JP2004293263A - 水栓のキャップ固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】高デザインな意匠性を確保するとともに、コスト高にならず、さらに分別容易な水栓のキャップ固定構造を提供する。
【解決手段】水栓本体に設けられた吐水ハンドルのキャップ固定構造であって、キャップは前記吐水ハンドルに嵌合する弾性部材を備えた軸部を有し、前記軸部にはエアーを抜くための孔を開口し、前記キャップと嵌合する前記吐水ハンドルの内面に前記弾性部材を係止する係合溝を備えたことを特徴とする水栓のキャップ固定構造とした。
【選択図】 図3
【解決手段】水栓本体に設けられた吐水ハンドルのキャップ固定構造であって、キャップは前記吐水ハンドルに嵌合する弾性部材を備えた軸部を有し、前記軸部にはエアーを抜くための孔を開口し、前記キャップと嵌合する前記吐水ハンドルの内面に前記弾性部材を係止する係合溝を備えたことを特徴とする水栓のキャップ固定構造とした。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水栓におけるシリンダーバルブの固定部分おけるキャップ装着において、高デザインでありキャップが着脱自在な水栓のキャップ固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術としては、図4に示すように水栓用ハンドル1を、天井部7付の筒形状のハンドルカバー5と、天井部6付の筒形状のハンドル本体4との二重筒構造となし、それらを各天井部7、6において係合爪2と係合溝3とにより抜け方向及び回転方向に固定したものがある(例えば、特許文献1を参照のこと。)。
【0003】
また、別の従来技術としては、水栓用ハンドルの中には、そのハンドル本体を、弁装置の操作軸に対して別材の取付具を介して組み付けたものがある。
例えば、図5に示すように、ハンドル本体10を、樹脂等を用いて成形する際にインサートされた取付具11を介して、このハンドル本体10を弁装置8より突出する操作軸9にネジ止固定することが行われている。
その構成は、水栓金具にも多用されており、周知の技術である(例えば、特許文献2を参照のこと。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−220176号公報
【特許文献2】
特開2001−214482号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術として開示されている水栓用ハンドルとして、図5に示す水栓ハンドル1を内筒部材と外筒部材との二重筒構造となした場合において、それらを周壁部で固定することに起因して生ずるハンドルの大型化や組付部材点数の増加によりコスト高などの問題が発生する。
又近年、水栓金具においても、その廃棄やリサイクルの円滑化を図ることが要求されており、このためには、水栓を構成する部材を材質が異なる部材毎に分別容易であることが要求される。従って、図6に示す様に水栓用ハンドル10においても、ハンドル本体20と取付具11とが分別容易であることが要求されるが、上記従来例では、取付具11とハンドル本体20との分離が困難なため、この分別を効率的に行うことが出来ない。
又樹脂等によって構成されるハンドル本体20においては、その意匠性の向上等を意図してメッキ加工が施されることがある。
しかし、図6に示す従来例では、取付具11及びハンドル本体20の材質における膨張率の相違から、メッキ加工の途中で両者間に無用な隙間を生ずることがある。
よって本発明は、上記問題点に鑑み、高デザインな意匠性を確保するとともに、コスト高にならず、さらに分別容易な水栓のキャップ固定構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本目的を達成するため、請求項1では、水栓本体に設けられた吐水ハンドルのキャップ固定構造であって、キャップは前記吐水ハンドルに嵌合する弾性部材を備えた軸部を有し、前記キャップと嵌合する前記吐水ハンドルの内面に前記弾性部材を係止する係合溝を備えたことを特徴とする。
これにより、キャップを吐水ハンドルの内面に設けた係合溝に嵌合するため、ハンドル自体が大型にならず高デザインな意匠性を確保でき、部材点数も多くならないため、コスト高にならない。
【0007】
請求項2においては、前記軸部にはエアーを抜くための孔を開口したことを特徴とする。
これにより、吐水ハンドルとキャップの固定において、キャップを容易に装着及び脱着することが可能になり、廃棄やリサイクルの円滑化を図るために分別を効率的に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明の実施形態である水栓の正面図である。本発明は、レストルームやキッチンの水栓金具として使用するものでありレストルームやキッチンに設置されたカウンターKに取り付ける水栓30のキャップ固定構造に関するものである。この水栓30は、非常にシンプルな細身の形状、且つ非常に高デザインな商品となっている。
水栓と給水管との連結タイプは、銅管直結タイプとフレキホース直結タイプがあり、カウンターKと水栓30の固定は菊座金31と六角ナット32で固定される。
水栓30は、細身の形状に加えハンドル部37においても従来のスピンドル仕様のライジング式からシリンダーバルブ33を用いることによりハンドル部37の開閉角度は90°であり、尚且つレバーハンドル式である為、指先での簡単な操作でハンドル部37の開閉が自在となり、老人や手の不自由な人でも簡単に操作出来るハンドル部37を有する水栓30である。又、ノンライジング方式と同様で開閉による吐水口50は整流キャップ仕様にし整流板と整流網を具備し、低圧でも美しい整流を実現した水栓30である。
【0009】
図2は本発明の実施形態を説明する水栓の側部断面図である。図3は本発明のハンドルキャップの実施形態を説明する断面図である。図4は図2のP部拡大図でハンドルキャップをハンドル部に固定状態を示した図である。
本発明に係る水栓30の構造は、以下の様になっている。
ハンドルキャップ34の装着をビス止めより弾性部材であるOリング式に変更することにより、ハンドルキャップ34の上面はビス取り付けの加工跡も無く、平面で高デザインであるため、意匠性を更に高めている。又、この水栓30は単水栓である為、ハンドルキャップ34に方向性もなくOリング式に変更する事により組み立て時間の短縮にもなる。しかも取り付けと取り外しが容易に出来る構造となっている。
さらに、嵌合部材としてOリング39を用いることにより、安価な市販品にて対応できるため、コスト高になることもない。ここでは、弾性部材をOリングとしているが、同様に安価な樹脂製あるいはゴム製のパッキン等にすることも可能である。
なお、ハンドルキャップ34はハンドル部37と同材質としているため、立水栓30を廃棄する際の分別作業も異材質の場合に比べ、楽に行うことが可能になる。
【0010】
水栓の構成について簡単に説明すると、まず、シリンダーバルブ33を水栓本体35に取付け、キャップナット36を本体にねじ込み、シリンダーバルブ33を水栓本体35に固定する。ハンドル部37をシリンダーバルブ33の軸に嵌め込み、タッピンネジ38にてハンドル部37とシリンダーバルブ33を接続した後、ハンドルキャップ軸部43にオイルを塗布したOリング39を装着する。
【0011】
図3及び図4に示すように、次に、Oリング39を装着したハンドルキャップ34を軸部43によりハンドルの係合溝40に嵌合させる。
又、Oリング39の嵌合の構造はハンドルキャップ軸部43の下部ガイド部44とハンドル係合溝上部42にてOリングを挟み込む構造とした。
このような構造とすることで確実にハンドルキャップ34がハンドル部37に固定される。
【0012】
しかし、Oリング39と係合溝40の嵌合がきつく、ハンドルキャップ34とハンドル部37の間のエアがハンドルキャップ34の嵌合時に逃げることがないので、嵌合時の抵抗が大きくなる。これを防ぐため、ハンドルキャップ34のハンドルキャップ軸部43にはエアー抜きの孔41を外方向に設けている。これにより、ハンドル部37にハンドルキャップ34を嵌合させる際、エアー詰まりも無くスムーズに挿入出来る。
【0013】
さらに、このハンドルキャップ34はハンドル37と同径としている為、水栓30を上面から見た場合において隙間もなく外観的に非常に美しいハンドルキャップ34となっている。
また、図3において、ハンドルキャップ34の形状は上面を平面形状としているが、円弧状や他形状としても何ら差し支えない。
また、実施例として示した水栓は単水栓であるが、他の水栓、例えば湯水を混合する混合水栓等のハンドルキャップ部に使用することもできる。
【0014】
【発明の効果】
本目的を達成するため、請求項1では、水栓本体に設けられた吐水ハンドルのキャップ固定構造であって、キャップは前記吐水ハンドルに嵌合する弾性部材を備えた軸部を有し、前記キャップと嵌合する前記吐水ハンドルの内面に前記弾性部材を係止する係合溝を備えたことを特徴とする。
これにより、キャップを吐水ハンドルの内面に設けた係合溝に嵌合するため、ハンドル自体が大型にならず高デザインな意匠性を確保でき、部材点数も多くならないため、コスト高にならない。
請求項2においては、前記軸部にはエアーを抜くための孔を開口したことを特徴とする。
これにより、吐水ハンドルとキャップの固定において、キャップを容易に装着及び脱着することが可能になり、廃棄やリサイクルの円滑化を図るために分別を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明の一実施の形態である水栓の正面図を示す。
【図2】本件発明における別の一実施の形態である水栓の側部断面図を示す。
【図3】本発明の一実施の形態であるハンドルとキャップの断面図を示す。
【図4】図2のP部を拡大した断面図を示す。
【図5】従来技術の一実施の形態であるハンドルの断面図を示す。
【図6】従来技術の一実施の形態であるハンドルの断面図を示す。
【符号の説明】
K:カウンター
1:水栓用ハンドル
2:係合爪
3:係合溝
4:ハンドル本体
5:ハンドルカバー
6、7:天井部
8:弁装置
9:操作軸
10:水栓用ハンドル
11:取付具
12:ハンドル本体
30:水栓
31:菊座金
32:六角ナット
33:シリンダーバルブ
34:ハンドルキャップ
35:水栓本体
36:キャップナット
37:ハンドル部
38:タッピンネジ
39:Oリング
40:係合溝
41:エアー抜き孔
42:ハンドル係合溝上部
43:ハンドルキャップ軸部
44:下部ガイド部
50:吐水口
【発明の属する技術分野】
本発明は、水栓におけるシリンダーバルブの固定部分おけるキャップ装着において、高デザインでありキャップが着脱自在な水栓のキャップ固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術としては、図4に示すように水栓用ハンドル1を、天井部7付の筒形状のハンドルカバー5と、天井部6付の筒形状のハンドル本体4との二重筒構造となし、それらを各天井部7、6において係合爪2と係合溝3とにより抜け方向及び回転方向に固定したものがある(例えば、特許文献1を参照のこと。)。
【0003】
また、別の従来技術としては、水栓用ハンドルの中には、そのハンドル本体を、弁装置の操作軸に対して別材の取付具を介して組み付けたものがある。
例えば、図5に示すように、ハンドル本体10を、樹脂等を用いて成形する際にインサートされた取付具11を介して、このハンドル本体10を弁装置8より突出する操作軸9にネジ止固定することが行われている。
その構成は、水栓金具にも多用されており、周知の技術である(例えば、特許文献2を参照のこと。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−220176号公報
【特許文献2】
特開2001−214482号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術として開示されている水栓用ハンドルとして、図5に示す水栓ハンドル1を内筒部材と外筒部材との二重筒構造となした場合において、それらを周壁部で固定することに起因して生ずるハンドルの大型化や組付部材点数の増加によりコスト高などの問題が発生する。
又近年、水栓金具においても、その廃棄やリサイクルの円滑化を図ることが要求されており、このためには、水栓を構成する部材を材質が異なる部材毎に分別容易であることが要求される。従って、図6に示す様に水栓用ハンドル10においても、ハンドル本体20と取付具11とが分別容易であることが要求されるが、上記従来例では、取付具11とハンドル本体20との分離が困難なため、この分別を効率的に行うことが出来ない。
又樹脂等によって構成されるハンドル本体20においては、その意匠性の向上等を意図してメッキ加工が施されることがある。
しかし、図6に示す従来例では、取付具11及びハンドル本体20の材質における膨張率の相違から、メッキ加工の途中で両者間に無用な隙間を生ずることがある。
よって本発明は、上記問題点に鑑み、高デザインな意匠性を確保するとともに、コスト高にならず、さらに分別容易な水栓のキャップ固定構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本目的を達成するため、請求項1では、水栓本体に設けられた吐水ハンドルのキャップ固定構造であって、キャップは前記吐水ハンドルに嵌合する弾性部材を備えた軸部を有し、前記キャップと嵌合する前記吐水ハンドルの内面に前記弾性部材を係止する係合溝を備えたことを特徴とする。
これにより、キャップを吐水ハンドルの内面に設けた係合溝に嵌合するため、ハンドル自体が大型にならず高デザインな意匠性を確保でき、部材点数も多くならないため、コスト高にならない。
【0007】
請求項2においては、前記軸部にはエアーを抜くための孔を開口したことを特徴とする。
これにより、吐水ハンドルとキャップの固定において、キャップを容易に装着及び脱着することが可能になり、廃棄やリサイクルの円滑化を図るために分別を効率的に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明の実施形態である水栓の正面図である。本発明は、レストルームやキッチンの水栓金具として使用するものでありレストルームやキッチンに設置されたカウンターKに取り付ける水栓30のキャップ固定構造に関するものである。この水栓30は、非常にシンプルな細身の形状、且つ非常に高デザインな商品となっている。
水栓と給水管との連結タイプは、銅管直結タイプとフレキホース直結タイプがあり、カウンターKと水栓30の固定は菊座金31と六角ナット32で固定される。
水栓30は、細身の形状に加えハンドル部37においても従来のスピンドル仕様のライジング式からシリンダーバルブ33を用いることによりハンドル部37の開閉角度は90°であり、尚且つレバーハンドル式である為、指先での簡単な操作でハンドル部37の開閉が自在となり、老人や手の不自由な人でも簡単に操作出来るハンドル部37を有する水栓30である。又、ノンライジング方式と同様で開閉による吐水口50は整流キャップ仕様にし整流板と整流網を具備し、低圧でも美しい整流を実現した水栓30である。
【0009】
図2は本発明の実施形態を説明する水栓の側部断面図である。図3は本発明のハンドルキャップの実施形態を説明する断面図である。図4は図2のP部拡大図でハンドルキャップをハンドル部に固定状態を示した図である。
本発明に係る水栓30の構造は、以下の様になっている。
ハンドルキャップ34の装着をビス止めより弾性部材であるOリング式に変更することにより、ハンドルキャップ34の上面はビス取り付けの加工跡も無く、平面で高デザインであるため、意匠性を更に高めている。又、この水栓30は単水栓である為、ハンドルキャップ34に方向性もなくOリング式に変更する事により組み立て時間の短縮にもなる。しかも取り付けと取り外しが容易に出来る構造となっている。
さらに、嵌合部材としてOリング39を用いることにより、安価な市販品にて対応できるため、コスト高になることもない。ここでは、弾性部材をOリングとしているが、同様に安価な樹脂製あるいはゴム製のパッキン等にすることも可能である。
なお、ハンドルキャップ34はハンドル部37と同材質としているため、立水栓30を廃棄する際の分別作業も異材質の場合に比べ、楽に行うことが可能になる。
【0010】
水栓の構成について簡単に説明すると、まず、シリンダーバルブ33を水栓本体35に取付け、キャップナット36を本体にねじ込み、シリンダーバルブ33を水栓本体35に固定する。ハンドル部37をシリンダーバルブ33の軸に嵌め込み、タッピンネジ38にてハンドル部37とシリンダーバルブ33を接続した後、ハンドルキャップ軸部43にオイルを塗布したOリング39を装着する。
【0011】
図3及び図4に示すように、次に、Oリング39を装着したハンドルキャップ34を軸部43によりハンドルの係合溝40に嵌合させる。
又、Oリング39の嵌合の構造はハンドルキャップ軸部43の下部ガイド部44とハンドル係合溝上部42にてOリングを挟み込む構造とした。
このような構造とすることで確実にハンドルキャップ34がハンドル部37に固定される。
【0012】
しかし、Oリング39と係合溝40の嵌合がきつく、ハンドルキャップ34とハンドル部37の間のエアがハンドルキャップ34の嵌合時に逃げることがないので、嵌合時の抵抗が大きくなる。これを防ぐため、ハンドルキャップ34のハンドルキャップ軸部43にはエアー抜きの孔41を外方向に設けている。これにより、ハンドル部37にハンドルキャップ34を嵌合させる際、エアー詰まりも無くスムーズに挿入出来る。
【0013】
さらに、このハンドルキャップ34はハンドル37と同径としている為、水栓30を上面から見た場合において隙間もなく外観的に非常に美しいハンドルキャップ34となっている。
また、図3において、ハンドルキャップ34の形状は上面を平面形状としているが、円弧状や他形状としても何ら差し支えない。
また、実施例として示した水栓は単水栓であるが、他の水栓、例えば湯水を混合する混合水栓等のハンドルキャップ部に使用することもできる。
【0014】
【発明の効果】
本目的を達成するため、請求項1では、水栓本体に設けられた吐水ハンドルのキャップ固定構造であって、キャップは前記吐水ハンドルに嵌合する弾性部材を備えた軸部を有し、前記キャップと嵌合する前記吐水ハンドルの内面に前記弾性部材を係止する係合溝を備えたことを特徴とする。
これにより、キャップを吐水ハンドルの内面に設けた係合溝に嵌合するため、ハンドル自体が大型にならず高デザインな意匠性を確保でき、部材点数も多くならないため、コスト高にならない。
請求項2においては、前記軸部にはエアーを抜くための孔を開口したことを特徴とする。
これにより、吐水ハンドルとキャップの固定において、キャップを容易に装着及び脱着することが可能になり、廃棄やリサイクルの円滑化を図るために分別を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明の一実施の形態である水栓の正面図を示す。
【図2】本件発明における別の一実施の形態である水栓の側部断面図を示す。
【図3】本発明の一実施の形態であるハンドルとキャップの断面図を示す。
【図4】図2のP部を拡大した断面図を示す。
【図5】従来技術の一実施の形態であるハンドルの断面図を示す。
【図6】従来技術の一実施の形態であるハンドルの断面図を示す。
【符号の説明】
K:カウンター
1:水栓用ハンドル
2:係合爪
3:係合溝
4:ハンドル本体
5:ハンドルカバー
6、7:天井部
8:弁装置
9:操作軸
10:水栓用ハンドル
11:取付具
12:ハンドル本体
30:水栓
31:菊座金
32:六角ナット
33:シリンダーバルブ
34:ハンドルキャップ
35:水栓本体
36:キャップナット
37:ハンドル部
38:タッピンネジ
39:Oリング
40:係合溝
41:エアー抜き孔
42:ハンドル係合溝上部
43:ハンドルキャップ軸部
44:下部ガイド部
50:吐水口
Claims (2)
- 水栓本体に設けられた吐水ハンドルのキャップ固定構造であって、キャップは前記吐水ハンドルに嵌合する弾性部材を備えた軸部を有し、前記キャップと嵌合する前記吐水ハンドルの内面に前記弾性部材を係止する係合溝を備えたことを特徴とする水栓のキャップ固定構造。
- 前記軸部にはエアーを抜くための孔を開口したことを特徴とする請求項1記載の水栓のキャップ固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003090870A JP2004293263A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 水栓のキャップ固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003090870A JP2004293263A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 水栓のキャップ固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004293263A true JP2004293263A (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=33404378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003090870A Pending JP2004293263A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 水栓のキャップ固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004293263A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017210775A (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | 株式会社三栄水栓製作所 | 水栓 |
-
2003
- 2003-03-28 JP JP2003090870A patent/JP2004293263A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017210775A (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | 株式会社三栄水栓製作所 | 水栓 |
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