JP6686188B2 - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特に、操作キーをカスタマイズするために用いて好適な電子機器、電子機器の制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
近年、電子機器の多機能化が進んでいる。例えば業務用のビデオカメラは様々な用途に対応するために、民生用のビデオカメラと比較して多機能であり、より詳細な設定を行うことができるものが多い。業務用のビデオカメラは、機能の設定方法として、外装にあるキーを用いて設定を行うものと、表示装置に表示されたメニューなどのUIを通して設定を行うものとがある。
外装キーの中には、ユーザが使い方に合わせて機能を変えられるアサインボタン(ユーザーカスタマイズボタン)が存在する。扱いやすい位置に配置されているアサインボタンに割り当てたい機能は、機器の使用状況によって異なる(撮像装置であれば撮影する場面によって異なる)場合がある。従って素早く簡単にアサインボタンの機能割り当てを変更できると使い勝手が良い。アサインボタンに機能を割り当てる方法としては、機器の設定メニュー画面を開き、カスタマイズを行うメニュー項目を選択して、カスタマイズを行いたいボタン及び割り当てたい機能を選択して設定する方法がある。しかしこれは、設定メニューに多くの項目や階層がある場合、操作手数が多くなってしまう。
特許文献1には、メニュー画面を開かずにタッチパネル上のボタンの機能割り当てを変更できるよう、ボタンをタッチするとタイマーが起動し、タイマー満了後にタッチアップするとボタンの機能をカスタマイズする動作モードに移行することが提案されている。すなわち、特許文献1ではタッチボタンの長押しでカスタマイズする動作モードに移行できる。
特開2011−159180号公報
しかしながら、特許文献1に記載の手法のように、ボタンを長押しすることでカスタマイズを行う動作モードに移行できるようにすると以下の問題がある。すなわち、ボタンに割り当てられている機能が、ボタンの操作継続期間に実行される機能である場合には、カスタマイズを行う動作モードに移行する前に、操作しているボタンに割り当てられた機能が実行される。これでは、ユーザが単にカスタマイズを行うモードへの以降を意図してボタンを押下した場合には、ユーザの意図しないボタンの機能が実行されてしまうことになる。一方、ボタンの長押しに応じてカスタマイズを行う動作モードに移行すると、ボタンに割り当てられた機能が、ボタンの操作継続中であるにもかかわらず中断される。これでは、ユーザがボタンに割り当てられた機能を継続して実行したいという意図でボタンを押下した場合には、ユーザの意図がしないタイミングで機能が中断されてしまう。
本発明は前述の問題点に鑑み、ユーザの意図しない動作を防止してボタンの機能をカスタマイズするための設定画面を簡単に表示できるようにすることを目的としている。
本発明に係る電子機器は、複数の機能の何れかを登録可能な第1の種別の操作部材と、前記第1の種別の操作部材と異なる部材であって、予め機能が登録されている第2の種別の操作部材と、前記第1の種別の操作部材に対して複数の機能の何れかを登録する登録手段と、前記第2の種別の操作部材が操作されていない状態で前記第1の種別の操作部材が操作され、前記第1の種別の操作部材の操作が継続したまま該操作の開始から第1の期間が経過する前に前記第2の種別の操作部材が操作された場合に、前記第1の種別の操作部材に登録された機能を実行することなく設定画面を表示し、前記第2の種別の操作部材が操作されていない状態で前記第1の種別の操作部材が操作され、前記第1の種別の操作部材の操作が継続したまま該操作の開始から前記第1の期間が経過したことに応じて前記第1の種別の操作部材に登録された機能を実行し、前記第1の種別の操作部材が操作されていない状態で前記第2の種別の操作部材が操作され、前記第2の種別の操作部材の操作が継続したまま該操作の開始から前記第1の期間よりも短い第2の期間が経過する前に前記第1の種別の操作部材が操作された場合に、前記第1の種別の操作部材に登録された機能を実行せずに前記設定画面を表示するように制御し、前記第2の種別の操作部材が操作されて該操作が継続したまま該操作の開始から前記第2の期間が経過した後に前記第1の種別の操作部材が操作された場合には、前記設定画面を表示しないように制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記第1の種別の操作部材が操作されていない状態で前記第2の種別の操作部材が操作されて該操作が継続したまま該操作の開始から前記第2の期間が経過しても前記第1の種別の操作部材に登録された機能を実行しないことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの意図しない動作を防止してボタンの機能をカスタマイズするための設定画面を簡単に表示することができる。
実施形態に係るデジタルビデオカメラの内部構成例を示すブロック図である。 実施形態に係るデジタルビデオカメラの外観構成例を示す図である。 メニュー画面を開いてアサインボタンに割り当てる機能を設定するまでの画面の例を示す図である。 第1の実施形態において、アサインボタンの機能を設定する画面を表示する処理手順の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態において、アサインボタンの機能を設定する画面を表示する処理手順の一例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係るデジタルビデオカメラ100の内部構成例を示すブロック図である。
図1において、撮像部1は光学系レンズ、CCD等の撮像素子、オートフォーカス機構、ズーム機構等からなる。カメラ制御部3の指示に従い、撮像部1は被写界に対して焦点や光量等を調整し、レンズを通して結像された被写界の光学像を映像信号に変換し、カメラ信号処理部2に送出する。カメラ制御部3は、マイクロコンピュータ等により構成されている。
システム制御部4はマイクロコンピュータ等から構成され、メニューボタン10、アサインボタン11及びRECボタン15などの操作部材の指示等によりデジタルビデオカメラ100全体を制御する。また、ROM13には、後述する処理を行うためのプログラムやアサインボタン11に割り当てられた機能の情報等が格納されている。処理を行う際には、ROM13に格納されたプログラムがワークメモリであるRAM14に展開され、そのプログラムに従ってシステム制御部4が各種処理を行う。
信号処理部5は、集積回路やマイクロコンピュータなどから構成され、システム制御部4の指示に従って、記録媒体9へ映像信号を記録したり、記録媒体9に記録された映像信号の再生動作を行ったりする。また、信号処理部5は、記録系信号処理部6と再生系信号処理部7とから構成され、システム制御部4の指示により、様々な、記録・再生信号処理を行う。記録系信号処理部6は、カメラ信号処理部2から出力された映像信号に対して所定の信号処理を施し、記録媒体9へ記録する。再生系信号処理部7は、記録媒体9から再生された映像信号に所定の処理を施し、システム制御部4から送られる文字情報、印刷範囲枠表示情報などの情報を映像信号に付加して、液晶パネル8に送出する。
液晶パネル8は、システム制御部4の表示制御により、映像信号に基づく映像を表示するとともに、文字や記号による本体の各種情報を表示したり、メニュー設定時のガイドを表示したりする。
メニューボタン10は、カメラの各種設定を行うためのメニュー画面を開くためのキーである(第2の種別の操作部材)。また、アサインボタン11は、ユーザがキーに割り当てる機能を選択して使用できるカスタマイズ可能なキーである(第1の種別の操作部材)。外部インターフェース12は、USB、RS232C、RS422、RS485、I2C、無線などの通信手段を用いて外部機器と接続するための物理的なインターフェースである。ここで外部機器とは、パーソナルコンピュータ(PC)、リモコン、通信端末などであり、外部インターフェース12を通じてデジタルビデオカメラ100を制御したり、データの転送を行ったりする。また、RECボタン15は、撮影の開始または停止を指示するためのボタンである。
図2は、本実施形態に係るデジタルビデオカメラ100の外観構成例を示す図である。
図2に示すように、デジタルビデオカメラ100の側面側に複数のアサインボタン11が備えられている。ユーザがRECボタン15を押下すると撮影が開始され、撮影時はユーザがカスタマイズされたアサインボタン11を用いて撮影条件等を変更できるようにしている。また、アサインボタン11の機能をカスタマイズする場合には、メニューボタン10を押下してメニュー画面を開き、機能を選択できるようにしている。なお、アサインボタン11の機能をカスタマイズする詳細な手順については後述する。
また、図2に示す例では、デジタルビデオカメラ100に外部インターフェース12を介して表示装置200が接続されている。表示装置200にも同様に、メニューボタン210及びアサインボタン211が備えられており、デジタルビデオカメラ100を制御する機能にアサインボタン211をカスタマイズすることもできる。
図3は、メニュー画面を開いてアサインボタン11に割り当てる機能を設定するまでの画面の例を示す図である。ここで、図3を参照しながら、一般的な手順によりメニュー画面からアサインボタン11の機能の割り当てを設定するまでの流れを説明する。
メニューボタン10が押下されると、図3(a)に示すようなメニュー画面の最上位階層の画面(トップメニュー)が液晶パネル8に表示される。この画面で「OTHERS」が選択されると、図3(b)に示す下位階層の画面が表示される。画面の中からアサインボタン11の設定メニューが選択されると、アサインボタン11が複数ある場合には図3(c)に示すような設定を変更するアサインボタン11を選択する画面が表示される。そして、設定を変更するアサインボタン11が選択されると、図3(d)に示すように、そのアサインボタン11に登録可能な機能を選択する画面(設定画面)が表示される。アサインボタン11に機能が割り当てられた後は、そのアサインボタン11が操作されると、その指示がシステム制御部4に送出され、割り当てられた機能毎にその後の処理を行う。すなわち、図3(a)トップメニューの画面は、図3(d)の設定画面を含む階層構造のメニューの一部であり、設定画面よりも上位階層のメニューの画面である。
以上のような手順では、図3(d)に示すような設定画面を表示するまでに多くの時間がかかってしまう。そこで本実施形態では、撮影中などにカスタマイズする機能をすぐに変更できるように、メニューボタンとアサインボタンとを同時押しすることによって設定画面を簡単に表示させるようにしている。
図4は、本実施形態において、アサインボタン11の機能を設定する画面を表示する処理手順の一例を示すフローチャートである。図4に示すフローチャートは、ROM13に記録されたプログラムをRAM14に展開してシステム制御部4が実行することによって実現される。なお、図4に示す例では、メニューボタン10を押しながらアサインボタン11を押下することによって、アサインボタンの設定メニュー画面を開くシーケンスを中心に説明する。また、メニューボタン10だけを操作して所定の期間が経過したときにメニュー画面を表示し、アサインボタン11だけを操作したときはすぐにアサインボタンの機能を実行するシーケンスも併せて説明する。
まず、S401において、各種キーを監視することにより、メニューボタン10やアサインボタン11などのキーの状態を読み込む。次にS402において、後述するタイマーが起動済みか否かを判定する。この判定の結果、タイマーが起動していない場合は、S404に進む。なお、初期状態では、タイマーは動作していないため、S404に進むことになる。
続いてS404において、S401で読み込んだキーを確認し、メニューボタン10が押下されているか否かを判定する。この判定の結果、メニューボタン10が押下されている場合には、S405に進み、タイマーを起動する。このタイマーは、メニューボタン10が押下されてからアサインボタン11が押下されるまでの期間を監視するためのものであり、メニューボタン10が押下されていない場合には起動する必要はないものである。
次に、S406において、S401で読み込んだキーを確認し、アサインボタン11が押下されているか否かを判定する。この確認の結果、アサインボタン11が押下されている場合は、S407において、アサインボタン11の設定画面を液晶パネル8に表示し、S412において、タイマーを停止する。ここでは、複数のアサインボタン11のうち、押下されていたアサインボタンについての機能割り当ての画面を表示する。この場合、アサインボタン11に割り当てられた機能は実行されない。このように前述した複数の操作を不要にして設定画面を直接表示させることができる。S407では、例えば図3(d)に示すような画面が表示される。図3(d)の例は、アサインボタン11に含まれる複数の操作ボタンのうち、押下されたボタンである「Assign Button 6」に対して割り当てる機能を選択可能な画面である。この画面が表示されると、ユーザはその後、この画面で、Assign Button 6に割り当てたい機能を選択して、確定指示(不図示の実行ボタンの押下)を行うだけで、押下したアサインボタンに機能を割り当てることができる。すなわち、システム制御部4は、図3(d)の画面を表示した後、確定指示(不図示の実行ボタンの押下)を受け付けると、その時点で選択されている機能を「Assign Button 6」に対応づけてROM13に記憶する。そしてメニュー画面を閉じてS412に進む。
一方、S406の判定の結果、アサインボタン11が押下されていない場合は、S408において、タイマーの期間が満了したか否かを判定する。この判定の結果、タイマーの期間が満了した場合には、S409において、液晶パネル8にメニュー画面が表示されている状態であるか否かを判定する。この判定の結果、メニュー画面が表示されている場合は、S410において、メニュー画面を閉じる処理を行い、S412において、タイマーを停止する。一方、S409の判定の結果、メニュー画面が表示されていない場合は、S411において、メニュー画面を表示する処理を行い、S412に進む。
一方、S408の判定の結果、タイマーの期間が満了していない場合は、S413において、アサインボタンの設定完了条件を満たしているか否かを判定する。ここで、アサインボタンの設定完了条件を満たす場合としては、デジタルビデオカメラ100の電源が切られた場合や、動作モードが切り換った場合などがある。この判定の結果、完了条件を満たしていない場合はS401に戻り、処理を継続する。なお、S413からS401へのループは、所定のサンプリング周波数毎に行われる。一方、S413の判定の結果、完了条件を満たしている場合は処理を終了する。
一方、S402の判定の結果、タイマーが起動している場合、すなわちメニューボタン10が押下されて既にタイマーが起動している場合は、S403において、S401で読み込んだキーを確認し、メニューボタン10が押下されているか否かを判定する。すなわち、タイマーが起動してからメニューボタン10の押下が継続中であるか否かを判定する。この判定の結果、メニューボタン10が押下されている場合はS406に進む。そして、メニューボタン10とアサインボタン11との同時押しに従った処理、またはメニューボタン10のみが押下されている場合の処理を行う。
すなわち、メニューボタン10を単独でタイマーの期間満了までの所定時間押し続けた場合には、メニューボタン10単独の機能(メニュー画面の表示、あるいはメニュー画面を閉じる処理)が行われる。一方、メニューボタン10の押下が継続しており、タイマーの期間満了までの所定時間以内にアサインボタン11も押下された場合には、同時押しの処理として、S407でアサインボタン11の設定画面を表示することになる。
一方、S403の判定の結果、メニューボタン10が押下されていない場合には、本制御を一旦終了するため、S412に進み、タイマーを停止する。その後の処理は、前述の通りである。
一方、S404の判定の結果、メニューボタン10が押下されていない場合、すなわち、タイマーが起動しておらず、かつメニューボタン10が押下されていない場合には、S414に進む。そして、S414において、S401で読み込んだキーを確認し、アサインボタン11が押下されているか否かを判定する。この判定の結果、アサインボタン11が押下されている場合には、S415において、押下されたアサインボタンに割り当てられた機能の処理を実行する。一方、S414の判定の結果、アサインボタン11が押下されていない場合は、前述したS413に進む。
ここで、アサインボタン11に割り当てられることが可能な機能について説明する。機能としては、アサインボタン11を長押しすることを前提とし、押下したら離す前にすぐに実行される機能と、アサインボタン11を1度押下して離したことに応じて実行される機能とがある。例えば「ONE−SHOT AF」というフォーカスの調整機能の場合には、アサインボタン11が押下されている間はオートフォーカスで動作するが、アサインボタン11の長押しを止めると、マニュアルフォーカスに設定が戻る。特に業務用のデジタルビデオカメラの場合は、合焦動作を中断した時のために、あえて長押しで操作する仕様にしておくことが好ましいため、このような機能を割り当てることができるようにしている。また、「PUSH AUTO IRIS」という絞りの調整機能の場合も同様に、アサインボタン11が押下されている間はオートアイリスモードで動作し、長押しを止めるとマニュアルモードに戻る。これらは、アサインボタン11に対する操作開始に応じて実行開始され、アサインボタン11に対する操作の終了に応じて実行が終了される機能である。これらの撮像に関する機能は、動的な被写体に対応した撮影を行うために、操作されるとすぐに機能実行されることが肝要である。これに対して、アサインボタン11を1度押下して離したことに応じて実行される機能としては、例えば「AFロック」、「バックライト」、「ユーザ設定」などが挙げられる。
また、長押しが必須ではないが、1度押しでも長押しでも機能するものもある。例えば「HEADPHONE+/−」の場合は、1度押しした後に所定の音量だけ変えることができ、長押しした場合には、長押しを開始してから所定の時間が経過した後に音量を大きく変えることができる。なお、長押しした場合であっても、所定の時間が経過する前に長押しを止めた場合には、1度押しと同様に、長押しを止めた後に所定の音量だけ変える。他にもマニュアルモードにおける「IRIS+/−」や、「AE Shift+/−」なども同様である。
S415の処理では、長押しに伴う機能の場合は、長押ししている間はS415の処理を行い、アサインボタン11の状態を随時監視して、長押しを止めるまで処理を継続する。また、1度押下して離したことに応じて実行される機能の場合は、アサインボタン11の状態を随時監視して、アサインボタン11が押下されなくなった時点で、その機能に応じた処理を行い、その後、S413に進む。このようにアサインボタン11が長押しされている間(操作が継続している間)はS413に移行しないようにしているため、この間にメニューボタン10が押下されても、アサインボタン11の設定画面が表示されない。
以上のように本実施形態では、長押ししている間に実行される機能も存在するため、図4に示す処理手順により、アサインボタン11を長押ししている間は、メニューボタン10が押下されてもアサインボタン11の設定画面を表示できないようにしている。
なお、上述の処理では、メニューボタン10を単独でタイマーの期間満了までの所定時間押し続けたことに応じて、メニューボタン10単独の機能(メニュー画面の表示、あるいはメニュー画面を閉じる処理)が行われることを説明した。これに加え、メニューボタン10のみが単独で押下され、タイマーの期間満了までの所定時間以内にメニューボタン10の押下が検出されなくなったことに応じて、前述のメニューボタン10単独の機能が行われるようにしてもよい。
以上のように本実施形態によれば、簡単な操作でアサインボタンの設定画面を表示させることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、メニューボタンが押された場合に第1のタイマーを起動するのに加えて、アサインボタンが先に押下された場合に第2のタイマーを起動するようにした場合について説明する。本実施形態では、メニューボタンとアサインボタンとのどちらが先に押下されてもアサインボタンの設定画面を表示させることができる点で第1の実施形態と異なる。なお、本実施形態に係るデジタルビデオカメラの構成、アサインボタンに割り当て可能な機能については第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
図5は、本実施形態において、アサインボタン11の機能を設定する画面を表示する処理手順の一例を示すフローチャートである。図5に示すフローチャートは、ROM13に記録されたプログラムをRAM14に展開してシステム制御部4が実行することによって実現される。図5において、S501からS515は、それぞれ図4のS401からS415と同様の処理であり、詳細な説明は省略する。なお、図4におけるタイマーを図5では第1タイマーと表現している。本実施形態では、図4の処理と異なるシーケンスとなる部分を中心に動作を説明する。
S502の判定の結果、第1タイマーが起動していない場合、すなわちメニューボタン10がまだ押下されていない場合は、S519において、第2タイマーが起動しているか否かを判定する。ここで、第2タイマーは、アサインボタン11が押下されてからメニューボタン10が押下されるまでの期間を監視するためのものであり、アサインボタン11が押下されていない場合には起動する必要はないものである。また、メニューボタン10が押下されている状態でアサインボタン11が押下された場合は、第1の実施形態と同様にアサインボタンの設定画面が表示されるため、このような場合も第2タイマーは起動しない。
S519の判定の結果、第2タイマーが起動していない場合は、まだアサインボタン11が押下されたとは判定されていないので、S504に進む。そして、S504の判定の結果、メニューボタン10が押下されていない場合は、S514において、アサインボタン11が押下されたか否かを判定し、アサインボタン11が押下されていない場合は、S513に進む。
一方、S514の判定の結果、アサインボタン11が押下されている場合は、S516において、第2タイマーが起動しているか否かを判定する。この判定の結果、第2タイマーが起動していない場合は、S517において、第2タイマーを起動する。一方、S516の判定の結果、第2タイマーが起動している場合は、S518に進む。
次に、S518において、第2タイマーの期間が満了したか否かを判定する。この判定の結果、第2タイマーの期間が満了した場合は、S515において、アサインボタン11に割り当てられた機能の処理を実行する。一方、S518の判定の結果、第2タイマーの期間が満了していない場合は、S521において、S501で読み込んだキーを確認し、メニューボタン10が押下されているか否かを判定する。この判定の結果、メニューボタン10が押下されていない場合はS513に進む。一方、メニューボタン10が押下されている場合は、S522において、アサインボタンの設定画面を表示する。そして、S520において、第2タイマーを停止する。
一方、S519の判定の結果、第2タイマーが起動している場合は、S523において、S501で読み込んだキーを確認し、アサインボタン11が押下されているか否かを判定する。この判定の結果、アサインボタン11が押下されている場合はS516に進む。一方、S523の判定の結果、アサインボタン11が押下されていない場合は、メニューボタン10との同時押しが成立しなくなるため、S520に進み、第2タイマーを停止する。
なお、図5に示した処理手順では、アサインボタン11を長押ししても第2のタイマーの期間が満了するまではアサインボタン11の制御が実行されない。一方、前述したように、アサインボタン11に割り当てられている機能が、1度押下して離したことに応じて実行される機能である場合もある。このような機能がアサインボタン11に割り当てられている場合には、S523の判定でNOの場合にS515へ進むようにし、第2のタイマーの期間満了前であっても、アサインボタン11に割り当てられた機能の処理を実行させるようにしてもよい。
また、誤って第1タイマーの期間が満了してしまった場合には、メニュー画面を表示するか、もしくはメニュー画面を閉じる処理を行うだけであり、ユーザによるその後の操作に大きな影響はない。これに対して、誤って第2タイマーの期間が満了してしまった場合には、アサインボタン11に割り当てられた機能が実行されてしまうため、撮影等に影響を及ぼす可能性もある。したがって、第1タイマーの期間よりも第2タイマーの期間を長くすることが好ましい。
以上のように本実施形態によれば、メニューボタン10とアサインボタン11とのどちらを先に押下してもアサインボタン設定画面を表示させることができる。ただし、この場合はアサインボタン11を操作しても第2のタイマーの期間が満了するまではアサインボタン11の制御が実行されないので、システムの要件に合わせて第1又は第2の実施形態に係る処理を使い分ける必要がある。
(その他の実施形態)
また、前述の実施形態では図1のデジタルビデオカメラ100のメニューボタン10とアサインボタン11との操作を行った場合の制御について説明した。一方、外部インターフェース12に接続された外部機器を用いて同様の処理を行うことが可能である。例えば図2に示したように、外部機器として表示装置200が接続されている場合には、メニューボタン210及びアサインボタン211の状態を検知することによって、図4又は図5に示したような制御を実現できる。他の例としては、外部機器としてリモコンと無線で接続可能であり、リモコン上にメニューボタンとアサインボタンとを備えている場合には、これらのボタンの操作をデジタルビデオカメラ100に通知し、図4又は図5に示したような制御を実現できる。また、デジタルビデオカメラ100のメニューボタン10またはアサインボタン11と、外部機器のメニューボタンまたはアサインボタンとをそれぞれ操作した場合でも同様である。
また、図3(e)に示すように、アサインボタンの設定がデジタルビデオカメラ用のものとリモコン用のものとに分かれている場合であれば、操作されているアサインボタンによって表示対象となる設定画面を分けて制御してもよい。また、図2に示した表示装置200の場合も同様である。
なお、システム制御部4の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルビデオカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、機能をカスタマイズすることができるアサインボタンを有する電子機器であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
4 システム制御部
10 メニューボタン
11 アサインボタン

Claims (12)

  1. 複数の機能の何れかを登録可能な第1の種別の操作部材と、
    前記第1の種別の操作部材と異なる部材であって、予め機能が登録されている第2の種別の操作部材と、
    前記第1の種別の操作部材に対して複数の機能の何れかを登録する登録手段と、
    前記第2の種別の操作部材が操作されていない状態で前記第1の種別の操作部材が操作され、前記第1の種別の操作部材の操作が継続したまま該操作の開始から第1の期間が経過する前に前記第2の種別の操作部材が操作された場合に、前記第1の種別の操作部材に登録された機能を実行することなく設定画面を表示し、
    前記第2の種別の操作部材が操作されていない状態で前記第1の種別の操作部材が操作され、前記第1の種別の操作部材の操作が継続したまま該操作の開始から前記第1の期間が経過したことに応じて前記第1の種別の操作部材に登録された機能を実行し、
    前記第1の種別の操作部材が操作されていない状態で前記第2の種別の操作部材が操作され、前記第2の種別の操作部材の操作が継続したまま該操作の開始から前記第1の期間よりも短い第2の期間が経過する前に前記第1の種別の操作部材が操作された場合に、前記第1の種別の操作部材に登録された機能を実行せずに前記設定画面を表示するように制御し、
    前記第2の種別の操作部材が操作されて該操作が継続したまま該操作の開始から前記第2の期間が経過した後に前記第1の種別の操作部材が操作された場合には、前記設定画面を表示しないように制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記第1の種別の操作部材が操作されていない状態で前記第2の種別の操作部材が操作されて該操作が継続したまま該操作の開始から前記第2の期間が経過しても前記第1の種別の操作部材に登録された機能を実行しないことを特徴とする電子機器。
  2. 前記設定画面は、前記登録手段によって前記第1の種別の操作部材に登録する機能を選択可能な画面であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1の種別の操作部材が操作されていない状態で前記第2の種別の操作部材が操作され、該操作が継続したまま該操作の開始から前記第2の期間が経過したことに基づいて、前記制御手段は、前記設定画面とは異なる、当該電子機器に関する設定メニュー画面を表示するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記設定メニュー画面は、前記設定画面を含む階層構造のメニューの一部であり、前記設定画面よりも上位階層のメニューの画面であることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記登録手段は、前記設定画面で機能が選択されたことに応じて、前記第1の種別の操作部材に選択された機能を登録することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 前記第1の種別の操作部材として複数の操作部材をさらに有し、前記設定画面は、前記複数の操作部材のうち操作された操作部材に対して登録する機能を選択する画面であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電子機器。
  7. 前記第1の種別の操作部材に登録可能な機能には、前記第1の種別の操作部材に対する操作開始に応じて実行開始され、該第1の種別の操作部材に対する操作の終了に応じて実行が終了される機能が含まれることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の電子機器。
  8. 撮像手段を更に有し、
    前記第1の種別の操作部材に登録可能な機能には、前記撮像手段での撮像に関する機能が含まれることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の電子機器。
  9. 前記第1の種別の操作部材に登録可能な機能には、フォーカスの調整機能、絞りの調整機能が含まれることを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 複数の機能の何れかを登録可能な第1の種別の操作部材と、前記第1の種別の操作部材と異なる部材であって、予め機能が登録されている第2の種別の操作部材とを有する電子機器の制御方法であって、
    前記第1の種別の操作部材に対して複数の機能の何れかを登録する登録ステップと、
    前記第2の種別の操作部材が操作されていない状態で前記第1の種別の操作部材が操作され、前記第1の種別の操作部材の操作が継続したまま該操作の開始から第1の期間が経過する前に前記第2の種別の操作部材が操作された場合に、前記第1の種別の操作部材に登録された機能を実行することなく設定画面を表示し、
    前記第2の種別の操作部材が操作されていない状態で前記第1の種別の操作部材が操作され、前記第1の種別の操作部材の操作が継続したまま該操作の開始から前記第1の期間が経過したことに応じて前記第1の種別の操作部材に登録された機能を実行し、
    前記第1の種別の操作部材が操作されていない状態で前記第2の種別の操作部材が操作され、前記第2の種別の操作部材の操作が継続したまま該操作の開始から前記第1の期間よりも短い第2の期間が経過する前に前記第1の種別の操作部材が操作された場合に、前記第1の種別の操作部材に登録された機能を実行せずに前記設定画面を表示するように制御し、
    前記第2の種別の操作部材が操作されて該操作が継続したまま該操作の開始から前記第2の期間が経過した後に前記第1の種別の操作部材が操作された場合には、前記設定画面を表示しないように制御する制御ステップと、
    を有し、
    前記制御ステップでは、前記第1の種別の操作部材が操作されていない状態で前記第2の種別の操作部材が操作されて該操作が継続したまま該操作の開始から前記第2の期間が経過しても前記第1の種別の操作部材に登録された機能を実行しないことを特徴とする電子機器の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1乃至の何れか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  12. コンピュータを、請求項1乃至の何れか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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