JP6690266B2 - 空間浮遊映像表示光学シート、空間浮遊映像表示装置 - Google Patents

空間浮遊映像表示光学シート、空間浮遊映像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、映像源からの映像光に基づいて、映像を空間に浮遊しているように表示することができる空間浮遊映像表示光学シート、及び、空間浮遊映像表示装置に関する。
例えば特許文献1、2のように、映像源からの映像光を受けて、これを空間に浮遊しているように投影することができる空間浮遊映像表示装置が開示されている。この装置は、映像源と、空間に浮遊したように映像を表示をさせるための光学シートと、を備えている。そして、映像源からの光を光学シートの一方側から入射させ、反射及び透過させることで、光学シートの他方側(一方側とは反対側)で結像させて映像を空間に浮遊しているように表示させることを可能としている。
特許第5143963号公報 特許第5036898号公報
しかしながら、特許文献に開示された技術を含めた従来の空間浮遊映像表示装置において、干渉縞が発生して外観に影響することがあった。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、干渉縞の発生を抑制することができる空間浮遊映像表示光学シートを提供することを課題とする。またこれを用いた空間浮遊映像表示装置を提供する。
以下、本発明について説明する。ここでは分かり易さのため、図面に付した参照符号を括弧書きで併せて記載するが、本発明はこれに限定されるものではない。
映像源(2)からの光を透過して、出射側に結像させて映像を空間に表示させる光学シート(10)であって、所定の断面を有してシート面に沿って一方向に延び、当該延びる方向とは異なる方向に所定の間隔で複数配列され、全反射界面を形成する単位反射要素(23)を具備する第一光反射シート(20)と、所定の断面を有してシート面に沿って一方向に延び、当該延びる方向とは異なる方向に所定の間隔で複数配列され、全反射界面を形成する単位反射要素(23)を具備する第二光反射シート(30)と、を備え、第一光反射シートと第二光反射シートとは、第一光反射シートの単位反射要素の稜線が延びる方向と、第二光反射シートの単位反射要素の稜線が延びる方向と、が光学シートの平面視で交差するように重ねられており、単位反射要素のうち他の層と接触する面(23c)がシート面に沿った方向に対して傾斜している、空間浮遊映像表示光学シートとする。
この空間浮遊映像表示光学シートでは、単位反射要素の配列ピッチが50μm以上300μm以下であってもよい。
また、この空間浮遊映像表示光学シートでは、さらに、所定の断面を有してシート面に沿って一方向に延び、当該延びる方向とは異なる方向に所定の間隔で複数配列される光透過部(13)、及び、隣り合う光透過部の間隔に形成され光を吸収する光吸収部(14)を有するルーバー層(12)を備えてもよい。
そして、光透過部及び光吸収部が延びる方向は、第一光反射シートの単位反射要素の稜線が延びる方向または第二光反射シートの単位反射要素の稜線が延びる方向のいずれかに対して、平面視で45度±10度で傾いてもよい。
また、映像源と、映像源からの映像光を入射する上記態様の空間浮遊映像表示光学シートと、を備える、空間浮遊映像表示装置を提供する。
この空間浮遊映像表示装置では、ルーバー層(12)の光透過部(13)及び光吸収部(14)が延びる方向が上下方向に対して45度±10度とすることができる。
また、この空間浮遊映像表示装置では、ルーバー層は第一光反射シート及び第二光反射シートよりも映像源側に配置することができる。
本発明によれば、干渉縞の発生を防止して外観に優れたものを提供することができる。
図1(a)は空間浮遊映像表示装置1を説明する斜視図、図1(b)は空間浮遊映像表示装置を説明する側面図である。 空間浮遊映像表示光学シート10の斜視図である。 空間浮遊映像表示光学シート10の分解斜視図である。 空間浮遊映像表示光学シート10の層構成を説明する断面図である。 空間浮遊映像表示光学シート10の層構成を説明する断面図である。 ルーバー層12の構造を説明する図である。 第一光反射シート20の構造を説明する図である。 図8(a)は空間浮遊映像表示光学シート110の斜視図、図8(b)は空間浮遊映像表示光学シート210の斜視図である。 空間浮遊映像表示光学シート310の斜視図である。 他の形態を説明する図である。
以下、本発明を図面に示す形態に基づき説明する。ただし本発明はこれら形態に限定されるものではない。なお、図面では、理解を容易にするため各部の大きさや形状を模式的に変形や誇張して記載することがある。また、見易さのため繰り返しとなる符号は省略することがある。
図1は1つの形態を説明するための図で、空間浮遊映像表示光学シート10(以下、「光学シート10」と記載することがある。)を含む空間浮遊映像表示装置1を説明する図である。図1(a)は斜視図、図1(b)は側面から見た図である。
図1(a)、図1(b)からわかるように、空間浮遊映像表示装置1によれば、映像源2から出射された映像Aが光学シート10を透過することにより、該光学シート10のうち、映像源2とは反対側の空間に像を結び、映像Aが空間中に浮遊するように表示される。
ここで用いられる映像源2は、光学シート10に対して画像や映像を出射することができれば特に限定されることはなく、例えば液晶表示装置やプロジェクション表示装置などを挙げることができる。
光学シート10は、上記のように、映像源2から出射された映像Aを透過させることにより、該光学シート10のうち、映像源2とは反対側の空間に像を結ぶように構成された光学的要素を備えるシート状の部材である。図2には光学シート10の斜視図、図3には光学シート10の分解斜視図を示した。また、図4には図1にIV−IVで示した光学シート10を空間浮遊映像表示装置1に備えた際に水平となる方向における光学シート10の層構成を説明する断面図、図5には、図1にV−Vで示した、同様の場合の上下方向における光学シート10の層構成を説明する断面図を表した。図2〜図5よりわかるように、本形態の光学シート10は、映像源側2から、基材層11、ルーバー層12、第一光反射シート20、及び第二光反射シート30が重ねられるようにして配置されている。以下、各層について説明する。
基材層11は、ルーバー層12を形成するためのベースとなる層であり、基材層11の一方の面にルーバー層12が積層されている。
基材層としては、透明樹脂フィルム、透明樹脂板、透明樹脂シートや透明ガラスを用いることができる。透明樹脂フィルムとしては、トリアセテートセルロース(TAC)フィルム、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル系フィルム、ジアセチルセルロースフィルム、アセテートブチレートセルロースフィルム、ポリエーテルサルホンフィルム、ポリアクリル系樹脂フィルム、ポリウレタン系樹脂フィルム、ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリスルホンフィルム、ポリエーテルフィルム、ポリメチルペンテンフィルム、ポリエーテルケトンフィルム、(メタ)アクリルロニトリルフィルム等を好適に使用できるが、これらの中でも、ポリエステル系フィルムが好ましく用いられる。ポリエステル系フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートの他、ポリブチレンテレフタレート、ポリナフタレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート等が挙げられる。
ルーバー層12は、シート面に沿った方向に光透過部13と光吸収部14とが交互に配列され、一部の光を吸収する層である。図6は図3にVI−VIで示した線に沿ったルーバー層12の断面の一部を拡大した図である。図6はルーバー層12の光透過部13及び光吸収部14が延びる方向に直交する断面である。そして、ルーバー層12は図6に示した断面を有して紙面奥/手前側に延び、光透過部13、光吸収部14はいずれも柱状とされている。すなわち、図6に表れる断面において、ルーバー層12は、略台形又は長方形である光透過部13と、隣り合う2つの光透過部13の間に形成された光吸収部14と、を有している。
光透過部13は光を透過させることを主要の機能とする部位であり、本形態では図6に表れる断面において、一方のシート面側に長い下底、その反対側である他方のシート面側に短い上底を有する略台形、又は長方形の断面形状を有する。光透過部13は、シート面方向に沿って当該断面を維持して上記した方向に延びるとともに、この延びる方向とは異なる方向に所定の間隔で配列される。そして、隣り合う光透過部13の間には、略台形断面、又は長方形断面を有する溝状の間隔が形成されている。従って、当該間隔は、光透過部13が台形断面の場合には、光透過部13の上底側に長い下底を有し、光透過部13の下底側に短い上底を有する台形断面となる。そして、この台形断面又は長方形断面の溝状の間隔に必要な材料が充填されることにより光吸収部14が形成される。
なお、本形態では隣り合う光透過部13は長い下底側で連結され、土台部15とされている。従って本形態では当該土台部15が上記溝(光吸収部14)の底部を形成している。土台部15は可能な限り薄いことが好ましい。これにより迷光を抑制することができ、高い画質を得ることができる。
光透過部13は屈折率がNtとされている。屈折率Ntの値は特に限定されることはないが、1.38以上、1.60以下であることが好ましい。屈折率が1.38より小さい材料は入手性に問題を生じる虞があり、屈折率が1.60より大きくなると割れが発生しやすい材料となる場合が多い。
このような光透過部13は例えばウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート等の紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの熱可塑性樹脂等、により形成することができる。
光吸収部14は隣り合う光透過部13の間に形成された上記した間隔に設けられる、光を吸収する部位である。従って光透過部13が台形断面の場合には光吸収部14も台形断面となり、光吸収部14の短い上底が光透過部13の下底側を向き、光吸収部14の長い下底が光透過部13の上底側となる。そして光吸収部14は、屈折率がNrとされるとともに、光を吸収することができるように構成されている。具体的には屈折率がNrであるバインダーに光吸収粒子、又は顔料が分散される。屈折率Nrは、光透過部13の屈折率Nt以上の屈折率であることが好ましい。このように、光吸収部14の屈折率を光透過部13の屈折率以上とすることにより、光透過部13と光吸収部14との界面で全反射することなく光が光吸収部14に入り、ゴースト像の原因となる光を吸収することができる。
屈折率Nrの値は特に限定されることはなく、光透過部13と同様に考えることができる。
バインダーとして用いられる材料は特に限定されないが、例えば、ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、およびブタジエン(メタ)アクリレート等の光硬化型樹脂組成物を挙げることができる。
光透過部に光吸収粒子が用いられる場合、樹脂微粒子と、その樹脂微粒子の内側に配置された色材とからなるものとすることができる。
樹脂微粒子としては、メラミンビーズ、アクリルビーズ、アクリル−スチレンビーズ、ポリカーボネートビーズ、ポリエチレンビーズ、ポリスチレンビーズ、塩ビビーズ等、特に制限されることなく使用することができる。その中でも特に、アクリル架橋重合体、スチレン架橋重合体、またはアクリル−スチレン共重合体を好適に使用することが可能である。
樹脂微粒子は、透明なものも使用できるが、顔料または染料等で着色された樹脂を用いることが好ましく、必要に応じて特定の波長を選択的に吸収するものであってよいが、好ましくは黒色に着色された樹脂微粒子が用いられる。
ここで、樹脂微粒子の屈折率はバインダーの屈折率以上であることが好ましい。これによりバインダーと樹脂微粒子との界面で全反射が起こることを防止することができ、ヘイズが高くなるのを抑えることができる。そして、樹脂微粒子の屈折率はバインダーの屈折率より0.005以内であることがより好ましい。このように屈折率差を小さく抑えることで屈折や反射によるヘイズの上昇をさらに抑制することが可能である。
樹脂微粒子に内包される色材としては、光を吸収するものであれば特に制限されることなく使用することができ、着色されたフィラーやカーボンブラックを挙げることができる。
着色フィラーとしては、例えば、ポリマーに顔料を分散させた着色フィラーを好適に使用することができ、例えば、メタクリル酸メチルやスチレン等のモノマーに顔料を添加し、重合して得られた樹脂等を好適に使用することができる。顔料としては、公知の有機系顔料や無機系顔料を使用でき、例えば、カーボンブラック、アニリンブラック、ペリレンブラック等の有機系黒色顔料や、銅、鉄、クロム、マンガン、コバルト等を含有した無機系黒色顔料やチタンブラック等を好適に使用することができる。
カーボンブラックは、平均粒子径が10nm以上500nm以下のものを好適に使用することができ、例えば、ファーネスブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック、サーマルブラック、カーボンナノチューブ、カーボンファイバー等が使用できる。また、市販のものを使用することもでき、例えば、HCFシリーズ、MCFシリーズ、RCFシリーズ、LFFシリーズ(いずれも三菱化学株式会社製)、バルカンシリーズ(キャボット社製)、ケッチェンシリーズ(ライオン株式会社製)等を好適に使用することができる。
ここで、本形態の光吸収粒子は、その平均粒子径は1μm以上5μm以下であることが好ましい。平均粒子径が1μmより小さいとワイピングを用いてルーバー層を作製する際に光透過部の表面に光吸収粒子が残ってしまう可能性が高い。一方、平均粒子径が5μmより大きいと、光透過部の間に充填され難くなってしまい、十分な光吸収性を得ることができなくなる虞がある。
ここで「平均粒子径」とは、光吸収粒子を100個電子顕微鏡で観察してその直径を計り、算術平均した直径を意味する。
また、バインダーと光吸収粒子との質量部の比は、バインダーが100質量部に対して、光吸収粒子の質量部が10以上20以下であることが好ましい。10質量部より少ないと光の吸収性能が不十分となる可能性があり、20質量部より多いとワイピングを用いてルーバー層を作製する際に光透過部の表面に光吸収粒子が残ってしまう可能性が高い。また、光吸収粒子が多いことにより、バインダーが紫外線硬化型の樹脂の場合、紫外線硬化反応の進行が妨げられ、光吸収部が十分に硬化しない可能性が高くなる。
本形態では光透過部13と光吸収部14との界面(台形断面の脚部)が断面において一直線状となる例を示したが、これに限らず折れ線状、凸である曲面状、凹である曲面状等であってもよい。また、複数の光透過部13及び光吸収部14で断面形状が同じであってもよいし、必要に応じて所定の規則性を有して異なる断面形状であってもよい。
また、当該断面は必ずしも等脚台形である必要はなく、一方の脚と他方の脚とが線対称でなく、一方と他方とで傾斜角度や形状が異なるように構成してもよい。
ルーバー層12は、特に限定されることはないが、例えば次のように光透過部13、光吸収部14等が形成される。図6に記号を付した。
光透過部13、及び光吸収部14の配列ピッチPは20μm以上180μm以下とすることが好ましい。
このとき、光透過部13うち土台部15とは反対側のピッチ方向(幅方向)の大きさDも20μm以上180μm以下が好ましい。同じように土台部15が形成された側とは反対側における光吸収部14のピッチ方向(幅方向)の大きさWは2μm以上30μm以下であることが好ましい。
一方、ルーバー層12の厚さTは30μm以上480μm以下であることが好ましい。
このうち、光透過部13、及び光吸収部14の厚さTは20μm以上470μm以下であることが好ましい。
そして土台部15の厚さTは1μm以上50μm以下であることが好ましい。これにより、迷光を抑制することができる。
さらに、光透過部13と光吸収部14との界面がシート面法線(厚さ方向)と成す角θは0度以上10度以下が好ましい。0度では光透過部及び光吸収部が長方形となる。
以上のようなルーバー層12は例えば次のように作製することができる。
はじめに光透過部13を作製する。光透過部の形状を転写することができる金型と基材層11との間に当該光透過部を構成する硬化前の組成物を供給し、適切な方法により硬化させて中間シートを得る。この中間シートは基材層11の一方側の面に土台部15及び光透過部13が形成されたシートであり、光透過部13の間に溝が形成されている。
次に、硬化前の光吸収部を構成する組成物を、中間シートの複数の光透過部13の間の溝に過剰に供給し、ドクターブレードやワイピングロールにより連続的に掻き取る(ワイピングと呼ぶこともある。)ことで、溝に組成物を確実に充填するとともに、余剰分を適切に掻き取る。そして、適切な方法によりバインダーを硬化させることで、光吸収部14が形成される。
以上により効率よくルーバー層12を作製することができる。
図2〜図5に戻り、第一光反射シート20について説明する。図7には図4に表れた断面における第一光反射シート20の一部を拡大した図を示した。本形態の第一光反射シート20は、シート状に形成された基部21と、基部21の一方の面に設けられた反射要素部22と、を備えている。
この第一光反射シート20は、後述するように、入光側から入射した光の進行方向を変化させて第二光反射シート30へと出射させる。この反射機能は、主として、第一光反射シート20のうち、反射要素部22によって発揮される。
図6からわかるように、基部21は、反射要素部22を支持する機能を有する透光性の平板状シート部材である。
反射要素部22は、図2〜図4、図7によく表れているように、単位反射要素23が基部21の一方の面側から突出するように設けられ、複数の単位反射要素23がシート面に沿って配列されている。より具体的には、単位反射要素23は、当該並べられる方向に直交する方向に、図7に示した所定の断面形状を維持して稜線が延びるように形成された柱状の部材である。その稜線が延びる方向は、単位反射要素23が並べられる方向に直交する方向である。
隣り合う単位反射要素23の間には空気等の気体または単位反射要素より低い屈折率の樹脂で満たされている。
図7からわかるように、本形態では、単位反射要素23は、基部21の一方の面側から突出した四角形断面を有している。そしてこの四角形は基部31のシート面と平行な方向の単位反射要素23の幅が、基部21の法線方向に沿って基部21から離れるにつれて小さくなる。
そして単位反射要素23は基部21から延びる辺である脚部22a、22bのうち一方の脚部22aが全反射面として機能するように構成されている。
そのため、全反射面となる面を構成する脚部23aが光学シートのシート面法線と成す角αは0度以上1度以下であることが好ましい。
一方、全反射面とならない側の面を構成する脚部23bが光学シートのシート面法線と成す角βは3度以上30度以下が好ましい。これにより、脚部23bによる面で光が反射することを抑制することができる。
さらに本形態では、単位反射要素23のうち基部21と反対側に配置される面23cは、基部21の面に平行な方向(シート面に平行な方向)に対して角度γで傾いている。これにより、第一光反射シート20が他のシートに重ねられても干渉縞(ニュートンリング)の発生を防止することができる。γの角度は0.5度以上5度以下であることが好ましい。0.5度より小さいと干渉縞の発生の防止の効果が低い虞があり、5度より大きいと像のゆがみが大きくなってしまう虞がある。
本形態では、全反射面である脚部23aが他方の脚部23bよりも大きく欠かれるように傾斜している。
反射要素部22は、特に限定されることはないが、例えば次のように形成される。図7に記号を付した。
単位反射要素23の配列ピッチPは50μm以上300μm以下とすることが好ましい。Pが50μmより小さいと回折の影響や作製のための金型の精度を確保することができないことにより映像の解像性が低下する虞がある。また、Pが300μmより大きくなると成形時の変形が大きくなりこれも映像の解像性低下の原因となると考えられる。
このとき、単位反射要素23のうち、基部21とは反対側に配置された面のピッチ方向(幅方向)の大きさDは、単位反射要素23の厚さTとの関係で次式(1)を満たすことが好ましい。
tan−1(T/D)=sin−1(sin45°/n) (1)
ここで、nは単位反射要素23の屈折率である。好ましい屈折率は上記ルーバー層12の光透過部と同様に考えることができる。これにより、角度45度方向で入光した光を効率よく反射することができる。またTは20μm以上470μm以下であることが好ましい。
一方、第一光反射シート20の厚さTは30μm以上480μm以下であることが好ましい。そして基部21の厚さTは1μm以上50μm以下であることが好ましい。Tを薄くすることにより迷光を抑制することができる。
このような第一光反射シート20は、種々の材料を使用することができる。ただし、光学シート用の材料として広く使用され、優れた機械的特性、光学特性、安定性及び加工性等を有するとともに安価に入手可能な材料、例えば、アクリル、スチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、アクリロニトリル等の一以上を主成分とする透明樹脂や、エポキシアクリレートやウレタンアクリレート系の反応性樹脂(電離放射線硬化型樹脂等)が好適に使用され得る。
そして、第一光反射シート20は、押し出し成形や、基部21に反射要素部22を賦形することにより作製することができる。
第二光反射シート30は、その構造、及びその製造方法については、ここまで説明した第一光反射シート20と同様である。そこで図2〜図5のように同じ符号を用いて説明を省略する。
以上のような各部材が例えば次のように組み合わされて空間浮遊映像表示光学シート10とされている。
図2〜図5よりわかるように、第一光反射シート20と第二光反射シート30とが、互いの単位反射要素23が対向するように配置されるとともに、光学シート10の平面視で、単位反射要素23が延びる稜線方向が角度90度で交差(図2参照)する向きとされている。
このとき、本形態では基部21とは反対側の面23cが上記のようにγの角度で傾斜しているので、当該面23が他のシートと接触(密着)する面積を小さくおさえることができる。これにより干渉縞の発生を防止することが可能となる。
一方、基材層11及びルーバー層12は図2〜図5に示したように第一光反射シート20に積層される。すなわち、ルーバー層12のうち、基材層11が積層されていない側の面が第一光反射シート20に重ねられるようにして積層される。
このとき、光透過部13、光吸収部14が延びる方向は、光学シート10を平面視したときに、第一光反射シート20の単位反射要素23の稜線が延びる方向に対して45°±10°で傾斜していることが好ましい。これにより、生じるゴースト像を抑制し、質のよい映像を表示させることができる。
以上では、1つの形態として、第一光反射シート20の単位反射要素23と第二光反射シート30の単位反射要素23とが向かい合う配置である光学シート10を説明した。ただし本発明はこれに限定されることなく他の配置とすることもできる。図8、図9に斜視図を示した。これらの図は図2に相当する図である。
図8(a)の例にかかる空間浮遊映像表示シート110では、第一光反射シート20の単位反射要素23が第二光反射シート30の基部21に向き合うように配置されている。
図8(b)の例にかかる空間浮遊映像表示シート210では、第一光反射シート20の単位反射要素23がルーバー層12に向き合うように配置され、第二光反射シート30の単位反射要素23は第一光反射シート20の基部21に向き合うように配置されている。
図9の例にかかる空間浮遊映像表示シート310では、第一光反射シート20の単位反射要素23がルーバー層12に向き合うように配置され、第二光反射シート30の基部21と第一光反射シート20の基部21とが向き合うように配置されている。
以上のような、映像源2及び光学シート10が例えば次のように組み合わされて空間映像表示装置1とされている。すなわち、図1からわかるように、映像源2から出射される映像光を受光できる位置に光学シート10を配置する。
このとき、本形態では、ルーバー層12が第一光反射シート20及び第二光反射シート30よりも映像源2側に配置されるとともに、ルーバー層12の光透過部13及び光吸収部14が延びる方向が水平に対して傾斜する(45度±10度)方向である。これによりゴースト像の発生を効率よく防止することができる。
なお、図1(b)からわかるように、光学シート10は、映像源2の表示面に対して、入光面が角度φで傾くように配置される。このφの角度は必要に応じて設定することができるが、通常45度程度とされている。
以上のような光学シート10を備える空間浮遊映像表示装置1は例えば次のように作用する。
映像源2からの映像光は光学シート10に入射し基材層11及びルーバー層12の光透過部13を透過し、第一光反射シート20及び第二光反射シート30を透過する。その際、初めに図2にL、図4にLで例示したように、第一光反射シート20の反射面である脚部23aで全反射する。その反射光が次に図2にL、図5にLで例示したように、第二光反射シート30の反射面である脚部23aで全反射する。
これにより、映像源2から拡散しつつ光学シート10に入射した映像光が光学シート10を透過して光学シート10の反対側から出射することで結像し、空間に浮遊したように映像が表示される。
一方、映像源2から出射される映像光の中には、必ずしも適切な位置に結像せず、少しずれて結像してゴースト像を形成してしまうものもある。これに対して本発明ではルーバー層12を設けていることから、図4にLで示したようにゴースト像を形成してしまう映像光を吸収することができる。
従って、光学シート10及びこれを用いた空間浮遊映像表示装置1により、ゴースト像の発生を防止して質の良い映像を提供することができる。
また、本形態では第一光反射シート20、及び第二光反射シート30において基部21とは反対側の面となる面23cが光学シートのシート面に沿った方向に対して上記のように傾斜している。これにより、当該面23cにおいて他の層と積層したときでも光学的な密着状態が解消されており、干渉縞の発生を防止して外観を向上させることが可能である。
なお、以上説明した形態では、ルーバー層を第一光反射シート、及び第二光反射シートよりも映像源側に配置したが、これに限ることなく、ルーバー層を第一光反射シート、及び第二光反射シートの映像光出射側に配置してもよいし、第一光反射シートと第二光反射シートとの間に配置してもよい。
図10は他の形態を説明する図である。図10は他の形態に備えられる構成のうち、第一光反射シート120の構造を表した図で、図7に相当する図である。本形態では、第一光反射シート20の代わりに第一光反射シート120が適用された例であり、不図示の第二光反射シートも構造は第一光反射シート120と同様である。本形態の第一光反射シート120と不図示の第二光反射シートとの関係は上記した光学シート10と同じであり、これ以外の構成も光学シート10と同じである。従ってここでは、第一光反射シート120についてのみ説明する。
第一光反射シート120も、入光側から入射した光の進行方向を変化させて第二光反射シートへと出射させる。第一光反射シート120は、基部21及び反射要素部122を有し、反射機能は、主として、反射要素部122によって発揮される。
図10からわかるように、基部21は、反射要素部122を支持する機能を有する透光性の平板状シート部材である。
反射要素部122は、図10によく表れているように、単位反射要素123が基部21の一方の面側から突出するように設けられ、複数の単位反射要素123がシート面に沿って並べられるように配列されている。より具体的には、単位反射要素123は、当該並べられる方向に直交する方向に、図10に示した所定の断面形状を維持して稜線が延びるように形成された柱状の部材である。その稜線が延びる方向は、単位反射要素123が並べられる方向に直交する方向である。
次に単位反射要素123の配列方向の断面形状について説明する。図10からわかるように、本形態では、単位反射要素123は、基部21の一方の面側から突出した四角形断面を有している。そしてこの四角形は基部21のシート面と平行な方向の単位反射要素123の幅が、基部21の法線方向に沿って基部21から離れるにつれて小さくなる。
そして単位反射要素123は基部21から延びる辺である脚部122a、122bのうち一方の脚部122aが全反射面として機能するように構成されている。
そのため、全反射面となる面を構成する脚部123aが光学シートのシート面法線と成す角αは後述する面123cの傾斜角γの1/2〜1/8の範囲で角度で傾斜していることが好ましく、より好ましくはγの1/3〜1/6の範囲の角度で傾斜している。このように傾斜させることにより、面123cを本形態のように傾斜させることによる屈折角のずれを全反射面(脚部123a)で補正することができる。
一方、全反射面とならない側の面を構成する脚部123bが光学シートのシート面法線と成す角βは3度以上30度以下が好ましい。これにより、脚部123bによる面で光が反射することを抑制することができる。
さらに本形態では、単位反射要素123のうち基部21と反対側に配置される面123cは、基部21の面に平行な方向(シート面に平行な方向)に対して角度γで傾いている。本形態では、全反射面である脚部123aが他方の脚部123bよりも小さく欠かれるように傾斜している。
このような態様よっても、第一光反射シート120が他のシートに重ねられても干渉縞(ニュートンリング)の発生を防止することができる。γの角度は0.5度以上5度以下であることが好ましい。0.5度より小さいと干渉縞の発生の防止の効果が低い虞があり、5度より大きいと像のゆがみが大きくなってしまう虞がある。そして全反射面である脚部123aの傾斜角αは、このγを基準に上記ような範囲内で設定される。
そのほかの形態は上記した第一光反射シート20と同様に考えることができる。
1 空間浮遊映像表示装置
2 映像源
10 空間浮遊映像表示光学シート
11 基材層
12 ルーバー層
13 光透過部
14 光吸収部
20、120 第一光反射シート
21 基部
22、122 反射要素部
23、123 単位反射要素
30 第二光反射シート

Claims (7)

  1. 映像源からの光を透過して、出射側に結像させて映像を空間に表示させる光学シートであって、
    基部、及び、前記基部の一方の面に所定の断面を有してシート面に沿って一方向に延び、当該延びる方向とは異なる方向に所定の間隔で複数配列され、全反射界面を形成する単位反射要素を具備する第一光反射シートと、
    基部、及び、前記基部の一方の面に所定の断面を有してシート面に沿って一方向に延び、当該延びる方向とは異なる方向に所定の間隔で複数配列され、全反射界面を形成する単位反射要素を具備する第二光反射シートと、を備え、
    前記第一光反射シートと前記第二光反射シートとは、前記第一光反射シートの前記単位反射要素の稜線が延びる方向と、前記第二光反射シートの前記単位反射要素の稜線が延びる方向と、が前記光学シートの平面視で交差するように重ねられており、
    前記単位反射要素のうち前記基部とは反対側のの全部がシート面に沿った方向に対して傾斜している、空間浮遊映像表示光学シート。
  2. 前記単位反射要素の配列ピッチが50μm以上300μm以下である請求項1に記載の空間浮遊映像表示光学シート。
  3. さらに、所定の断面を有してシート面に沿って一方向に延び、当該延びる方向とは異なる方向に所定の間隔で複数配列される光透過部、及び、隣り合う前記光透過部の間隔に形成され光を吸収する光吸収部を有するルーバー層を備える、請求項1又は2に記載の空間浮遊映像表示光学シート。
  4. 前記光透過部及び前記光吸収部が延びる方向は、前記第一光反射シートの前記単位反射要素の稜線が延びる方向または前記第二光反射シートの前記単位反射要素の稜線が延びる方向のいずれかに対して、平面視で45度±10度で傾いている、請求項3に記載の空間浮遊映像表示光学シート。
  5. 映像源と、
    前記映像源からの映像光を入射する請求項1乃至4に記載の空間浮遊映像表示光学シートと、を備える、空間浮遊映像表示装置。
  6. 映像源と、
    前記映像源からの映像光を入射する請求項3又は4に記載の空間浮遊映像表示光学シートと、を備え、
    前記ルーバー層の前記光透過部及び前記光吸収部が延びる方向が上下方向に対して45度±10度である空間浮遊映像表示装置。
  7. 前記ルーバー層は前記第一光反射シート及び前記第二光反射シートよりも前記映像源側に配置される請求項6に記載の空間浮遊映像表示装置。
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