JP6693234B2 - 硬質ポリウレタンフォーム用ポリオール組成物、及び硬質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents
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Description
低分子ポリアミンとしては、例えば、ヘキサメチレンジアミン、イソホロンジアミン、モノエタノールアミン等を挙げることができる。
製造例1
攪拌機、冷却管、窒素導入管、温度計を備えた反応器に、ポリエーテルポリオール−1を95kg、芳香族ポリエステルポリオールを5kg仕込み、攪拌しながら40℃に加温した。次いでミリオネートNMを2.8kg仕込み、攪拌しながら80℃にて4時間反応させてウレタン基含有ポリオール組成物(OH−1)を得た。OH−1の水酸基価は411KOHmg/gであった。
製造例1と同様にして、表1に示す原料、仕込み比(質量比)でウレタン基含有ポリオール組成物OH−2〜11を得た。
・MDI−1: ミリオネートNM(商品名) 東ソー社製
イソシアネート含量=33.5%
MDI中の4,4’−MDIの含有量:45%
・MDI−2: ミリオネートNM100(商品名) 東ソー社製
イソシアネート含量=33.5%
MDI中の4,4’−MDIの含有量:0%
・MDI−3: ミリオネートMT(商品名) 東ソー社製
イソシアネート含量=33.5%
MDI中の4,4’−MDIの含有量:100%
・ポリエーテルポリオール−1:
シュークロースおよびトルエンジアミンおよびグリセリンを開始剤としてプロピレンオキシドおよびエチレンオキシドの付加により得られたポリエーテルポリオールを主成分としたポリエーテルポリオール、水酸基価:441KOHmg/g
・芳香族ポリエステルポリオール:
オルソフタル酸とジエチレングリコールを重縮合反応させて得られるポリエステルポリオールを主成分としたポリエステルポリオール、水酸基価:315KOHmg/g
以下に示す配合比(質量比)で混合して、ポリオールプレミックスPOH−1〜11を得た。
ポリオール組成物:100
CAT−1 :1.0
CAT−2 :0.15
CAT−3 :0.1
SUR−1 :1.5
水 :2.2
シクロペンタン :16
ポリオール組成物:
OH−1〜11 (OH−1〜11はそれぞれPOH−1〜11に対応)
CAT−1 :
ジメチルシクロヘキシルアミン、商品名「カオライザーNO.10(花王社製)」
CAT−2 :
酢酸カリウム、商品名「POLYCAT 46(Air Products社製)」
CAT−3 :
ペンタメチルジエチレントリアミン、商品名「TOYOCAT−DT(東ソー社製)」
SUR−1:
シリコン系整泡剤、商品名「B−8545(EVONIK社製)」
実施例1f〜7f、比較例1f〜4f
表2、表3に示すポリオールプレミックスと、ポリメリックMDIを、イソシアネートインデックス110〔イソシアネートインデックス=(ポリイソシアネートにおける全イソシアネート基のモル数)/(ポリオール、触媒、発泡剤、整泡剤における全活性水素基のモル数の合計)×100〕で配合し、ポリオールを20℃±1℃、イソシアネートを20℃±1℃に調整した後、2.0リットルのポリエチレン製ビーカーに秤量し、回転数5000rpmで攪拌ミキサーにより2〜5秒間攪拌混合し、あらかじめ45℃に保温した250×250×250mmのアルミ製容器の内側にポリエチレン製の袋をセットした中でモールド発泡を行い、得られたフォームについて、密度及び熱伝導率を測定した。結果を表2、表3に示す。
ポリメリックMDI:MR−200(商品名):東ソー社製
イソシアネート含量=31.1%
MDI含有量=40%
MDI中の4,4’−MDI以外の異性体含有量=0.1%
25℃の粘度=130mPa・s
英弘精機株式会社製の熱伝導率測定装置HC−074(オートΛ)を用いて、JIS−A1412に準拠して測定を行った。測定値が小さいほど熱伝導率は良好と判断する。
Claims (4)
- ポリオール組成物(A)とジフェニルメタンジイソシアネート(B)との反応生成物である、ウレタン基を含有するポリオール組成物であって、ポリオール組成物(A)の水酸基価が300〜550KOHmg/gであり、ジフェニルメタンジイソシアネート(B)と、ポリオール組成物(A)とのモル比が、0.02/1〜0.09/1の範囲であることを特徴とする、硬質ポリウレタンフォーム用ウレタン基含有ポリオール組成物。
- ジフェニルメタンジイソシアネート(B)が、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートが40〜60質量%であり、2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネートと2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートの合計が60〜40質量%であることを特徴とする請求項1に記載の硬質ポリウレタンフォーム用ウレタン基含有ポリオール組成物。
- ポリオール組成物(A)が、平均水酸基数2〜8の開始剤とアルキレンオキシドとの開環付加重合物であるポリエーテルポリオールを90〜97質量部、及び芳香族ポリエステルポリオールを3〜10質量部含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の硬質ポリウレタンフォーム用ウレタン基含有ポリオール組成物。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の硬質ポリウレタンフォーム用ウレタン基含有ポリオール組成物と、ポリイソシアネート(C)とを、触媒(E)、発泡剤(F)、整泡剤(G)の存在下で反応・発泡させる硬質ポリウレタンフォームの製造方法であって、ポリイソシアネート(C)がポリメリックMDIであり、発泡剤(F)として、シクロペンタン及び水を併用することを特徴とする、硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
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