JP6686462B2 - 階調露光用テストマスク - Google Patents

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Description

本発明は、階調露光用テストマスクに係り、特にマスクの開口率の違いによるレジスト残膜量を導出するとともに、階調露光に適した寸法を求めるための階調露光用テストマスクに関する。
例えば、撮像素子や表示装置等に使用するマイクロレンズ等の三次元構造の製造では、感光性レジストに対して階調露光マスクを用いた階調露光を行い、露光量に応じたレジスト残膜を得ることにより、マイクロレンズに所望の曲率半径を付与することが行われている。また、階調露光は、半導体装置の製造において、厚みの異なるレジストパターンを形成する工程等にも利用されている。
階調露光では、マスクの光透過率を制御することにより、所望の階調露光が可能となる。例えば、光透過率の変化に連続性を保った上で、マスク設計値で設定された高い光透過率を再現することを目的としたグレースケールマスクとして、所定の単位領域における光透過部位と遮光部位の二つの矩形の面積を変化させることで開口率を制御し、光透過率を調整したマスクが提案されている(特許文献1)。
特開2012−159756号公報
しかしながら、特許文献1に記載のグレースケールマスクは、開口率が小さく光透過率の低いパターンでの開口部の寸法、および、開口率が大きく光透過率の高いパターンでの遮光部の寸法が小さくなり、マスク製造工程の限界から、所望のグレースケールマスクが実現できない、あるいは、実現が難しいという問題があった。一方、このような開口率が大きい、あるいは、開口率が小さいパターンを有するマスクの製造が可能となるように、上記の単位領域を拡大した場合、開口率が50%近辺のパターン寸法が大きくなって、露光時に解像されることとなり、階調露光が困難となる。そして、このようなグレースケールマスクを用いて露光し、現像された後のレジスト表面には、凹凸が発生して所望の三次元構造が得られず、例えば、マイクロレンズの製造に支障を来すという問題があった。
このため、階調露光用テストマスクを用いて予めマスクの開口率の違いによるレジスト残膜量を測定し、開口率、パターン寸法の最適な範囲を把握し、これに基づいて階調露光マスクを作製することが必要となる。しかし、マスクの開口率の違いによるレジスト残膜量を測定するために、上述のグレースケールマスクと同様の構成のテストマスクを階調露光用テストマスクとして使用した場合、開口率、開口部の寸法の最適な範囲を把握することが難しいという問題があった。
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたものであり、マスクの開口率の違いによるレジスト残膜量の測定が容易であり、階調露光に適した寸法をもつ階調パターンを導出するための階調露光用テストマスクを提供することを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明は、透明基板と、該透明基板の一方の面に位置する遮光膜パターンとを備えた階調露光用テストマスクにおいて、前記透明基板には、複数のパターン領域からなるパターン領域群が画定されており、各パターン領域には遮光膜パターンが位置しており、一の前記パターン領域群を構成する前記複数のパターン領域のそれぞれが具備する遮光膜パターンは、互いに異なる最小寸法を有し、すべての前記最小寸法は、マスク製造に使用する描画装置の製造限界寸法以上の寸法であり、前記複数のパターン領域のそれぞれが具備する前記遮光膜パターンのうち、最も小さい最小寸法は、階調露光に使用する露光装置の解像限界寸法よりも小さく、最も大きい最小寸法は、階調露光に使用する露光装置の解像限界寸法以上であり、個々の前記パターン領域は、複数の単位領域に区分されており、一の前記パターン領域を構成する各単位領域に位置する前記遮光膜パターンの開口率が相互に異なるような構成とした。
本発明の他の態様として、一の前記パターン領域群を構成する前記パターン領域は、同じパターン形状の遮光膜パターンを有しているような構成とした。
本発明の他の態様として、複数の前記パターン領域群を備え、遮光膜パターンのパターン形状は前記パターン領域群相互間で異なるような構成とした。
本発明の他の態様として、一の前記パターン領域を構成する複数の前記単位領域には、全域に遮光膜が位置して開口率が0%である単位領域、および、遮光膜が存在せず開口率が100%である単位領域の少なくとも一方が含まれるような構成とした。
本発明の他の態様として、前記パターン領域は相互に離間しており、前記パターン領域間には遮光膜が存在しているような構成とした。
本発明の他の態様として、本発明の他の態様として、複数の前記パターン領域群によって一のパターン領域集合体が構成され、前記透明基板上には複数の前記パターン領域集合体が位置するような構成とした。
本発明の他の態様として、前記遮光膜パターンは、ライン/スペース形状、および、ドット形状の少なくとも一方であるような構成とした。
本発明の他の態様として、一の前記パターン領域における複数の前記単位領域の区分は格子形状であり、隣接する単位領域の開口率の差が小さくなるように各単位領域の開口率が設定されているような構成とした。
本発明は、マスクの開口率の違いによるレジスト残膜量の測定を容易に行うことができ、階調露光に適した寸法をもつ階調パターンを導出することが可能である。
図1は、本発明の階調露光用テストマスクの一実施形態を示す平面図である。 図2は、図1に示される階調露光用テストマスクの部分拡大平面図である。 図3は、図1に示される階調露光用テストマスクにおける一のパターン領域を区分する単位領域の一例を示す平面図である。 図4は、ライン/スペース形状である遮光膜パターンを説明するための図である。 図5は、ドット形状である遮光膜パターンを説明するための図である。 図6は、複数の単位領域が有する遮光膜パターンがライン/スペース形状であるパターン領域の一例を示す平面図である。 図7は、複数の単位領域が有する遮光膜パターンがライン/スペース形状であるパターン領域の他の例を示す平面図である。 図8は、マスクの開口率とレジスト残膜量の関係から得られるレジスト残膜量関数を示す図である。 図9は、図8に示されるレジスト残膜量関数の逆関数である開口率関数を示す図である。 図10は、マイクロレンズの厚みのプロファイルを示す図である。 図11は、マイクロレンズに必要な厚みを得るための開口率の分布を示す図である。 図12は、マイクロレンズ製造の工程を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
尚、図面は模式的または概念的なものであり、各部材の寸法、部材間の大きさの比等は、必ずしも現実のものと同一とは限らず、また、同じ部材等を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比が異なって表される場合もある。
図1は、本発明の階調露光用テストマスクの一実施形態を示す平面図であり、図2は図1に示される階調露光用テストマスクの部分拡大平面図である。図1および図2において、階調露光用テストマスク11は、透明基板12と、この透明基板12の一方の面12aに位置する遮光膜13と遮光膜パターン14とを備えている。
透明基板12の一方の面12aには、同じパターン形状の遮光膜パターン14を有するK個(Kは2以上の整数)のパターン領域21-Kからなるパターン領域群21と、同じパターン形状の遮光膜パターン14を有するK個のパターン領域22-Kからなるパターン領域群22が位置しており、パターン領域群21が有するパターン形状と、パターン領域群22が有するパターン形状は異なるものである。図2では、K=9の場合が示されており、パターン領域群21を構成する9個のパターン領域21-1〜21-9に位置する9種の遮光膜パターン14を、例えば、光透過部と遮光部がライン/スペース形状とすることができる。また、パターン領域群22を構成する9個のパターン領域22-1〜22-9に位置する9種の遮光膜パターン14を、例えば、遮光部がドット形状であるものとすることができる。9個のパターン領域21-1〜21-9と9個のパターン領域22-1〜22-9が画定されている部位を除く領域には、遮光膜13が存在している。
上記のパターン領域群21を構成する9個のパターン領域21-1〜21-9と、パターン領域群22を構成する9個のパターン領域22-1〜22-9は、それぞれN個(Nは2以上の整数)の単位領域に区分されている。図3に示される例では、パターン領域21-Kが格子形状に16個(N=16)の単位領域31-1〜31-16に区分されており、パターン領域22-Kにおいても同様とすることができる。
また、図2に示されるように、パターン領域群21とパターン領域群22により、一のパターン領域集合体15が構成されている。そして、図1に示す例では、透明基板12の一方の面12a上に、このようなパターン領域集合体15(鎖線で囲み示している)が5個位置している。
このような階調露光用テストマスク11を構成する透明基板12は、従来の露光用マスクに使用されている透明基板であってよく、例えば、ガラス基板、合成石英基板、樹脂基板等である。
また、遮光膜13、遮光膜パターン14の遮光部は、クロム薄膜等、フォトマスクに従来から使用されている遮光材料からなるものであってよい。
本実施形態では、パターン領域群21を構成する9個のパターン領域21-1〜21-9が具備する9種の遮光膜パターン14の最小寸法が、パターン領域相互間で異なる。また、パターン領域群22を構成する9個のパターン領域22-1〜22-9が具備する9種の遮光膜パターン14の最小寸法が、パターン領域相互間で異なる。このような9種の遮光膜パターン14の9種の最小寸法は、いずれも、マスク製造に使用する描画装置等の製造限界寸法以上の寸法とする。また、9種の遮光膜パターン14の9種の最小寸法は、階調露光に使用する露光装置の解像限界寸法を包含するように設定することができる。例えば、マスク製造工程における製造限界寸法が400nmであり、階調露光に使用する露光装置の解像限界寸法が約1μmである場合、パターン領域群21を構成するパターン領域21-1からパターン領域21-9に向けて、9種の遮光膜パターンの最小寸法を、400nm,600nm,800nm,1000nm,1200nm,1400nm1600nm,1800nm,2000nmのように設定することができる。パターン領域群22を構成するパターン領域22-1〜22-9においても、同様とすることができる。尚、例えば、階調露光用テストマスク11がウェーハ上に5倍の縮小倍率をもつ場合、このように設定した遮光膜パターン14の最小寸法は、ウェーハ上に塗布された感光材料であるレジスト膜における最小寸法として、80nm,120nm,160nm,200nm,240nm,280nm,320nm,360nm,400nmとなる。
また、本実施形態では、パターン領域群21を構成する9個のパターン領域21-1〜21-9と、パターン領域群22を構成する9個のパターン領域22-1〜22-9が、上記のように、それぞれ16個の単位領域31-1〜31-16に区分されている。そして、一のパターン領域における16個の単位領域31-1〜31-16にそれぞれ位置する遮光膜パターン14の開口率は、相互に異なるものである。例えば、16個の単位領域31-1〜31-16において、単位領域31-1から単位領域31-16に向けて、開口率を、5%,10%,15%,25%,30%,40%,45%,50%,55%,60%,70%,75%,80%,85%,90%,95%のように設定することができる。
パターン領域群21を構成する9個のパターン領域21-1〜21-9、パターン領域群22を構成する9個のパターン領域22-1〜22-9において、上記のように9種の遮光膜パターン14の最小寸法が相互に異なるものとし、また、開口率を上記のように16個の単位領域31-1〜31-16のそれぞれで相互に異なるものとすることにより、マスクの開口率に対するレジスト残膜量の導出が可能であるとともに、ウェーハ上における被照射体(レジスト膜)で解像しない領域、および、解像する領域を把握することができ、階調露光に適した寸法をもつ階調パターンを導出することが可能となる。
上記の開口率について、パターン領域群21を構成する9個のパターン領域21-1〜21-9に位置するライン/スペース形状の遮光膜パターン14と、パターン領域群22を構成する9個のパターン領域22-1〜22-9に位置するドット形状の遮光膜パターン14を例として、以下に説明する。
図4は、ライン/スペース形状である遮光膜パターン14を説明するための図である。この図4では、1個の単位領域31-Nを鎖線で囲み示しているが、1個の単位領域31-Nに位置するライン/スペース形状の遮光膜パターン14の数、単位領域との寸法比等は、仮に記載したものである。図4に示される遮光膜パターン14は、ライン/スペース形状の線幅Sの光透過部14Tと、線幅Lの遮光部14B(斜線を付して示している)を有し、遮光部14BがピッチPで配列している。図4(A)は、開口率50%のライン/スペース形状である遮光膜パターン14を示しており、線幅L=線幅Sとなっている。また、図4(B)は、100%未満であって開口率が最も高いライン/スペース形状の遮光膜パターン14、図4(C)は、0%より高い中で開口率が最も低いライン/スペース形状の遮光膜パターン14を示す図である。この図4(B)に示される遮光膜パターン14の遮光部14Bの線幅L、図4(C)に示される遮光膜パターン14の光透過部14Tの線幅Sは、マスク製造に使用する描画装置等の製造限界寸法以上の寸法とする必要がある。この場合、単位領域31-Nの大きさを変更することにより、対応することが可能である。例えば、図4(B)に示される開口率が最も高いライン/スペース形状の遮光膜パターン14を考えたときに、単位領域31-Nの面積を大きく設定すれば、同じ高い開口率であっても、遮光膜パターン14の遮光部14Bの線幅Lは大きくなる。したがって、ライン/スペース形状の遮光膜パターン14の遮光部14Bの線幅L、光透過部14Tの線幅Sが、マスク製造に使用する描画装置等の製造限界寸法以上の寸法となるように、単位領域31-Nの大きさを設定することができる。ただし、図4(B)に示される例では、遮光膜パターン14の遮光部14Bの線幅Lが大きくなると同時に、遮光膜パターン14の光透過部14Tの線幅Sも大きくなるので、線幅Sが階調露光に使用する露光装置の解像限界寸法を超えない範囲で単位領域31-Nの大きさを設定することが好ましい。
ここで、遮光膜パターン14がライン/スペース形状であり、上記の例のように、遮光膜パターン14の最小寸法が400nm〜2000nmの9種である場合において、遮光膜パターン14の最小寸法が400nmであるパターン領域21-1について説明する。このパターン領域21-1の16個の単位領域31-1〜31-16の開口率を、上記の例のように5%〜95%の16種とする場合、遮光部14BのピッチP、光透過部14Tの線幅S、遮光部14Bの線幅Lを、下記の表1に示すように設定することができる。この設定では、開口率が50%である単位領域31-8における遮光部14Bの線幅L、光透過部14Tの線幅Sを、パターン領域21-1における最小寸法400nmとしており、したがって、遮光部14BのピッチPは800nmとなる。そして、開口率が50%未満の単位領域31-1〜31-7では、光透過部14Tの線幅Sを最小寸法の400nmに統一し、それぞれ所望の開口率5%〜45%となるように、遮光部14Bの線幅Lを設定している。また、開口率が50%を超える単位領域31-9〜31-16では、遮光部14Bの線幅Lを最小寸法の400nmに統一し、それぞれ所望の開口率55%〜95%となるように、光透過部14Tの線幅Sを設定している。
Figure 0006686462
ライン/スペース形状である遮光膜パターン14を有する他の8個のパターン領域21-2〜21-9においても、開口率が50%である単位領域31-8における遮光部14Bの線幅L、光透過部14Tの線幅Sを、当該パターン領域における最小寸法とする。そして、開口率が50%未満の単位領域31-1〜31-7では、光透過部14Tの線幅Sを当該最小寸法に統一し、それぞれ所望の開口率5%〜45%となるように、遮光部14Bの線幅Lを設定する。また、開口率が50%を超える単位領域31-9〜31-16では、遮光部14Bの線幅Lを当該最小寸法に統一し、それぞれ所望の開口率55%〜95%となるように、光透過部14Tの線幅Sを設定する。これにより、各パターン領域の16個の単位領域31-1〜31-16の開口率を、上記のパターン領域21-1と同様に、5%〜95%の16種とすることができる。
図5は、ドット形状である遮光膜パターン14を説明するための図である。図5に示される遮光膜パターン14は、幅Lの正方形のドット形状である遮光部14BがピッチPで格子状に配列している。この図5では、1個の単位領域31-Nを鎖線で囲み示しているが、1個の単位領域31-Nに位置するドット形状の遮光部14Bの数、単位領域との寸法比等は、仮に記載したものである。図5(A)は、開口率が50%のドット形状の遮光膜パターン14を示しており、2L2=P2となっている。また、図5(B)は、100%未満であって開口率で最も高いドット形状の遮光膜パターン14、図5(C)は、0%より高い中で開口率が最も低いドット形状の遮光膜パターン14を示す図である。この図5(B)に示される遮光膜パターン14の遮光部14Bの幅L、図5(C)に示される遮光膜パターン14の光透過部14Tの幅(P−L)は、マスク製造に使用する描画装置等の製造限界寸法以上の寸法とする必要がある。この場合も、上述のライン/スペース形状の遮光膜パターン14と同様に、単位領域31-Nの大きさを適宜設定することにより、ドット形状の遮光部14Bの幅L、光透過部14Tの幅(P−L)が、マスク製造に使用する描画装置等の製造限界寸法以上の寸法となるようにすることができる。
ここで、遮光膜パターン14の遮光部14Bがドット形状であって、上記の例のように、遮光膜パターン14の最小寸法が400nm〜2000nmの9種である場合において、遮光膜パターン14の最小寸法が400nmであるパターン領域22-1について説明する。このパターン領域22-1の16個の単位領域31-1〜31-16の開口率を、上記の例ように5%〜95%の16種とする場合、遮光部14BのピッチP、遮光部14Bの幅Lを、下記の表2に示すように設定することができる。この設定では、開口率が75%である単位領域31-12における遮光部14Bの幅L、光透過部14Tの幅(P−L)を、パターン領域22-1における最小寸法400nmとしている。そして、開口率が更に大きい単位領域31-13〜31-16では、遮光部14Bの幅Lを最小寸法の400nmに統一し、それぞれ所望の開口率80%〜95%となるように、遮光部14BのピッチP、すなわち光透過部14Tの幅(P−L)を設定している。また、開口率が5%〜70%の単位領域31-1〜31-11では、それぞれ所望の開口率となるように、遮光部14Bの幅L、遮光部14BのピッチPを設定している。
Figure 0006686462
ドット形状である遮光膜パターン14を有する他の8個のパターン領域22-2〜22-9においても、開口率が75%である単位領域31-12における遮光部14Bの幅L、光透過部14Tの幅(P−L)を、当該パターン領域における最小寸法とする。そして、開口率が更に大きい単位領域31-13〜31-16では、遮光部14Bの幅Lを当該最小寸法に統一し、それぞれ所望の開口率80%〜95%となるように、遮光部14BのピッチPを設定する。また、開口率が5%〜70%の単位領域31-1〜31-11では、それぞれ所望の開口率となるように、遮光部14Bの幅L、遮光部14BのピッチPを設定する。これにより、各パターン領域の16個の単位領域31-1〜31-16の開口率を、上記のパターン領域22-1と同様に、5%〜95%の16種とすることができる。
尚、上述の例では、一のパターン領域を区分する単位領域を、単位領域31-1〜31-16の16個としているが、一のパターン領域を区分する単位領域の数は、複数であればよく、特に制限はない。また、上述の例では、単位領域31-1から単位領域31-16に向けて、開口率を5%〜95%の16種としているが、この中に、開口率0%の単位領域(当該単位領域の全域に遮光膜13が存在する)、開口率100%の単位領域(当該単位領域に遮光膜13が存在しない)の少なくとも一方を含むものであってもよい。また、単位領域の位置と開口率の大きさとの間には特に制限がなく、例えば、隣接する単位領域の開口率の差ができるだけ小さくなるように設定することができる。
図6および図7は、16個の単位領域31-1〜31-16が有する遮光膜パターン14がライン/スペース形状であるパターン領域21-Kを示す図であり、図6は、遮光膜パターン14の最小寸法が小さいパターン領域21-Kの例、図7は、遮光膜パターン14の最小寸法が大きいパターン領域21-Kの例を示している。尚、図6および図7では、黒色部位が遮光部14B、灰色部位が光透過部14Tであり、また、16個の単位領域31-1〜31-16の境界を示すために、パターン領域21-Kの外側に鎖線を付して示している。上述のように、本発明の階調露光用テストマスク11において、パターン領域群21を構成する9個のパターン領域21-1〜21-9、パターン領域群22を構成する9個のパターン領域22-1〜22-9の遮光膜パターン14の最小寸法は相互に異なるものである。そして、各パターン領域のそれぞれ画定されている16個(N=16)の単位領域31-1〜31-16に位置する遮光膜パターン14の開口率は、相互に異なるものである。図6、図7では、単位領域31-1〜31-16に位置する遮光膜パターン14の開口率が相互に異なることが明確に示されている。
このような本発明の階調露光用テストマスクは、マスクの開口率の違いによるレジスト残膜量の測定を容易に行うことができる。また、パターン領域相互において遮光膜パターンの最小寸法が異なるので、階調露光に使用する露光装置の解像限界を把握して、階調露光に適した寸法をもつ階調パターンを導出することが可能である。
上述の実施形態は例示であり、本発明の階調露光用テストマスクは、これらの実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、パターン領域群21を構成する9個のパターン領域21-1〜21-9、パターン領域群22を構成する9個のパターン領域21-1〜21-9は、それぞれ直線状に配列されているが、配列形状は、これに限定されるものではない。また、一のパターン領域群を構成するパターン領域の数は、9個に限定されるものではない。さらに、複数のパターン領域群により構成されるパターン領域集合体15の数、配置も、上述の実施形態に限定されるものではない。
次に、本発明の階調露光用テストマスクの使用例を、上述の階調露光用テストマスク11を例として説明する。
まず、感光材料であるレジストをウェーハ上に塗布して、レジスト膜を形成し、このレジスト膜を、階調露光用テストマスク11を介して所定の条件で露光し、その後、現像する。
次に、現像後のレジスト残膜量を測定する。図1に示される階調露光用テストマスク11の例では、5個のパターン領域集合体15を備えているが、レジスト残膜量の測定は、所望の1個のパターン領域集合体15にて行ってよく、また、2個以上のパターン領域集合体15において行ってもよい。このレジスト残膜量の測定は、パターン領域群21を構成する9個のパターン領域21-1〜21-9のそれぞれにおいて、16個の単位領域31-1〜31-16毎に行い、また、パターン領域群22を構成する9個のパターン領域22-1〜22-9のそれぞれにおいても、16個の単位領域31-1〜31-16毎に行う。
このレジスト残膜量は、例えば、AFM(原子間力顕微鏡)の探針をレジスト残膜上に走査させて測定することができる。このようなレジスト残膜量の測定を、16個の単位領域31-1〜31-16毎に行うことをより容易とするために、所望のマークを設けてもよい。例えば、上述の図6および図7において、16個の単位領域31-1〜31-16の境界を示すためにパターン領域21-Kの外側に付した鎖線の位置に、所望のマークを設け、このマークを目印としてレジスト残膜量の測定部位を把握することができる。このようなマークは、例えば、階調露光用テストマスク11に光透過部として設けておき、露光、現像後に、周囲に対して凹部形状のマークとして存在させることができる。
このようなレジスト残膜量の測定により、パターン領域群21を構成する9個のパターン領域21-1〜21-9から、図8(A)に示されるようなマスクの開口率とレジスト残膜量の関係が得られる。ライン/スペース形状の遮光パターン14が位置する9個のパターン領域21-1〜21-9から得られるマスクの開口率とレジスト残膜量の関係からは、基本的には同じレジスト残膜量関数が得られる。
また、パターン領域群21を構成する9個のパターン領域21-1〜21-9の中で、遮光膜パターン14の最小寸法が大きいパターン領域では、16個の単位領域31-1〜31-16の中で遮光膜パターン寸法が大きい単位領域、すなわち、開口率が大きい単位領域、開口率が小さい単位領域において、露光時にパターンが解像されてしまい、階調露光がなされない場合が生じる。この場合、例えば、表1に示されるように遮光膜パターンの最小寸法が小さい開口率50%を中心に、階調露光が可能な開口率の範囲のみにおいて、マスクの開口率とレジスト残膜量の関係が得られる。図8(B)は、遮光膜パターンの寸法が大きい単位領域において露光時に遮光膜パターンが解像されてしまい、階調露光がなされない場合に得られるマスクの開口率とレジスト残膜量の関係を実線で示している。したがって、階調露光用テストマスク11を用いた階調露光により、階調露光に使用する露光装置の解像限界寸法も把握することができ、階調露光に適した寸法をもつ階調パターンを導出することができる。尚、図8(B)における実線の範囲は、遮光膜パターン14の最小寸法が大きいパターン領域ほど、狭くなる。
さらに、レジスト残膜量の測定により、パターン領域群22を構成する9個のパターン領域22-1〜22-9からも、図8(A)に示されるようなマスクの開口率とレジスト残膜量の関係が得られる。このドット形状の遮光パターン14においても、9個のパターン領域22-1〜22-9から得られるマスクの開口率とレジスト残膜量の関係からは、基本的には同じレジスト残膜量関数が得られる。
また、パターン領域群22を構成する9個のパターン領域22-1〜22-9の中で、遮光膜パターン14の最小寸法が大きいパターン領域では、16個の単位領域31-1〜31-16の中で遮光膜パターン寸法が大きい単位領域、すなわち、開口率が大きい単位領域、開口率が小さい単位領域において、露光時にパターンが解像されてしまい、階調露光がなされない場合が生じる。この場合、例えば、表2に示されるように遮光膜パターンの最小寸法が小さい開口率75%を中心に、階調露光がなされた開口率の範囲において、マスクの開口率とレジスト残膜量の関係が得られる。図8(C)は、遮光膜パターンの寸法が大きい単位領域において露光時に遮光膜パターンが解像されてしまい、階調露光がなされない場合に得られるマスクの開口率とレジスト残膜量の関係を実線で示している。したがって、階調露光用テストマスク11を用いた階調露光により、階調露光に使用する露光装置の解像限界寸法も把握することができ、階調露光に適した寸法をもつ階調パターンを導出することができる。尚、図8(C)における実線の範囲は、遮光膜パターン14の最小寸法が大きいパターン領域ほど、狭くなる。
上記のように階調露光用テストマスク11を用いた露光、現像、レジスト残膜量の測定から、マスクの開口率とレジスト残膜量の関係として、レジスト残膜量関数が得られるとともに、階調露光に使用する露光装置の解像限界寸法も把握することができる。
次に、上記のように露光、現像、レジスト残膜量の測定から得られたレジスト残膜量関数から、その逆関数となる開口率関数を図9に示すように求める。この開口率関数としては、9個のパターン領域21-1〜21-9から、階調露光の表現が異なる9種の開口率関数が得られ、9個のパターン領域22-1〜22-9から、階調露光の表現が異なる9種の開口率関数が得られる。
次いで、目的の三次元構造の厚みのプロファイル、ここでは図10に示すようなマイクロレンズの厚みのプロファイルを得る。この三次元構造の厚みのプロファイルと、図9に示される開口率関数から、図11に実線で示すような、マイクロレンズに必要な厚みを得るための開口率の分布を求める。次に、上記の18種の開口率関数の中で、図11に示される開口率の変化が表現可能な開口率関数を選択し決定する。そして、複数の開口率関数の選択が可能な場合、遮光膜パターン14の最小寸法が最も大きいパターン領域から得られた開口率関数を選択することが好ましい。これは、遮光膜パターン14の最小寸法が大きい程、マイクロレンズ製造用のマスク作製が容易となるからである。
上記のように採用する開口率関数が決定した後、図11に示される開口率の変化を有するマイクロレンズ用の階調露光マスク設計を行う。そして、この階調露光マスク設計にしたがって、図11に示される開口率変化を有する遮光部42を備えた階調露光マスク41を製造する(図12(A))。尚、図示の遮光部42は、便宜的に記載している。
次に、上記のように製造した階調露光マスク41を用いて、基材51上に設けたレジスト層52を階調露光する(図12(A))。この階調露光における露光条件は、上述の階調露光用テストマスク11を用いた露光と同じ条件で行う。
次いで、現像してポストベークすることにより、マイクロレンズ55を作製することができる(図12(B))。
階調露光マスクを介した露光により所望の三次元構造体を形成する工程を有する種々の製造分野において有用である。
11…階調露光用テストマスク
12…透明基板
13…遮光膜
14…遮光膜パターン
14B…遮光部
14T…光透過部
15…パターン領域集合体
21-K,21-1〜21-9…パターン領域
22-K,22-1〜22-9…パターン領域
31-1〜31-16…単位領域

Claims (8)

  1. 透明基板と、該透明基板の一方の面に位置する遮光膜パターンとを備えた階調露光用テストマスクにおいて、
    前記透明基板には、複数のパターン領域からなるパターン領域群が画定されており、各パターン領域には、遮光膜パターンが位置しており、
    一の前記パターン領域群を構成する前記複数のパターン領域のそれぞれが具備する遮光膜パターンは、互いに異なる最小寸法を有し、
    すべての前記最小寸法は、マスク製造に使用する描画装置の製造限界寸法以上の寸法であり、
    前記複数のパターン領域のそれぞれが具備する前記遮光膜パターンのうち、最も小さい最小寸法は、階調露光に使用する露光装置の解像限界寸法よりも小さく、最も大きい最小寸法は、階調露光に使用する露光装置の解像限界寸法以上であり、
    個々の前記パターン領域は、複数の単位領域に区分されており、一の前記パターン領域を構成する各単位領域に位置する前記遮光膜パターンの開口率が相互に異なることを特徴とする階調露光用テストマスク。
  2. 一の前記パターン領域群を構成する前記パターン領域は、同じパターン形状の遮光膜パターンを有していることを特徴とする請求項1に記載の階調露光用テストマスク。
  3. 複数の前記パターン領域群を備え、遮光膜パターンの形状は前記パターン領域群相互間で異なることを特徴とする請求項2に記載の階調露光用テストマスク。
  4. 一の前記パターン領域を構成する複数の前記単位領域には、全域に遮光膜が位置して開口率が0%である単位領域、および、遮光膜が存在せず開口率が100%である単位領域の少なくとも一方が含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の階調露光用テストマスク。
  5. 前記パターン領域は相互に離間しており、前記パターン領域間には遮光膜が存在していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の階調露光用テストマスク。
  6. 複数の前記パターン領域群によって一のパターン領域集合体が構成され、前記透明基板上には複数の前記パターン領域集合体が位置することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の階調露光用テストマスク。
  7. 前記遮光膜パターンは、ライン/スペース状、および、ドット形状の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の階調露光用テストマスク。
  8. 一の前記パターン領域における複数の前記単位領域の区分は格子形状であり、隣接する単位領域の開口率の差が小さくなるように各単位領域の開口率が設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の階調露光用テストマスク。
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