JP6689095B2 - 光学安全システム、安全スキャナ用の設定支援装置及び設定支援プログラム - Google Patents

光学安全システム、安全スキャナ用の設定支援装置及び設定支援プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6689095B2
JP6689095B2 JP2016031510A JP2016031510A JP6689095B2 JP 6689095 B2 JP6689095 B2 JP 6689095B2 JP 2016031510 A JP2016031510 A JP 2016031510A JP 2016031510 A JP2016031510 A JP 2016031510A JP 6689095 B2 JP6689095 B2 JP 6689095B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
scanner
camera
safety
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016031510A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017151570A (ja
Inventor
山▲崎▼ 健太郎
健太郎 山▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keyence Corp
Original Assignee
Keyence Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keyence Corp filed Critical Keyence Corp
Priority to JP2016031510A priority Critical patent/JP6689095B2/ja
Publication of JP2017151570A publication Critical patent/JP2017151570A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6689095B2 publication Critical patent/JP6689095B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

本発明は、光学安全システム、安全スキャナ用の設定支援装置及び設定支援プログラムに係り、さらに詳しくは、対象物からの反射光を受光して保護エリア内の侵入物を検知する光学安全システムの改良に関する。
エリア監視センサは、保護エリア内に侵入した侵入物、例えば、人を検知し、工作機械、産業用ロボット等を緊急停止させるための安全制御信号を出力する安全装置である(例えば、特許文献1及び2)。例えば、安全スキャナは、検出光を対象物に向けて投光する投光部と、対象物からの反射光を受光して受光信号を生成する受光部と、受光信号に基づいて、対象物までの距離を求める距離算出部と、回転軸を中心として検出光を周方向に走査させる走査部とを備えた光学式のエリア監視センサである。侵入物の検知は、対象物までの距離と検出光の走査角とから対象物の位置を特定し、保護エリアと照合することによって行われる。
特開2009−296087号公報 特開2009−294734号公報
従来の安全スキャナには、走査角及び距離からなる測距情報をスキャン画像として表示するものがあった。スキャン画像は、検出光を走査して得られた複数の測距情報が2次元表示された画像であり、各測距情報は、検出光のスキャン面上の測距位置として示されている。このようなスキャン画像を表示することにより、多数の測距情報を迅速に把握することができる。
しかしながら、スキャン画像と実空間との対応関係を把握することは容易ではなく、スキャン画像に示された測距位置が、実空間の何に対応しているのかを把握することが容易ではないという問題があった。例えば、保護エリア内の侵入物が検知された場合であっても、その侵入物が実空間の何に対応しているのかを容易に把握できない場合があった。また、スキャン画像上において保護エリアを指定する場合に、保護エリアを正しく指定することができない場合があった。
また、従来の安全スキャナでは、検出光を走査させるスキャン面を視認することが困難である。このため、回転軸が傾いた状態で安全スキャナが設置され、床などの設置面に対し、スキャン面が傾いた状態で設置されたとしても、そのことに気づき難いという問題があった。また、従来の安全スキャナでは、検出光の走査範囲を視認することが困難である。このため、正面方向がずれた状態で安全スキャナが設置され、保護エリアを正しくカバーすることができない状態で設置されていても、そのことに気づき難いという問題もあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、スキャン画像と実空間との対応関係を容易に把握することができる光学安全システム及び安全スキャナ用の設定支援装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、安全スキャナが正しく設置されているか否かを識別することができる光学安全システム及び安全スキャナ用の設定支援装置を提供することを目的とする。特に、安全スキャナの向きの誤りや、スキャン面の設置面に対する傾きを抑制することができる光学安全システム及び安全スキャナ用の設定支援装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、保護エリアが正しく設定されたか否かを容易に識別することができる安全スキャナ用の設定支援装置を提供することを目的とする。また、本発明は、コンピュータを上述した設定支援装置として機能させることができる安全スキャナ用の設定支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様による光学安全システムは、検出光を対象物に向けて投光する投光手段と、上記対象物からの反射光を受光して受光信号を生成する受光手段と、上記受光信号に基づいて、上記対象物までの距離を求める距離算出手段と、回転軸を中心として上記検出光を周方向に走査させる走査手段と、上記距離及び上記検出光の走査角からなる測距情報に基づいて、保護エリア内の侵入物を検知し、検知信号を出力する侵入検知手段と、上記保護エリアを撮影してカメラ画像を生成する撮像手段と、上記検出光を走査して得られる複数の上記測距情報が上記検出光のスキャン面上における複数の測距位置として示されたスキャン画像を生成するスキャン画像生成手段と、上記カメラ画像及び上記スキャン画像を画面内に並べて表示する画像表示手段とを備える。
本発明の第2の態様による安全スキャナ用の設定支援装置は、安全スキャナ用の設定支援装置であって、安全スキャナが、検出光を検出領域に向けて投光する投光手段と、上記検出領域からの反射光を受光して受光信号を生成する受光手段と、上記受光信号に基づいて、上記検出領域までの距離を求める距離算出手段と、回転軸を中心として上記検出光を周方向に走査させる走査手段と、上記距離及び上記検出光の走査角からなる測距情報に基づいて、保護エリア内の侵入物を検知し、安全制御機器を制御するための安全制御信号を出力する侵入検知手段と、上記保護エリアを撮影してカメラ画像を生成する撮像手段とを備え、上記設定支援装置が、上記安全スキャナから、上記検出光を走査して得られる複数の上記測距情報と上記カメラ画像とを取得するスキャナ情報取得手段と、上記複数の測距情報が上記検出光のスキャン面上における複数の測距位置として示されたスキャン画像と上記カメラ画像とを画面内に並べて表示するスキャナ情報表示手段とを備える。
この様な構成によれば、撮像手段により撮影されるカメラ画像には保護エリアが含まれるため、保護エリア及びその周辺の様子をカメラ画像によって確認することができる。また、カメラ画像を確認することにより、安全スキャナが設置面に対して傾いているか否かを容易に識別することができる。このため、設置面に対して傾いた状態で安全スキャナが設置されるのを抑制することができる。また、カメラ画像及びスキャン画像を画面内に並べて表示するため、安全スキャナの周辺環境と検出光の走査範囲との位置関係を容易に識別することができる。
本発明の第3の態様による安全スキャナ用の設定支援装置は、上記構成に加え、上記スキャナ情報表示手段が、上記安全スキャナの走査周期に同期して上記スキャン画像を更新し、上記スキャン画像を動画像として表示するように構成される。この様な構成によれば、スキャン画像を確認することにより、安全スキャナの周辺環境の変化をリアルタイムに識別することができる。
本発明の第4の態様による安全スキャナ用の設定支援装置は、上記構成に加え、上記安全スキャナの上記撮像手段が、互いに向きを異ならせて配置された2以上の固定カメラにより構成され、各固定カメラが上記カメラ画像を生成し、上記スキャナ情報表示手段が、互いに異なる上記固定カメラにより撮影された少なくとも2つの上記カメラ画像を上記スキャン画像と共に表示する際に、カメラ画像内における左右方向がスキャン画像と一致するようにカメラ画像を表示するとともに、カメラ画像の配列の左右方向がスキャン画像における固定カメラの配列と一致するように各カメラ画像を配置するように構成される。
この様な構成によれば、画像の左右方向を一致させることができるため、カメラ画像とスキャン画像とを対比した際に、左右方向の位置関係を容易に把握することができる。また、固定カメラの配列に一致させて各カメラ画像を配置することができるため、各カメラ画像における被写体の位置とスキャン画像における位置とを容易に対応づけることができる。
本発明の第5の態様による安全スキャナ用の設定支援装置は、上記構成に加え、視点切替指示を受け付ける切替指示受付手段を備え、上記スキャナ情報表示手段が、上記視点切替指示に基づいて、表示中の上記カメラ画像の左右を反転させるとともに、表示中の上記スキャン画像の上下及び左右を反転させ、カメラ画像の配列の左右方向も反転させるように構成される。
この様な構成によれば、安全スキャナが画面表示の奥行き方向に向けて配置される場合と、安全スキャナが画面表示の手前方向に向けて配置される場合とのいずれの場合であっても、スキャン画像における左右方向の位置関係とカメラ画像における被写体の左右方向の位置関係とを直感的に対応づけることができる。
本発明の第6の態様による安全スキャナ用の設定支援装置は、上記構成に加え、ユーザ操作に基づいて、上記スキャン画像に対し、上記保護エリアの位置を指定するエリア指定手段を備え、上記スキャナ情報表示手段が、上記保護エリアを上記カメラ画像上に表示するように構成される。
この様な構成によれば、被写体と保護エリアとの位置関係をカメラ画像によって確認することができるため、保護エリアが正しく設定されたか否かを容易に識別することができる。
本発明の第7の態様による安全スキャナ用の設定支援装置は、上記構成に加え、表示対象の計測ユニットを選択するための表示対象選択タブを表示する選択タブ表示手段を備え、接続中の上記安全スキャナが、2以上の上記計測ユニットにより構成され、上記計測ユニットが、上記投光手段、上記受光手段、上記距離算出手段、上記走査手段及び上記撮像手段を備え、上記スキャナ情報表示手段が、上記表示対象選択タブを操作することによって選択された上記計測ユニットに対応するカメラ画像及びスキャン画像を表示するように構成される。この様な構成によれば、表示対象選択タブを操作することにより、任意の計測ユニットを表示対象として選択し、対応するカメラ画像及びスキャン画像を表示させることができる。
本発明の第8の態様による安全スキャナ用の設定支援装置は、上記構成に加え、上記スキャナ情報表示手段が、上記計測ユニットごとに上記検知信号の出力状態を表示するように構成される。この様な構成によれば、ユーザは、検知信号の出力状態を計測ユニットごとに容易に識別することができる。
本発明の第9の態様による安全スキャナ用の設定支援装置は、上記構成に加え、上記カメラ画像に基づいて、表示用の詳細確認画像及び上記詳細確認画像よりも画質を低下させたプライバシー画像を生成する表示画像生成手段と、上記詳細確認画像及び上記プライバシー画像のいずれか一方を表示画像として選択する表示画像選択手段とを備え、上記スキャナ情報表示手段が、上記表示画像選択手段により選択された表示画像を上記カメラ画像として表示し、上記表示画像選択手段が、ユーザ認証に成功した場合に、上記詳細確認画像を表示画像として選択する一方、ユーザ認証に失敗し、或いは、未認証である場合に、上記プライバシー画像を表示画像として選択するように構成される。この様な構成によれば、プライバシー画像を表示することにより、カメラ画像に映り込んだ作業者のプライバシーを保護し、或いは、セキュリティ情報を秘匿することができる。一方、詳細確認画像を表示することにより、安全スキャナの周辺環境や被写体を詳細に分析することができる。
本発明の第10の態様による安全スキャナ用の設定支援装置は、上記構成に加え、上記スキャナ情報表示手段が、上記検出光を走査して得られる複数の上記測距情報に対応する複数の測距位置を上記カメラ画像上に表示するように構成される。この様な構成によれば、カメラ画像上の測距位置によって検出領域の境界を容易に識別することができる。
本発明の第11の態様による安全スキャナ用の設定支援装置は、上記構成に加え、上記スキャナ情報表示手段が、上記スキャン画像内の位置を指定するための座標軸に平行な2以上のグリッド線を上記カメラ画像上に表示するように構成される。この様な構成によれば、カメラ画像上の位置をスキャン画像上の位置に容易に対応づけることができる。
本発明の第12の態様による安全スキャナ用の設定支援装置は、上記構成に加え、上記安全スキャナが、上記測距情報に基づいて、上記スキャン画像を生成するスキャン画像生成手段を備え、上記スキャナ情報取得手段が、上記スキャン画像を上記安全スキャナから取得するように構成される。この様な構成によれば、設定支援装置側の処理負荷を軽減させることができる。
本発明の第13の態様による安全スキャナ用の設定支援プログラムは、安全スキャナ用の設定支援プログラムであって、上記安全スキャナが、検出光を対象物に向けて投光する投光手段と、上記対象物からの反射光を受光して受光信号を生成する受光手段と、上記受光信号に基づいて、上記対象物までの距離を求める距離算出手段と、回転軸を中心として上記検出光を周方向に走査させる走査手段と、上記距離及び上記検出光の走査角からなる測距情報に基づいて、保護エリア内の侵入物を検知し、検知信号を出力する侵入検知手段と、上記保護エリアを撮影してカメラ画像を生成する撮像手段とを備え、上記設定支援プログラムが、上記安全スキャナから、上記検出光を走査して得られる複数の上記測距情報と上記カメラ画像とを取得するスキャナ情報取得手順と、上記複数の測距情報が上記検出光のスキャン面上における複数の測距位置として示されたスキャン画像と上記カメラ画像とを画面内に並べて表示するスキャナ情報表示手順とを備える。
本発明によれば、カメラ画像及びスキャン画像を画面内に並べて表示するため、スキャン画像と実空間との対応関係を容易に把握することができる。また、保護エリア及びその周辺の様子をカメラ画像によって確認することができるため、安全スキャナが正しく設置されているか否かを識別することができる。特に、安全スキャナの向きの誤りや、スキャン面の設置面に対する傾きを抑制することができる。また、被写体と保護エリアとの位置関係をカメラ画像によって確認することができるため、保護エリアが正しく設定されたか否かを容易に識別することができる。
本発明の実施の形態による光学安全システム1の一構成例を示したシステム図である。 図1の安全スキャナ10の構成例を示した図である。 図2の計測ユニット12内の機能構成の一例を示したブロック図である。 図2の表示ユニット11内の機能構成の一例を示したブロック図である。 図1の設定支援装置20内の機能構成の一例を示したブロック図である。 図5の設定支援装置20の動作の一例を示した図であり、モニター機能を選択した場合のシステム画面4が示されている。 システム画面4に表示中のカメラ画像53を示した図であり、保護エリア7をオーバーレイ表示させる機能を選択した場合が示されている。 図5の設定支援装置20の動作の一例を示した図であり、表示画像を反転させる機能を選択した場合のシステム画面4が示されている。 図5の設定支援装置20の動作の一例を示した図であり、詳細確認画像531がカメラ画像53として表示される場合が示されている。 図5の設定支援装置20の動作の一例を示した図であり、プライバシー画像532がカメラ画像53として表示される場合が示されている。 図5の設定支援装置20の動作の一例を示した図であり、エリア設定機能を選択した場合のシステム画面4が示されている。
まず、本発明が前提とする光学安全システムの概略構成について、図1〜図4を用いて以下に説明する。
<光学安全システム1>
図1は、本発明の実施の形態による光学安全システム1の一構成例を示したシステム図である。この光学安全システム1は、保護エリア内の侵入物を検知して検知信号を出力する安全スキャナ10と、保護エリアを含む設定データを作成するための設定支援装置20とにより構成される。安全スキャナ10及び設定支援装置20は、通信ケーブル2を介して互いに接続されている。
検知信号は、安全制御機器(図示せず)を制御するための安全制御信号である。安全制御機器は、工作機械、産業用ロボット等を制御する制御装置、例えば、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)である。検知信号の出力状態をオフ状態に切り替えることにより、安全制御機器が制御対象とする機械の動作を停止させることができる。
保護エリアは、侵入物検知の監視対象とするエリアである。例えば、工作機械や産業用ロボットの作業エリア、搬送車両の移動エリアなど、機械設備周辺の領域が保護エリアとして指定される。
安全スキャナ10は、保護エリア内の侵入物を光学的に検知する光走査型のセーフティセンサであり、表示ユニット11及び計測ユニット12により構成される。表示ユニット11は、ユーザ操作を受け付け、動作状態、設定データ等を表示するユーザインターフェースユニットであり、通信ケーブル2の接続口、安全制御信号の出力ポート等が設けられる。
計測ユニット12は、検出エリアに対し、検出光を投光し、検出エリア内の対象物からの反射光を受光して侵入物を検知するセンサヘッドユニットである。検出エリアは、計測ユニット12により検出可能な最大のエリアである。保護エリアは、検出エリア内において指定される領域である。計測ユニット12には、回転軸を中心として検出光を周方向に走査させる回転光学系、保護エリアを撮影してカメラ画像を生成するカメラ等が設けられる。
安全スキャナ10には、保護エリア以外に警告エリアを設定することができる。安全スキャナ10は、警告エリア内の侵入物を検知すれば、補助出力信号を出力し、表示灯の点灯等によりユーザ報知を行う。
例えば、計測ユニット12は、水平な床面等に設置される。表示ユニット11は、OSSD(Output Signal Switching Device)を有し、保護エリア内に侵入物が存在していない状態では、OSSDがオン状態になり、オン状態の検知信号が出力される。一方、保護エリア内に侵入物が存在している状態では、OSSDがオフ状態になり、オフ状態の検知信号が出力される。
設定支援装置20は、ディスプレイ21、キーボード22及びマウス23を備えた情報処理端末、例えば、パーソナルコンピュータである。例えば、設定支援装置20では、保護エリアや計測条件を指定する設定データが作成される。また、設定支援装置20では、安全スキャナ10から測距情報やカメラ画像を取得してディスプレイ21に表示する動作が行われる。
例えば、設定支援装置20は、安全スキャナ用の設定支援プログラムに基づいて、コンピュータを動作させることにより実現することができる。また、その様な設定支援プログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供され、或いは、ネットワークを介して提供される。
<安全スキャナ10>
図2は、図1の安全スキャナ10の構成例を示した図であり、表示ユニット11を計測ユニット12から分離させることができる分離型のセーフティセンサが示されている。図中には、安全スキャナ10を前方から見た場合が示されている。表示ユニット11及び計測ユニット12は、図示しない配線ケーブルを介して互いに接続される。この表示ユニット11には、同時に2以上の計測ユニット12を接続することができる。
計測ユニット12のスキャナ筐体120は、検出光を水平方向に向けて出射するとともに検出光を水平なスキャン面3に沿って走査させる回転光学系を収容する筐体であり、回転光学系の収容部には、回転光学系を保護するための保護カバー121が装着されている。スキャン面3は、回転光学系の回転軸に直交する平面である。
検出光には、例えば、赤外線領域の波長を有するレーザー光が用いられる。検出光は、一定の走査周期で繰返し走査される。スキャナ筐体120には、2つの固定カメラ122及び123と、検知信号の出力状態を表示するインジケータ124とが配設されている。固定カメラ122,123及びインジケータ124は、回転光学系の収容部よりも上側に配置されている。
固定カメラ122及び123は、いずれも保護エリアを撮影してカメラ画像を生成する撮像装置であり、互いに向きを異ならせて配置される。固定カメラ122は、計測ユニット12に向かう方向から見れば、インジケータ124よりも左側に配置されている。一方、固定カメラ123は、計測ユニット12に向かう方向から見れば、インジケータ124よりも右側に配置されている。つまり、固定カメラ122及び123は、回転光学系の回転軸に対し、周方向の位置を異ならせて配置され、固定カメラ122が、計測ユニット12から見て前後方向よりも右側の領域を画角内に収めるカメラであるのに対し、固定カメラ123は、計測ユニット12から見て前後方向よりも左側の領域を画角内に収めるカメラである。固定カメラ122及び123は、スキャン面3よりも上側に配置されるため、スキャン面3を俯瞰するカメラ画像を得ることができる。
固定カメラ122及び123は、好ましくは、保護エリアだけでなく保護エリアの周辺も撮影する。或いは、固定カメラ122及び123は、さらに好ましくは、警告エリアとして設定可能な領域とその周辺とを撮影する。
インジケータ124は、検知信号の出力状態や動作状態を表示する表示灯である。このインジケータ124は、検知信号の出力状態に応じて異なる表示色で点灯する。例えば、インジケータ124は、OSSDがオフ状態である場合に赤色で点灯し、OSSDがオン状態である場合に緑色で点灯する。
表示ユニット11は、計測ユニット12の上面に配置される。表示ユニット11には、表示パネル111、インジケータ112、操作キー113及びケーブル接続口114が配設されている。
表示パネル111は、動作状態、測距情報、カメラ画像、設定データ等を画面表示する表示装置である。例えば、表示パネル111は、LCD(液晶ディスプレイ)パネルである。インジケータ112は、動作状態、検知信号の出力状態等を表示するための表示灯である。ケーブル接続口114は、通信ケーブル2が着脱可能に接続される入出力端子部である。表示ユニット11は、計測ユニット12との通信を行い、計測ユニット12から離間した位置にあっても、監視対象エリアや侵入物の検知履歴を確認することができる。
<計測ユニット12>
図3は、図2の計測ユニット12内の機能構成の一例を示したブロック図である。この計測ユニット12は、投光制御部30、投光光源部31、走査部32、ロータリーエンコーダ33、受光部34、距離算出部35、侵入検知部36、入出力ポート37、エリア記憶部38、スキャン画像生成部39、固定カメラ122及び123により構成される。
投光光源部31は、LD(レーザダイオード)又はLED(発光ダイオード)などの発光素子からなり、検出光を生成する。投光制御部30は、投光光源部31を制御し、パルス状の検出光を一定の時間間隔で発生させる。走査部32は、検出光を対象物に向けて出射するとともに、回転軸を中心として検出光を周方向に走査させる回転光学系と、回転軸を中心として回転光学系を回転させる駆動部とにより構成される。例えば、走査部32の回転光学系は、検出光を対象物に向けて反射する投光ミラーと、対象物からの反射光を入射させる受光レンズと、受光レンズを透過した反射光を受光素子に向けて反射する受光ミラーとにより構成される。
受光部34は、PD(フォトダイオード)などの受光素子からなり、対象物からの反射光を受光して受光信号を生成する。ロータリーエンコーダ33は、回転光学系の回転を検出し、パルス繰り返し間隔が回転速度に対応するパルス信号を生成する回転検出装置である。投光制御部30は、ロータリーエンコーダ33のパルス信号に基づいて、投光光源部31を制御し、検出光の投光タイミングを調整する。例えば、走査部32の回転光学系が360°/1000だけ回転するごとに、検出光が出射される。
距離算出部35は、受光部34からの受光信号に基づいて、対象物までの距離を求める。この距離算出部35は、TOF(Time Of Flight:飛行時間)方式で距離計測を行う測距部であり、受光信号をロータリーエンコーダ33のパルス信号と比較し、検出光を投光したときから当該検出光に対応する反射光が受光されるまでの遅延時間を特定することにより、対象物までの距離を検出距離として算出する。
侵入検知部36は、距離算出部35により求められた検出距離と検出光の走査角とからなる測距情報に基づいて、保護エリア内の侵入物を検知し、検知信号を出力する。検出光の走査角は、ロータリーエンコーダ33のパルス信号に基づいて、特定される。また、侵入物が保護エリア内に存在するか否かは、検出距離と検出光の走査角とから侵入物の2次元位置を特定することによって判別される。
検知信号は、入出力ポート37を介して表示ユニット11へ送信される。入出力ポート37は、表示ユニット11との通信を行う通信インターフェース部であり、表示ユニット11から設定データを受信する一方、動作状態、測距情報、検知信号、スキャン画像及びカメラ画像を表示ユニット11へ送信する。エリア記憶部38には、保護エリア等の監視対象エリアの2次元位置を示す位置情報が保持される。監視対象エリアの位置情報は、入出力ポート37を介して表示ユニット11から取得される。
スキャン画像生成部39は、反射光検出時に取得された走査角及び検出距離からなる測距情報に基づいて、スキャン画像を生成する。スキャン画像は、検出光の走査周期内において得られる複数の測距情報が2次元表示された画像であり、各測距情報は、その走査角及び検出距離によって特定されるスキャン面3上の測距位置として示されている。スキャン画像と、カメラ122及び123により撮影されたカメラ画像とは、入出力ポート37を介して表示ユニット11へ送信される。
なお、1台の表示ユニット11に対して1台の計測ユニット12が接続される安全スキャナ10の例を示したが、1台の表示ユニット11に対して複数台の計測ユニット12を接続することが可能な構成であっても良い。この場合、表示ユニット11のOSSDは、対象となる全ての計測ユニット12が、各々の保護エリアにおいてOSSDをオン状態とすべき状態と確認した場合に、OSSDがオン状態となり、その他の場合にはOSSDがオフ状態となる。スキャン画像生成部39を計測ユニット12に設けることにより、スキャン画像生成処理の負荷を分散させることができる。
<表示ユニット11>
図4は、図2の表示ユニット11内の機能構成の一例を示したブロック図である。この表示ユニット11は、操作部40、制御部41、入出力ポート42、表示部43、外部通信ポート44、メモリ45及び外部出力ポート46により構成される。入出力ポート42は、計測ユニット12との通信を行う通信インターフェース部であり、設定データを計測ユニット12へ送信する一方、計測ユニット12から動作状態、測距情報、検知信号、スキャン画像及びカメラ画像を受信する。
外部通信ポート44は、設定支援装置20との通信を行う通信インターフェース部であり、設定支援装置20から設定データを受信する一方、動作状態、測距情報、スキャン画像及びカメラ画像を設定支援装置20へ送信する。外部出力ポート46は、OSSDの出力信号(オン状態又はオフ状態)を検知信号(安全制御信号)として安全制御機器へ出力するインターフェース部である。なお、外部出力ポート46は、安全制御機器との双方向の通信によって、OSSDの出力信号(オン状態又はオフ状態)を検知信号(安全制御信号)として安全制御機器へ送信するような構成であっても良い。
操作部40は、操作キー113の押下操作に基づいて、操作信号を生成し、制御部41へ出力する。表示部43は、表示パネル111及びインジケータ112を駆動し、設定データ、動作状態、測距情報、スキャン画像及びカメラ画像を表示する。
制御部41は、計測ユニット12に対する検出光の走査制御や、カメラ画像及びスキャン画像の表示制御等を行う。メモリ45には、設定データ、測距情報、スキャン画像及びカメラ画像が保持される。なお、スキャン画像生成部39が、計測ユニット12に設けられる安全スキャナ10の例を示したが、これに代えて、スキャン画像生成部39を表示ユニット11に設けるような構成であっても良い。或いは、スキャン画像生成部39を表示ユニット11及び計測ユニット12にそれぞれ設けるような構成であっても良い。この場合、計測ユニット12と表示ユニット11との間でスキャン画像を送受信する代わりに、測距情報を送受信することになり、通信速度が遅い場合であっても、スキャン画像の表示が容易となる。
次に、本発明による光学安全システム1のさらに詳細な構成について、図5〜図11を用いて以下に説明する。
<設定支援装置20>
図5は、図1の設定支援装置20内の機能構成の一例を示したブロック図である。この設定支援装置20は、通信部201、スキャナ情報取得部202、スキャナ情報記憶部203、スキャナ情報表示部204、操作部205、切替指示受付部206、表示画像選択部207、選択タブ表示部208、エリア指定部209、エリア記憶部210及び表示画像生成部211により構成される。
通信部201は、安全スキャナ10の表示ユニット11との通信を行うインターフェース部であり、設定データを安全スキャナ10へ送信する一方、安全スキャナ10から動作状態、測距情報、スキャン画像及びカメラ画像を受信する。操作部205は、キーボード22及びマウス23の操作に基づいて、操作信号を生成する。
スキャナ情報取得部202は、安全スキャナ10から、測距情報、カメラ画像及びスキャン画像を取得し、スキャナ情報記憶部203内にスキャナ情報として格納する。測距情報は、一定の走査角ごとに算出された検出距離からなる。
スキャナ情報表示部204は、ディスプレイ21を駆動し、スキャン画像及びカメラ画像をシステム画面内に並べて表示する。スキャン画像及びカメラ画像は、同一画面に同時に表示される。例えば、システム画面内に、互いに重複しないように第1の表示サブ領域及び第2の表示サブ領域が設けられ、第1の表示サブ領域にスキャン画像が表示され、第2の表示サブ領域にカメラ画像が表示される。また、スキャン画像及びカメラ画像を同時に表示する際には、スキャン画像に対応した位置にカメラ画像が表示される。
スキャン画像は、検出光の走査周期に対応する一定のフレームレートで更新される動画像である。スキャナ情報表示部204は、安全スキャナ10の走査周期に同期してスキャン画像を更新することにより、スキャン画像を動画像として表示する。また、カメラ画像は、一定のフレームレートで更新される動画像である。スキャナ情報表示部204は、システム画面に表示中のカメラ画像を一定のフレームレートで更新することにより、カメラ画像を動画像として表示する。
例えば、カメラ画像のフレームレートは、8フレーム/秒である。また、スキャン画像のフレームレートは、カメラ画像のフレームレートと同程度である。例えば、スキャン画像のフレームレートは、8〜20フレーム/秒である。
また、スキャナ情報表示部204は、互いに異なる固定カメラ122及び123により撮影された少なくとも2つのカメラ画像をスキャン画像と共にシステム画面に表示する際に、カメラ画像内における左右方向がスキャン画像と一致するようにカメラ画像を表示する。また、スキャナ情報表示部204は、カメラ画像の配列の左右方向がスキャン画像における固定カメラの配列と一致するように各カメラ画像を配置する。
切替指示受付部206は、操作部205からの操作信号に基づいて、視点切替指示を受け付ける。スキャナ情報表示部204は、切替指示受付部206の視点切替指示に基づいて、システム画面に表示中のカメラ画像の左右を反転させるとともに、システム画面に表示中のスキャン画像の上下及び左右を反転させ、さらに、カメラ画像の配列の左右方向も反転させる。例えば、左右が反転したカメラ画像や、上下左右が反転したスキャン画像は、視点切替指示を受け付けた時点で、表示画像として作成される。
選択タブ表示部208は、2以上の計測ユニット12が共通の表示ユニット11に接続されている場合に、表示対象の計測ユニット12を選択するための表示対象選択タブをシステム画面に表示する。スキャナ情報表示部204は、表示対象選択タブを操作することによって選択された計測ユニット12に対応するカメラ画像及びスキャン画像をシステム画面に表示する。
エリア指定部209は、ユーザ操作に基づいて、システム画面に表示中のスキャン画像に対し、監視対象エリアの位置を指定する。監視対象エリアには、侵入物を検知した場合に検知信号の出力が行われる保護エリアと、侵入物を検知した場合に検知信号の出力を行わずにユーザ報知が行われる警告エリアとがある。
エリア記憶部210には、エリア指定部209によって指定された監視対象エリアを示すエリア設定情報が保持される。スキャナ情報表示部204は、エリア記憶部210内のエリア設定情報に基づいて、監視対象エリアをカメラ画像上に表示する。
表示画像生成部211は、安全スキャナ10から取得されたカメラ画像に基づいて、表示用の詳細確認画像及びプライバシー画像を生成する。詳細確認画像は、カメラ122又は123により撮影されたカメラ画像を縮小することによって得られる表示用画像である。プライバシー画像は、作業者個人やセキュリティ情報を識別し難くした表示用画像であり、詳細確認画像よりも画質を低下させることによって得られる。
プライバシー画像を得るためのフィルタ処理には、各種の画像フィルタを採用することができる。例えば、画像領域を多数の処理ブロックに分割し、処理ブロック内の各画素について、画素値を代表値に置き換えることにより、物理的解像度を低下させて画像をぼかすモザイク処理がカメラ画像に対して行われる。
処理ブロックの形状やサイズと、処理ブロックの配置態様は、任意に指定することができる。代表値は、処理ブロックを代表する画素値であり、処理ブロック内の画素に関する画素値の平均値、中央値又は最頻値により定められる。
表示画像選択部207は、詳細確認画像及びプライバシー画像のいずれか一方を表示画像として選択する。スキャナ情報表示部204は、表示画像選択部207により選択された表示画像をカメラ画像として表示する。表示画像選択部207は、ユーザ認証に成功した場合に、詳細確認画像を表示画像として選択する。一方、表示画像選択部207は、ユーザ認証に失敗し、或いは、未認証である場合に、プライバシー画像を表示画像として選択する。ユーザ認証は、安全スキャナ10から認証用の登録情報を取得し、パスワード等の入力情報と照合することによって行われる。
また、スキャナ情報表示部204は、計測ユニット12ごとの安全制御信号の出力状態をシステム画面に表示する。スキャナ情報表示部204は、測距情報に基づいて、検出距離に対応する位置が走査角ごとに示された測距位置をカメラ画像上に表示する。さらに、スキャナ情報表示部204は、スキャン画像内の位置を指定するための座標軸に平行な2以上のグリッド線をカメラ画像上に表示する。
カメラ122及び123の画角内の位置と検出光の走査角とを対応づけるパラメータは、安全スキャナ10に保持される。設定支援装置20は、安全スキャナ10からその様なパラメータを取得して、測距線をカメラ画像上に表示する。
<システム画面4>
図6は、図5の設定支援装置20の動作の一例を示した図であり、モニター機能を選択した場合のシステム画面4が示されている。システム画面4は、安全スキャナ10の動作設定を行い、安全スキャナ10の動作状態や測距情報を表示するための画面である。このシステム画面4には、画像表示領域50が設けられ、画像表示領域50内にカメラ画像53,54及びスキャン画像58が表示されている。カメラ画像53及び54は、スキャン画像58よりも上側に配置されている。
また、システム画面4には、安全スキャナ10の動作状態51、表示対象選択タブ52、OSSD状態55、バンク番号56、計測ユニットの検知状態57が表示されている。表示対象選択タブ52は、画像表示領域50よりも上側に配置されている。また、動作状態51、OSSD状態55、バンク番号56及び検知状態57は、画像表示領域50よりも左側に配置されている。
カメラ画像53は、計測ユニット12を上方から見て、前方よりも左側の領域に撮影方向が向けられたカメラ123により撮影された撮影画像である。一方、カメラ画像54は、計測ユニット12を上方から見て、前方よりも右側の領域に撮影方向が向けられたカメラ122により撮影された撮影画像である。
カメラ画像53及び54には、機械設備や建屋の壁、天井、床面等が被写体として映っている。このカメラ画像53及び54には、測距線5が重畳されている。この測距線5は、検出距離に対応する測距位置を一定の走査角ごとにプロットした多数のドットにより構成される。この様な測距線5は、検出距離と検出光の走査角とに基づいて、対象物の3次元空間内における位置を特定し、その3次元位置とカメラ122,123の画角との位置関係に基づいて、対象物のカメラ画像53及び54における2次元位置を特定することにより、表示される。カメラ画像53及び54上の測距線5によってスキャン面3の位置を容易に識別することができる。
スキャン画像58は、スキャン面3に平行な平面内に測距線が描画された測距線画像である。スキャン画像58上の測距線は、検出領域の境界を示す図形であり、検出距離に対応する測距位置を一定の走査角ごとにプロットした折れ線により構成される。このスキャン画像58には、計測ユニット12を中心とし、前後方向をy軸、左右方向をx軸とする直交座標が配置され、保護エリア7を示す図形が重畳されている。
カメラ画像53及び54では、保護エリア7の内側と外側とで測距線5の表示態様、例えば、ドットの色が異なる。例えば、保護エリア7の内側では測距線5が赤色で表示され、保護エリア7の外側では測距線5が緑色で表示される。この様に測距線の表示態様を異ならせることにより、保護エリア7内の侵入物6を容易に識別することができる。
カメラ画像53及び54は、いずれも左右方向がスキャン画像58と一致するように表示される。計測ユニット12の正面方向、すなわち、y軸の正方向をシステム画面4の上側に向けてスキャン画像58が表示されている場合、カメラ画像53及び54は、画像内の左側の領域がスキャン画像58の左側の領域に対応し、右側の領域がスキャン画像58の右側の領域に対応するように表示される。
また、各カメラ画像53及び54は、システム画面4内における左右の配列がスキャン画像58内における固定カメラ122及び123の配列と一致するように配置される。例えば、カメラ画像53は、スキャン画像58の左側の領域を撮影する固定カメラ123に対応し、システム画面4内の左側に配置される。一方、カメラ画像54は、スキャン画像58の右側の領域を撮影する固定カメラ122に対応し、システム画面4内の右側に配置される。
また、スキャン画像58に隣接させて、拡大縮小ボタン59、全画面ボタン60及び反転ボタン61が配置されている。拡大縮小ボタン59は、スキャン画像58を拡大又は縮小させるための操作アイコンである。全画面ボタン60は、スキャン画像58を画像表示領域50の全体まで拡大して表示するための操作アイコンである。反転ボタン61は、視点切替用の操作アイコンであり、反転ボタン61を操作することにより、スキャン画像58の左右及び上下が反転する。また、各カメラ画像53及び54は、反転表示されたスキャン画像58に対応してスキャン画像58の下方に配置されるとともに左右の配置が切り替わり、各カメラ画像53及び54の左右も反転する。
動作状態51には、通常状態、エラー状態又は起動中のいずれかが、安全スキャナ10の動作状態として表示される。表示対象選択タブ52は、表示対象の計測ユニット12を選択するための操作アイコンである。表示対象選択タブ52を操作することにより、任意の計測ユニット12を表示対象として選択し、対応するカメラ画像及びスキャン画像を表示させることができる。
OSSD状態55には、検知信号の出力状態が表示される。OSSD状態55の表示により、検知信号がオン状態であるのか、或いは、オフ状態であるのかと、検知出力を遅延させるディレイ処理中であるか否かと、安全スキャナ10がインターロック中であるか否かとを容易に識別することができる。
バンク番号56には、バンク機能が有効である場合に、侵入検知に用いている設定バンクを示すバンク番号が表示される。設定バンクは、保護エリア7及び走査条件を指定する設定データからなる。安全スキャナ10では、1つの計測ユニット12に対し、2以上の設定バンクを登録することができる。検知状態57には、計測ユニット12ごとの検知状態が表示される。この例では、保護エリア7内の侵入物の有無と、警告エリア内の侵入物の有無とが個別に表示されている。ユーザは、各計測ユニット12の検知信号の出力状態を容易に識別することができる。
画像表示領域50内には、保護エリア7をカメラ画像53及び54に重複させて表示するエリアオーバーレイ表示機能を選択するためのチェックボックス62が配置されている。チェックボックス62にチェックマークを入力することにより、システム画面4に表示中のカメラ画像53及び54に対し、保護エリア7を重複させて表示することができる。
この様なシステム画面4を表示することにより、保護エリア7及びその周辺の様子をカメラ画像53及び54によって確認することができる。また、カメラ画像53及び54を確認することにより、安全スキャナ10が設置面に対して傾いているか否かを容易に識別することができる。また、カメラ画像53,54及びスキャン画像58を同一画面内に同時に表示するため、安全スキャナ10の周辺環境と検出光の走査範囲との位置関係を容易に識別することができる。
図7は、システム画面4に表示中のカメラ画像53を示した図であり、保護エリア7をオーバーレイ表示させる機能を選択した場合が示されている。このカメラ画像53には、保護エリア7を示す図形が重畳されている。被写体と保護エリア7との位置関係をカメラ画像53によって容易に識別することができる。
図8は、図5の設定支援装置20の動作の一例を示した図であり、表示画像を反転させる機能を選択した場合のシステム画面4が示されている。反転ボタン61を操作することにより、スキャン画像58の左右及び上下が反転し、スキャン画像58の反転に合わせて、カメラ画像53及び54の左右が反転するとともに、各カメラ画像53,54及びスキャン画像58の配列が調整される。
このシステム画面4では、カメラ画像53及び54がスキャン画像58よりも下側に配置されている。また、スキャン画像58は、計測ユニット12の正面方向をシステム画面4の下側に向けて表示されている。カメラ画像53及び54は、画像内の左側の領域がスキャン画像58の左側の領域に対応し、右側の領域がスキャン画像58の右側の領域に対応するように表示される。
さらに、カメラ画像53は、スキャン画像58の右側の領域を撮影する固定カメラ123に対応し、システム画面4内の右側に配置される。一方、カメラ画像54は、スキャン画像58の左側の領域を撮影する固定カメラ122に対応し、システム画面4内の左側に配置される。
この様に構成することにより、画像の左右方向を一致させることができるため、カメラ画像53及び54とスキャン画像58とを対比した際に、左右の位置関係を容易に把握することができる。また、固定カメラ122及び123の配列に一致させて各カメラ画像53及び54を配置するため、カメラ画像53及び54における被写体の左右方向の位置とスキャン画像58における左右方向の位置とを容易に対応づけることができる。
さらに、安全スキャナ10が設定支援装置20の画面表示の奥行き方向に向けて配置される場合と、安全スキャナ10が画面表示の手前方向に向けて配置される場合とのいずれの場合であっても、スキャン画像58における位置関係とカメラ画像53及び54における被写体の位置関係とを直感的に対応づけることができる。
図9及び図10は、図5の設定支援装置20の動作の一例を示した図であり、プライバシー保護機能を選択した場合が示されている。図9には、詳細確認画像531がカメラ画像53としてシステム画面4に表示される場合が示されている。図10には、プライバシー画像532がカメラ画像53としてシステム画面4に表示される場合が示されている。
プライバシー画像532は、詳細確認画像531に比べ、画質を低下させた表示画像であり、カメラ画像を低解像度化するモザイク処理によって作成される。この例では、モザイク処理が画像全体に施されている。
この様なプライバシー画像532を表示することにより、カメラ画像に映り込んだ作業者6のプライバシーを保護し、或いは、セキュリティ情報を秘匿することができる。一方、詳細確認画像531を表示することにより、安全スキャナ10の周辺環境や被写体を詳細に分析することができる。
図11は、図5の設定支援装置20の動作の一例を示した図であり、エリア設定機能を選択した場合のシステム画面4が示されている。このシステム画面4には、画像表示領域50、表示対象選択タブ52及び作業手順表示領域63が設けられている。作業手順表示領域63には、エリア設定のための作業手順が表示される。
画像表示領域50には、スキャン画像58が表示されている。このスキャン画像58は、画像表示領域50全体に拡大して表示されている。スキャン画像58には、計測ユニット12の位置を原点とする座標軸と、座標軸に平行な2以上のグリッド線とが描画されている。x軸に平行な2以上のグリッド線とy軸に平行な2以上のグリッド線とは、いずれも等間隔に配置されている。また、スキャン画像58には、監視対象エリア9を示す図形と、走査範囲の限界を示す領域が描画されている。
このシステム画面4では、カメラ画像53及び54を表示するためのライブ映像画面8が画像表示領域50上に表示されている。ライブ映像画面8は、スキャン画像58に重畳させて表示される。ライブ映像画面8には、表示対象の計測ユニット12を選択するための表示対象選択タブ71と、カメラ画像53及び54を表示するための画像表示領域72とが設けられている。
カメラ画像53及び54は、いずれも左右方向がスキャン画像58と一致するように表示される。また、各カメラ画像53及び54は、システム画面4内における左右の配列がスキャン画像58内における固定カメラ122及び123の配列と一致するように配置される。表示対象選択タブ71を操作することにより、表示対象の計測ユニット12を変更することができる。
カメラ画像54には、監視対象エリア9を示す図形が重畳されている。被写体と監視対象エリア9との位置関係をカメラ画像54によって容易に識別することができる。この様なシステム画面4を表示することにより、被写体と監視対象エリア9との位置関係をカメラ画像54によって確認することができるため、監視対象エリア9が正しく設定されたか否かを容易に識別することができる。
監視対象エリア9として指定される保護エリア7と警告エリアとは、表示色を異ならせてスキャン画像58、カメラ画像53及び54に表示される。例えば、保護エリア7は、赤色の領域として表示されるのに対し、警告エリアは、黄色の領域として表示される。また、保護エリア7及び警告エリアは、背景が透けて見えるように半透明の領域としてカメラ画像53又は54上に表示される。
本実施の形態によれば、検出光の走査範囲を容易に識別することができ、設置面に対して傾いた状態で安全スキャナ10が設置されるのを抑制することができる。また、監視対象エリア9が正しく設定されたか否かを容易に識別することができる。
なお、本実施の形態では、2つのカメラ画像53及び54がスキャン画像58とともにシステム画面4内に表示される場合の例について説明したが、本発明は、カメラ画像の表示形態をこれに限定するものではない。例えば、3以上のカメラ画像がスキャン画像58とともにシステム画面4内に表示されるような構成であっても良い。また、画角が検出光の走査範囲をカバーする広角カメラが計測ユニットに設けられている場合は、広角カメラにより撮影された1つのカメラ画像がスキャン画像58とともにシステム画面4内に表示されるような構成であっても良い。
また、本実施の形態では、安全スキャナ10がスキャン画像58を生成する場合の例について説明したが、本発明は、設定支援装置20が、安全スキャナ10から取得した測距情報に基づいて、スキャン画像58を生成するような構成であっても良い。
1 光学安全システム
10 安全スキャナ
11 表示ユニット
111 表示パネル
112 インジケータ
113 操作キー
114 ケーブル接続口
12 計測ユニット
120 スキャナ筐体
121 保護カバー
122,123 固定カメラ
124 インジケータ
20 設定支援装置
21 ディスプレイ
22 キーボード
23 マウス
30 投光制御部
31 投光光源部
32 走査部
33 ロータリーエンコーダ
34 受光部
35 距離算出部
36 侵入検知部
37 入出力ポート
38 エリア記憶部
39 スキャン画像生成部
50 画像表示領域
52 表示対象選択タブ
53,54 カメラ画像
531 詳細確認画像
532 プライバシー画像
58 スキャン画像
201 通信部
202 スキャナ情報取得部
203 スキャナ情報記憶部
204 スキャナ情報表示部
205 操作部
206 切替指示受付部
207 表示画像選択部
208 選択タブ表示部
209 エリア指定部
210 エリア記憶部
211 表示画像生成部
2 通信ケーブル
3 スキャン面
4 システム画面
5 測距線
6 侵入物
7 保護エリア
8 ライブ映像画面
9 監視対象エリア

Claims (12)

  1. 安全スキャナ用の設定支援装置であって、
    上記安全スキャナが、検出光を対象物に向けて投光する投光手段と、上記対象物からの反射光を受光して受光信号を生成する受光手段と、上記受光信号に基づいて、上記対象物までの距離を求める距離算出手段と、回転軸を中心として上記検出光を周方向に走査させる走査手段と、上記距離及び上記検出光の走査角からなる測距情報に基づいて、保護エリア内の侵入物を検知し、検知信号を出力する侵入検知手段と、上記保護エリアを撮影してカメラ画像を生成する撮像手段とを備え、
    上記設定支援装置は、上記安全スキャナから、上記検出光を走査して得られる複数の上記測距情報と上記カメラ画像とを取得するスキャナ情報取得手段と、
    上記複数の測距情報が上記検出光のスキャン面上における複数の測距位置として示されたスキャン画像と上記カメラ画像とを画面内に並べて表示するスキャナ情報表示手段とを備え
    上記スキャナ情報表示手段は、上記検出光を走査して得られる複数の上記測距情報に対応する複数の測距位置を上記カメラ画像上に表示することを特徴とする安全スキャナ用の設定支援装置。
  2. 安全スキャナ用の設定支援装置であって、
    上記安全スキャナが、検出光を対象物に向けて投光する投光手段と、上記対象物からの反射光を受光して受光信号を生成する受光手段と、上記受光信号に基づいて、上記対象物までの距離を求める距離算出手段と、回転軸を中心として上記検出光を周方向に走査させる走査手段と、上記距離及び上記検出光の走査角からなる測距情報に基づいて、保護エリア内の侵入物を検知し、検知信号を出力する侵入検知手段と、上記保護エリアを撮影してカメラ画像を生成する撮像手段とを備え、
    上記設定支援装置は、上記安全スキャナから、上記検出光を走査して得られる複数の上記測距情報と上記カメラ画像とを取得するスキャナ情報取得手段と、
    上記複数の測距情報が上記検出光のスキャン面上における複数の測距位置として示されたスキャン画像と上記カメラ画像とを画面内に並べて表示するスキャナ情報表示手段と、
    ユーザ操作に基づいて、上記スキャン画像に対し、上記保護エリアの位置を指定するエリア指定手段とを備え
    上記スキャナ情報表示手段は、上記保護エリアを上記カメラ画像上に表示することを特徴とする安全スキャナ用の設定支援装置。
  3. 上記スキャナ情報表示手段は、上記安全スキャナの走査周期に同期して上記スキャン画像を更新し、上記スキャン画像を動画像として表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の安全スキャナ用の設定支援装置。
  4. 上記安全スキャナの上記撮像手段は、互いに向きを異ならせて配置された2以上の固定カメラにより構成され、各固定カメラが上記カメラ画像を生成し、
    上記スキャナ情報表示手段は、互いに異なる上記固定カメラにより撮影された少なくとも2つの上記カメラ画像を上記スキャン画像と共に表示する際に、カメラ画像内における左右方向がスキャン画像と一致するようにカメラ画像を表示するとともに、カメラ画像の配列の左右方向がスキャン画像における固定カメラの配列と一致するように各カメラ画像を配置することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の安全スキャナ用の設定支援装置。
  5. 視点切替指示を受け付ける切替指示受付手段を備え、
    上記スキャナ情報表示手段は、上記視点切替指示に基づいて、表示中の上記カメラ画像の左右を反転させるとともに、表示中の上記スキャン画像の上下及び左右を反転させ、カメラ画像の配列の左右方向も反転させることを特徴とする請求項4に記載の安全スキャナ用の設定支援装置。
  6. 表示対象の計測ユニットを選択するための表示対象選択タブを表示する選択タブ表示手段を備え、
    接続中の上記安全スキャナが、2以上の上記計測ユニットにより構成され、
    上記計測ユニットが、上記投光手段、上記受光手段、上記距離算出手段、上記走査手段及び上記撮像手段を備え、
    上記スキャナ情報表示手段は、上記表示対象選択タブを操作することによって選択された上記計測ユニットに対応するカメラ画像及びスキャン画像を表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の安全スキャナ用の設定支援装置。
  7. 上記スキャナ情報表示手段は、上記計測ユニットごとに上記検知信号の出力状態を表示することを特徴とする請求項に記載の安全スキャナ用の設定支援装置。
  8. 上記カメラ画像に基づいて、表示用の詳細確認画像及び上記詳細確認画像よりも画質を低下させたプライバシー画像を生成する表示画像生成手段と、
    上記詳細確認画像及び上記プライバシー画像のいずれか一方を表示画像として選択する表示画像選択手段とを備え、
    上記スキャナ情報表示手段は、上記表示画像選択手段により選択された表示画像を上記カメラ画像として表示し、
    上記表示画像選択手段は、ユーザ認証に成功した場合に、上記詳細確認画像を表示画像として選択する一方、ユーザ認証に失敗し、或いは、未認証である場合に、上記プライバシー画像を表示画像として選択することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の安全スキャナ用の設定支援装置。
  9. 上記スキャナ情報表示手段は、上記スキャン画像内の位置を指定するための座標軸に平行な2以上のグリッド線を上記カメラ画像上に表示することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の安全スキャナ用の設定支援装置。
  10. 上記安全スキャナが、上記測距情報に基づいて、上記スキャン画像を生成するスキャン画像生成手段を備え、
    上記スキャナ情報取得手段は、上記スキャン画像を上記安全スキャナから取得することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の安全スキャナ用の設定支援装置。
  11. 安全スキャナ用の設定支援プログラムであって、
    上記安全スキャナが、検出光を対象物に向けて投光する投光手段と、上記対象物からの反射光を受光して受光信号を生成する受光手段と、上記受光信号に基づいて、上記対象物までの距離を求める距離算出手段と、回転軸を中心として上記検出光を周方向に走査させる走査手段と、上記距離及び上記検出光の走査角からなる測距情報に基づいて、保護エリア内の侵入物を検知し、検知信号を出力する侵入検知手段と、上記保護エリアを撮影してカメラ画像を生成する撮像手段とを備え、
    上記設定支援プログラムは、上記安全スキャナから、上記検出光を走査して得られる複数の上記測距情報と上記カメラ画像とを取得するスキャナ情報取得手順と、
    上記複数の測距情報が上記検出光のスキャン面上における複数の測距位置として示されたスキャン画像と上記カメラ画像とを画面内に並べて表示し、上記検出光を走査して得られる複数の上記測距情報に対応する複数の測距位置を上記カメラ画像上に表示するスキャナ情報表示手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする安全スキャナ用の設定支援プログラム。
  12. 安全スキャナ用の設定支援プログラムであって、
    上記安全スキャナが、検出光を対象物に向けて投光する投光手段と、上記対象物からの反射光を受光して受光信号を生成する受光手段と、上記受光信号に基づいて、上記対象物までの距離を求める距離算出手段と、回転軸を中心として上記検出光を周方向に走査させる走査手段と、上記距離及び上記検出光の走査角からなる測距情報に基づいて、保護エリア内の侵入物を検知し、検知信号を出力する侵入検知手段と、上記保護エリアを撮影してカメラ画像を生成する撮像手段とを備え、
    上記設定支援プログラムは、上記安全スキャナから、上記検出光を走査して得られる複数の上記測距情報と上記カメラ画像とを取得するスキャナ情報取得手順と、
    上記複数の測距情報が上記検出光のスキャン面上における複数の測距位置として示されたスキャン画像と上記カメラ画像とを画面内に並べて表示するスキャナ情報表示手順と、
    ユーザ操作に基づいて、上記スキャン画像に対し、上記保護エリアの位置を指定するエリア指定手順とをコンピュータに実行させ
    上記スキャナ情報表示手順は、上記保護エリアを上記カメラ画像上に表示することを特徴とする安全スキャナ用の設定支援プログラム。
JP2016031510A 2016-02-22 2016-02-22 光学安全システム、安全スキャナ用の設定支援装置及び設定支援プログラム Active JP6689095B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016031510A JP6689095B2 (ja) 2016-02-22 2016-02-22 光学安全システム、安全スキャナ用の設定支援装置及び設定支援プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016031510A JP6689095B2 (ja) 2016-02-22 2016-02-22 光学安全システム、安全スキャナ用の設定支援装置及び設定支援プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017151570A JP2017151570A (ja) 2017-08-31
JP6689095B2 true JP6689095B2 (ja) 2020-04-28

Family

ID=59738925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016031510A Active JP6689095B2 (ja) 2016-02-22 2016-02-22 光学安全システム、安全スキャナ用の設定支援装置及び設定支援プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6689095B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200003573A (ko) * 2018-07-02 2020-01-10 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 용지 정렬을 위한 가이드 부재

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60194692A (ja) * 1984-03-14 1985-10-03 Fujitsu Ltd 赤外線映像表示方式
JP3278085B2 (ja) * 1993-06-30 2002-04-30 アツミ電氣株式会社 監視カメラ
JP2003281686A (ja) * 2002-03-20 2003-10-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 距離画像センサ及び車種判別装置
JP4287647B2 (ja) * 2002-12-27 2009-07-01 株式会社Ihi 環境状況把握装置
JP2009212833A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Panasonic Electric Works Co Ltd 画像処理装置
JP5593177B2 (ja) * 2010-09-14 2014-09-17 株式会社トプコン 点群位置データ処理装置、点群位置データ処理方法、点群位置データ処理システム、および点群位置データ処理プログラム
JP6118587B2 (ja) * 2013-03-01 2017-04-19 Toa株式会社 表示装置、表示装置を有する監視システム、および表示制御プログラム
JP6338916B2 (ja) * 2014-04-11 2018-06-06 五洋建設株式会社 物体検知システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017151570A (ja) 2017-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6736307B2 (ja) 安全スキャナ、光学安全システム及び安全スキャナ用の設定支援装置
JP6367102B2 (ja) 監視システム
US9939518B2 (en) Safety scanner
JP6474593B2 (ja) エリア監視センサ
JP6456584B2 (ja) 作業機械用周辺監視装置
JP6637331B2 (ja) 安全スキャナ及び光学安全システム
JP6673717B2 (ja) 光学安全システム
US10436901B2 (en) Optoelectronic sensor and method for detecting objects
CN104982030A (zh) 作业机械用周边监视装置
JP2012160898A (ja) 画像処理装置
JP2014181509A (ja) 作業機械用周辺監視装置
JP2018024500A (ja) 障害物検出装置
JP6290497B2 (ja) ショベル
JP6689095B2 (ja) 光学安全システム、安全スキャナ用の設定支援装置及び設定支援プログラム
JP6420432B2 (ja) ショベル
JP2018197493A (ja) ショベル
JP6301536B2 (ja) ショベル
JP6454524B2 (ja) エリア監視センサ
JP6391656B2 (ja) 作業機械用周辺監視装置及び作業機械
JP6367100B2 (ja) エリア監視センサ
JP7077379B2 (ja) 安全スキャナ
JP6355543B2 (ja) 監視システム
JP7478055B2 (ja) 作業機械用周辺監視装置及び作業機械
JP6454530B2 (ja) 監視システム、エリア監視センサ及び設定データ作成装置
JP2017193956A (ja) ショベル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6689095

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250