JP6691411B2 - 画像提供システム、画像提供装置、画像提供プログラム - Google Patents

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本発明は、撮影部による撮影に基づいて生成される画像データを提供可能な画像提供システム、画像提供装置、画像提供プログラムに関する。
一般に、ゲームセンターなどのアミューズメント施設に設置され、ユーザーを撮影してシール等に印刷する写真撮影装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、この種の写真撮影装置は、撮影に基づいて生成される画像データをサーバーに送信する機能を有することがある。これにより、ユーザーは、携帯電話、スマートフォン、又はタブレット端末などの携帯端末を用いてサーバーから画像データを取得することができる。
例えば、ユーザーは、写真撮影装置における写真撮影の際に、ユーザーを特定するためのメールアドレスなどのユーザー識別情報を入力する。これにより、そのユーザー識別情報と共に画像データが写真撮影装置からサーバーに送信される。そして、ユーザーは、サーバーにアクセスし、ユーザー識別情報及びパスワードを入力してログインした後、シール等に記載されたシールIDを入力することによって画像データを取得することが可能である。
特開2003−203273号公報
しかしながら、写真撮影時におけるユーザー識別情報の入力作業や写真撮影後のシールIDの入力作業はユーザーにとって煩雑な作業である。
本発明の目的は、撮影に基づいて生成される画像データの取得に必要なユーザー作業を簡素化することが可能な画像提供システム、画像提供装置、画像提供プログラムを提供することにある。
本発明に係る画像提供システムは、撮影部による被写体の撮影に基づいて生成される画像データを送信可能な写真撮影装置と、前記写真撮影装置から受信した前記画像データを提供可能な画像提供装置と、メッセージの送受信が可能なメッセージ送受信サービスを提供する外部システムにログイン可能な通信端末と、を備える画像提供システムである。そして、前記写真撮影装置は、前記画像データを識別可能な画像識別情報を表示又は印刷する情報出力部を有する。前記通信端末は、前記外部システムにログインした状態で前記メッセージ送受信サービスにより前記画像提供装置を宛先として前記画像識別情報を送信可能な通信処理部を有する。前記画像提供装置は、前記外部システムから前記画像識別情報を受信した場合に、前記画像識別情報の送信元の第1ユーザーに予め対応付けられた第2ユーザーに前記画像データを提供する提供処理部を有する。
例えば、前記提供処理部は、前記第2ユーザーに対応付けられた個別の記憶領域に前記画像データを移動させること、前記第2ユーザーに対応付けられた前記通信端末による前記画像データのダウンロードを許可すること、又は前記第2ユーザーに対応付けられた前記通信端末に前記画像データを送信することにより、前記画像データを第2ユーザーに提供する。
例えば、前記メッセージ送受信サービスは、ソーシャルネットワーキングサービスである。
例えば、前記画像提供装置は、ユーザー操作に応じて、又は前記メッセージ送受信サービスを介する通信結果に応じて、第1ユーザーと第2ユーザーとの対応関係を設定する対応設定処理部を備える。
例えば、前記画像識別情報は、一次元コード又は二次元コードで表示又は印刷され、
前記通信端末は、前記一次元コード又は前記二次元コードから前記画像識別情報を読み取る情報読取部を有する。
例えば、前記一次元コード又は前記二次元コードに、予め設定された前記メッセージ送受信サービスに対応するアプリケーションを前記通信端末に実行させるためのアプリ起動情報が含まれている。また、前記通信処理部は、前記情報読取部によって前記アプリ起動情報が読み取られた場合に、前記アプリケーションの実行を開始する。
例えば、前記一次元コード又は前記二次元コードに、前記メッセージ送受信サービスにおいて前記画像提供装置を識別可能な画像提供識別情報が含まれている。そして、前記通信処理部は、前記画像提供識別情報が前記画像識別情報の宛先として選択され、且つ、前記画像識別情報が送信内容のメッセージ入力欄に入力された状態で前記アプリケーションを開始させる。
例えば、前記提供処理部は、前記画像識別情報が予め設定された有効条件を満たす場合に、前記画像識別情報に対応する画像データを提供するものである。そして、前記提供処理部は、前記有効条件を満たさない場合であって、特定期間内に前記有効条件を満たさないと判断された回数が予め定められた上限回数に達していない前記第1ユーザーには前記メッセージ送受信サービスを介して特定メッセージを送信し、前記上限回数に達している前記第1ユーザーにはは前記特定メッセージを送信しない。
また、本発明に係る画像提供装置は、メッセージの送受信が可能なメッセージ送受信サービスを提供可能な外部システムから画像データを識別可能な画像識別情報を受信した場合に、前記画像識別情報の送信元の第1ユーザーに予め対応付けられた第2ユーザーに前記画像データを提供する提供処理部を有する。
また、本発明に係る画像提供プログラムは、プロセッサーに、メッセージの送受信が可能なメッセージ送受信サービスを提供可能な外部システムから画像データを識別可能な画像識別情報を受信したか否かを判断するステップと、前記画像識別情報が受信された場合に、前記画像識別情報の送信元の第1ユーザーに予め対応付けられた第2ユーザーに前記画像データを提供するステップとを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、撮影に基づいて生成される画像データの取得に必要なユーザー作業を簡素化することが可能な画像提供システム、画像提供装置、画像提供プログラが提供される。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像提供システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る写真撮影装置の外観を示す斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る画像提供システムのサーバー、携帯端末、外部システムの構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る画像提供システムで用いられる各種のリストの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る画像提供システムの写真撮影装置で実行されるメイン制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施の形態に係る画像提供システムの外部システムで実行されるメッセージ送受信処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態に係る画像提供システムのサーバーで実行される提供管理処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態に係る画像提供システムのサーバーで実行される連携選択処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、本発明の実施の形態に係る画像提供システムのサーバーで実行される画像提供処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、本発明の実施の形態に係る画像提供システムの携帯端末で実行される画像取得処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図11は、本発明の実施の形態に係る画像提供システムの携帯端末で表示される画面の一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[画像提供システム1]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る画像提供システム1は、写真撮影装置100、サーバー200、及び携帯端末300を備える。写真撮影装置100、サーバー200、及び携帯端末300は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N1を介して通信可能である。なお、画像提供システム1には、写真撮影装置100、サーバー200、又は携帯端末300が複数設けられていてもよい。また、サーバー200及び携帯端末300は、通信網N1を介して一又は複数の外部システム400との間で通信可能である。
画像提供システム1では、写真撮影装置100における撮影に基づいて生成される画像データをユーザーに提供する画像提供サービスがサーバー200によって実現される。また、外部システム400は、サーバー200及び携帯端末300などの各種の情報処理装置の間におけるメッセージの送受信を仲介するメッセージ送受信サービスを実現する。
以下、本実施形態では、説明の便宜上、前記メッセージ送受信サービスに利用登録されたユーザーを第1ユーザーと称し、前記メッセージ送受信サービスにおいて第1ユーザーを識別するための第1ユーザー識別情報を第1ユーザーIDと称する。また、前記画像提供サービスに利用登録されたユーザーを第2ユーザーと称し、前記画像提供サービスにおいて第2ユーザーを識別するための第2ユーザー識別情報を第2ユーザーIDと称する。なお、前記メッセージ送受信サービス及び前記画像提供サービスの両方に利用登録されたユーザーは、第1ユーザー及び第2ユーザーの両方に該当し、第1ユーザーID及び第2ユーザーIDを有する。
また、画像提供システム1では、携帯端末300のユーザーだけでなくサーバー200も前記メッセージ送受信サービスにおける前記第1ユーザーとして予め利用登録されている。以下、本実施形態では、前記メッセージ送受信サービスにおける第1ユーザーを識別するための前記第1ユーザーIDのうち、サーバー200に割り当てられた第1ユーザーIDを、携帯端末300のユーザーに割り当てられた第1ユーザーIDと区別するために、サーバーIDと称することがある。なお、サーバーIDが画像提供識別情報の一例である。
そして、前記メッセージ送受信サービスでは、携帯端末300から前記サーバーIDを宛先としてメッセージが送信されると、前記サーバーIDに対応するサーバー200のURL(Uniform Resource Locator)が特定され、そのURLを宛先として前記メッセージが送信される。一方、サーバー200から外部システム400に、前記サーバーIDが送信元、他の前記第1ユーザーIDが宛先として設定されたメッセージが送信されると、そのメッセージが前記第1ユーザーIDに対応する前記第1ユーザーの携帯端末300に送信される。このとき、携帯端末300には、前記サーバーIDが前記メッセージの送信元として通知される。
[写真撮影装置100]
写真撮影装置100は、ゲームセンターなどのアミューズメント施設に設置されて使用される。図2に示すように、写真撮影装置100の設置空間は、撮影コーナー10及び落書きコーナー20に大別される。撮影コーナー10は、写真撮影が行われる場所であり、落書きコーナー20は、撮影後の画像データの編集が行われる場所である。
写真撮影装置100は、図1に示すように、撮影コーナー10に配置されたカメラ11、操作表示部12、スピーカー13、及びストロボ14などを備える。カメラ11は、被写体であるユーザーを撮影する撮影部であり、CCDなどの撮像素子を有する。
操作表示部12は、表示部及び操作部を有する。前記表示部は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどである。前記操作部は、ユーザー操作を受け付けるハードキー又はタッチパネルなどである。スピーカー13は、撮影コーナー10に存在するユーザーに対して各種の音声案内を行うために用いられる。ストロボ14は、カメラ11による撮影時に発光する発光装置である。
また、写真撮影装置100は、図1及び図2に示すように、落書きコーナー20に配置された操作表示部21、タッチペン22、スピーカー23、及びプリンター24などを備える。なお、写真撮影装置100では、図2に示す落書きコーナー20の背面側にも、操作表示部21、タッチペン22、及びスピーカー23が設けられており、異なる二組のユーザーに対して並行して編集作業を提供することが可能である。
操作表示部21は、表示部及び操作部を有する。前記表示部は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどである。前記操作部は、ユーザー操作を受け付けるハードキー又はタッチパネルなどである。タッチペン22は、操作表示部21のタッチパネルに対するタッチ操作を行うために用いられる。スピーカー23は、落書きコーナー20に存在するユーザーに対して各種の音声案内を行うために用いられる。プリンター24は、カメラ11で撮影された画像データに基づいてシールなどの記録媒体に画像を形成する画像形成部であって、プリンター24で印刷された後の前記記録媒体は取り出し口25(図2参照)から排出される。
さらに、図1に示すように、写真撮影装置100は、制御装置30、UPS40、ルーター50、及び無線端末60などを備える。制御装置30、UPS40、及びルーター50などは、写真撮影装置100の落書きコーナー20側の筐体内に設けられており、メンテナンス扉26(図2参照)を開くことによりアクセス可能である。
ルーター50は、制御装置30と無線端末60とを接続する中継装置である。無線端末60は、通信網N1を介して外部装置との間で無線通信方式のデータ通信を実行するデータ通信カードなどの無線通信機器である。具体的に、写真撮影装置100は、写真撮影装置100が配置されたアミューズメント施設の外部に設けられたサーバー200との間で通信網N1を介して通信可能である。また、写真撮影装置100が無線端末60を備えておらず、ルーター50を介して有線通信方式でデータ通信を実行することも考えられる。
UPS40は、電源スイッチ3を介して商用交流電源2に接続される。電源スイッチ3は、例えば写真撮影装置100の落書きコーナー20側の筐体の底面に設けられており、写真撮影装置100の電源を一括してON/OFFにするために操作される。UPS40は、商用交流電源2及び制御装置30の間に介在して設けられている。そして、UPS40は、商用交流電源2から電力が供給されている場合は、その電力を制御装置30に供給する。また、UPS40は、商用交流電源2からの電力供給が停止した場合に制御装置30に電力を供給する二次電源51を有する。
制御装置30は、制御部31、記憶部32、及び通信I/F33などを備えるコンピューターである。制御装置30は、UPS40を介して商用交流電源2に接続されており、商用交流電源2又はUPS40からの供給電力によって稼動する。なお、制御装置30は、1台のコンピューターに限らず、複数台のコンピューターが協働して動作するコンピューターシステムであってもよい。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより写真撮影装置100を制御する。
記憶部32は、ハードディスク又はSSDなどの不揮発性の記憶部であり、写真撮影装置100で撮影された写真の画像データ及び前記画像データの編集後の画像データなどが記憶される。また、記憶部32には、制御部31に後述のメイン制御処理(図5参照)を実行させるための撮影制御プログラムが記憶される。
通信I/F33は、制御装置30を有線又は無線でルーター50に接続し、ルーター50を介してサーバー200等の外部機器との間でデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
そして、写真撮影装置100において、制御部31は、撮影処理部311、編集処理部312、画像生成部313、記憶処理部314、送信処理部315、及び情報出力部316などを含む。具体的に、制御部31は、前記CPUにより前記撮影制御プログラムに従った各種の処理を実行することにより、撮影処理部311、編集処理部312、画像生成部313、記憶処理部314、送信処理部315、及び情報出力部316として機能する。なお、制御部31が電子回路である場合、撮影処理部311、編集処理部312、画像生成部313、記憶処理部314、送信処理部315、及び情報出力部316は、それぞれの機能を実現する回路モジュールである。
撮影処理部311は、撮影コーナー10内のユーザーを被写体としてカメラ11で撮影するための撮影処理を実行する。具体的に、前記撮影処理において、撮影処理部311は、写真撮影に関する案内をスピーカー13から出力させると共に、操作表示部12に対するユーザー操作に応じて写真の撮影方法などを設定する。そして、撮影処理部311は、カメラ11及びストロボ14を制御することにより被写体を撮影する。なお、カメラ11による被写体の撮影に基づいて生成された画像データは記憶部32に一時的に記憶される。
編集処理部312は、カメラ11による被写体の撮影で得られた前記画像データを編集するための落書き処理を実行する。具体的に、前記落書き処理において、編集処理部312は、前記画像データの編集操作に関する案内をスピーカー23から出力させると共に、タッチペン22を用いた操作表示部21に対するユーザー操作に応じて前記画像データを編集する。
画像生成部313は、編集処理部312によって実行される前記落書き処理における編集内容に基づいて印刷用の画像データ及び送信用の画像データを生成する。例えば、前記送信用の画像データは、前記印刷用の画像データよりも低画質又は小サイズの画像データであって、前記落書き処理における編集前及び編集後のいずれか一方又は両方の画像データである。
記憶処理部314は、画像生成部313により生成される前記送信用の画像データを、その画像データを識別可能な画像識別情報と対応付けて記憶部32に記憶させる。本実施形態では、前記画像識別情報として、前記送信用の画像データ各々が生成されたときのプレイを識別するためのプレイIDを特定することが可能なシールIDが用いられる。例えば、画像提供システム1では、サーバー200で前記プレイID及び前記シールID各々が発行されて写真撮影装置100各々に提供され、写真撮影装置100で1プレイごとに前記プレイID及び前記シールID各々が割り当てられる。この場合、画像提供システム1では、前記プレイID及び前記シールIDの対応関係が既知である。また、前記プレイID及び前記シールID各々は写真撮影装置100で発行されてもよく、この場合には、前記プレイID及び前記シールID各々の対応関係が写真撮影装置100からサーバー200に通知される。
なお、一つの前記プレイIDについて複数のユーザーが存在する場合には、その複数のユーザーに対応する複数の前記シールIDが発行されることがある。例えば、写真撮影装置100では、複数のユーザーからユーザー名及び取得対象の画像データの選択などの個別設定を受け付けることが可能であり、そのユーザー毎に前記シールIDが割り当てられることがある。なお、他の実施形態として、前記画像識別情報として前記プレイIDが用いられてもよい。
送信処理部315は、カメラ11による被写体の撮影に基づいて生成された前記送信用の画像データ各々を前記画像データに対応する前記シールIDと共にサーバー200に送信する。より具体的に、送信処理部315は、前記送信用の画像データと、前記プレイIDと、一又は複数の前記シールIDと、前記シールIDごとに対応する前記個別設定の内容とを対応付けてサーバー200に送信する。これにより、サーバー200では、前記画像データ各々と前記プレイIDと前記シールIDと前記個別設定の内容と受信され、後述の記憶部202の共有画像記憶部223に記憶される。
情報出力部316は、前記シールID及びアプリ起動情報が含まれるコード情報を生成すると共に、前記コード情報と前記印刷用の画像データとが予め設定されるレイアウトに従って配置される印刷データを生成し、前記印刷データをプリンター24に送信する。前記コード情報は、バーコードなどの一次元コード又はQRコード(登録商標)などの二次元コードである。これにより、プリンター24は、前記印刷データに基づいて前記画像データ及び前記コード情報をシールに印刷する。なお、前記シールには、前記コード情報とは別に前記シールIDが印刷されてもよい。
前記アプリ起動情報は、前記メッセージ送受信サービスを利用するためのアプリケーションプログラムの実行を携帯端末300に開始させるための情報である。また、前記アプリ起動情報には、前記メッセージ送受信サービスにおいてサーバー200を識別するためのサーバーIDも含まれる。なお、サーバー200のサーバーIDは、前記メッセージ送受信サービスへの新規登録によって取得され、写真撮影装置100の記憶部32に記憶されているものとする。
なお、本実施形態では、情報出力部316が前記コード情報を前記シールに印刷する場合について説明するが、情報出力部316が前記コード情報を前記操作表示部21に表示させることも他の実施形態として考えられる。この場合、ユーザーは、前記操作表示部21に表示される前記コード情報を携帯端末300で読み取ることが可能である。
[サーバー200]
サーバー200は、図3(A)に示されるように、制御部201、記憶部202、及び通信I/F203などを備えるコンピューターであって、本発明における画像提供装置の一例である。制御部201は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部201は、前記ROM又は記憶部202に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりサーバー200を制御する。
記憶部202は、ハードディスク又はSSDなどの不揮発性の記憶部である。記憶部202には、制御部201に後述の提供管理処理(図7参照)を実行させるための画像提供プログラムが記憶される。また、記憶部202には、制御部201に、インターネットなどの通信網N1を介して提供されるWebサイトの表示及び操作などを実行させるためのブラウザプログラムが記憶される。さらに、記憶部202には、外部システム400によって提供される前記メッセージ送受信サービスを利用するためのメッセージ処理プログラムが記憶される。なお、前記ブラウザプログラム又は前記メッセージ処理プログラムは、例えば通信網N1を介して所定のサーバーからダウンロードされてサーバー200にインストールされる。
前記メッセージ処理プログラムは、例えば予め規定されたAPI(Application Program Interface)を用いてサーバー200と外部システム400との間のデータ通信を実現するためのプログラムである。そして、サーバー200は、制御部201によって前記メッセージ処理プログラムに従って各種の処理を実行し、外部システム400で提供されるASP(Application Service Provider)機能により前記メッセージ送受信サービスを利用することが可能である。これにより、画像提供システム1では、サーバー200と外部システム400との間における多数のメッセージの送受信が容易に実現される。なお、サーバー200と外部システム400との間で携帯端末300と外部システム400との間のメッセージ送受信と同様の処理が実行されてもよい。
また、記憶部202には、ユーザー情報記憶部220、特定値情報記憶部221、連携情報記憶部222、共有画像記憶部223、及び専用画像記憶部224が設けられている。
ユーザー情報記憶部220は、第2ユーザー各々の情報が登録されるユーザーリストT1が記憶される記憶領域である。なお、第2ユーザー各々の情報は、写真撮影装置100又は携帯端末300などにおいて第2ユーザーによって行われる新規登録操作又は登録変更操作などに応じて制御部201によって登録される。
ここに、図4(A)は、ユーザーリストT1の一例を示す図である。図4(A)に示されるように、ユーザーリストT1では、第2ユーザー各々を識別するための第2ユーザーIDごとに、パスワード、利用権限、及び登録日が対応付けて記憶されている。第2ユーザーID及び前記パスワードは、第2ユーザーがサーバー200にログインする際の照合処理で用いられる。
前記利用権限は、前記画像提供サービスにおいて第2ユーザーが利用可能な機能の範囲を示す情報である。具体的には、写真撮影装置100からサーバー200に送信される複数の前記画像データのうち取得可能な数が前記利用権限によって異なることが考えられる。より具体的に、有料会員は、無料会員よりも取得可能な前記画像データの数が多いことが考えられる。例えば、無料会員は、前記シールIDに対応する複数の前記画像データのうち予め取得対象として選択した画像データのみを取得可能であり、有料会員は、前記シールIDに対応する全ての前記画像データを取得可能であることが考えられる。なお、前記利用権限は、第2ユーザーID各々の優先度を判断するための基準となり得る情報であれば、ここで説明する情報に限らない。
特定値情報記憶部221は、第1ユーザーIDと、第1ユーザーIDごとに唯一無二の値として一時的に割り当てられるユーザー特定値とが対応付けられた特定値リストT2が記憶される記憶領域である。前記ユーザー特定値は、例えば現在日時などの情報と予め設定された演算式とに基づいて生成されるハッシュ値である。なお、前記ユーザー特定値は、第1ユーザーIDごとにユニークな値であれば、ランダムに決定される特定桁数の値であってもよい。また、特定値リストT2では、第1ユーザーID及び前記ユーザー特定値が特定値リストT2に登録された時期を示す情報として登録日が記憶されている。なお、制御部201は、特定値リストT2に記憶されている第1ユーザーID及び前記ユーザー特定値を、前記登録日から予め設定された期間の経過後に消去する。
連携情報記憶部222は、第1ユーザーIDと第2ユーザーIDとの対応関係を示す連携リストT3が記憶される記憶領域である。また、連携リストT3では、第1ユーザーID及び第2ユーザーIDが連携リストT3に登録された時期を示す情報として登録日が記憶されている。
共有画像記憶部223は、写真撮影装置100から受信する前記画像データが一時的に記憶される記憶領域であって、複数の第2ユーザーで共用される。そして、サーバー200は、第2ユーザーからの要求などに応じて前記画像データを提供することが可能である。なお、制御部201は、共有画像記憶部223に記憶された前記画像データは、予め設定された保存期間の経過後に共有画像記憶部223から消去する。
専用画像記憶部224は、第2ユーザーごとに個別に設けられた専用の記憶領域である。そして、第2ユーザーは、携帯端末300を用いてサーバー200にログインすることにより、自己に対応する専用画像記憶部224にアクセスすることが可能である。具体的に、制御部201は、第2ユーザーが携帯端末300を操作してサーバー200にログインし、予め定められた取得操作を行った場合に、共有画像記憶部223から第2ユーザーに対応する専用画像記憶部224に前記画像データを移動させることが可能である。これにより、第2ユーザーは、携帯端末300を操作してサーバー200にログインすることにより、自己に対応する専用画像記憶部224内に記憶されている前記画像データを参照することや前記画像データを携帯端末300にダウンロードすることが可能である。
通信I/F203は、サーバー200を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して写真撮影装置100又は携帯端末300等の外部機器との間でデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
そして、サーバー200において、制御部201は、提供処理部211及び対応設定処理部212などを含む。具体的に、制御部201は、前記CPUで前記画像提供プログラムに従った各種の処理を実行することによって提供処理部211及び対応設定処理部212として機能する。なお、制御部201が電子回路である場合、提供処理部211及び対応設定処理部212は、それぞれの機能を実現する回路モジュールである。
提供処理部211は、サーバー200に対応するサーバーIDを用いて外部サーバー400との間で通信可能である。より具体的に、提供処理部211は、前述したように外部サーバー400をASPとして利用することが可能である。例えば、提供処理部211は、外部サーバー400を介して他の第1ユーザーから前記シールIDを受信した場合に、そのシールIDの送信元の第1ユーザーの第1ユーザーIDに予め対応付けられた第2ユーザーに前記画像データを提供する。なお、提供処理部211は、連携テーブルT3に基づいて、第1ユーザーIDに対応付けられている第2ユーザーIDを特定し、その第2ユーザーIDに対応する第2ユーザーに前記画像データを提供する。
なお、本実施形態において、前記画像データの提供とは、前記画像データを共有画像記憶部223から専用画像記憶部224に移動させること、又は第2ユーザーによる携帯端末300を用いた前記画像データのダウンロードを許可すること等をいう。一方、例えば携帯端末300にメール又は前記メッセージ送受信サービスなどを用いて前記画像データを送信すること、或いは携帯端末300に前記画像データを表示することを前記画像データの提供と捉えてもよい。
対応設定処理部212は、ユーザー操作に応じて、又は前記メッセージ送受信サービスの結果に応じて、第1ユーザーIDと第2ユーザーIDとの対応関係を設定し、連携リストT3に記憶させる。
[携帯端末300]
携帯端末300は、例えば携帯電話、スマートフォン、又はタブレット端末などであって、通信網N1を介してサーバー200及び外部システム400に接続可能な通信端末の一例である。より具体的に、携帯端末300は、第1ユーザーIDを用いて外部システム400にログイン可能であり、第2ユーザーIDを用いてサーバー200にログイン可能である。
携帯端末300は、図3(B)に示すように、制御部301、記憶部302、通信I/F303、及びカメラ304を備える。カメラ304は、任意の被写体を撮影するCCDなどの撮像素子を備え、カメラ304で撮影される画像又は動画は記憶部302に記憶される。
制御部301は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部301は、前記ROM又は記憶部302に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより携帯端末300を制御する。
記憶部302は、フラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部であり、制御部301に後述の画像取得処理(図10参照)を実行させるための画像取得プログラムが記憶される記憶領域である。また、記憶部302には、制御部301に、インターネットなどの通信網N1を介して提供されるWebサイトの表示及び操作などを実行させるためのブラウザプログラムが記憶される。さらに、記憶部302には、外部システム400によって提供される前記メッセージ送受信サービスを利用するためのメッセージアプリケーションプログラム(以下、「メッセージアプリ」と称する)が記憶される。なお、前記ブラウザプログラム又は前記メッセージアプリは、例えば通信網N1を介して所定のアプリケーションサーバーからダウンロードされて携帯端末300にインストールされる。
通信I/F303は、携帯端末300を無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介してサーバー200又は外部システム400などの外部機器との間でデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
そして、制御部301は、通信処理部321及び情報読取部322を含む。具体的に、制御部301は、前記CPUにより前記画像取得プログラムに従った各種の処理を実行することにより、通信処理部321及び情報読取部322として機能する。なお、制御部301が電子回路である場合、通信処理部321及び情報読取部322は、それぞれの機能を実現する回路モジュールである。
通信処理部321は、外部システム400にログインした状態で、前記メッセージ送受信サービスを介して前記シールIDを、サーバー200を宛先として送信することが可能である。具体的に、通信処理部321は、前記メッセージアプリを起動して外部システム400にアクセスし、ユーザー操作に応じて外部システム400に第1ユーザーID及びパスワードを送信することにより、外部システム400にログインする。そして、外部システム400にログインした後、通信処理部321は、ユーザー操作で選択される任意の第1ユーザーIDを宛先として設定し、ユーザー操作で入力されるメッセージを外部システム400に送信する。これにより、外部システム400では、前記宛先として設定された第1ユーザーIDに前記メッセージが転送される。このとき、前記第1ユーザーIDとして、前記サーバーIDが選択されることにより、通信処理部321は、前記サーバーIDに対応するサーバー200を宛先としてメッセージを送信することになる。
なお、携帯端末300では、第1ユーザーID及びパスワードが記憶部302に記憶されており、前記メッセージアプリの起動時に、通信処理部321によって自動的に第1ユーザーID及びパスワードを外部システム400に送信されてログインが行われてもよい。また、外部システム400に、携帯端末300のMACアドレス等の機器識別情報と第1ユーザーIDとが対応付けて記憶されており、そのMACアドレスの携帯端末300からのアクセス時に、パスワードが要求されることなく第1ユーザーIDでのログインが行われてもよい。
情報読取部322は、カメラ304で撮影される画像内に存在する前記コード情報から情報を読み取ることが可能である。具体的に、情報読取部322は、予め定められたフレームレートでカメラ304からリアルタイム画像を取得し、そのリアルタイム画像内に前記コード情報が存在する場合に、前記コード情報で示される情報を読み取る。例えば、情報読取部322は、写真撮影装置100で印刷された前記シールに記載された前記コード情報から前記シールID及び前記アプリ起動情報などを読み取ることが可能である。
[外部システム400]
外部システム400は、Facebook(登録商標)、LINE(登録商標)、カカオトーク(登録商標)、mixi(登録商標)、Skype(登録商標)、Twitter(登録商標)などの所謂ソーシャルネットワーキングサービスを提供するシステムである。具体的に、外部システム400は、図3(C)に示されるように、制御部401、記憶部402、及び通信I/F403などを備えるコンピューターである。
制御部401は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部401は、前記ROM又は記憶部402に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより外部システム400を制御する。
記憶部402は、ハードディスク又はSSDなどの記憶部であり、制御部401は、記憶部402への情報の記憶及び記憶部402からの情報の読み出しが可能である。また、記憶部402には、制御部401に後述のメッセージ送受信処理(図6参照)を実行させるためのメッセージ送受信プログラムが記憶される。
通信I/F403は、外部システム400を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して写真撮影装置100又は携帯端末300との間でデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
ところで、前述したように、写真撮影時における第2ユーザーIDの入力作業や写真撮影後の前記シールIDの入力作業はユーザーにとって煩雑な作業である。これに対し、本実施形態に係る画像提供システム1では、撮影に基づいて生成される画像データの取得に必要なユーザー作業を簡素化することが可能である。以下、写真撮影装置100、サーバー200、携帯端末300、及び外部サーバー400各々で実行される処理の一例について説明する。
[写真撮影装置100のメイン制御処理]
まず、図5を参照しつつ、写真撮影装置100の制御装置30において制御部31により実行されるメイン制御処理について説明する。なお、制御部31は、写真撮影装置100の電源の投入により前記メイン制御処理を開始する。
<ステップS1〜S2>
まず、制御部31は、予め設定されたデモ動画などを含むプレイ待機画面を操作表示部12に表示させ(S1)、プレイ開始要求を待ち受ける(S2のNo側)。例えば、制御部31は、写真撮影装置100に設けられた不図示の料金投入部に所定の金額が投入された場合に前記プレイ開始要求があったと判断する。また、制御部31は、前記プレイ待機画面に表示されたスタートボタンが操作された場合に前記プレイ開始要求があったと判断してもよい。そして、制御部31は、前記プレイ開始要求があったと判断すると(S2のYes側)、処理をステップS3に移行させる。このとき、制御部31は、前記プレイ開始要求に応じて当該プレイに前記プレイID及び前記シールID各々を割り当てる。
<ステップS3〜S4>
ステップS3において、制御部31は、前記撮影処理を実行することにより、撮影コーナー10内のユーザーをカメラ11で撮影する。そして、ステップS4において、制御部31は、前記落書き処理を実行することにより、カメラ11で撮影された画像データを、操作表示部21に対するユーザー操作に応じて編集する。なお、前記ステップS3〜S4は、制御部31の撮影処理部311及び編集処理部312によって実行される。
<ステップS5〜S6>
その後、制御部31は、前記落書き処理における編集内容を反映させた印刷用の画像データを生成し(S5)、その生成された印刷用の画像データをプリンター24に送信して印刷させる(S6)。より具体的に、制御部31は、前述したように前記印刷用の画像データと前記コード情報とを含む印刷データを生成し、その印刷データをプリンター24に送信する。これにより、プリンター24では、前記印刷データに基づいて前記印刷用の画像データと前記コード情報とが予め設定されるレイアウトでシールに印刷される。なお、前記ステップS5〜S6は、制御部31の画像生成部313及び情報出力部316によって実行される。
<ステップS7〜S8>
また、制御部31は、前記落書き処理における編集内容を反映させた送信用の画像データを生成し(S7)、その生成された送信用の画像データを記憶部32に記憶させ(S8)、その画像データをサーバー200に順次送信する(S9)。ここで、写真撮影装置100では、前記画像データが、前記プレイIDと前記シールIDと前記シールIDごとに対応する前記個別設定の内容とに対応付けてサーバー200に送信される。なお、前記ステップS7〜S9は、制御部31の画像生成部313、記憶処理部314、及び送信処理部315によって実行される。
[外部システム400側のメッセージ送受信処理]
ここで、図6を参照しつつ、外部システム400において制御部401により実行されるメッセージ送受信処理について説明する。
<ステップS11>
ステップS11において、制御部401は、前記メッセージ送受信サービスを介して携帯端末300からメッセージを受信した場合(S11:Yes)、処理をステップS12に移行させ、前記メッセージが受信されていない場合(S11:No)、処理をステップS13に移行させる。なお、前記メッセージには、当該メッセージの送信元の第1ユーザーIDと当該メッセージの宛先となる第1ユーザーIDとが付加されている。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部401は、前記メッセージに宛先として付加されている第1ユーザーIDを宛先として前記メッセージを送信する。より具体的に、制御部401は、前記第1ユーザーIDが前記サーバーIDである場合には、前記サーバーIDで特定されるサーバー200のURLを宛先として前記メッセージを送信する。また、制御部401は、前記第1ユーザーIDが前記サーバーIDでない場合には、前記メッセージ送受信サービスを介して前記第1ユーザーIDを宛先として前記メッセージを送信する。これにより、第1ユーザーIDでログインされたサーバー200又は携帯端末300などの端末では、前記メッセージを受信して表示することが可能である。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部401は、サーバー200からメッセージを受信した場合(S13:Yes)、処理をステップS14に移行させ、前記メッセージが受信されていない場合(S13:No)、処理をステップS15に移行させる。なお、前記メッセージには、当該メッセージの送信元の第1ユーザーIDであるサーバーIDと当該メッセージの宛先となる第1ユーザーIDとが付加されている。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部401は、前記メッセージに宛先として付加されている第1ユーザーIDを宛先として前記メッセージを送信する。より具体的に、制御部401は、前記メッセージ送受信サービスを介して、前記第1ユーザーIDを宛先として前記メッセージを送信する。これにより、携帯端末300では、サーバー200からの前記メッセージを受信して表示することが可能である。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部401は、携帯端末300でログイン中の第1ユーザーIDとサーバー200の第1ユーザーID(サーバーID)との通信が新たに承認されたか否かを判断する。なお、前記メッセージ送受信サービスにおける通信の承認は、一般に友達追加又はフォロー等と称されることがある。そして、制御部401は、新たにサーバー200のサーバーIDとの通信が承認されたと判断されると(S15:Yes)、処理をステップS16に移行させ、新たにサーバー200のサーバーIDとの通信が承認されていないと判断すると(S15:No)、処理を前記ステップS11に戻す。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部401は、携帯端末300でログイン中の第1ユーザーIDとの通信が承認された旨を示す通信承認通知をサーバー200に送信する。前記通信承認通知には、新たに通信が承認された第1ユーザーIDの情報が含まれる。これにより、後述するように、サーバー200では、携帯端末300でログイン中の第1ユーザーIDを第2ユーザーIDと連携させるための処理が実行される。
[サーバー200の提供管理処理]
次に、図7を参照しつつ、サーバー200において制御部201により実行される提供管理処理について説明する。なお、前記提供管理処理は、制御部201の提供処理部211によって実行される。
<ステップS21>
ステップS21において、制御部201は、写真撮影装置100から前記画像データを受信したと判断すると(S21:Yes)、処理をステップS22に移行させ、前記画像データを受信していないと判断した場合は(S21:No)、処理をステップS23に移行させる。
<ステップS22>
ステップS22において、制御部201は、前記画像データを前記画像データのヘッダーに付されている前記シールIDと対応付けて記憶部202の共有画像記憶部223に記憶させる。これにより、制御部201は、前記シールIDに基づいて前記画像データを特定し、記憶部202の共有画像記憶部223から読み出すことが可能である。なお、写真撮影装置100からは、前記画像データの他に前記プレイIDと前記シールIDごとの前記個別設定の情報とが含まれており、これらの情報も前記シールIDに対応付けて記憶される。
<ステップS23>
ステップS23において、制御部201は、外部システム400から前記通信承認通知を受信したか否かを判断する。前述したように、前記通信承認通知は、携帯端末300にログイン中の第1ユーザーとサーバー200との通信が新たに承認された場合に、外部システム400からサーバー200に送信される(図6のS16)。そして、前記通信承認通知を受信したと判断されると(S23:Yes)、処理がステップS24に移行し、前記通信承認通知を受信していないと判断されると(S23:No)、処理がステップS26に移行する。
<ステップS24>
ステップS24において、制御部201は、新たに通信が承認された第1ユーザーIDに対応する唯一無二のユーザー特定値を生成し、その第1ユーザーIDとユーザー特定値とを対応付けて特定値情報記憶部221の特定値リストT2に記憶させる。
<ステップS25>
ステップS25において、制御部201は、新たに通信が承認された第1ユーザーIDを宛先として、予め設定された連携依頼メッセージを、前記メッセージ送受信サービスによって送信するための情報を外部システム400に送信する。前記連携依頼メッセージには、前記メッセージ送受信サービス及び前記画像提供サービスの連携開始を促すメッセージと、その連携開始を許可するための連携用URLへのリンクとが含まれる。なお、携帯端末300において、前記連携用URLは、アドレス自体が表示されるのではなく、前記連携用URLのアドレスにアクセスするためのリンクが張られた文字又は図形などで表示される。また、前記連携用URLには、新たに通信が承認された第1ユーザーIDに対応する前記ユーザー特定値が含まれる。
ここに、図11(A)は、携帯端末300で表示される前記連携依頼メッセージの表示画面P11の一例を示す図である。表示画面P11では、前記連携用URLへのリンクが「今すぐ連携」の文字M11に張られている。そして、携帯端末300による前記連携用URLへのアクセスが行われると、携帯端末300で前記ブラウザプログラムに従って実現されるブラウザ機能によって前記ユーザー特定値がサーバー200に伝達される。
<ステップS26>
ステップS26において、制御部201は、携帯端末300から連携依頼を受信したか否かを判断する。具体的に、制御部201は、携帯端末300において前記連携用URLへのアクセスが行われた場合に、前記連携依頼を受信したと判断する。ここで、前記連携依頼を受信したと判断されると(S26:Yes)、処理がステップS27に移行し、前記連携依頼を受信したと判断されていない場合は(S26:No)、処理がステップS32に移行する。
<ステップS27>
ステップS27において、制御部201は、前記連携用URLにアクセスした携帯端末300によるサーバー200へのログイン処理を受け付ける。具体的に、制御部201は、携帯端末300で表示されるブラウザ画面上に第2ユーザーID及びパスワードを入力させるためのログイン画面を表示させる。そして、制御部201は、第2ユーザーID及びパスワードが入力された場合に、その第2ユーザーID及びパスワードに対応するユーザーがユーザーリストT1に登録されている場合には、その第2ユーザーIDによるログインを許可する。
<ステップS28>
ステップS28において、制御部201は、携帯端末300による前記連携用URLへのアクセスにより伝達された前記ユーザー特定値が有効であるか否かを判断する。具体的に、制御部201は、前記ユーザー特定値が前記特定値リストT2に存在するか否かを判断し、前記特定リストに前記ユーザー特定値が存在する場合に前記ユーザー特定値が有効であると判断する。ここで、前記ユーザー特定値が有効であると判断された場合は(S28:Yes)、処理がステップS29に移行し、前記ユーザー特定値が有効でないと判断された場合は(S28:No)、処理がステップS281に移行する。
<ステップS29>
ステップS29において、制御部201は、前記特定値リストT2に基づいて、携帯端末300から取得した前記ユーザー特定値に対応する第1ユーザーIDを特定する。このように、画像提供システム1では、単体では意味を持たない前記ユーザー特定値を前記連携用URLに含めておくことにより、前記連携用URLへのアクセス者が前記第1ユーザーIDに対応する第1ユーザーであるか否かを判断することができる。そのため、前記第1ユーザーIDを前記連携用URLに含める場合に比べて、前記第1ユーザーIDの機密性が確保される。
<ステップS30>
ステップS30において、制御部201は、前記ステップS29で特定された第1ユーザーIDが、既に第2ユーザーIDに連携されているか否かを判断する。具体的に、制御部201は、前記連携リストT3に基づいて、第1ユーザーIDに対応する第2ユーザーIDが存在する場合に、その第1ユーザーIDが既に第2ユーザーIDに連携されていると判断する。ここで、第1ユーザーIDが既に第2ユーザーIDに対応付けられていると判断されると(S30:Yes)、処理がステップS301に移行し、第1ユーザーIDが未だ第2ユーザーIDに対応付けられていないと判断されると(S30:No)、処理がステップS31に移行する。
<ステップS301>
ステップS301において、制御部201は、第1ユーザーIDに対応する第2ユーザーIDを選択するための連携選択処理を実行する。なお、前記連携選択処理については後段で図8を参照しつつ説明する。
<ステップS31>
ステップS31において、制御部201は、前記ステップS29で特定された第1ユーザーIDと前記ステップS27でログインした第2ユーザーIDとの対応関係を設定して連携リストT3に記憶させる。ここに、係る設定処理は制御部201の対応設定処理部212によって実行される。即ち、前記提供管理処理では、携帯端末300との間の前記メッセージ送受信サービスを介する通信結果に応じて自動的に第1ユーザーと第2ユーザーとの対応関係が設定されることになる。
なお、制御部201は、携帯端末300のユーザー操作によって第2ユーザーIDでサーバー200にログインした状態であれば、携帯端末300のユーザー操作に応じて、連携リストT3において第2ユーザーIDに対応付けられている第1ユーザーIDを他の第1ユーザーIDに設定することも可能である。ここに、係る設定処理は、制御部201の対応設定処理部212によって実行される。即ち、制御部201は、携帯端末300のユーザー操作に応じて第1ユーザーと第2ユーザーとの対応関係を任意に設定することが可能である。
また、前記ステップS31において、制御部201は、携帯端末300に第1ユーザーIDと第2ユーザーIDとの連携が完了した旨の連携完了メッセージを送信し、携帯端末300に表示させる。ここに、図11(B)は、携帯端末300で表示される前記連携完了メッセージの表示画面P12の一例を示す図である。表示画面P12では、第1ユーザーIDと第2ユーザーIDとの連携が完了した旨と、その第1ユーザーIDと、その第2ユーザーIDとが表示されている。
<ステップS32>
ステップS32において、制御部201は、外部システム400から前記シールIDを受信した場合は(S32:Yes)、処理をステップS33に移行させ、前記シールIDを受信していない場合は(S32:No)、処理を前記ステップS21に戻す。例えば、制御部201は、前記シールIDを示す情報として予め定められた特定数の文字で構成されたメッセージを受信した場合に、前記シールIDを受信したと判断する。なお、前記特定数の文字は、例えば16桁などの特定桁数の数値であることが考えられる。
また、他の実施形態として、制御部201が、外部システム400から受信した前記メッセージに、例えば「シールID:」の文字が含まれている場合に、前記シールIDを受信したと判断することも考えられる。この場合、制御部201は、「シールID:」の文字の後に続く特定数の文字を前記シールIDとして取得する。
<ステップS33>
ステップS33において、制御部201は、前記シールIDに対応する前記画像データを、前記シールIDの送信元である第1ユーザーIDに対応する第2ユーザーに提供する画像提供処理を実行する。なお、前記画像提供処理については後段で図9を参照しつつ説明する。
[サーバー200の連携選択処理]
次に、図8を参照しつつ、前記提供管理処理の前記ステップS301で制御部201によって実行される連携選択処理の一例について説明する。
<ステップS41>
ステップS41において、制御部201は、前記ステップS30で第1ユーザーIDが既に連携されていると判断された第2ユーザーIDの優先度が、前記ステップS27でログインした第2ユーザーIDよりも優先度が高いか否かを判断する。具体的に、制御部201は、ユーザーリストT1に登録されている前記利用権限に基づいて前記優先度の高低を判断する。例えば、前記利用権限が、通常のユーザーとして登録された無料会員である旨を示す利用権限Aと、前記無料会員よりも有利な待遇が受けられる有料会員である旨を示す利用権限Bとに分類される場合、前記優先度は、前記利用権限Aよりも前記利用権限Bの方が高いと判断される。そして、連携済みの第2ユーザーIDの前記優先度が高いと判断すると(S41:Yes)、処理がステップS42に移行し、連携済みの第2ユーザーIDの前記優先度が高くないと判断されると(S41:No)、処理がステップS411に移行する。
<ステップS42>
ステップS42において、制御部201は、既に他の第2ユーザーIDと連携済みである旨のメッセージを携帯端末300に送信し、携帯端末300のブラウザ画面上に表示させる。ここに、図11(C)は、携帯端末300で表示される前記連携完了メッセージの表示画面P13の一例を示す図である。表示画面P13では、既に第2ユーザーIDと連携されている旨と、その第2ユーザーIDとが表示されている。この場合、前記ステップS27でログインした第2ユーザーIDは第1ユーザーIDに対応付けられない。
<ステップS43>
ステップS43において、制御部201は、前記ステップS27における第2ユーザーIDによるログイン状態を解除するログアウト処理を実行した後、既に連携済みである第2ユーザーIDでサーバー200にログインし、当該連携選択処理を終了する。
<ステップS411>
一方、ステップS411において、制御部201は、既に連携済みである第2ユーザーIDに代えて、前記ステップS27でログインした第2ユーザーIDとの連携を開始する旨を第1ユーザーに確認させるための連携変更メッセージを携帯端末300に送信し、携帯端末300のブラウザ画面上に表示させる。ここに、図11(D)は、携帯端末300で表示される前記連携変更メッセージの表示画面P14の一例を示す図である。表示画面P14では、連携変更を許可する旨の確認操作を受け付ける操作キーK141と、連携変更をキャンセルするキャンセル操作を受け付ける操作キーK142とが含まれる。
<ステップS412>
そして、ステップS412において、制御部201は、前記連携変更について、第1ユーザーによる前記確認操作を受け付けると(S412:Yes)、処理をステップS413に移行させ、前記キャンセル操作を受け付けると(S412:No)、処理を前記ステップS42に移行させる。
<ステップS413>
ステップS413において、制御部201は、既に連携済みの第2ユーザーIDのレコードを連携リストT3から削除することにより、第1ユーザーIDと既に連携済みの第2ユーザーIDとの対応関係を解消して連携を解除する。なお、係る処理は、制御部201の対応設定処理部212によって実行される。
<ステップS414>
その後、ステップS414において、制御部201は、前記ステップS27でログインした第2ユーザーIDと第1ユーザーIDとの対応関係を設定して連携リストT3に記憶させる。これにより、第1ユーザーIDと第2ユーザーIDとの連携関係が変更される。なお、係る処理は、制御部201の対応設定処理部212によって実行される。
[サーバー200側の画像提供処理]
次に、図9を参照しつつ、前記提供管理処理の前記ステップS33で制御部201によって実行される画像提供処理の一例について説明する。
<ステップS51>
ステップS51において、制御部201は、前記シールIDの送信元である第1ユーザーIDが第2ユーザーIDと連携済みであるか否かを連携リストT3に基づいて判断する。ここで、連携済みであると判断された場合は(S51:Yes)、処理がステップS52に移行し、連携済みでないと判断された場合は(S51:No)、当該画像提供処理が終了する。
<ステップS52>
ステップS52において、制御部201は、前記シールIDが予め設定された有効条件を満たすと判断すると(S52:Yes)、処理をステップS53に移行させ、前記有効条件を満たさないと判断すると(S52:No)、処理をステップS521に移行させる。具体的に、制御部201は、前記シールIDに対応する前記画像データが記憶部202の共有画像記憶部223に記憶されているか否かを判断し、前記画像データが記憶されている場合に前記シールIDが有効であると判断する。なお、前述したように、制御部201は、前記共有画像記憶部223に記憶されている前記画像データを予め設定された保存期間の経過後に消去する。そのため、既に消去された前記画像データに対応する前記シールIDを受信した場合には、当該シールIDは有効でないと判断される。
<ステップS53>
ステップS53において、制御部201は、前記シールIDに対応する前記画像データを、共有画像記憶部223から第2ユーザーIDに対応する専用画像記憶部224に移動させることにより、前記画像データを第2ユーザーIDに対応する第2ユーザーに提供する。
<ステップS54>
また、ステップS54において、制御部201は、前記シールIDに対応する前記画像データをダウンロードさせるためのダウンロード用URLを含むダウンロードメッセージを、前記シールIDの送信元である第1ユーザーIDを宛先として前記メッセージ送受信サービスによって送信する。なお、携帯端末300において、前記ダウンロード用URLは、アドレス自体が表示されるのではなく、前記ダウンロード用URLのアドレスにアクセスするためのリンクが張られた文字又は図形などで表示される。
ここに、図11(H)は、携帯端末300で表示される前記ダウンロードメッセージの表示画面P32の一例を示す図である。表示画面P32では、前記ダウンロード用URLへのリンクが「今すぐGet」の文字M32に張られている。これにより、携帯端末300では、前記ダウンロード用URLにアクセスすることにより、前記画像データをダウンロードすることが可能である。なお、前記ダウンロード用URLから前記画像データをダウンロードする手法については従来周知であるためここでは詳細な説明は省略する。このように、前記ダウンロード用URLを送信して前記画像データのダウンロードを許可することも前記画像データの提供の一態様である。また、前記ステップS53及び前記ステップS54のいずれか一方が省略されることも他の実施形態として考えられる。
また、制御部201は、前記ダウンロード用URLを含むダウンロードメッセージの送信に代えて、前記メッセージ送受信サービスを介して第1ユーザーIDを宛先として前記画像データを送信することにより前記画像データを提供することも考えられる。これにより、携帯端末300では、前記ブラウザプログラムを利用することなく、前記メッセージ送受信サービスを介して前記画像データを取得することが可能になる。
ところで、前記ステップS54において携帯端末300に送信される前記ダウンロード用URLがわかれば、前記ダウンロード用URLを受信した第1ユーザーでなくても、前記画像データを取得することが可能である。そこで、制御部201は、前記ダウンロード用URLを含む前記メッセージを受信した場合に、ユーザー操作に応じて又は自動的に、そのメッセージを予め設定されたグループに属する複数の第1ユーザーを宛先として転送することが考えられる。これにより、複数人で写真撮影した場合に、そのうちの1人が前記画像データを取得するための操作を行うだけで複数人が前記画像データを取得することが可能である。
<ステップS521>
ステップS521において、制御部201は、第1ユーザーIDの誤送信回数をカウントアップする。具体的に、記憶部202には、当該シールIDを送信した第1ユーザーIDと、前記シールIDの受信日時とが対応付けて記憶される誤送信リストT4が記憶されている。そして、制御部201は、有効でない前記シールIDを受信した場合に、該シールIDを送信した第1ユーザーIDと、前記シールIDの受信日時とを誤送信リストT4に記憶する。これにより、制御部201は、誤送信リストT4に基づいて、予め設定される特定期間内における第1ユーザーIDの誤送信回数を計数することが可能である。
<ステップS522〜S523>
ステップS522において、制御部201は、有効ではない前記シールIDを送信した第1ユーザーIDに対応する前記特定期間内の誤送信回数が予め設定された上限回数に達しているか否かを判断する。ここで、前記誤送信回数が前記上限回数に達していないと判断すると(S522:No)、処理がステップS523に移行し、前記メッセージ送受信サービスを介して第1ユーザーIDにエラーメッセージなどの特定メッセージを送信する(S523)。一方、前記誤送信回数が前記上限回数に達していると判断した場合(S522:Yes)、制御部201は、前記特定メッセージを送信することなく当該画像提供処理を終了させる。
以上説明したように、前記画像提供処理では、前記シールIDを送信した送信元の第1ユーザーIDが第2ユーザーIDと連携済みである場合には、第2ユーザーIDを用いたサーバー200へのログイン操作を要することなく前記画像データが提供される。従って、本実施形態に係る画像提供システム1では、写真撮影装置100における撮影に基づいて生成される前記画像データの取得に必要なユーザー作業を簡素化することが可能である。
また、前記画像提供処理では、前記シールIDの誤送信回数が前記上限回数に達した場合には、その後の前記シールIDの受信が無視されて前記特定メッセージが送信されない。そのため、例えば悪意のある前記シールIDの誤送信について前記特定メッセージの無駄な送信を省略することが可能である。特に、前記メッセージ送受信サービスでは、メッセージの送信回数に応じて課金されることがあり、この場合には、サーバー200からの前記特定メッセージの無駄な送信が省略されることによってコストが抑制される。
なお、前記ステップS51において、第1ユーザーIDが第2ユーザーIDと連携済みであると判断された場合であっても、その第1ユーザーIDと第2ユーザーIDとが連携された日として連携リストT3に記憶された登録日から予め設定された期間が経過している場合は、第2ユーザーIDを用いてサーバー200にログインするためのパスワードの入力が携帯端末300に要求されることも考えられる。また、第2ユーザーIDで最後にログインした最終ログイン日が連携リストT3に記憶されており、制御部201が、前記最終ログイン日から予め設定された期間が経過している場合に、第2ユーザーIDを用いてサーバー200にログインするためのパスワードの入力を携帯端末300に要求することも考えられる。
[携帯端末300側の画像取得処理]
次に、図10を参照しつつ、携帯端末300において制御部301により実行される画像取得処理について説明する。なお、ここでは携帯端末300における前記メッセージアプリの動作として、主に前記画像データの取得に関する処理について説明するが、前記メッセージアプリでは、サーバー200のサーバーIDを除く他の第1ユーザーIDとのメッセージの送受信も実行可能である。
<ステップS61>
ステップS61において、制御部301は、ユーザー操作により前記メッセージ送受信サービスにおいてサーバー200に対応するサーバーIDが通信相手として選択されたか否かを判断する。具体的に、制御部301は、ユーザー操作に応じて前記メッセージアプリが起動され、通信相手としてサーバーIDが選択された場合は(S61:Yes)、処理をステップS68に移行させ、通信相手としてサーバーIDが選択されていない場合は(S61:No)、処理をステップS62に移行させる。
<ステップS62>
ステップS62において、制御部301は、情報読取部322によって前記コード情報が読み取られた場合(S62:Yes)、処理をステップS63に移行させ、前記コード情報が読み取られていない場合(S62:No)、処理を前記ステップS61に戻す。
<ステップS63>
ステップS63において、制御部301は、読み取られた前記コード情報に前記アプリ起動情報が含まれている場合(S63:Yes)、処理をステップS64に移行させ、前記アプリ起動情報が含まれていない場合(S63:No)、処理を前記ステップS61に戻す。
<ステップS64>
ステップS64において、制御部301は、前記アプリ起動情報に基づいて前記メッセージアプリを起動させる。具体的に、前記アプリ起動情報には、起動対象の前記メッセージアプリを特定するためのアプリ特定情報と、起動後の初期動作状態に関する初期動作情報とが含まれる。具体的に、前記初期動作状態には、前記メッセージアプリの起動時における宛先選択状態及びメッセージ入力欄の入力状態などが含まれる。
<ステップS65>
ステップS65において、制御部301は、サーバーIDとの通信が承認済みでないと判断すると(S65:No)、処理をステップS66に移行させ、通信が承認済みであると判断すると(S65:Yes)、処理をステップS67に移行させる。
<ステップS66>
ステップS66において、制御部301は、サーバーIDとの通信を第1ユーザーに承認させるための処理を実行する。具体的に、制御部301は、サーバーIDとの通信の承認の有無を第1ユーザーに選択させるための選択キーを含む承認要求メッセージを携帯端末300に表示させる。ここに、図11(E)は、前記承認要求メッセージの表示画面P21の一例を示す図である。表示画面P21には、サーバーIDとの通信を承認するための操作キーK211、サーバーIDとの通信の承認をキャンセルするための操作キーK212が表示されている。そして、操作キーK211が操作された場合には、サーバーIDとの通信が承認された後、処理がステップS67に移行し、操作キーK212が選択された場合には、処理が前記ステップS61に戻される。
<ステップS67>
ステップS67において、制御部301は、前記アプリ起動情報の前記初期動作情報に基づいて、前記メッセージ送受信サービスの宛先をサーバーIDに設定すると共に、前記メッセージ送受信サービスのメッセージ入力欄に前記シールIDを自動入力する。ここに、図11(F)は、前記アプリ起動情報の前記初期動作情報に基づいて表示される表示画面P22の一例を示す図である。表示画面P22に示されるように、宛先欄A11に自動的に選択されたサーバーIDが表示され、メッセージ入力欄A12に前記シールIDが自動的に入力されている。したがって、携帯端末300では、サーバーIDを宛先として設定するためのユーザー操作、及び前記シールIDを入力するためのユーザー操作が省略される。なお、携帯端末300において、サーバーIDを宛先として設定するためのユーザー操作、及び前記シールIDを入力するためのユーザー操作のいずれか一方のみが省略されることも他の実施形態として考えられる。
<ステップS68>
ステップS68において、制御部301は、前記メッセージ入力欄に入力されているメッセージの送信操作が行われたと判断すると(S68:Yes)、処理をステップS69に移行させ、メッセージの送信操作が行われていないと判断すると(S68:No)、処理をステップS70に移行させる。
<ステップS69>
ステップS69において、制御部301は、前記メッセージ送受信サービスを介して、選択されているサーバーIDを宛先として、前記メッセージ入力欄に入力されているメッセージを送信する。具体的に、前記コード情報の読み取りにより、サーバー200に対応するサーバーIDが宛先として選択され、前記シールIDが前記メッセージ入力欄に入力された状態で前記送信操作が行われた場合には、前記シールIDがサーバーIDを宛先として送信されることになる。ここに、図11(G)は、前記サーバーIDに向けて前記シールIDが送信された状態の表示画面P31を示す図である。
<ステップS70>
ステップS70において、制御部301は、前記メッセージ送受信サービスを介して、他の第1ユーザーIDからメッセージを受信したと判断した場合は(S70:Yes)、処理をステップS71に移行させ、メッセージを受信していないと判断した場合は(S70:No)、処理をステップS72に移行させる。例えば、制御部301は、携帯端末300でログイン中の第1ユーザーIDに対応する記憶領域に、新着メッセージが存在するか否かを定期的に判断し、新着メッセージが存在する場合に、前記メッセージを受信したと判断することが考えられる。
<ステップS71>
ステップS71において、制御部301は、他の第1ユーザーIDから受信したメッセージを携帯端末300で表示させる。具体的に、前記メッセージとしては、サーバー200から送信される、前記連携用URLを含む連携依頼メッセージ(S25)、前記ダウンロード用URLを含むメッセージ(S54)、エラーメッセージ(S523)などがある。なお、制御部301は、前記連携用URL又は前記ダウンロード用URLを表示する際、そのアドレス自体を表示してもよいが、アドレス自体を表示するのではなく、そのアドレスにアクセスするためのリンクが張られた文字又は図形などを表示させることが考えられる。
<ステップS72>
ステップS72において、制御部301は、前記メッセージ内に含まれる前記連携用URL又は前記ダウンロード用URLなどのURLの選択操作が行われたと判断した場合は(S72:Yes)、処理をステップS73に移行させ、URLの選択操作が行われていないと判断した場合(S72:No)、処理をステップS74に移行させる。
<ステップS73>
ステップS73において、制御部301は、ブラウザソフトを起動して前記URLにアクセスする。具体的に、制御部301は、前記ダウンロード用URLの選択操作が行われた場合には、前記ダウンロード用URLにアクセスした後、所定の操作に応じて、前記画像データのダウンロードを開始する。また、前記連携用URLの選択操作が行われた場合に、制御部301は、前記連携用URLにアクセスし、前述したように、前記ブラウザプログラムに従って実現されるブラウザ機能によって前記ユーザー特定値をサーバー200に伝達する。
<ステップS74>
ステップS74において、制御部301は、ユーザー操作により、サーバーIDを宛先とする前記メッセージ送受信サービスを終了すると判断した場合は(S74:Yes)、処理を前記ステップS61に戻す。一方、サーバーIDを宛先とする前記メッセージ送受信サービスを終了しないと判断された場合は(S74:No)、処理が前記ステップS68に戻される。
なお、本実施形態に係る写真撮影装置100は、一般にプリクラ(登録商標)とも称されるプリントシール機であるが、例えば1人の被写体であるユーザーについて証明写真を撮影する証明写真撮影装置なども本発明に係る写真撮影装置の一例である。
1 画像提供システム
2 商用交流電源
3 電源スイッチ
10 撮影コーナー
20 落書きコーナー
30 制御装置
40 UPS
50 ルーター
60 無線端末
100 写真撮影装置
316 情報出力部
200 サーバー
211 提供処理部
212 対応設定処理部
300 携帯端末
321 通信処理部
322 情報読取部

Claims (8)

  1. 撮影部による被写体の撮影に基づいて生成される画像データを送信可能な写真撮影装置と、前記写真撮影装置から受信した前記画像データを提供可能な画像提供装置と、メッセージの送受信が可能なメッセージ送受信サービスを提供する外部システムにログイン可能な通信端末と、を備える画像提供システムであって、
    前記写真撮影装置は、前記画像データを識別可能な画像識別情報を表示又は印刷する情報出力部を有し、
    前記通信端末は、前記外部システムにログインした状態で前記メッセージ送受信サービスにより前記画像提供装置を宛先として前記画像識別情報を送信可能な通信処理部を有し、
    前記画像提供装置は、前記外部システムから前記画像識別情報を受信した場合に、前記画像識別情報の送信元の第1ユーザーに予め対応付けられた第2ユーザーに前記画像データを提供する提供処理部を有する、
    画像提供システム。
  2. 前記提供処理部は、前記第2ユーザーに対応付けられた個別の記憶領域に前記画像データを移動させること、前記第2ユーザーに対応付けられた前記通信端末による前記画像データのダウンロードを許可すること、又は前記第2ユーザーに対応付けられた前記通信端末に前記画像データを送信することにより、前記画像データを第2ユーザーに提供する、
    請求項1に記載の画像提供システム。
  3. 前記メッセージ送受信サービスは、ソーシャルネットワーキングサービスである、
    請求項1又は2に記載の画像提供システム。
  4. 前記画像提供装置は、ユーザー操作に応じて、又は前記メッセージ送受信サービスを介する通信結果に応じて、前記第1ユーザーと前記第2ユーザーとの対応関係を設定する対応設定処理部を備える、
    請求項1〜3のいずれかに記載の画像提供システム。
  5. 前記画像識別情報は、一次元コード又は二次元コードで表示又は印刷され、
    前記通信端末は、前記一次元コード又は前記二次元コードから前記画像識別情報を読み取る情報読取部を有する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の画像提供システム。
  6. 前記一次元コード又は前記二次元コードに、予め設定された前記メッセージ送受信サービスに対応するアプリケーションを前記通信端末に実行させるためのアプリ起動情報が含まれており、
    前記通信処理部は、前記情報読取部によって前記アプリ起動情報が読み取られた場合に、前記アプリケーションの実行を開始する、
    請求項5に記載の画像提供システム。
  7. 前記一次元コード又は前記二次元コードに、前記メッセージ送受信サービスにおいて前記画像提供装置を識別可能な画像提供識別情報が含まれており、
    前記通信処理部は、前記画像提供識別情報が前記画像識別情報の宛先として選択され、且つ、前記画像識別情報が送信内容のメッセージ入力欄に入力された状態で前記アプリケーションを開始させる、
    請求項6に記載の画像提供システム。
  8. 前記提供処理部は、
    前記画像識別情報が予め設定された有効条件を満たす場合に、前記画像識別情報に対応する画像データを提供するものであって、
    前記有効条件を満たさない場合であって、特定期間内に前記有効条件を満たさないと判断された回数が予め定められた上限回数に達していない前記第1ユーザーには前記メッセージ送受信サービスを介して特定メッセージを送信し、前記上限回数に達している前記第1ユーザーにはは前記特定メッセージを送信しない、
    請求項1〜7のいずれかに記載の画像提供システム。
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