JP6685646B2 - 屋上防水断熱保護工法 - Google Patents

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本発明は、塗装によって屋上を長期に渡って保護し、美観と断熱性を付与するのに適する屋上防水断熱保護工法に関する。
建築物等の屋根などの屋上部分では防水施工が行われるが、その施工は柔軟性と防水性のある樹脂シート(ゴムシート)をコンクリート板の表面に敷設し、その上をアスファルトやモルタルで覆うのが最も一般的である。
漏水を防ぐために施工されたこのような防水層は、経年によりひどく劣化した場合は再貼り付けを要するが、樹脂シートの廃棄処理や工事コストが高騰するなどの問題点を抱えている。
こうした問題を受けて防水層の上に美観や保護を目的として塗装が施されることもある。例えば特許文献1には、防水層の上に、中空ビーズを特定量含む断熱性下塗り塗膜層を形成し、この下塗り塗膜層の上に、高反射・放射性の上塗り塗膜を形成する方法が記載されている。
特許文献1記載の方法によれば簡易な方法で防水層を保護できるものの、経年により断熱層の劣化が進み、劣化防止する効果が不十分となるために再塗装が必要であった。
また、特許文献2には屋根面に、プライマー、特定の高強度無機発泡粒子を含む断熱塗料、防水塗料、上塗塗料を順次塗布する断熱防水工法が記載されている。
かかる断熱防水工法によれば、屋根部への夏季の太陽の直射光線による室内の温度上昇を抑制できると共に建物の使用年限の延長につながるものであるが、断熱塗膜が厚塗りされた時に、その上の防水塗料による塗膜表面にシワが発生するなど、塗面平滑性に難点があった。
特許第3001863号公報 特開2001−311263号公報
本発明の目的は、塗装によって屋上を長期に渡って保護し、美観と断熱性を付与するのに適する屋上防水断熱保護工法を提供することにある。
本発明者らは、上記した課題について鋭意検討した結果、屋根用防水材の上に、2液型エポキシ樹脂系下塗り塗料を塗装した後、特定の性状値を有する塗料を順次塗装することによって、厚膜の断熱層を設けても最終的に得られる積層塗膜の全体の塗面平滑性が良好になることを見出し、本発明に到達した。
即ち本発明は、
(1)屋上防水材の表面に、2液硬化系エポキシ樹脂系下塗り塗料を塗装する工程、
(2)工程(1)で得られた下地層の上に、ガラス転移温度が30℃以下である樹脂を水分散化してなる樹脂エマルション及び水を含み、塗膜の比重が1.0未満であり、塗膜の熱伝導率が0.3W/m・K以下である水性塗料を塗装して断熱塗膜層を形成する工程、
(3)工程(2)で得られた断熱塗膜層の上に、ガラス転移温度が30℃以下である樹脂を水分散化してなる樹脂エマルション、水及び顔料を含み、塗膜の比重が1.0以上である水性塗料を塗装して防水塗膜層を形成する工程、
(4)工程(3)で得られた防水塗膜層の上に、組成物中に含まれる顔料成分のうち、白色顔料を50質量%以上含み、塗膜の比重が1.0以上であって、形成塗膜の日射反射率が50%以上である上塗り遮熱塗料を塗装して遮熱塗膜層を形成する工程、を含み、
遮熱塗膜層を形成するための塗料の全顔料体積濃度が防水塗膜層を形成するための塗料の全顔料体積濃度より低いことを特徴とする屋上防水断熱保護工法、
に関する。
本発明の保護工法によれば、塗膜の比重が1.0未満の断熱塗膜層に対して特定のガラス転移温度の樹脂エマルションを含む塗料による比重が1.0以上の塗膜を設けている。これにより、断熱性や防水性等の性能を発揮しながら、積層塗膜の仕上がり外観が優れているという利点がある。
また、本発明方法ではトップコートとして特定の顔料組成を有する遮熱塗膜層が設けられているので、良好な仕上がり外観を維持したまま、その下にある積層塗膜と防水材の太陽光による劣化を抑制することができる。
本発明の保護工法によれば、建築物等の屋根を長期に渡って保護しながら、室内の温度上昇を抑制することができ、建築物等の内部における省エネルギーに貢献することができる。
本発明の保護工法が適用される屋根としては、コンクリート建物例えば集合住宅の屋上、ルーフバルコニー等の陸屋根が挙げられ、かかる屋根に施工された防水材を塗装対象とする。
防水材としては塗装により設ける塗膜防水材とシートを貼り付けることにより設けるシート防水材等が挙げられ、塗膜防水材としては例えば例えばウレタンゴム系、アクリルゴム系、クロロプレンゴム系、ゴムアスファルト系、シリコーンゴム系や、ポリマーセメント系等が挙げられる。一方、シート防水材は、塩化ビニル樹脂等の石油由来の素材を主成分とする厚さがおよそ1mm〜2mm程度のシートを、必要な面積に裁断し、接着剤や金属器具で下地に固定し、シート同士を貼り合わせるものである。シート防水材としては、例えば塩化ビニルシート、ポリエチレンシート等が挙げられる。
上記防水材の継ぎ目には防水性の観点からシーリング施工されていてもよい。シーリング材としては、例えばシリコーン系シーリング材、変性シリコーン系シーリング材、ポリサルファイド系シーリング材、変性ポリサルファイド系シーリング材、アクリルウレタン系シーリング材、ポリウレタン系シーリング材、SBR系シーリング材、ブチルゴム系シーリング材等が挙げられる。これらは一成分形、二成分形のいずれであってもよい。
まず、施工面にあるゴミ等を除去して表面を清浄にし、プライマーを塗装する。
<下塗り塗料塗装工程>
本発明においては下塗り塗料として、エポキシ樹脂を含む成分を主剤成分とし、ポリアミンを含む成分を硬化剤とする2液硬化系エポキシ樹脂系下塗り塗料を塗装する。防水材と後述の断熱塗料との付着性の観点からである。
上記エポキシ樹脂及びポリアミン化合物は有機溶剤系でも水系であってもよく、水系である場合には水分散性及び水溶性のいずれのタイプであってもよい。
下塗り塗料は、刷毛、ローラー、スプレー等の方法で塗装される。
下塗り塗料は乾燥膜厚が10〜60μm、好ましくは25〜40μmとなるように常温乾燥の条件で10時間〜7日、好ましくは15時間〜72時間行い、必要に応じて強制乾燥させることができる。
<断熱塗料>
次に、下塗り塗料が乾燥したら、断熱塗料を塗装する。断熱塗料は、ガラス転移温度が30℃以下、好ましくは0〜25℃である樹脂を水分散化してなる樹脂エマルションを含み、塗膜の比重が1.0未満、特に0.95以下であって、熱伝導率が0.3W/m・K以下、特に0.08〜0.25W/m・Kの範囲内にあることが特徴である。
断熱塗料に含まれる樹脂エマルションのガラス転移温度が30℃を超えると、断熱塗膜層の防水性が低下し、好ましくない。
また、塗膜の比重が1.0を超えると、積層塗膜の断熱性が低下し、熱伝導率が0.3W/m・Kを超えると断熱塗膜層の断熱性が低下し、下層にある防水層の劣化が早くなったり、室内空間の温度が外気に影響されるため好ましくない。
上記樹脂エマルションにおける樹脂種としては、例えばアクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、スチレン・ブタジエン系樹脂、エポキシ系樹脂、アルキド系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリルウレタン系樹脂(2液形も含む)などが挙げられ、これらは単独あるいは2種以上組み合わせて用いることができる。特に樹脂エマルションとして、(メタ)アクリル酸アルキルエステル、スチレン、酢酸ビニル、不飽和酸等より選ばれた1種又は2種以上のビニルモノマーを乳化重合してなる(共)重合体エマルションが好適であり、その中でもカルボニル基含有(共)重合体エマルションが積層塗膜の外観の点から好適である。
上記断熱塗料は中空粒子を含むことが望ましい。断熱性の観点からである。
中空粒子としては具体的には、例えば発泡ポリスチレン粒子、発泡ポリエチレン粒子、発泡ポリプロピレン粒子、発泡ポリウレタンなどの樹脂発泡体粒子;パ−ライト、火山れき、バーミキュライト焼成物などの無機発泡体粒子;アクリル樹脂、スチレン樹脂、アクリル−スチレン共重合樹脂、アクリル−アクリロニトリル共重合樹脂、アクリル−スチレン−アクリロニトリル共重合樹脂、アクリロニトリル−メタアクリロニトリル共重合樹脂、アクリル−アクリロニトリル−メタアクリロニトリル共重合樹脂、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合樹脂等の樹脂の有機バルーン;シリカバルーン、シラスバルーン等のガラスバルーン、アルミナシリカバルーン等のセラミックバルーン等の無機バルーン;有機バルーンの表面をシリカ、アルミナ等の無機素材で装飾した有機無機複合バルーン等が挙げられ、これらは単独でまたは2種以上組み合わせて使用することができる。
これらの中でも断熱層の断熱性と防水性の観点から樹脂発泡体粒子及び有機無機複合バルーンが適している。
上記中空粒子の平均粒子径としては、0.02〜8mm、特に0.05〜2mmが、塗装作業性と塗料粘度の観点から好ましい。
本発明において平均粒子径は粒度分布測定装置により測定される値で定義するものとする。
上記中空粒子の配合量は、前記樹脂エマルション固形分質量を基準にして2〜10質量部、好ましくは3〜8質量部で含有することが断熱性、厚膜性と塗膜強度の観点から適している。
上記断熱塗料には、さらに必要に応じて、顔料、骨材、造膜助剤、増粘タレ止め剤、消泡剤、分散剤、難燃化剤、繊維状物質などを添加することができる。
これらのうち顔料としては、従来公知のものを制限なく使用することができ、例えば、酸化チタン、カーボンブラック、ベンガラなどの着色顔料;バリタ粉、沈降性硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、石膏、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、珪藻土、タルク、炭酸マグネシウム、アルミナホワイト、グロスホワイト等の体質顔料等を挙げることができ、これらは単独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
上記断熱塗料の顔料体積濃度としては、1〜30%の範囲内、好ましくは5〜20%の範囲内に調整されることが望ましい。
本明細書において顔料体積濃度は、塗料中の全樹脂分と全顔料との合計固形分に占めるその顔料分の体積割合である。本明細書において、顔料の体積を算出する際のもとになる顔料の比重は「塗料原料便覧第6版」(社団法人日本塗料工業会)によるものであり、また、樹脂固形分の比重は1と近似するものとする。
また、難燃化剤としては、従来公知のものを使用できるが、具体的にはデカブロモジフェニルエーテル、オクタブロモジフェニルエーテル、テトラブロモジフェニルエーテル、ヘキサブロモシクロドデカン、ビストリブロモフェノキシエタン、エチレンビステトラブロモフタルイミド、テトラブロムエタン、ヘキサフェート等の臭素系難燃化材;トリメチルフォスフェート:トリエチルフォスフェート、トリブチルフォスフェート、トリオクチルフォスフェート、トリフェニルフォスフェート、トリブトキシエチルフォスフェート、オクチルジフェニルフォスフェート、トリクレジルフォスフェート、クレジルフェニルフォスフェート、トリキシレニルフォスフェート、2−ナフチルジフェニルフォスフェート、クレジルジ2,6−キシレニルフォスフェート、芳香族縮合リン酸エステル、芳香族縮合リン酸エステルとポリオキシアルキレン燐酸エステルの混合物、ポリフォスフォネート、ポリフォスフェート、ポリ燐酸塩、赤燐等の非ハロゲン化燐系難燃化材;トリクロロエチルフォスフェート、トリス(2−クロロプロピル)フォスフェート、トリス(2,3−ジクロロプロピル)フォスフェート、トリス(2,3−ジブロモプロピル)フォスフェート、トリス(ブロモクロロプロピル)フォスフェート、トリス(トリブロモネオペンチル)ホスフェ−ト、トリス(クロロプロピル)ホスフェート、2,3−ジブロモプロピルフォスフェート,2,3−クロロプロピルフォスフェート等のハロゲン化燐系難燃化材;塩素化パラフィン、パークロロシクロペンタデカン、塩素化ビフェニル等の塩素系難燃化材;三酸化アンチモン、五酸化アンチモン等のアンチモン化合物;水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、アルミン酸カルシウム、硼酸亜鉛、メタ硼酸バリウム、酸化モリブデン、モリブデン酸アンモニウム、酸化ジルコニウム、水酸化ジルコニウム、酸化錫、水酸化錫等の無機系難燃化材等の単独で或いは2種以上組み合わせて使用することができる。
上記難燃化剤の配合量としては、断熱塗料に含まれる樹脂固形分100質量部に対して10〜300質量部、好ましくは20〜200質量部の範囲内が適している。
断熱塗料の塗装方法としては特に制限はないが、鏝塗り、刷毛塗り、ヘラ塗り等が好適である。塗布量としては、乾燥塗膜が1〜4mm、好ましくは1.5〜2.5mmとなるように1回塗装し、40時間〜7日、好ましくは48時間〜4日、常温で乾燥させ、次いで該断熱塗膜層の上に同じ断熱塗料を乾燥塗膜が1〜4mm、好ましくは2〜3mmとなるように塗装し、40時間〜7日、好ましくは48時間〜4日、常温乾燥させることが断熱性と塗装作業性の点から適している。
断熱塗料の乾燥後、防水塗料を塗装する。防水塗料としては、建築用に従来使用されている各種防水材が使用できるが、特にガラス転移温度30℃以下、好ましくは25℃以下、好ましくは−30℃〜0℃である樹脂を水分散してなる樹脂エマルション及び顔料を含み、塗膜の比重が1.0以上、特に1.2以上にあることを特徴とする。
本発明において、ガラス転移温度(絶対温度)は、下記式により算出される値である。
1/Tg=W1/T1+W2/T2+・・・Wn/Tn
式中、W1、W2・・・Wnは各モノマーの質量%〔=(各モノマーの配合量/モノマー全質量)×100〕であり、T1、T2・・・Tnは各モノマーのホモポリマーのガラス転移温度(絶対温度)である。なお、各モノマーのホモポリマーのガラス転移温度は、Polymer Hand Book (4th edition,J.Brandrup・E.H.Immergut 編)による値であり、該文献に記載されていないモノマーのガラス転移温度は、該モノマーのホモポリマーを重量平均分子量が5万程度になるようにして合成し、そのガラス転移温度を示差走査型熱分析により測定したときの値を使用する。
樹脂エマルションのガラス転移温度が30℃を超えると、本発明方法で得られる積層塗膜が長期の暴露によりワレることがあり、好ましくない。
また、防水塗膜の比重が1.0未満では断熱塗膜上の防水塗膜の仕上がり外観が劣り、好ましくない。
上記樹脂エマルションにおいて使用される重合性不飽和モノマーとしては、例えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、n−ペンチル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、テトラデシル(メタ)アクリレート、ペンタデシル(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレート、ヘプタデシル(メタ)アクリレート、オクタデシル(メタ)アクリレート、ノナデシル(メタ)アクリレート、イコシル(メタ)アクリレート、ヘンイコシル(メタ)アクリレート、ドコシル(メタ)アクリレート等の直鎖状又は分岐状のアルキル基を含有するアクリレート;スチレン、α−メチルスチレン等のビニル芳香族化合物;シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート等の環状の炭化水素基を有する(メタ)アクリレート;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、アリルアルコール、上記ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートのε−カプロラクトン変性体、分子末端が水酸基であるポリオキシエチレン鎖含有(メタ)アクリレート等の水酸基含有重合性不飽和モノマー;(メタ)アクリル酸、マレイン酸、クロトン酸、β−カルボキシエチルアクリレート等のカルボキシル基含有重合性不飽和モノマー;(メタ)アクロレイン、ホルミルスチロール、炭素数4〜7のビニルアルキルケトン(例えば、ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルブチルケトンなど)、アセトアセトキシエチル(メタ)アクリレート、アセトアセトキシアリルエステル、ダイアセトン(メタ)アクリルアミド等のカルボニル基含有重合性不飽和モノマー;ベンジル(メタ)アクリレート等のアラルキル(メタ)アクリレート;2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート等のアルコキシアルキル(メタ)アクリレート;パーフルオロアルキル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート;(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル化合物;アリル(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、グリセロールジ(メタ)アクリレート、1,1,1−トリスヒドロキシメチルエタンジ(メタ)アクリレート、1,1,1−トリスヒドロキシメチルエタントリ(メタ)アクリレート、1,1,1−トリスヒドロキシメチルプロパントリ(メタ)アクリレート、トリアリルイソシアヌレート、ジアリルテレフタレート、ジビニルベンゼン等の1分子中に少なくとも2個の重合性不飽和基を有する多ビニル化合物等;グリシジル(メタ)アクリレート、β−メチルグリシジル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルエチル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルプロピル(メタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル等のエポキシ基含有重合性不飽和モノマー;イソシアナートエチル(メタ)アクリレート、m−イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソシアネート等のイソシアナート基含有重合性不飽和モノマー;ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリエトキシシラン等のアルコキシシリル基含有重合性不飽和モノマー;エポキシ基含有重合性不飽和モノマー又は水酸基含有重合性不飽和モノマーと不飽和脂肪酸との反応生成物、ジシクロペンテニルオキシエチル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニルオキシプロピル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート等の酸化硬化性基含有重合性不飽和モノマー等が挙げられ、これらは単独であるいは2種以上組み合わせて使用することができる。
これらのうちカルボニル基含有重合性不飽和モノマーを使用することによって、断熱塗膜層が厚塗りでも平滑性に優れた積層塗膜が得られるので好ましい。
上記防水塗料に含まれる顔料としては、例えば、上記断熱塗料の説明で例示したものの中から適宜選んで使用することができる。
上記防水塗料の顔料体積濃度としては、15〜60%の範囲内、好ましくは15〜45%、さらに好ましくは25〜42%の範囲内に調整されることが望ましい。
顔料体積濃度が15%未満では、防水性が不十分であり、一方60%を超えると断熱塗膜層の上での防水塗膜の平滑性が低下することがある。
また、上記防水塗料は、体質顔料と着色顔料を組み合わせたものであることが望ましい。併用割合としては、体質顔料/着色顔料質量比で99/1〜60/40、好ましくは95/5〜70/30の範囲内であることが、防水塗膜の下地隠蔽性と積層塗膜の耐水性の点から好適である。
上記防水塗料は、防水塗膜層の防水性、断熱塗膜層との付着性、常温における塗膜の強靭性を向上させる目的から、ヒドラジン誘導体を必要に応じて配合することができる。該ヒドラジン誘導体は、共重合体エマルションのカルボニル基と架橋反応する官能基を有しており、その具体例としてはヒドラジン、ヒドラジン水和物、蓚酸ジヒドラジド、マロン酸ジヒドラジド、こはく酸ジヒドラジド、グルタル酸ジヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジド、セバシン酸ジヒドラジドなどの炭素数2〜18の飽和脂肪族カルボン酸のジヒドラジド;マレイン酸ジヒドラジド、フマル酸ジヒドラジド、イタコン酸ジヒドラジドなどのモノオレフィン性不飽和ジカルボン酸のジヒドラジド;フタル酸、テレフタル酸又はイソフタル酸のジヒドラジド;ピロメリット酸のジヒドラジド、トリヒドラジド又はテトラヒドラジド;ニトリロトリ酢酸トリヒドラジド、クエン酸トリヒドラジド、1,2,4−ベンゼントリヒドラジド;エチレンジアミンテトラ酢酸テトラヒドラジド、1,4,5,8−ナフトエ酸テトラヒドラジド;カルボン酸低級アルキルエステル基を有する低重合体をヒドラジン又はヒドラジン水化物(ヒドラジンヒドラード)と反応させてなるポリヒドラジド等;炭酸ジヒドラジド、ビスセミカルバジド;ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等のジイソシアネート及びそれから誘導されるポリイソシアネート化合物にN,N−ジメチルヒドラジン等のN,N−置換ヒドラジンや上記例示のヒドラジドを過剰に反応させて得られる多官能セミカルバジド;該ポリイソシアネート化合物とポリエーテルポリオール類やポリエチレングリコールモノアルキルエーテル類等の親水性基を含む活性水素化合物との反応物中のイソシアネート基に上記例示のジヒドラジドを過剰に反応させて得られる水系多官能セミカルバジド;該多官能セミカルバジドと水系多官能セミカルバジドとの混合物;ビスアセチルジヒドラゾン等が好適に使用できる。以上に述べた化合物は、それぞれ単独で使用することができ又は2種もしくはそれ以上組み合わせて使用してもよい。
本発明においては防水塗料として、JIS A 6021に規定される建築用塗膜仕上げ材に該当する材質を使用することが好ましい。
上記防水塗料の塗装方法としては特に制限はないが、鏝塗り、刷毛塗り、ヘラ塗り、ローラー塗り等が好適である。塗布量としては、乾燥塗膜が0.2〜1mm、好ましくは0.3〜0.5mmとなるように40時間〜7日間、好ましくは48時間〜4日間、常温で乾燥させることが塗膜の常温乾燥性と平滑性の観点から適している。
防水塗料が乾燥した後、上塗り遮熱塗料を塗装する。本発明における上塗り遮熱塗料としては、組成物中に含まれる顔料成分のうち、白色顔料を50質量%以上、好ましくは70質量%以上含み、塗膜の比重が1.0以上、好ましくは1.1以上であって、形成塗膜の日射反射率が50%以上、好ましくは70%以上の塗料である。
また、本発明では遮熱塗膜層を形成するための塗料の全顔料体積濃度が防水塗膜層を形成するための塗料の全顔料体積濃度より低いことを特徴とする。
遮熱塗膜層と防水塗膜層において、顔料体積濃度の関係が上記と異なると、積層塗膜の仕上がり外観や耐汚染性が不十分となり、好ましくない。
上記上塗り遮熱塗料に含まれる樹脂エマルションとしては、塗料分野で公知のものを制限なく使用することができ、例えば、上記断熱塗料、防水塗料の説明で列記したものの中から選んで使用することができる。
上記白色顔料としては、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、硫酸バリウム、酸化マグネシウム等が挙げられる。
遮熱塗料における白色顔料の顔料体積濃度としては5〜40%、好ましくは10〜25%にあることが適している。
上記遮熱塗料の塗装方法としては特に制限はないが、ローラー、刷毛塗り、スプレー等が好適である。塗布量としては、乾燥塗膜が20〜40μm、好ましくは25〜35μmとなるように1回塗装し、4時間〜7日間、好ましくは5時間〜3日間、常温で乾燥させ、次いで該遮熱塗膜層の上に同じ遮熱塗料を乾燥塗膜が20〜40μm、好ましくは25〜35μm、となるように塗装し、4時間〜7日間、好ましくは5時間〜3日間、常温乾燥させることが遮熱性と塗装作業性の点から適している。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。ただし、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。なお、下記例中の「部」及び「%」はそれぞれ「質量部」及び「質量%」を意味する。
<各塗料(断熱塗料、防水塗料、上塗り塗料)の製造>
製造例1〜9
下記表1に示す配合にて断熱塗料(B−1)〜(B−3)、防水塗料(C−1)〜(C−3)、上塗り塗料(D−1)〜(D−3)を製造した。
Figure 0006685646

注1)樹脂エマルション(A−1):アクリル・スチレン共重合体の水性エマルション(固形分55%、ガラス転移温度20℃、
注2)樹脂エマルション(A−2):アクリル・スチレン共重合体の水性エマルション(固形分55%、ガラス転移温度40℃、
注3)樹脂エマルション(A−3):ダイアセトンアクリルアミドを共重合成分とするアクリル・スチレン共重合体の水性エマルション(固形分55%、ガラス転移温度−20℃)、
注4)発泡ポリスチレン樹脂:熱伝導率0.03w/m・K、平均粒子径1mm、
注5)酸化チタン:比重4.0、
注6)カーボンブラック:比重1.82、
注7)体質顔料:比重2.7、炭酸カルシウム、
注8)水酸化アルミニウム:比重2.3、
注9)造膜助剤:「TEXNOL」(商品名、イーストマンケミカル社製)、
注10)増粘剤:「アデカノールUH−420」(商品名、旭電化社製)、
注11)消泡剤:「SNデフォーマーA−63」(商品名、サンノプコ社製)、
注12)分散剤:「ノプコサントK」(商品名、サンノプコ社製)。
<各塗料及び塗膜の性状値>
(*)顔料体積濃度:明細書記載の方法に準じて算出した。
(*)塗膜比重:JIS K 5600−5−11(2014)記載の乾燥塗膜の密度の決定に準じて行った。ただし、試験片として、断熱塗料(B−1)〜(B−3)は1000μm、防水塗塗料(C−1)〜(C−3)は400μm、上塗塗料(D−1)〜(D−3)は100μmの乾燥膜厚になるようにフッ素樹脂処理された鋼板上にそれぞれ塗装をし、20℃65%で7日間乾燥し、剥離後、塗膜を引っ繰り返し再度20℃65%で7日間乾燥させた遊離塗膜を用いるものとする。
(*)熱伝導率:
フッ素樹脂が被覆された鋼板上に断熱塗料(B−1)〜(B−3)は乾燥膜厚が4mmとなるように引き塗りをし、防水塗料(C−1)〜(C−3)は乾燥膜厚が0.4mmとなるように吹き付け塗装をし、上塗塗料(D−1)〜(D−3)は乾燥膜厚が0.06mmとなるようにローラー塗装を行い、23℃・50%RHの恒温恒湿室で7日間乾燥して各塗装鋼板を得た。次いで該塗装鋼板から塗膜をそれぞれ引き剥がし遊離塗膜を作成した。
このようにして得られた遊離塗膜を70x150mmに切断し、熱伝導率計「KemthrmQTM」(商品名、京都電子工業社製)を用いて熱伝導率(W/m・K)を測定した。
(*)JIS A 6021 適性:
JIS A 6021の規格に従い試験板を作成し、規格試験を実施した。
〇:規格試験合格、×;規格試験不合格
(*)日射反射率:
JISK5602に準じて、分光反射率を測定し、日射反射率を算出した。値が高いほど良好である。
<積層塗板の形成>
実施例1
厚さ5mmで200mm×300mmの大きさのスレート板上に下塗り塗料として溶剤型2液硬化エポキシ樹脂系塗料を乾燥膜厚が30μmとなるように刷毛を用いて塗装し、20℃で16時間乾燥させ、その上に、断熱塗料(B−1)を乾燥膜厚が2mmとなるように引き塗りし、20℃で72時間乾燥させ、形成された断熱塗膜上に、同じ断熱塗料(B−1)を乾燥膜厚が2mmとなるように引き塗りし、20℃で72時間乾燥させ、その上に防水塗料(C−1)を乾燥膜厚が0.4mmとなるようにスプレー塗装し、25℃、48時間乾燥させ、得られた防水塗膜上に上塗り塗料(C−1)を乾燥膜厚が0.06mmとなるようにローラー塗装を行い、20℃・65%RHで7日間乾燥させて積層塗板を得た。
実施例2〜4及び比較例1〜9
実施例1において、1層目から4層目に使用する塗料の組み合わせを下記表2に示す通りとする以外は実施例1と同様にして積層塗板を得た。
<評価試験>
上記実施例1〜4及び比較例1〜9で得られた各積層塗板を下記試験に供した。結果を表2に併せて示す。
Figure 0006685646
(*)屋外暴露性:実施例1〜4及び比較例1〜9で得られた各積層塗板を東京都大田区の関西ペイント(株)東京事業所の暴露試験台に設置し3ヵ月後の塗膜の表面状態と塗膜の汚れ程度を目視で評価を行った。
塗膜状態:
○:塗膜に異常は認められない、
×:塗膜にワレ・剥がれ・フクレが認められる。
(*)塗膜の汚染状態:
◎:殆ど汚れていない、
○:薄い汚れが認められるが実用レベル、
△:塗膜の一部分に目立つ汚れが認められる、
×:塗膜全体が明らかに黒ずみ汚染している。
(*)塗膜の表面温度:図1、2に示す温度測定容器を作成し、実施例1〜4及び比較例1〜9で得られた各積層塗板を設置した。東京都大田区の関西ペイント(株)東京事業所において(夏期7〜8月の日中14時)塗膜表面温度を測定し最高表面温度の平均値を算出した。
(*)塗膜の裏面温度:図1、2に示す温度測定容器を作成し、実施例1〜4及び比較例1〜9で得られた各積層塗板を設置した。東京都大田区の関西ペイント(株)東京事業所において(夏期7〜8月の日中14時)積層塗板の裏面温度を測定し最高裏面温度の平均を算出した。
(*)3層目(断熱塗膜上の防水塗膜)の外観
実施例1〜4及び比較例1〜9において、3層目(比較例9に関しては2層目)即ちトップコートを塗装する前の積層塗膜の仕上がり外観を下記評価基準にて評価した。
◎:平滑感があり、非常に良好、
〇:やや凹みが認められる、
△:深いシワがやや認められる、
×:深いシワが顕著に認められる。
本発明方法において、塗膜の表面、裏面温度を測定するための温度測定器の側面の概略図である。 本発明方法において、塗膜の表面、裏面温度を測定するための温度測定器の上面の概略図である。 本発明方法記載の積層塗膜の概略構成図である。
10 基材
20 積層塗膜
21 下塗り塗膜
22 断熱塗膜
23 防水塗膜
24 遮熱塗膜
30 断熱材

Claims (4)

  1. (1)屋上防水材の表面に、2液硬化系エポキシ樹脂系下塗り塗料を塗装する工程、
    (2)工程(1)で得られた下地層の上に、ガラス転移温度が30℃以下である樹脂を水分散化してなる樹脂エマルション及び水を含み、塗膜の比重が1.0未満であり、塗膜の熱伝導率が0.3W/m・K以下である水性塗料を塗装して断熱塗膜層を形成する工程、
    (3)工程(2)で得られた断熱塗膜層の上に、ガラス転移温度が30℃以下である樹脂を水分散化してなる樹脂エマルション、水及び顔料を含み、塗膜の比重が1.0以上である水性塗料を塗装して防水塗膜層を形成する工程、
    (4)工程(3)で得られた防水塗膜層の上に、組成物中に含まれる顔料成分のうち、白色顔料を50質量%以上含み、塗膜の比重が1.0以上であって、形成塗膜の日射反射率が50%以上である上塗り遮熱塗料を塗装して遮熱塗膜層を形成する工程、を含み、
    遮熱塗膜層を形成するための塗料の全顔料体積濃度が防水塗膜層を形成するための塗料の全顔料体積濃度より低いことを特徴とする屋上防水断熱保護工法。
  2. 断熱塗膜層を形成するための水性塗料が、中空粒子、顔料及び難燃化剤から選ばれる少なくとも1種を含む、請求項1記載の屋上防水断熱保護工法。
  3. 防水塗料がJIS A 6021に規定される塗料である請求項1又は2に記載の屋上防水断熱保護工法。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の保護工法により得られた塗装物品。
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