JP6692479B1 - カップ部を有する衣類 - Google Patents

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【課題】簡素な構成により製作工程の簡素化を図ることができると同時に製作コストを抑制することができ、そのうえで着用感、造形性、補整機能性等のいずれにおいても優れた、カップ部を有する衣類を提供する。【解決手段】バック布4はその上縁41及び下縁42がそれぞれ切りっ放しのフリーカット生地で構成し、土台部3から各バック布4にかけて、着圧力の異なる2つのゾーン8,9を画成した。着圧力が大きい方の第1ゾーン8は、土台部3の前中心31からカップ部2の腋側サイドの側方に至る主領域81と、この主領域81に連続してバック布4の先端側に向かいバック布4の下縁42に沿って延在する副領域82とから構成した。第2ゾーン9は、主領域81と副領域82とバック布4の上縁41とで囲まれる領域91から構成した。第1ゾーン8の主領域81と第2ゾーン9との境界Bを、着用時におけるバック布4の引張方向と直交する方向に沿う直線とした。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、ブラジャーやブラスリップなどのカップ部を有する衣類に関する。
ブラジャーなどのカップ部を有する衣類にあっては、腋から乳房にかけてのサポート感が得られ乍らも不快な締め付け感がなく、またバック布の上縁における皮膚の盛り上がりによる段差が生じず美麗なシルエットを得ることができるような、着用感、造形性、補整機能性等に優れたものが求められており、従来、これに応えるべく多種多様な衣類が提案されている。
例えば、特許文献1には、バック布の中央部のパワーを強くする一方上下両側部のパワーを中央部のパワーより弱くしてなるブラジャー及び衣類が提案されている。
これによれば、中央部でしっかりと身体が押さえられるので、上下両側へと皮膚が伸展した場合には上下両側部で緩やかな緊締力で面状におさえて、伸展した皮膚を分散吸収することができる結果、バック布の上下両端縁に沿う皮膚の段差発生を解消することができる、とされている。さらに、バック布の中央部を強い緊締力で面状に押さえるため、バック布の内部に皮膚が溜まって隆起することも防止できるため、ブラジャーの着用時に、段差が少なく外衣に影響しにくい美しいサイド・バックシルエットを形成することができる、とされている。
また、特許文献2には、カップ部と、カップ部の腋側からバック側に延びるバック布と、肩紐とを少なくとも備える衣類において、バック布は、伸縮性の布であって、上縁、上縁より長い下縁、前縁、前縁より短い後縁、及び上縁後端と後縁上端とを結ぶ斜め状の縁とを有するとともに、前後方向の伸縮パワーの強弱によって、少なくとも4つの部分に区分され、前側上部の部分が最も伸縮パワーが大きく、次いで、前側下部、後側上部、後側下部の順に伸縮パワーが段階的に小さくされており、さらに、バック布は、上下方向にも伸縮性を有しており、かつ斜め状の縁は、後側下部と後側上部の両方に渡って延びており、その全長に沿って肩紐が取り付けられてなるカップ部を有する衣類が提案されている。
これによれば、バック布を前後、上下方向に区分して、それぞれの箇所の機能に合わせて伸縮パワーを設定し、全体として、造形性、補整機能に優れ、段差も生じ難く、かつ着用感のよいブラジャー等のカップ部を有する衣類を提供することができる、とされている。
特開2002−235209号公報 特開2010−180509号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の衣類にあっては、バック布の中央部のパワーを強くする一方上下両側部のパワーを中央部のパワーより弱くしているため、バック布の上縁における皮膚の盛り上がりによる段差が生じず美麗なシルエットを得ることができる反面、バック布の中央部のパワーにだけ依存する構成であるため、バック布の部分でのサポート感に欠けるものであった。
一方、上記特許文献2に記載の衣類にあっては、特許文献1に記載の衣類における上記したような問題点を解消し得るものではあるが、バック布が、相互に伸縮パワーの異なる4つの部分に区分されたものであるため、バック布の構成が複雑なものとなることから、その分製作工程が煩瑣となり製作コストも嵩むとともに、所望の着用感、造形性、補整機能性等を達成すべく4つの区分のすべてにおいて最適な伸縮パワーを得ることは実際のところ困難であった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたものであって、構成が上記従来のものに比べて簡素ながらも、着用感、造形性、補整機能性等のいずれにおいても優れた、カップ部を有する衣類を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のカップ部を有する衣類は、左右一対のカップ部と、これら左右のカップ部の下方に連設された土台部と、左右のカップ部の各腋側サイドからそれぞれカップ部の背後側に延設された左右一対のバック布と、を少なくとも備えたカップ部を有する衣類において、各バック布はその上縁及び下縁がそれぞれ切りっ放しのフリーカット生地で構成されるとともに、土台部から各バック布にかけて、着圧力の異なる2つのゾーンが画成され、2つのゾーンのうち、着圧力が大きい方の第1ゾーンは、土台部の前中心からカップ部の腋側サイドの側方に至る主領域と、この主領域に連続してバック布の先端側に向かいバック布の下縁に沿って延在する副領域とから構成され、着圧力が小さい方の第2ゾーンは、主領域と副領域とバック布の上縁とで囲まれる領域から構成され、第1ゾーンの主領域と第2ゾーンとの境界が、着用時におけるバック布の引張方向と直交する方向に沿う直線とされ、さらに、前記第1ゾーンから前記第2ゾーンにかけて、当該両ゾーンの境界上を覆うように任意の図柄が設けられたことを特徴とするものである。
この特定事項により、バック布はその上縁及び下縁がそれぞれ切りっ放しのフリーカット生地で構成されているため、バック布の上縁における皮膚の盛り上がりによる段差が生じず美麗なシルエットを得ることができる。
また、着圧力の強弱の違いを第1ゾーンと第2ゾーンの2箇所に設定するとともに、着圧力が大きい方の第1ゾーンを、土台部の前中心からカップ部の腋側サイドの側方に至る主領域と、この主領域に連続してバック布の先端側に向かいバック布の下縁に沿って延在する副領域とから構成したので、主領域により腋の肉が背後に流れにくくなり、良好なサポート感が得られると同時に、副領域により不快な締め付け感を伴わない適度な締付力も得ることができる。この結果、着用感、造形性、補整機能性等のすべてを満足することができる。しかも、第1ゾーンの主領域と第2ゾーンとの境界を、着用時におけるバック布の引張方向と直交する方向に沿う直線したため、引張によってバック布に皺が生じるのを防止することができ、着用時のシルエットを損ねる虞もない。
さらに、バック布は、通常、薄い生地であることから、特に色合いが薄い場合は第1ゾーンと第2ゾーンとの姿が表側に映り易くなるので、ブラジャー全体のデザインを損ねることが懸念されるが、第1ゾーンから第2ゾーンにかけて、当該両ゾーンの姿が表側に映るのを防止する任意の図柄が設けられているので、そのような懸念は払拭される。特に、任意の図柄を第1ゾーンと第2ゾーンとの境界上を覆うように設けると、より効果的である。
上記カップ部を有する衣類において、第1ゾーンは、土台部の前中心から、第1ゾーンの主領域と第2ゾーンとの境界までの長さが、土台部の前中心からバック布の先端までの長さの40〜80%とされているとよい。
上記長さが40%未満であると着用感が緩いものとなり、80%を超えると締め付け感が強くなるので、上記長さがそのような範囲であれば、良好なサポート感が得られたうえで優れた着用感を得ることができる。
上記カップ部を有する衣類にあっては、カップ部の腋側から下側周縁に沿って補強部材を設けてもよく、その場合、この補強部材は、カップ部の腋側に位置する部位の弾性力が、カップ部の下側周縁側に位置する部位の弾性力よりも大きくされるのが望ましい。
このような補強部材をカップ部の腋側から下側周縁に沿って設けることにより、乳房のホールド感がより良好なものとなる。特に、カップ部の下側周縁側に位置する部位の弾性力を腋側のそれよりも小さくしているので、補強部材が肌に食い込み難く、着用感を損ねる虞がない。
本発明によれば、簡素な構成により製作工程の簡素化を図ることができると同時に製作コストを抑制することができ、そのうえで着用感、造形性、補整機能性等のいずれにおいても優れた、カップ部を有する衣類を提供することができる。
本発明の一実施形態であるブラジャーの半分(左胸側)を示す概略正面図である。 図1に示すブラジャーの着用状態を示す概略斜視図である。 図1に示すブラジャーの着用状態を示す概略正面図である。 図1に示すブラジャーの着用状態を示す概略背面図である。 図1に示すブラジャーの土台部及び左右のバック布の原反生地及び裁断パターンの例を概略的に示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるブラジャーの半分(左胸側)を示す概略正面図、図2は、ブラジャーの着用状態を示す概略斜視図、図3は、ブラジャーの着用状態を示す概略正面図、図4は、ブラジャーの着用状態を示す概略背面図である。
このブラジャー1は、左右一対のカップ部2,2と、これら左右のカップ部2,2の下方に連設された土台部3と、左右のカップ部2,2の各腋側サイドからそれぞれカップ部2,2の背後側に延設された左右一対のバック布4,4と、カップ部2,2とバック布4,4との間に設けられた肩紐5,5と、バック布4の先端部に設けられた留具6,6とを備えたものである。なお、バック布4,4は左右一対であり、形態は対称であるので、以下、一方のみ(左胸側)を説明する。
バック布4は、縦横に伸縮可能、且つ、その上縁41及び下縁42がそれぞれ切りっ放しのフリーカット生地で構成された、所謂「1枚もの」である。
土台部3は、上記バック布4と同じ生地から形成されたものであり、その左右両端部において、カップ部2の下方でバック布4の基端部43と縫着7されている。
土台部3からバック布4にかけては、着圧力の異なる2つのゾーン8,9が画成されている。これら2つのゾーン8,9のうち、着圧力が大きい方の第1ゾーン8は、土台部3の前中心31からカップ部2の腋側サイドの側方に至る主領域81と、この主領域81に連続してバック布4の先端側に向かいバック布4の下縁42に沿って延在する副領域82とから構成されている。なお、図面では、第1ゾーン8の主領域81と副領域82とが見やすいように、相互に異なるパターンの網掛けで示している。副領域82の幅寸法は、着用時に張力によってバック布4の下縁42がめくれたり、またバック布4に皺が生じたりしない程度の寸法とされる。
一方、着圧力が小さい方の第2ゾーン9は、第1ゾーン8の主領域81と副領域82とバック布4の上縁41とで囲まれる領域91から構成されている。
ここで、着圧力とは、バック布4及び土台部3を構成する生地の伸縮力により生じるものである。また、着圧力が大きいとは、伸縮力が強くて、外から加えられた引張力に対して伸びにくいことをいう。換言すると、生地の伸びが拘束されて伸長させるには大きな引張力を要することをいう。一方、着圧力が小さいとは、伸縮力が弱くて、外から加えられた引張力に対して伸び易いことをいう。換言すると、生地がフリーな状態とされて伸長させるのに大きな引張力を要しないことをいう。
このような着圧力の大小をバック布4及び土台部3の生地に付与する手段としては従来公知の技術を採用することができる。例えば、伸度の高い生地に対して抜染加工又は抜蝕加工或いはオパール加工を施す方法が挙げられる。このような加工を施すことにより、特定の繊維を除去する領域を形成することによって除去領域では生地本来の伸びを拘束しないようにする一方で、残存領域では生地の伸びを拘束することができる。また、そのような手段以外に、例えば、伸度の高い生地に対して、その伸びを抑制したい部分にのみ、例えばインクジェット方式による捺染加工で樹脂を塗布する手段が挙げられる。
ここで、着圧力の大小について具体的に述べると、第1ゾーン8と同等の伸縮力を有する試験片の伸長度と、第2ゾーン9と同等の伸縮力を有する試験片との伸長度とを対比した場合、望ましい例示として、その比率は、1.35:2.15である。なお、ここでの試験片は、幅が3cmで長さが15cmである。
図5は、バック布4及び土台部3を構成する原反生地10に、上記手段により一対のバック布4,4と土台部3とを複数組形成した状態を概略的に示す模式図である。原反生地10には、製作予定の最大サイズに対応した形状のバック布4及び土台部3の組が複数形成されている。これより、例えば、最大サイズのバック布4を裁断する場合は、図5の下側の左に示した例のように、生地の伸びが拘束された領域を最大限使用し、それよりも小さいサイズのバック布4を裁断する場合は、図5の下側の右に示した例のように、主領域81の上部と副領域82の先端部とを除くようにすればよい。また、裁断線の図示は省略するが、土台部3についても、サイズに適した大きさで裁断すればよい。このような形態であると、原反生地10に構成するバック布4と土台部3は、それぞれ最大サイズのパターンだけを形成しておけば、後は裁断時の調整によりすべてのサイズのバック布4と土台部3を得ることに対応することができるので、製作工程を単純化することができ、延いては製作コストを抑制することができる。
上記のようになる第1ゾーン8の主領域81と第2ゾーン9との境界Bは、着用時におけるバック布4の引張方向(カップ部2から留具6に向かう方向)と直交する方向に沿う直線とされている。
以上説明したように、着圧力の強弱の違いを第1ゾーン8と第2ゾーン9の2箇所に設定するとともに、着圧力が大きい方の第1ゾーン8を、土台部3の前中心からカップ部2の腋側サイドの側方に至る主領域81と、この主領域81に連続してバック布4の先端側に向かいバック布4の下縁42に沿って延在する副領域82とから構成したので、主領域81により腋の肉が背後に流れにくくなり、良好なサポート感が得られると同時に、副領域82により不快な締め付け感を伴わない適度な締付力も得ることができる。この結果、着用感、造形性、補整機能性等のすべてを満足することができる。しかも、第1ゾーン8の主領域81と第2ゾーン9との境界Bを、着用時におけるバック布4の引張方向と直交する方向に沿う直線したため、引張によってバック布4に皺が生じるのを防止することができ、着用時のシルエットを損ねる虞もない。
上記のブラジャー1にあっては、第1ゾーン8は、土台部3の前中心から、第1ゾーン8の主領域81と第2ゾーン9との境界Bまでの長さL2が、土台部3の前中心からバック布4の先端までの長さL1の40〜80%とされているとよい。
上記長さが40%未満であると着用感が緩いものとなり、80%を超えると締め付け感が強くなるので、上記長さがそのような範囲であれば、良好なサポート感が得られたうえで優れた着用感を得ることができる。
また、上記ブラジャー1にあっては、カップ部2の腋側から下側周縁に沿って補強部材11を設けている。その場合、この補強部材11は、カップ部2の腋側に位置する部位11aの弾性力が、カップ部2の下側周縁側に位置する部位11bの弾性力よりも大きくされるのが望ましい。補強部材11としては、例えば、金属ワイヤを使用することができる。この場合、金属ワイヤの太さを途中で切り替えることで、1本のワイヤに弾性力の強弱を付けることができる(例えば、特開平10−310909号公報参照)。また、そのような金属ワイヤに代えて、合成樹脂製のワイヤも用いてもよく、材質は限定されない。
このような補強部材11をカップ部2の腋側から下側周縁に沿って設けることにより、乳房のホールド感がより良好なものとなる。特に、カップ部2の下側周縁側に位置する部位11bの弾性力を腋側のそれよりも小さくしているので、補強部材11が肌に食い込み難く、着用感を損ねる虞がない。なお、補強部材11は必須ではなく、これを省いてもよい。
さらに、上記ブラジャー1にあっては、カップ部2をモールドカップで構成するとともに、カップ部2の腋側には肌側に膨出する隆起部や熱硬化性樹脂からなるシートパネル12を設けてもよい。
この場合、乳房をソフトに保持するとともに、乳房を無理なくより一層理想的な形態に造形することができる。なお、上記隆起部やシートパネル12は必須ではなく、これを省いてもよい。
また、バック布4は、通常、薄い生地であることから、色目によって第1ゾーン8と第2ゾーン9との姿が表側に映り易くなるので、ブラジャー1全体のデザインを損ねることが懸念される。そのような場合は、図示は省略するが、例えば、花柄など任意の図柄を第1ゾーン8から第2ゾーン9にかけて、特に両ゾーン8,9の境界B上を覆うように設けると、そのような懸念は払拭される。また、カップ部2にシートパネル12を設けた場合も、その影を隠すように上記したような図柄をカップ部2の表面に設けてもよい。その際、バック布4の図柄とカップ部2の図柄を一体的なデザインのものにすることで、両ゾーン8,9及びシートパネル12が表側に映るのをうまく覆い隠すことができ、ブラジャー1のデザイン性を高めることができる。
なお、本発明は、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲の記載によって示すものであって、明細書本文及び図面の記載にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、すべて本発明の範囲内のものである。
例えば、本発明は上記したブラジャー以外に、ブラスリップ、レオタード、水着など、カップ部を有する多種多様な衣類に適用することができる。
1 ブラジャー
2 カップ部
3 土台部
31 前中心
4 バック布
41 上縁
42 下縁
43 基端部
8 第1ゾーン
81 主領域
82 副領域
9 第2ゾーン
91 領域
11 補強部材
11a 腋側に位置する部位
11b 下側周縁側に位置する部位

Claims (3)

  1. 左右一対のカップ部と、これら左右のカップ部の下方に連設された土台部と、前記左右のカップ部の各腋側サイドからそれぞれ前記カップ部の背後側に延設された左右一対のバック布と、を少なくとも備えたカップ部を有する衣類において、
    前記各バック布はその上縁及び下縁がそれぞれ切りっ放しのフリーカット生地で構成されるとともに、前記土台部から各バック布にかけて、着圧力の異なる2つのゾーンが画成され、
    前記2つのゾーンのうち、着圧力が大きい方の第1ゾーンは、前記土台部の前中心から前記カップ部の腋側サイドの側方に至る主領域と、この主領域に連続して該バック布の先端側に向かい該バック布の下縁に沿って延在する副領域とから構成され、
    前記着圧力が小さい方の第2ゾーンは、前記主領域と前記副領域と該バック布の上縁とで囲まれる領域から構成され、
    前記第1ゾーンの主領域と前記第2ゾーンとの境界が、着用時におけるバック布の引張方向と直交する方向に沿う直線とされ、
    さらに、前記第1ゾーンから前記第2ゾーンにかけて、当該両ゾーンの境界上を覆うように任意の図柄が設けられたことを特徴とするカップ部を有する衣類。
  2. 請求項1に記載のカップ部を有する衣類において、
    前記第1ゾーンは、前記土台部の前中心から前記境界までの長さが、前記土台部の前中心から前記バック布の先端までの長さの40〜80%とされたことを特徴とするカップ部を備えた衣類。
  3. 請求項1又は2に記載のカップ部を有する衣類において、
    前記カップ部の腋側から下側周縁に沿って補強部材が設けられ、
    該補強部材は、前記カップ部の腋側に位置する部位の弾性力が、前記カップ部の下側周縁側に位置する部位の弾性力よりも大きくされたことを特徴とするカップ部を有する衣類。
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