JP6692805B2 - 結節性硬化症の治療におけるカンナビジオールの使用 - Google Patents

結節性硬化症の治療におけるカンナビジオールの使用 Download PDF

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Description

本発明は、結節性硬化症(TSC)の治療のためのカンナビジオール(CBD)の使用に関する。具体的には、このTSCは治療抵抗性であり、かつ機能障害を伴う全般発作または焦点発作によって特徴付けられる。
好ましくは、使用されるCBDは、そのCBDが全抽出物の98%(w/w)を超えて存在し、かつ抽出物の他の成分が下記で特徴付けられるような、高度に精製された大麻の抽出物の形態である。具体的には、カンナビノイドであるテトラヒドロカンナビノール(THC)が0.15%(w/w)以下のレベルまで実質的に除去されており、かつCBDのプロピル類似体であるカンナビジバリン(CBDV)が最高で1%の量で存在する。あるいは、CBDは、合成的に作られるCBDであることもできる。
使用において、CBDは、1つまたは複数の他の抗癲癇薬(AED)と同時に与えられる。あるいは、CBDは、1つまたは複数のAEDと別個に、その後に、または同時に投与するように処方することができ、またはその組合せを単一剤形で提供することができる。CBDが別個に、その後に、または同時に投与するように処方される場合、それは、指示された方法でその1つまたは複数の成分を投与するためにキットとして、または使用説明書と一緒に提供することができる。それはまた、単独の薬物療法として、すなわち単剤療法として使用することもできる。
癲癇は、世界的に人口の約1%で起こっており(Thurman et al.,2011)、そのうちの70%は、利用可能な既存の抗癲癇薬(AED)により症状を十分に制御することができる。しかしながら、この患者群の30%(Eadie et al.,2012)は、利用可能なAEDにより発作からの解放を得ることができず、したがって難治性癲癇、すなわち「治療抵抗性癲癇」(TRE)に罹患していると称される。
難治性、すなわち治療抵抗性癲癇は、国際抗癲癇連盟(International League Against Epilepsy)(ILAE)により、「持続的な発作からの解放を達成するための2つの容認されたかつ適切に選択および使用されたAED計画(単剤療法としてであろうと、または併用であろうと)の適正な試行の失敗」として2009年に定義された(Kwan et al.,2009)。
生涯の最初の数年間に癲癇を発症する個体は、治療が困難であることが多く、したがって多くの場合、治療抵抗性と呼ばれる。幼児期に頻繁に発作を経験する子供は、多くの場合、認知的遅れ、行動的遅れ、および運動遅延を引き起こす可能性のある神経障害が残る。
幼児期の癲癇は、100,000人当たり約700人の患者数である、子供および若年成人における比較的一般的な神経障害である。これは人口当たりの癲癇の成人数の2倍である。
子供および若年成人が発作を示す場合、その原因を調べるために通常は検査が行われる。小児期の癲癇は、多くの異なる症候群および遺伝子の突然変異によって引き起こされる可能性があり、したがって、これらの子供の診断はある程度の時間を要する。
癲癇の主な症状は、発作の繰返しである。患者が患っている癲癇のタイプまたは癲癇性症候群を判定するために、その患者が経験している発作型の検査が行われる。臨床的観察および脳波検査(EEG)が行われ、発作型が下記に述べかつ図1に示すILEA分類に従って分類される。
ILAEによって提案された発作型の国際分類は1981年に採用され、改定提案が2010年にILAEによって公表されたが、1981年分類は依然として破棄されていない。図1は、改定された用語法の2010年提案から改変され、部分性という用語法を焦点性に置き換える提案の変更を含む。加えて、用語「単純部分発作」は、用語「意識/反応が損なわれない焦点発作」によって置き換えられ、および用語「複雑部分発作」は、用語「意識/反応が損なわれる焦点発作」によって置き換えられた。
図1から、発作が両側に分布したネットワーク内で生じ、急速にネットワーク全域に展開する全般発作は、6つのサブタイプ:強直間代発作(大発作)、欠神発作(小発作)、間代発作、強直発作、無緊張発作、およびミオクローヌス発作に分け得ることが分かる。
発作が片側の大脳半球のみに限定されたネットワーク内で生じる焦点(部分)発作もサブカテゴリーに分けられる。この場合、発作は、前兆、運動、自律神経、および意識/反応を含む発作の1つまたは複数の特徴に従って特徴付けられる。発作が限局性発作として始まり、急速に進展して両側のネットワーク内に分布するようになる場合、この発作は両側性痙攣性発作として知られる。これは、二次性全般発作(焦点発作から進展し、もはや限局性に留まらない全般発作)に置き換えることが提案された用語法である。
対象の意識/反応が変容する焦点発作は、機能障害を伴う焦点発作と呼ばれ、および対象の意識または反応が損なわれない焦点発作は、機能障害のない焦点発作と呼ばれる。
機能障害を伴う焦点発作は、癲癇症候群の結節性硬化症(TSC)で起こることがよく分かっている発作の型であるが、これらの患者は一連の異なる発作型を経験する。TSCは、主に良性腫瘍を体の幾つかの部分で発症させる遺伝性疾患である。腫瘍が脳で発症する場合、それらは多くの場合、その腫瘍が存在する脳の一部位に局在化されることが多い発作を引き起こす。
癲癇は、TSCのきわめて一般的な特徴であるが、TSCに関係のある発作を患っている多くの患者は、既存のAEDを使用してそれらの発作の制御することができない。脳内の腫瘍を除去する外科手術または迷走神経刺激法などの代替の治療が有益な場合もある。
TSCなどの癲癇症候群は、多くの異なる型の発作を示すことが多い。標準的なAEDの多くは、それらが全般および部分発作型の両方であることができる所与の発作型を治療することを目的にしているため、患者が患っている発作の型を特定することが重要である。
それらの作用の機序によって規定される一般的なAEDを下記の表に示す。
Figure 0006692805
Figure 0006692805
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過去40年にわたり、発作の治療のための非精神活性カンナビノイドであるカンナビジオール(CBD)の使用について動物およびヒトでの複数の研究が存在している。
1978年の研究は、4人の成人の患者に200mg/日の純粋なCBDを与えた。それら4人の患者のうちの2人が発作から解放されるようになり、一方、残りでは発作頻度が変わらなかった(Mechoulam and Carlini,1978)。
Cunha et al.は、全般性癲癇を有する8人の成人の患者へのCBDの投与が、それらの患者のうちの4人で発作の顕著な減少をもたらしたと報告した(Cunha et al.,1980)。また、Consroe et al.(1982)は、CBDが痙攣誘発薬または電流の施用後のマウスの発作を予防することができると判定した。
上記の研究とは対照的に、オープンラベル研究では200mg/日の純粋なCBDが、12人の成人入院患者の発作の制御に効果がなかったと報告した(Ames and Cridland,1986)。
上記のすべての研究は全般性癲癇を患っている対象の治療に焦点を当てており、特定の発作サブタイプの治療を考えなかった。
最近では、国際公開第2011/001169号パンフレットは、焦点発作の治療におけるCBDの使用について記述しており、国際公開第2012/093255号パンフレットは、癲癇の治療における標準的な抗癲癇薬と併用するCBDの使用について記述しており、および国際公開第2013/045891号パンフレットは、癲癇の治療に使用されるCBDとCBDVとを含む組成物について記述している。
2013年11月に企業のGW Pharmaceuticalsは、CBDがオーファンドラッグ指定を受けたため、CBDでドラベ症候群を治療することを意図していると述べるプレスリリースを行った。この企業は、2014年2月にCBDがまたオーファンドラッグ指定を受けたため、CBDでレノックス・ガストー症候群を治療することを意図しているという更なるプレスリリースを行った。
この場合もまた、その根本的理由は、対象が経験した発作の型と異なる疾患を治療することであった。
加えて、CBDを多く含む大麻が癲癇の治療に有効であり得ることが示唆されている。レノックス・ガストー症候群を有する子供が、油性溶液に溶かしたCBDによる治療後に発作頻度の改善を示したという事例研究が、2005年に報告された(Pelliccia et al.,2005)。
Porter and Jacobson(2013)は、あるFacebookグループを介して行われた、治療抵抗性癲癇を有する子供に対するCBDを多く含む大麻の使用について調査した両親調査を報告している。調査された19組の親のうちの16組は、その子供の癲癇が改善されたことを報告したことが分かった。この報告書で調査された子供は、すべて高濃度でCBDを含有すると称される大麻を摂取していたが、これらの事例の多くについて、存在するCBDの量およびTHCを含む他の成分の量は分からなかった。実際には、そのCBDレベルは0.5〜28.6mg/kg/日の範囲(テストされたこれらの抽出物において)であったが、0.8mg/kg/日程度のTHCレベルが報告された。TREを有する子供に、痙攣誘発剤と呼ばれるTHCを含む大麻抽出物(Consroe et al.,1977)を、0.8mg/kg/日の潜在的な精神活性用量で与えたことが懸念される。
更に2014年6月に公開された研究論文は、ドラベ症候群を有する患者の治療のための高CBD株の使用について述べており、その患者の発作頻度がこの治療によって減少したと述べている(Maa et al.,2014)。
優先権出願が出願された後に公表された文献は、焦点発作が始まった患者の結節性硬化症の治療における難治癲癇の治療においてCBDを使用することを開示している(Geffrey et al.,2014)。
癲癇の治療のためのCBDを含む大麻およびカンナビノイドの可能性に再び注目が集まっているが、患者でその効能を立証する実データとしては今日までほとんど存在していない。
本出願人は、CBDがTSCを有する患者の半分で顕著な効能を示し、したがって、その患者が発作の総回数の少なくとも50%の減少から恩恵を受けることを見出した。更に、このレスポンダー群では、発作の総回数の平均減少が非常に顕著であった(80%の減少)という事実は非常に驚くべきことである。
加えて、その治療される患者が既存のAEDに対して治療抵抗性であったことは注目に値し、したがってこれらの数字は更に一層注目すべきである。
本発明の第一の態様によれば、結節性硬化症(TSC)の治療に使用するためのカンナビジオール(CBD)が提供される。
好ましくは、このTSCは治療抵抗性である。
より好ましくは、このTSCは、機能障害を伴う全般発作または焦点発作によって特徴付けられる。この全般発作は発作のサブタイプである強直、無緊張、強直間代、および欠神発作のうちの1つまたは複数を含み得る。
TSCと関係のある発作には、機能障害を伴う焦点、強直、無緊張、強直間代、および欠神発作が挙げられる。
TSCを有する患者はまた、敏捷性、理解力、目をそらさないこと(maintained eye contact)、関心、反応性、および行動の問題という認識機能障害の状況に直面することがある。
一実施形態では、CBDは、1つまたは複数の附随抗癲癇薬(AED)と組み合わせて使用される。
更なる実施形態では、CBDは、少なくとも95%(w/w)のCBD、より好ましくは98%(w/w)のCBDを含む高度に精製された大麻の抽出物として存在する。好ましくは、その抽出物は0.15%未満のTHCを含む。より好ましくは、この抽出物は最高で1%のCBDVを更に含む。
本発明の更なる実施形態では、その1つまたは複数のAEDは、クロバザム、ジアゼパム、ラコサミド、ラモトリギン、レベチラセタム、ロラゼパム、ノルジアゼパム、n−デスメチルクロバザム、フェニトイン、バルプロ酸、ゾニサミドからなる群から選択される。
好ましくは、CBDと組み合わせて使用される異なる抗癲癇薬の数は低減される。あるいは、CBDと組み合わせて使用されるその1つまたは複数の抗癲癇薬の用量は低減される。
好ましくは、CBDの用量は5mg/kg/日を超える。
本発明の第二の態様によれば、結節性硬化症(TSC)を治療する方法であって、カンナビジオール(CBD)を対象に投与することを含む、方法が提供される。
本発明の第三の態様によれば、カンナビジオール(CBD)、溶媒、補助溶媒、甘味料、および着香料を含む、無緊張発作を特徴とする無緊張発作の治療に使用される組成物が提供される。
好ましくは、溶媒はゴマ油であり、補助溶媒はエタノールであり、甘味料はスクラロースであり、着香料はイチゴ味であり、およびCBDは25mg/ml〜100mg/mlの濃度で存在する。
より好ましくは、この組成物は、25〜100mg/mlの濃度のカンナビジオール(CBD)、79mg/mlの濃度のエタノール、0.5mg/mlの濃度のスクラロース、0.2mg/mlの濃度のイチゴ着香料、および1.0mlまでの適量のゴマを含む。
定義
本発明を説明するために使用される用語の幾つかの定義を下記に詳述する。
本出願において述べるカンナビノイドを、それらの標準的な省略形と共に下記に列挙する。
Figure 0006692805
上記の表は網羅的ではなく、本出願において参照のために特定されるカンナビノイドを単に詳述するに過ぎない。これまでに60種類を超える様々なカンナビノイドが同定されており、それらのカンナビノイドは、異なるグループ、すなわち植物性カンナビノイド、内在性カンナビノイド、および合成カンナビノイド(新規なカンナビノイド、または合成的に作られる植物性カンナビノイドもしくは内在性カンナビノイドであることができる)に分けることができる。
「植物性カンナビノイド」は、天然由来のカンナビノイドであり、大麻植物中に見出すことができる。植物性カンナビノイドは、植物から単離して高度に精製された抽出物を取り出すか、または合成的に複製することができる。
「高度に精製されたカンナビノイド」は、大麻植物から抽出され、かつその高度に精製されたカンナビノイドが純度95%(w/w)以上になるようにカンナビノイドと一緒に共抽出される他のカンナビノイドおよび非カンナビノイド成分が除去される程度まで精製されたカンナビノイドと定義される。
「合成カンナビノイド」は、カンナビノイドの構造またはカンナビノイドに類似した構造を有し、かつ植物によるのではなく化学的手段を使用して製造される化合物である。
植物性カンナビノイドは、そのカンナビノイドを抽出するために使用される方法に応じて中性(脱炭酸形態)またはカルボン酸の形態のいずれかとして得ることができる。例えばカルボン酸の形態を加熱することにより、そのカルボン酸の形態の大部分を脱炭酸して中性の形態にすることが知られている。
「治療抵抗性癲癇」(TRE)または「難治性癲癇」は、2009年のILAEの指導により、1つまたは複数のAEDの試用によって十分に制御されない癲癇と定義される。
「小児期の癲癇」とは、それが原因で小児期の癲癇を起こす可能性のある多くの異なる症候群および遺伝子の突然変異を指す。これらの幾つかの例は、結節性硬化症、ドラベ症候群、ミオクロニー−欠神癲癇、レノックス・ガストー症候群、原因不明の全般発作、CDKL5突然変異、アイカルディ症候群、両側性多小脳回症、Dup15q、SNAP25、および熱性感染症関連癲癇症候群(FIRES)、良性ローランド癲癇、若年性ミオクロニー癲癇、乳児点頭癲癇(ウェスト症候群)、およびランドウ・クレフナー症候群である。多くの異なる小児期癲癇が存在するため、上記リストは非網羅的である。
「焦点癲癇」は、片側の大脳半球のみに限定されたネットワーク内で生じる癲癇と定義される。発作中に発生する状況は、脳のいずれの箇所で発作が起こるか、およびその脳の部分の常態での役割によって決まる。
「意識/知覚が損なわれる焦点発作」は、用語「複雑部分発作」に取って代わった。これらの発作は、通常、脳の側頭葉または前頭葉の小さい部位で始まり、敏捷性および意識に影響を及ぼす同じ大脳半球内の脳の他の部位を巻き込む。大部分の対象は、知覚障害を伴う焦点発作中の無意識的行為を経験する。
「混合発作」は、同一の患者における全般および焦点発作の両方の存在と定義される。
用語「50%のレスポンダー」および「発作の50%減少」は、両方とも臨床試験で使用される用語である。本出願では、この用語は、CBDを投与する前のベースライン期間中に経験した発作の回数と比較して、CBDによる治療中に総回数で50%以上の減少を経験した対象の割合を定義する。
2010年の発作および癲癇の体系化のための改定用語法のILAE提案を示す。
高度に精製されたCBD抽出物の調製
下記の実施例で述べる拡大アクセス臨床試験(expanded access trial)に使用された既知の一定の組成を有する高度に精製された(>98%w/w)カンナビジオール抽出物の生産について述べる。
要約すると、この臨床試験で使用される原薬は大麻草(Cannabis sativa L.)の高CBD含有化学種の液体二酸化炭素抽出物であり、これを溶媒結晶化法によって更に精製してCBDを得る。この結晶化過程は、具体的には、他のカンナビノイドおよび植物性成分を特定して除去して95%(w/w)を超える、一般には98%(w/w)を超えるCBDを得る。
大麻草(Cannabis sativa L.)植物を成長、収穫、処理して植物抽出物(中間体)を取り出し、次いで結晶化により精製してCBD(原薬)を得る。
この植物出発原料は植物性原料(BRM)と呼ばれ、その植物抽出物が中間体であり、およびその活性医薬成分(API)がCBD、すなわち原薬である。
植物出発原料および植物抽出物の両方が仕様書によって制御される。原薬の仕様を下記の表5に示す。
Figure 0006692805
得られるCBD原薬の純度は98%を超える。抽出物中に生じる可能性のある他のカンナビノイドは、CBDA、CBDV、CBD−C4、およびTHCである。
大麻草(Cannabis sativa L.)植物の明確に区別できる化学種は、特定の化学成分、すなわちカンナビノイド類のアウトプットを最大にするように処理された。1つの植物が主にCBDをもたらす。(−)トランス異性体のみが天然に産出され、精製中にCBDの立体化学は更なる影響を受けない。
中間体の生産
植物抽出物である中間体を生産するためのステップの全体像は、
1)成長
2)脱炭酸
3)第一抽出(液体COを使用)
4)第二抽出(エタノールを使用する「脱蝋」)
5)濾過
6)蒸発
である。
高CBD化学変種を成長させ、収穫し、乾燥し、必要になるまで乾燥室中に保管した。1mm篩を取り付けたアペックス(Apex)ミルを使用してこの植物性原料(BRM)を細かく刻んだ。粉砕されたBRMを、抽出に先立って最長3ヶ月にわたり冷凍庫中で保管した。
CBDAのCBDへの脱炭酸は、大型のヘレウス(Heraeus)トレイオーブンを使用して行った。そのヘレウス中での脱炭酸のバッチサイズは、約15kgである。トレイをオーブン内に置き、105℃に加熱した。BRMは105℃に達するのに96.25分を要し、105℃に15分間置かれた。次いでオーブンを150℃に設定した。BRMが150℃に達するのに75.7分を要し、BRMは150℃に130分間置かれた。オーブン中での総時間は、45分間の冷却および15分間の排気を含めて380分であった。
液体COを使用して60バール/10℃で第一抽出を行って植物性原薬(BDS)を取り出し、これを結晶化に使用して試験材料を作製した。
その粗CBDであるBDSを第二抽出において標準的な条件(−20℃の2倍量のエタノール、約50時間)下で脱蝋した。沈殿したワックスを濾過によって除去し、ロータリーエバポレータ(最高60℃の水浴)を使用して溶媒を蒸発させてBDSを得た。
原薬の生産
中間体の植物抽出物から原薬を生産するための製造ステップは、
1)C〜C12直鎖または分岐アルカンを使用した結晶化
2)濾過
3)C〜C12直鎖または分岐アルカンからの任意選択の再結晶化
4)真空乾燥
である。
上記方法論を使用して生産した中間体の植物抽出物(12kg)を、30リットルのステンレス鋼製容器中でC〜C12直鎖または分岐アルカン(9000ml、0.75分量)中に分散させた。
この混合物を手作業で撹拌して塊を粉砕し、次いでその密閉した容器を冷凍庫中に約48時間置いた。
結晶を真空濾過によって単離し、冷C〜C12直鎖または分岐アルカンの分割量(合計12000ml)で洗浄し、その原薬を分析のために提出する前に、乾燥するまで<10mbの真空下において温度60℃で乾燥した。
この乾燥生成物を、FDA食品グレードの認可されたシリコーンシールおよびクランプを備えた医薬用ステンレス鋼製容器中で−20℃の冷凍庫中に保管した。
医薬品の生産
この医薬品は、経口液剤として提供される。経口液剤の提供物は、25mg/mlまたは100mg/mlのCBDを賦形剤のゴマ油、エタノール、スクラロース、および着香料と共に含有する。これら2つの製品濃度は、広い用量範囲にわたって用量設定を可能にするために利用できる。
25mg/ml液剤はより低い用量に適しており、および100mg/ml液剤はより高い用量に適している。
この医薬品の処方は下記の表6に示すようなものである。
Figure 0006692805
原薬CBDは水に不溶性である。ゴマ油は、この原薬を可溶化するための賦形剤として選択された。
甘味料および果実着香料は、ゴマ油溶液の嗜好性を改善するために必要である。
エタノールは、甘味料および着香料を可溶化するために必要である。
組成はほぼ均等であることができ、それは機能性成分が表6で指定される量的組成と最高10%の量だけ異なり得ることを意味する。
下記の実施例1は、TREを有する子供での拡大アクセス治療プログラムにおけるカンナビジオール(CBD)を含む高度に精製された大麻抽出物の使用について述べる。
実施例1:カンナビジオールの結節性硬化症を有する子供および若年成人の発作の減少効果
材料および方法
幼児期に発症した重症の治療抵抗性癲癇(TRE)を有する137人の子供および若年成人のうち、12人は結節性硬化症(TSC)を患っていた。これらの対象が、大麻植物から得られたカンナビジオール(CBD)の高度に精製された抽出物でテストされた。この検討の参加者は、CBDの拡大アクセス人道的使用プログラム(expanded access compassionate use program)の一部であった。
TSCと診断されたこれらの患者のすべてが、機能障害を伴う強直、強直間代、無緊張、欠神、焦点発作と、二次性全般発作に進展する焦点発作とを含む発作のうちの1つまたは複数の型を示した。
すべての患者が4週間のベースライン期間に入り、その場合、親/介護者が予想される発作の日誌を預かり、すべての数えられる発作の型を記録した。
次いで患者は、そのベースラインの抗癲癇薬(AED)処方計画に加えて、既知の一定の組成の、ゴマ油に溶かした高度に精製されたCBD抽出物(98%w/wを超えるCBD)を5mg/kg/日で与えられた。
毎日の用量を、過敏症(intolerance)が起こるか、25mg/kg/日の最高用量に達するまで2〜5mg/kg刻みで徐々に増加させた。
患者は2〜4週間の規則的な間隔で調べられた。血液、肝臓、腎臓の機能および附随AEDのレベルの実験室試験を、ベースラインでおよびCBD治療後に行った。
すべての患者が、少なくとも2つの附随抗癲癇薬を服用していた。これらには、クロバザム、ジアゼパム、ラコサミド、ラモトリギン、レベチラセタム、ロラゼパム、ノルダゼパム、n−デスメチルクロバザム、フェニトイン、バルプロ酸、およびゾニサミドが含まれた。服用される附随抗癲癇薬の平均数は2.7であった。大多数がクロバザムおよび/またはバルプロ酸のいずれかを服用した。
結果
少なくとも3ヶ月の治療を受けた12人の子供および若年成人がおり、その全員が結節性硬化症(TSC)と診断された治療抵抗性癲癇を患っていた。
12週間の治療後の発作の総回数のベースラインからの変化の割合の概要を下記の表7に要約する。
Figure 0006692805
表7は、治療の3ヶ月後に12人のTSC患者のうちの10人で総発作頻度が減少したことを示す。更に12人のうちの6人が、12週間の治療を通して発作全体で50%を超える減少を経験した。これらの患者の発作の総回数の減少の平均は80.4%であった。
これらのデータは、CBDがこの難治性で治療が難しい患者群の治療に有効であること、および驚くべきことに治療された患者の80%超で総発作頻度を減少することができたことを示す。
表8は、焦点発作および焦点発作のサブタイプの回数の減少について要約し、および表9は、全般発作のサブタイプの回数の減少について要約する。
Figure 0006692805
Figure 0006692805
上記表8および9から分かるようにCBDによる治療は、全般発作型の強直、無緊張、強直間代、および欠神発作の発生率を劇的に減らすことができた。加えて、CBD治療はまた、機能障害を伴う焦点発作の回数を著しく減少させた。
CBDで治療されたTSCを有する12人の患者のうち、それらの患者の10人が機能障害を伴う焦点性の発作を経験した。したがって、これらのデータは、CBDによる治療がTSC患者にとって重要な治療の選択肢であり得ることを示唆する。
結論
これらのデータは、既存のAEDに満足に応答しない高い比率の患者においてCBDが発作の回数を有意に減少させることを示している。
治療抵抗性であるこの患者群において、このような多くの人数が効果を得ることができたことは驚くべきことであった。これらの患者の半分は、患っていた発作の総回数の少なくとも50%の減少によって利益を得たという事実は注目すべきことであった。更に、このレスポンダー群において発作回数の減少の平均が80%であったという事実は、きわめて驚くべきことである。
TSC患者が患っている全般発作をCBDによる治療が事実上なくし得ることも実証された。更に既存の薬物療法に耐性を示したこの患者群では、これは特にきわめて驚くべきことである。
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Claims (17)

  1. 結節性硬化症(TSC)の治療に使用するためのカンナビジオール(CBD)を含む組成物であって、CBDが、少なくとも98%(w/w)のCBDを含む高度に精製された大麻の抽出物の形態であるか、または合成化合物として存在し、前記TSCが、全般発作または機能障害を伴う焦点発作によって特徴付けられる、組成物
  2. 前記TSCが治療抵抗性である、請求項1に記載の組成物
  3. 前記全般発作が発作のサブタイプである強直、無緊張、強直間代、および欠神発作のうちの1つまたは複数を含む、請求項1または2に記載の組成物
  4. 1つまたは複数の附随抗癲癇薬(AED)と組み合わせて使用される、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物
  5. 前記抽出物が0.15%未満のTHCを含む、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物
  6. 前記抽出物が最高で1%のCBDVを更に含む、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物
  7. 前記1つまたは複数のAEDが、クロバザム、ジアゼパム、ラコサミド、ラモトリギン、レベチラセタム、ロラゼパム、ノルジアゼパム、n−デスメチルクロバザム、フェニトイン、バルプロ酸、およびゾニサミドからなる群から選択される、請求項に記載の組成物
  8. 前記CBDと組み合わせて使用される異なる抗癲癇薬の数が、CBDによる治療の前のAEDの数に対して低減される、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物
  9. 前記CBDと組み合わせて使用される前記1つまたは複数の抗癲癇薬の用量が、CBDによる治療の前のAEDの用量に対して低減される、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物
  10. CBDの用量が5mg/kg/日を超える、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物
  11. 溶媒、補助溶媒、甘味料、および着香料を更に含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物
  12. 前記溶媒がゴマ油である、請求項11に記載の組成物。
  13. 前記補助溶媒がエタノールである、請求項11に記載の組成物。
  14. 前記甘味料がスクラロースである、請求項11に記載の組成物。
  15. 前記着香料がイチゴ風味である、請求項11に記載の組成物。
  16. 前記CBDが25mg/ml〜100mg/mlの濃度で存在する、請求項11に記載の組成物。
  17. 25〜100mg/mlの濃度のカンナビジオール(CBD)、79mg/mlの濃度のエタノール、0.5mg/mlの濃度のスクラロース、0.2mg/mlの濃度のイチゴ着香料、および1.0mlまでの適量のゴマを含む、請求項1116のいずれか一項に記載の組成物。
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