JP6693861B2 - 医療機器用ハンドルおよび医療機器 - Google Patents

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Description

本発明は医療機器用ハンドルおよび医療機器に関し、更に詳しくは、医療用チューブを制御するハンドル、並びにそのようなハンドルおよび医療用チューブを備えた医療機器に関する。
従来、カテーテルなどの長尺の医療器具を患者の体内に挿入する際に、シースチューブ(ステアラブルシース)を先行して体内に導入して、この医療器具の挿通路を確保することが行われている。
シースチューブを体内に導入するための装置として、下記の特許文献1には、二方向に偏向可能な部分および内腔を有するシャフト(シースチューブ)と、偏向用組立品(回転操作部)を有する制御ハンドルと、偏向可能な部分と制御ハンドルとの間を延びる引張部材(操作用ワイヤ)とを含むシース誘導機器が開示されている。
このシース誘導機器を構成する偏向用組立品(回転操作部)は、制御ハンドルの長手方向に直交する軸の回りを回転可能に設けられた偏向用アームを備えている。
また、カテーテル本体の先端部側を屈曲させることのできるカテーテルとして、下記の特許文献2には、カテーテル本体と、操作部(ハンドル)とを有し、この操作部は、回動部材(回転操作部)と、この回動部材と送りねじ機構を介して螺合する移動部材(スライダ)とを具備し、カテーテル本体の先端部と移動部材とを連結する連結手段(操作用ワイヤ)が移動部材の移動時にカテーテル本体の先端部を引っ張ることで屈曲を生ぜしめるように構成されたカテーテルが開示されている。
このカテーテルの操作部を構成する回動部材(回転操作部)は、操作部(ハンドル)の長手方向の軸の周りを回転可能に設けられている。
特開2010−155081号公報 特開平7−80077号公報
ところで、シースチューブやカテーテルシャフトなどの医療用チューブの先端を二方向に偏向させることのできる、いわゆるバイディレクション(bidirection)タイプの医療機器は、通常、当該チューブの先端部分を第1方向に撓ませるための第1操作用ワイヤと、第2方向に撓ませるための第2操作用ワイヤとを備えている。
第1操作用ワイヤの先端および第2操作用ワイヤの先端は、例えば、チューブの先端部において互いに対向する位置(チューブの周方向位置)に固定され、第1操作用ワイヤの基端側および第2操作用ワイヤの基端側は、それぞれ、引張操作可能になっている。
然るに、第1操作用ワイヤを引張操作して、チューブの先端部分を第1方向に撓ませたときには、第2操作用ワイヤに張力が作用し、また、第2操作用ワイヤを引張操作して、当該チューブの先端部分を第2方向に撓ませたときには、第1操作用ワイヤに張力が作用する。
このため、バイディレクションタイプの医療機器においては、引張操作していない側の操作用ワイヤに作用する張力をキャンセルする必要がある。
かかる張力をキャンセルするために、引張操作している側の操作用ワイヤの引張長さに相当する長さだけ、引張操作していない側の操作用ワイヤを先端方向に繰り出す(押し出す)ことが考えられる。
引張操作していない側の操作用ワイヤを、引張長さに相当する長さ先端方向に繰り出すことのできる機構として、上記特許文献2には、レバーを取り付けた回転軸(回転操作部)と、この回転軸にそれぞれの基端が固定され、それぞれの先端がカテーテル本体の先端部に固定された2本のワイヤ(操作用ワイヤ)とを備えた操作部の機構が開示されている(同文献の段落0015、図19参照)。この操作部のレバーを操作して回転軸を回すことによって一方のワイヤが引っ張られ、他方のワイヤが、引張長さと同じ長さ繰り出される。このような操作部の機構によれば、他方のワイヤ(引張操作されていない操作ワイヤ)が繰り出されることにより、当該他方のワイヤに作用する張力をキャンセルすることができる。
しかしながら、他方のワイヤに作用する張力をキャンセルするために必要な当該他方のワイヤの繰り出し長さは、通常、一方のワイヤの引張長さよりも短い。
このため、他方のワイヤを、一方のワイヤの引張長さに相当する長さ先端方向に繰り出してしまうと、繰り出された他方のワイヤがハンドルの内部で弛んでしまい、弛んだ状態のワイヤが、ハンドルの内部の構成部品に引っ掛かってハンドル操作(回転操作)を妨げたり、ワイヤ自体が断線したりすことが考えられる。
本発明は以上のような事情に基いてなされたものである。
本発明の目的は、医療用チューブの先端を二方向に偏向させるために備えられた2本の操作用ワイヤのうち何れか一方を引張操作したときに、引張操作されていない他方の操作用ワイヤに作用する張力をキャンセルすることができ、しかも、ハンドルの内部において、他方の操作用ワイヤに弛みを生じさせない医療機器用ハンドルを提供することにある。 本発明の他の目的は、そのような医療機器用ハンドルと医療用チューブとを備え、当該医療用チューブの先端を二方向に偏向させることのできる医療機器を提供することにある。
本発明の医療機器用ハンドルは、先端可撓部分を有するチューブの基端部が内部に挿入されるハウジングと、
前記ハウジングの長手方向の軸の周りを回転可能に設けられる回転操作部と、
前記ハウジングの内部に配置されて前記回転操作部の操作方向に回転するシャフトであって、互いにリードの等しい右ねじおよび左ねじが外周面の同じ領域に形成されている回転シャフトと、
前記回転シャフトの前記右ねじおよび前記左ねじのいずれか一方に螺合可能なねじが内周面に形成された樋状部を有し、前記チューブの前記先端可撓部分が直線状態にあるときに前記回転操作部を時計方向に回転操作することにより、ホームポジションから前記回転シャフトに沿って基端方向に移動し、前記チューブの前記先端可撓部分が直線状態にあるときに前記回転操作部を反時計方向に回転操作することにより、前記ホームポジションから前記回転シャフトに沿って先端方向に移動する第1スライダと、
前記回転シャフトの前記右ねじおよび前記左ねじのいずれか他方に螺合可能なねじが内周面に形成された樋状部を有し、前記チューブの前記先端可撓部分が直線状態にあるときに前記回転操作部を時計方向に回転操作することにより、前記第1スライダの移動距離と等しい距離をホームポジションから前記回転シャフトに沿って先端方向に移動し、前記チューブの前記先端可撓部分が直線状態にあるときに前記回転操作部を反時計方向に回転操作することにより、前記第1スライダの移動距離と等しい距離を前記ホームポジションから前記回転シャフトに沿って基端方向に移動する第2スライダと、
前記第1スライダの基端側において前記第1スライダと接離可能に配置され、前記チューブの先端を第1方向に偏向させるための第1操作用ワイヤの基端部が固定され、前記チューブの前記先端可撓部分が直線状態にあるときに位置するニュートラルポジションから先端方向および基端方向に移動可能であり、前記第1スライダが基端方向に移動するときに、前記第1スライダと接触しながら前記回転シャフトに沿って基端方向に移動する第1アンカーと、
前記第2スライダの基端側において前記第2スライダと接離可能に配置され、前記チューブの先端を第2方向に偏向させるための第2操作用ワイヤの基端部が固定され、前記チューブの前記先端可撓部分が直線状態にあるときに位置するニュートラルポジションから先端方向および基端方向に移動可能であり、前記第2スライダが基端方向に移動するときに、前記第2スライダと接触しながら前記回転シャフトに沿って基端方向に移動する第2アンカーと、を備えてなることを特徴とする。
上記のような構成の医療機器用ハンドルによれば、第1スライダおよび第2スライダがホームポジションに位置し、第1アンカーおよび第2アンカーがニュートラルポジションに位置しているとき(チューブの先端可撓部分が直線状態にあるとき)に、回転操作部を時計方向に回転操作すると、第1スライダとともに第1アンカーが基端方向に移動し、第1操作用ワイヤの基端部が引っ張られて、チューブの先端可撓部分を直線状態から第1方向に撓ませる(チューブの先端を偏向させる)ことができる。
このとき、第2操作用ワイヤには、チューブの先端可撓部分を第1方向に撓ませたことによる張力(先端方向への引張力)が作用するが、第2スライダが、第1スライダの移動距離と等しい距離をホームポジションから先端方向に移動し、第2アンカーが、第2操作用ワイヤに作用する張力に応じてニュートラルポジションから先端方向に移動することによって第2操作用ワイヤが繰り出される結果、第2操作用ワイヤに作用する張力をキャンセルすることができる。
また、第2スライダと第2アンカーは接離可能であるために、第2操作用ワイヤに作用する張力がキャンセルされたときには、第2アンカーは、第2スライダの移動に追従することなく停止することができるので、第2操作用ワイヤが必要以上に繰り出されることを防止することができる。この結果、ハウジングの内部における第2操作用ワイヤに弛みを生じさせることはない。
また、第1スライダおよび第2スライダがホームポジションに位置し、第1アンカーおよび第2アンカーがニュートラルポジションに位置しているとき(チューブの先端可撓部分が直線状態にあるとき)に、回転操作部を反時計方向に回転操作すると、第2スライダとともに第2アンカーが基端方向に移動し、第2操作用ワイヤの基端部が引っ張られて、チューブの先端可撓部分を直線状態から第2方向に撓ませる(チューブの先端を偏向させる)ことができる。
このとき、第1操作用ワイヤには、チューブの先端可撓部分を第2方向に撓ませたことによる張力(先端方向への引張力)が作用するが、第1スライダが、第2スライダの移動距離と等しい距離をホームポジションから先端方向に移動し、第1アンカーが、第1操作用ワイヤに作用する張力に応じてニュートラルポジションから先端方向に移動することによって第1操作用ワイヤが繰り出される結果、第1操作用ワイヤに作用する張力をキャンセルすることができる。
また、第1スライダと第1アンカーは接離可能であるために、第1操作用ワイヤに作用する張力がキャンセルされたときには、第1アンカーは、第1スライダの移動に追従することなく停止することができるので、第1操作用ワイヤが必要以上に繰り出されることを防止することができる。この結果、ハウジングの内部における第1操作用ワイヤに弛みを生じさせることはない。
本発明の医療機器用ハンドルにおいて、前記第1スライダおよび前記第2スライダは、前記右ねじおよび前記左ねじが形成されている前記回転シャフトの前記領域内を基端方向または先端方向に移動することが好ましい。
また、本発明の医療機器用ハンドルにおいて、前記ハウジングの内部に前記第1アンカーの案内路および前記第2アンカーの案内路が形成されていることが好ましい。
このような構成の医療機器用ハンドルによれば、第1アンカーおよび第2アンカーが、それぞれの案内路を通って移動することができ、移動時のガタツキおよびハンドル内部における他の構成部品との干渉などを防止することができる。
本発明の医療機器用ハンドルを構成する前記回転操作部は、前記ハウジングの基端側に位置していてもよく、前記ハウジングの先端側に位置していてもよい。
本発明の医療機器は、本発明のハンドルと、先端可撓部分を有し、前記ハンドルの前記ハウジングの内部に基端部が挿入された医療用チューブとを備えてなることを特徴とする。
本発明の医療機器用ハンドルによれば、医療用チューブの先端を二方向に偏向させるために備えられた2本の操作用ワイヤのうち、第1操作用ワイヤまたは第2操作用ワイヤを引張操作したときに、引張操作されていない第2操作用ワイヤまたは第1操作用ワイヤに作用する張力をキャンセルすることができる。
しかも、第1スライダと第1アンカーとが接離可能であり、第2スライダと第2アンカーとが接離可能であるので、第1操作用ワイヤまたは第2操作用ワイヤを引張操作したときに、ハンドル(ハウジング)の内部において、引張操作されていない第2操作用ワイヤまたは第1操作用ワイヤに弛みを生じさせることはない。
本発明の医療機器によれば、第1操作用ワイヤまたは第2操作用ワイヤを引張操作したときに、引張操作されていない第2操作用ワイヤまたは第1操作用ワイヤに作用する張力をキャンセルすることができ、しかも、ハンドルの内部において、引張操作されていない第2操作用ワイヤまたは第1操作用ワイヤに弛みを生じさせることはない。
本発明の第1実施形態に係るハンドルを備えた医療機器の斜視図である。 図1に示した医療機器において、ハンドルの内部を示す斜視図である。 図1に示した医療機器において、チューブの先端可撓部分が直線状態にあるときのハンドルの内部を示す平面図である。 図1に示した医療機器において、チューブの先端可撓部分を撓ましたときのハンドルの内部を示す平面図である。 図3のV−V断面図である。 図3のVI−VI断面図である。 本発明の第2実施形態に係るハンドルを備えた医療機器において、チューブの先端可撓部分が直線状態にあるときのハンドルの内部を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係るハンドルを備えた医療機器において、チューブの先端可撓部分を撓ましたときのハンドルの内部を示す平面図である。
以下、本発明について図面を用いて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1〜図4に示すシース装置は、図示しないカテーテルシャフトを、患者の体内に挿入する際に、これに先行してシースチューブ60を体内に導入するための装置である。
このシース装置は、先端可撓部分60Aを有するシースチューブ60と、本実施形態の医療機器用ハンドルである制御ハンドル100と、シースチューブ60の先端を第1方向D1に偏向させるための第1操作用ワイヤ71と、シースチューブ60の先端を第2方向D2に偏向させるための第2操作用ワイヤ72と、枝管(サイドアーム)81と、三方活栓82とを備えている。
シース装置を構成するシースチューブ60は先端可撓部分60Aを有している。ここに、「先端可撓部分」とは、制御ハンドルの回転操作部を操作することにより撓む(曲がる)ことのできるチューブの先端部分をいう。
シースチューブ60は、例えばポリオレフィン、ポリアミド、ポリエーテルポリアミド、ポリウレタンなどの合成樹脂からなる中空のチューブ部材によって構成されている。
シースチューブ60の外径は、通常2.0〜5.0mmとされ、好ましくは2.6〜4.3mmとされる。また、シースチューブ60の内径は、通常1.6〜4.3mmとされ好ましくは2.0〜2.8mmとされる。
シースチューブ60の長さは、例えば500〜800mmとされ、先端可撓部分60Aの長さは、例えば20〜150mmとされる。
シース装置を構成する本実施形態の制御ハンドル100は、シースチューブ60の基端部が内部に挿入されているハウジング10と、その基端側においてハウジング10の長手方向の軸の周りを回転可能に設けられる回転操作部20と、ハウジング10の内部に配置されて回転操作部20の操作方向に回転するシャフトであって、右ねじおよび左ねじが外周面の同じ領域(ねじ部)に形成されている回転シャフト30と、回転シャフト30の右ねじおよび左ねじの何れか一方に螺合するねじが形成され、シースチューブ60の先端可撓部分60Aが直線状態にあるときにホームポジションに位置し、この状態から回転操作部20を時計方向に回転操作することにより、ホームポジションから回転シャフト30に沿って基端方向に移動し、前記状態から回転操作部20を反時計方向に回転操作することにより、ホームポジションから回転シャフト30に沿って先端方向に移動する第1スライダ41と、回転シャフト30の右ねじおよび左ねじの何れか他方に螺合するねじが形成され、シースチューブ60の先端可撓部分60Aが直線状態にあるときにホームポジションに位置し、この状態から回転操作部20を時計方向に回転操作することにより、第1スライダ41の移動距離と等しい距離を、ホームポジションから回転シャフト30に沿って先端方向に移動し、前記状態から回転操作部20を反時計方向に回転操作することにより、第1スライダ41の移動距離と等しい距離を、ホームポジションから回転シャフト30に沿って基端方向に移動する第2スライダ42と、第1スライダ41の基端側において第1スライダ41と接離可能に配置され、シースチューブ60の先端を第1方向D1に偏向させるための第1操作用ワイヤ71の基端部が固定され、シースチューブ60の先端可撓部分60Aが直線状態にあるときにニュートラルポジションに位置し、このニュートラルポジションから先端方向および基端方向に移動可能であり、第1スライダ41が基端方向に移動するときに、第1スライダ41と接触しながら回転シャフト30に沿って基端方向に移動する第1アンカー51と、第2スライダ42の基端側において第2スライダ42と接離可能に配置され、シースチューブ60の先端を第2方向D2に偏向させるための第2操作用ワイヤ72の基端部が固定され、シースチューブ60の先端可撓部分60Aが直線状態にあるときにニュートラルポジションに位置し、このニュートラルポジションから先端方向および基端方向に移動可能であり、第2スライダ42が基端方向に移動するときに、第2スライダ42と接触しながら回転シャフト30に沿って基端方向に移動する第2アンカー52とを備えてなる。
制御ハンドル100は、ハウジング10と、回転操作部20と、回転シャフト30と、第1スライダ41と、第2スライダ42と、第1アンカー51と、第2アンカー52とを備えている。
制御ハンドル100を構成するハウジング10の内部にはシースチューブ60の基端部が挿入されている。図2〜図4に示すように、シースチューブ60の基端部は、接続部材15を介してハウジング10に固定されている。
ハウジング10の基端側に配置されて制御ハンドル100を構成する回転操作部20は、ハウジング10の長手方向の軸の周りを回転することができるダイヤルである。
ハウジング10の内部に配置されて制御ハンドル100を構成する回転シャフト30は、回転操作部20の回転軸に固定され、回転操作部20を操作することによってその操作方向と同一方向に回転する。回転シャフト30の外周面には、互いにリードの等しい右ねじおよび左ねじが同じ領域(ねじ部)に形成されている。
図3に示すように、シースチューブ60の先端可撓部分60Aが直線状態にあるときには、第1スライダ41および第2スライダ42は、何れもホームポジション(互いに同じ軸方向位置)に位置している。
なお、図3および図4における点線45は、ホームポジションに位置しているときの第1スライダ41および第2スライダ42の基端位置を示している。
図5に示すように、制御ハンドル100を構成する第1スライダ41は、回転シャフト30の外周面に形成された右ねじおよび左ねじの何れか一方に螺合可能なねじが内周面に形成された樋状部411と、第1操作用ワイヤ71の挿通路が形成された角柱状部412と、両者を連結する連結部413とが一体成形されてなる。
また、制御ハンドル100を構成する第2スライダ42は、回転シャフト30の外周面に形成された右ねじおよび左ねじの何れか他方に螺合可能なねじが内周面に形成された樋状部421と、第2操作用ワイヤ72の挿通路が形成された角柱状部422と、両者を連結する連結部423とが一体成形されてなる。
ハウジング10の内部には、第1スライダ41の移動を案内するガイドレール11が軸方向に沿って形成されているとともに、第2スライダ42の移動を案内するガイドレール12が軸方向に沿って形成されている。
第1スライダ41の基端側に配置されて制御ハンドル100を構成する第1アンカー51には、シースチューブ60の先端を第1方向D1に偏向させるための第1操作用ワイヤ71の基端部が固定されている。
第1操作用ワイヤ71は、シースチューブ60の基端部の外周面に形成された開口(図示せず)から当該シースチューブ60の外側に延び出し、接続部材15に沿ってハウジング10の内部に挿入され、ハウジング10の内部に延在して第1アンカー51に固定されている。一方、第1操作用ワイヤ71の先端部は、シースチューブ60の先端部に固定されている。
第1アンカー51は、その先端側に位置する第1スライダ41とは接離可能に配置されている。すなわち、第1アンカー51と第1スライダ41とは固定されておらず、両者は互いに接触したり分離したりしながら軸方向(先端方向および基端方向)に移動することができる。
第2スライダ42の基端側に配置されて制御ハンドル100を構成する第2アンカー52には、シースチューブ60の先端を第2方向D2に偏向させるための第2操作用ワイヤ72の基端部が固定されている。
第2操作用ワイヤ72は、シースチューブ60の基端部の外周面に形成された開口(図示せず)から当該シースチューブ60の外側に延び出し、接続部材15に沿ってハウジング10の内部に挿入され、ハウジング10の内部に延在して第2アンカー52に固定されている。一方、第2操作用ワイヤ72の先端部は、シースチューブ60の先端部(第1操作用ワイヤ71の先端部の固定位置と対向する周方向位置)に固定されている。
第2アンカー52は、その先端側に位置する第2スライダ42とは接離可能に配置されている。すなわち、第2アンカー52と第2スライダ42とは固定されておらず、両者は互いに接触したり分離したりしながら軸方向(先端方向および基端方向)に移動することができる。
図3に示すように、シースチューブ60の先端可撓部分60Aが直線状態にあるときには、第1アンカー51および第2アンカー52は、何れもニュートラルポジション(互いに同じ軸方向位置)に位置している。
なお、図3および図4における一点鎖線55は、ニュートラルポジションに位置しているときの第1アンカー51および第2アンカー52の中心位置を示している。
本実施形態では、ニュートラルポジションに位置している第1アンカー51および第2アンカー52が、それぞれ、ホームポジションに位置している第1スライダ41および第2スライダ42の基端と接触しているが、第1スライダ41(第2スライダ42)の基端と第1アンカー51(第2アンカー52)とを離間させて、回転操作部20の操作に遊びを待たせてもよい。
第1アンカー51は、ホームポジションで停止している第1スライダ41によって先端方向の移動が妨げられない限り、ニュートラルポジションから先端方向および基端方向に移動することができる。
第1アンカー51は、第1スライダ41と接触しながら(第1スライダ41に押されることによって)基端方向に移動し、第1操作用ワイヤ71からの引張力を受けて先端方向に移動することができる。
第2アンカー52は、ホームポジションで停止している第2スライダ42によって先端方向の移動が妨げられない限り、ニュートラルポジションから先端方向および基端方向に移動することができる。
第2アンカー52は、第2スライダ42と接触しながら(第2スライダ42に押されることによって)基端方向に移動し、第2操作用ワイヤ72からの引張力を受けて先端方向に移動する。
図6に示すように、ハウジング10の内部には、第1アンカー51の移動を案内する案内路13が軸方向に沿って形成されているとともに、第2アンカー52の移動を案内する案内路14が軸方向に沿って形成されている。
第1アンカー51および第2アンカー52が、それぞれの案内路13および案内路14を通って移動することにより、移動時のガタツキやハウジング10の内部における他の構成部品との干渉を防止することができる。
図3に示したような、シースチューブ60の先端可撓部分60Aが直線状態にあるときに、回転操作部20を時計方向に回転操作して、回転シャフト30を同方向に回転させると、回転シャフト30の外周面に形成された一方のねじに螺合するねじが樋状部411の内周面に形成されなる第1スライダ41は、ホームポジションから、回転シャフト30に沿って基端方向に移動するとともに、回転シャフト30の外周面に形成された他方のねじに螺合するねじが樋状部421の内周面に形成されなる第2スライダ42は、ホームポジションから、回転シャフト30に沿って先端方向に移動する。
ここに、第1スライダ41が基端方向に移動する距離(送り量)と、第2スライダ42が先端方向に移動する距離(送り量)とは等しい。
第1スライダ41が基端方向に移動することにより、その基端側に位置する第1アンカー51は、第1スライダ41と接触しながら(第1スライダ41とともに)回転シャフト30に沿って基端方向に移動する。
第1アンカー51が基端方向に移動することにより、第1操作用ワイヤ71の基端部が引っ張られ、先端可撓部分60Aが直線状態から第1方向D1に撓んで、シースチューブ60の先端が同方向に偏向する。
なお、制御ハンドル100(ハウジング10)を軸の周りに回転させることによって、制御ハンドル100に対する第1方向D1の向きを自由に設定することができる。
このとき、第2操作用ワイヤ72には、シースチューブ60の先端可撓部分60Aを第1方向D1に撓ませたことによる張力(先端方向への引張力)が作用するが、第2スライダ42が、第1スライダ41の移動距離と等しい距離をホームポジションから先端方向に移動し(これにより、第2アンカー52の先端方向への移動が第2スライダ42によって妨げられることがなくなる)、第2アンカー52が、第2操作用ワイヤ72に作用する張力に応じてニュートラルポジションから先端方向に移動することによって第2操作用ワイヤ72が繰り出される結果、第2操作用ワイヤ72に作用する張力をキャンセルすることができる。
しかも、第2スライダ42と第2アンカー52とは接離可能であるために、第2操作用ワイヤ72に作用する張力がキャンセルされたときには、第2アンカー52は、第2スライダ42の移動に追従することなく停止することができるので、第2操作用ワイヤ72が必要以上に繰り出されることを防止することができる。この結果、ハウジング10の内部における第2操作用ワイヤ72に弛みを生じさせることはない。
図3に示したような、シースチューブ60の先端可撓部分60Aが直線状態にあるときに、回転操作部20を反時計方向に回転操作して、回転シャフト30を同方向に回転させると、回転シャフト30の外周面に形成された一方のねじに螺合するねじが樋状部411の内周面に形成されなる第1スライダ41は、ホームポジションから、回転シャフト30に沿って先端方向に移動するとともに、回転シャフト30の外周面に形成された他方のねじに螺合するねじが樋状部421の内周面に形成されなる第2スライダ42は、ホームポジションから、回転シャフト30に沿って基端方向に移動する。
ここに、第1スライダ41が先端方向に移動する距離(送り量)と、第2スライダ42が基端方向に移動する距離(送り量)とは等しい。
第2スライダ42が基端方向に移動することにより、その基端側に位置する第2アンカー52は、第2スライダ42と接触しながら(第2スライダ42とともに)回転シャフト30に沿って基端方向に移動する。
第2アンカー52が基端方向に移動することにより、第2操作用ワイヤ72の基端部が引っ張られ、先端可撓部分60Aが直線状態から第2方向D2に撓んで、シースチューブ60の先端が同方向に偏向する。
なお、制御ハンドル100(ハウジング10)を軸の周りに回転させることによって、制御ハンドル100に対する第2方向D2の向きを自由に設定することができる。
このとき、第1操作用ワイヤ71には、シースチューブ60の先端可撓部分60Aを第2方向D2に撓ませたことによる張力(先端方向への引張力)が作用するが、第1スライダ41が、第2スライダ42の移動距離と等しい距離をホームポジションから先端方向に移動し(これにより、第1アンカー51の先端方向への移動が第1スライダ41によって妨げられることがなくなる)、第1アンカー51が、第1操作用ワイヤ71に作用する張力に応じてニュートラルポジションから先端方向に移動することによって第1操作用ワイヤ71が繰り出される結果、第1操作用ワイヤ71に作用する張力をキャンセルすることができる。
しかも、第1スライダ41と第1アンカー51とは接離可能であるために、第1操作用ワイヤ71に作用する張力がキャンセルされたときには、第1アンカー51は、第1スライダ41の移動に追従することなく停止することができるので、第1操作用ワイヤ71が必要以上に繰り出されることを防止することができる。この結果、ハウジング10の内部における第1操作用ワイヤ71に弛みを生じさせることはない。
図4は、第2スライダ42とともに第2アンカー52が基端方向に移動したことによりシースチューブ60の先端可撓部分60Aが第2方向に撓んでいる状態を示している。
同図に示す状態において、第2スライダ42がホームポジションから基端方向に移動した距離は、第2アンカー52がニュートラルポジションから基端方向に移動した距離と同じであるのに対して、第1スライダ41がホームポジションから先端方向に移動した距離は、第1アンカー51がニュートラルポジションから先端方向に移動した距離(第1操作用ワイヤ71に作用する張力がキャンセルされるために必要な移動距離)より長く、第1スライダ41は、第1アンカー51から離間している。
もし、第1スライダ41と第1アンカー51とを分離することができず、第1アンカー51が、第1スライダ41の移動に追従して、第1スライダ41の移動距離と同じ距離を先端方向に移動したとすれば、第1アンカー51に基端部が固定された第1操作用ワイヤ71が必要以上に繰り出されることでハウジング10の内部で弛んでしまうが、本実施形態の制御ハンドル100を構成する第1スライダ41と第1アンカー51とは接離可能に配置されて、両者を分離することができるため、ハウジング10の内部における第1操作用ワイヤ71に弛みが生じることはない。
本実施形態の制御ハンドル100において、例えば、左手でハウジング10を把持し、左手の親指および人指し指によって回転操作部20を回転操作することにより、先端可撓部分60Aを撓ませてシースチューブ60の先端を偏向させることができる。
本実施形態の制御ハンドル100により構成されるシース装置を使用することにより、シースチューブ60を患者の体内に導入することができる。
シースチューブ60の導入方法としては、シースチューブ60のルーメンにダイレータ(図示せず)を挿入し、ダイレータと一体化させたシースチューブ60を患者の血管内に挿入し、制御ハンドル100の回転操作部20によって先端偏向操作を行いながら、予め挿入されているガイドワイヤに沿って、シースチューブ60を目的部位(患部)に向けて移動させる。シースチューブ60の先端開口が目的部位(患部)の近傍に到達したところで、ダイレータおよびガイドワイヤを抜去する。これにより、シースチューブ60の先端部分が患者の体内に留置される。
このようにして体内に導入されたシースチューブ60を利用して、カテーテルシャフトなどを体内に挿入することができる。
制御ハンドル100とともにシース装置を構成する枝管81の内孔は、シースチューブ60のルーメンと連通しており、枝管81から供給される薬液などはシースチューブ60のルーメンを通って体内に供給することができる。
本実施形態の制御ハンドル100によれば、回転操作部20を回転操作して第1操作用ワイヤ71または第2操作用ワイヤ72を引張操作したときに、引張操作されていない第2操作用ワイヤ72または第1操作用ワイヤ71に作用する張力をキャンセルすることができるとともに、ハウジング10の内部において、引張操作されていない第2操作用ワイヤ72または第1操作用ワイヤ71に弛みを生じさせることはない。
<第2実施形態>
図7および図8に示すシース装置は、先端可撓部分260Aを有するシースチューブ260と、本実施形態の医療機器用ハンドルである制御ハンドル200と、シースチューブ260の先端を第1方向D1に偏向させるための第1操作用ワイヤ271と、シースチューブ260の先端を第2方向D2に偏向させるための第2操作用ワイヤ272と、枝管(サイドアーム)81と、三方活栓82とを備えている。
このシース装置を構成する本実施形態の制御ハンドル200は、シースチューブ260の基端部が内部に挿入されているハウジング210と、その先端側においてハウジング210の長手方向の軸の周りを回転可能に設けられる回転操作部220と、ハウジング210の内部に配置されて回転操作部220の操作方向に回転するシャフトであって、右ねじおよび左ねじが外周面の同じ領域(ねじ部)に形成されている回転シャフト230と、回転シャフト230の右ねじおよび左ねじの何れか一方に螺合するねじが形成され、シースチューブ260の先端可撓部分260Aが直線状態にあるときにホームポジションに位置し、この状態から回転操作部220を時計方向に回転操作することにより、ホームポジションから回転シャフト230に沿って基端方向に移動し、前記状態から回転操作部220を反時計方向に回転操作することにより、ホームポジションから回転シャフト230に沿って先端方向に移動する第1スライダ241と、回転シャフト230の右ねじおよび左ねじの何れか他方に螺合するねじが形成され、シースチューブ260の先端可撓部分260Aが直線状態にあるときにホームポジションに位置し、この状態から回転操作部220を時計方向に回転操作することにより、第1スライダ241の移動距離と等しい距離を、ホームポジションから回転シャフト230に沿って先端方向に移動し、前記状態から回転操作部220を反時計方向に回転操作することにより、第1スライダ241の移動距離と等しい距離を、ホームポジションから回転シャフト230に沿って基端方向に移動する第2スライダ242と、第1スライダ241の基端側において第1スライダ241と接離可能に配置され、シースチューブ260の先端を第1方向D1に偏向させるための第1操作用ワイヤ271の基端部が固定され、シースチューブ260の先端可撓部分260Aが直線状態にあるときにニュートラルポジションに位置し、このニュートラルポジションから先端方向および基端方向に移動可能であり、第1スライダ241が基端方向に移動するときに、第1スライダ241と接触しながら回転シャフト230に沿って基端方向に移動する第1アンカー251と、第2スライダ242の基端側において第2スライダ242と接離可能に配置され、シースチューブ260の先端を第2方向D2に偏向させるための第2操作用ワイヤ272の基端部が固定され、シースチューブ260の先端可撓部分260Aが直線状態にあるときにニュートラルポジションに位置し、このニュートラルポジションから先端方向および基端方向に移動可能であり、第2スライダ242が基端方向に移動するときに、第2スライダ242と接触しながら回転シャフト230に沿って基端方向に移動する第2アンカー252とを備えてなる。
制御ハンドル200は、ハウジング210と、回転操作部220と、回転シャフト230と、第1スライダ241と、第2スライダ242と、第1アンカー251と、第2アンカー252とを備えている。
制御ハンドル200を構成するハウジング210の内部にはシースチューブ260の基端部が挿入されている。
制御ハンドル200を構成する回転操作部220は、ハウジング210の先端側に配置されており、ハウジング210の長手方向の軸の周りを回転することができるダイヤルである。
ハウジング210の内部に配置されて制御ハンドル200を構成する回転シャフト230は、回転操作部220の回転軸に固定され、回転操作部220を操作することによってその操作方向と同一方向に回転する。回転シャフト230の外周面には、互いにリードの等しい右ねじおよび左ねじが同じ領域(ねじ部)に形成されている。
図7に示すように、シースチューブ260の先端可撓部分260Aが直線状態にあるときには、第1スライダ241および第2スライダ242は、いずれも、ホームポジション(互いに同じ軸方向位置)に位置している。
なお、図7および図8における点線245は、ホームポジションに位置しているときの第1スライダ241および第2スライダ242の基端位置を示している。
制御ハンドル200を構成する第1スライダ241は、回転シャフト230の外周面に形成された右ねじおよび左ねじの何れか一方に螺合可能なねじが内周面に形成された樋状部246を先端側に有している。
また、制御ハンドル200を構成する第2スライダ242は、回転シャフト230の外周面に形成された右ねじおよび左ねじの何れか他方に螺合可能なねじが内周面に形成された樋状部247を先端側に有している。
第1スライダ241の基端側に配置されて制御ハンドル200を構成する第1アンカー251には、シースチューブ260の先端を第1方向D1に偏向させるための第1操作用ワイヤ271の基端部が固定されている。
第1操作用ワイヤ271は、回転シャフト230の内部を通ってハウジング210の内部に挿入され、第1アンカー251に固定されている。なお、図7および図8において、第1スライダ241の背後にあって実際には見えない第1操作用ワイヤ271は、点線で図示している。
一方、第1操作用ワイヤ271の先端部は、シースチューブ260の先端部に固定されている。
第1アンカー251は、その先端側に位置する第1スライダ241とは接離可能に配置されている。すなわち、第1アンカー251と第1スライダ241とは固定されておらず、両者は互いに接触したり分離したりしながら移動することができる。
第2スライダ242の基端側に配置されて制御ハンドル200を構成する第2アンカー252には、シースチューブ260の先端を第2方向D2に偏向させるための第2操作用ワイヤ272の基端部が固定されている。
第2操作用ワイヤ272は、回転シャフト230の内部を通ってハウジング210の内部に挿入され、第2アンカー252に固定されている。なお、図7および図8において、第2スライダ242の背後にあって実際には見えない第2操作用ワイヤ272は、点線で図示している。
一方、第2操作用ワイヤ272の先端部は、シースチューブ260の先端部(第1操作用ワイヤ271の先端部の固定位置と対向する周方向位置)に固定されている。
第2アンカー252は、その先端側に位置する第2スライダ242とは接離可能に配置されている。すなわち、第2アンカー252と第2スライダ242とは固定されておらず、両者は互いに接触したり分離したりしながら移動することができる。
図7に示すように、シースチューブ260の先端可撓部分260Aが直線状態にあるときには、第1アンカー251および第2アンカー252は、何れも、ニュートラルポジション(互いに同じ軸方向位置)に位置している。
なお、図7および図8における一点鎖線255は、ニュートラルポジションに位置しているときの第1アンカー251および第2アンカー252の中心位置を示している。
第1アンカー251は、ホームポジションで停止している第1スライダ241によって先端方向の移動が妨げられない限り、ニュートラルポジションから先端方向および基端方向に移動することができる。
第1アンカー251は、第1スライダ241と接触しながら(第1スライダ241に押されることによって)基端方向に移動し、第1操作用ワイヤ271からの引張力を受けて先端方向に移動する。
第2アンカー252は、ホームポジションで停止している第2スライダ242によって先端方向の移動が妨げられない限り、ニュートラルポジションから先端方向および基端方向に移動することができる。
第2アンカー252は、第2スライダ242と接触しながら(第2スライダ242に押されることによって)基端方向に移動し、第2操作用ワイヤ272からの引張力を受けて先端方向に移動することができる。
図7に示したような、シースチューブ260の先端可撓部分260Aが直線状態にあるときに、回転操作部220を時計方向に回転操作して、回転シャフト230を同方向に回転させると、回転シャフト230の外周面に形成された一方のねじに螺合するねじが樋状部246の内周面に形成されなる第1スライダ241は、ホームポジションから、回転シャフト230に沿って基端方向に移動するとともに、回転シャフト230の外周面に形成された他方のねじに螺合するねじが樋状部247の内周面に形成されなる第2スライダ242は、ホームポジションから、回転シャフト230に沿って先端方向に移動する。
ここに、第1スライダ241が基端方向に移動する距離(送り量)と、第2スライダ242が先端方向に移動する距離(送り量)とは等しい。
第1スライダ241が基端方向に移動することにより、その基端側に位置する第1アンカー251は、第1スライダ241と接触しながら(第1スライダ241とともに)回転シャフト230に沿って基端方向に移動する。
第1アンカー251が基端方向に移動することにより、第1操作用ワイヤ271の基端部が引っ張られ、先端可撓部分260Aが直線状態から第1方向D1に撓んで、シースチューブ260の先端が同方向に偏向する。
このとき、第2操作用ワイヤ272には、シースチューブ260の先端可撓部分260Aを第1方向D1に撓ませたことによる張力(先端方向への引張力)が作用するが、第2スライダ242が、第1スライダ241の移動距離と等しい距離をホームポジションから先端方向に移動し(これにより、第2アンカー252の先端方向への移動が第2スライダ242によって妨げられることがなくなる)、第2アンカー252が、第2操作用ワイヤ272に作用する張力に応じてニュートラルポジションから先端方向に移動することによって第2操作用ワイヤ272が繰り出される結果、第2操作用ワイヤ272に作用する張力をキャンセルすることができる。
しかも、第2スライダ242と第2アンカー252とは接離可能であるために、第2操作用ワイヤ272に作用する張力がキャンセルされたときには、第2アンカー252は、第2スライダ242の移動に追従することなく停止することができるので、第2操作用ワイヤ272が必要以上に繰り出されることを防止することができる。この結果、ハウジング210の内部における第2操作用ワイヤ272に弛みを生じさせることはない。
図7に示したような、シースチューブ260の先端可撓部分260Aが直線状態にあるときに、回転操作部220を反時計方向に回転操作して、回転シャフト230を同方向に回転させると、回転シャフト230の外周面に形成された一方のねじに螺合するねじが樋状部246の内周面に形成されなる第1スライダ241は、ホームポジションから、回転シャフト230に沿って先端方向に移動するとともに、回転シャフト230の外周面に形成された他方のねじに螺合するねじが樋状部247の内周面に形成されなる第2スライダ242は、ホームポジションから、回転シャフト230に沿って基端方向に移動する。
ここに、第1スライダ241が先端方向に移動する距離(送り量)と、第2スライダ242が基端方向に移動する距離(送り量)とは等しい。
第2スライダ242が基端方向に移動することにより、その基端側に位置する第2アンカー252は、第2スライダ242と接触しながら(第2スライダ242とともに)回転シャフト230に沿って基端方向に移動する。
第2アンカー252が基端方向に移動することにより、第2操作用ワイヤ272の基端部が引っ張られ、先端可撓部分260Aが直線状態から第2方向D2に撓んで、シースチューブ260の先端が同方向に偏向する。
このとき、第1操作用ワイヤ271には、シースチューブ260の先端可撓部分260Aを第2方向D2に撓ませたことによる張力(先端方向への引張力)が作用するが、第1スライダ241が、第2スライダ242の移動距離と等しい距離をホームポジションから先端方向に移動し(これにより、第1アンカー251の先端方向への移動が第1スライダ241によって妨げられることがなくなる)、第1アンカー251が、第1操作用ワイヤ271に作用する張力に応じてニュートラルポジションから先端方向に移動することによって第1操作用ワイヤ271が繰り出される結果、第1操作用ワイヤ271に作用する張力をキャンセルすることができる。
しかも、第1スライダ241と第1アンカー251とは接離可能であるために、第1操作用ワイヤ271に作用する張力がキャンセルされたときには、第1アンカー251は、第1スライダ241の移動に追従することなく停止することができるので、第1操作用ワイヤ271が必要以上に繰り出されることを防止することができる。この結果、ハウジング210の内部における第1操作用ワイヤ271に弛みを生じさせることはない。
図8は、第2スライダ242とともに第2アンカー252が基端方向に移動したことによりシースチューブ260の先端可撓部分260Aが第2方向に撓んでいる状態を示している。同図に示す状態において、第2スライダ242がホームポジションから基端方向に移動した距離は、第2アンカー252がニュートラルポジションから基端方向に移動した距離と同じであるのに対して、第1スライダ241がホームポジションから先端方向に移動した距離は、第1アンカー251がニュートラルポジションから先端方向に移動した距離(第1操作用ワイヤ271に作用する張力がキャンセルされるために必要な移動距離)より長く、第1スライダ241は、第1アンカー251から離間している。
もし、第1スライダ241と第1アンカー251とを分離することができず、第1アンカー251が、第1スライダ241の移動に追従して、第1スライダ241の移動距離と同じ距離を先端方向に移動したとすれば、第1アンカー251に基端部が固定された第1操作用ワイヤ271が必要以上に繰り出されることでハウジング210の内部で弛んでしまうが、本実施形態の制御ハンドル200を構成する第1スライダ241と第1アンカー251とは接離可能に配置されて、両者を分離することができるため、ハウジング210の内部における第1操作用ワイヤ271に弛みが生じることはない。
本実施形態の制御ハンドル200において、例えば、右手でハウジング210を把持し、右手の親指および人指し指によって回転操作部220を回転操作することにより、先端可撓部分260Aを撓ませてシースチューブ260の先端を偏向させることができる。
本実施形態の制御ハンドル200によれば、回転操作部220を回転操作して第1操作用ワイヤ271または第2操作用ワイヤ272を引張操作したときに、引張操作されていない第2操作用ワイヤ272または第1操作用ワイヤ271に作用する張力をキャンセルすることができるとともに、ハウジング210の内部において、引張操作されていない第2操作用ワイヤ272または第1操作用ワイヤ271に弛みを生じさせることはない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
また、本発明の制御ハンドルが装着されるチューブは、シースチューブに限定されず、診断・治療などに直接使用されるカテーテルシャフトであってもよい。
100,200 制御ハンドル
10,210 ハウジング
11 第1スライダのガイドレール
12 第2スライダのガイドレール
13 第1アンカーの案内路
14 第2アンカーの案内路
15 接続部材
20,220 回転操作部
30,230 回転シャフト
41,241 第1スライダ
411,246 樋状部
412 角柱状部
413 連結部
42,242 第2スライダ
421,247 樋状部
422 角柱状部
423 連結部
51,251 第1アンカー
52,252 第2アンカー
60,260 シースチューブ
60A,260A 先端可撓部分
71,271 第1操作用ワイヤ
72,272 第2操作用ワイヤ
81 枝管(サイドアーム)
82 三方活栓

Claims (6)

  1. 先端可撓部分を有するチューブの基端部が内部に挿入されるハウジングと、
    前記ハウジングの長手方向の軸の周りを回転可能に設けられる回転操作部と、
    前記ハウジングの内部に配置されて前記回転操作部の操作方向に回転するシャフトであって、互いにリードの等しい右ねじおよび左ねじが外周面の同じ領域に形成されている回転シャフトと、
    前記回転シャフトの前記右ねじおよび前記左ねじのいずれか一方に螺合可能なねじが内周面に形成された樋状部を有し、前記チューブの前記先端可撓部分が直線状態にあるときに前記回転操作部を時計方向に回転操作することにより、ホームポジションから前記回転シャフトに沿って基端方向に移動し、前記チューブの前記先端可撓部分が直線状態にあるときに前記回転操作部を反時計方向に回転操作することにより、前記ホームポジションから前記回転シャフトに沿って先端方向に移動する第1スライダと、
    前記回転シャフトの前記右ねじおよび前記左ねじのいずれか他方に螺合可能なねじが内周面に形成された樋状部を有し、前記チューブの前記先端可撓部分が直線状態にあるときに前記回転操作部を時計方向に回転操作することにより、前記第1スライダの移動距離と等しい距離をホームポジションから前記回転シャフトに沿って先端方向に移動し、前記チューブの前記先端可撓部分が直線状態にあるときに前記回転操作部を反時計方向に回転操作することにより、前記第1スライダの移動距離と等しい距離を前記ホームポジションから前記回転シャフトに沿って基端方向に移動する第2スライダと、
    前記第1スライダの基端側において前記第1スライダと接離可能に配置され、前記チューブの先端を第1方向に偏向させるための第1操作用ワイヤの基端部が固定され、前記チューブの前記先端可撓部分が直線状態にあるときに位置するニュートラルポジションから先端方向および基端方向に移動可能であり、前記第1スライダが基端方向に移動するときに、前記第1スライダと接触しながら前記回転シャフトに沿って基端方向に移動する第1アンカーと、
    前記第2スライダの基端側において前記第2スライダと接離可能に配置され、前記チューブの先端を第2方向に偏向させるための第2操作用ワイヤの基端部が固定され、前記チューブの前記先端可撓部分が直線状態にあるときに位置するニュートラルポジションから先端方向および基端方向に移動可能であり、前記第2スライダが基端方向に移動するときに、前記第2スライダと接触しながら前記回転シャフトに沿って基端方向に移動する第2アンカーと、
    を備えてなることを特徴とする医療機器用ハンドル。
  2. 前記第1スライダおよび前記第2スライダは、前記右ねじおよび前記左ねじが形成されている前記回転シャフトの前記領域内を基端方向または先端方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の医療機器用ハンドル。
  3. 前記ハウジングの内部に前記第1アンカーの案内路および前記第2アンカーの案内路が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の医療機器用ハンドル。
  4. 前記回転操作部が前記ハウジングの基端側に位置していることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の医療機器用ハンドル。
  5. 前記回転操作部が前記ハウジングの先端側に位置していることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の医療機器用ハンドル。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のハンドルと、
    先端可撓部分を有し、前記ハンドルの前記ハウジングの内部に基端部が挿入された医療用チューブとを備えてなることを特徴とする医療機器。
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