JP6689872B2 - 柔軟適応ロボットグラスパ - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2015年3月5日に出願された米国仮特許出願第62/128,775号明細書に対する優先権およびそれの利益を主張し、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
政府の支援
本発明は、全米科学財団によって授与された認可番号IIP−1445364に基づいて、政府の支援により行われた。米国政府は、本発明に一定の権利を有する。
機械的に握持することは、ロボット工学および補綴学を含む、多くの用途において有利である。産業およびロジスティックスロボット工学において、グラスパは、機械の積卸し、ならびに部品をパレットおよび輸送コンテナに入れるなどの、製造および包装プロセスの一部として、物体を取得して移動させる。典型的な現在の実践においては、グリッパフィンガは、扱われるそれぞれの特定の部品のために設計され、把持および配置処理を実行するためのプログラミングは、特定のタスクに特化している。このカスタマイズは信頼性を改善し、物体への損害の可能性を減少させる。各タスクおよび品目のための特殊なハードウェアおよびソフトウェアの作成は、熟練工を必要とし、コストを増加させ、融通性を低下させる。
家庭用および補助ロボットが働く体系化されていない環境においては、多種多様な品目を確実かつ安全に把持して、設置する必要があることがある。現在のグリッパは、2本指の平行あごグリッパが最も一般に使用されており、能力が制限されている(たとえば、PR2グリッパ)。これらの装置は、幅広い範囲の物体のサイズおよび形状を取り扱うことができず、信頼性を保証するには通常、高価で、体系化されていない状況での達成が困難である広範囲な検知および制御を必要とする。
より精巧な複数指のロボットハンド(たとえば、マサチューセッツ州ニュートンのBarrett Technology,LLCによるBarrettHand)は、機械的柔軟性を有して、より広い範囲の物体を把持するが、高価である傾向がある。多様な品目および状況に適合するためのこれらの装置の潜在能力を生かすために、検知が、物体属性を検出するために使用され、次いで、コントローラは、プログラムされなければならない多くの自由度のために利用される。このアプローチは難しいことが判明している。
同様に、物体形状に適合する受動的機構および/または柔軟性を使用する現在の劣駆動ハンドは、適合できる物体の範囲に関して制限されている。既存の劣駆動ハンドは製造も高価である傾向があり、多くのアプローチは、体系化されていない環境で、または、工業用途におけるプログラミングおよびシステムデバッキング中に生じる可能性がある衝突に対して堅牢ではない。
柔軟適応ロボットグラスパ(用語「グラスパ」および「グリッパ」は、同じまたは同様の装置に言及するために、本明細書で交換可能に使用されてもよい)、ならびに、グラスパを使用および製造する方法が、本明細書で説明され、機器および方法の様々な実施形態は、以下で説明される要素、特徴、およびステップの一部もしくは全部を含んでもよい。
柔軟適応ロボットグラスパは、指先リンクと、指先リンクからのリンク機構の反対側の端部の少なくとも1つの基部リンクであって、基部リンクが取付構造を含む、基部リンクと、第1の組のそれぞれの接合部で指先リンクと接合され、第2の組のそれぞれの接合部で基部リンクと接合される前方リンクおよび後方リンクであって、接合部間の直線接続が略平行四辺形の形態の形状を形成し、前方および後方リンクにわたる直線接続を可能にして、フィンガリンク機構が外部物体に接触するまでかつ接触しない限り、前方および後方リンクが、指先リンクの向きを実質的に変えることなく基部リンクのまわりを枢動するとき、互いに略平行を維持する、前方リンクおよび後方リンクとを含む複数バーフィンガリンク機構を備える。さらに、アクチュエータが基部リンクとつながれ、複数バーフィンガリンク機構を基部リンクのまわりで回転させる。
ロボットグラスパは、受動的機構を用いて、効果的な把持行動を達成することができる。フィンガ構造は、フィンガが精密な検知および制御を必要とせずに物体形状およびサイズに適合するように、運動学的リンク機構として機能するように設計することができる。指先柔軟性は、指先リンクが初期接触で物体表面に沿って曲がるように設計することができ、それにより、位置決め誤差にもかかわらず把持を成功させることができる。フィンガが物体に近づくと、形状の大きい変化にもかかわらず物体をしっかりと把持するようにフィンガ形状は変形する。フィンガの面外柔軟性は、物体との効果的かつ損傷を与えない相互作用を可能とするように制御することもできる。
4バー平行(または、略平行、たとえば、各リンクは、リンク機構の反対側のリンクに対して平行から1、2、3、4、または5°以内であり、各リンクの角度は、リンクの両端の接合部を横切る直線を介して決定される)リンク機構は、受動的および能動的な変位構造を含み、ロボット指先リンクは、リンクの少なくとも1つが外部物体に接触するまで、隣接する前方および後方リンクに対して向きの固定された角度を維持する。前方リンクが物体に接触する場合、フィンガが物体のまわりで閉じられると、指先リンクは物体に沿って受動的に枢動することができる。指先リンクが物体と接触する場合、指先リンクは、物体に対して固定された角度を維持することができる(たとえば、複数のフィンガが採用される場合、2本の対向するフィンガは、両側で直交する物体と接触することができ、指先リンクは、接触された物体表面に、かつ互いに平行のままとすることができ、同時に、指先リンクが表面と接触した後、フィンガが増加するまたは連続的な力で物体を固定するとき、隣接する前方および後方リンクに対して枢動する)。いずれの場合も、指先リンクの向きは、任意の他のリンクの作動から分離される。
グラスパの実施形態のさらなる利点は、フィンガは広く採用されているポリマー成形技術を使用して安価に製造でき、それによって、コストを削減できることである。この製造方法は堅牢な構造も提供する。
本明細書で説明されるロボットグラスパの利点は、装置のハードウェアを変更することなく幅広い範囲の物体のサイズおよび形状を取り扱う能力を含んでもよい。ロボットグラスパの実施形態は、精密な検知および制御を必要とせずに、多様な物体を取り扱うこともでき、それによって、コストを削減し、信頼性を向上させる。ロボットグラスパは安価に製造でき、予期せぬ衝撃に対して堅牢であることができ、保守または交換を必要とするまでの耐用年数を長くすることができる。さらに、指先リンクの位置および向きの制御は、たとえば、本明細書で説明されるグラスパの実施形態におけるフィンガの能動的および受動的な変位の独立性により、他のロボットのグリッパ/グラスパの設計と比較して、より大きな確実性および精度で実行することができる。
図1は、4バー構造を有するフィンガ10の略図であり、指先リンク16と、前方リンク18と、後方リンク19と、基部リンク22と、基部リンク22に画定される取付穴24とを含む。 図2は、エラストマから形成される一体構造のフィンガ10を示す。 図3は、2本の対向するフィンガ10を有するロボットグラスパ12の略図である。 図4は、広げられた3本のフィンガ10を有するグラスパ12を示す。 図5は、フィンガ10が基部リンク22で能動的に回転するとき、フィンガ構成要素の相対的な位置および向きがどのように動かないかを示す。 図6は、フィンガ10の指先リンク16上の接触からの外力14が接合部26での枢動を受動的にどのように引き起こし、指先リンク16および基部リンク22に対して前方リンク18および後方リンク19の位置および向きをどのように変えるかを示す。 図7は、図2のエラストマフィンガ10を示し、外力は、前方および後方リンク18および19の「せん断」を発生させる。 図8は、図2のエラストマフィンガ10を示し、外力は、図7とは反対方向に、前方および後方リンク18および19の「せん断」を発生させ、前方および後方リンク18および19の構造に一体化されるハードストップ20は、回転/進行方向変更の程度を制限する。 図9は、反時計回りに基部リンク22を回転させる間に、図2のフィンガの前方リンク18上の下方力14が、前方および後方リンク18および19に対して指先リンク16をどのように枢動させることができるかを示す。 図10は、穴24を介して取付ブロック30に取り付けられて、物体28を把持するように設置されたフィンガ10を有するグラスパ12を示す。 図11は、フィンガ10がそれらの基部リンク22で回転し、指先リンク16が包み込み把持によって物体28のまわりを包むフィンガ10と物体28との間の接触をもたらした後の、図10のグラスパ12を示す。 図12は、物体28を把持するように設置されるフィンガ10を有するグラスパ12を示し、物体28は図10よりも基部リンク22からさらに外側に設置されている。 図13は、フィンガ10がそれらの基部リンク22で回転し、指先リンク16がピンチ把持によって物体28を把持する指先リンク16と物体28との間の接触をもたらした後の、図12のグラスパ12を示す。 図14は、前方および後方リンク18および19が非平行であるフィンガ10を示し、回転中心34を示す。 図15は、図14のフィンガ10を示し、指先リンク16が受動的接触力14でどのように枢動するかを示す。 図16は、平行リンク18および19を有するフィンガ10を示す。 図17は、図16のフィンガ10を示し、受動的接触力14がどのように指先リンク16の直線的な(非回転の)たわみをもたらすかを示す。 図18は、フィンガ10が物体28上に押されるとき、平行リンク機構の機能がフィンガ10をゆるやかに曲げるグラスパ12を示す。 図19は、グラスパ12が下向きに押されたとき、フィンガ10が物体28全体にさらに広げられ、指先リンク16が横にずれて、物体28の輪郭のまわりの直線的なたわみによって枢動する、図18のグラスパ12を示す。 図20は、前方および後方リンク18および19の形状によって提供されるハードストップ20を示し、ハードストップ20が他の表面と衝突するリンクの可動域を制限し、それによってフィンガ10の広がりすぎを防いで、移動の限界での受動的柔軟性を低減する。 図21は、前方および後方リンク18および19の形状によって提供されるハードストップ20を示し、ハードストップ20が他の表面と衝突するリンクの可動域を制限し、それによってフィンガ10の広がりすぎを防いで、移動の限界での受動的柔軟性を低減する。 図22は、リンクの形状が他の実施形態におけるそれらから変更され、ハードストップ20が作動するピボット場所を変えたフィンガ10を示す。この実施形態は、基部リンク22および指先リンク16のより細い前方および後方リンク18および19、ならびに直交して配置された端部32を特徴とする。 図23は、指先リンク16に下向きの力14が作用する、図22のフィンガ10の可動領域を示す。 図24は、指先リンク16に上向きの力14が作用する、図22のフィンガ10の可動領域を示す。 図25は、フィンガ接合部26が指先リンク16の面外柔軟性をどのように可能とするかを示し、柔軟性の程度は接合部26の幅の関数である。 図26は、フィンガ接合部26が指先リンク16の面外柔軟性をどのように可能とするかを示し、柔軟性の程度は接合部26の幅の関数である。 図27は、フィンガ接合部26が指先リンク16の面外柔軟性をどのように可能とするかを示し、柔軟性の程度は接合部26の幅の関数である。 図28は、相補形状の軸に取り付けるための、長方形の穴24を有するフィンガ10を示す。 図29は、相補形状の軸に取り付けるための、六角形の穴24を有するフィンガ10を示す。 図30は、相補形状の軸に取り付けるための、スプライン状の穴24を有するフィンガ10を示す。 図31は、複数の軸に取り付けるための複数の穴24を画定する基部リンク22を有するフィンガ10を示す。 図32は、取付ブロック30のそれぞれの穴38に取り付けるための複数の隆起したすべり止め36を含む基部リンク22を有するフィンガ10を示す。 図33は、取付ブロック30の相補的な穴38に取り付けられる急速に変化するすべり止め36を有するフィンガを示す。 図34は、取付ブロック30の相補的な穴38に取り付けられる急速に変化するすべり止め36を有するフィンガを示す。 図35は、取付ブロック30の相補的な穴38に取り付けられる急速に変化するすべり止め36を有するフィンガを示す。 図36は、フィンガのより剛性の高いコアを鋳造するための第1の成形型40(開位置で開かれている)を示す。 図37は、第1の成形型40から製造されたより剛性の高いコア上に良好な把持面を提供するために軟かいゴムコーティングを鋳造するための、開かれた第2の成形型42を示し、押型40および42で鋳造されたフィンガ10が所定の位置に示される。 図38は、2つの基部リンク22を含むフィンガ10の代替的な実施形態を示し、2つの基部リンク22のそれぞれは取付ブロック30に個別に取り付けられる。 図39は、後方リンク19が金属から形成される、フィンガ10の代替的な実施形態を示す。 図40は、剛性の高い挿入物44が後方リンク19および指先リンク16に含まれる、フィンガ10の代替的な実施形態を示す。 図41は、インモールドベルトまたは他の張力要素が前方リンク18として働く、フィンガ10の代替的な実施形態を示す。 図42は、圧縮下で変形可能である成形完全柔軟リンクが前方リンク18として働く、フィンガ10の代替的な実施形態を示す。 図43は、基部リンク22に組み込まれたピン接合を有する金属後方リンクの代替的な実施形態による、フィンガ10の実施形態を示す。 図44は、触覚センサ46と、磁力計48と、磁力計48によって読み取られる磁石50と、微小電子機械システム(MEMS)加速度計、MEMSジャイロスコープ、およびMEMS慣性測定ユニットから選択される1つまたは複数のさらなるセンサ52とを含む、組込形(インモールド)センサを有する一体構造のフィンガ10を示す。また、外部に取り付けられた磁力計54も示されている。 図45は、指先リンク16の代替的な形状を有するフィンガ10を示す。特に、前進型指先リンク16を示す。 図46は、指先リンク16の代替的な形状を有するフィンガ10を示す。特に、デザインの基本的な受動的行動を変えることがない、後退型指先リンク16を示す。
添付の図面における異なる図全体を通して、類似の参照文字は同一または類似の部分を指し、アポストロフィは、同一の参照数字を共有する同一または類似の物品の複数の例を区別するために使用する。図面は必ずしも縮尺通りではなく、代わりに、後述される事例における特定の原理の説明を強調している。
本発明の広い範囲に包含される様々な概念および具体的な実施形態を以下により詳細に説明することによって、本発明の様々な態様の上述のおよび他の特徴および利点が明らかになるであろう。上の導入部分に記載し、後により詳細に述べる主題の様々な態様は、この主題が特定の実施方法に制限されない限り、多くの方法のいずれかで実施することができる。具体的な実施および適用の例は、主として説明を目的として示す。
本明細書において、別途定義されるか、用いられるか、または特徴付けされない限り、本明細書で用いられる用語(技術用語および科学用語を含む)は、関連技術に照らして許容される意味と一貫性のある意味を持つと解釈すべきであり、本明細書で明示的に定義されない限り、理想的、または過度に画一化された意味を持つと解釈すべきでない。たとえば、特定の組成について言及する場合、その組成は、実際には、完全ではないが実質的には純粋なものとすることができ、現実に不完全な組成が適用されてもよく、たとえば、少なくとも微量不純物(1%または2%未満など)が存在していても、本願明細書の範囲内であると考えることができる。同様に、特定の形状について言及する場合、その形状には、たとえば、製造公差に起因して理想的な形状から外れたばらつきが存在していてもよい。特定の例において、本明細書に説明される機器の実施形態は、おおよそ「接合部」として機能するリンク機構における薄い部分を利用し、それは接合部の最も理想的または純粋な事例として認識されることがあるものを満足しなくてもよい(これらのリンクは非常に短いストリップにわたる曲げによって枢動するが、厳密に言うと、単一点ではないため)。それにもかかわらず、これらの種類の構造は本明細書における「接合部」を表すと認識されるが、それは、任意の結果として得られる違いがそれらの機能を大きく妨げないためである。本明細書で表現される百分率または濃度は、重量または体積のいずれで表されてもよい。
第1、第2、第3などの用語は、本明細書において様々な要素を説明するために用いることができるが、これらの要素は、これらの用語により限定されるものではない。これらの用語は、単に、1つの要素を他から区別するために用いられる。したがって、以下で説明する第1の要素は、例示的な実施形態の教示から逸脱することなく、第2の要素と名付けることができる。
本明細書では、「上に(above)」「下に(below)」「左に(left)」「右に(right)」「前に(in front)」「後ろに(behind)」など、空間において相対的な位置を表す用語を、図示する1つの要素と別の要素との関係を説明する記述を容易にするために用いている。当然であるが、空間において相対的な位置を表す用語および図示した構成は、本明細書で説明し、図面で示している向きに加えて、使用時または運転時の機器の様々な向きを包含する。たとえば、別の要素または部分の「下に(below)」または「真下に(beneath)」と説明された要素は、図示している機器を反転させると、別の要素または部分の「上に(above)」配置される。したがって、例示的な用語「上に(above)」は、上および下の向きを両方包含することができる。機器は、図示している方向と異なる方向を向いていてもよく(たとえば、90度または他の角度で回転させてもよく)、本明細書で用いている空間において相対的な位置を表す用語は、これに従って解釈される。
さらに、本開示において、1つの要素が別の要素に「配置される(on)」、「接続される(connected to)」、「つなげられる(coupled to)」、または「接触している(in contact with)」など、という場合、別途指定しない限り、この要素は、別の要素に直接的に配置されるか、接続されるか、つなげられるか、または接触してよいし、あるいは他の要素が介在していてもよい。
本明細書で用いられる用語は、特定の実施形態を説明するためのものであり、例示的な実施形態を限定することはない。本明細書において、「1つの(a、an)」などの単数形は、文脈が別途示さない限り、複数形も含む。さらに、用語「含む(include、including)」、「備える(comprise、comprising)」は、記載された要素またはステップの存在を特定しているが、1つまたは複数の他の要素またはステップの存在または追加を排除するものではない。
加えて、本明細書に示される様々な構成要素は、組み立てられた形態および仕上げられた形態で提供することができる、あるいは構成要素の一部または全てを1つにパッケージングして、顧客が組立および/または変更を行って最終製品にするための取扱説明書(たとえば、書面、ビデオ、または音声形式)とともにキットとして市販することができる。
本明細書で説明されるロボットグラスパ12は、たとえば、ロボットによるピッキングの用途のために使用することができる。グラスパ12はロボットアームの端部に配置することができ、フィンガ10は、物体28のまわりに位置付けて、把持の前後にグラスパのアプローチ径路を案内するカメラおよび制御システムによって案内することができる。確実かつ堅牢にこれを行うために、グラスパ12は以下の特徴を示すことができる。
第1に、グラスパ12は、物体28を傷つけるまたは物体28をひっくり返すことなく、持ち上げる物体28の形状に一致または「適合する」。この把持は、精密な触覚的または視覚的なセンサシステムによって実現することができるが、これらのシステムのコストは急激に高価になることがある。その代わりに、単純かつ安価な受動的機構を、この所望の適応挙動を支配するために使用することができる。
第2に、グラスパ12は、環境における障害物(たとえば、壁、荷物またはごみ箱、ロボットアーム、オペレータなど)との不慮の接触に対して堅牢であるように作ることができ、その結果、ロボットは各衝突後の修理を必要としない。
第3に、上記の最初の2つの特徴の根拠となるグラスパ12の受動的柔軟性は調整可能であり、いくつかの接触力14から生じる任意の方向への運動の量は制御可能である。特に、フィンガ10の面外柔軟性(物体28に接触する表面に垂直な運動)を調整することは、面内柔軟性と比較して有利である。
第4に、グラスパ12は、従来の加工プロセスによって安価に製造できる。
第5に、グラスパ12は、グラスパの物体への接近方向と平行にフィンガ10を押しつけることによって、丸くなるまたは曲がるフィンガ10なしで、物体28を持ち上げることができる。図18および19は、この押しつけ運動を示す。
第6に、グラスパ12は、物体28を確実に把持できる可能性があり、図10〜13に示されるように、指先リンク16、または、複数のフィンガリンクとの接触によって、ロボットの手首に対して固定されるまま保持する。
このグラスパ12の革新的な特徴は、図1に概略的に示されるフィンガ10で明らかであり、フィンガ10は把持された物体28と接触し、そのため、所望の適応挙動を示す。特定の実施形態において、フィンガ10は、図2に示されるように、(ウレタンまたは加硫ゴムなどの)安価な注型エラストマの一体構造の部品であり、近位側の中央に孔15を有し、たわみまたはリビングヒンジ接合部26を有するリンク機構を形成する。これらのフィンガ10は、少なくとも1つの回転接合部26によって基部リンク22で作動する。フィンガ10はたとえば平面でのみ作動することができる、または、作動する普遍的な接合部によって2つの方向に作動することができる。代替の実施形態において、フィンガ10のリンクのうちの1つまたは複数は、金属から形成されて、さらなる剛性を提供し、曲がる可能性を減少させることができる。
フィンガ10は、図5〜9に示されるように、可能な運動の以下の2つの異なる組を有する。(a)基部リンク22でアクチュエータによって引き起こされる能動的運動、および、(b)前方、後方、または指先リンク18、19、または16上への接触力14によって引き起こされる受動的運動。能動的運動は、フィンガ10を回転させて、単一の剛体と解釈し、一方、受動的運動は、内部の柔軟な変形をもたらす。運動のこれらの2つの組は、図10〜13に示されるように、物体28を把持するために使用することができる。フィンガ10が能動的に閉まると、物体28と接触し、フィンガ10は受動的に変形する。2つの運動の組合せが、グラスパ12を物体の形状に一致させる。
本明細書に開示されるフィンガ10の変形は、特定の区域に局所化され、ゴムの実質的に変化する厚さは、運動を単純な4バーリンク機構のようにする。
リンク22、18、19、および16は、図14の設計に示されるように先端で接触するのではなく、(リンク全体の接合部を接続するラインから測定すると)略平行であり、それがフィンガ10において非常に異なる受動的なたわみをもたらす。指先リンク16と接触したときに(図15に示されるように)回転するのではなく、現在の設計のフィンガ10は、図16および17の画像に示されるように、回転することなく後方に(背面に)移動する。
この設計の1つの利点は、図18および19に示されるように、丸くなるまたは曲がることなく、フィンガ10を物体28上に押しつけることができることである。
フィンガ10の受動的運動に対する限度は、フィンガ10がその移動の限度にあるとき接触する接触面を含む、フィンガ10の孔15の形状を設計することによって実現することができる。図20および21は、特定の実施形態のハードストップ20がどのように働くかを示す。この孔15の形状を変えることによって、図22〜24から分かるように、面内運動の限度を調整することができ、ここで、前方および後方リンク18および19はより細く、基部リンク22および指先リンク16は直交する(垂直)端面32を有する。
この設計の実施形態は、図25〜27に示されるように、指先リンク16の比較的大きい面外柔軟性を特徴とする。フィンガ10が物体28または障害物と接触するとき、(おおよその)接合部26はねじれて、指先リンク16のたわみを可能にする。このたわみは、たわみ接合部26の形状を変えることによって調整することができる。特に、(フィンガ10に沿った)接合部の長さに対する接合部の幅の比率は、接合部26をどれだけねじることができるかについて影響を与える。一体/一体構造のリンク機構構造の接合部26は、(前方および後方リンク18および19のかさの5分の1以下または10分の1以下の厚さである主要な変位面で測定される厚さを有することができ(たとえば、接合部26の約1または2mmの厚さ対前方および後方リンク18および19の約1cmのかさ厚さ)、それによって、前方および後方リンク18および19のそれぞれのかさの曲げ弾性率の5分の1以下である曲げ弾性率を有する。
さらに、指先リンク16の接触面は、ユーザがフィンガ10を物体28でまたはその間ですべらせる(低摩擦)、あるいは、物体28を確実に把持する(高摩擦)のいずれを望むかに応じて、(たとえば、フィンガ10の他の面より低いまたは高い摩擦成分を有する)比較的低摩擦の材料または比較的高摩擦の材料のいずれかから形成できる。いずれの場合も、指先リンク16は、指先リンク16を前方および後方リンク18および19より4倍剛性の高い材料および/または構造で形成できる。
この設計の1つの利点は、オペレータの手以外の任意のツールなしで、グラスパフィンガ10をグラスパ12上ですばやく変更できる容易さである。図28〜32は、フィンガ10の面上のすべり止め36、または、フィンガ基部リンク22における(たとえば、スプライン、矩形、卵形、角丸長方形、六角孔などの形状の)丸くない穴24を含む、グリッパのフィンガ取付ブロック30にフィンガ10を取り付けるために使用できる様々な嵌合機能を示す。取付ブロック30の上のフィンガ10の着脱が容易な取付が、図33〜35に示される。
製造方法でも言及されるロボットグラスパ12の実施形態の別の特徴は、異なる材料属性を有する複数の流し込みプラスチックの使用である。開示される設計において、たとえば、より剛性の高いウレタンは、リンク16、18、19、および22、ならびに接合部26を形成するために使用することができ、より柔軟なウレタンは、指先リンク16上のゴムグリップパッドのために使用することができる。
代替的な実施形態
基部リンクでの並進および回転作動の組合せ
特定の実施形態において、フィンガ10は、(たとえば、取付ブロック30から延在する回転軸を介して)回転モータでのみ作動する。しかしながら、空気圧式摺動部材またはリンク機構を、さらにまたは代わりに使用することでき、並進および回転運動の組合せをもたらす。
非平行リンク機構の行動
モジュール設計を有するフィンガ10は、利点を提供することができる。たとえば、多くの異なる4バーリンク機構設計を、同じグリッパにすばやく変えることができる。図14および15に示される非平行設計は、リビングヒンジ接合部26による一体構造の部品としても実現することができる。
繊維構造要素
ストリング、ベルト、または布ストリップを一体構造のフィンガ10に鋳込み、圧縮荷重を支持する必要がないリンクを形成することができる。たとえば、図41は、表側(掌側)近位リンクがベルトで交換された設計を示す。繊維材料はまた、ゴム自体に鋳込むこともでき、接合部26の剛性を変える、または、繊維方向を変えることによって接合部26の面外剛性を変えることができる。
鋳込材料から作られる薄い柔軟要素
前の特徴と同様に、グラスパ12の典型的な使用中に緊張状態でない要素は、より薄い注型エラストマから作ることができ、その結果、要素は図42に示されるように連続的に変形する。
圧縮状態のリンクの剛性挿入物
フィンガ10のいくつかの要素は、典型的な使用事例の間(指先リンク16で、または、フィンガ10の全長で把持する間)、圧縮状態にある。任意のリンクは、図40に示されるように、金属、プラスチック、プリント回路基板、または同様の材料から作られるインモールド挿入物44の使用によって剛性を高くすることができる。
ピンを介してフィンガに接続される剛性リンク
前の特徴に代わるものとして、個別の材料から作られるリンクは、ピン接合26を使用して構造にピン留めすることができる。個別の材料の構造へのピン留めを実行し、主に、図43に示されるように、フィンガリンクの圧縮の剛性を改善することができる。
開リンク機構
閉じた孔15を作成することによってリンク機構を形成するのではなく、フィンガ10は、2本の「脚」を有する一体のものとして成形することができ、図38に示されるように、それぞれはいくつかの剛性取付ブロック30に個別に取り付けられる。
センサ
図44に示されるように、接触、接触圧、または変形のためのセンサ46、48、または52は、鋳込フィンガ本体に組み込むことができる。たとえば、触覚センサ46はゴムに鋳込むことができ、磁気センサ48および磁石50、または加速度計52は、フィンガの形状および向きを測定するために使用することができる。
3D柔軟性を調整するためのリンク機構形状の変更
挿入物を加えて選択的に接合部26の剛性を高くする、または、フィンガ10の接合部26の幅を変えることのいずれかによって、リンク機構形状の変更を実現することができる。より広い接合部は三次元的に剛性が高く、より狭い接合部はより柔軟である(図25〜27参照)。
遠位フィンガ形状の変更による指先リンクに対する受動的運動の方向の変更
図20に示される特定の実施形態は、受動的運動の方向に垂直な指先リンク16の掌側面を配置する(最初は近位リンクに平行)。この構成は、図45および46に示されるように、指先リンク16の方向的剛性を変えるために変更することができる。
製造方法
フィンガ10を製造する方法は、フィンガ10を1つまたはいくつかのエラストマ材料から(たとえば、1つまたは複数の熱可塑性エラストマから)単一の一体部品として(分離可能な構成要素からではなく)鋳込むことである。この鋳込は、ウレタンまたは加硫ゴムなどの、熱可塑性材料または熱硬化性材料で行うことができる。図36および37は、特定の実施形態における、フィンガ本体を構成するより剛性の高いエラストマのための第1の成形型40(図36)と、より軟かいエラストマ指先リンク16のための第2の成形型42(図37)とを含む、フィンガ10の成形型を示す。部品は第1の成形型40に鋳込まれ、次いで、オーバーモールドのために第2の成形型42に移される。この製造方法は、以下を含む上記の属性を有するフィンガ10を有するグラスパ12をつくるために使用することができる。
・インモールド4バー機構
・高い面外柔軟性
・作動する基部リンク22および完全な内部受動的運動
これらのフィンガ10およびグラスパ12を製造するために使用できるいくつかの製造方法が以下に説明される。
触覚および形状/方位センサの一体構造フィンガ本体への鋳込
グラスパ12の様々な実施形態において、フィンガ10の受動的変形を検知するための磁石50は、フィンガ10に組み込むことができる。図44は、これを行う多数の方法を示す。たとえば、MEMS気圧トランスデューサは、触覚検知のために注型エラストマ部分に組み込むことができる。
属性を変更するエラストマを組み入れる複数の段階での鋳込
前記のように、これらのフィンガ10の設計に組み入れることができる多数の異なる材料属性があり、これらの異なる属性は、単一の一体構造のフィンガ10に複数の材料を使用することにより提供することができる。異なる属性を提供する異なる材料の組み込みの例は、以下を含む。
・より剛性が高いことを意図するリンクへのより剛性が高い材料の鋳込
・低クリープまたは高疲労寿命の材料からのたわみまたはリビングヒンジ接合部26の鋳込
・耐摩耗材料の指先パッドの鋳込
・高摩擦材料の指先パッドの鋳込
・軟かい材料の指先パッドの鋳込
・食品安全性材料の指先パッドの鋳込
挿入物のフィンガへの鋳込による接合部またはリンクの剛性の変更
剛性を向上させるためにフィンガ10に鋳込むことができる挿入物44の例は、金属、プラスチック、プリント回路基板、繊維、織物ストリップ、またはベルトを使用することを含む。
機能を取り付けるための一体構造フィンガへのファスナの鋳込
取付のために一体構造フィンガ10に鋳込まれるファスナは、ブッシュ、軸受、ブラケット、またはねじ切りインサートを含む。
代替的な製造技術
他の実施形態において、リンク機構は、たとえばシートゴムからの機器の打ち抜きまたは切断などの、他の技術によって形成することができる。さらに他の実施形態において、リンク機構は三次元(3D)印刷することができる。
消耗品としての加工
いくつかのこれらの加工技術による低コスト、およびそれに応じたロボットフィンガ10の低コストにより、特に、フィンガ10の基部リンク22は、グラスパ12のアクチュエータ(たとえば、回転モータ軸)上へまたはその中へフィンガ10の基部リンク22を摺動するための単純な穴24または他の接続構造で設計することができるので、フィンガ10はグラスパ12での使用後に頻繁に交換することができる。
例示的な用途
本明細書に説明されるフィンガ10およびグラスパ12は、機械の積卸し、ならびに部品をパレットおよび輸送コンテナに入れるなどの、製造および包装プロセスの一部としての、あるいは、注文実行(たとえば、倉庫棚からの商品のピッキング、または、輸送のための食料雑貨の包装)のための、物体28の取得および移動に使用することができる。他の実施形態において、グラスパ12は、食品の取扱いのために使用することができ、ここで、フィンガ10の外面は、医学的用途のための殺菌可能な、医療グレードのエラストマ材料から形成される(たとえば、外科手術用、または、伝染性の強い疾患の患者の治療用)。さらに、上記の技術によって作られる殺菌可能フィンガ10によって作られるグラスパ12は、クリーンルーム環境で使用することができる(たとえば、半導体製造プロセスで半導体ウェーハを扱うため)。これらのグラスパ12の使用により、たとえば、医薬、コロンまたは香水、化粧品、法的手続に関連する証拠などの手動での人間の取扱いと比較して、非柔軟性または漏出も低減することができる(たとえば、取扱いミスの減少、特定の取扱い手順に従いそこなう可能性および/または窃盗の可能性の減少)。
本発明の実施形態の説明において、明確にするために特定の専門用語が使用される。説明のために、特定の用語は少なくとも、同様の結果を達成するために同様の方式で機能する技術的および機能的均等物を含むものとする。加えて、本発明の特定の実施形態が複数のシステムの要素または方法のステップを含むいくつかの場合には、これらの要素またはステップは、単一の要素またはステップで置き換えることができ、同様に、単一の要素またはステップは、同じ目的を果たす複数の要素またはステップで置き換えることができる。さらに、様々な特性のパラメータ、または他の値が、本発明の実施形態について本明細書で指定される場合、これらのパラメータ、または値は、特段の記載がない限り、100分の1、50分の1、20分の1、10分の1、5分の1、3分の1、2分の1、3分の2、4分の3、5分の4、10分の9、20分の19、50分の49、100分の99などにすること(または1倍、2倍、3倍、4倍、5倍、6倍、8倍、10倍、20倍、50倍、100倍などにすること)、またはこれらの四捨五入の近似によって上下に調整することができる。さらに、本発明は、その特定の実施形態を取り上げて図示し、説明してきたが、当業者であれば、形態および細部における様々な置換および変更が、本発明の範囲から逸脱することなく、この特定の実施形態で可能であることを理解されよう。さらになお、他の態様、機能、および利点も本発明の範囲内であり、本発明の全ての実施形態は、必ずしも全ての利点を達成しなくてもよいし、または上記の特性の全てを有していなくてもよい。加えて、1つの実施形態に関連して本明細書で説明されるステップ、要素、および特徴は、他の実施形態とともに同様に使用することができる。本明細書の全文中で言及される文献の文章、定期刊行物の記事、特許、特許出願などを含む参考文献の内容は、参照によりそれらの全内容が本明細書に組み入れられ、かつこれらの参考文献の適切な構成要素、ステップ、および特徴付けは、本発明の実施形態に含まれてもよいし、または含まれなくてもよい。なおさらに、背景技術のセクションで確認した構成要素およびステップは、本開示に不可欠であり、本発明の範囲内の開示におけるその他の部分で記載される構成要素およびステップとともに使用してもよいし、またはこれらの代わりに使用してもよい。方法の請求項では、参照を容易にするために付加された連続した前置きの参照記号があってもなくても、段階が特定の順序で述べられる場合は、これらの段階は、特段の記載がない場合または語および句によって示されていない場合は、述べられた順序に時間的に限定されると解釈するべきではない。

Claims (23)

  1. 複数バーフィンガリンク機構であって、
    a)指先リンクと、
    b)前記指先リンクからのリンク機構の反対側の端部の少なくとも1つの基部リンクであって、前記基部リンクが取付構造を含む、基部リンクと、
    c)第1の組のそれぞれの受動的接合部で前記指先リンクと接合され、第2の組のそれぞれの受動的接合部で前記基部リンクと接合される前方リンクおよび後方リンクであって、前記受動的接合部間の直線接続が略平行四辺形の形態の形状を形成し、前記前方および後方リンクにわたる直線接続を可能にして、複数バーフィンガリンク機構が外部物体に接触するまでかつ接触しない限り、前記前方および後方リンクが、前記指先リンクの向きを実質的に変えることなく前記基部リンクのまわりを枢動するとき、互いに略平行を維持する、前方リンクおよび後方リンクとを含み、前記複数バーフィンガリンク機構が、外部物体との接触により、前記前方および後方リンクに対する前記指先リンクの方向が、前記第1の組のそれぞれの受動的接合部及び前記第2の組のそれぞれの受動的接合部の双方を中心とした前記前方および後方リンクの受動的枢動を介して変化するように構成された、複数バーフィンガリンク機構と、
    前記基部リンクとつながれ、前記複数バーフィンガリンク機構を前記基部リンクのまわりで回転させるアクチュエータと
    を備える
    ことを特徴とする柔軟適応ロボットグラスパ。
  2. 請求項1に記載の柔軟適応ロボットグラスパにおいて、
    前記複数バーフィンガリンク機構が一体構造であり、
    前記受動的接合部が、前記複数バーフィンガリンク機構のより柔軟で薄い部分によって提供される
    ことを特徴とする柔軟適応ロボットグラスパ。
  3. 請求項2に記載の柔軟適応ロボットグラスパにおいて、
    前記リンクの少なくとも1つに組み込まれて、リンクの外部物体との接触を検出するように構成される少なくとも1つの触覚センサをさらに備える
    ことを特徴とする柔軟適応ロボットグラスパ。
  4. 請求項2に記載の柔軟適応ロボットグラスパにおいて、
    前記リンクの少なくとも1つに組み込まれて、フィンガ姿勢および振動を検出するように構成される少なくとも1つの慣性測定装置をさらに備える
    ことを特徴とする柔軟適応ロボットグラスパ。
  5. 請求項2に記載の柔軟適応ロボットグラスパにおいて、
    少なくとも1つの磁石と少なくとも1つの磁力計とをさらに備え、
    前記磁石および磁力計のうちの少なくとも1つが、前記リンクの少なくとも1つに組み込まれる
    ことを特徴とする柔軟適応ロボットグラスパ。
  6. 請求項2に記載の柔軟適応ロボットグラスパにおいて、
    前記リンクの少なくとも1つがハードストップを提供する切取部を含み、前記前方リンクおよび前記後方リンクが枢動できる範囲を制限する
    ことを特徴とする柔軟適応ロボットグラスパ。
  7. 請求項1に記載の柔軟適応ロボットグラスパにおいて、
    前記複数バーフィンガリンク機構が、少なくとも1つのエラストマ材料から形成される
    ことを特徴とする柔軟適応ロボットグラスパ。
  8. 請求項7に記載の柔軟適応ロボットグラスパにおいて、
    前記複数バーフィンガリンク機構が複数の材料を備え、
    前記指先リンクが、前記複数バーフィンガリンク機構の他の面より低いまたは高い摩擦係数を有する表面を含む
    ことを特徴とする柔軟適応ロボットグラスパ。
  9. 請求項1に記載の柔軟適応ロボットグラスパにおいて、
    前記グラスパが、複数の前記複数バーフィンガリンク機構と、各複数バーフィンガリンク機構のためのそれぞれの回転アクチュエータとを含む
    ことを特徴とする柔軟適応ロボットグラスパ。
  10. 請求項9に記載の柔軟適応ロボットグラスパにおいて、
    各回転アクチュエータが取り付けられるロボットアームをさらに備える
    ことを特徴とする柔軟適応ロボットグラスパ。
  11. 請求項1に記載の柔軟適応ロボットグラスパにおいて、
    前記基部リンクとつながれる前記アクチュエータが、任意の前記リンクとつながれる唯一のアクチュエータである
    ことを特徴とする柔軟適応ロボットグラスパ。
  12. 請求項1に記載の柔軟適応ロボットグラスパにおいて、
    前記前方および後方リンクが、指定された4つを越えるさらなる接合部なしで、前記指先リンクを前記基部リンクと直接接合する
    ことを特徴とする柔軟適応ロボットグラスパ。
  13. 指先リンクと、
    前記指先リンクからのリンク機構の反対側の端部の少なくとも1つの基部リンクであって、前記基部リンクが取付構造を含む、基部リンクと、
    第1の組のそれぞれの受動的接合部で前記指先リンクと接合され、第2の組のそれぞれの受動的接合部で前記基部リンクと接合される前方リンクおよび後方リンクであって、前記受動的接合部間の直線接続が略平行四辺形の形態の形状を形成し、前記前方および後方リンクにわたる直線接続を可能にして、前記複数バーフィンガリンク機構が外部物体に接触するまでかつ接触しない限り、前記前方および後方リンクが、前記指先リンクの向きを実質的に変えることなく前記基部リンクのまわりを枢動するとき、互いに略平行を維持し、前記複数バーフィンガリンク機構が、外部物体との接触により、前記前方および後方リンクに対する前記指先リンクの方向が、前記第1の組のそれぞれの受動的接合部及び前記第2の組のそれぞれの受動的接合部の双方を中心とした前記前方および後方リンクの受動的枢動を介して変化するように構成された、前方リンクおよび後方リンクと
    を含む、
    ことを特徴とする柔軟適応ロボットグラスパのための複数バーフィンガリンク機構。
  14. 請求項13に記載の複数バーフィンガリンク機構において、
    各リンクの少なくともコアが、成型された第1のエラストマから形成される一体構造の他のリンクのそれぞれの少なくともコアと接合される
    ことを特徴とする複数バーフィンガリンク機構。
  15. 請求項14に記載の複数バーフィンガリンク機構において、
    少なくとも前記指先リンクの前記成型された第1のエラストマコアが、第2のエラストマコーティングで被覆され、
    前記第2のエラストマが、前記第1のエラストマより高いまたは低い摩擦係数を有する、
    ことを特徴とする複数バーフィンガリンク機構。
  16. 複数の複数バーフィンガリンク機構を内向きに回転させることであって、各複数バーフィンガリンク機構が、指先リンクと、前記指先リンクからのリンク機構の反対側の端部の、取付構造を含む少なくとも1つの基部リンクと、第1の組のそれぞれの接合部で前記指先リンクと接合され、第2の組のそれぞれの接合部で前記基部リンクと接合される前方リンクおよび後方リンクであって、前記接合部間の直線接続が平行四辺形の形態を実質的にとる形状を形成し、前記前方および後方リンクにわたる直線接続が、前記複数バーフィンガリンク機構が外部物体に接触するまで、前記前方および後方リンクが、前記指先リンクの向きを実質的に変えることなく前記基部リンクから枢動するとき、互いに略平行のままである、前方リンクおよび後方リンクとを含む、内向きに回転させることと、
    前記複数バーフィンガリンク機構の間で外部物体に接触することであって、その点で、前記指先リンクが前記前方および後方リンクに対して枢動し、前記基部リンクの能動的な枢動と独立して、受動的に枢動する、接触することと
    を含む、
    ことを特徴とするロボット的に把持する方法。
  17. 請求項16に記載の方法において、
    前記外部物体に、各リンク機構の前記前方リンクが接触し、
    その接触後、前記指先リンクが、前記前方および後方リンクに対してかつ前記外部物体に沿って内向きに枢動する
    ことを特徴とする方法。
  18. 請求項16に記載の方法において、
    前記外部物体に、各リンク機構の前記指先リンクが接触し、
    前記指先リンクが前記外部物体と接触すると、前記外部物体に対するかつ互いに対する前記指先リンクの向きが固定されるままである
    ことを特徴とする方法。
  19. 請求項18に記載の方法において、
    前記指先リンクが前記外部物体と接触した後、そして前記基部リンクが枢動し続けるとき、前記指先リンクの接触面が互いに平行なままであり、前記指先リンクが、各指先リンクが接合される前記前方および後方リンクに対する前記指先リンクの枢動を介して互いに平行なままであり、前記指先リンクの枢動が他のリンクの作動から分離される
    ことを特徴とする方法。
  20. 請求項16に記載の方法において、
    使用後、人間の手を越えたツールを使わずに、前記複数バーフィンガリンク機構を交換することをさらに含む
    ことを特徴とする方法。
  21. 請求項16に記載の方法において、
    前記外部物体の方へ前記複数バーフィンガリンク機構を突き出すことをさらに含み、
    前記指先リンクと前記外部物体とが接触するとき、前記指先リンクの少なくとも1つが前記外部物体に沿って面外に弾性的に曲がる
    ことを特徴とする方法。
  22. 請求項21に記載の方法において、
    前記指先リンクの曲がりが前記接合部でのねじりの結果である
    ことを特徴とする方法。
  23. 請求項16に記載の方法において、
    前記複数バーフィンガリンク機構の回転が、前記基部リンクとつながれるアクチュエータによって、排他的に能動的に駆動され、一方、前記指先リンクは、前記基部リンクで前記アクチュエータによって提供される前記能動的な枢動と独立して、受動的に枢動する
    ことを特徴とする方法。
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