JP6684478B2 - 残圧排出機能付きパイロットチェック弁 - Google Patents

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本発明は、流体圧回路に接続されて流体圧シリンダ等の流体圧機器の制御に使用されるパイロットチェック弁に関するものであり、更に詳しくは、前記流体圧回路が停止した場合にその停止状況に応じて前記流体圧機器内の残圧を保持したり排出したりする機能を備えた、残圧排出機能付きパイロットチェック弁に関するものである。
流体圧シリンダ等の流体圧機器の制御に使用されるパイロットチェック弁は、特許文献1−3に開示されているように公知である。
この種のパイロットチェック弁は、切換弁を使用して流体圧機器を制御する流体圧回路において、圧力流体源に接続された前記切換弁と前記流体圧機器との間に接続されるものである。そして、該パイロットチェック弁は、圧力流体を前記流体圧機器に供給して該流体圧機器を駆動するときは、チェック弁体が流路を開放することにより、圧力流体を前記流体圧機器に供給して該流体圧機器を作動させ、該流体圧機器が作動したあとは、前記チェック弁体が流路を閉鎖することにより、圧力流体を前記流体圧機器の内部に封じ込めて該流体圧機器を作動状態に保持するように動作し、また、前記流体圧機器を初期位置に復帰させる場合には、パイロット流体の作用で前記チェック弁体が強制的に変位させられることにより前記流路を開放し、前記流体圧機器の内部の圧力流体を排出するように動作する。
ところで、前記パイロットチェック弁を使用する流体圧回路においては、前記流体圧機器の稼働中に流体圧回路が何らかの原因で停止したような場合に、安全性の観点から、圧力流体源が接続されているかあるいは遮断されているかといったような状況に応じて、前記流体圧機器内に封じ込められた圧力流体(残圧)を排出したり、そのまま封じ込めた状態に保持するなど、残圧をコントロールすることができるような回路構成にすることが望ましい。
そのためには、残圧コントロール用の弁を用意し、これを流体圧回路に接続すれば良いが、そうすると、部品数が増えて配管も複雑化し、その分コストが増大することになる。
このような問題を避けるには、残圧をコントロールすることができる機能を備えたパイロットチェック弁を使用するのが最も簡単な方法であるが、公知のパイロットチェック弁は、残圧をコントロールするための機能を備えていないため、使用することができなかった。このため、残圧をコントロールすることができる機能を備えた新たなパイロットチェック弁の出現が望まれている。
特開平5−133483号公報 特開2009−281515号公報 実公平6−20939号公報
本発明の技術的課題は、流体圧機器内の残圧をコントロールすることができる機能を備えたパイロットチェック弁を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明によれば、パイロットチェック弁のボディが、第1ポート及び第2ポート、前記第1ポートと第2ポートとを結ぶ主流路、前記主流路の途中に設けられたパイロット操作式のチェック弁部、前記主流路の前記チェック弁部より第2ポート寄りの位置で該主流路から分岐し、残圧排出弁部を介して外部に開放する排出流路、前記排出流路を開閉するパイロット操作式の前記残圧排出弁部、を有する残圧排出機能付きパイロットチェック弁が提供される。
前記チェック弁部は、前記主流路内を前記第1ポートから第2ポートに向かう圧力流体の順方向の流れ、及び、前記主流路内を前記第2ポートから第1ポートに向かう圧力流体の逆方向の流れのうち、前記逆方向の流れを阻止するチェック弁体と、パイロット流体の作用により前記チェック弁体を、前記圧力流体の順方向の流れ及び逆方向の流れを両方許容する位置に変位させるパイロット弁体と、該パイロット弁体にパイロット流体を供給する第1パイロットポートとを有し、前記残圧排出弁部は、パイロット流体の作用で前記排出流路を開閉する排出弁体と、該排出弁体にパイロット流体を供給する第2パイロットポートとを有する。
本発明の具体的な構成態様によれば、前記排出弁体は、排出弁室内に収容されていて、該排出弁室を圧力室と排出室とに区画するピストン部と、前記排出室内に位置する弁部とを有し、前記圧力室は、前記第2パイロットポートに連通し、前記排出室は、前記排出流路に連通すると共に、排出ポートを通じて外部に開放され、前記弁部は、前記排出流路の開口部に離接することによって該排出流路を開閉する弁部材を有する。
この場合、前記弁部材はクッション性を有する弾性体により形成され、前記排出流路の開口部にはオリフィスが形成されていることが望ましい。
本発明において、前記排出弁体は、動作位置を表示する表示部を有し、該表示部は、前記残圧排出弁部に形成された表示孔から出没自在なるように配設されていて、前記排出弁体が前記排出流路を開放しているとき、前記表示孔から外部に突出する表示位置を占め、前記排出弁体が前記排出流路を閉鎖しているとき、前記表示孔から外部に突出しない非表示位置を占めるように構成されていることが望ましい。
この場合、前記排出弁体は、前記ピストン部の背面から前記圧力室側に向けて延出するロッド部を有し、該ロッド部の端部に該ロッド部より小径の軸部が形成され、該軸部は、前記弁室の端壁を貫通する前記表示孔内に摺動自在且つ出没自在なるように嵌入し、該軸部によって前記表示部が形成されていることが望ましい。
さらに、本発明において好ましくは、前記パイロットチェック弁のボディが、第1軸線方向に延びる主ボディと、該主ボディから前記第1軸線と直交する第2軸線方向に延びるチェック弁ボディとを有し、前記主ボディにおける前記第1軸線方向の第1端と反対側の第2端とに前記第2ポートと前記残圧排出弁部とが設けられ、該残圧排出弁部に前記排出弁体が、前記第1軸線方向に開閉動作するように配設され、前記チェック弁ボディの内部に、前記チェック弁体とパイロット弁体とが、前記第2軸線に沿って同軸状に配設されていることである。
この場合、前記残圧排出弁部は、前記主ボディの第2端から前記第1軸線方向に延出する筒部と、該筒部の開口端を覆うキャップ部材とを有していて、該筒部とキャップ部材とで区画された部分に前記排出弁室が形成されていることが望ましい。
本発明によれば、パイロットチェック弁が残圧排出弁部を有し、該残圧排出弁部は、流体圧機器に通じる排出流路をパイロット流体の作用により開閉するものであるため、該パイロットチェック弁を流体圧回路に接続することにより、流体圧機器の稼働中に流体圧回路が停止したような場合に、圧力流体源が接続されているかあるいは遮断されているかといったような状況に応じて、前記流体圧機器内の残圧をそのまま保持したり、あるいは排出したりすることが可能になり、安全性の向上につながる。
本発明に係る残圧排出機能付きパイロットチェック弁の第1実施形態を示す正面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 のIV−IV線に沿った断面図である。 図3の要部拡大図である。 図4の要部拡大図である。 本発明に係るパイロットチェック弁を記号化して示す説明図である。 本発明に係るパイロットチェック弁を使用した流体圧回路の一例を示す回路構成図で、圧力流体が遮断された状態を示す図である。 図8の状態から、圧力流体を供給して流体圧シリンダのロッドを伸長(前進)させる場合の回路構成図である。 図9の動作のあと、流体圧シリンダのロッドを短縮(後退)させる場合の回路構成図である。
図1−図6は、本発明に係る残圧排出機能付きパイロットチェック弁の第1実施形態を示すものである。このパイロットチェック弁10は、切換弁82(図8参照)に接続される第1ポート11と、流体圧シリンダ80(図8参照)等の流体圧機器に接続される第2ポート12と、前記第1ポート11と第2ポート12とを結ぶ主流路13と、前記主流路13の途中で該主流路13を開閉するパイロット操作式のチェック弁部14と、前記主流路13の前記チェック弁部14より第2ポート12寄りの位置で該主流路13から分岐する排出流路15と、前記排出流路15を開閉することによって前記流体圧機器内の残圧をコントロールするパイロット操作式の残圧排出弁部16とを有している。
前記第2ポート12と残圧排出弁部16とは、第1軸線L1に沿って細長く延びる実質的に柱状をした主ボディ17の第1端18aと反対側の第2端18bとに設けられていて、前記第1端18a側に前記第2ポート12が設けられ、前記第2端18b側に前記残圧排出弁部16が設けられている。
また、前記チェック弁部14は、前記主ボディ17の側面から前記第1軸線L1と直交する第2軸線L2に沿って延出する実質的に円筒状をしたチェック弁ボディ20を有し、前記第1ポート11は、前記チェック弁ボディ20の側面に接続された環状ボディ21に設けられ、前記主流路13は、前記第1ポート11から、前記環状ボディ21、チェック弁ボディ20、及び主ボディ17の内部を通って、前記第2ポート12に至るように形成されている。
前記主ボディ17、チェック弁ボディ20、及び環状ボディ21は、アルミニウム合金等の金属素材や、合成樹脂素材等によって形成することができる。
以下、前記パイロットチェック弁10の構成について更に詳細に説明する。
先ず、前記環状ボディ21は、エルボ形をなすもので、前記チェック弁ボディ20の側面に形成された接続管部23に、該接続管部23の中心軸線(第3軸線)L3を中心に正逆方向に回転自在なるように接続され、該環状ボディ21の先端に取り付けられたポートブロック22に前記第1ポート11が形成されている。そして、該環状ボディ21の内部の第1流路孔24が、前記接続管部23の内部の接続孔25に連通している。
前記接続管部23の中心軸線即ち第3軸線L3は、前記第1軸線L1及び第2軸線L2の両方と直交しており、前記第1ポート11は、前記第3軸線L3と直交する方向に開口している。
また、前記チェック弁ボディ20は、その基端部に、前記第1軸線L1を中心軸線とする筒状連結部20aを有し、該筒状連結部20aが、前記主ボディ17の外周に2つのOリング26a,26bを介して回転自在に嵌合し、それによって該チェック弁ボディ20は、前記主ボディ17に、前記第1軸線L1を中心にして正逆両方向に回転自在なるように連結されている。
前記チェック弁ボディ20の内部には、チェック弁体29とパイロット弁体30とを保持する実質的に円柱状をした弁保持部材28が、先端の挿入部28aを、前記チェック弁ボディ20の開口端部側からシール部材31を介して挿入することにより、該チェック弁ボディ20の開口端部を塞いだ状態で流体密に取り付けられている。
前記チェック弁ボディ20の内周と前記挿入部28aの外周との間には、該挿入部28aを取り囲む第1環状流路32が形成されている。この第1環状流路32は、前記接続管部23の接続孔25に連通すると共に、前記挿入部28aを半径方向に延びる複数の第1連通孔33に連通し、この第1連通孔33は、前記挿入部28aの中心部を前記第2軸線L2方向に延びる中央孔34を通じて、該中央孔34に隣接するチェック弁室35に連通し、該チェック弁室35と前記中央孔34との境界に、該中央孔34を取り囲む環状弁座36が形成されている。
前記チェック弁室35の内部には、弁板部29aとロッド部29bからなる断面T字形をした前記チェック弁体29が、前記ロッド部29bを弁体支持体37に摺動自在に支持されることにより、前記第2軸線L2に沿って変位自在なるように配設されている。このチェック弁体29は、前記弁板部29aが前記環状弁座36に離接することによって前記中央孔34即ち主流路13を開閉するもので、該チェック弁体29と前記弁体支持体37との間にはコイルスプリングからなる第1復帰ばね38が介設され、該第1復帰ばね38により前記チェック弁体29は、前記環状弁座36に着座する図の閉弁位置に向けて常時付勢されている。図中の符号29cは、前記弁板部29aに固定されたシール材を示していて、このシール部材29cは、前記チェック弁部29の一部をなすものである。
前記チェック弁体29は、前記主流路13中を前記第1ポート11から第2ポート12に向かう圧力流体の順方向の流れ、及び、前記第2ポート12から第1ポート11に向かう圧力流体の逆方向の流れのうち、前記順方向の流れに対しては、該流れに押されて前記第1復帰ばね38を圧縮しながら前記環状弁座36から離間し、前記主流路13を開放することにより、該順方向の流れを許容する。しかし、前記圧力流体の逆方向の流れに対しては、該流れと前記第1復帰ばね38の付勢力とにより押されて前記環状弁座36に着座し、主流路13を閉鎖して前記逆方向の流れを阻止する。
従って、このときの前記チェック弁部14の状態は、前記チェック弁体29が本来の逆止め機能を発揮することができる「機能オン」の状態である。
前記弁体支持体37は、カップ状をした部材であって、内部に前記主流路13の一部を構成する中空部41を有し、該中空部41の基端側(チェック弁体29側)は、該弁体支持体37の側壁に形成された複数の第2連通孔42によって前記チェック弁室35に連通し、該中空部41の先端側の開放端41aは、前記チェック弁ボディ20の筒状連結部20aに形成された第3連通孔43を通じて、該筒状連結部20aの内周と前記主ボディ17の外周との間に形成された第2環状流路44に連通している。
一方、前記弁保持部材28の内部には、前記中央孔34に通じるパイロット弁孔47が前記第2軸線L2に沿って形成され、該パイロット弁孔47内に、断面T字形をした前記パイロット弁体30が、前記第2軸線L2に沿って摺動自在なるように収容されている。従って、該パイロット弁体30と前記チェック弁体29とは、前記第2軸線L2上に同軸状に配設されていることになる。
前記パイロット弁体30は、ピストン部30aと、該ピストン部30aから延出するロッド部30bと、該ロッド部30bの先端から延出する小径軸状の押圧部30cとを有していて、該押圧部30cの先端は、前記中央孔34内で前記チェック弁体29に対向している。前記ピストン部30aは、前記ロッド部30bより大径であり、該ロッド部30bは、前記押圧部30cより大径である。
そして、前記ピストン部30aと、前記パイロット弁孔47に形成された段部47aとの間には、コイルスプリングからなる第2復帰ばね48が設けられ、この第2復帰ばね48により前記パイロット弁体30は、前記チェック弁体29から離間する図の非動作位置に向けて常時付勢されている。
図中の符号49は、前記ピストン部30aの外周と前記パイロット弁孔47の内周との間をシールするシール部材を示し、同50は、前記ロッド部30bの外周と前記パイロット弁孔47の内周との間をシールするシール部材を示している。
また、前記弁保持部材28の端部には、ポートブロック51が、止め輪52によりシール部材53を介して取り付けられ、該ポートブロック51と前記パイロット弁体30のピストン部30aとの間に第1パイロット圧力室54が形成され、前記ポートブロック51に、該第1パイロット圧力室54にパイロット流体を導入するための第1パイロットポート55が形成されている。該第1パイロットポート55は、前記第2軸線L2上の位置にある。
そして、前記第1パイロットポート55から前記第1パイロット圧力室54内にパイロット流体が供給されると、前記パイロット弁体30は、図の非動作位置から、前記第2復帰ばね48を圧縮しながら右方向の動作位置に前進し、先端の押圧部30cで前記チェック弁体29を押して前記環状弁座36から離間させる。これによって前記主流路13は開放し、圧力流体が順方向にも逆方向にも流れ得る自由流れの状態になる。
従って、このときの前記チェック弁部14の状態は、前記チェック弁体29が本来の逆止め機能を発揮することができない「機能オフ」の状態である。
図2中の符号56は、パイロット弁孔47の一部を外部に開放する開放孔である。
前記主ボディ17には、その第1端18a側の位置に、流体圧機器の取付孔に直接ねじ込んで接続するための接続部58が形成され、該接続部58に前記第2ポート12が設けられている。前記接続部58の外周には雄ねじが設けられている。しかし、前記接続部58は、流体圧機器に配管を介して接続するように構成されていても良い。
また、該主ボディ17の内部には、前記第2ポート12から第1軸線L1に沿って延びる第2流路孔59が形成されると共に、該第2流路孔59を前記第2環状流路44に連通させる複数の分岐孔59aが放射方向に形成されている。
従って、前記第1ポート11から第2ポート12に至る前記主流路13は、前記環状ボディ21の内部の第1流路孔24、前記接続管部23の内部の接続孔25、前記弁保持部材28の外周の第1環状流路32、該弁保持部材28の内部の第1連通孔33と中央孔34及びチェック弁室35、前記弁体支持体37の第2連通孔42及び中空部41、前記チェック弁ボディ20の第3連通孔43、前記第2環状流路44、前記主ボディ17の内部の分岐孔59a及び第2流路孔59によって形成されていることになる。
また、前記主ボディ17の第2端側18bには、前記第2流路孔59に通じる前記排出流路15と、該排出流路15の開口端に形成されたオリフィス15aと、該オリフィス15aを通じて前記排出流路15に連通する排出弁室60とが、前記第1軸線L1に沿って同軸状に形成され、該排出弁室60の内部に、前記オリフィス15aを開閉する弁部材61aを備えた排出弁体61が収容されている。
前記オリフィス15aは、前記排出流路15の開口部の断面積を絞るもので、このオリフィス15aを通じて残圧を徐々に排出することにより、流体圧シリンダが急速に動作するのを防止している。
前記排出弁室60は、前記主ボディ17の第2端18b側の端部から前記第1軸線L1方向に延出する筒部17aと、該筒部17aの開口端を覆うように該筒部17aに取り付けられた円筒状のキャップ部材62とによって区画され、該キャップ部材62の外周に、第2パイロットポート63を有するポート部材64が、第1軸線L1を中心に回転自在に取り付けられている。このポート部材64は、筒状の取付部64aと、該取付部64aの側面から直角に延出する筒状のポート形成部64bとからなるもので、前記取付部64aが、前記キャップ部材62に、2つのシール部材72a,72bを介して回転自在に嵌め付けられ、前記ポート形成部64bに前記第2パイロットポート63が形成され、該第2パイロットポート63に、周知の簡易接続式の管継手74が取り付けられている。
前記排出弁体61は、前記排出弁室60を圧力室65と排出室66とに区画するピストン部61bと、該ピストン部61bから前記排出室66側に延出する弁部61cと、該弁部61cに取り付けられた前記弁部材61aとを有している。前記排出室66は、前記圧力室65と同径の大径部66aと、該大径部66aより小径の小径部66bとを有していて、該小径部66b内に前記弁部材61aが収容されている。図中の符号67は、前記ピストン部61bの外周に取り付けられたシール部材を示している。
また、前記ピストン部61bと前記小径部66bの端壁との間には、コイルスプリングからなる第3復帰ばね68が設けられ、この第3復帰ばね68によって前記排出弁体61は、前記弁部材61aが前記オリフィス15aから離間して排出流路15を開放する図の開弁位置に向けて常時付勢され、通常はこの開弁位置を占めている。
前記圧力室65は、前記ポート部材64に形成された前記第2パイロットポート63に、前記キャップ部材62に形成された通孔62aと、該キャップ部材62の外周と前記ポート部材64の取付部64aの外周との間に形成された第3環状流路73とを通じて接続され、前記排出室66は、前記オリフィス15aを通じて前記排出流路15に連通すると共に、前記主ボディ17の側面に形成された排出ポート69によって外部に開放されている。この排出ポート69には、多孔質部材からなるサイレンサ69aが設けられている。
そして、前記第2パイロットポート63から前記圧力室65内にパイロット流体が供給されると、前記排出弁体61は、図の開弁位置から前記第3圧縮ばね68を圧縮しながら前進(下降)し、前記弁部材61aが前記オリフィス15aに当接する閉弁位置を占め、それにより、前記主流路13中の圧力流体が前記排出流路15を通じて外部に排出されるのを阻止する。このときの前記残圧排出弁部16の状態は、前記排出弁体61が残圧を排出しない閉弁位置に保持されているため、「機能オフ」の状態にあると言うことができる。これに対し、前記第2パイロットポート63から前記圧力室65内にパイロット流体が供給されていない状態は、前記排出弁体61が開弁位置にあって残圧を排出し得る状態であるため、「機能オン」の状態である。
前記弁部材61aは、ウレタンのようなクッション性を有する弾性体により形成されていて、前記オリフィス15aに当接するとき、その緩衝性によって衝撃が吸収されるようになっている。
また、前記排出弁体61は、前記ピストン部61bの背面から前記圧力室65側に向けて前記第1軸線L1方向に延出するロッド部61dを有している。該ロッド部61dの端部には、該ロッド部61dより小径の軸部61eが形成され、該軸部61eが、前記排出弁室60の端壁60aを貫通する表示孔60b内に、シール部材70を介して摺動自在且つ出没自在に嵌入している。前記端壁60aは、前記キャップ部材62の一部である。
前記軸部61eは、前記排出弁体61を安定的に開閉動作させるためのガイドの役目を果たすと同時に、該排出弁体61が前記開弁位置にあるか閉弁位置にあるかを表示する表示部の役目をも果たすもので、該軸部61eは、前記排出弁体61が図の開弁位置にあるとき、前記表示孔60bから外部に突出することによって外部から目視可能な表示位置を占め、前記排出弁体61が前記閉弁位置にあるとき、前記表示孔60b内に入り込むことによって外部から目視不能な非表示位置を占める。
なお、前記非表示位置で前記軸部61eの端部は、前記表示孔60bの孔端と同一平面上の位置にあっても、該表示孔60bの孔端より孔内に若干引っ込んだ位置にあっても良い。要するに前記軸部61eの端部は、前記表示孔60bから外部に突出しない状態にあれば良いのである。
前記軸部61eの端部には、該軸部61eが表示位置にあるのか又は非表示位置にあるのかということを識別し易くするための標識71が取り付けられている。該標識71は、鋲のような形をしていて、前記軸部61eの端部に埋め込まれた状態に取り付けられている。この標識71は、前記軸部61eとは異なる目立ち易い色に着色したり、光を反射し易い材質で形成したり、自身で発光するように形成されていても良い。
また、前記ロッド部61dにおける前記軸部61e側の端部には肩部61fが形成されていて、前記排出弁体61が開弁位置にあるとき、該肩部61fが前記排出弁室60の端壁60aに当接することにより、前記排出弁体61がその位置に停止するようになっている。従って前記肩部61fは、前記排出弁体61の開弁位置及びストロークを決めるストッパの役目を果たすものである。
前記管継手74は、合成樹脂製の配管(チューブ)を接続孔75内に挿入すると、係止部材のエッジ76が該配管の外周に係止して該配管を抜け止め状態に保持し、筒状のリリースブッシュ77を配管に沿って押し込むと、該リリースブッシュ77の先端が前記エッジ76の係止を解除して前記配管を引き抜くことができるものである。
前記構成を有する残圧排出機能付きパイロットチェック弁10を記号化すると、図7に示すようになる。
次に、前記パイロットチェック弁10を用いて流体圧機器を制御する場合の流体圧回路について説明する。
なお、本発明のパイロットチェック弁10は、液圧用としても空気圧用としても使用することができるが、この流体圧回路は空気圧用としての使用例であり、従って、圧力流体は圧縮空気である。
図8には、前記流体圧機器の一例である流体圧シリンダ80を制御する場合の流体圧回路の一例が示されている。図中の符号81は圧力流体源を示し、同82は電磁切換弁を示していて、前記流体圧シリンダ80と前記電磁切換弁82との間に2つのパイロットチェック弁10a,10bが接続されている。この2つのパイロットチェック弁10a,10bは、互いに同一構成を有するものである。また、前記電磁切換弁82は、3位置5ポート式の切換弁である。
以下、前記流体圧回路について更に詳細に説明するが、記号化された前記2つのパイロットチェック弁10a,10bの具体的構成については、図1−図6を参照するものとする。
前記電磁切換弁82の入力ポートPは、供給路83を通じて圧力流体源81に接続され、前記電磁切換弁82の第1出力ポートA1は、第1出力路84を通じて第1パイロットチェック弁10aの第1ポート11に接続され、前記電磁切換弁82の第2出力ポートA2は、第2出力路85を通じて第2パイロットチェック弁10bの第1ポート11に接続されている。また、前記第1パイロットチェック弁10aの第2ポート12は、第1連通路86を通じて前記流体圧シリンダ80のヘッド側ポート88に接続され、前記第2パイロットチェック弁10bの第2ポート12は、第2連通路87を通じて前記流体圧シリンダ80のロッド側ポート89に接続されている。
更に、前記第1パイロットチェック弁10aの第1パイロットポート55は、第1パイロット供給路91を通じて前記第2出力路85に接続され、前記第2パイロットチェック弁10bの第1パイロットポート55は、第2パイロット供給路92を通じて前記第1出力路84に接続され、前記第1パイロットチェック弁10aの第2パイロットポート63は、第3パイロット供給路93を通じて前記供給路83に接続され、前記第2パイロットチェック弁10bの第2パイロットポート63は、第4パイロット供給路94を通じて前記供給路83に接続されている。
図8の流体圧回路は、圧力流体源81が該流体圧回路から遮断されることによって圧力流体が供給されず、且つ、前記電磁切換弁82が中立位置100を占める初期位置にある状態を示している。このとき、前記第1パイロットチェック弁10a及び第2パイロットチェック弁10bのチェック弁部14は、何れも、パイロット流体が供給されないため、逆止め機能を発揮可能な「機能オン」の状態にあり、同様に残圧排出弁部16も、パイロット流体が供給されないため、流体圧シリンダ80の残圧を排出可能な「機能オン」の状態にある。従って、前記流体圧シリンダ80のヘッド側圧力室96及びロッド側圧力室97は、前記第1パイロットチェック弁10a及び第2パイロットチェック弁10bの残圧排出弁部16を通じてそれぞれ大気に開放された状態にある。
この状態から、図9に示すように、前記圧力流体源81が流体圧回路に接続されると共に、電磁切換弁82の第1ソレノイド98が励磁されて該電磁切換弁82が第1切換位置101に切り換えられると、前記圧力流体源81からの圧力流体は、供給路83を通じて前記電磁切換弁82の入力ポートPに供給されると同時に、第3パイロット供給路93及び第4パイロット供給路94を通じて、第1パイロットチェック弁10a及び第2パイロットチェック弁10bにおける残圧排出弁部16の第2パイロットポート63にそれぞれ供給される。このため、前記残圧排出弁部16は、排出弁体61によって排出流路15が閉鎖された「機能オフ」の状態になる。
また、前記電磁切換弁82の入力ポートPに供給された圧力流体は、該入力ポートPから第1出力ポートA1、及び第1出力路84を通じて第1パイロットチェック弁10aの第1ポート11に供給される。該第1ポート11に供給された圧力流体は、前記第1パイロットチェック弁10aの主流路13内を流れてチェック弁部14のチェック弁体29に到達し、該チェック弁体29を第1復帰ばね38に抗して環状弁座36から離間させることにより前記主流路13を開放し、自由流れの状態で主流路13内を通過して第2ポート12に至り、第1連通路86を通じて前記流体圧シリンダ80のヘッド側圧力室96に流入する。
一方、第2パイロットチェック弁10bにおいては、第1出力路84から第2パイロット供給路92を通じてチェック弁部14の第1パイロットポート55にパイロット流体が供給されることにより、該チェック弁部14は「機能オフ」の状態になり、主流路13が開放して順方向にも逆方向にも自由流れの状態になる。このため、前記流体圧シリンダ80のロッド側圧力室97内の圧力流体は、第2連通路87、第2パイロットチェック弁10bの主流路13、第2出力路85、電磁切換弁82の第2出力ポートA2及び第2排出ポートE2を通じて外部に排出される。
この結果、前記流体圧シリンダ80のピストン103及びロッド104は、図9のように右方向に前進(伸長)する。
このとき、第1パイロットチェック弁10aのチェック弁部14においては、前記第2出力路85が外気に開放されることによって第1パイロットポート55にパイロット流体が供給されないため、該チェック弁部14は「機能オン」の状態にあり、チェック弁体29は逆止め機能を発揮し得る状態になっている。
次に、前記流体圧シリンダ80のピストン103及びロッド104を前進位置に保持させるときは、前記電磁切換弁82を前記第1切換位置101に保持するか、又は図8のように中立位置100に切り換える。該電磁切換弁82を中立位置100に切り換えたときには、前記第1パイロットチェック弁10aのチェック弁部14において、チェック弁体29が、逆方向に流れようとする圧力流体に押されて環状弁座36に着座し、主流路13を閉鎖して逆止め機能を発揮するため、流体圧シリンダ80のヘッド側圧力室96内の圧力流体はそのままは該ヘッド側圧力室96内に封じ込められ、該流体圧シリンダ80は前進位置に保持される。
また、前記流体圧シリンダ80のピストン103及びロッド104を後退(短縮)させるときは、図10に示すように、前記電磁切換弁82の第2ソレノイド99を励磁して該電磁切換弁82を第2切換位置102に切り換える。そうすると、前記第1パイロットチェック弁10a及び第2パイロットチェック弁10bの作用が、前記ピストン103及びロッド104を前進させる場合と相互に逆転し、前記電磁切換弁82から第2パイロットチェック弁10bを通じて流体圧シリンダ80のロッド側圧力室97に圧力流体が供給されると共に、第1パイロットチェック弁10aから前記電磁切換弁82の第1排出ポートE1を通じてヘッド側圧力室96の圧力流体が排出され、前記ピストン103及びロッド104は後退して初期位置に復帰する。
以上の説明は、前記流体圧回路が正常に動作した場合の例であるが、例えば、前記流体圧シリンダ80の動作中に圧力流体源81が流体圧回路から遮断された場合には、第1パイロットチェック弁10a及び第2パイロットチェック弁10bにおける残圧排出弁部16が、各々の第2パイロットポート63へのパイロット流体の供給が断たれるため、何れも「機能オン」の状態になり、排出弁体61が排出流路15を開放して外部に連通させる。このため、図8に示すように、前記流体圧シリンダ80のヘッド側圧力室96又はロッド側圧力室97の圧力流体即ち残圧が、前記残圧排出弁部16から外部に排出される。
その結果、停止した前記流体圧シリンダ80やそれに関連する機器等の点検作業を行う際に、残圧によって前記流体圧シリンダ80が不意に作動するというような危険性がなくなり、作業者の安全が確保される。しかも、前記残圧は、オリフィス15aから流量を絞られた状態で徐々に排出されるため、前記流体圧シリンダ80が急激に動き出すこともない。
前記流体圧シリンダ80の残圧が排出されていることは、前記表示部が表示孔60bから外部に突出していることにより、簡単且つ確実に知ることができる。
また、圧力流体源81から圧力流体が流体圧回路に供給されている状態で前記流体圧シリンダ80が停止した場合には、第1パイロットチェック弁10a及び第2パイロットチェック弁10bにおける残圧排出弁部16の第2パイロットポート63にパイロット流体が供給され続けるため、該残圧排出弁部16は「機能オフ」の状態を維持し、排出弁体61が排出流路15を閉鎖した状態を維持する。このため、流体圧シリンダ80は停止した位置を維持することができる。
このとき、前記流体圧シリンダ80に残圧があることは、前記表示部が表示孔60b内に没入して外部に突出していないことにより、簡単且つ確実に知ることができる。
10,10a,10b パイロットチェック弁
11 第1ポート
12 第2ポート
13 主流路
14 チェック弁部
15 排出流路
15a オリフィス
16 残圧排出弁部
17 主ボディ
17a 筒部
20 チェック弁ボディ
29 チェック弁体
30 パイロット弁体
55 第1パイロットポート
60 排出弁室
60a 端壁
60b 表示孔
61 排出弁体
61a 弁部材
61b ピストン部
61c 弁部
61d ロッド部
61e 軸部
62 キャップ部材
63 第2パイロットポート
65 圧力室
66 排出室
69 排出ポート
L1 第1軸線
L2 第2軸線
L3 第3軸線

Claims (7)

  1. パイロットチェック弁のボディが、第1ポート及び第2ポート、前記第1ポートと第2ポートとを結ぶ主流路、前記主流路の途中に設けられたパイロット操作式のチェック弁部、前記主流路の前記チェック弁部より第2ポート寄りの位置で該主流路から分岐し、残圧排出弁部を介して外部に開放する排出流路、前記排出流路を開閉するパイロット操作式の前記残圧排出弁部、を有し、
    前記チェック弁部は、前記主流路内を前記第1ポートから第2ポートに向かう圧力流体の順方向の流れ、及び、前記主流路内を前記第2ポートから第1ポートに向かう圧力流体の逆方向の流れのうち、前記逆方向の流れを阻止するチェック弁体と、パイロット流体の作用により前記チェック弁体を、前記圧力流体の順方向の流れ及び逆方向の流れを両方許容する位置に変位させるパイロット弁体と、該パイロット弁体にパイロット流体を供給する第1パイロットポートとを有し、
    前記残圧排出弁部は、パイロット流体の作用で前記排出流路を開閉する排出弁体と、該排出弁体にパイロット流体を供給する第2パイロットポートとを有する、
    ことを特徴とする残圧排出機能付きパイロットチェック弁。
  2. 前記排出弁体は、排出弁室内に収容されていて、該排出弁室を圧力室と排出室とに区画するピストン部と、前記排出室内に位置する弁部とを有し、
    前記圧力室は、前記第2パイロットポートに連通し、
    前記排出室は、前記排出流路に連通すると共に、排出ポートを通じて外部に開放され、
    前記弁部は、前記排出流路の開口部に離接することによって該排出流路を開閉する弁部材を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のパイロットチェック弁。
  3. 前記弁部材はクッション性を有する弾性体により形成され、前記排出流路の開口部にはオリフィスが形成されていることを特徴とする請求項2に記載のパイロットチェック弁。
  4. 前記排出弁体は、動作位置を表示する表示部を有し、該表示部は、前記残圧排出弁部に形成された表示孔から出没自在なるように配設されていて、前記排出弁体が前記排出流路を開放しているとき、前記表示孔から外部に突出する表示位置を占め、前記排出弁体が前記排出流路を閉鎖しているとき、前記表示孔から外部に突出しない非表示位置を占めることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のパイロットチェック弁。
  5. 前記排出弁体は、前記ピストン部の背面から前記圧力室側に向けて延出するロッド部を有し、該ロッド部の端部に該ロッド部より小径の軸部が形成され、該軸部は、前記排出弁室の端壁を貫通する前記表示孔内に摺動自在且つ出没自在なるように嵌入し、該軸部によって前記表示部が形成されていることを特徴とする請求項2に従属する請求項4に記載のパイロットチェック弁。
  6. 前記パイロットチェック弁のボディは、第1軸線方向に延びる主ボディと、該主ボディから前記第1軸線と直交する第2軸線方向に延びるチェック弁ボディとを有し、
    前記主ボディにおける前記第1軸線方向の第1端と反対側の第2端とに前記第2ポートと前記残圧排出弁部とが設けられ、該残圧排出弁部に前記排出弁体が、前記第1軸線方向に開閉動作するように配設され、
    前記チェック弁ボディの内部に、前記チェック弁体とパイロット弁体とが、前記第2軸線に沿って同軸状に配設されている、
    ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のパイロットチェック弁。
  7. 前記残圧排出弁部は、前記主ボディの第2端から前記第1軸線方向に延出する筒部と、該筒部の開口端を覆うキャップ部材とを有していて、該筒部とキャップ部材とで区画された部分に前記排出弁室が形成されていることを特徴とする請求項2に従属する請求項6に記載のパイロットチェック弁。
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