JP6685484B1 - リニアモータシステム - Google Patents

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Abstract

リニアモータシステム(1)は、進行方向および鉛直方向で形成される面と平行な面内で進行方向に配置される複数の永久磁石(52)を有する可動子(50)と、巻線が巻きつけられる複数の凸部が進行方向に配置された鉄心を含む電機子(20)を有し、電機子(20)が可動子(50)の永久磁石(52)と対向するように配置される固定子(200)と、を備える。可動子(50)は、固定子(200)に配置された第1走行面(26a)と係合する第1メインローラ(57)を有する可動子本体部(51a)と、搬送対象を載置する載置台部(55)と、固定子(200)の上面に配置された第2走行面(29a)と係合するサブローラ(62)と、を備える。第1メインローラ(57)は、固定子(200)と可動子(50)との間に発生する磁気吸引力を支持し、サブローラ(62)は、可動子(50)に作用する磁気吸引力とは逆向きの力を支持する。

Description

本発明は、リニア同期モータを用いたリニアモータシステムに関する。
装置の内部と外部との間におけるワークまたは治具などの搬送対象の搬送には、回転モータで駆動されるベルトコンベアを用いることが一般的である。しかし、生産効率向上を目的として、リニア同期モータを用いて搬送対象を独立して搬送する搬送装置が知られている。特許文献1に記載の搬送装置では、進行方向に垂直な断面で中央部に対して幅の両端が上方に突出した2つの第1突出部を有するレールと、2つの第1突出部の間に進行方向に所定の間隔で配置される複数の固定子と、を備える搬送路が設けられる。また、搬送装置は、進行方向に垂直な断面で中央部に対して幅の両端が下方に突出した2つの第2突出部を有する移動体を備える。移動体は、レールの第1突出部の上面に対応する位置に設けられるローラと、第1突出部の外側側面に対応する位置に設けられるサイドローラと、第2突出部の下部に設けられるカムフォロアと、固定子と上下に対向する位置に配置されるリアクションプレートと、を有する。カムフォロアは、第1突出部に露出した下面と接触するように設けられる。このような構成の搬送装置では、曲線部を有する搬送路上を移動体が移動しても、曲線部で発生する遠心力などの外力で移動体が搬送路から外れてしまうことが防止される。
実開平3−110216号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、移動体の移動時には、2列のローラおよび2列のサイドローラは搬送路との間に生じる摺動摩擦抵抗力を受ける。そのため、搬送路との間に生じる摺動摩擦抵抗力を低減させる技術が求められていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、搬送路との間に生じる摺動摩擦抵抗力を低減させることができるリニアモータシステムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のリニアモータシステムは、進行方向および鉛直方向で形成される面と平行な面内で進行方向に配置される複数の永久磁石を有する可動子と、巻線が巻きつけられる複数の凸部が進行方向に配置された鉄心を含む電機子を有し、電機子が可動子の永久磁石と対向するように配置される固定子と、を備える。可動子は、固定子に配置された第1走行面と係合する第1メインローラを有する可動子本体部と、搬送対象を載置する載置台部と、固定子の上面に配置された第2走行面と係合し、転動面が平坦であるサブローラと、を備える。第1メインローラは、固定子と可動子との間に発生する磁気吸引力を支持し、サブローラは、可動子に作用する磁気吸引力とは逆向きの力を支持する。第1メインローラの転動面と水平面との間の角度が、サブローラの転動面と水平面との間の角度よりも小さく、第1メインローラの回転軸とサブローラの回転軸とは互いに平行ではない。
本発明にかかるリニアモータシステムは、搬送路との間に生じる摺動摩擦抵抗力を低減させることができるという効果を奏する。
実施の形態1によるリニアモータシステムで使用されるリニアモータの一例を模式的に示す断面図 実施の形態1によるリニアモータシステムの構成の一例を模式的に示す断面図 実施の形態1による各レールの走行面の状態の一例を模式的に示す図 実施の形態1によるリニアモータシステムにおける固定子が形成する経路の一例を示す図 実施の形態1によるリニアモータシステムにおける固定子が形成する経路の一例を示す図 実施の形態1によるリニアモータシステムにおける固定子が形成する経路の一例を示す図 実施の形態1によるリニアモータシステムにおける固定子が形成する経路の一例を示す図 実施の形態2によるリニアモータシステムの構成の一例を模式的に示す断面図 実施の形態3によるリニアモータシステムの構成の一例を模式的に示す断面図 実施の形態4による共通レールとメインローラおよびサブローラとの接触の様子を模式的に示す断面図 実施の形態4による共通レールとメインローラおよびサブローラとの接触の様子の他の例を模式的に示す断面図 実施の形態5によるリニアモータシステムの構成の一例を模式的に示す断面図
以下に、本発明の実施の形態にかかるリニアモータシステムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるリニアモータシステムで使用されるリニアモータの一例を模式的に示す断面図である。リニアモータ10は、電機子20と可動子50とを備える。電機子20は、可動子50の進行方向に予め定められた間隔をおいて配置された複数個の溝211を有する鉄心21と、進行方向に隣接する溝211間の凸部212に巻きつけられる巻線22と、を有する。
可動子50は、磁性材料からなる平板状のベース板51と、可動子50の進行方向に予め定められた間隔を置いて直線状にベース板51上に配置される2以上の永久磁石52と、を有する。このリニアモータ10は、可動子50の永久磁石52が電機子20の凸部212と対向するように配置され、電機子20と可動子50との間で発生した推力によって進行方向に可動子50を移動させるムービングマグネット構造を有する。
図2は、実施の形態1によるリニアモータシステムの構成の一例を模式的に示す断面図である。図2では、可動子50の進行方向に垂直な断面を示している。また、図2において、紙面に垂直な方向をY方向とし、紙面内で互いに垂直な2つの方向をX方向およびZ方向とする。以下の説明では、Z方向は、鉛直方向に対応し、XY平面は水平面に対応するものとする。また、Y方向が進行方向となる。以下の説明では、Z方向の正方向を上方とし、負方向を下方とする。
リニアモータシステム1は、固定子200と、可動子50と、を備える。固定子200は、可動子50が移動することができる経路に設けられ、搬送路となる。固定子200は、基台25を有する。すなわち、基台25は、経路に沿って配置される。経路の延在方向に垂直な断面形状が、図2に示される形状となる。基台25の下面25Aは、設置面に固定される。
図3は、実施の形態1による各レールの走行面の状態の一例を模式的に示す図である。基台25は、図1で説明した複数の電機子20を有する。電機子20は、基台25のX方向に垂直な側面のうち可動子50に面する側面25Bに埋め込まれる。また、側面25Bのうち、電機子20よりも上方には、レール26が設けられている。レール26は、第1走行面26aを含む。側面25Bのうち、電機子20よりも下方には、レール27が設けられている。レール27は、第3走行面27aを含む。基台25は、側面25Bにおいて電機子20とレール26との間に、可動子50の位置を検出する位置検出部28を有する。図3で、XY平面に平行な平面を基準面Prとする。第1走行面26aの基準面Prからの角度θ1は、第3走行面27aの基準面Prからの角度θ2と異なる。すなわち、第1走行面26aと第3走行面27aとは互いに平行ではない。一例では、レール26は、走行面がV字形状を有するV溝レールであり、レール27は、走行面が平坦な平レールであるガイドレールである。また、基台25は、上面25Cに、第2走行面29aを含むサブレール29を有する。図3に示されるように、第2走行面29aの基準面Prからの角度θ3は、第1走行面26aの基準面Prからの角度θ1と異なる。すなわち、第1走行面26aと第2走行面29aとは互いに平行ではない。サブレール29は、走行面が平坦な平レールである。なお、レール26,27およびサブレール29は、同じ方向に延びており、交わることはない。
可動子50は、可動子本体部51aと、ワークまたは治具などの搬送対象を載置する載置台部55と、載置台部55を可動子本体部51aに締結する図示しない締結部材と、を備える。可動子本体部51aは、直方体状である。可動子本体部51aは、一例では、ベース板51の機能を有し、磁性材料によって構成される。可動子本体部51aは、永久磁石52を有する。永久磁石52は、可動子本体部51aのX方向に垂直な側面のうち、基台25に面する側面51Aに埋め込まれる。
可動子本体部51aは、上面51Bに回転軸56を介してメインローラ57を有し、また下面51Cに回転軸58を介してメインローラ59を有する。メインローラ57は、基台25に設けられたレール26に対応する位置に設けられる。メインローラ57の回転軸56を通る断面において、円周方向の周縁部に存在する転動面の形状はレール26に嵌る三角形状である。メインローラ59は、基台25に設けられたレール27に対応する位置に設けられる。メインローラ59は、平ローラである。すなわち、メインローラ59の回転軸58を通る断面において、円周方向の周縁部に存在する転動面の形状は平坦である。可動子本体部51aは、永久磁石52と上面51Bとの間に位置検出部60を有する。
載置台部55は、可動子本体部51aの上面51Bに配置される。載置台部55は、XZ平面でL字状である。載置台部55は、可動子本体部51aの上面51Bから上方に延びる支持部551と、一端が支持部551で支持され、XY平面に平行な板状のテーブル部552と、を有する。テーブル部552に、搬送対象が載置される。
載置台部55は、テーブル部552の下面552Aに、回転軸61を介してサブローラ62を有する。サブローラ62は、基台25の上面25Cに配置されるサブレール29と接触するように設けられる。サブローラ62は、平ローラである。すなわち、サブローラ62の回転軸61を通る断面において、円周方向の周縁部に存在する転動面の形状は平坦である。サブローラ62をメインローラ59と同じ平ローラとすることで、部品を共通化することができる。
載置台部55は、可動子本体部51aに対して着脱可能である。一例では、メインローラ57をレール26に係合させ、メインローラ59をレール27に係合させた状態の可動子本体部51aと、サブローラ62をサブレール29に係合させた状態の載置台部55と、をボルトなどの締結部材によって固定する。これによって、可動子50は、固定子200に対して進行方向に移動可能な状態となり、固定子200から外れ難い状態となる。
実施の形態1では、可動子50は、固定子200上を3列のローラ、すなわちメインローラ57,59およびサブローラ62の回転によって移動することになる。その結果、4列以上のローラが設けられる従来の構造に比して、可動子50の移動時に、固定子200との間に生じる摺動摩擦抵抗力を低減させることが可能である。
図2において、リニアモータシステム1が稼働中においては、電機子20と永久磁石52との間に磁気吸引力Fmが働く。つまり、永久磁石52は、電機子20に向かう磁気吸引力Fmを受ける。永久磁石52および位置検出部60を備える可動子50は、可動子本体部51aのZ方向の両側にメインローラ57,59を備える。メインローラ57は、電機子20および位置検出部28を備える固定子200に取り付けられたレール26と係合する。これによって、メインローラ57には、固定子200から可動子50に向かう方向に、レール26からの支持反力Fr1が発生する。また、メインローラ59は、固定子200に取り付けられたレール27と係合する。これによって、メインローラ59には、固定子200から可動子50に向かう方向に、レール27からの支持反力Fr2が発生する。さらに、メインローラ57は、進行方向に対して垂直なZ方向に、可動子50をFrvで保持している。すなわち、メインローラ57には、可動子50の荷重Frvが発生する。これによって、可動子50は、搬送対象の荷重を支えることができる。
図4から図7は、実施の形態1によるリニアモータシステムにおける固定子が形成する経路の一例を示す図である。図4は、固定子200が形成する経路220が真円状である場合を示している。図5は、経路220が、互いに平行に配置される2本の等しい長さの直線と、2つの直線の両端部に配置される2つの半円と、からなる角丸長方形である場合を示している。図6は、経路220が、長方形の4つの角が円弧状にされた角丸長方形である場合を示している。図7は、経路220が半楕円状である場合を示している。図7の場合の曲率半径をRとし、曲線の長さをLとし、クロソイドパラメータをAとした場合に、次式(1)の関係が成り立つ。
RL=A2 ・・・(1)
図4から図7に示されるように、実施の形態1による経路220は、1つ以上の曲線部221を有する。図5および図6に示されるように、経路220は、直線部222を含んでもよいが、図4および図7に示されるように、経路220は、直線部222を含まなくてもよい。また、図4から図6に示されるように、経路220はループ状であってもよいし、図7に示されるように、ループ状でなくてもよい。
リニアモータシステム1が図4から図7に示される曲線部221を有する経路220に適用される場合には、曲線部221を移動中の可動子50に、遠心力Fcが発生する。実施の形態1では、可動子50の載置台部55に設けられるサブローラ62が、固定子200に設けられるサブレール29と係合する。そのため、遠心力Fcを受ける可動子50を遠心力Fcと同方向で逆向きに支持する支持力Frhがサブローラ62には発生する。以上より、経路220の曲線部221で可動子50に働く力は次式(2)で表される。
m+Frh=Fc+Fr1+Fr2 ・・・(2)
サブローラ62を追加することによって、曲線部221での搬送速度および許容荷重に関するメインローラ57,59、サブローラ62および回転軸56,58,61の設計余裕が向上する。
可動子50のテーブル部552上には主にワークまたは治具などの搬送対象が載置される。そこで、以下では、可動子50の重心位置について考える。可動子50上に搬送対象を載置すると可動子50の重心位置Gが移動する。
進行方向に対して垂直な面内における重心位置Gにおいて、重心位置Gとサブローラ62の中心との間の距離をLgとする。また、サブローラ62の中心とメインローラ59の中心との間の距離をLsとし、電機子20と永久磁石52との間に発生する磁気吸引力Fmの位置とメインローラ59との間の距離をLmとする。このとき、サブローラ62での支持反力の限界値をFrh_maxと表すと、サブローラ62が支持可能な遠心力Fcの上限は、次式(3)で表される。
c(Lg+Ls)<Fmm+Frh_maxs ・・・(3)
曲線部221における軌道半径をRとし、可動子50の速度をVとし、質量をMとすると、遠心力Fcは次式(4)で表され、(3)式は次式(5)で表される。
Figure 0006685484
Figure 0006685484
このとき、可動子50には、遠心力Fcの他にコリオリの力が発生するが、コリオリの力は磁気吸引力Fmおよび遠心力Fcに比べて極めて小さい。そのため、コリオリの力を無視できるものとすると、(5)式を満たすように可動子50を設計することで、遠心力Fcに対しては可動子50が固定子200から外れてしまうことを防ぐことができる。
重心位置Gとサブローラ62の中心との間の距離Lgが大きくなると、Z方向の力Fvが発生する。しかし、メインローラ57に発生するレール26からの支持反力Frvによって、可動子50が固定子200から外れてしまうことが防止される。なお、図2中の力Fは、遠心力FcとZ方向の力Fvとの合力である。
また、サブローラ62は、可動子50の載置台部55に備えられており、載置台部55は、可動子本体部51aとボルトなどの締結部材で着脱可能に取り付けられている。サブローラ62は、サブレール29と係合することによって、可動子50の摩擦要素となる。そのため、例えば経路220中の直線部222では、サブローラ62をサブレール29に係合しないようにしてもよい。一例として、直線部222においては、固定子200はサブレール29を有さない構造としてもよい。これによって、経路220中の直線部222のみではあるが、可動子50の移動時に、固定子200との間に生じる摺動摩擦抵抗力を従来に比してさらに低減させることが可能である。
実施の形態1では、リニアモータシステム1は、直線状に進行方向に並んだ複数の永久磁石52を有する可動子50と、巻線22が巻かれた凸部212が進行方向に複数配置される鉄心21からなる電機子20を複数有する固定子200と、を備える。可動子50は、可動子本体部51aと載置台部55とを有し、両者が締結部材で締結される。可動子本体部51aのZ方向の両側に、第1走行面26aと係合するメインローラ57と、第1走行面と平行でない第3走行面27aと係合するメインローラ59と、が設けられる。メインローラ57,59では、可動子50と固定子200との間に発生する磁気吸引力を支持する機能を有する。また、載置台部55の下面552Aに、第2走行面29aと係合するサブローラ62が設けられる。サブローラ62では、可動子50に作用する磁気吸引力の方向とは逆方向の力を支持する機能を有する。これによって、可動子50に対する磁気吸引力方向の支持剛性を向上させることができる。また、可動子50は、曲線部221で遠心力を受けても、固定子200から外れることなく、基台25に沿って移動することができる。さらに、可動子50には3列のローラが設けられており、4列以上のローラが設けられる従来の可動子に比して少ない。そのため、可動子50の移動時に、固定子200との間に生じる摺動摩擦抵抗力を低減させることができる。また、ローラの数が少なくなる分、可動子50を軽量化することができ、駆動推力が従来に比して少なくなる。
さらに、経路220上の曲線部221を有さない直線部222においては、サブローラ62を第2走行面29aに接触させないようにした。これによって、可動子50の移動時に、固定子200と接触するローラの数が少なくなり、固定子200との間に生じる摺動摩擦抵抗力をさらに低減させることができる。
さらにまた、可動子50は、可動子本体部51aおよび載置台部55を有し、両者が締結部材で締結された構造を有する。つまり、載置台部55は、可動子本体部51aに対して着脱可能な構成とした。これによって、可動子本体部51aおよび第2走行面29aに対するサブローラ62の保持機構の幾何公差管理および組付を容易化することができるという効果を有する。
また、2列のメインローラ57,59のうち、一方のメインローラは、転動面が平坦である平ローラではない構造とした。これによって、可動子50および搬送対象の荷重を支えることができる。さらに、可動子50の載置台部55に載置される搬送対象の重心位置Gが高くなった場合に、鉛直方向の力が発生する。しかし、平ローラではないメインローラは、鉛直方向の力を受けることができ、このメインローラが走行する走行面から受ける支持反力によって可動子50が固定子200から外れてしまうことを抑制することができる。
実施の形態2.
図8は、実施の形態2によるリニアモータシステムの構成の一例を模式的に示す断面図である。図8では、可動子50の進行方向に垂直な断面を示している。なお、以下では、実施の形態1と同一の構成要素には、同一の符号を付して、その説明を省略し、実施の形態1と異なる部分を説明する。
実施の形態2のリニアモータシステム1では、固定子200におけるサブレール29と可動子50のサブローラ62との接触の仕方が、実施の形態1とは異なっている。実施の形態1では、サブレール29の走行面の角度は、基台25の上面25Cに対して90度であった。しかし、実施の形態2では、基台25の上面25Cに対するサブレール29の走行面の角度は、0度より大きく90度未満である。また、これに伴って、テーブル部552の下面552Aに対するサブローラ62の回転軸61の取付角度は、サブレール29の走行面の角度と同じ角度だけ傾いて設置される。
実施の形態2では、サブレール29の走行面の角度を0度より大きく90度未満とした。また、このサブレール29にサブローラ62を接触させた。これによって、サブローラ62は、進行方向に対して垂直なZ方向の荷重も支持することになる。そのため、可動子50の上下方向の支持剛性を向上することができるという効果を有する。
実施の形態3.
図9は、実施の形態3によるリニアモータシステムの構成の一例を模式的に示す断面図である。図9では、可動子50の進行方向に垂直な断面を示している。なお、以下では、実施の形態1,2と同一の構成要素には、同一の符号を付して、その説明を省略し、実施の形態1,2と異なる部分を説明する。
実施の形態3のリニアモータシステム1では、固定子200は、レール26とサブレール29とが一体化された共通部品である共通レール31を備える。共通レール31は、基台25の上面25Cに設けられる。共通レール31は、可動子50と面する側面に第1走行面26aを含むレール31aを有し、レール31aとは反対側の面に第2走行面29aを含むサブレール31bが設けられる。一例では、レール31aは、V溝レールであり、サブレール31bは、平レールである。図9の例では、実施の形態2の場合と同様に、基台25の上面25Cに対するサブレール31bの走行面の角度は、0度よりも大きく90度未満となっている。なお、基台25の上面25Cに対するサブレール31bの走行面の角度は、90度であってもよい。
実施の形態3では、レール31aとサブレール31bとを有する共通レール31を基台25の上面25Cに設けた。これによって、メインローラ57およびサブローラ62が係合する部品が共通化され、リニアモータシステム1の製造コストを削減することができるという効果を有する。また、レール31aとサブレール31bとが一体化されることで、実施の形態1,2の場合に比して部品点数が減る。その結果、メインローラ57およびサブローラ62の精度の調整が容易になるとともに、組み付け性が向上するという効果も有する。
実施の形態4.
図10は、実施の形態4による共通レールとメインローラおよびサブローラとの接触の様子を模式的に示す断面図である。図10では、可動子50の進行方向に垂直な断面を示している。可動子50の進行方向に垂直な断面において、基台25の上面25Cと平行な面H1と、レール31aと係合しているメインローラ57の転動面571との間の傾斜角度をαとする。また、基台25の上面25Cとサブローラ62の回転軸61との間の傾斜角度をβとする。なお、基台25の上面25Cは、水平面と平行であるものとする。
通常の運転速度よりも速い速度で可動子50を可動させた場合、サブローラ62の傾斜角度βによっては共通レール31から外れてしまう可能性がある。このとき、αおよびβを次式(6)の関係を満たすようにすることで、傾斜方向への外れを防止することができる。ただし、0<α<90°とする。
α<β ・・・(6)
図11は、実施の形態4による共通レールとメインローラおよびサブローラとの接触の様子の他の例を模式的に示す断面図である。図11では、可動子50の進行方向に垂直な断面を示している。図11では、メインローラ57と係合するレール31cの走行面の形状が、図10の場合とは異なっている。すなわち、レール31cは、進行方向に垂直な断面において走行面が三角形である三角レールである。また、可動子50の進行方向に垂直な断面において、メインローラ57の円周方向の周縁部に存在する転動面571の形状は、三角レールと係合するV字状である。この場合にも、可動子50の進行方向に垂直な断面において、基台25の上面25Cと、レール31cと係合しているメインローラ57の転動面571と、の間の傾斜角度をαとしたときに、(6)式の関係が満たされるように、αとβが設定される。
実施の形態4では、共通レール31に係合されるメインローラ57の転動面571と基台25の上面25Cに平行な面H1との間の傾斜角度αが、基台25の上面25Cとサブローラ62の回転軸61との間の傾斜角度βよりも小さくなるようにした。これによって、可動子50が傾斜方向へ外れてしまうことを防止することができるという効果を有する。
実施の形態5.
図12は、実施の形態5によるリニアモータシステムの構成の一例を模式的に示す断面図である。図12では、可動子50の進行方向に垂直な断面を示している。なお、以下では、実施の形態1,2,3,4と同一の構成要素には、同一の符号を付して、その説明を省略し、実施の形態1,2,3,4と異なる部分を説明する。
実施の形態5では、メインローラ57,59およびサブローラ62は、転動面が平坦な平ローラで構成される。そのため、共通レール31のメインローラ57と係合するレール31dは、走行面が平坦な平レールとなっている。レール31dの走行面は、基台25の上面25Cに対して、0度よりも大きく90度未満の角度で傾斜している。また、レール27の走行面は、基台25の下面25Aに対して、0度よりも大きく90度未満の角度で傾斜している。これらのレール31d,27に転動面が接触するように、メインローラ57,59の回転軸56,58は、実施の形態1,2,3,4の場合に比して傾いて配置される。
メインローラ57の回転軸56と基台25の上面25Cとの間の傾斜角度およびメインローラ59の回転軸58と基台25の下面25Aとの間の傾斜角度のうちの少なくとも一方の傾斜角度をαとする。また、サブローラ62の回転軸61と基台25の上面25Cとの間の傾斜角度をβとする。傾斜角度αおよび傾斜角度βが(6)式を満たすように設定されている場合には、実施の形態4で説明したように、可動子50の傾斜方向への外れを防止することができる。
実施の形態5では、メインローラ57,59およびサブローラ62のすべてを平ローラで構成した。これによって、リニアモータシステム1で使用されるローラの共通化が可能になり、リニアモータシステム1の製造コストを低減することができるという効果を有する。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 リニアモータシステム、10 リニアモータ、20 電機子、21 鉄心、22 巻線、25 基台、25A,51C,552A 下面、25B,51A 側面、25C,51B 上面、26,27,31a,31c,31d レール、26a 第1走行面、27a 第3走行面、28,60 位置検出部、29,31b サブレール、29a 第2走行面、31 共通レール、50 可動子、51 ベース板、51a 可動子本体部、52 永久磁石、55 載置台部、56,58,61 回転軸、57,59 メインローラ、62 サブローラ、200 固定子、211 溝、212 凸部、220 経路、221 曲線部、222 直線部、551 支持部、552 テーブル部。

Claims (7)

  1. 進行方向および鉛直方向で形成される面と平行な面内で前記進行方向に配置される複数の永久磁石を有する可動子と、
    巻線が巻きつけられる複数の凸部が前記進行方向に配置された鉄心を含む電機子を有し、前記電機子が前記可動子の永久磁石と対向するように配置される固定子と、
    を備え、
    前記可動子は、
    前記固定子に配置された第1走行面と係合する第1メインローラを有する可動子本体部と、
    搬送対象を載置する載置台部と、
    前記固定子の上面に配置された第2走行面と係合し、転動面が平坦であるサブローラと、
    を備え、
    前記第1メインローラは、前記固定子と前記可動子との間に発生する磁気吸引力を支持し、
    前記サブローラは、前記可動子に作用する前記磁気吸引力とは逆向きの力を支持し、
    前記第1メインローラの転動面と水平面との間の角度が、前記サブローラの転動面と前記水平面との間の角度よりも小さく、
    前記第1メインローラの回転軸と前記サブローラの回転軸とは互いに平行ではないことを特徴とするリニアモータシステム。
  2. 前記可動子本体部は、前記固定子に配置された第3走行面と係合する第2メインローラをさらに有し、
    前記第1走行面と前記第3走行面とは互いに平行ではないことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータシステム。
  3. 前記サブローラの回転軸と水平面との間の角度が、0度より大きく90度未満であることを特徴とする請求項1または2に記載のリニアモータシステム。
  4. 前記第1走行面の断面形状が、V溝形状であり、
    前記第1走行面に係合する前記第1メインローラは、回転軸を通る断面において転動面が三角形状を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載のリニアモータシステム。
  5. 前記第1走行面の断面形状が、三角形状であり、
    前記第1走行面に係合する前記第1メインローラは、回転軸を通る断面において転動面がV字形状を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載のリニアモータシステム。
  6. 前記第1走行面および前記第3走行面の少なくとも1つは、平坦であり、
    前記平坦な前記第1走行面または前記第3走行面に係合する前記第1メインローラまたは前記第2メインローラは、平ローラであることを特徴とする請求項2に記載のリニアモータシステム。
  7. 前記第1メインローラは、前記永久磁石の上方に配置され、
    前記第2メインローラは、前記永久磁石の下方に配置され、
    前記固定子は、前記第1走行面および前記第2走行面を有する共通部品をさらに有することを特徴とする請求項2またはに記載のリニアモータシステム。
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