JP6693990B2 - 断熱サッシ - Google Patents

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Description

金属框と樹脂框とからなる断熱サッシに関するものである。
近年、金属框と樹脂框とからなる断熱サッシが周知となっているが、特に、断熱性を高めるために、樹脂框に中空部を形成して断熱層を形成してなる断熱サッシが知られている。(特許文献1)
特許第3143736号
前記先行技術文献においては、内、外障子の框の金属部の室内側面に中空部を備える樹脂框を配置して、框の金属部の室内側面から室外内方向の熱の伝達を防止して、断熱性を高めている。
しかし、省エネルギーの点などから、サッシに求められる断熱性能は日々高まっており、金属框の室内側面に中空部を備える樹脂框を配置してなる断熱サッシに対しても、さらに断熱性能を高めることが求められている。
本発明は、上記の事情を鑑み、金属框と樹脂框とからなる断熱サッシにおいて、さらなる断熱性能の向上を図ることを目的とするものである。
本発明の一実施形態は、金属框と樹脂框を有する框と、室内側のパネルと室外側のパネルとを有する複層パネルと、を備える障子を有し、金属框と樹脂框が複数の連結部で連結されており、複数の連結部のうち内周側に位置する連結部が、ガラス間口の見込み方向において複層ガラスを構成する室内側のパネルと室外側のパネルとの間に位置しているとともに、樹脂框の連結部が金属框の連結部の内周側に位置しており、樹脂框は、内周側に位置する連結部の室内側に、内周側に位置する連結部の内周側及び外周側に中空部を有し、外周側では中空部が見込み方向に複数積層している断熱サッシである。
障子の金属框から室内への熱の伝達を効率的に防止して、断熱性能を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る上げ下げ窓の内観図である。 本発明の実施形態に係る上げ下げ窓の縦断面図である。 本発明の実施形態に係る上げ下げ窓の横断面図であり、左側は図2におけるx−x部分の横断面図を、右側は同y−y部分における横断面図である。 本発明の実施形態に係る上げ下げ窓における左側の縦枠及び内障子の左縦框の横断面図である。 本発明の実施形態に係る上げ下げ窓における内障子の召合せ框及び外障子の召合せ框の縦断面図である。 本発明の実施形態に係る上げ下げ窓における内障子の戸先框及び下枠の縦断面図である。 本発明の実施形態に係る上げ下げ窓に用いる受け金具の図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 本発明の実施形態に係る上げ下げ窓における外障子の取付けを説明するための横断面図である。
本発明の実施形態の上げ下げ窓について、図面を参考にして説明する。
(全体の構成)
図1に示すように、本発明の実施形態の上げ下げ窓は、上枠11、下枠12及び左、右縦枠13,14により形成された窓枠1に対して、その上方位置に召合せ框31(図示なし)、戸先框32、及び左、右縦框33,34を四周に組んでその内周にガラス等のパネルが嵌め込まれて構成される外障子3を取付け、下方位置に召合せ框21、戸先框22、及び左、右縦框23,24を四周に組んでその内周にガラス等のパネルが嵌め込まれて構成される内障子2を開閉自在に設けて構成されている。
(窓枠の構成)
図2に示すように、上枠11は、アルミニウム等の金属材料からなる金属上枠111と金属上枠111の室内側内周面に配置される樹脂上枠112とからなる。
金属上枠111は、室外側端より室外壁111aが垂下されるとともに室外側内周面から当接部111bが垂下され、両者によって外障子3の戸先框32を支持する支持溝111cが形成されている。
金属上枠111の室内側内周面に嵌合固定される樹脂上枠112は、見込み方向、すなわち下方に向かって複数の中空部が積層される中空積層構造をなしており、その室内側端部に室内方向に延設されたアングル部が建物開口部に対してネジ等の固定手段により固定される。
一方、下枠12は、アルミニウム等の金属材料からなる金属下枠121と、金属下枠121の室内側端部に係合固定される樹脂材料からなる樹脂下枠122とからなる。
金属下枠121の見込み方向略中央内周面より、内障子2の戸先框22の外周面と当接する緩衝材を保持するための保持片121aが上方に向かって設けられている。
樹脂下枠122は、下枠12の室内側に面する部位を構成しており、室内方向に延設されたアングル部122aが建物開口部に対してネジ等の固定手段により固定される。
図3に示すように、左、右縦枠13,14は、略同一の構成を備えている。
図3に示す左縦枠13は、図2におけるx−x断面、すなわち窓枠1の内障子2に対向する部分の左縦枠13の横断面図を示し、図3に示す右縦枠14は、図2におけるy−y断面、すなわち窓枠1の外障子3に対向する部分の右縦枠14の横断面図を示している。
左、右縦枠13,14は、その室外側に内周に向けて突出する室外中空部を有する左、右金属縦枠131,141と、左、右金属縦枠131,141の中空部の室内側内周面に嵌合固定される左右の樹脂縦枠とからなる。
左、右の樹脂縦枠は、複数の中空部により形成され左、右金属縦枠131,141の内周面略中央部位に嵌合固定される左、右主樹脂縦枠132、142と、複数の中空部を有し、左、右金属縦枠131,141の室内側端に係合される左、右副樹脂縦枠133,143とにより構成されている。
左、右主樹脂縦枠132,142の室内側内周には、内周方向に開口する溝部132c,142cを有しており、溝部132c,142cの底部においてビス等の固定手段によって左、右金属縦枠131,141の内周面に固定されている。
溝部132c,142cには、内障子2の下方両側から突出する回転軸81(図2)が上下方向に案内されており、また、図3の左縦枠13に示されるように、左主樹脂縦枠132と左副樹脂縦枠133とにより、ガイド部132dが形成され、ガイド部132dにはスライダ82,82が上下方向に移動自在にガイドされ、スライダ82,82と内障子2の外周面がリンク83、83により連結されている。
したがって、内障子2は、回転軸81,81及びスライダ82,82を、左、右縦枠13,14内周の溝部132c,142c及びガイド部132d,142dに沿って上下スライドさせることにより、窓枠1の下方位置の開口部を開閉することができると共に、回転軸81,81を中心にスライダ82,82との間のリンク83,83により、室内側に内倒して開閉することができる。
なお、内障子2の上下方向への開閉機構及び内倒し開閉機構については、特に限定されるものではない。
そして、図4に示すように、左(右)金属縦枠131(141)の室外中空部の室外壁部は内周方向に延設されて室外壁131aを形成しており、その室内側面には突条片131bが突設され、後述する目板6の室外係合部62aが係合する室外係合凹部131cが形成されているとともに、左(右)主樹脂縦枠132(142)の室外側端部内周面には、目板6の中間係合部62bが係合する中間係合突起132aが形成され、見込み方向中央付近の内周面には、目板6の室内係合部61aが係合する室内方向に開口する室内係合凹部132bが形成されている。
(内障子の構成)
内障子2の召合せ框21は、図5に示すように、金属召合せ框211と、金属召合せ框211の室内側面及び外周面を覆う樹脂召合せ框212とから構成されている。
金属召合せ框211は、パネルの室外側外周に配置される中空部211aと、中空部211aの室外側端から内周方向に延設されガラス間口を構成するガラス間口部211bと、中空部211aの内周室外側より室外側に延設し、その後下方に屈曲する屈曲片211cとから構成されている。
樹脂召合せ框212は、金属召合せ框211の中空部211a室内側面よりも見付け幅寸法(上下寸法)が大きく、中空部を隔壁により見込み方向に三層に分割してなる中空部積層構造をなす室内側中空部212aと、室内側中空部212aの室内端で内周方向に延設してガラス間口を構成するガラス間口中空部212bと、室内側中空部212aの室外側の外周部から室外方向に延設され金属召合せ框211の外周面を覆う見付け方向(上下方向)に肉厚の肉厚外周部212cとから構成されており、内障子2のガラス間口の見込み方向略中央位置において金属召合せ框211の室内側面と室内側中空部212aの室外側面が連結されている。
肉厚外周部212cの内周面には、金属召合せ框211の外周面に向かって隔壁が垂下されており、肉厚外周部212cと金属召合せ框211とによって金属召合せ框211の外周に中空部が形成されている。
樹脂召合せ框212の肉厚外周部212cの室外側端面には、気密材sが配置され、後述する外障子3の召合せ框31の室内側面に当接している。
このように、金属召合せ框211の中空部の室内側面全域を、室内側面よりも見付け幅寸法が大きい中空部を見込み方向に複数積層して形成された室内側中空部212aにより覆うことにより、金属召合せ框211の室内側面からの熱を伝える空気の対流は、見込み方向に分断されることとなり、空気の対流による熱の伝達を抑制し、また、金属召合せ框211の外周面の全域を、室内側中空部の外周部を室外側に延設して形成された肉厚隔壁が垂下する肉厚外周部212cで覆って金属召合せ框の外周面と協働して中空部を形成することで、金属召合せ框211の室内に対向する面からの熱の伝達をより防止することができ、召合せ框21における断熱性をさらに向上させることができる。
内障子2の戸先(下)框22は、図6に示すように、金属戸先框221と、金属戸先框221の室内側面を覆う樹脂戸先框222とから構成されている。
金属戸先框221は、ガラス等パネルの室外側外周に配置される中空部221aと、中空部221aの室外側端から内周方向に延設されガラス間口を構成するガラス間口部221bと、中空部221aの外周に設けられる溝状の回転軸取付溝221cとから構成されている。
樹脂戸先框222は、金属戸先框221の中空部221a及び回転軸取付溝221cの室内側面全体を覆う第1中空部222a、第1中空部222aの室内側に隣接して、少なくとも第1中空部222aの室内側上方部位を覆う第2中空部222b、及び、第2中空部222bの室内側に隣接して、少なくとも第2中空部222bの室内側上方部位を覆う第3中空部222cとを備える中空部積層構造の室内側中空部と、室内側中空部の第3中空部222cの室内端で内周方向に延設してガラス間口を構成するガラス間口中空部222dとから構成されている。
すなわち、金属戸先框221の室内側に配置される複数の中空部の見付け寸法は、室内側に配置されるにしたがって小さく形成されており、第2中空部222b及び第3中空部222cの下面は、第1中空部222aの室内側面から伸びる連続的な傾斜面に形成されている。
そして、内障子2のガラス間口の見込み方向略中央位置において金属戸先框221の室内側面と第1中空部222aの室外側面が連結されている。
このように、金属戸先框221の室内側面を覆う樹脂戸先框222の室内側中空部を中空部積層構造とすることにより、金属戸先框221の室内側面からの熱を伝える空気の対流は、見込み方向に分断されることとなり、空気の対流による熱の伝達を抑制して、戸先框22における断熱性を向上させることができる。
また、金属戸先框221に隣接する第1中空部222aを金属戸先框221の室内側面全域を覆う大きさとすることにより、金属戸先框221の室内側面から直接伝わる熱に対して、広い範囲で空気層による断熱を行うことができ、断熱性能をさらに高めることができる。
なお、樹脂戸先框222の第1中空部222aから第3中空部222cを分割する隔壁の見込み方向位置は、樹脂召合せ框212の室内側中空部212aにおける複数の中空部を分割する隔壁の見込み方向位置と略一致している。
内障子2の閉鎖状態において、内障子2の樹脂戸先框222の第1中空部222aは、その室内側面が下枠12の樹脂下枠122の室外側面に対向し、第2中空部222b及び第3中空部222cは樹脂下枠122のアングル部122a上面に対向するように配置されているので、内障子2の閉鎖時に戸先框22が納まる下枠12の上面開口は、金属戸先框221と樹脂戸先框222の第1中空部222aが納まる程度の幅を有していれば足り、下枠12の見込み方向の寸法を大きくすることなく、金属戸先框221の室内に露出する面からの熱の伝達を複数の中空部により効率的に防ぐことができる。
また、樹脂下枠122のアングル部122a上面と、アングル部122aの上面に対向する第2中空部222b及び第3中空部222cの連続的な傾斜面とにより、室内に向かって開口が大きくなる溝部Mを形成し、溝部Mの室内側端の上下寸法Lを10mm以下に設定するとともに、溝部Mの奥行き寸法Dを上下寸法Lよりも大きく設定されている。
それにより、溝部M内での空気の対流を抑制することができ、溝部Mが半密閉状態の空気層を形成することになるので、断熱性能をより向上させることができる。
樹脂下枠122のアングル部122aの上面の左副樹脂縦枠133よりも室内側には、左右方向に延びる起立突起122bが形成されており、溝部Mの開口の上下寸法Lを更に小さく構成して、溝部M内での空気の対流をさらに抑制している。
そして、左副樹脂縦枠133の室内側に起立突起122bが存在するので、左副樹脂縦枠133の下端と樹脂下枠122の上面との間に隙間が生じた場合であっても、隙間が室内から隠蔽することができる。
以上のように、内障子2の戸先框22は、金属戸先框221の中空部221aの室内側面全域を覆う第1中空部222aの室内側に、第1中空部222aよりも見付け寸法(上下寸法)小さい第2中空部222b及び第3中空部222cを積層して、第2中空部222b及び第3中空部222cの下面を室内に行くに従って高くなる傾斜状に形成している、すなわち、金属戸先框221の中空部221aの室内側面全域を覆う見込み方向に複数の中空部を積層させてなる室内側中空部を形成し、複数の中空部の見付け寸法が、室内側に配置されるにしたがって小さくなるので、内障子2を閉鎖することによって、内障子2の戸先框22と下枠12との間に半密閉状態の空気層となる溝部Mが形成されるので、戸先框22に加工を施すことなく、断熱性能を向上させることができる。
また、戸先框22の室内側下面を傾斜状に形成しているので、室内側に発生した結露水等を傾斜状の下面に沿って下枠12に誘導するので、室内側の額縁等が濡れることを防ぐことができる。
なお、第2中空部222b及び第3中空部222cの下面は、直線的に傾斜させるものに限らず、円弧状に傾斜させてもよい。
内障子2の左、右縦框23,24は、略同一の構成を備えているので、内障子2の左、右縦框23,24について、左縦框23を用いて説明する。
左縦框23は、図4に示すように、左金属縦框231と左金属縦框231の室内側に配置される左樹脂縦框232とからなる。
左金属縦框231は、パネルの室外側外周に配置される中空部231aと、中空部231aの室外側内周に延設されガラス間口を構成するガラス間口部231bとから構成され、中空部231aの外周面には、左縦枠13のガイド部132dをスライドするスライダ82に連結されたリンク83が回転自在に連結されており(図3)、また、中空部231aの室外側面には、モヘア等の気密材m1が長さ方向に沿って略全長に亘って配置されている。
左樹脂縦框232は、ガラス間口の見込み方向略中央位置において左金属縦框231の室内側面に連結され左金属縦框231の室内側面全体を覆う第1中空部232aと、第1中空部232aよりも見付け方向寸法が大きく外周方向に突出した状態で第1中空部232aに隣接している第2中空部232bと、第2中空部232bよりもさらに見付け方向寸法が大きく外周方向に突出した状態で第2中空部232bに隣接している第3中空部232cとを備える中空積層構造の室内側中空部と、第3中空部232cの室内端から内周方向に延設され、内周端を折り返してガラス間口を構成するガラス間口部232dとから構成されており、内障子2のガラス間口の見込み方向略中央位置において左金属縦框231の室内側面と第1中空部232aの室外側面が連結されている。
このように、左(右)金属縦框231の室内側面を覆う左(右)樹脂縦框232の室内側中空部を中空部積層構造とすることにより、左金属縦框231の室内側面からの熱を伝える空気の対流は、見込み方向に分断されることとなり、空気の対流による熱の伝達を抑制して、左(右)縦框23における断熱性を向上させることができる。
なお、左(右)樹脂縦框232の第1中空部232aから第3中空部232cを分割する隔壁の見込み方向位置を、樹脂召合せ框212の室内側中空部212aを分割する隔壁の見込み方向位置、及び、樹脂戸先框222の第1中空部222aから第3中空部222cを分割する隔壁の見込み方向位置と略一致させることにより、内障子2の框全体で熱を伝達する対流の分断位置を略一致させることができる。
すなわち、障子を構成する縦及び横樹脂框は、それぞれ金属框の中空部の室内側面を覆う、隔壁により分割される見込み方向に複数の中空部を積層させてなる室内側中空部を有し、縦及び横樹脂框の室内側中空部を複数の中空部に分割する隔壁の見込み方向の位置を略同一としているので、内障子2の框全体で熱を伝達する対流の分断位置を略一致させることができ、さらに、断熱性を向上させることができる。
第2中空部232bの外周面は、左縦枠13の左副樹脂縦枠133の内周面に近接しており、左副樹脂縦枠133の内周面に当接してその間を気密するモヘア等の気密材m2が配置されている。
また、第3中空部232cの外周端は、左縦枠13の左副樹脂縦枠133の室内側において、左副樹脂縦枠133の内周端よりもさらに外周方向に延設されており、左副樹脂縦枠133と室内外方向に重複して、左縦枠13と左縦框23との間の室内側に樹脂からなる中空部を配置することにより、断熱性能を向上させるとともに、室内から窓枠と障子との間が直接見えないようにして意匠性を向上させている。
そして、図4に示す、左縦枠13の左副樹脂縦枠133の室内側面と第3中空部232cの室外側面との見込み方向の間隔dを2mm以下とすることにより、密閉空間層を形成することができる。
また、見込み方向に積層する、第1中空部222a、第2中空部222b、第3中空部222cの見付け寸法が、室内側に配置されるにしたがって大きく形成されているので、すべり出し窓のような縦枠と縦框との間にリンク機構等を収納する必要がある窓において、第1中空部222aの外周に比較的広い空間を確保しながら、空間から室内への熱の伝達を防止することができる。
このように、縦框を構成する樹脂縦框は、金属框の中空部の室内側面全域を覆う、見込み方向に複数の中空部を積層させてなる室内側中空部を有し、複数の中空部の見付け寸法が、室内側に配置されるにしたがって大きく形成されているので、比較的広い空間が必要となる縦枠と縦框の間の空間において、空間の広さを確保しながら空間から室内への熱の伝達を防止することができる。
(外障子の構成)
図2に示すように、外障子3の召合せ框31は、金属召合せ框311と金属召合せ框311の室内側に配置される樹脂召合せ框312とからなる。
金属召合せ框311は、パネルの外周面を覆う中空形状をなす中空部311aと、中空部311aの室外側端から内周方向に延設されガラス間口を構成するガラス間口部311bと、中空部311aの室内側下端より室内方向に延設されて内障子2の召合せ框21の室外側面に当接して気密する気密材sを保持する気密材保持片311cとから構成されている。
樹脂召合せ框312は、金属召合せ框311の室内側面を覆う室内側部312aと、室内側部312aの内周に延設してガラス間口を構成するガラス間口中空部312bとから構成されており、その室内側面には、内障子2の召合せ框21に設けた気密材sが当接している。
外障子3の戸先(上)框32は、図2に示すように、金属戸先框321と金属戸先框321の室内側に配置される樹脂戸先框322とからなる。
金属戸先框321は、ガラス等パネルの室外側外周面に配置される中空部321aと、中空部321aの室外側内周に延設されガラス間口を構成するガラス間口部321bと、中空部321aの室内側の外周面に形成された当接片321cとから構成されている。
中空部321aの室外側面には上枠11の金属上枠111の室外壁111aの室内面に当接する気密材sが配置されている。
そして、外障子3の戸先框32の金属戸先框321が上枠11の支持溝111cに挿入されることによって、外障子3の室内外方向の移動を規制し、中空部321aの当接片321cが支持溝111cの内面に当接して戸先框32を室外側に押圧することによって、戸先框32の気密材sが金属上枠111の室外壁111aの室内面に当接して、FIX窓としての外障子3の上枠11に対する気密を行っている。
樹脂戸先框322は、金属戸先框321の室内側面に係合され、見付け方向に複数の中空部を有する室内側部322aと、室内側部322aの室内端で内周方向に延設してガラス間口を構成するガラス間口部322bとから構成されている。
外障子3の左、右縦框33,34は、略同一の構成を備えているので、外障子3の左、右縦框33,34について、図3に示される、右縦框34を用いて説明する。
右縦框34は、右金属縦框341と右金属縦框341の室内側に配置される右樹脂縦框342とからなる。
右金属縦框341は、ガラス等パネルの室外側外周に配置される中空部341aと、中空部341aの室外側内周に延設されガラス間口を構成するガラス間口部341bとから構成され、中空部341aの室外側面には、気密材sが長さ方向に沿って略全長に亘って配置され、右縦枠14の右金属縦枠141の室外壁141aの室内側面に当接してFIX窓である外障子3の右縦枠14に対する気密を行っている。
右樹脂縦框342は、右金属縦框341の室内側面に連結され、右金属縦框341の室内側面全体を覆う中空部342aと、中空部342aの室内内周側に延設されガラス間口を構成するガラス間口部342bとから構成されている。
中空部342aの外周には、右縦枠14の右主樹脂縦枠142に当接する気密材sが配置され、外障子3の右縦枠14に対する気密を行っている。
(外障子の装着)
本発明の実施形態の上げ下げ窓の外障子3の窓枠1への装着について、説明する。
通常、上げ下げ窓においては、内障子2の閉鎖状態において、内障子2の左、右縦框23,24と窓枠1の左、右縦枠13,14との間を気密するために、左、右縦枠13,14の内周面の室内外方向中央付近に中仕切片が設けられており、内障子2の左、右縦框23,24に設けられた気密材を中仕切片に当接することにより内障子2と窓枠1との気密を行っていた。
これに対して、本実施形態の上げ下げ窓においては、右縦枠14には、その内周に突出する中仕切片が設けられていない。その他、左、右縦枠13,14の内周面には、内周に突出する部材が存在しておらす、左、右縦枠13,14の内周面は室外壁131a,141aに至るまで、外障子3の見付け幅寸法よりも広い間隔を有している。そのため、外障子3は窓枠1の上方の領域に対して室内側から嵌め込むことにより、図3に示すように、左、右縦框33,34の室外側面に配置した気密材sを、窓枠1の左、右縦枠13,14の室外壁131a,141aの室内面に当接させることができる。そして、後述する受け金具7に載置させて固定することにより、窓枠1の室外側にFIX窓として設置することができる。
以上のように、左、右縦枠13,14の内周面に中仕切片が存在しないので、外障子3の装着は、簡単に行うことができるが、内障子2の左、右縦枠13,14に対する気密については、中仕切片を利用した気密が不可能となった。
そこで、本実施形態においては、窓枠1の左、右縦枠13,14の室外側の内周面で外障子3の下方領域に、目板6,6を係合固定することにより、内障子2の室外側面に設けたモヘア等の気密材m1を目板6の室内側面に当接して、内障子2と窓枠1との間を気密するように構成している。
以下、左、右縦枠13,14の内周面に固定される目板6について、図4を参考に説明する。
(目板の構造)
目板6,6は、アルミニウム等の金属材料で形成され、左、右縦枠13,14の内周面の見込み方向略中央に配置される室内側中空部61と、室内側中空部61の室外側に延設される取付片部62とからなり、室内側中空部61の外周面には室内係合部61aが形成されており、取付片部62の室外側端部、及び、中間外周面には、室外係合部62a、及び、中間係合部62bが形成され、室外側の内周面には、リブ片62cが形成されている。
そして、左、右縦枠13,14の左、右金属縦枠131,141の室外壁131a,141aの室内側面に形成された室外係合凹部131c(141c)及び左、右主樹脂縦枠132,142に形成された室内係合凹部132b(142b)に対して、目板6の室外係合部62a及び室内係合部61aを同時に差し込むことにより、目板6の中間係合部62bが弾性変形して左、右主樹脂縦枠132,142に形成された中間係合突起132aを乗り越えて係合し、取付片部62のリブ片62cが突条片131bの先端部に当接することで、左右縦枠13,14に対して、目板6,6を位置決め固定することができる。
そして、左、右主樹脂縦枠132,142の内障子2の室外側に露出する内周面を、薄肉のアルミニウム材からなる目板6,6により覆うことができるので、左、右縦枠13,14の左、右主樹脂縦枠132,142の内周表面を日光の紫外線等から保護することができ、変色や劣化を防止することができる。
(外障子の固定)
図2に示すように、外障子3の左右下端部は、窓枠1の左、右縦枠13,14の室外側内周面に固定された受け金具7によって、窓枠1に固定されている。
受け金具7は、図7に示すように、左、右縦枠13,14の内周面に固定される垂直部71と、外障子3の左右下端部に固定される水平部72と、垂直部71と水平部72とを連結する段差部73とから構成されている。
そして、図8の左縦枠13に示されるように、受け金具7は、左、右縦枠13,14の下方領域に配置された目板6の取付片部62の上面に段差部73を載置した状態で、垂直部71が左、右縦枠13,14の内周面にネジ等の固定手段により固定されている。
左、右縦枠13,14に固定された受け金具7,7の水平部72,72に、戸先框32を上枠11の下方に開放した支持溝111cに挿入した外障子3の両側下端部が載置されて下方よりネジ等の固定手段により固定することで、外障子3が窓枠1の室外側上方領域にFIX窓として固定されている。
また、外障子3を固定するための受け金具7を目板6の取付片部62に載置して左、右縦枠13,14に固定しているので、目板6の上下方向への位置ずれが防止される。
以上説明したように、本実施形態の断熱サッシにおいて、内障子2の各框は、金属框と、見込み方向に複数の中空部を備える中空部積層構造の室内側中空部を有する樹脂框により構成されており、樹脂框の複数の中空部の何れか一つの中空部は、金属框の室内側面の見込み寸法以上であって金属框の室内側面全域を覆うので、金属框の室内面全域に対して空気層からなる断熱層を形成することができ、また、中空部が積層されているので伝達される熱による空気の対流を分断することができ、断熱性を向上させることができる。
さらに、金属框に隣接する中空部を、金属框の室内側面の見込み寸法以上であって金属框の室内側面全域を覆う中空部とすることにより、金属框の室内側面から直接伝わる熱に対して広い範囲で空気層による断熱を行うことで、効率的に断熱をすることができる。
また、ガラス間口の室内側を樹脂框により構成するに際して、樹脂召合せ框21及び樹脂戸先框22において室内側中空部とは独立した中空部であるガラス間口中空部212b、222dを形成してガラス間口の室内側壁としたことにより、ガラス間口部からの熱の伝達を防止して、断熱性能をさらに向上されている。
そして、左樹脂縦框232、右樹脂縦框242に形成されるガラス間口の室内壁には、中空部を設けずに室内壁の内周端を折り返してガラス間口を形成している。
すなわち、障子を構成する縦及び横樹脂框は、それぞれ金属框の中空部の室内側面を覆う、見込み方向に複数の中空部を積層させてなる室内側中空部を有し、横樹脂框の室内側中空部の室内端内周面より、内周方向に延出される室内側中空部とは独立したガラス間口中空部を有すると共に、縦樹脂框の室内側中空部の室内端内周面より、内周方向に延設され、先端に折返しを有するガラス間口部を有しているので、左,右縦框23,24に対して、召合せ框21及び戸先框22をホゾ組する際に、ガラス間口の室内壁の折返し部を切除することにより、ホゾ組することができ、召合せ框21及び戸先框22における断熱性能を落とすことなく、施工性がよい。
また、内障子の各金属框と樹脂框との連結部を、ガラス間口の見込み方向略中央位置に配置したことにより、すなわち、樹脂框は、金属框の中空部の室内側面全域を覆う、見込み方向に複数の中空部を積層させてなる室内側中空部を有し、金属框と樹脂框との見込み方向接合位置を、ガラス間口の略中央位置としているので、各框の断熱ラインを複層ガラスの断熱ラインである空気層の中央位置と略一致させることができ、断熱性を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、内障子の樹脂框を構成する中空部は、見込み方向のみに積層されており、見付け方向に複数の中空部が配置されるものではないが、本発明のサッシの内障子の樹脂框は、少なくとも何れか一つの中空部が金属框の室内側面の見付け寸法以上であって金属框の室内側面全域を覆う中空部であればよく、その他積層される中空部についてはその見付け寸法については何ら限定されるものではなく、また、見付け方向に複数積層されるものであってもよい。
さらに、本実施形態においては、外障子はFIX窓として構成したが、外障子を上下移動等により開閉自在な障子として構成してもよい。
1 :窓枠
11 :上枠
111 :金属上枠
111a :室外壁
111b :当接部
111c :支持溝
112 :樹脂上枠
12 :下枠
13 :左縦枠
131 :左金属縦枠
131a :室外壁
131b :突条片
131c :室外係合凹部
132 :左主樹脂縦枠
132a :中間係合突起
132b :室内係合凹部
132c :溝部
132d :ガイド部
133 :左副樹脂縦枠
14 :右縦枠
141 :右金属縦枠
141a :室外壁
142 :右主樹脂縦枠
142c :溝部
142d :ガイド部
143 :右副樹脂縦枠
2 :内障子
21 :召合せ框
211 :金属召合せ框
211a :中空部
211b :ガラス間口部
211c :屈曲片
212 :樹脂召合せ框
212a :室内側中空部
212b :ガラス間口中空部
212c :肉厚外周部
22 :戸先框
221 :金属戸先框
221a :中空部
221b :ガラス間口部
221c :回転軸取付溝
222 :樹脂戸先框
222a :第1中空部
222b :第2中空部
222c :第3中空部
222d :ガラス間口中空部
23 :左縦框
231 :左金属縦框
231a :中空部
231b :ガラス間口部
232 :左樹脂縦框
232a :第1中空部
232b :第2中空部
232c :第3中空部
232d :ガラス間口部
24 :右縦框
242 :右樹脂縦框
3 :外障子
31 :召合せ框
311 :金属召合せ框
311a :中空部
311b :ガラス間口部
311c :気密材保持片
312 :樹脂召合せ框
312a :室内側部
312b :ガラス間口中空部
32 :戸先框
321 :金属戸先框
321a :中空部
321b :ガラス間口部
321c :当接片
322 :樹脂戸先框
322a :室内側部
322b :ガラス間口部
33 :右縦框
34 :右縦框
341 :右金属縦框
341a :中空部
341b :ガラス間口部
342 :右樹脂縦框
342a :中空部
342b :ガラス間口部
6 :目板
7 :受け金具
61 :室内側中空部
61a :室内係合部
62 :取付片部
62a :室外係合部
62b :中間係合部
62c :リブ片
71 :垂直部
72 :水平部
73 :段差部
81 :回転軸
82 :スライダ
83 :リンク
D :奥行き寸法
L :上下寸法
M :溝部
m1 :気密材
m2 :気密材
s :気密材

Claims (1)

  1. 金属框と樹脂框を有する框と、室内側のパネルと室外側のパネルとを有する複層パネルと、を備える障子を有し、
    金属框と樹脂框が複数の連結部で連結されており、複数の連結部のうち内周側に位置する連結部が、ガラス間口の見込み方向において複層ガラスを構成する室内側のパネルと室外側のパネルとの間に位置しているとともに、樹脂框の連結部が金属框の連結部の内周側に位置しており、
    樹脂框は、内周側に位置する連結部の室内側に、内周側に位置する連結部の内周側及び外周側に中空部を有し、外周側では中空部が見込み方向に複数積層している断熱サッシ。
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