変数iに1加算する(ステップS7)。
加算後の変数iが定数K以下であれば(ステップS8:Yes)、制御基板109は、開閉幅を第i開閉幅に変更し(ステップS9)、ステップS6へ戻る。この第i開閉幅への変更では、被検知体139が第i番目のセンサ(131〜136)で検知される位置までモータ6を駆動させて可動刃4の開閉幅を狭くすることによって、可動刃4の開閉幅を閉方向へ一段階小さくする。
ここで、多段階設定モードの場合は、定数Kが6であるから、第1センサ131で被検知体139を検知する全開位置から始まって、開閉幅操作ボタン81が押下される毎に1段階ずつ開閉幅を小さくし、第6センサ136で検知される最小の開閉幅になるまではステップS6〜S9が繰り返されることが可能である。
2段階設定モードの場合は、定数Kが2であって第2開閉幅が第3センサ133での検知位置であるから、開閉幅操作ボタン81が1回押下されると、被検知体139が第3センサ133で検知される開閉幅になるまでモータ6を駆動させる。
開閉幅の操作ではなく(ステップS6:No)、リセット操作がされた場合(ステップS10:Yes)、制御基板109は、変数iに数値「1」を代入して初期化し(ステップS11)、可動刃4が最大開閉幅になるまで(被検知体139が第1センサ131で検知されるまで)モータ6を可動し(ステップS12)、ステップS6へ処理を戻す。このリセット操作は、例えば、開閉幅操作ボタン81の所定時間以上の押下継続をON/OFFセンサ75で検知すると、リセット操作されたと判断して制御基板109が実行する。
リセット操作がされず(ステップS10:No)、トリガーボタン61の押下によって切断操作がされたことをON/OFFセンサ75が検知すると(ステップS13:Yes)、制御基板109は、モータ6を駆動して可動刃4を閉方向へ移動させる(ステップS14)。切断操作がされていない場合(ステップS13:No)、制御基板109は、処理をステップS6に戻して次のアクションを検知するまで待機する。
利用者がトリガーボタン61から指を離す等して操作解放されず(ステップS15:No)、かつ、現在の被検知体139が最大開位置に満たなければ(ステップS16:No)、ステップS15へ処理を戻して繰り返す。
現在の被検知体139が全閉検知センサ137に検知されるまで(可動刃4が全閉状態となるまで)モータ6を駆動し(ステップS16:No)、全閉検知センサ137により被検知体139が検知されると(ステップS16:Yes)、制御基板109は、モータ6の回転を停止し(ステップS17)、ステップS15へ処理を戻す。
利用者がトリガーボタン61から指を離す等して操作解放されると(ステップS15:Yes)、制御基板109は、モータ6を駆動して可動刃4が開方向へ広がるように移動させる(ステップS18)。
現在の第iセンサで被検知体139が検知される開閉幅内での全開位置到達が検知されるまで(ステップS19:No)、ステップS18に処理を戻して繰り返す。
現在の第iセンサで検知される開閉幅内での全開位置到達が検知されると(ステップS19:Yes)、制御基板109は、モータ6を停止し(ステップS20)、ステップS1へ処理を戻す。
以上の動作を、電源OFFとなるまで繰り返す。
以上の構成および動作により、可動刃4の開閉幅(最大開き角)を任意に調整できる電動剪定鋏1を提供し、利用者の満足度を向上させることができる。
また、利用者は、任意の開閉幅に設定して、開閉による切断作業を行えるため、例えば、開閉幅を最大にして太い枝を次々に切断し、開閉幅を小さく設定して狭い空間で細い枝を次々に切断していくことができる。このため、例えば、トリガーを引いた距離に応じて刃が閉じるようなトリガー連動式の剪定鋏の場合であれば、狭い空間の細い枝を切断するたびに毎回途中までトリガーを引いて開閉量を調節しなければならないところ、上述した電動剪定鋏1はそのような手間をかけずに連続的に狭い空間の細い枝を短時間で切断していくことができる。
また、最大開放位置操作部80で選択できる開閉幅は、0とならない(完全閉状態とならない)ため、可動刃4が閉じて操作部60を操作しても枝等を切断できない状態が生じることを防止できる。
また、最大開放位置操作部80の操作1回毎に開閉幅を1段階狭くしていく構成であり、最小の開閉幅まで進むと次は最大の開閉幅に戻す構成であるため、手慣れた作業者は現在の状態から最大開放位置操作部80を必要回数だけ素早く操作して目的の開閉幅に素早く変更することができる。
また、開閉幅操作ボタン81が所定時間押下継続されるとリセット操作がされて開閉幅が最大の初期状態に戻るため、現在の開閉幅が何段目かわからなくとも、開閉幅操作ボタン81の所定時間の押下により容易かつ素早く最大の開閉幅に戻すことができる。
また、多段設定モードと2段設定モードを切り替えるように段階数を切り替えることができるため、目的に応じて使いやすい段階数にして利用することができる。すなわち、様々な開閉量が必要な場合には多段設定モードとし、全開状態と半開状態の2種類があれば十分な場合には2段階設定モードとするといったことができる。これにより、用途や状況に応じた設定で利用でき、作業効率を向上させることができる。
また、トリガーボタン61を押下している間は可動刃4が閉方向へ移動するが、トリガーボタン61を解放すると、可動刃4は、停止するのではなく開方向(反対方向)へ移動するため、切断を途中でやめるといったことが容易にできる。また、トリガーボタン61の開放による開動作への変更は、瞬時に行われるため、誤って可動刃4の閉動作で枝を傷つけるといったことを防止できる。
また、第1センサ131と全閉検知センサ137がアナログ式のセンサであるため、制御基板109の設定によって可動刃4の全開位置と全閉位置を調整することができる。なお、この調整は、第2センサ132、第3センサ133、第4センサ134、第5センサ135、および第6センサ136での検知とは分離して行うことができる。
また、第2センサ132、第3センサ133、第4センサ134、第5センサ135、および第6センサ136がデジタルのセンサであるため、段階的な開閉幅の位置決めを制度よく行うことができる。
また、ON/OFFセンサ75,95をON/OFF検知する構成としているため、ON/OFF検知部として機能させて、操作を容易にすることができる。すなわち、ON/OFFセンサ75を備えた操作部60がON検知すると、モータ6が一定回転速度で回転し、これによって可動刃4が一定速度で閉動作し、OFF検知すると、モータ6が一定回転速度で逆回転し、これによって可動刃4が一定速度で開動作する。したがって、開閉動作が早すぎる、あるいは遅すぎるといったことが生じず、安定した動作を実現できる。なお、モータ6の回転速度を制御ボックス140または制御基板109の操作で設定変更する構成とすることで、開閉速度を調節することができる。
また、ON/OFFセンサ75(95)と変形体74(94)と押圧面部62(82)が検知可能な押圧方向へこの順で一直線に配置されているため、利用者による押圧面部62(82)の押下操作をON/OFFセンサ75(95)に適切に伝達し、かつ、変形体74(94)の変形によって押圧力(押下力)を適切に軽減できる。
また、動作機構部としてモータ6、ネジ軸15、ナット13、およびリンクロッド11が設けられているため、モータ6の回転力をナット13の前後動作に変換してリンクロッド11に伝達し、このリンクロッド11により可動刃4を確実かつ安定して開閉動作することができる。
また、トリガーボタン61(開閉幅操作ボタン81)は、一般的な人の操作する指の太さの少なくとも半分以上の幅を有する押圧面部62(82)を有し、かつ、変形体74(94)へ向かって一部が凸となる支柱63(83)を有する構成であるから、利用者が指で押圧しやすく、かつ、その押圧力を支柱63(83)に集約して適切に変形体74(94)およびON/OFFセンサ75(95)に伝達することができる。
また、変形体74(94)をON/OFFセンサ75(95)から離間させて変形体74(94)を押圧方向の周囲でブリッジ73(93)により支持する構成であり、かつ、ブリッジ73(93)が変形可能な素材により形成されているため、トリガーボタン61(開閉幅操作ボタン81)をある程度押し込むまでは変形体74(94)がON/OFFセンサ75(95)に接触せずに動作しないようにできる。このため、意図せずトリガーボタン61(開閉幅操作ボタン81)に触れた程度では反応せずに可動刃4が動作しないようにでき、安全に利用することができる。
また、ブリッジ73(93)は、押圧方向と直交する方向に対して直線的または曲線的に傾斜する傾斜形状に形成され、変形体74(94)が支柱63(83)で押圧されることによって前記傾斜形状が変化し、支柱63(83)での押圧から解放されると前記傾斜形状に復帰する構成であるから、利用者がトリガーボタン61(開閉幅操作ボタン81)を押下してから変形体74(94)がON/OFFセンサ75(95)に接触し可動刃4が動きだすまでの動作と、押圧をやめて復帰する動作をスムーズに行うことができる。これにより、良好な操作感を提供することができる。
また、上述した各種構成により、利用者の押下操作を検出するON/OFFセンサ75(95)において移動部分が無く、固定位置にて圧力を検出する構成であるため、長期間の繰り返し使用においても検知精度が低下せず、安定稼働を実現することができる。
また、ON/OFFセンサ75(95)に移動部分が無いことにより、粉塵による不具合が生じることを極力防止でき、屋外での様々な環境での利用でも高い耐久性で安定稼働することができる。
なお、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、開閉幅の段階は、6段階と2段階に限らず、5段階、4段階、3段階など、適宜の段階とすることができる。また、モードについても、多段階設定モードと2段階設定モードのように2つのモードとすることに限らず、3つのモードあるいは4つのモード等、複数のモードから切り替えられる構成とすることもできる。
また、現在のモードが分かるようにモードを表示するモード表示部を電動剪定鋏1または制御ボックス140に設けてもよい。この場合、現在のモードを容易に把握できるようになる。
また、現在の開閉幅の設定がわかるように表示する開閉幅設定表示部を電動剪定鋏1に設けてもよい。この場合、現在の開閉幅の設定がどのよういなっているか容易かつ明確に把握することができる。
また、操作部60および最大開放位置調整部80は、ON/OFFセンサ75,95を用いたセンサに限らず、押下を検知するボタンスイッチ、あるいは接触を検知するタッチセンサ等、ON/OFFを検知可能な適宜のセンサやスイッチといった検知部により形成することができる。
また、トリガーボタン61を操作する指は、図示の例では人差し指を想定しているが、これに限らず把持部7cを持つ手のいずれか1つの指とすることができる。この場合、トリガーボタン61を操作する指は、親指と人差し指と中指のいずれかとすることが好ましく、人差し指と中指のいずれかとすることがより好ましく、人差し指とすることが好適である。
また、ブリッジ73(93)の傾斜の変化は、上述した構成に限らず、押圧前と押圧後を比べると、傾斜角が大きくなっている、傾斜角が小さくなっている、傾斜している状態から水平な状態になっている、あるいは水平な状態から傾斜している状態になっている等、適宜の変化とすることができる。これらの場合も同様の作用効果を奏することができる。
また、ブリッジ73(93)は、変形体74(94)と接続される部位のON/OFFセンサ75(95)との離間距離を図示した例よりも長くなるように構成し、変形体74(94)を押圧方向にさらに長く構成する、あるいは、変形体74(94)を押圧方向に複数連結して配置する構成としてもよい。この場合、変形体74(94)の押圧方向の長さが長くなるため、指による押圧力をより軽減することができ、押圧操作のストロークを長くできる。したがって、利用者は、トリガーボタン61(開閉幅操作ボタン81)の押下操作の調節により、可動刃4を閉じさせる量や閉じさせるスピードを調節することをより容易に実行することができる。
また、最大開放位置調整部80は、操作部60とネジ軸15の軸心方向に縦並びに配置したが、これに限らず、任意の場所に配置できる。例えば、最大開放位置調整部80は、操作部60の横位置(ネジ軸15の周方向の隣接位置)に配置する、あるいは表示部103の近傍位置に配置するなど、適宜の場所とすることができる。表示部103の近傍位置としては、表示部103の横位置(ネジ軸15の周方向の隣接位置)、あるいは表示部103の縦位置(ネジ軸15の軸心方向の隣接位置等、適宜の位置とすることができ、表示部103の形状をそれに合わせて小型化あるいは薄型化することができる。
このように様々な位置に配置しても、利用者は、最大開放位置調整部80を適宜操作して可動刃4の最大開き角度を調節することができ、かつ、電動剪定鋏1の把持部7cを把持する手の人差し指で操作部60を操作して可動刃4を開閉させることができる。特に、実施例1,2のように縦並びにした場合、利用者は、電動剪定鋏1の把持部7cを把持したまま人差し指を伸ばして最大開放位置調整部80を操作して可動刃4の最大開き角度を変え、操作部60を操作して可動刃4の開閉を行うという作業をスムーズに行うことができる。
この発明は、植物を剪定等に用いる切断機能を有する機械工具の産業に利用することができる。
1…電動剪定鋏
4…可動刃
5…固定刃
6…モータ
7c…把持部
11…リンクロッド
13…ナット
15…ネジ軸
60…操作部
62…押圧面部
63…支柱
73…ブリッジ
74…変形体
75,110…ON/OFFセンサ

Claims (2)

  1. 少なくとも一方を可動刃とする2枚の刃で対象を挟んで切断する切断部と、
    前記切断部を切断動作させる切断入力を受け付ける切断操作部と、
    前記可動刃を開方向と閉方向へ動作させる動作機構部と、
    前記動作機構部へ電力を供給する電源部と、
    前記電源部の電力にて動作し前記切断操作部による前記切断入力を受けて前記動作機構部を動作させて前記切断部による切断動作を制御する制御部と、
    前記可動刃の開閉幅の変更入力を受け付ける開閉幅操作部とを備え、
    前記制御部は、
    前記開閉幅操作部にて前記変更入力を受け付けると前記動作機構部を動作させて変更前の開閉幅での最大開角度にある前記可動刃を変更後の開閉幅での最大開角度にまで移動させる設定変更時動作と、
    前記切断操作部が操作されると前記動作機構部を動作させて前記変更後の開閉幅での最大開角度から最大閉角度までの間で前記可動刃を開閉させる可動刃開閉動作を実行する構成であり、
    前記制御部は、
    前記開閉幅操作部にて前記変更入力を受け付ける毎に前記可動刃の開閉幅を段階的に変更し、
    前記開閉幅操作部によって変更できる前記開閉幅の段階数の2以上のモードへのモード切替を受け付け、切り替えたモードでの動作を実行する構成である
    剪定用電動切断装置。
  2. 少なくとも一方を可動刃とする2枚の刃で対象を挟んで切断する切断部と、
    前記切断部を切断動作させる切断入力を受け付ける切断操作部と、
    前記可動刃を開方向と閉方向へ動作させる動作機構部と、
    前記動作機構部へ電力を供給する電源部と、
    前記電源部の電力にて動作し前記切断操作部による前記切断入力を受けて前記動作機構部を動作させて前記切断部による切断動作を制御する制御部と、
    前記可動刃の開閉幅の変更入力を受け付ける開閉幅操作部とを備えた剪定用電動切断装置の動作方法であって、
    前記制御部により、
    前記開閉幅操作部にて前記変更入力を受け付けると前記動作機構部を動作させて変更前の開閉幅での最大開角度にある前記可動刃を変更後の開閉幅での最大開角度にまで移動させる設定変更時動作と、
    前記切断操作部が操作されると前記動作機構部を動作させて前記変更後の開閉幅での最大開角度から最大閉角度までの間で前記可動刃を開閉させる可動刃開閉動作と、
    前記開閉幅操作部にて前記変更入力を受け付ける毎に前記可動刃の開閉幅を段階的に変更する動作と、
    前記開閉幅操作部によって変更できる前記開閉幅の段階数の2以上のモードへのモード切替を受け付け、切り替えたモードでの動作を実行する構成である
    剪定用電動切断装置の動作方法。
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