JP2002254366A - 手持ち操作装置及びリモートコントロール機械 - Google Patents

手持ち操作装置及びリモートコントロール機械

Info

Publication number
JP2002254366A
JP2002254366A JP2001053231A JP2001053231A JP2002254366A JP 2002254366 A JP2002254366 A JP 2002254366A JP 2001053231 A JP2001053231 A JP 2001053231A JP 2001053231 A JP2001053231 A JP 2001053231A JP 2002254366 A JP2002254366 A JP 2002254366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
pressing force
operation device
switch
held operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001053231A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Ogino
重人 荻野
Toshiharu Matsumoto
敏晴 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idec Izumi Corp
Original Assignee
Idec Izumi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idec Izumi Corp filed Critical Idec Izumi Corp
Priority to JP2001053231A priority Critical patent/JP2002254366A/ja
Publication of JP2002254366A publication Critical patent/JP2002254366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者が手持ち操作装置の下面から思ったと
おりに機械を操作しやすい手持ち操作装置及びリモート
コントロール機械を得る。 【解決手段】 本発明は、手で持ちながら機械を操作す
るための手持ち操作装置2であって、上面2aaから下
面2acにかけて手で握るためのグリップ領域2bを有
する筐体2aと、グリップ領域2bのうち下面2acの
部分に設けられ、下面2acの部分において外部からの
押圧力を受け、当該押圧力を調整して出力する調整部2
cと、調整部2cが出力する押圧力を受け、当該押圧力
に応じて電気的な状態が切り替わるスイッチ2dとを備
える。調整部2cは、外部からの押圧力が手持ち操作装
置2の自重以上の所定の圧力以下においてはスイッチ2
dが同じ電気的な状態を保ち、外部からの押圧力が所定
の圧力を越すとスイッチ2dが電気的な状態を切り替え
るように、押圧力を調整して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、産業用ロボット、
その他の産業用自動機械を操作するための手持ち操作装
置及びリモートコントロール機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の手持ち操作装置には例えば図10
に示すものがある。この手持ち操作装置では、機械を緊
急に停止させるための押しボタンスイッチA1が上面に
取り付けられている。このような構造では、親指で上面
の操作スイッチを操作し、他の指で手持ち操作装置を下
面から支えることになる。したがって、上面の押しボタ
ンスイッチA2を親指で押している最中に、即座に親指
で押しボタンスイッチA1を押すことができない。
【0003】そこで、図11に示すように、機械を緊急
に停止させるための押しボタンスイッチA3を下面にも
設ける。これによって、上面の押しボタンスイッチA2
を親指で押していても、即座に下面の押しボタンスイッ
チA3を他の指で押すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に手
持ち操作装置を持っただけで、押しボタンスイッチA3
が手持ち操作装置の自重に押されてオンし、操作者が思
った通りに操作しにくいという問題点があった。
【0005】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、操作者が手持ち操作装置の下面から
思ったとおりに機械を操作することができる手持ち操作
装置及びリモートコントロール機械を得ることを得るこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の課題解
決手段は、手で持ちながら機械を操作するための手持ち
操作装置であって、上面から下面にかけて手で握るため
のグリップ領域を有する筐体と、前記グリップ領域のう
ち前記下面の部分に設けられ、当該下面の部分において
外部からの押圧力を受け、当該押圧力を調整して出力す
る調整部と、前記調整部が出力する押圧力を受け、当該
押圧力に応じて、電気的な状態が切り替わるスイッチと
を備え、前記調整部は、前記外部からの押圧力が手持ち
操作装置の自重以上の所定の圧力以下においては前記ス
イッチが同じ電気的な状態を保ち、前記外部からの押圧
力が前記所定の圧力を越すと前記スイッチが前記電気的
な状態を切り替えるように、前記押圧力を調整して出力
する。
【0007】請求項2に記載の課題解決手段において、
前記調整部は、前記所定の圧力を調節するための部品を
含む。
【0008】請求項3に記載の課題解決手段において、
前記部品は、バネを利用してなる。
【0009】請求項4に記載の課題解決手段において、
前記部品は、てこを利用してなる。
【0010】請求項5に記載の課題解決手段において、
前記スイッチの前記電気的な状態が切り替わると、前記
機械が停止する。
【0011】請求項6に記載の課題解決手段において、
請求項1に記載の手持ち操作装置と、前記機械とを備え
る。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1のリモートコントロール機械を示す概念図
である。
【0013】実施の形態のリモートコントロール機械
は、産業用ロボット1(機械)と手持ち操作装置2とを
含む。産業用ロボット1は、産業用ロボット本体1a、
産業用ロボット本体1aに取り付けられたアーム1b
(マニプレータ)及びCPU、電源などで構成された制
御部1cを含む。
【0014】産業用ロボット1の制御部1cは、操作者
4が握っている手持ち操作装置2から産業用ロボット1
を制御するための制御信号Sを受け、制御信号Sに基づ
いてアーム1bを動かす。手持ち操作装置2は、操作者
4が両手あるいは片手で握りながら産業用ロボット1の
アーム1bを操作する構造である。
【0015】図2は本発明の実施の形態の手持ち操作装
置2を示す斜視図、図3はその側面図である。手持ち操
作装置2は、筐体2aと筐体2aに設けられた調整部2
c、スイッチ2d、押しボタンスイッチ2e及び例えば
液晶で構成され、文字などを表示するための表示デバイ
ス2fを有する。
【0016】手持ち操作装置2はケーブル3を介して産
業用ロボット1(図1参照)に接続されている。筐体2
aは箱状体であり、グリップ領域2bは筐体2aの側面
2abから上面2aa及び下面2acの方にかけて手で
包み握ることができる領域である。上面2aaには押し
ボタンスイッチ2e及び表示デバイス2fが設けられ、
下面2acのうちのグリップ領域2bには調整部2cが
設けられている。
【0017】調整部2cは、下面2acの部分において
外部からの押圧力を受け、当該押圧力を調整してスイッ
チ2dへ出力するものであり、例えば後述する実施の形
態2や実施の形態3で説明する構造によって実現でき
る。筐体2a内部に設けられたスイッチ2dは、例えば
従来の押しボタンスイッチA3と同じような構造であ
り、筐体2aに固定されており、調整部2cが出力する
押圧力を受ける。
【0018】また、筐体2aの内部にはCPU2g(制
御部)が設けられている。CPU2gはスイッチ2dや
押しボタンスイッチ2eからの信号を受け、この信号に
基づいて産業用ロボット1を制御するための制御信号S
を生成して出力する。制御信号Sはケーブル3を介して
産業用ロボット1の制御部1cに伝わる。
【0019】なお、調整部2cは外部からの押圧力が手
持ち操作装置2の自重と2つの押しボタンスイッチ2e
を同時にオンするために必要な最小の圧力(=2B)と
の和(A+2B)以下においてスイッチ2dが同じ電気
的な状態(オフ)を保ち、外部からの押圧力がA+2B
を越すとスイッチ2dが電気的な状態を切り替えてオン
になるように設計されている。
【0020】次に動作について説明する。まず、操作者
4は手持ち操作装置2のグリップ領域2bを両手あるい
は片手で握る。操作者4の親指は手持ち操作装置2の上
面2aa上の押しボタンスイッチ2eに触れることがで
き、その他の指は手持ち操作装置2の下面2acの調整
部2cに自然に触れる。
【0021】親指以外の指は手持ち操作装置2を下面2
acから支える。仮に、親指以外の指のみで調整部2c
のみを支えるとすれば、手持ち操作装置2の自重(=
A)が調整部2cに与えられることになる。また、操作
者4が手持ち操作装置2を手で持った状態では、人間工
学的に多くても両手の2本の親指しか手持ち操作装置2
の上面2aaに触れることができないので、手持ち操作
装置2の上面2aa上の押しボタンスイッチ2eを同時
に押せる数は2つである。よって、操作者4が手持ち操
作装置2を手でもって、さらに手持ち操作装置2の押し
ボタンスイッチ2eを操作する通常の使用状態では、指
から調整部2cには手持ち操作装置2の自重(=A)と
2つの押しボタンスイッチ2eをオンするために必要な
最小の圧力(=2B)との和(A+2B)が与えられる
ことになる。
【0022】以上の通常の使用状態においては、外部か
ら調整部2cには最大でもA+2Bの押圧力しか与えら
れないので、スイッチ2dは、オフの状態を保つ。CP
U2gは、押しボタンスイッチ2eからのオンあるいは
オフを示す信号を受け、この信号に基づいて制御信号S
を生成して出力する。制御信号Sはケーブル3を介して
産業用ロボット1の制御部1cに伝わる。制御部1c
は、制御信号Sが示す内容に基づいて、産業用ロボット
1のアーム1bを動かす。
【0023】次に、操作者4が調整部2cを2Bより大
きい圧力(=2B+α)で意識して押す。この場合、調
整部2cに与えられる押圧力はA+2B+αとなり所定
の圧力A+2Bを越えるので、スイッチ2dは電気的な
状態をオフからオンに切り替える。CPU2gは、スイ
ッチ2dからオンを示す信号を受け、この信号に基づい
て制御信号Sを生成して出力する。制御信号Sはケーブ
ル3を介して産業用ロボット1の制御部1cに伝わる。
制御部1cは、制御信号Sが示す内容に基づいて、産業
用ロボット1のアーム1bを動かす。
【0024】以上のように、手持ち操作装置2の自重
(=A)以上の所定の圧力(=A+2B)以下では、ス
イッチ2dが同じ電気的な状態を保つので、操作者4が
手持ち操作装置2の自重の影響を受けずに手持ち操作装
置2の下面2acから産業用ロボット1を従来と比較し
て操作しやすくなる。
【0025】(実施の形態2)実施の形態2では、実施
の携帯1の調整部2cの内部構成の具体例を示す。
【0026】図4〜図6は実施の形態2の調整部2cの
内部構成を示す一部断面図である。実施の形態2では、
調整部2cは回動ボタンB1、回動中心体B2、ガイド
B3、テーパ段差B4、アクチュエータB5、拡幅片B
6、バネB8を含む。
【0027】回動ボタンB1は、下面2acのうちのグ
リップ領域2bに一端が回動中心体B2に回動自在に取
り付けられている。ガイドB3は、内壁にテーパ形状の
テーパ段差B4を有し、アクチュエータB5を進退方向
X1,X2に移動可能に導く。アクチュエータB5は拡
幅片B6及びバネB7を含み、一端が回動ボタンB1の
他端側に当接し、他端がスイッチ2dのアクチュエータ
2daに当接している。拡幅片B6は進退方向X1,X
2に対して垂直な方向YへバネB7による付勢力が与え
られてガイドB3の内壁に密着する。バネB8は、一端
がアクチュエータB5の他端側に当接し、他端が筐体2
aに対して固定され、アクチュエータB5を前進方向X
1へ押し返す。
【0028】次に、スイッチ2dの動作について説明す
る。外部から回動ボタンB1に押圧力が与えられていな
い場合(図4)、バネB8からの付勢力によってアクチ
ュエータB5は前進方向X1へ前進した状態であり、拡
幅片B6はガイドB3の下段B31に位置している。
【0029】次に、操作者4が手持ち操作装置2を手で
もって、さらに手持ち操作装置2の押しボタンスイッチ
2eを操作する。このような通常の使用状態では、実施
の形態1で説明したように、最大で手持ち操作装置2の
自重(=A)と2つの押しボタンスイッチ2eをオンす
るために必要な最小の圧力(=2B)との和(A+2
B)が調整部2cの回動ボタンB1に与えられる(図
5)。すると、アクチュエータB5は、回動ボタンB1
に押されて後退方向X2へ後退して拡幅片B6がテーパ
段差B4に当接する。このとき、バネB7が縮んで、ア
クチュエータB5は後退方向X2へさらに後退する。こ
の際、適切な弾性力のバネB7が用いられているので、
外部から回動ボタンB1へ与えられる押圧力がA+2B
のときは、テーパ段差B4から拡幅片B6を押し返す反
力と外部から回動ボタンB1へ与えられた押圧力とが釣
り合って、拡幅片B6がテーパ段差B4で止まり、アク
チュエータB5は後退しない。これによって、スイッチ
2dにはオンするのに充分な押圧力が伝わらず、スイッ
チ2dは同じ電気的な状態(オフ)を保つことができ
る。
【0030】次に、操作者4が調整部2cの回動ボタン
B1を2Bより大きい押圧力(=2B+α)で意識して
押す(図6)。すると、拡幅片B6はテーパ段差B4か
らさらに後退して、ガイドB3の上段B32に位置す
る。上段B32に拡幅片B6が位置すると、前進方向X
1方向への反力はなくなるので、調整部2cは外部から
のA+2B+αの押圧力をスイッチ2dへ出力する。こ
れによって、スイッチ2dにはオンするのに充分な押圧
力(=A+2B+α)が伝わり、スイッチ2dは電気的
な状態をオフからオンに切り替わる。
【0031】以上のように、調整部2cはバネB7,B
8の性質を利用して実現することができる。また、手持
ち操作装置2を組み立てるときに、付勢力の異なるいく
つかのバネB7(所定の圧力を調節するための部品)を
予め準備しておき、手持ち操作装置2の自重を吸収でき
るバネB7,B8を選択して組み込む。あるいは、手持
ち操作装置2を組み立てた後でも、バネB7,B8を取
り換え可能に手持ち操作装置2を設計しておく。このよ
うに、所定の圧力を調節するための部品を設けること
で、手持ち操作装置2の自重に合わせて、所定の圧力を
調節することができる。
【0032】(実施の形態3)実施の形態3では、実施
の形態1の調整部2cの内部構成の他の具体例を示す。
【0033】図7〜図9は実施の形態3の調整部2cの
内部構成を示す部分断面図である。実施の形態3では、
調整部2cは回動ボタンC1、回動中心体C2、ガイド
C3、バネC4、アクチュエータC5、回動中心体C
6、てこC7を含む。
【0034】回動ボタンC1は、下面2acのうちのグ
リップ領域2bに一端が回動中心体C2に回動自在に取
り付けられている。ガイドC3は、アクチュエータC5
を進退方向X1,X2に移動可能に導く。アクチュエー
タC5は中央部に凸部C51及び凸部C52が突出する
略十字形であり、一端が回動ボタンC1に当接し、中央
部がてこC7の一端側に当接する。てこC7は、一端側
が回動中心体C6を中心に回動自在に取り付けられてい
る。バネC4は、一端が細長いてこC7の他端側に当接
し、他端が筐体2aに対して固定され、てこC7を前進
方向X1へ押し返す。
【0035】次に、スイッチ2dの動作について説明す
る。外部から回動ボタンC1に押圧力が与えられていな
い場合(図7)、バネC4からの付勢力によってアクチ
ュエータC5は前進方向X1へ前進した状態であり、凸
部C51及び凸部C52のうち、回動中心体C6から遠
い方の凸部C51がてこC7に当接している。
【0036】次に、操作者4が手持ち操作装置2を手で
もって、さらに手持ち操作装置2の押しボタンスイッチ
2eを操作する。このような通常の使用状態では、実施
の形態1で説明したように、最大で手持ち操作装置2の
自重(=A)と2つの押しボタンスイッチ2eをオンす
るために必要な最小の圧力(=2B)との和(A+2
B)が調整部2cの回動ボタンC1に与えられる(図
8)。すると、アクチュエータC5は回動ボタンC1に
押されて後退方向X2へ後退し、てこC7は一端側がア
クチュエータC5の凸部C51に押されて回動中心体C
6を中心に後退方向X2側へ回動する。てこC7が回動
して、凸部C51に代わって回動中心体C6に近い凸部
C52がてこC7に当接する。これによって、凸部C5
1がてこC7に当接している場合と比較して、凸部C5
2とてこC7とが接する点(力点)が回動中心体C6
(支点)に近づくので、急にてこC7が回動しにくくな
り、凸部C52がてこC7に当接した時点で止まり、ア
クチュエータC5は後退方向X2へ後退しない。これに
よって、スイッチ2dにはオンするのに充分な押圧力が
伝わらず、スイッチ2dは同じ電気的な状態(オフ)を
保つことができる。
【0037】次に、操作者4が調整部2cの回動ボタン
C1を2Bより大きい力(=2B+α)で意識して押す
(図9)。すると、アクチュエータC5は回動ボタンC
1に押されて後退方向X2へ後退し、てこC7は一端側
がアクチュエータC5の凸部C52に押されて回動中心
体C6を中心に後退方向X2へさらに回動する。これに
よって、スイッチ2dにはオンするのに充分な押圧力が
伝わり、スイッチ2dは電気的な状態をオフからオンに
切り替わる。
【0038】以上のように、調整部2cはてこC7の性
質を利用して実現することができる。また、手持ち操作
装置2を組み立てるときに、凸部C51及び凸部C52
の大きさの異なるいくつかのアクチュエータC5(所定
の圧力を調節するための部品)を予め準備しておき、手
持ち操作装置2の自重を吸収できるアクチュエータC5
を選択して組み込む。あるいは、手持ち操作装置2を組
み立てた後でも、アクチュエータC5を取り換え可能な
ように手持ち操作装置2を設計しておく。このように、
所定の圧力を調節するための部品を設けることで、手持
ち操作装置2の自重に合わせて、所定の圧力を調節する
ことができる。
【0039】(変形例)
【0040】なお、本発明は図示するものに限らない。
例えば、調整部2cはバネB7やてこC7以外の手段を
利用して構成してもよい。また、機械は、産業用ロボッ
ト1以外でもよい。
【0041】また、外部からの押圧力が所定の圧力(例
えば実施の形態1のA+2B)を越して、スイッチ2d
がオフからオンに切り替わると、産業用ロボット1が停
止するように構成してもよい。この場合、操作者4が親
指で押しボタンスイッチ2eを押している最中でも、そ
の他の指が調整部2cに触れているので、即座に産業用
ロボット1を停止することができる。
【0042】また、グリップ領域2bは2つの場合を図
示したが、1つを省略してもよい。この場合、調整部2
cは外部からの押圧力が手持ち操作装置2の自重と1つ
の押しボタンスイッチ2eをオンするために必要な最小
の圧力(=B)との和(A+B)以下においてスイッチ
2dが同じ電気的な状態(オフ)を保ち、外部からの押
圧力がA+Bを越すとスイッチ2dが電気的な状態を切
り替えてオンになるように設計されていることが望まし
い。
【0043】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、手持ち
操作装置の自重以上の所定の圧力以下では、スイッチが
同じ電気的な状態を保つので、操作者は手持ち操作装置
の自重の影響を受けずに手持ち操作装置の下面から機械
を操作しやすくなる。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、手持ち操
作装置の自重に合わせて、所定の圧力を調節することが
できる。
【0045】請求項3に記載の発明によれば、バネの性
質を利用して調節部を実現できる。
【0046】請求項4に記載の発明によれば、てこの性
質を利用して調節部を実現できる。
【0047】請求項5に記載の発明によれば、操作者が
即座に機械を停止することができる。
【0048】請求項6に記載の発明によれば、機械は手
持ち操作装置の自重の影響を受けず操作者の思ったとお
りに操作される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のリモートコントロー
ル機械を示す概念図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の手持ち操作装置を示
す斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態1の手持ち操作装置を示
す側面図である。
【図4】 本発明の実施の形態2の調整部の内部構成を
示す一部断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2の調整部の内部構成を
示す一部断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態2の調整部の内部構成を
示す一部断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態3の調整部の内部構成を
示す一部断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態3の調整部の内部構成を
示す一部断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態3の調整部の内部構成を
示す一部断面図である。
【図10】 従来の手持ち操作装置を示す斜視図であ
る。
【図11】 従来の手持ち操作装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 機械、2 手持ち操作装置、2a 筐体、2aa
上面、2ac 下面、2b グリップ領域、2c 調整
部、2d スイッチ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手で持ちながら機械を操作するための手
    持ち操作装置であって、 上面から下面にかけて手で握るためのグリップ領域を有
    する筐体と、 前記グリップ領域のうち前記下面の部分に設けられ、当
    該下面の部分において外部からの押圧力を受け、当該押
    圧力を調整して出力する調整部と、 前記調整部が出力する押圧力を受け、当該押圧力に応じ
    て、電気的な状態が切り替わるスイッチと、を備え、 前記調整部は、前記外部からの押圧力が手持ち操作装置
    の自重以上の所定の圧力以下においては前記スイッチが
    同じ電気的な状態を保ち、前記外部からの押圧力が前記
    所定の圧力を越すと前記スイッチが前記電気的な状態を
    切り替えるように、前記押圧力を調整して出力する手持
    ち操作装置。
  2. 【請求項2】 前記調整部は、 前記所定の圧力を調節するための部品を含む請求項1に
    記載の手持ち操作装置。
  3. 【請求項3】 前記部品は、バネを利用してなる請求項
    2に記載の手持ち操作装置。
  4. 【請求項4】 前記部品は、てこを利用してなる請求項
    2に記載の手持ち操作装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチの前記電気的な状態が切り
    替わると、前記機械が停止する請求項1記載の手持ち操
    作装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の手持ち操作装置と、 前記機械と、を備えたリモートコントロール機械。
JP2001053231A 2001-02-27 2001-02-27 手持ち操作装置及びリモートコントロール機械 Pending JP2002254366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001053231A JP2002254366A (ja) 2001-02-27 2001-02-27 手持ち操作装置及びリモートコントロール機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001053231A JP2002254366A (ja) 2001-02-27 2001-02-27 手持ち操作装置及びリモートコントロール機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002254366A true JP2002254366A (ja) 2002-09-10

Family

ID=18913724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001053231A Pending JP2002254366A (ja) 2001-02-27 2001-02-27 手持ち操作装置及びリモートコントロール機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002254366A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2900344B1 (en) A game controller
US5428368A (en) Combination mouse and track ball unit
JP3122692U (ja) 電動ラチェットレンチ用回路遮断制御構造
ATE494209T1 (de) Elektrische schaltvorrichtung für fahrrad
EP1883089A2 (en) A switch and method for operation thereof
EP1450698A4 (en) SURGICAL INSTRUMENT
CA2375720A1 (en) Electric lawn mower
US6548776B1 (en) Safety device for on/off switch of an electric tool
EP1854114B1 (en) Push-button operated rocker switch
US5697258A (en) Operation lever mechanism for handle
US7942617B2 (en) Nose tip control for cordless high speed rotary tool
EP1553609A4 (en) SWITCHING DEVICE
JP2659094B2 (ja) 内視鏡
JP2002254366A (ja) 手持ち操作装置及びリモートコントロール機械
JP2004303728A (ja) 片手持ち操作装置
US6775380B2 (en) Switch capable of generating voices in response to a pressing action
WO2002061779A1 (fr) Commutateur de validation
JP2880630B2 (ja) 電動工具
JP2008240860A (ja) 水栓装置
JP2004139335A (ja) 力覚付与型入力装置
EP1049121A3 (en) Sliding operation type switch apparatus
JP2000123690A (ja) 複合スイッチ
JP2002192489A (ja) 手持ち操作装置及びリモートコントロール機械
WO2003010786A1 (fr) Unite de saisie a commutateur
JP3496245B2 (ja) リモコン送信機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090622

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091026