JP6682738B2 - フィルタユニット、アダプタおよび光学機器 - Google Patents

フィルタユニット、アダプタおよび光学機器 Download PDF

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Description

本発明は、光学素子ユニットおよび光学機器に関する。
従来から、交換レンズなどのカメラアクセサリに開口部を設けて、光路上に撮像素子への光量を変化させるフィルタユニットをこの開口部を介して挿抜可能とするレンズ鏡筒(レンズ装置)が知られている。フィルタユニットには、操作ダイヤルが設けられていて、その操作ダイヤルを回転させることで内部に設けられた光学素子を、外部から回転させることができる。
特許第5573164号公報 特開2018−31956号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、防塵防滴構造を実現するために構成する部品点数が多い。部品点数が増えることにより、カメラアクセサリの重量増加や大型化する恐れがある。また、上述の特許文献2に開示された従来技術では、特許文献1と比較して、部品点数を削減できている一方で、フィルタユニットの光軸方向に複数の部品が重なって構成されており、厚みが厚くなり、光学機器全体の大型化を招く恐れがある。
また、上記特許文献1、2にはフィルタユニットが逆向きの場合にはカメラアクセサリに装着できないようにするための構成は開示されていない。ここでいうフィルタユニットが逆向きの場合とは、例えば、第1の面が被写体側を向いた場合にしかカメラアクセサリに装着できないようになっており、第1の面が被写体側ではなく像面側を向いている場合をいう。フィルタユニットを逆向きにカメラアクセサリに装着できてしまうと、例えば、操作ダイヤルに印字された透過率の情報などが視認できなくなってしまうために好ましくない。また、フィルタの効果が逆になってしまう場合もある。
本発明は、光学機器に対して所定の向きとは逆の向きの誤装着を防止できるフィルタユニットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るフィルタユニットは、
レンズ装置と撮像装置とを接続するためのアダプタに設けられた開口部に挿抜可能なフィルタユニットであって、
第1のフィルタと、該第1のフィルタを保持する保持部材と、ロックコマ爪を含むロックコマとを有し、
前記開口部は、第1の内径を有する第1の部分と、前記第1の内径よりも小さい第2の内径を有する第2の部分とを備え、
前記保持部材は、前記第2の内径よりも大きい第1の外径を有する第3の部分と、前記第1の外径よりも小さい第2の外径を有する第4の部分とを備え、
該第4の部分は、前記第1のフィルタの第1の面の法線方向に対して傾斜した傾斜面を含み、
前記第1の面が前記レンズ装置の光軸方向における第1の側を向いた状態で前記フィルタユニットが前記開口部に挿入された場合、前記第3の部分は前記第1の部分と対向し、前記第4の部分は前記第2の部分と対向し、前記ロックコマ爪は前記開口部の前記光軸方向における前記第1の部分の側に設けられたロックコマ端と係合し、前記フィルタユニットは前記アダプタに装着され、
前記第1の面が第1の側とは反対の第2の側を向いた状態で前記フィルタユニットが前記開口部に挿入された場合、前記第3の部分は前記第2の部分と接触し、前記フィルタユニットは前記アダプタに装着されないことを特徴とする。
本発明によれば、光学機器に対して所定の向きとは逆の向きの誤装着を防止できるフィルタユニットを得ることができる。
実施例1に係る光学機器としてのレンズ鏡筒の一部を示す斜視図である。 実施例1に係る光学機器の一部を被写体側から見た図である。 実施例1に係る光学機器の一部の断面図である。 フィルタユニットの斜視図である。 実施例1に係るフィルタユニットを被写体側から見た図である。 実施例1に係るフィルタユニットの断面図である。 フィルタユニットを挿入した状態のレンズ鏡筒の一部を被写体側から見た図である。 フィルタユニットを挿入した状態のレンズ鏡筒の一部の断面図である。 操作ダイヤルの操作表示部の一例を示す図である。 実施例2に係るフィルタユニットを被写体側から見た図である。 実施例2に係るフィルタユニットの断面図である。 カメラシステムの例を示す図である。 アダプタの例を示す図である。 アダプタとフィルタユニットを示す図である。
(実施例1)
以下、図1から図9を参照して、本発明の実施例1に係る光学機器としてのレンズ装置(レンズ鏡筒10)について説明する。なお、各図において、同一の部材及び要素については、同一の参照符号を付すことで、互いに重複する説明を省略する。
図1に基づいて、実施例1の光学機器としてのレンズ装置(レンズ鏡筒10)について説明する。図1は、実施例1に係る光学機器としてのレンズ装置の一部を示す斜視図である。本図は、レンズ鏡筒10の被写体側から見た一部を示している。本実施例では、光学機器の一例として撮像素子を備えるカメラ本体に着脱可能に取り付けられるレンズ鏡筒(レンズ装置)について説明する。なお、本実施例において、像面とは、レンズ鏡筒10が取り付けられるカメラ本体が備える撮像素子の像面である。本実施例に係るレンズ鏡筒10には、フィルタユニット100(光学素子ユニット)を光路上に挿抜可能な後述の開口部が設けられている。
図2および図3に基づいて、本実施例に係るレンズ鏡筒10の構成について説明する。図2は、実施例1に係るレンズ鏡筒10の一部を被写体側から見た図である。図3は、実施例1に係るレンズ鏡筒10の一部の断面図である。図3(A)は、図2の2A−2A断面図である。図3(B)は、図2の2B−2B断面図である。レンズ鏡筒10は、第1の鏡筒11、第2の鏡筒12、マウント13、外装環14、およびシール部材15を含む。なお、図3は、フィルタユニット100がレンズ鏡筒10から取り外されている状態を示している。
第1の鏡筒11と第2の鏡筒12とマウント13は、ビスなどで固定されて、一体となっている。一体となったユニットの外周には、外装環14が被せられており、外装環14と一体となったユニットとはビスなどで固定されている。第1の鏡筒11と第2の鏡筒12の間の側面には、開口部12aが設けられている。開口部12aが設けられた光軸方向の同一領域、即ち、開口部12aの内部の第2の鏡筒12の面には、第1の内径を有する第1の内面部12b(第1の部分)と第2の内径を有する第2の内面部12c(第2の部分)が形成されている。なお、明細書において、レンズ鏡筒10の光軸が延びる方向を光軸方向とする。
ただし、開口部12aの入り口部分の短辺のエッジは図1に部分的に示すように直線状になっている。従って、フィルタユニット100の第1面が像面方向(第2の方向)を向いていても開口部12aから挿入可能である。従って、フィルタユニット100を逆方向に挿入する際に開口部の短辺のエッジが傷つくことを抑制することができる。
なお、内径とは光軸から内周までの距離を意味する。本実施例において、第1の内面部12bや第2の内面部12cの全ての部分が同じ内径を有していなくても良い。光軸を含む少なくとも一つの断面(第1の断面)において、第1の内面部12bが第1の内径を有し、第2の内面部12cが第2の内径を有していればよい。
なおフィルタユニット100の光軸はフィルタユニット100に設けられたフィルタ等の光学素子の光軸に相当し、フィルタユニット100の光軸はフィルタユニット100をレンズ鏡筒10に正しい向きに完全に挿入したときにレンズ鏡筒10の光軸と一致する。
第2の内面部12cは、第1の内面部12bよりも内径が小さく、第1の内面部12bよりも像面側、すなわち、マウント13側に形成されている。外装環14には、開口部12aに対応した開口形状の開口部14aが設けられている。開口部14aの側面にはロックコマ端14bが形成されている。外装環14に設けられた開口部14aの外周には、シール部材15が備えられている。シール部材15の固定方法は、接着剤や両面テープなど公知の手法で構わない。シール部材15は、例えば、シリコンゴム等の止水性のある材質であれば構わない。
図4、図5および図6に基づいて、本実施例に係るフィルタユニット100の構成について説明する。図4は、フィルタユニット100の斜視図である。フィルタユニット100は、フィルタホルダ101、フィルタ枠102、第1のフィルタ103(第1の光学素子)、板バネ104、第2のフィルタ105(第2の光学素子)、化粧板106、解除ボタン107、解除バネ108、止め輪109、を備える。
ここで、フィルタホルダ101及びフィルタ枠102は、第1のフィルタ103を保持する保持部材として機能する。
さらに、フィルタユニット100は、ロックコマ110、ロックバネ111、操作ダイヤル112(操作部材)、操作ダイヤル軸113、操作ダイヤル端軸114a、および、操作ダイヤル端軸114bを備える。さらに、フィルタユニット100は、スペーサ115、連結ギア116(連結部材)、連結ギア止めビス117を備える。
図5は、実施例1に係るフィルタユニット100を被写体側から見た図である。図6は、実施例1に係るフィルタユニット100の断面図である。図6(A)は、図5の5A−5A断面図である。図6(B)は、図5の5B−5B断面図である。まず初めに、フィルタユニット100の外形形状について述べる。フィルタホルダ101には、第1の外径を有する第1の外形部101b(第3の部分)と第1の外径よりも小さい第2の外径を有する第2の外形部101c(第4の部分)が形成されている。同様に、化粧板106も第2の外形部として、第1の外形部よりも外形が小さい形状を有している。図3の第2の内面部12cの第2の内径は、第1の外形部101bの第1の外径よりも小さい。また、フィルタホルダ101には、フランジ101eが形成されている。
なお、前記第1の外径は前記第1の内径よりも小さく、前記第2の外径は前記第2の内径よりも小さい。なお、外径とは光軸から外周までの距離を意味する。少なくとも前記第1の断面において、第1の外形部101bが第1の外径を有し、第2の外形部101cが第2の外径を有していればよい。また、フィルタホルダ101はフィルタ枠102と一体成型されていても良い。なお、本実施例において、第1の外形部101bの全ての外周部分が同じ外径を有していなくても良いし、前記第2の外形部101cの全ての外周部分が同じ外径を有していなくても良い。
ここで、図7および図8に基づいて、本実施例に係るレンズ鏡筒10へフィルタユニット100を挿抜する場合について説明する。
図7は、フィルタユニット100を挿入した状態のレンズ鏡筒10の一部を被写体側から見た図である。図8は、フィルタユニット100を挿入した状態のレンズ鏡筒10の一部の断面図である。図8(A)は、図7の8A−8A断面図である。図8(B)は、図7の8B−8B断面図である。
まず初めに、フィルタユニット100の挿入について述べる。図8のように第1の外形部101bと第1の内面部12b、第2の外形部101cと第2の内面部12cは対応したフィットする形状になっており、ガイドとして作用している。
フィルタユニット100をレンズ鏡筒10の開口部12aに対して正しい方向(第1の方向)で挿入する場合、前記第1のフィルタ103(第1の光学素子)の外側の面(第1の面)は被写体方向を向いている。
この場合には、前記第1の外形部101b(第3の部分)が前記内面部12c(第2の部分)と接触せず、前記第1の外形部101b(第3の部分)は内面部12b(第1の部分)に対向するので、スムースに挿入することができる。
すなわち、この場合はフィルタユニット100を光学機器(レンズ装置)に装着することができる。
一方、フィルタユニット100を表裏逆に挿入した場合、前記第1のフィルタ103(第1の光学素子)の外側の面(第1の面)は第1の方向とは反対の像面の方向(第2の方向)に向いている。この場合には第2の内面部12cの内径は、第1の外形部101bの外径より小さくなっているので、前記第1の外形部101b(第3の部分)が前記内面部12c(第2の部分)と接触する。
すなわち、この場合はフィルタユニット100を光学機器(レンズ装置)に装着することができない。
これにより、撮影者が誤った方向(前記第1の方向とは反対側の第2の方向を向いた状態)(裏表逆にした状態)でフィルタユニット100をレンズ鏡筒10へ装着することを防げる。ここで第2の方向は像面方向を意味する。なお、本実施例において、一例として、第2の外形部101cは、第1の外径よりも小さい第2の外径を有するテーパー面(傾斜面)となっているが、この構成に限られるものではない。第2の外形部101cは、第1の外径よりも小さい第2の外径を有していればよく、例えば、段差を有する形状であっても良いし、テーパー面は湾曲していても良い。また、第2の内面部12cは、第2の外形部101cに対応したフィットした形状であれば良い。
また、前述したように、前記開口部12aの入り口部分の短辺のエッジは図1に部分的に示すように直線状になっている。そしてフィルタユニット100をレンズ鏡筒10へ挿入する際に、前記第1の面の法線と直交する方向において、前記第4の部分と前記開口部の短辺のエッジとの間の距離は、前記第3の部分と前記開口部の短辺のエッジとの間の距離よりも大きくなる。従って裏表逆に挿入しようとしたときに開口部が傷つくことを抑制することができる。
また、レンズ鏡筒10は、マウント13が不図示のカメラ本体に装着されて使用されるものであるから、像面側の角隅部に応力が集中する傾向がある。本実施例のレンズ鏡筒10は、内径の小さい第2の内面部12cが、第1の内面部12bよりも像面側、すなわち、マウント13側に形成されているため、応力集中を緩和して強度を向上することが可能となる。第2の内面部12cは前述のフィルタユニット100の逆差し防止構造に加えて、レンズ鏡筒10の強度アップも兼ねている。
図4に戻り、解除ボタン107の構成について説明する。解除ボタン107は、フィルタホルダ101に形成された穴部101iに対して進退可能に取り付けられている。穴部101iからの抜け止めとして止め輪109が設けられており、ロックコマ110の軸部に取りついている。解除ボタン107は、解除バネ108によってロック状態の位置に常に付勢されている。フィルタホルダ101の略中央部には、ロックコマ収納部101d(図6)が形成されている。ロックコマ収納部101dにはロックコマ110が光軸方向に進退可能に取り付けられている。ロックコマ110には斜面部110bが形成されていて、解除ボタン107に形成された斜面部と接触することによって抜け落ちないようになっている。ロックコマ110は、ロックバネ111によってフィルタホルダ101から離れる方向に付勢されている。ロックコマ110には、ロックコマ爪110aが光軸方向に突出して形成されている。
図1に示すように、フィルタユニット100の挿入中、ロックコマ110のロックコマ爪110aは、図6(A)のようにテーパー面を有し、外装環14の開口部14aの側面に押され、ロックコマ収納部101dの内部に押し込まれる。ロックコマ爪110aの側面と図3(B)のロックコマ端14bが係合することで、図8(B)のようにフィルタユニット100は、レンズ鏡筒10に装着されてロックされる。装着されロックされた状態において、図3(B)のシール部材15と図6(A)のフランジ101eは密着した状態になるため、外部からの水の侵入を抑制することができる。
フィルタユニット100を、レンズ鏡筒10から抜去する際は、解除ボタン107をフィルタホルダ101側(図5の上方向)に押し込む。解除ボタン107を押し込むと、解除ボタン107の先端に形成された斜面部がロックコマ110に形成された斜面部を押して、ロックコマ110はフィルタホルダ101側に移動する。すると、ロックコマ爪110aとロックコマ端14bの係合が解除されて、フィルタユニット100をレンズ鏡筒10から抜去することができる。
次に、図6(A)に基づいて、第1のフィルタ103と第2のフィルタ105について述べる。本実施例において、第1のフィルタ103と第2のフィルタ105は、一例として特定の偏光を透過させる偏光機能を有するガラス(光学フィルタ)であるものとするが、レンズなどの光学素子であっても良い。従って、第2のフィルタ105に対して第1のフィルタ103が相対的に回転することで、第1のフィルタ103と第2のフィルタ105を通過する光量が変化する。
第1のフィルタ103は、その外側に設けられたフィルタ枠102に接着など公知の手段で接着され一体となっており、フィルタ枠102によって保持されている。フィルタ枠102の外周にはバヨネット爪102b、フィルタホルダ101の内周にはバヨネット爪101aが形成されており、フィルタ枠102は、フィルタホルダ101に対して回転可能に保持されている。フィルタ枠102とフィルタホルダ101の間には、板バネ104が配置されており、フィルタ枠102はフィルタホルダ101から離れる方向に片寄せされている。これにより、後述するフィルタ枠ギア102aのフィルタホルダ101に対する倒れを抑制することができるとともに、スムースな操作感を提供できる。また、第1のフィルタ103に外部から圧力がかかって、板バネ104が圧縮された際に、第1のフィルタ103とフィルタホルダ101は、直接当接する構成となっており、第1のフィルタ103とフィルタ枠102の接着の信頼性を向上することができる。
第2のフィルタ105は、フィルタホルダ101に接着など公知の手段で接着され一体となっている。フィルタホルダ101上には、化粧板106が配置されており、前述の接着剤の接着跡を目隠ししている。フィルタホルダ101と化粧板106は、両面テープや接着など公知の手法で一体となっていればよい。
次に、図6(B)に基づいて、操作ダイヤル112のギア部112aの構成について述べる。フィルタホルダ101には、操作ダイヤル112を収納可能で外部と内部を隔離できる凹部101fが設けられている。凹部101fの被写体側および像面側の側面には、軸穴部101gが形成されており、操作ダイヤル軸113が貫通している。操作ダイヤル112は、操作ダイヤル軸113に回転可能に支持されている。操作ダイヤル112の外周には、第4の伝達部としてのギア部112aと、ギア部112aの歯先円(外接円)よりも径の大きいフランジ112bがギア部112aよりも像面側に形成されている。
即ち、前記第1の面が前記第1の方向を向いた状態において、前記ギア部112a(第4の伝達部)は、前記フランジ部よりも前記第1の方向の側に配置されており、かつ前記ギア部112a(第4の伝達部)の外接円よりも前記前記フランジ部の径が大きい。
ギア部112aのモジュール値は0.3以上が望ましく、0.3が最適である。
操作ダイヤル112のギア部112aは、操作ダイヤルの指かかりであるローレット形状を兼ねている。ギア部112aが指かかりであるローレット形状を兼ねることにより、別途指かかりのためのローレット形状を形成する必要がなく、小型化することができる。また、操作ダイヤル112には、ギア部112aよりも径が大きいフランジ112bが形成されている。このため、万一フィルタユニット100が地面などに落下して、操作ダイヤル112から落ちても、フランジ112bが先あたりしてギア部112aを保護することができる。
フィルタ枠102の外周には、第1の伝達部としてのフィルタ枠ギア102aが形成されている。フィルタ枠ギア102aは、外部からの駆動力を第1のフィルタ103に伝達し、第1のフィルタ103を回転させる。
フィルタ枠ギア102aは、光軸直交方向から見たときには前記第1の外形部101b(第3の部分)と光軸方向に重なり、かつ前記第2の外形部101c(第4の部分)と光軸方向に重ならない位置に配置される。
なお、前記フィルタユニット100の光軸方向は、本実施例では第1のフィルタ103(第1の光学素子)の被写体側の面(第1の面)の中心の法線方向に相当する。
なお、前記第1の面が第1の方向を向いた状態において、前記第1の伝達部は、前記第1の光学素子よりも前記第1の方向の側に配置される。
また前記第2の光学素子は前記第1の面の法線方向に垂直な方向から見たとき、前記第3の部分と重ならず、かつ前記第4の部分と重なる。また、前記第1の面が第1の方向を向いた状態において、前記第1の光学素子は、前記第2の光学素子よりも前記第1の方向の側に配置される。
フィルタ枠102は、外周にフィルタ枠ギア102aを形成しているために、外径が大きくなるがこのような構成とすることで、フィルタユニット100やフィルタホルダ101を小型化することができる。フィルタ枠ギア102aのモジュール値は、0.2以上が望ましく0.2が最適である。また、ギア部112aのモジュール値よりも小さいことが望ましい。
ギア部112aのモジュール値をフィルタ枠ギア102aのモジュール値よりも大きくすることで、ギア部112aの一歯あたりの大きさが大きくなるので、撮影者が操作ダイヤル112を操作する際に快適な操作を提供することができる。また、フィルタ枠ギア102aのモジュール値は、ギア部112aのモジュール値よりも小さいので、フィルタ枠ギア102aの一歯あたりの大きさを小さくして、フィルタ枠102を小型化することができる。
連結ギア116は、スペーサ115を介して連結ギア止めビス117によって光軸直交方向に隙間をもって取り付けられている。スペーサ115は、連結ギア116の内径部に配置され、連結ギア116の位置を光軸方向に規制する。連結ギア116は、後述のギア部116aとギア部116bの光軸方向における間に嵌合部116cを有する。嵌合部116cは外周がフィルタホルダ101に形成された嵌合穴部101hと嵌合している。嵌合穴部101hは、凹部101fの被写体側の側面に形成されている。嵌合部116cと嵌合穴部101hとが嵌合していることにより、凹部101fへ水が浸入した場合でも、フィルタユニット100およびレンズ鏡筒10の内部へ水が浸入することを抑制することが可能となる。前記第1の面が前記第1の方向を向いた状態において、前記嵌合穴部101hは前記凹部101fよりも前記第1の方向の側に配置されている。
また、スペーサ115は、隙間をもって取り付けられているが、水の侵入経路として複雑な構成になっているので、毛細管現象による水の浸入をさらに抑制することが可能となる。さらに、連結ギア116に公知の撥水剤を塗布すれば、さらに防滴効果を高めることができる。
連結ギア116の外周には、第2の伝達部としてのギア部116aと第3の伝達部としてのギア部116bが形成されている。すなわち、ギア部116aとギア部116bは、連動しており、同軸で回転可能である。
ギア部116aは、フィルタ枠ギア102a(第1の伝達部)と噛み合っており、ギア部116bはギア部112a(第4の伝達部)と噛み合っている。よって、操作ダイヤル112を回転することにより、この回転力がギア部112aからギア部116bへと伝達され、連結ギア116が回転する。これにより、連結ギア116の回転力がギア部116bからギア部112aへと伝達され、フィルタ枠102が回転する。上述の通り、ギア部116aとギア部116bの光軸方向における間には嵌合部116cが配置されているため、ギア部116aとギア部116bの歯を通じて水が浸入することを抑制することが可能となる。なお、ギア部116aは、フィルタ枠ギア102aと噛み合い、ギア部116bはギア部112aと噛み合う。このため、フィルタ枠ギア102aのモジュール値が、ギア部112aのモジュール値よりも小さいとき、ギア部116a(第2の伝達部)のモジュール値もギア部116b(第3の伝達部)のモジュール値より小さくなる。
フィルタ枠102は、外周にフィルタ枠ギア102aを形成しているために、外径が大きくなる。外径が大きくなるフィルタ枠ギア102aを、光軸直交方向から見て第の外形部101と光軸方向に重なり、光軸直交方向から見て第2の外形部101cと光軸方向に重ならない位置に配置することで、フィルタホルダ101を小型化することができる。
なお、フィルタ枠102は、フィルタホルダ101に対してバヨネット方式で回転可能に支持されている。特定の位相においてフィルタ枠102がフィルタホルダ101から外れないようにするために、操作ダイヤル112には回転規制溝112cが形成されていて、操作ダイヤル端軸114aまたは操作ダイヤル端軸114bが溝に入り込むことで回転を規制している。回転の規制は、ギア部112aの回転角が75°以上の角度において規制されるように設定されていることが望ましく、本実施例においては、90°に設定されている。90°に設定することで、光量の変化の範囲を最大化することができる。上述のように、操作ダイヤル112の回転は、操作ダイヤル112に形成された回転規制溝112cによって回転規制されており、操作ダイヤル112に直接端を配置することで、端における静圧力を高めている。
操作ダイヤル112のフランジ112bの像面側の側面には、操作表示部112dが形成されている。図9は、操作ダイヤル112の操作表示部112dの一例を示す図であり、像面側から見た図である。操作表示部112dには、光量の変化割合や、前述の回転規制端を表示することができる。本図においては、一例として光量の変化を示す情報として、「MAX」という文字が印字されている。「MAX」という文字が見えている状態では、第1のフィルタ103と第2のフィルタ105を通過する光量が最も低い状態となっている。正しい方向にフィルタユニット100を挿入した時に、操作表示部112dは、必ず像面側を向いているため、撮影者が操作表示部112dを容易に確認することができる。すなわち、操作表示部112dの表示機能を適切に提供することができる。
(実施例2)
以下、図10および図11を参照して、本発明の実施例2に係る光学機器について説明する。なお、本実施例では実施例1とは異なるフィルタユニット200についてのみ説明を行い、その他同一の部分については同一の符号を付して、説明を省略する。
図10および11に基づいて、本実施例に係るフィルタユニット200の構成について説明する。図10は、実施例2に係るフィルタユニット200を被写体側から見た図である。図11は、実施例2に係るフィルタユニット200の断面図である。図11(A)は、図10の10A−10A断面図である。図11(B)は、図10の10B−10B断面図である。フィルタユニット200は、フィルタホルダ201、フィルタ枠202、第1の光学素子203、押え環204、第1の外形部201b、および第2の外形部201cを備える。
第1の光学素子203は、偏光性を有するガラスであって、回転することで、光線の偏光方向を変更することができる。第1の光学素子203は、フィルタ枠202に収納されていて、押え環204によって保持されている。フィルタ枠202と押え環204の間には、空隙部があって、フィルタホルダ201を挟み込んでいることで、回転可能に保持されている。フィルタホルダ201には、第1の外径を有する第1の外形部201bと第1の外径よりも小さい第2の外径を有する第2の外形部201cが形成されている。同様に、押え環204も第2の外形部として、第1の外径よりも小さい第2の外径を有する形状となっている。図3の第2の内面部12cは、第1の外形部201bより外形形状が小さい形状になっている。フィルタ枠ギア202aのモジュール値は、0.2以上が望ましく0.2が最適である。また、ギア部112aのモジュール値よりも小さいことが望ましい。
フィルタ枠202は、外周にフィルタ枠ギア202aを形成しているために、外径が大きくなる。外径が大きくなるフィルタ枠ギア202aを、光軸方向から見て第2の外形部201cと光軸方向に重なり、光軸直交方向から見て第2の外形部201cと光軸方向に重ならない位置に配置することで、フィルタホルダ201の小型化を実現している。また、実施例1と同様にレンズ鏡筒10の開口に対して表裏逆に挿抜することができないため、第1の光学素子203を正しい向きで挿入することができる。すなわち常に適切な偏光効果を提供することができる。
フィルタ枠ギア202aのモジュール値は、ギア部112aのモジュール値よりも小さいので、フィルタ枠ギア202aの一歯あたりの大きさを小さくして、フィルタ枠202を小型化することができる。
(カメラシステム)
図12は、カメラシステムの例を示す図である。カメラシステムは、上述のレンズ鏡筒10と、当該レンズ鏡筒10が装着されるカメラ本体50と、を備える。カメラ本体50は、レンズ鏡筒10からの光を受光する撮像素子70を有する光学機器(撮像装置)として機能する。撮像素子70は、CCD、CMOSイメージセンサなどである。上述の実施例のフィルタユニットは、このようなカメラシステムに適用することも可能である。なおカメラ本体50やレンズ鏡筒10に結像光学系が内蔵されていても良い。
(アダプタ)
図13は、アダプタの例を示す図である。上述の実施例のフィルタユニットは、結像光学系を保持するレンズ鏡筒20と、レンズ鏡筒20からの光を受光する撮像素子70を保持するカメラ本体50と、を接続するアダプタ30に挿抜可能であっても良い。ここで、レンズ鏡筒20とアダプタ30とカメラ本体50(撮像装置)によって撮像システムが構成されており、前記フィルタユニットは前記撮像システムに挿抜可能である。
図14は、アダプタ30とフィルタユニット300を示す図である。アダプタ30は、レンズ鏡筒20とカメラ本体50の間に装着可能である。レンズ鏡筒20はカメラ本体50に直接装着することはできないマウント構造を有し、アダプタ30を間にいれることによってカメラ本体50に直接装着することができるものである。レンズ鏡筒10はカメラ本体50に直接装着することができるマウント構造を有する。
(変形例)
以上説明した実施例の変形例について説明する。前述の実施例において、第2の外形部101c及び201cは斜面部であり、それに合わせて第2の内面部12cも斜面部になっている。
即ち、前記光学素子ユニットを前記開口部に挿抜する方向から見たとき、前記第2の内面部12c(第2の部分)は前記第1の内面部12b(第1の部分)に対して傾斜した傾斜面を含む。
しかしながら、第2の内面部12cは斜面部でなくてもよく、例えば、第2の内面部12cを第1の内面部12bから続く平面部とし、第2の内面部12cに相当する部分に突起部を設け、この突起部を新たな第2の内面部としてもよい。
即ち、前記光学素子ユニットを前記開口部に挿抜する方向から見たとき、前記第2の部分は前記第1の部分に対して突出した突起部を含むようにしても良い。
また、第1の外形部101b及び201bは1つの外径を有している、言い換えれば、第1の外形部101b及び201bの外周面は凹凸のない状態になっているが、第1の外形部101b及び201bに凹凸を設けてもよい。
第1の面が像面方向(第2の方向)を向いた状態でフィルタユニット100あるいは200を開口部14aに挿入した場合に、第1の外形部101bあるいは201bの少なくとも一部(例えば突起部)が、第2の内面部12cと接触すれば良い。それによってフィルタユニットが開口部の中に完全には装着できないようにすればよい。
上述した実施例では、光学素子が特定の偏光を透過させるフィルタ(偏光フィルタ)であったが、偏光フィルタに限られるものではない。例えば、特定の波長帯域の光を透過させるバンドパスフィルタなど、入射する光の特性を変化させる種々のフィルタを光学素子として採用してもよい。また、必要に応じてレンズを光学素子として採用してもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
10、20 レンズ鏡筒
12a 開口部
12b 第1の内面部(第1の部分)
12c 第2の内面部(第2の部分)
101b、201b 第1の外形部(第3の部分)
101c、201c 第2の外形部(第4の部分)

Claims (33)

  1. レンズ装置と撮像装置とを接続するためのアダプタに設けられた開口部に挿抜可能なフィルタユニットであって、
    第1のフィルタと、該第1のフィルタを保持する保持部材と、ロックコマ爪を含むロックコマとを有し、
    前記開口部は、第1の内径を有する第1の部分と、前記第1の内径よりも小さい第2の内径を有する第2の部分とを備え、
    前記保持部材は、前記第2の内径よりも大きい第1の外径を有する第3の部分と、前記第1の外径よりも小さい第2の外径を有する第4の部分とを備え、
    該第4の部分は、前記第1のフィルタの第1の面の法線方向に対して傾斜した傾斜面を含み、
    前記第1の面が前記レンズ装置の光軸方向における第1の側を向いた状態で前記フィルタユニットが前記開口部に挿入された場合、前記第3の部分は前記第1の部分と対向し、前記第4の部分は前記第2の部分と対向し、前記ロックコマ爪は前記開口部の前記光軸方向における前記第1の部分の側に設けられたロックコマ端と係合し、前記フィルタユニットは前記アダプタに装着され、
    前記第1の面が第1の側とは反対の第2の側を向いた状態で前記フィルタユニットが前記開口部に挿入された場合、前記第3の部分は前記第2の部分と接触し、前記フィルタユニットは前記アダプタに装着されないことを特徴とするフィルタユニット。
  2. 前記ロックコマを前記保持部材から離れる方向に付勢するロックバネを有することを特徴とする請求項1に記載のフィルタユニット。
  3. 前記保持部材には、前記ロックコマが収納されるロックコマ収納部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフィルタユニット。
  4. 前記ロックコマを押すことで前記ロックコマ爪と前記ロックコマ端との係合を解除するための解除ボタンを有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  5. 前記解除ボタンは、前記開口部に対する前記フィルタユニットの挿抜方向と前記法線方向とに垂直な方向へ前記ロックコマを押すことで前記係合を解除することを特徴とする請求項4に記載のフィルタユニット。
  6. 前記ロックコマは、前記解除ボタンの移動方向と前記光軸方向とに対して傾斜した傾斜部を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載のフィルタユニット。
  7. 前記解除ボタンは、前記ロックコマの前記傾斜部を押すことで前記係合を解除することを特徴とする請求項6に記載のフィルタユニット。
  8. 前記保持部材には、前記解除ボタンが収納される穴部が形成されていることを特徴とする請求項4乃至7の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  9. 前記解除ボタンの前記穴部からの抜け止めのための止め輪を有することを特徴とする請求項8に記載のフィルタユニット。
  10. 前記外部からの駆動力を前記第1のフィルタに伝達する操作ダイヤルを有し、該操作ダイヤルは前記ロックコマに対して前記解除ボタンとは反対側に配置されることを特徴とする請求項4乃至9の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  11. 前記保持部材は、外部からの駆動力を前記第1のフィルタに伝達する第1のギア部を備え、
    前記第1のギア部と係合する第2のギア部と、前記第2のギア部と連動する第3のギア部とを有する連結部材と、
    前記第3のギア部と係合する第4のギア部を備え、前記連結部材を介して前記外部からの駆動力を前記第1のフィルタに伝達する操作ダイヤルとを有し、
    前記保持部材には、前記連結部材と嵌合する穴部と前記操作ダイヤルが収納される凹部とが設けられていることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  12. 前記第1のギア部は、前記第1のフィルタに対して前記第1の側に配置されることを特徴とする請求項11に記載のフィルタユニット。
  13. 前記第1の面が第1の側を向いた状態において、前記穴部は前記凹部に対して前記第1の側に配置されることを特徴とする請求項11又は12に記載のフィルタユニット。
  14. 前記法線方向における前記連結部材の位置を規制するスペーサを有することを特徴とする請求項11乃至13の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  15. 前記第1及び第2のギア部のモジュール値は、前記第3及び第4のギア部のモジュール値よりも小さいことを特徴とする請求項11乃至14の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  16. 前記操作ダイヤルは、前記法線方向から見たとき、前記第4のギア部の外接円よりも径が大きいフランジ部を有することを特徴とする請求項11乃至15の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  17. 前記第1の面が前記第1の側を向いた状態において、前記第4のギア部は、前記フランジ部に対して前記第1の側に配置されることを特徴とする請求項16に記載のフィルタユニット。
  18. 前記保持部材は、外部からの駆動力を前記第1のフィルタに伝達する第1のギア部を備え、該第1のギア部は、前記法線方向に垂直な方向から見たとき、前記第3の部分と重なり、かつ前記傾斜面と重ならないことを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  19. 前記保持部材は前記法線方向に垂直な方向における最も外側に配置されるフィルタホルダを含み、該フィルタホルダが前記第3の部分と前記第4の部分とを備えることを特徴とする請求項1乃至18の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  20. 前記フィルタホルダはフランジを備え、前記ロックコマは該フランジよりも前記法線方向に垂直な方向における内側に配置されることを特徴とする請求項19に記載のフィルタユニット。
  21. 前記フィルタユニットが前記アダプタに装着された状態において、前記4の部分は、前記第3の部分に対して前記撮像装置の側に配置されることを特徴とする請求項1乃至20の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  22. 前記第1のフィルタは、前記法線方向に垂直な方向から見たとき、前記第3の部分と重なり、かつ前記傾斜面と重ならないことを特徴とする請求項1乃至21の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  23. 前記法線方向に垂直な方向から見たとき、前記第3の部分と重ならず、かつ前記第4の部分と重なる第2のフィルタを有することを特徴とする請求項1乃至22の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  24. 前記第1の面が第1の側を向いた状態において、前記第1のフィルタは、前記第2のフィルタに対して前記第1の側に配置されることを特徴とする請求項23に記載のフィルタユニット。
  25. 前記第1及び第2のフィルタは、それぞれ特定の偏光を透過させることを特徴とする請求項23又は24に記載のフィルタユニット。
  26. 前記第1及び第2のフィルタが相対的に回転することで、前記フィルタユニットを通過する光の量が変化することを特徴とする請求項23乃至25の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  27. 前記第1の外径は前記第1の内径よりも小さく、前記第2の外径は前記第2の内径よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至26の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  28. 前記法線方向に垂直な方向において、前記第4の部分と前記開口部との間の距離は、前記第3の部分と前記開口部との間の距離よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至27の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  29. 前記第2の部分は、前記法線方向に対して傾斜した傾斜面を含むことを特徴とする請求項1乃至28の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  30. 前記開口部に対する前記フィルタユニットの挿抜方向から見たとき、前記第2の部分は前記第1の部分に対して突出した突起部を含むことを特徴とする請求項1乃至29の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  31. 前記第2の部分は、前記第1の部分よりも前記撮像装置の側に配置されることを特徴とする請求項1乃至30の何れか一項に記載のフィルタユニット。
  32. レンズ装置と撮像装置とを接続するためのアダプタであって、
    第1のフィルタと、該第1のフィルタを保持する保持部材と、ロックコマ爪を含むロックコマとを有するフィルタユニットが挿抜可能な開口部が設けられ、
    該開口部は、第1の内径を有する第1の部分と、前記第1の内径よりも小さい第2の内径を有する第2の部分とを備え、
    前記保持部材は、前記第2の内径よりも大きい第1の外径を有する第3の部分と、前記第1の外径よりも小さい第2の外径を有する第4の部分とを備え、
    前記第2の部分は、前記第1のフィルタの第1の面の法線方向に対して傾斜した傾斜面を含み、
    前記第1の面が前記レンズ装置の光軸方向における第1の側を向いた状態で前記フィルタユニットが前記開口部に挿入された場合、前記第3の部分は前記第1の部分と対向し、前記第4の部分は前記第2の部分と対向し、前記ロックコマ爪は前記開口部の前記光軸方向における前記第1の部分の側に設けられたロックコマ端と係合し、前記フィルタユニットは前記アダプタに装着され、
    前記第1の面が第1の側とは反対の第2の側を向いた状態で前記フィルタユニットが前記開口部に挿入された場合、前記第3の部分は前記第2の部分と接触し、前記フィルタユニットは前記アダプタに装着されないことを特徴とするアダプタ。
  33. 請求項1乃至31の何れか一項に記載のフィルタユニットと、請求項32に記載のアダプタとを有することを特徴とする光学機器。
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