JP6689247B2 - サーモアクチュエータ - Google Patents
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Description
前記ケースの一端は、前記電気コードが通ることが可能な開口を有した、底板を有し、
この底板のなかの、前記ケースの内部を向いている底面は、平坦面であり、
前記閉鎖部材は、前記ケースに縮径されることなく、自己の弾性により、前記底板の底面に対して密着している、ことを特徴とするサーモアクチュエータが提供される。
前記閉鎖部材と前記加熱部と前記感温部とは、前記第1のケース半体に対し前記底板側から前記開放端へ向かって、この順に位置しており、
前記第1のケース半体、又は、第2のケース半体は、前記感温部を支持し、
前記感温部は、前記加熱部を介して前記閉鎖部材を、前記底板の前記底面に対し密着させる方向へ押し付けてなる。
この底部は、前記ケースの前記底板の底面に対して反対側に位置するとともに、前記感温部に接しており、
前記筒部の開放された一端は、前記ケースの前記底板の底面を向いており、
前記閉鎖部材は、前記収納体の前記筒部の前記一端側に位置し、
前記加熱部は、前記収納体の前記底部側に位置し、
前記収納体と、この収納体の内部にそれぞれ組み込まれた構成の前記加熱部と前記閉鎖部材との、集合体は副組立部品をなしている。
この伝熱体は、弾性と熱伝導性とを有している。
図1には、本発明の実施例によるサーモアクチュエータ10が搭載された排熱回収装置11が示されている。
かしめ部93は、閉鎖部材32が収納体90から抜けることを防止する。かしめ部93は、連続的に形成されているが、断続的に形成されてもよい。
図6(a)、図6(b)を参照する。実施例2では、ヒータユニット30Aと感温部40Aとが実施例1と異なる。その他の構成については、実施例1のサーモアクチュエータ10と同様であり、符号を流用すると共に説明を省略する。
図6(a)には、感温部40Aに接しているヒータユニット30Aが示されている。図6(b)には、ヒータユニット30Aを含む断面が示されている。
図7(a)、図7(b)を参照する。実施例3では、実施例1の収納体90(図4参照)を廃し、収納体90に収納されていた閉鎖部材32等の部品は、感温部40Bに収納されている。その他の構成については、実施例1のサーモアクチュエータ10と同様であり、符号を流用すると共に説明を省略する。図7(a)には、閉鎖部材32等の部品を収納した感温部40Bが示されている。図7(b)には、感温部40Bを含む断面が示されている。
11…排熱回収装置
30、30A…ヒータユニット
31…電気コード
32…閉鎖部材
32a…保持穴
33…ヒータ(加熱部)
35…カラー
36…伝熱体
37…本体部
38…突出部
40、40A、40B…感温部
42…ピストン
60…ケース
61…第1のケース半体
62…第2のケース半体
63…第1のフランジ
64…第1のボルト穴
65…第2のフランジ
66…第2のボルト穴
67…ボルト
68…ナット
71…底板
72…開口
73…底面
81…拡径部
82…フランジ部
83…シール部材
84…差込部
85…先端面
86…収納部
87…かしめ部
90…収納体
91…筒部
92…底部
93…かしめ部
Claims (5)
- 筒状のケースと、このケースに収納されたピストンと、周囲温度に応じて前記ピストンを駆動可能に前記ケースに収納された感温部と、この感温部を強制的に加熱可能に前記ケースに収納された加熱部と、この加熱部から前記ケースの一端を通り外部へ延びた電気コードと、この電気コードが通ると共に前記ケースの一端を塞いだ弾性を有する閉鎖部材と、を含むサーモアクチュエータにおいて、
前記ケースの一端は、前記電気コードが通ることが可能な開口を有した、底板を有し、
この底板のなかの、前記ケースの内部を向いている底面は、平坦面であり、
前記閉鎖部材は、前記ケースに縮径されることなく、自己の弾性により、前記底板の底面に対して密着している、ことを特徴とするサーモアクチュエータ。 - 前記ケースは、前記底板を有している有底筒状の第1のケース半体と、この第1のケース半体の開放端に一端が組み付けられた筒状の第2のケース半体と、からなり、
前記閉鎖部材と前記加熱部と前記感温部とは、前記第1のケース半体に対し前記底板側から前記開放端へ向かって、この順に位置しており、
前記第1のケース半体、又は、前記第2のケース半体は、前記感温部を支持し、
前記感温部は、前記加熱部を介して前記閉鎖部材を、前記底板の前記底面に対し密着させる方向へ押し付けてなる、ことを特徴とする請求項1記載のサーモアクチュエータ。 - 前記第1のケース半体と前記第2のケース半体の組付け構造は、前記第1のケース半体に対して前記第2のケース半体を取り外し可能な締結構造である、ことを特徴とする請求項2記載のサーモアクチュエータ。
- 前記ケースに収納された有底筒状の収納体を、更に含み、この収納体は、前記ケースの長手方向に延び一端を開放した筒部と、この筒部の他端を閉鎖した平板状の底部と、からなり、
この底部は、前記ケースの前記底板の底面に対して反対側に位置するとともに、前記感温部に接しており、
前記筒部の開放された一端は、前記ケースの前記底板の底面を向いており、
前記閉鎖部材は、前記収納体の前記筒部の前記一端側に位置し、
前記加熱部は、前記収納体の前記底部側に位置し、
前記収納体と、この収納体の内部にそれぞれ組み込まれた構成の前記加熱部と前記閉鎖部材との、集合体は副組立部品をなしていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のサーモアクチュエータ。 - 前記収納体の前記底部と前記加熱部の前記加熱面との間に介在した伝熱体を、更に含み、
この伝熱体は、弾性と熱伝導性とを有していることを特徴とする請求項4記載のサーモアクチュエータ。
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