JP6682874B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
従来、ゴルフのスイングを撮影しながら、インパクトの瞬間を検出する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、当該装置は、撮影フレーム内でゴルフクラブが通過する所定位置に所定サイズの検出領域を設け、この検出領域内の画素値の変化を検出することによって、インパクトの瞬間を検出する。
特開2015−69432号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている装置では、ワッグル、テイクバックなどのゴルフのスイングにおける準備動作やフォロースイング後の動作の影響でインパクトの瞬間が正しく検出されない場合があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、被写体の所定の動作のうち、特定の動作が行われたタイミングを正しく特定することができる画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理装置は、被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する領域設定手段と、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間の長さが所定の範囲内であり、前記複数の画像間の変化時間が所定の条件を満たす期間における所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する特定手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る画像共有方法は、画像処理装置を用いた画像処理方法であって、被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する処理と、取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する処理と、設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間の長さが所定の範囲内であり、前記複数の画像間の変化時間が所定の条件を満たす期間における所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する処理と、を含むことを特徴としている。
また、本発明に係るプログラムは、画像処理装置のコンピュータを、被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段、前記取得手段により取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する領域設定手段、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間の長さが所定の範囲内であり、前記複数の画像間の変化時間が所定の条件を満たす期間における所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する特定手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、被写体の所定の動作のうち、特定の動作が行われたタイミングを正しく特定することができる。
本発明を適用した一実施形態の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置による撮像処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図2の撮像処理におけるモーション検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図1の撮像装置による動作タイミング特定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 (a)〜(e)は、動画像を構成するフレーム画像の一例を示す図であり、(f)は、グラフ化した画像変化量情報の一例を示す図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の撮像装置100は、中央制御部1と、メモリ2と、撮像部3と、画像データ生成部4と、画像処理部5と、画像記録部6と、表示部7と、操作入力部8とを備えている。
また、中央制御部1、メモリ2、撮像部3、画像データ生成部4、画像処理部5、画像記録部6及び表示部7は、バスライン9を介して接続されている。
中央制御部1は、撮像装置100の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部1は、図示は省略するが、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備え、撮像装置100用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。
メモリ2は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成され、中央制御部1や画像処理部5等の各部によって処理されるデータ等を一時的に記憶するものである。
撮像部3は、所定の動作(例えば、ゴルフのスイング)を行う被写体を撮像する。具体的には、撮像部3は、レンズ部3aと、電子撮像部3bと、撮像制御部3cとを備えている。
レンズ部3aは、例えば、ズームレンズやフォーカスレンズ等の複数のレンズから構成されている。
電子撮像部3bは、例えば、CMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサから構成され、レンズ部3aの各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
なお、図示は省略するが、撮像部3は、レンズ部3aを通過する光の量を調整する絞りを備えていても良い。
撮像制御部3cは、撮像部3による被写体の撮像を制御する。即ち、撮像制御部3cは、図示は省略するが、タイミング発生器、ドライバなどを備えている。そして、撮像制御部3cは、タイミング発生器、ドライバにより電子撮像部3bを走査駆動して、所定周期毎に光学像を電子撮像部3bにより二次元の画像信号に変換させ、当該電子撮像部3bの撮像領域から1画面分ずつフレーム画像を読み出して画像データ生成部4に出力させる。
画像データ生成部4は、電子撮像部3bから転送されたフレーム画像のアナログ値の信号に対してRGBの各色成分毎に適宜ゲイン調整した後に、サンプルホールド回路(図示略)でサンプルホールドしてA/D変換器(図示略)でデジタルデータに変換し、カラープロセス回路(図示略)で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行った後、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Cr(YUVデータ)を生成する。また、画像データ生成部4は、動画像を構成する複数のフレーム画像の各々を所定形式(例えば、MPEG形式やモーションJPEG形式等)で符号化して、動画像の画像データを生成する。
また、画像データ生成部4は、生成した画像データをバッファメモリとして使用されるメモリ2に転送する。
画像処理部5は、画像取得部5aと、復号部5b、領域設定部5cと、算出部5dと、画像変化量情報取得部5eと、特定部5fとを具備している。
なお、画像処理部5の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
画像取得部5aは、モーション検出処理の処理対象となる画像を取得する。
即ち、画像取得部(取得手段)5aは、被写体の動作が連続的に撮像された複数のフレーム画像を取得する。具体的には、画像取得部5aは、例えば、被写体による所定のスポーツの一連の動作(例えば、ゴルフのスイング等)が撮像部3により撮像されて画像データ生成部4により生成された複数のフレーム画像からなる動画像の画像データを、モーション検出処理の処理対象として取得する。
例えば、撮像部3は、被写体による所定のスポーツの一連の動作を所定の撮像フレームレート(例えば、1000fps等)で撮像し、画像データ生成部4は、フレーム番号が対応付けられた複数のフレーム画像からなる動画像の画像データを生成してメモリ2に転送する。
そして、画像取得部5aは、メモリ2に格納されている動画像の画像データを読み出して、モーション検出処理の処理対象として取得する。
なお、画像取得部5aは、撮像部3による被写体の撮像後に画像記録部6に記録されている動画像の画像データを読み出して、モーション検出処理の処理対象として取得しても良い。
復号部5bは、複数のフレーム画像からなる動画像の画像データを復号する。
具体的には、復号部5bは、例えば、画像取得部5aにより取得された所定形式(例えば、MPEG形式やモーションJPEG形式等)で符号化されている動画像の画像データに対して、当該動画像データの符号化方式に応じた復号処理を施して、複数のフレーム画像のYUVデータを生成する。
このとき、復号部5bは、例えば、表示パネル7aの表示解像度等に基づいて各フレーム画像を所定サイズ(例えば、VGAやQVGAサイズ)に縮小する処理を行っても良い。
領域設定部5cは、被写体の検出領域を設定する。
即ち、領域設定部(領域設定手段)5cは、画像取得部5aにより取得された動画像を構成する複数のフレーム画像の各々について所定位置に、被写体が特定の動作を行ったタイミングを特定するための複数の検出領域を設定する。具体的には、領域設定部5cは、例えば、被写体によるゴルフのスイングに係る動画像の場合、クラブヘッドがゴルフボールを捉えるインパクトのときの当該クラブヘッドを検出するためのインパクト検出領域Aを、当該動画像を構成する複数のフレーム画像の各々における中央下(被写体の足元)の位置に設定する(図5(a)〜(e)参照)。インパクト検出領域Aは、上記インパクトのとき(図5(d)参照)以外に、クラブヘッドを左右にぶらぶら動かす動作(例えば、ワッグル等;図5(a)参照)や、テイクバック(バックスイング)(図5(b)参照)が行われたときのクラブヘッドも検出することができるように横長の矩形形状をなしている。
また、領域設定部5cは、テイクバック(バックスイング)が行われ、トップの位置にきたとき(図5(c)参照)のクラブヘッドを検出するためのトップ検出領域Bを、当該動画像を構成する複数のフレーム画像の各々における中央上(被写体の頭部上方)の位置に設定する(図5(a)〜(e)参照)。トップ検出領域Bは、上記トップのとき(図5(c)参照)以外に、フォロースイングが行われたとき(図5(e)参照)のクラブヘッドも検出することができるように横長の矩形形状をなしている。
また、領域設定部5cは、複数のフレーム画像のうち、最初のフレーム画像(図5(a)参照)の所定位置にインパクト検出領域A及びトップ検出領域Bを設定することで、残りのフレーム画像についても同様に、最初のフレーム画像の検出領域に対応する位置に検出領域を適用して設定する。
ここで、インパクト検出領域A及びトップ検出領域Bの位置や大きさは、例えば、表示パネル7aに表示された最初のフレーム画像の中でユーザによる操作入力部8の所定操作に基づいて手動で調整されても良いし、予めデフォルトとして規定されている内容で自動的に設定されても良い。
また、インパクト検出領域A及びトップ検出領域Bの大きさは、被写体を撮影する向きや撮像部3の画角等に基づいて、全画面の大きさに対して所定の割合となるように相対的な大きさで設定されても良いし、所定の画素数となるように絶対的な大きさで設定されても良い。
算出部5dは、検出領域における複数の画像間の変化量を算出する。
即ち、算出部5dは、領域設定部5cにより設定されたインパクト検出領域A及びトップ検出領域Bの各々における複数のフレーム画像間の変化量を算出する。具体的には、算出部5dは、例えば、復号部5bにより復号された各フレーム画像について、最初のフレーム画像F1から順に、フレーム画像F1であればフレーム画像F2との間で、フレーム画像F2であればフレーム画像F3との間で、というように隣合うフレーム画像とのインパクト検出領域A及びトップ検出領域Bの各々における画素値の差分をとり、これらの隣合うフレーム画像間の画素値の差分を時間軸に沿って順次、積算した値を、複数のフレーム画像間の変化量として算出する。そして、算出部5dは、複数のフレーム画像間の変化量の算出を終えると、当該複数のフレーム画像間の変化量を示す画像変化量情報を、当該複数のフレーム画像からなる動画像の画像データと対応付けて画像記録部6に記録する。ここで、ゴルフのスイングの場合、複数のフレーム画像間の変化量は、例えば、図5(f)に示すグラフとして表される。具体的には、図5(f)に示す実線のグラフは、インパクト検出領域Aにおける複数のフレーム画像間の変化量を示している。この実線のグラフでは、ワッグルや、テイクバック、インパクトのときにグラフが起伏していることがわかる。一方、一点鎖線のグラフは、トップ検出領域Bにおける複数のフレーム画像間の変化量を示している。この一点鎖線のグラフでは、テイクバック後のトップのとき、インパクト後のフォローのときにグラフが起伏していることがわかる。
画像変化量情報取得部5eは、動作タイミング特定処理の処理対象となる画像変化量情報を取得する。
即ち、画像変化量情報取得部5eは、算出部5dにより算出されたインパクト検出領域A及びトップ検出領域Bの各々における複数のフレーム画像間の変化量を示す画像変化量情報を取得する。具体的には、例えば、画像記録部6に記録されている動画像の中で、ユーザによる操作入力部8の所定操作に基づいてユーザ所望の動画像が指定されると、画像変化量情報取得部5eは、当該動画像の画像データと対応付けられて記録されている画像変化量情報を取得する。ここで、ユーザにより指定可能な動画像は、画像変化量情報が対応付けられて画像記録部6に記録されている動画像に限られる。
特定部5fは、被写体が特定の動作を行ったタイミングを特定する。
即ち、特定部(特定手段)5fは、画像変化量情報取得部5eにより取得された画像変化量情報に基づいて、被写体が特定の動作を行ったタイミング(例えば、ゴルフスイングのインパクトのタイミング)を特定する。具体的には、特定部5fは、先ず、画像変化量情報取得部5eにより取得された画像変化量情報のうちのインパクト検出領域Aにおける画像変化量情報(例えば、図5(f)に示す実線のグラフを表すデータ)から、インパクト検出領域Aで複数のフレーム画像間の変化量が所定(閾値)以上となる期間(例えば、図5(f)に示す実線のグラフのa1,a2,a3)(以下、第1の期間という)を抽出する。そして、第1の期間が抽出された場合、特定部5fは、トップ検出領域Bにおける画像変化量情報(例えば、図5に示す一点鎖線のグラフを表すデータ)から、トップ検出領域Bで複数のフレーム画像間の変化量が所定以上となる期間(例えば、図5(f)に示す一点鎖線のグラフのb1,b2)(以下、第2の期間という)を抽出する。そして、第2の期間が抽出された場合、特定部5fは、第2の期間(複数の第2の期間が抽出された場合は、最初の第2の期間(例えば、図5(f)の一点鎖線のグラフのb1))の後に第1の期間があるか否かを判定する。そして、第2の期間(複数の第2の期間が抽出された場合は、最初の第2の期間)の後に第1の期間があると判定された場合、特定部5fは、当該第2の期間の直後の第1の期間(例えば、図5(f)の実線のグラフのa3)のピークポイント(図5(f)の実線のグラフのP3)をインパクトのタイミングとして特定する。
また、第2の期間が抽出されなかった場合には、特定部5fは、抽出された第1の期間のうち、期間の長さが所定時間以内である第1の期間があるか否かを判定する。そして、期間の長さが所定時間以内である第1の期間(例えば、図5(f)に示す実線のグラフのa2,a3)があると判定された場合、特定部5fは、当該第1の期間が複数あるか否かを判定する。そして、当該第1の期間が複数あると判定された場合、特定部5fは、複数ある第1の期間のうち、最後の第1の期間(例えば、図5(f)の実線のグラフのa3)のピークポイント(図5(f)の実線のグラフのP3)をインパクトのタイミングとして特定するとともに、その直前の第1の期間(例えば、図5(f)の実線のグラフのa2)のピークポイント(図5(f)の実線のグラフのP2)をテイクバックの開始タイミングとして特定する。一方、第1の期間が複数でない、すなわち第1の期間が1つであると判定された場合、特定部5fは、この第1の期間のピークポイント(例えば、図5(f)の実線のグラフのP3)をインパクトのタイミングとして特定する。
画像記録部6は、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成されている。また、画像記録部6は、画像データ生成部4の符号化部(図示略)により所定の符号化方式で符号化された各種の画像の画像データを記録する。
具体的には、画像記録部6は、例えば、撮像部3により被写体の一連の動作が連続された動画像の画像データ等を記録する。
なお、画像記録部6は、例えば、記録媒体(図示略)が着脱自在に構成され、装着された記録媒体からのデータの読み出しや記録媒体に対するデータの書き込みを制御する構成であっても良い。
表示部7は、静止画像や動画像を表示する。具体的には、表示部7は、表示パネル7aと、表示制御部7bとを具備している。
表示パネル7aは、表示領域内に画像を表示する。具体的には、表示部7は、静止画撮像モードや動画撮像モードにて、撮像部3による被写体の撮像により生成された複数の画像フレームを所定の再生フレームレートで逐次更新しながらライブビュー画像を表示する。
なお、表示パネル7aとしては、例えば、液晶表示パネルや有機EL表示パネルなどが挙げられるが、一例であってこれらに限られるものではない。
表示制御部7bは、画像記録部6から読み出され復号部5bにより復号された所定サイズの画像データに基づいて、所定の画像を表示パネル7aの表示画面に表示させる制御を行う。具体的には、表示制御部7bは、VRAM(Video Random Access Memory)、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、復号部5bにより復号されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示パネル7aに出力する。
操作入力部8は、装置本体に対して各種指示を入力するためのものである。
具体的には、操作入力部8は、例えば、モードや機能等の選択指示に係る上下左右のカーソルボタンや決定ボタン等を具備する操作部(図示略)を備えている。
そして、ユーザにより操作部の各種ボタンが操作されると、操作入力部8は、操作されたボタンに応じた操作指示を中央制御部1に出力する。中央制御部1は、操作入力部8から出力され入力された操作指示に従って所定の動作(例えば、被写体の撮像等)を各部に実行させる。
なお、操作入力部8は、表示部7の表示パネル7aと一体となって設けられたタッチパネル(図示略)を有して構成されていても良い。
次に、撮像処理について、図2、図3、及び図5を参照して説明する。
図2は、撮像処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
以下に説明する撮像処理は、ユーザによる操作入力部8の所定操作に基づいて、メニュー画面(図示略)に表示された複数の動作モードの中からモーション検出モードが選択指示された場合に実行される処理である。
<撮像処理>
図2のフローチャートに示すように、ユーザによる操作入力部8の所定操作に基づいて撮像が指示されると、撮像部3は、ゴルフのスイングの動作を所定の撮像フレームレート(例えば、1000fps等)で撮像して、画像データ生成部4は、複数のフレーム画像を所定の符号化方式で符号化した動画像の画像データを生成する(ステップS1)。
そして、画像データ生成部4は、生成された動画像の画像データをメモリ2に転送する。
続けて、画像処理部5は、動画像の画像データから各フレーム画像間の変化量を算出することによりモーションを検出するモーション検出処理(図3参照)を行い(ステップS2)、撮像処理を終了する。
なお、モーション検出処理については、後述する。
<モーション検出処理>
以下に、モーション検出処理について、図3を参照して詳細に説明する。
図3は、モーション検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、画像取得部5aは、ゴルフのスイングの動作が連続的に撮像された複数のフレーム画像からなる動画像の画像データをメモリ2から読み出して、モーション検出処理の処理対象として取得する(ステップS11)。
次に、復号部5bは、動画像の画像データを構成する全てのフレーム画像を最初のフレーム画像から順次復号していく(ステップS12)。
続けて、領域設定部5cは、例えば、表示パネル7aに何れか一のフレーム画像(例えば、フレーム番号が「1」のフレーム画像(図5(a)参照))が表示された状態で、ユーザによる操作入力部8の所定操作に基づいて当該フレーム画像の中央下(被写体の足元)の位置にインパクト検出領域Aを設定するとともに、当該フレーム画像の中央上(被写体の頭部上方)の位置にトップ検出領域Bを設定する(ステップS13;図5(a)参照)。これにより、動画像を構成する他のフレーム画像(図5(b)〜(e)参照)についても、同様に、インパクト検出領域A及びトップ検出領域Bが設定された状態となる。
次に、算出部5dは、例えば、動画像を構成する各フレーム画像について、最初のフレーム画像から順に、隣合うフレーム画像とのインパクト検出領域A及びトップ検出領域Bの各々における画素値の差分をとり、これらの隣合うフレーム画像間の画素値の差分を時間軸に沿って順次、積算した値を、複数のフレーム画像間の変化量として算出する(ステップS14)。続けて、算出部5dは、算出された複数のフレーム画像間の変化量を示す画像変化量情報を、当該複数のフレーム画像からなる動画像の画像データと対応付けて画像記録部6に記録して(ステップS15)、モーション検出処理を終了する。
次に、動作タイミング特定処理について、図4及び図5を参照して説明する。
図4は、動作タイミング特定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
以下に説明する動作タイミング特定処理は、ユーザによる操作入力部8の所定操作に基づいて、メニュー画面(図示略)に表示された複数の動作モードの中から動作タイミング特定モードが選択指示された場合に実行される処理である。
<動作タイミング特定処理>
図4のフローチャートに示すように、先ず、画像処理部5は、ユーザによる操作入力部8の所定操作に基づいてユーザ所望の動画像の指定がなされたか否かを判定する(ステップS21)。
ステップS21にて、ユーザ所望の動画像の指定がなされたと判定された場合(ステップS21;Yes)、画像変化量情報取得部5eは、指定がなされた動画像の画像データを画像記録部6から読み出して、当該動画像の画像データと対応付けられて記録されている画像変化量情報を、動作タイミング特定処理の処理対象として取得する(ステップS22)。
一方、ステップS21にて、ユーザ所望の動画像の指定がなされていないと判定された場合(ステップS21;No)、当該指定がなされるまで、ステップS21の処理を繰り返し行う。
次に、特定部5fは、画像変化量情報取得部5eにより取得された画像変化量情報のうちのインパクト検出領域Aにおける画像変化量情報(例えば、図5(f)に示す実線のグラフを表すデータ)から、インパクト検出領域Aで複数のフレーム画像間の変化量が所定(閾値)以上となる第1の期間があるか否かを判定する(ステップS23)。
ステップS23にて、当該第1の期間(例えば、図5(f)の実線のグラフのa1,a2,a3)があると判定された場合(ステップS23;Yes)、特定部5fは、トップ検出領域Bにおける画像変化量情報(例えば、図5(f)に示す一点鎖線のグラフを表すデータ)から、トップ検出領域Bで複数のフレーム画像間の変化量が所定以上となる第2の期間があるか否かを判定する(ステップS24)。
一方、ステップS23にて、第1の期間がないと判定された場合(ステップS23;No)、動作タイミング特定処理を終了する。このとき、表示制御部7bの制御下にて表示パネル7aに、「特定の動作のタイミング(例えば、インパクトのタイミング)を特定することができません。」等のメッセージを表示させる。
次に、ステップS24にて、第2の期間(例えば、図5(f)の一点鎖線のグラフのb1,b2)があると判定された場合(ステップS24;Yes)、特定部5fは、第2の期間(複数の第2の期間が抽出された場合は、最初の第2の期間)の後に第1の期間があるか否かを判定する(ステップS25)。
ステップS25にて、第2の期間(複数の第2の期間が抽出された場合は、最初の第2の期間)の後に第1の期間(例えば、図5(f)の実線のグラフのa3)があると判定された場合(ステップS25;Yes)、特定部5fは、当該第2の期間の直後の第1の期間のピークポイント(図5(f)の実線のグラフのP3)をインパクトのタイミングとして特定して(ステップS26)、動作タイミング特定処理を終了する。
一方、ステップS25にて、第2の期間(複数の第2の期間が抽出された場合は、最初の第2の期間)の後に第1の期間がないと判定された場合(ステップS25;No)、動作タイミング特定処理を終了する。このとき、表示制御部7bの制御下にて表示パネル7aに、「特定の動作のタイミング(例えば、インパクトのタイミング)を特定することができません。」等のメッセージを表示させる。
また、ステップS24にて、第2の期間がないと判定された場合(ステップS24;No)、特定部5fは、期間の長さが所定時間以内である第1の期間があるか否かを判定する(ステップS27)。
ステップS27にて、期間の長さが所定時間以内である第1の期間(例えば、図5(f)の実線のグラフのa2,a3)があると判定された場合(ステップS27;Yes)、特定部5fは、当該第1の期間が複数あるか否かを判定する(ステップS28)。
一方、ステップS27にて、期間の長さが所定時間以内である第1の期間がないと判定された場合(ステップS27;No)、動作タイミング特定処理を終了する。このとき、表示制御部7bの制御下にて表示パネル7aに、「特定の動作のタイミング(例えば、インパクトのタイミング)を特定することができません。」等のメッセージを表示させる。
次に、ステップS28にて、期間の長さが所定時間以内である第1の期間が複数あると判定された場合(ステップS28;Yes)、特定部5fは、複数ある第1の期間のうち、最後の第1の期間のピークポイント(図5(f)の実線のグラフのP3)をインパクトのタイミングとして特定し(ステップS29)、その直前の第1の期間のピークポイント(図5(f)の実線のグラフのP2)をテイクバックの開始タイミングとして特定し(ステップS30)、動作タイミング特定処理を終了する。
一方、ステップS28にて、期間の長さが所定時間以内である第1の期間が複数ない、すなわち当該第1の期間(例えば、図5(f)の実線のグラフのa3)が1つであると判定された場合(ステップS28;No)、特定部5fは、この第1の期間のピークポイント(図5(f)の実線のグラフのP3)をインパクトのタイミングとして特定し(ステップS31)、動作タイミング特定処理を終了する。
以上のように、本実施形態の撮像装置100によれば、被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数のフレーム画像からなる動画像を取得し、当該複数のフレーム画像の各々における所定位置に領域(インパクト検出領域A及びトップ検出領域B)を設定し、当該領域における複数のフレーム画像間の変化量と変化時間に応じて、被写体が特定の動作を行ったタイミングを特定するので、例えば、ゴルフのスイングの場合、ワッグル、テイクバックなどのゴルフスイングにおける準備動作やフォロースイング後の動作等、インパクトの瞬間とは複数のフレーム画像間の変化量と変化時間が異なる動作を特定の動作の候補から排除することができ、インパクトのタイミングの特定精度を向上させることができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、インパクト検出領域Aにおける複数のフレーム画像間の変化量が所定(閾値)以上となる期間の長さが所定時間以内である場合に、当該期間における所定タイミングを、被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する一方で、インパクト検出領域Aにおける複数のフレーム画像間の変化量が所定(閾値)以上となる期間の長さが所定時間より長い場合には、当該期間における所定タイミングを、被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定しないようにしたので、例えば、ゴルフのスイングの場合、複数のフレーム画像間の変動時間が長いワッグルなどスイング開始前の動作が誤って特定されることを抑制することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、インパクト検出領域Aにおける複数のフレーム画像間の変化量が所定(閾値)以上となる期間のうち、当該期間の長さが所定時間以内である期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち最後の期間の所定タイミングを、被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定するので、例えば、ゴルフのスイングの場合、当該複数の期間のうち最後の期間の所定タイミングを、インパクトのタイミングとして特定し、その直前の期間の所定タイミングを、テイクバックの開始タイミングとして特定し、ゴルフのスイングにおける各動作タイミングを好適に特定することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、被写体の所定の動作のうちの特定の動作以外の動作を行う際に、当該被写体の一部(例えば、クラブヘッド)が通過する範囲が含まれるようにインパクト検出領域A及びトップ検出領域Bを設定するので、例えば、ゴルフのスイングの場合、ワッグル、テイクバックなどのゴルフスイングにおける準備動作やフォロースイング後の動作等、インパクト以外の動作(モーション)も検出することによって、これらの動作の中から相対的にインパクトの動作タイミングを特定することができるようになる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、インパクト検出領域A及びトップ検出領域Bの各々において複数のフレーム画像間の変化量が所定(閾値)以上となる期間がある場合は、当該期間の順番に基づいて、被写体が特定の動作を行ったタイミングを特定することとなる。具体的には、例えば、ゴルフのスイングの場合、トップ検出領域Bにおいて複数のフレーム画像間の変化量が所定(閾値)以上である第2の期間(複数の第2の期間が抽出された場合は、最初の第2の期間)の直後の第1の期間(インパクト検出領域Aにおいて複数のフレーム画像間の変化量が所定(閾値)以上である期間)のピークポイントをインパクトのタイミングとして特定することとなる。
従って、領域設定部5cによって、インパクト検出領域Aの他にもトップ検出領域Bを設定することによって、トップ検出領域Bによって検出された所定の動作(例えば、トップスイングの動作)との前後関係からもインパクトの動作タイミングを特定することができるようになるので、当該特定処理の精度を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態にあっては、インパクト検出領域Aにおいて複数のフレーム画像間の変化量が所定(閾値)以上となる期間の長さが所定時間以内である場合に、当該期間における所定タイミングを、被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定するようにしたが、一例であってこれに限られるものではない。例えば、被写体が特定の動作を行う際の所要時間を予測可能な場合には、上記期間の長さが所定の範囲内、つまり予測される所要時間内である場合に、当該期間における所定タイミングを、被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定するようにしても良い。
また、上記実施形態にあっては、動画像を構成する各フレーム画像について、隣合うフレーム画像とのインパクト検出領域A及びトップ検出領域Bの各々における画素値の差分をとり、これらの隣合うフレーム画像間の画素値の差分を時間軸に沿って順次、積算した値を、複数のフレーム画像間の変化量として算出するようにしたが、一例であってこれに限られるものではない。例えば、動画像を構成する各フレーム画像について、隣合うフレーム画像とのインパクト検出領域A及びトップ検出領域Bの各々における画素値の差分の絶対値を、複数のフレーム画像間の変化量として算出するようにしても良い。
また、上記実施形態にあっては、モーション検出モードにおいて、撮像処理(図2参照)を行い、動作タイミング特定モードにおいて、動作タイミング特定処理(図4参照)を行うようにしたが、一例であってこれに限られるものではない。例えば、図2に示す撮像処理と、図4に示す動作タイミング特定処理と、を一連の流れで行うようにしても良い。かかる場合、モーション検出処理(図3参照)のステップS11〜ステップS14までは、上記実施形態と同様の処理を行い、ステップS15において、算出部5dは、算出された複数のフレーム画像間の変化量を示す画像変化量情報を、当該複数のフレーム画像からなる動画像の画像データと対応付けてメモリ2に転送し、モーション検出処理を終了するようにする。そして、動作タイミング特定処理(図4参照)において、先ず、画像変化量情報取得部5eは、メモリ2から上記画像変化量情報を読み出し、当該画像変化量情報を取得した後、上記実施形態と同様、ステップS23〜ステップS31の処理を行うようにする。
また、上記実施形態にあっては、インパクト検出領域A及びトップ検出領域Bの2種類の領域を設定するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、ユーザによる操作入力部8の所定操作に基づき、トップ検出領域Bの設定を省略することができるようにしても良い。
また、上記実施形態にあっては、特定部5fは、例えば、インパクト検出領域Aにおける複数の画像間の変化量が所定の条件(例えば、閾値以上であること)を満たす期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち変化時間が所定の条件(例えば、最も短い期間であること)を満たす期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定するようにしても良い。具体的には、例えば、ゴルフのスイングを一例とした場合、図5(f)の実線のグラフに示すように、特定部5fは、インパクト検出領域Aにおける複数の画像間の変化量が閾値以上であることを満たす期間(a1,a2,a3)が複数ある場合は、当該複数の期間のうち変化時間が最も短い期間であることを満たす期間(a3)の所定タイミング(例えば、ピークポイントP3)を、被写体が特定の動作を行ったタイミング(インパクトのタイミング)として特定する。
また、上記実施形態にあっては、取得手段、領域設定手段、特定手段としての機能を、中央制御部1の制御下にて、画像取得部5a、領域設定部5c、特定部5fが駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部1のCPUによって予定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、取得処理ルーチン、領域設定処理ルーチン、特定処理ルーチンを含むプログラムを記録しておく。そして、取得処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段として機能させるようにしても良い。また、領域設定処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、取得処理ルーチンにより取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する領域設定手段として機能させるようにしても良い。また、特定処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、領域設定処理ルーチンにより設定された領域における前記複数の画像間の変化量と変化時間に応じて、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングを特定する特定手段として機能させるようにしても良い。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する領域設定手段と、
前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量と変化時間に応じて、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングを特定する特定手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。
<請求項2>
前記領域設定手段は、前記被写体の所定の動作が行われる際に、当該被写体の一部が通過する位置を前記所定位置として、当該位置に前記領域を設定し、
前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量と変化時間が所定の条件を満たす期間における所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項3>
前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間の長さが所定の範囲内である場合に、当該期間における所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
<請求項4>
前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間の長さが所定時間以内である場合に、当該期間における所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する一方で、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間の長さが所定時間より長い場合には、当該期間における所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定しないことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
<請求項5>
前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間のうち、当該期間の長さが所定時間以内である期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち予め決められた順番に相当する期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
<請求項6>
前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量と変化時間が所定の条件を満たす期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち予め決められた順番に相当する期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
<請求項7>
前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定の条件を満たす期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち変化時間が所定の条件を満たす期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
<請求項8>
前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定の条件を満たす期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち変化時間が最も短い期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
<請求項9>
前記領域設定手段は、前記被写体の所定の動作のうちの特定の動作以外の動作を行う際に、当該被写体の一部が通過する範囲が含まれるように前記領域を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項10>
前記領域設定手段は、前記領域を複数設定し、
前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された複数の領域の各々において前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間がある場合は、当該期間の順番に基づいて、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングを特定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項11>
前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量は、当該画像間の画素値の差分の絶対値であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項12>
前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量は、当該画像間の画素値の差分を時間軸に沿って積算した値であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項13>
前記被写体の所定の動作は、ゴルフスイングであり、
前記被写体が特定の動作を行ったタイミングは、インパクトのタイミングであることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
<請求項14>
前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間のうち、当該期間の長さが所定時間以内である期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち最後に相当する期間の所定タイミングを、前記インパクトのタイミングとして特定するとともに、その直前の期間の所定タイミングを、テイクバックの開始タイミングとして特定することを特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
<請求項15>
画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する処理と、
取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する処理と、
設定された領域における前記複数の画像間の変化量と変化時間に応じて、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングを特定する処理と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。
<請求項16>
画像処理装置のコンピュータを、
被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する領域設定手段、
前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量と変化時間に応じて、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングを特定する特定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
100 撮像装置
1 中央制御部
3 撮像部
5 画像処理部
5a 画像取得部
5b 復号部
5c 領域設定部
5d 算出部
5e 画像変化量情報取得部
5f 特定部
A インパクト検出領域
B トップ検出領域

Claims (19)

  1. 被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する領域設定手段と、
    前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間の長さが所定の範囲内であり、前記複数の画像間の変化時間が所定の条件を満たす期間における所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する特定手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間の長さが所定時間以内である場合に、当該期間における所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する一方で、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間の長さが所定時間より長い場合には、当該期間における所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定しないことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間のうち、当該期間の長さが所定時間以内である期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち予め決められた順番に相当する期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量と変化時間が所定の条件を満たす期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち予め決められた順番に相当する期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定の条件を満たす期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち変化時間が所定の条件を満たす期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  6. 前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定の条件を満たす期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち変化時間が最も短い期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  7. 前記領域設定手段は、前記被写体の所定の動作が行われる際に、当該被写体の一部が通過する位置を前記所定位置として、当該位置に前記領域を設定することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記領域設定手段は、前記被写体の所定の動作のうちの特定の動作以外の動作を行う際に、当該被写体の一部が通過する範囲が含まれるように前記領域を設定することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  9. 前記領域設定手段は、前記領域を複数設定し、
    前記特定手段は、前記領域設定手段により設定された複数の領域の各々において前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間がある場合は、当該期間の順番に基づいて、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングを特定することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  10. 前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量は、当該画像間の画素値の差分の絶対値であることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  11. 前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量は、当該画像間の画素値の差分を時間軸に沿って積算した値であることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  12. 被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する領域設定手段と、
    前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量と変化時間が所定の条件を満たす期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち予め決められた順番に相当する期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する特定手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  13. 被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する領域設定手段と、
    前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定の条件を満たす期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち変化時間が所定の条件を満たす期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する特定手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  14. 画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
    被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する処理と、
    取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する処理と、
    設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間の長さが所定の範囲内であり、前記複数の画像間の変化時間が所定の条件を満たす期間における所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する処理と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  15. 画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
    被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する処理と、
    取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する処理と、
    設定された領域における前記複数の画像間の変化量と変化時間が所定の条件を満たす期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち予め決められた順番に相当する期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する処理と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  16. 画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
    被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する処理と、
    取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する処理と、
    設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定の条件を満たす期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち変化時間が所定の条件を満たす期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する処理と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  17. 画像処理装置のコンピュータを、
    被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する領域設定手段、
    前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定以上となる期間の長さが所定の範囲内であり、前記複数の画像間の変化時間が所定の条件を満たす期間における所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する特定手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  18. 被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する領域設定手段、
    前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量と変化時間が所定の条件を満たす期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち予め決められた順番に相当する期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する特定手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  19. 被写体の所定の動作が連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された複数の画像の各々における所定位置に領域を設定する領域設定手段、
    前記領域設定手段により設定された領域における前記複数の画像間の変化量が所定の条件を満たす期間が複数ある場合は、当該複数の期間のうち変化時間が所定の条件を満たす期間の所定タイミングを、前記被写体が特定の動作を行ったタイミングとして特定する特定手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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