JP6685219B2 - 管枕、管枕用の台座およびスペーサ - Google Patents

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この発明は、複数の管体を所定の間隔で保持するために用いられる管枕、並びに、当該管枕に用いられる台座およびスペーサに関する。
電力線や通信線などの地中線は、当該地中線を保護するための強化プラスチック(FRP)複合管などの管体に通され、さらに、この管体が複数本束ねられた状態で地中に埋設される。そして、この束ねられたFRP複合管などの管体は、マンホールへの取付け部近傍において、それぞれ鋳鉄製防水管などの管体にさらに接続される。この鋳鉄製防水管の管芯間隔(以下において、管ピッチと称する。)は、FRP複合管の管ピッチよりも広くされることが多い。そこで、管ピッチの小さいFRP複合管を管ピッチの大きい鋳鉄製防水管の管ピッチまで拡げる、配管の「くずし」が行われる。
従来、配管のくずし形状を保持するために、くずしを行う領域をコンクリートで固める工法が採用されることがあった。しかしながら、この工法は、配管から埋設までにコンクリート養生期間を設ける必要があり、コストの上昇を引き起こすことが問題となっていた。この問題を解決すべく、例えば、特許文献1、2に示す構成が採用されることがある。
特許文献1に示す管台用スペーサは、管台の凹状管受部に装着される湾曲状のスペーサである。この管台用スペーサを介して保護管を支持すると、管台の凹状管受部に直接保護管を支持する場合と比べて、保護管同士の縦方向の間隔を管台用スペーサの高さに比例して広げることができる(特許文献1の第3欄の第10〜19行目、第4図など参照)。
また、特許文献2に示す管枕用スペーサは、ブロック状の本体を有している。このスペーサを上下の管枕間に挿設することにより、管枕間の距離を適宜調整することができ、地中埋設管同士の上下間隔を変更することができる(特許文献2の段落0011、0014、図2など参照)。
実公平6−3254号公報 特許第2710224号公報
特許文献1、2に係る構成においては、鉛直方向(上下方向)の管ピッチを調整することはできるが、水平方向の管ピッチを調整することができない。このため、鉛直方向および水平方向の両方向に管体を束ねた構成の場合、管体のくずしが不十分となって、例えば、マンホールなどとの接続部において接続に支障を来たす虞がある。
そこで、この発明は、鉛直方向および水平方向の両方向において、管体のくずしを可能とすることを課題とする。
上記の課題を解決するため、この発明は、鉛直方向および水平方向の両方向に傾斜した長軸を有する、管体を通す長孔、および、当該管体の軸方向に対して垂直な方向に互いに連結可能とする連結部、が形成された台座と、前記管体の外径面と前記長孔の内周縁との間の隙間に設けられるスペーサと、を備えた管枕を構成した。
このように、台座に鉛直方向および水平方向の両方向に傾斜した長孔を形成し、この長孔内にスペーサを設けることにより、この長孔内に通した管体の位置を鉛直方向および水平方向の両方向に調整することができ、管のくずしをスムーズに行うことができる。
前記構成においては、前記台座を複数連結した際に、少なくとも一の前記台座に形成された前記長孔の長軸方向と、前記一の台座以外の他の台座に形成された前記長孔の長軸方向が異なっている構成とするのが好ましい。このようにすれば、複数の管体を所望の方向に容易にくずすことが可能となる。
前記各構成においては、前記長孔が、対向する一対の直線部、および、各直線部の両端部同士をそれぞれ連結する半円状の円弧部、を有し、前記スペーサが、前記円弧部に沿う外側当接部、および、前記外側当接部の内径側に位置する、前記外側当接部の曲率半径と同じ曲率半径の内側当接部、を有する構成とするのが好ましい。このようにすれば、前記長孔内に、複数のスペーサを重ねて配置することができ、前記長孔内において管体を所望量くずすことができる。なお、外側当接部と、内側当接部の曲率半径は、全く同一でなくてもよく、大きなガタつきが生じない限りにおいて両曲率半径が若干異なっていてもよい。
あるいは、前記長孔が、対向する一対の直線部、および、各直線部の両端部同士をそれぞれ連結する半円状の円弧部、を有し、前記スペーサが、前記円弧部に沿う外側当接部、および、前記外側当接部の内径側に位置する、前記外側当接部の曲率半径よりも小さい曲率半径の内側当接部、を有する構成とすることもできる。このようにすることにより、前記長孔の円弧部の曲率半径よりも小さい曲率半径の管体を保持することができ、この管枕の汎用性を高めることができる。
また、鉛直方向および水平方向の両方向に傾斜した長軸を有する、管体を通す長孔、および、当該管体の軸方向に対して垂直な方向に互いに連結可能とする連結部、が形成された管枕用の台座を構成することができる。
この台座においては、前記長孔が、対向する一対の直線部、および、各直線部の両端部同士をそれぞれ連結する半円状の円弧部、を有する構成とするのが好ましい。
また、対向する一対の直線部、および、各直線部の両端部同士をそれぞれ連結する半円状の円弧部、を有し、管体を通す長孔が形成された台座の当該長孔の内周縁と前記管体の外径面との間の隙間に設けられ、前記円弧部に沿う外側当接部、および、前記外側当接部の内径側に位置する、前記外側当接部の曲率半径と同じ曲率半径の内側当接部、を有する管枕用のスペーサを構成することができる。
あるいは、このスペーサを、対向する一対の直線部、および、各直線部の両端部同士をそれぞれ連結する半円状の円弧部、を有し、管体を通す長孔が形成された台座の当該長孔の内周縁と前記管体の外径面との間の隙間に設けられ、前記円弧部に沿う外側当接部、および、前記外側当接部の内径側に位置する、前記外側当接部の曲率半径よりも小さい曲率半径の内側当接部、を有する構成とすることもできる。
この発明に係る管枕においては、台座に、鉛直方向および水平方向の両方向に傾斜した長軸を有する、管体を通す長孔、および、当該管体の軸方向に対して垂直な方向に互いに連結可能とする連結部を形成し、前記管体の外径面と前記長孔の内周縁との間の隙間にスペーサを設ける構成とした。このため、この長孔内に通した管体の位置を鉛直方向および水平方向の両方向に調整することができ、管のくずしをスムーズに行うことができる。
この発明に係る管枕の第一実施形態を示す正面図 図1に示す管枕の使用例を示す側面図 図1の管枕に用いられる台座(第一例)を示し、(a)は正面図、(b)は側面図 図1の管枕に用いられる台座(第二例)を示し、(a)は正面図、(b)は側面図 図1の管枕に用いられる台座(第三例)を示し、(a)は正面図、(b)は側面図 図1の管枕に用いられるスペーサ(第一例)を示し、(a)は正面図、(b)は側面図 図2中の各位置における長孔内のスペーサの配置を模式的に示す正面図であって、(a)はA、B、C部、(b)はD部、(c)はE部、(d)はF部 図1の管枕に用いられるスペーサ(第二例)を示し、(a)は正面図、(b)は側面図 図8に示すスペーサを長孔内に設けた状態を示す正面図 この発明に係る管枕の第二実施形態を示す正面図
この発明に係る管枕の第一実施形態を図1に示す。この管枕1は、台座10とスペーサ20を主要な構成要素としている。この管枕1は、電力線や通信線などの地中線を保護するFRP複合管などの管体Pを、複数本束ねた状態で保持するためのものである。図2に示すように、マンホールMへの取付け部近傍での、鋳鉄製の防水管などの、前記地中線を保護する管体Pとは異なる種類の管体P’との接続部分において、FRP複合管などの管体Pの管ピッチを、鋳鉄製の防水管などの管体P’の管ピッチまで拡げる、「くずし」を行う際に有用である。図2に示す範囲において、管枕1は、A部〜F部の6箇所に設けられている。
図1に示すように、第一実施形態に係る管枕1は、台座10を鉛直方向に3個および水平方向に3個の計9個連結した連結台座を備え、この連結台座によって、9本の管体Pを束ねて保持している。このように台座10を連結することにより、中央の台座10に通した管体Pを中心として、その周囲の8本の管体Pを放射状にくずすことができる(後述する図7(a)〜(d)参照)。
台座10は、正面視で矩形状の部材であって、図3(a)、(b)および図4(a)、(b)に示すように、その中央部に長孔11が、その辺部に連結部12がそれぞれ形成されている。長孔11には、図2に示したように束ねられた管体Pのうちの、1本の管体Pが通される。長孔11は、その長軸が、鉛直方向(または水平方向)から45度傾斜して形成されたもの(以下において、傾斜孔11aと称する。)、または、鉛直方向もしくは水平方向に平行に形成されたもの(以下において平行孔11bと称する。)、の2種類がある。各台座10を連結した状態で、各長孔11(11a、11b)の長軸の延長線は、後述する丸孔13の中心を通っている(図1など参照)。以下においては適宜、傾斜孔11aを形成した台座10を傾斜孔台座10a、平行孔11bを形成した台座10を平行孔台座10bと称する。
各長孔11は、対向する一対の直線部14a、14aと、各直線部14a、14aの両端部同士をそれぞれ連結する半円状の円弧部14b、14bと、を有している。この円弧部14bの曲率半径は、管体Pの外径面の曲率半径とほぼ同程度である。
連結台座の中央部に配置される台座10には、図5(a)、(b)に示すように、丸孔13が形成されている。この丸孔13の曲率半径は、管体Pの外径面の曲率半径とほぼ同程度である。以下においては適宜、丸孔13を形成した台座10を丸孔台座10cと称する。
この台座10の長孔11または丸孔13の周縁には、この長孔11などに通された管体Pを保持する、当該管体Pの軸方向に所定の長さを有する保持枠15が形成されている。台座10の外周部には、保持枠15と同じ軸方向長さを有する外枠16が形成されている。保持枠15と外枠16は、板状の連結部材17によって連結されている。保持枠15と外枠16との間には、数本のリブ18が形成されている。このリブ18によって、台座10全体としての強度を確保しつつ、連結部材17の薄肉化による軽量化を図っている。
連結部12は、隣り合って配置された台座10同士を連結する機能を有し、矩形状の台座10の辺部から外向きに突出して形成される係合突部12a、または、前記辺部から内向きに形成される凹状の係合凹部12bのいずれかである。一の台座10に形成された係合突部12aを、隣り合って配置された他の台座10の係合凹部12bに嵌め込むことによって、台座10同士を確実に連結することができる。なお、図3から図5に示した、係合突部12aおよび係合凹部12bの配置は例示に過ぎず、台座10同士をスムーズに連結し得る限りにおいて、係合突部12aおよび係合凹部12bの配置を自由に決めることができる。
図6に示すスペーサ20は、管体Pの外径面と長孔11の内周縁との間の隙間に設けられる。図6(a)、(b)に示すように、このスペーサ20は、正面視で三日月形をしている。このスペーサ20の外側当接部21は、長孔11の円弧部14bに沿うように形成されている。当該外側当接部21の内径側に位置する内側当接部22の曲率半径は、外側当接部21の曲率半径とほぼ同じである。スペーサ20の軸方向長さは、台座10の軸方向長さと同じとしてもよいが、これよりも少し長めとすることにより、管体Pを一層安定的に支持することができる。外側当接部21と内側当接部22は、板状の連結部材23によって連結されている。外側当接部21と内側当接部22との間には、数本のリブ24が形成されている。このリブ24によって、スペーサ20全体としての強度を確保しつつ、連結部材23の薄肉化による軽量化を図っている。
このスペーサ20は、複数個を同方向に重ねて設けることも可能である(図1参照)。このように重ねて設けることにより、長孔11内における管体Pの位置を適宜調整することができる。例えば、図2に示した配管のくずしでは、マンホールMの取付け部に近いA〜C部において、管ピッチが最大となるようにスペーサ20が配置される。具体的には、図7(a)に模式的に示すように、傾斜孔台座10aの傾斜孔11aには、丸孔台座10cに近い側に3個のスペーサ20が設けられ、平行孔台座10bの平行孔11bには、丸孔台座10cに近い側に2個のスペーサ20が設けられる。
マンホールMの取付け部から少し離れたD部においては、C部よりも管ピッチが少し狭められる。具体的には、図7(b)に模式的に示すように、傾斜孔台座10aの傾斜孔11aの丸孔台座10cに近い側に2個、丸孔台座10cから遠い側に1個のスペーサ20が設けられ、平行孔台座10bの平行孔11bの丸孔台座10cに近い側に1個、丸孔台座10cから遠い側に1個のスペーサ20が設けられる。
マンホールMの取付け部からさらに離れたE部においては、D部よりも管ピッチがさらに狭められる。具体的には、図7(c)に模式的に示すように、傾斜孔台座10aの傾斜孔11aの丸孔台座10cに近い側に1個、丸孔台座10cから遠い側に2個のスペーサ20が設けられ、平行孔台座10bの平行孔11bの丸孔台座10cに近い側に1個、丸孔台座10cから遠い側に1個のスペーサ20が設けられる。
マンホールMの取付け部から最も離れたF部においては、E部よりも管ピッチがさらに狭められる。具体的には、図7(d)に模式的に示すように、傾斜孔台座10aの傾斜孔11aの丸孔台座10cから遠い側に3個のスペーサ20が設けられ、平行孔台座10bの平行孔11bの丸孔台座10cから遠い側に2個のスペーサ20が設けられる。
上記のように、長孔11内においてスペーサ20の位置を変化させることにより、管ピッチを適宜変えることができ、マンホールMの取付け部近傍における管体Pのくずしをスムーズに行うことができる。なお、この実施形態においては、全て同形状のスペーサ20を用いたが、外側当接部21と内側当接部22の曲率半径が同じで、かつ、両当接部21、22同士の間隔が異なる形状のスペーサ20をさらに用いてもよい。このようにすれば、長孔11内での管体Pの保持位置をさらに細かく調整することが可能となる。
また、図8(a)、(b)および図9に示すように、スペーサ20’の外側当接部21を長孔11の円弧部14bに沿うように形成するとともに、外側当接部21の内径側に位置する内側当接部22の曲率半径を、外側当接部21の曲率半径よりも小さい曲率半径とすることもできる。このようにすれば、長孔11の円弧部14bの曲率半径よりも外径面の曲率半径が小さい管体P’’をスペーサ20’の内側当接部21で保持することができ、外径面の曲率半径が互いに異なる複数の管体Pの束にも適用することができる。
この発明に係る管枕1の第二実施形態を図10に示す。この第二実施形態に係る管枕1を構成する台座10およびスペーサ20は、第一実施形態に係るものと基本的な構成は同じであるが、台座10を鉛直方向に4個および水平方向に4個の計16個連結して、16本の管体Pを束ねて保持し得るようにした点で相違する。この構成においては、傾斜孔台座10aに形成した傾斜孔11aの傾斜角とは異なる傾斜角の長孔(以下において、小傾角孔11cと称する。)が形成された小傾角孔台座10dが使用される。この小傾角孔11cの長軸の傾斜角は、鉛直方向(または水平方向)から約18.4度であり、この長軸の延長線は、連結台座の中心を通っている。
なお、上記の各実施形態においては、複数の管体Pを放射状にくずした構成となるように各台座10を配置したが、管体Pのくずし方は任意である。例えば、地中の異物を回避させるために管体Pをくずす場合は、台座10は、前記異物を回避することができるように、その向きや種類(傾斜孔台座10a、平行孔台座10b、丸孔台座10c、小傾角孔台座10d)を適宜選択した上で配置される。また、鉛直方向の台座10の個数と水平方向の台座10の個数を同数とせず、異なる個数とすることもできる。
上記の各実施形態において説明した管枕1、並びに、管枕用の台座10およびスペーサ20はあくまでも一例であって、鉛直方向および水平方向の両方向において、管体Pのくずしを可能とする、という課題を解決し得る限りにおいて、台座10およびスペーサ20の形状、台座10の組み合わせパターン(組み合わせる台座10の個数や、連結台座の全体形状)などを適宜変更することができる。
1 管枕
10 台座
10a 傾斜孔台座
10b 水平孔台座
10c 丸孔台座
10d 小傾角孔台座
11 長孔
11a 傾斜孔
11b 水平孔
11c 小傾角孔
12 連結部
12a 係合突部
12b 係合凹部
13 丸孔
14a 直線部
14b 円弧部
15 保持枠
16 外枠
17、23 連結部材
18、24 リブ
20 スペーサ
21 外側当接部
22 内側当接部
P、P’、P’’ 管体
M マンホール

Claims (8)

  1. 鉛直方向および水平方向の両方向に傾斜した長軸、または、鉛直方向もしくは水平方向に平行な長軸を有する、管体(P)を通す長孔(11)、および、当該管体(P)の軸方向に対して垂直な方向に互いに連結可能とする連結部(12)、が形成された、正面視で矩形状の台座(10)と、
    前記管体(P)の外径面と前記長孔(11)の内周縁との間の隙間に設けられ、前記長孔(11)内においてその位置を変化させることにより管ピッチを変えるスペーサ(20)と、
    を備え、前記長孔(11)が、前記台座(10)の中央部にあり、前記長孔(11)の周縁に、その全周に亘って連続する、前記長孔(11)に通された管体(P)を保持する保持枠(15)が形成された管枕。
  2. 前記台座(10)を複数連結した際に、少なくとも一の前記台座(10)に形成された前記長孔(11)の長軸方向と、前記一の台座(10)以外の他の台座(10)に形成された前記長孔(11)の長軸方向が異なっている請求項1に記載の管枕。
  3. 前記長孔(11)が、対向する一対の直線部(14a、14a)、および、各直線部(14a、14a)の両端部同士をそれぞれ連結する半円状の円弧部(14b、14b)、を有し、
    前記スペーサ(20)が、前記円弧部(14b)に沿う外側当接部(21)、および、前記外側当接部(21)の内径側に位置する、前記外側当接部(21)の曲率半径と同じ曲率半径の内側当接部(22)、を有する、
    請求項1または2に記載の管枕。
  4. 前記長孔(11)が、対向する一対の直線部(14a、14a)、および、各直線部(14a、14a)の両端部同士をそれぞれ連結する半円状の円弧部(14b、14b)、を有し、
    前記スペーサ(20)が、前記円弧部(14b)に沿う外側当接部(21)、および、前記外側当接部(21)の内径側に位置する、前記外側当接部(21)の曲率半径よりも小さい曲率半径の内側当接部(22)、を有する、
    請求項1または2に記載の管枕。
  5. 請求項1に記載の管枕に用いられる管枕用の台座であって、
    鉛直方向および水平方向の両方向に傾斜した長軸、または、鉛直方向もしくは水平方向に平行な長軸を有する、管体(P)を通す長孔(11)、および、当該管体(P)の軸方向に対して垂直な方向に互いに連結可能とする連結部(12)、が形成され、前記長孔(11)が中央部にあり、前記長孔(11)の周縁に、その全周に亘って連続する、前記長孔(11)に通された管体(P)を保持する保持枠(15)が形成された、正面視で矩形状の管枕用の台座。
  6. 前記長孔(11)が、対向する一対の直線部(14a、14a)、および、各直線部(14a、14a)の両端部同士をそれぞれ連結する半円状の円弧部(14b、14b)、を有する請求項5に記載の管枕用の台座。
  7. 請求項1に記載の管枕に用いられる管枕用のスペーサであって、
    対向する一対の直線部(14a、14a)、および、各直線部(14a、14a)の両端部同士をそれぞれ連結する半円状の円弧部(14b、14b)、を有し、周縁の全周に亘って連続する保持枠(15)が形成された、鉛直方向および水平方向の両方向に傾斜した長軸、または、鉛直方向もしくは水平方向に平行な長軸を有する、管体(P)を通す長孔(11)が形成された台座(10)の当該長孔(11)の内周縁と前記管体(P)の外径面との間の隙間に設けられ、
    前記円弧部(14b)に沿う外側当接部(21)、および、前記外側当接部(21)の内径側に位置する、前記外側当接部(21)の曲率半径と同じ曲率半径の内側当接部(22)、を有し、前記長孔(11)内においてその位置を変化させることにより管ピッチを変える管枕用のスペーサ。
  8. 請求項1に記載の管枕に用いられる管枕用のスペーサであって、
    対向する一対の直線部(14a、14a)、および、各直線部(14a、14a)の両端部同士をそれぞれ連結する半円状の円弧部(14b、14b)、を有し、周縁の全周に亘って連続する保持枠(15)が形成された、鉛直方向および水平方向の両方向に傾斜した長軸、または、鉛直方向もしくは水平方向に平行な長軸を有する、前記円弧部(14b)の曲率半径よりも外径面の曲率半径が小さい管体(P’’)を通す長孔(11)が形成された台座(10)の当該長孔(11)の内周縁と前記管体(P’’)の外径面との間の隙間に設けられ、
    前記円弧部(14b)に沿う外側当接部(21)、および、前記外側当接部(21)の内径側に位置する、前記外側当接部(21)の曲率半径よりも小さい曲率半径の内側当接部(22)、を有し、
    前記円弧部(14b)に沿う外側当接部(21)、および、前記外側当接部(21)の内径側に位置する、前記外側当接部(21)の曲率半径と同じ曲率半径の内側当接部(22)、を有する他のスペーサと組み合わせて、前記長孔(11)内においてその位置を変化させることにより管ピッチを変える管枕用のスペーサ。
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