JP6685678B2 - 放射線撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放射線検出パネルを用いた放射線撮像装置に関する。
放射線をその強度に応じて信号情報に変換する放射線検出パネル、いわゆるフラットパネルディテクタ(FPD)を用いた放射線撮像装置が実用化されている。
近年、画像の読み出し効率や画質を向上させるため、放射線検出パネルに駆動信号を供給する駆動回路部と、放射線検出パネルから電気信号を読み出す読出し回路部とを、放射線検出パネルの各辺に配置した放射線撮像装置が開発されている。そして、このような放射線撮像装置を小型化するために様々な対策が提案されている。
特許文献1には、同一辺に駆動回路部と読出し回路部とを重ねて配置することで、一方の辺に空間を設けることが提案されている。
特開2003−014855号公報
しかしながら、このような放射線撮像装置では、電源を供給するためのコネクタや放射線撮像装置の状態を表示するための表示部などの入出力部を筺体の側面に配置する場合については考慮されていない。また、特許文献1では、一方の辺に空間を設けられているものの、駆動回路部または読出し回路部を放射線検出パネルの平面の延長上に配置しているため、放射線撮像装置が大型化してしまう。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、放射線撮像装置を小型化することを目的とする。
本発明は、照射面に照射された放射線を検出する放射線検出パネルと、前記放射線検出パネルと電気的に接続され、前記照射面の反対側に配置される回路部と、前記放射線検出パネルの4辺全ての周囲に配置され、前記放射線検出パネルと前記回路部とを接続する可撓性を有する接続ケーブルと、前記放射線検出パネル、前記回路部、前記接続ケーブルを収容する筐体と、を有する放射線撮像装置であって、前記放射線検出パネルの辺において、前記接続ケーブルが配置されていない領域に配置され、情報信号の入力および出力の少なくとも何れかを行う入出力部を有し、前記接続ケーブルは同一辺に複数配置され、前記接続ケーブルが配置されていない領域は、前記4辺に対し、前記接続ケーブルを各辺の一方側に寄せて配置することで、前記各辺の他方側に形成されるか、または、前記4辺に対し、前記接続ケーブルを各辺の中心線に対して略対称に配置することで、前記各辺の両端側に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、放射線撮像装置を小型化することができる。
第1の実施形態の放射線撮像装置の外観を示す図である。 放射線撮像装置の内部の構成を示す図である。 放射線検出パネルの構成を示す図である。 放射線撮像装置を充電している状態を示す図である。 第2の実施形態の放射線撮像装置の内部の構成を示す図である。 放射線検出パネルの構成を示す図である。 第3の実施形態の放射線撮像装置の内部の構成を示す図である。 第4の実施形態の放射線撮像装置の内部の構成を示す図である。 図8Aの一部拡大図である。 第5の実施形態の放射線撮像装置の構成を示す図である。 第5の実施形態の放射線撮像装置の外観を示す図である。 第6の実施形態の放射線撮像装置の構成を示す図である。
以下、本発明に係る放射線撮像装置の実施形態について図面を参照して説明する。以下では、放射線撮像装置のうち放射線が照射される側の面を照射面(表面)とし、照射面の反対側の面を背面とし、照射面と裏面とを接続する面である側方の面(照射面に対して直交する面)を側面として説明する。
(第1の実施形態)
図1は、放射線が照射される側から平面視した放射線撮像装置101の外観を示す図である。図2(a)、(b)は、側面および背面を平面視した放射線撮像装置101の内部の構成を示す図である。図3は、図2(b)の放射線撮像装置101の接続ケーブル109を展開した状態を示す図である。
放射線撮像装置101は、放射線が照射される側から平面視したときに辺110a〜辺110dからなる矩形状であって、角部111a〜111dを有し、所定の厚みで形成される。
放射線撮像装置101は、筐体102、入出力部103、放射線検出パネル104、回路部105、支持基台106、接続ケーブル109などを備える。
図1に示すように、筐体102は、放射線が照射される側から平面視した形状が矩形状である。筐体102は、内部に放射線撮像装置101の構成部材、すなわち放射線検出パネル104、回路部105、支持基台106、接続ケーブル109などを収容する。
入出力部103は、筐体102の周縁部に配置される。入出力部103は、情報(情報を伝達するための情報信号)の入力および力の少なくとも何れかが行われる。具体的に、入出力部103には、コネクタ103a、表示部103b、アンテナ103c、および、図示しないインタフェース部(スイッチ、ボタンなど)などが含まれる。コネクタ103aは、放射線撮像装置101に対して電源や電気信号が供給される接続部である。表示部103bは、放射線撮像装置101に関する情報を表示する。放射線撮像装置101に関する情報とは、放射線撮像装置101の状態を視認するための情報である。放射線撮像装置101に関する情報とは、例えば、放射線検出パネルの駆動状態、アンテナ103cによる電波の受信状態、設定されている撮影モード、バッテリの残量に関する情報を含む。アンテナ103cは、外部に対して無線にて情報を送受信する。入出力部103は、筐体102の周縁部のうち照射面と同一面、側面、背面の何れの面に配置されていてもよく、これら2つの面あるいは3つの面に跨って配置されていてもよい。なお、入出力部103は、照射面のうち少なくとも放射線検出領域の有効画素領域を正投影した領域とは異なる領域に配置される。
本実施形態では、コネクタ103aと表示部103bとが対角線上の位置に配置されている。
放射線検出パネル104は、筐体102内に収容され、矩形状の平板で形成される。放射線検出パネル104は、照射された放射線が蛍光体層により可視光に変換され、変換された可視光を検出して、信号情報に変換する、いわゆる間接変換型の放射線検出パネルである。放射線検出パネル104は、照射面側から、基板、変換素子、蛍光体層、反射シートの順に積層されている。基板には、半導体素子との化学作用がなく、半導体プロセスの温度に耐えられ、寸法安定性などの必要性からガラス板が多く用いられる。変換素子は、基板面上に半導体プロセスにより二次元的に配列して形成される。蛍光体層は、配列された光源変換素子上に接合される。反射シートは、光を反射し易いアルミニウム等の金属で形成され、蛍光体層を覆う。なお、放射線検出パネル104は、照射された放射線を直接検出して信号情報に変換する、いわゆる直接変換型の放射線検出パネルであってもよい。
回路部105は、放射線検出パネル104と電気的に接続され、放射線検出パネル104との間で電気信号の通信を行う。回路部105は、放射線検出パネル104における放射線が照射される面とは反対の面側に配置される。また、回路部105は、駆動回路基板105aおよび読出し回路基板105bの少なくとも一つが含まれる。駆動回路基板105aは、放射線検出パネル104に対して駆動信号を供給する。読出し回路基板105bは、放射線検出パネル104から電気信号を読み出す。ここでは、電気信号の読出し効率を向上させるために、放射線撮像装置101の4辺に回路部105が配置されている。
支持基台106は、矩形の平板状に形成される。支持基台106は、放射線検出パネル104が配置された反対側で回路部105を支持する。具体的には、図2(b)に示すように、支持基台106は、駆動回路基板105aおよび読出し回路基板105bを、周縁に沿った位置で支持する。また、支持基台106は、駆動回路基板105aおよび読出し回路基板105bよりも内側で電気基板107を支持する。電気基板107は、フレキシブルケーブル(FFC)108を介して入出力部103に接続される。
接続ケーブル109は、放射線検出パネル104と回路部105との間で電気信号を通信できるように接続する。接続ケーブル109は、可撓性を有するフレキシブルプリント配線板(FPC)が用いられる。ここでは、複数の接続ケーブル109は、放射線検出パネル104の周囲に配線され、支持基台106の外周縁を跨ぐように厚み方向に配線した状態で、放射線検出パネル104と回路部105とを接続する。ここでは、放射線撮像装置101の辺110aおよび辺110cに配置される接続ケーブル109はそれぞれ8つであり、辺110bおよび辺110dに配置される接続ケーブル109はそれぞれ6つである。また、同一辺の複数の接続ケーブル109は、それぞれ同一長さであって、平行に配置されている。特に、隣接する接続ケーブル109同士は、隙間(略隙間)なく並べて配置されている。ここで、「略隙間がない」とは、物理的に接触して、一切の隙間がない場合のみを指すものでなく、空間がほとんど設けられていない場合も含みうる。つまり、隣接する接続ケーブル109の間に、十分に空間が設けられていないことにより、他の構成物が配置されていない状態(配置する空間が設けられていない状態)を示すものである。
また、図3に示すように、放射線検出パネル104の画素領域には、駆動信号を制御するゲート配線112aと、電荷を読み出すデータ配線112bとが複数配置されている。ゲート配線112aおよびデータ配線112bと、接続ケーブル109とは、コネクタ配線112cを介して接続される。
本実施形態では、コネクタ配線112cを傾斜して配線することで、放射線撮像装置101の各辺110a〜辺110dにおいて複数の接続ケーブル109を片側に寄せて配置することができる。
具体的には、辺110aおよび辺110bの複数の接続ケーブル109は角部111a側に偏って配置される。また、辺110cおよび辺110dに接続された複数の接続ケーブル109は角部111c側に偏って配置される。
このように、放射線撮像装置101の各辺において複数の接続ケーブル109を一方側に寄せることで、各辺の他方側では接続ケーブル109が配置されない空間(領域)が設けられ、この領域に入出力部103を配置することができる。具体的には、図2(b)に示すように、入出力部103は接続ケーブル109が接続される放射線撮像装置101の同一辺に沿って配置することができる。したがって、入出力部103を接続ケーブル109の更に外側に配置する必要がないため、放射線撮像装置101の平面方向の大きさを小さくすることができる。
また、入出力部103は、接続ケーブル109の同一高さに配置することができる。具体的には、図2(a)に示すように、表示部103bが、厚み方向に配線された接続ケーブル109と空間的に重なって配置される。ここで、空間的に重なるとは、少なくとも一部が物理的に接して重なっていてもよく、また、物理的に接することなく空間を介して重なっていてもよい。すなわち、表示部103bの厚みを、辺110bに沿って平行に延長させたときに、表示部103bと接続ケーブル109とは厚み方向に厚みT1分、重なり合っている。
また、図2(b)に示す矢印A方向から見た場合、アンテナ103cの厚みを辺110aに沿って平行に延長させたときに、アンテナ103cと辺110aに配置された接続ケーブル109とは重なり合っている。
また、図2(b)に示す矢印C方向から見た場合、表示部103bの厚みを辺110cに沿って平行に延長させたときに、表示部103bと辺110cに配置された接続ケーブル109とは重なり合っている。
また、図2(b)に示す矢印D方向から見た場合、コネクタ103aの厚みを辺110dに沿って平行に延長させたときに、コネクタ103aと辺110dに配置された接続ケーブル109とは重なり合っている。
このように、本実施形態によれば、放射線が照射される方向に対して直交する方向、すなわち筐体102の側方から見て、入出力部103を厚み方向に配線された接続ケーブル109と空間的に重なるように配置した。したがって、入出力部103を、接続ケーブル109の背面側や回路部105の背面側に配置する必要がないために、放射線撮像装置101の厚みを薄くすることができる。特に、筐体102の側方から見て、入出力部103の厚みを各辺に沿って平行に延長させたときに、入出力部103と接続ケーブル109との重なり合った厚み分、放射線撮像装置101の厚みを薄くすることができる。
なお、入出力部103の厚みを延長させる場合には、入出力部103の最大厚みを延長させることが好ましい。また、入出力部103の厚みを延長させる場合には、放射線検出パネル104の各辺に沿って平行に延長させてもよい。
したがって、放射線撮像装置101は筐体102に入出力部103を配置する場合であっても、放射線撮像装置101の大きさを小型化することができ、例えば筐体102にカセッテ、狭額縁あるいは薄型のサイズを適用することができる。
なお、本実施形態では、放射線撮像装置101の辺110a〜辺110dの全てにおいて、接続ケーブル109を片側に寄せる場合について説明したが、入出力部103を配置しない辺では、片側に寄せて配置しなくてもよい。また、本実施形態では、同一辺に複数の接続ケーブル109を配置する場合について説明したが、同一辺に配置された複数の接続ケーブル109を一体的に形成することで、単一の接続ケーブルを配置してもよい。
次に、放射線撮像装置101をクレードル113に収納して充電する場合について図4を参照して説明する。図4は、放射線撮像装置101がクレードル113で充電される状態を示す図である。
クレードル113は、放射線撮像装置101の一部を覆うように保持する。クレードル113の底部には、コネクタ103aに接続される給電端子114が配置される。本実施形態の放射線撮像装置101はコネクタ103aに対角線上の位置に、表示部103bが配置されているので、表示部103bがクレードル113によって隠れてしまうことが防止される。したがって、放射線撮像装置101がクレードル113に収容されたとしても、視認性を損ねることなく、表示部103bを確認することができる。
なお、当該コネクタ103aと表示部103bの配置は、一例であり、放射線撮像装置101がクレードル113に収容された場合に、視認性を損ねない配置であればよい。そのため、放射線撮像装置101におけるコネクタ103aと表示部103bは、筺体102の周縁部であって、それぞれ対向する側面に配置されていればよい。また、視認性を考慮しない場合には、コネクタ103aと表示部103bが、筺体の同じ側面に配置されていてもよい。
(第2の実施形態)
本実施形態の放射線撮像装置201は、接続ケーブル209の配置が第1の実施形態と異なっている。なお、第1の実施形態と同様の構成は、同一符号を付して、その説明を適宜省略する。
図5は、放射線撮像装置201の内部の構成を示す図である。図6は、接続ケーブル209を展開した状態を示す図である。
本実施形態では、放射線撮像装置201の各辺において略同一長さの複数の接続ケーブル209が配置され、各辺に配置された複数の接続ケーブル209は、各辺の両側に寄せて配置されている。すなわち、各辺110a〜辺110dに配置された複数の接続ケーブル209のうち、一方側の一組209aと他方側の一組209bとがそれぞれ角部111a〜角部111d側に分かれて偏って配置される。ここでは、一方側の一組209aと、他方側の一組209bとは、放射線検出パネル104の各辺の中心線Lcに対して略対称に配置される。
したがって、各辺の中央では接続ケーブル209が配置されない空間(領域)が設けられ、この領域に入出力部103を配置することができる。具体的には、接続ケーブル209の一方側の一組209aと、他方側の一組209bとの間に、入出力部103が配置される。また、第1の実施形態と同様、入出力部103は接続ケーブル109が配置される放射線撮像装置201の同一辺であって、筐体102の側方から見たときに接続ケーブル209と空間的に重なって配置される。
また、本実施形態では、図6に示すように、コネクタ配線212cも中心線Lcに対して略対称であり、放射線検出パネル104や回路部105内の配線パターンの対称性を維持することができ、インピーダンスを抑え、画質の低減を抑えることができる。
なお、本実施形態では、放射線検出パネル104の各辺の中心線Lcに対して略対称に接続ケーブル209の一方側の一組209aと、他方側の一組209bとを配置する場合について説明したが、この場合に限られず、非対称であってもよい。また、放射線検出パネル104の各辺の中心線Lcに限られず、放射線撮像装置201の各辺の中心線に略対称であってもよく、筐体102の各辺の中心線に対して略対称であってもよい。
また、本実施形態では、一方側の一組209aが複数の接続ケーブル209で構成される場合について説明したが、一方側の一組209aの複数の接続ケーブル209を一体的に形成することで、単一の接続ケーブルで構成してもよい。また、他方側の一組209bが複数の接続ケーブル209で構成される場合について説明したが、他方側の一組209bの複数の接続ケーブル209を一体的に形成することで、単一の接続ケーブルで構成してもよい。
(第3の実施形態)
本実施形態の放射線撮像装置301は、接続ケーブル309の配置が第1の実施形態と異なっている。なお、第1の実施形態と同様の構成は、同一符号を付して、その説明を適宜省略する。
図7は、放射線撮像装置301の内部の構成を示す図である。
本実施形態では、放射線撮像装置301の各辺において略同一長さの複数の接続ケーブル309が配置され、各辺に配置された複数の接続ケーブル309は、各辺の中央側に寄せて配置されている。ここでは、複数の接続ケーブル309は、放射線検出パネル104の各辺の中央から略均等に配置される。また、複数の接続ケーブル309は、放射線検出パネル104の各辺の中心線Lcに対して略対称に配置される。
したがって、各辺の両側では接続ケーブル309が配置されない領域を形成でき、この領域に入出力部303を配置することができる。すなわち、第1の実施形態と同様、入出力部303は接続ケーブル309が配置される放射線撮像装置301の同一辺であって、側方から見たときに接続ケーブル309と空間的に重なって配置される。
また、本実施形態では、4つの角部111a〜角部111dのスペースを大きく確保することができることから、コネクタ303a、表示部303b、アンテナ303c、および、スイッチ303dを含む入出力部303を多く配置することができる。したがって、図7に示すように、例えばコネクタ303aを対角に配置したり、表示部303bを各辺に配置したりすることができる。そのため、放射線撮像装置301の向きに関わらず、コネクタ303aに給電ケーブルを接続したり、表示部303bを視認したりすることができる。したがって、操作者のユーザビリティを向上させることができる。
また、本実施形態では、接続ケーブル309を放射線検出パネル104の各辺の中心線Lcに対して略対称に配置される。したがって、放射線検出パネル104や回路部105内の配線パターンの対称性を維持することができる。そのため、放射線検出パネル104内でインピーダンスが異ならないようにすることができる。そのため、当該インピーダンスの違いに起因して画像に発生し得るアーチファクトを抑制し得る。
なお、本実施形態では、同一辺に複数の接続ケーブル309を配置する場合について説明したが、同一辺に配置された複数の接続ケーブル309を一体的に形成することで、単一の接続ケーブルを配置してもよい。
(第4の実施形態)
本実施形態の放射線撮像装置401は、接続ケーブル409の配置が第3の実施形態と異なっている。なお、第1の実施形態および第3の実施形態と同様の構成は、同一符号を付して、その説明を省略する。
図8A(a)、(b)は、側方および背面側から見た放射線撮像装置401の内部の構成を示す図である。図8Bは、図8A(a)の拡大図である。
本実施形態では、放射線撮像装置401の各辺において異なる長さの複数の接続ケーブル409が配置されている。具体的には、接続ケーブル409は、放射線検出パネル104の辺に亘って所定の間隔をあけて接続されている。一方、接続ケーブル409は、回路部105に対しては回路部105の辺の中央側に寄せて接続されている。したがって、図8Bに示すように、接続ケーブル409a、409bに注目すると、接続ケーブル409a、409bが放射線検出パネル104と接続される接続間隔L1は、接続ケーブル409a、409bが回路部105と接続される接続間隔L2よりも長い。また、複数の接続ケーブル409のうち、角部111a〜角部111dに近接する接続ケーブル409ほど長さが長く、各辺110a〜110dの中央側の接続ケーブル409ほど長さが短い。
したがって、各回路部105の各辺の両側では接続ケーブル409が配置されない領域を形成でき、この領域に入出力部303を配置することができる。また、図8Bに示すように、表示部303bは、厚み方向に配線された接続ケーブル409と空間的に重なって配置される。すなわち、表示部303bの厚みを辺110bに沿って平行に延長させたときに、表示部303bと接続ケーブル409とは厚み方向に厚みT2分、重なり合っている。同様に、コネクタ303a、アンテナ303bおよびスイッチ303dについても、厚み方向に配線された接続ケーブル409と空間的に重なって配置される。したがって、放射線撮像装置401の厚みを薄くすることができる。
また、第1〜第3の実施形態に比べて放射線検出パネル104のコネクタ配線の配線パターンを簡素化できることから、製造コストを削減できる。
なお、本実施形態では、同一辺に複数の接続ケーブル409を配置する場合について説明したが、同一辺に配置された複数の接続ケーブル409を一体的に形成することで、単一の接続ケーブルを配置してもよい。この場合、接続ケーブルが放射線検出パネル104と接続される接続幅は、接続ケーブルが回路部105と接続される接続幅よりも長くすることができる。
(第5の実施形態)
本実施形態の放射線撮像装置501は、接続ケーブル509および表示部503bの配置が第1の実施形態と異なっている。なお、第1の実施形態と同様の構成は、同一符号を付して、その説明を適宜省略する。
図9(a)は照射面側から見た放射線撮像装置501の外観を示す図であり、図9(b)は背面側から見た放射線撮像装置501の内部の構成を示す図である。
図9(a)に示すように、本実施形態の筐体502は、周縁部に複数の表示部503bが配置される。ここでは、放射線撮像装置501の角部111cを挟んで隣り合う側部502c、側部502dにそれぞれ表示部503bが配置される。また、図9(b)に示すように、表示部503bは、複数の光源(LED光源)512aと、光源512aおよび電気基板507を接続する配線512bとを有するモジュール(LEDモジュール)512が用いられる。
本実施形態では、放射線撮像装置501の各辺110a〜辺110dにおいて、それぞれ一辺に亘って略均等に、略同一長さの複数の接続ケーブル509が配置されている。図9(b)に示すように、複数の接続ケーブル509は、隣接する接続ケーブル509の間のそれぞれに光源512aが配置される領域を確保している。
したがって、本実施形態では、隣接する接続ケーブル509の間に光源512aを配置することができる。また、第1〜第3の実施形態に比べて放射線検出パネル104のコネクタ配線の配線パターンを簡素化できることから、製造コストを削減でき、画質の低減を抑えることができる。
図10(a)は、表示部503bの光源512aの発光箇所を変えたり、光源512aの色を変更した状態を示す図である。このような光源512aの点灯パターンは、放射線撮像装置501の状態に応じて電気基板507が制御する。例えば、電気基板507は、バッテリ残量に応じて発光させる光源512aの数を増減させたり、光源512aの色を変更させたりすることができる。また、電気基板507は、無線による通信状態を光源512aの発光や色を変更して表示することができる。ここでは、筐体502の側部502dに配置された表示部503bにはバッテリ残量が表示され、筐体502の側部502cに配置された表示部503bには通信状態を表示することができる。
図10(b)は、光源512aを発光させて照射領域を表示している状態を示す図である。電気基板507は、放射線の照射範囲R(図10(b)の破線を参照)に応じて、照射範囲Rの各辺を延長させた位置に配置された光源512aを発光することができる。したがって、光源512aを指標として、撮影者が照射領域を認識することができる。
なお、上述した表示部503bは、筐体502の側面に配置される場合に限られず、照射面および背面に配置されていてもよい。また、筐体502は、窓部を形成することで表示部503bを露出させてもよく、透過性の材質で形成することで表示部503bを視認できるようにしてもよい。
(第6の実施形態)
本実施形態の放射線撮像装置601は、第5の実施形態に光源ユニット612を追加している。なお、第1および第5の実施形態と同様の構成は、同一符号を付して、その説明を適宜省略する。
図11(a)は放射線撮像装置601の外観を示す図であり、図11(b)はI−I線を切断して矢印方向から見た断面図である。
図11(a)に示すように、本実施形態の筐体602は、周縁部に複数の表示部603bが配置される。ここでは、放射線撮像装置601の角部111cを挟んで隣り合う側部602c、側部602dにそれぞれ表示部603bが配置される。
図11(b)に示すように、本実施形態の放射線撮像装置601は、筐体602、表示部603b、放射線検出パネル604、支持基台606、光源ユニット612などを備える。なお、接続ケーブル509の構成は、第5の実施形態と同様である。
筐体602は、炭素繊維強化プラスチックからなる前板602e、フレーム602f、偏光部材602gを有する。なお、偏光部材602gは、所定の周波数の光を遮光するように構成され、例えば表示部603bと対面する側面に配置される。表示部603bは、第5の実施形態と同様、複数の光源512aと配線512bとを有する。放射線検出パネル604は、照射面側からアルミシート604a、蛍光体層604b、PI層604c、反射シート604dが積層される。支持基台606は、支持板606aと脚部606bとを有する。
光源ユニット612は、放射線検出パネル604にリフレッシュ光を照射して、放射線検出パネル604に貯まった電荷を除去する。光源ユニット612は、放射線検出パネル604と支持基台606との間に配置され、支持基台606によって支持される。光源ユニット612は、放射線検出パネル604側から拡散シート612a、拡散シート612b、導光板612c、反射シート612dが積層され、筐体602に近接して光源512aが配置される。本実施形態では、表示部603bの光源512aと、光源ユニット612の光源512aとが共通である。
したがって、電気基板507は、光源512aを発光させることで放射線撮像装置601の情報を表示すると共に、放射線検出パネル604にリフレッシュ光を照射することができる。なお、電気基板507は、目的に応じて光源512aの色を変更して発光することができる。具体的には、電気基板507は、光源512aをリフレッシュ光として例えば白色を発光する。このとき、筐体602の偏光部材602gは、リフレッシュ光に対応する光の波長を遮光するように構成されているために、リフレッシュ光が筐体602から外部に漏れることを防止できる。一方、電気基板507は、放射線撮像装置601の情報を表示する場合には、リフレッシュ光に対応する光の波長以外の光を発光することで、表示部603bを視認することができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能であり、上述した実施形態を適時組み合わせてもよい。
上述した実施形態では、回路部105は、支持基台106または支持基台606により支持される場合について説明したが、この場合に限られず、筐体102、筐体602等の他の部材により支持されていてもよい。
101:放射線撮像装置 102:筐体 103:入出力部 103a:コネクタ 103b:表示部 103c:アンテナ 104:放射線検出パネル(検出パネル) 105:回路部 106:支持基台 109:接続ケーブル 201:放射線撮像装置 209:接続ケーブル 301:放射線撮像装置 303:入出力部 303a:コネクタ 303b:表示部 303c:アンテナ 303d:スイッチ 309:接続ケーブル 401:放射線撮像装置 409:接続ケーブル 501:放射線撮像装置 503b:表示部 512a:光源 509:接続ケーブル 601:放射線撮像装置 602:筐体 603b:表示部 604:放射線検出パネル(検出パネル) 612:光源ユニット

Claims (4)

  1. 照射面に照射された放射線を検出する放射線検出パネルと、
    前記放射線検出パネルと電気的に接続され、前記照射面の反対側に配置される回路部と、
    前記放射線検出パネルの4辺全ての周囲に配置され、前記放射線検出パネルと前記回路部とを接続する可撓性を有する接続ケーブルと、
    前記放射線検出パネル、前記回路部、前記接続ケーブルを収容する筐体と、を有する放射線撮像装置であって、
    前記放射線検出パネルの辺において、前記接続ケーブルが配置されていない領域に配置され、情報信号の入力および出力の少なくとも何れかを行う入出力部を有し、
    前記接続ケーブルは同一辺に複数配置され、
    前記接続ケーブルが配置されていない領域は、前記4辺に対し、前記接続ケーブルを各辺の一方側に寄せて配置することで、前記各辺の他方側に形成されるか、または、前記4辺に対し、前記接続ケーブルを各辺の中心線に対して略対称に配置することで、前記各辺の両端側に形成されることを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記入出力部は、前記筐体の側方から見て、前記入出力部の厚みを前記接続ケーブルが配置されている辺に沿って平行に延長させたときに、前記接続ケーブルと重なって配置されることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記入出力部は、前記筐体の側方から見て、前記放射線検出パネルからの高さが、前記接続ケーブルより高いことを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記入出力部は、前記放射線撮像装置に対して電源や電気信号を供給するコネクタおよび前記放射線撮像装置に関する情報を表示する表示部を含み、
    前記コネクタと前記表示部とは、前記筐体の周縁部の対角線上の位置にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
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