JP6682138B2 - 水栓 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、湯水混合水栓等の水栓に関する。
従来、図11(A)に示すように、水栓本体1にビス51留めされ、このビス51を覆うようにキャップ52が装着されるハンドル53を備えた水栓が知られている。
しかし、上記従来の水栓では、ビス51留めが必要なためハンドル53の組付け作業が煩雑となり、ハンドル53の一部のみを覆うキャップ52が意匠性を低下させる恐れもある。
そこで、図11(B)に示すように、ハンドル53の内部に爪54を設け、この爪54を水栓本体1の外周面に設けられた溝2に係止させることが考えられるが、この場合、溝2に対する爪54の係止が意図せず外れる懸念がある。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、ハンドルの装着状態の安定化を図ることができ、意匠性を高めることも可能な水栓を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る水栓は、水栓本体と、該水栓本体を回動操作するためのハンドルとを具備した水栓であって、前記ハンドルは、前記水栓本体の外周面に設けられた溝に係止する係止爪を有する略筒状のハンドルガイドと、該ハンドルガイドの外側に装着され、前記係止爪の外側への移動を規制する規制部を有する略筒状のハンドルカバーとを備え、前記規制部は、ハンドルカバーの強度を向上させるようハンドルカバーの内周面における長手方向に延びるリブで構成され、さらに、前記リブはハンドルガイドに設けられたスリットに差し込み可能に構成されている(請求項1)。
上記水栓において、前記ハンドルカバーに設けられた貫通孔に、前記ハンドルガイドに設けられた係合片が係合するように構成してあってもよい(請求項2)。
本願発明では、ハンドルの装着状態の安定化を図ることができ、意匠性を高めることも可能な水栓が得られる。
すなわち、本願の各請求項に係る発明の水栓では、規制部によって水栓本体(の溝)からハンドル(の係止爪)が不意に外れることが防止されるので、ハンドルの装着状態の安定化を図ることができる。また、ハンドルの外面全体をハンドルカバーのみで構成することができ、ハンドルの一部のみを覆うキャップを用いる必要が無いので、意匠性を高めることも可能となる。
請求項2に係る発明の水栓ではさらに、ハンドルカバーに設けた貫通孔にハンドルガイドの係合片が係合する構成とすることにより、貫通孔の外側から係合片を押し込んで係合を解除しない限りハンドルが水栓本体から外れることはない上、上記係合を解除することにより水栓本体からハンドルを容易に外すことが可能となる。
(A)及び(B)は、本発明の一実施の形態に係る水栓の組付け過程を概略的に示す斜視図である。 (A)〜(C)は、ハンドルガイドの構成を概略的に示す平面図、側面図及び背面図である。 (A)及び(B)は、図2(C)におけるA−A線切断断面図及びB−B線切断断面図である。 (A)〜(C)は、ハンドルカバーの構成を概略的に示す側面図、背面図及び斜視図である。 (A)及び(B)は、図4(B)におけるA−A線切断断面図及びB−B線切断断面図である。 (A)〜(C)は、前記水栓のハンドルの構成を概略的に示す側面図、正面図及び背面図である。 (A)及び(B)は、図6(B)におけるA−A線切断断面図及びB−B線切断断面図である。 前記ハンドルの構成を概略的に示す斜視図である。 前記ハンドルの構成を概略的に示す部分切断斜視図である。 (A)及び(B)は、前記水栓の要部の構成を概略的に示す説明図である。 (A)及び(B)は、各々従来の水栓の構成を概略的に示す縦断面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
本実施の形態に係る水栓は、図11(B)に示す水栓本体1を有する。この水栓本体1は、同図に示すように、略円柱状をしており、その外周面を周回する溝2が設けられ、また、先端にはアウターセレーション部3が設けられている。
そして、図11(B)に示す従来例では、水栓本体1にハンドル53を装着しているが、本実施形態の水栓は、ハンドル53の代わりに、図1(A)及び(B)に示すハンドル4を装着する。
このハンドル4は、水栓本体1を回動操作するためのものであり、図1(A)及び(B)に示すように、水栓本体1に対してこれを覆うように装着される略筒状のハンドルガイド5と、ハンドルガイド5の外側にこれを覆うように装着される略筒状のハンドルカバー6とを備えている。
ハンドルガイド5は、図3(A)及び(B)に示すように、内筒7、中間筒8及び外筒9の三重構造を有する。
内筒7の後端側には、水栓本体1のアウターセレーション部3に嵌合するインナーセレーション部10が設けられ、先端側は中筒8及び外筒9よりも突出している。そして、図2(C)及び図3(B)に示すように、内筒7の後部は、内筒7の外周面から外側に放射状に延びる複数のブリッジ11を介して中間筒8の前部に繋がっている。
図2(C)、図3(A)及び(B)に示すように、中間筒8の後端側には、水栓本体1の外周面に設けられた溝2に係止する係止爪12が複数設けられている。そして、中間筒8の前部は、環状壁13を介して外筒9の前部に繋がっている。
図2(A)〜(C)に示すように、環状壁13から外筒9にかけて延びるスリット14が複数設けられている。また、外筒9においてスリット14を避けた位置には、外側に突出する係合片15が設けられている。
一方、ハンドルカバー6は、図4(A)、図5(A)及び(B)に示すように、前部が閉塞された円筒状の外観を呈し、前部には、ハンドルガイド5の内筒7の前部を受け入れる凹入部16が設けられている。また、図4(B)及び(C)、図5(A)及び(B)に示すように、ハンドルカバー6の内周面には、その長手方向に延びるリブ17が複数設けられ、各リブ17はハンドルガイド5のスリット14に差し込み可能に構成されている。さらに、ハンドルカバー6の周壁には、図4(C)、図5(A)及び(B)に示すように、貫通孔18が形成され、この貫通孔18にはハンドルガイド5の係合片15が係合するように構成されている。なお、図4(B)及び(C)において、19は把手である。
上記の構成からなる水栓では、図1(A)に示すように、水栓本体1にハンドルガイド5を装着した後、図1(B)に示すように、ハンドルガイド5にハンドルカバー6を装着することにより、水栓本体1に対するハンドル4の取付けが完了する。
ここで、水栓本体1に対するハンドルガイド5の装着は、所定方向に向けたハンドルガイド5を水栓本体1に被せ、水栓本体1のアウターセレーション部3(図11(B)参照)にハンドルガイド5のインナーセレーション部10(図3(A)及び(B)参照)を嵌合させ、水栓本体1の溝2(図11(B)参照)にハンドルガイド5の係止爪12(図3(A)及び(B)参照)を係止させることにより行える。
また、ハンドルガイド5に対するハンドルカバー6の装着は、所定方向に向けたハンドルカバー6をハンドルガイド5に被せ、ハンドルガイド5のスリット14(図2(A)〜(C)参照)にハンドルカバー6のリブ17(図4(C)、図5(A)及び(B)参照)を嵌合させ、ハンドルガイド5の係合片15(図2(A)及び図3(B)参照)をハンドルカバー6の貫通孔18(図4(C)、図5(A)及び(B)参照)に係合させることにより行える。
そして、ハンドルガイド5にハンドルカバー6を装着して得られるハンドル4は、図6〜図9に示す状態になる。
ところで、上記のように水栓本体1にハンドル4を取り付けた取付け状態において、水栓本体1の溝2に対するハンドルガイド5の係止爪12の係止が意図せずに外れるようなことがあると、水栓本体1からハンドル4が抜けてしまう不都合が生じる。しかし、本実施形態の水栓では、上記取付け状態において、ハンドルカバー6のリブ17が、ハンドルガイド5の係止爪12の外側に位置し、係止爪12の外側への移動を規制する規制部として機能するため(図10(A)及び(B)参照)、係止爪12が溝2から外れることはない。
また、ハンドルカバー6の貫通孔18に係合するハンドルガイド5の係合片15を貫通孔18の外側から例えば適宜の道具を用いて押し込むことにより、貫通孔18に対する係合片15の係合を解除することができ、この状態でハンドルカバー6をハンドルガイド5から取り外せば、係止爪12の外側への移動を規制する規制部が存在しなくなるため、ハンドルガイド5を水栓本体1から外すことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態の水栓では、リブ17(規制部)によって水栓本体1(の溝2)からハンドル4(の係止爪12)が不意に外れることが防止されるので、ハンドル4の装着状態の安定化を図ることができる。また、ハンドル4の外面全体をハンドルカバー6のみで構成することができ、ハンドル4の一部のみを覆うキャップを用いる必要が無いので、意匠性を高めることも可能となる。さらに、ハンドルカバー6に設けた貫通孔18にハンドルガイド5の係合片15が係合する構成とすることにより、貫通孔18の外側から係合片15を押し込んで係合を解除しない限りハンドル4が水栓本体1から外れることはない上、上記係合を解除することにより水栓本体1からハンドル4を容易に外すことが可能となる。
しかも、本実施形態のリブ17は、上記のように規制部として機能するのみならず、ハンドルカバー6の強度を向上させる効果をも奏する。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論である。例えば、以下のような変形例を挙げることができる。
上記実施の形態では、ハンドル4は、水栓本体1から下流側に導出される湯水の温度調整用のハンドルとして設けられたものであるが、これに限らず、例えば水栓本体1から下流側に導出される湯水の吐出量調整用や吐出形態切替(シャワー吐出形態とカラン吐出形態との切替)用のハンドル等であってもよい。
水栓本体1に設けられる溝2は、水栓本体1の外周面を周回する一繋ぎの溝に限らず、水栓本体1の外周面上に相互に離れて存在する複数の溝等であってもよい。
上記実施形態では、係止爪12及びリブ17(規制部)を複数設けているが、単数としてもよく、また、上記実施形態では、係合片15及び貫通孔18を一つずつ設けてあるが、これに限らず、何れか一方又は両方を複数設けてあってもよい。
なお、本明細書で挙げた変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
1 水栓本体
2 溝
3 アウターセレーション部
4 ハンドル
5 ハンドルガイド
6 ハンドルカバー
7 内筒
8 中間筒
9 外筒
10 インナーセレーション部
11 ブリッジ
12 係止爪
13 環状壁
14 スリット
15 係合片
16 凹入部
17 リブ
18 貫通孔
19 把手
51 ビス
52 キャップ
53 ハンドル
54 爪

Claims (2)

  1. 水栓本体と、該水栓本体を回動操作するためのハンドルとを具備した水栓であって、
    前記ハンドルは、前記水栓本体の外周面に設けられた溝に係止する係止爪を有する略筒状のハンドルガイドと、該ハンドルガイドの外側に装着され、前記係止爪の外側への移動を規制する規制部を有する略筒状のハンドルカバーとを備え、前記規制部は、ハンドルカバーの強度を向上させるようハンドルカバーの内周面における長手方向に延びるリブで構成され、さらに、前記リブはハンドルガイドに設けられたスリットに差し込み可能に構成されていることを特徴とする水栓。
  2. 前記ハンドルカバーに設けられた貫通孔に、前記ハンドルガイドに設けられた係合片が係合するように構成されている請求項1に記載の水栓。

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