JP6666325B2 - ナットキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、ナットに被せるナットキャップに関する。
従来から、ナットの露出部分の保護や装飾等のためのナットキャップが提供されており、例えば、特許文献1に開示されているような、自動車のホイールに使用されているナット(ホイールナット)に取り付けて使用するものが提供されている。
かかるナットキャップは、ナットに外嵌する六角筒状の下側部と、該下側部の一方の開口を塞ぐ上側部とを有し、この上側部の外面には反射材が取り付けられている。
下側部の内面は、六角形状となるように形成されており、該内面には下側部の中央部側に向けて突出する凸部が複数形成されている。
前記ナットキャップによれば、下側部をナットに外嵌させると、凸部がナットに圧接することによってナットからの脱落が防止され、さらに、反射材が人目に付く場所に配置されるため、ホイールの体裁を良くすることができるとされている。
実開平6−1830号公報
ところで、ホイールナットは様々なサイズのものが使用されている一方で、上記構成のナットキャップの下側部は、特定のサイズのナットにしか外嵌させることができないため、ナットキャップのサイズがナットに対応していない場合は、別のサイズのナットキャップを新たに準備する手間がかかることがあった。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、ナットのサイズが異なる複数種のナットに取り付けることができるナットキャップを提供することを課題とする。
本発明のナットキャップは、ナットを嵌込可能な開口が形成された複数の嵌込部を有するアダプタと、該アダプタに外嵌させるカバー体とを備え、前記複数の嵌込部には、それぞれサイズが異なる前記開口が形成されている。
上記構成のナットキャップによれば、カバー体を外嵌させるアダプタには、サイズ違いの開口が形成されている嵌込部が複数設けられているため、取り付け対象となるナットのサイズに適合している嵌込部を選択したうえでアダプタをカバー体にセットし、カバー体ごとアダプタをナットに外嵌させることによりナットにナットキャップを取り付けることができる。従って、前記ナットキャップは、ナットのサイズが異なる複数種のナットに取り付けることができる。
本発明のナットキャップにおいて、前記嵌込部は、ナットが嵌め込まれたときに圧縮されるように弾性変形可能であり、該嵌込部は、内部に嵌め込まれたナットの外周側面を取り囲む環状の周壁部と、該周壁部から内側に突出する突出部とを有し、該周壁部には外側に向けて凹む凹部が形成されていてもよい。
かかる構成によれば、周壁部内に嵌め込まれたナットに突出部が圧接することによりアダプタがナットに対して抜け止めされ、また、適合サイズよりも大きいサイズのナットが挿入空間に嵌め込まれた場合においては、該ナットのサイズに合わせて周壁部が広がり易くなるため、複数サイズのナットを嵌め込み易くなる。
この場合、前記突出部は、前記嵌込部の軸線方向に沿って延びるように形成されていてもよく、かかる構成によれば、嵌込部にナットをさらに嵌め込み易くなる。
本発明のナットキャップは、前記アダプタと前記カバー体の嵌合状態を維持するための抜止構造を備え、該抜止構造は、前記アダプタの外面に形成されているアダプタ側係合部と、前記カバー体の内面に形成され且つアダプタ側係合部と係合可能なカバー側係合部とを有するようにしてもよい。
かかる構成によれば、アダプタにカバー体を外嵌させたときにアダプタ側係合部とカバー側係合部とが係合することにより、カバー体がアダプタに対して抜け止めされる。
この場合、前記アダプタ側係合部又は前記カバー側係合部の何れか一方は、弾性変形可能な係合突起であり、前記アダプタ側係合部又は前記カバー側係合部の何れか他方は、前記係合突起が係合可能な係合凹部であってもよい。
かかる構成によれば、簡単な構成でカバー体をアダプタに対して抜け止めすることができる。
さらに、本発明のナットキャップにおいて、前記アダプタは、筒状に形成されるとともに、軸線方向における一方側と他方側とに別々の前記嵌込部が構成され、前記アダプタの軸線方向における一方側の開口と他方の開口とは開口面積が異なっていてもよい。
かかる構成によれば、アダプタの向きを逆さまにするだけでナットに適合した嵌込部を選択することができるため、扱い易くなる。
以上のように、本発明のナットキャップによれば、ナットのサイズが異なる複数種のナットに取り付けることができるという優れた効果を奏し得る。
図1は、本発明の一実施形態に係るナットキャップの分解斜視図である。 図2は、同実施形態に係るナットキャップのアダプタの斜視図である。 図3は、同実施形態に係るナットキャップのアダプタの正面図である。 図4は、同実施形態に係るナットキャップのアダプタの平面図である。 図5は、同実施形態に係るナットキャップのアダプタの底面図である。 図6は、同実施形態に係るナットキャップのアダプタの右側面図である。 図7は、図3のVII−VII線におけるアダプタの断面図である。 図8は、同実施形態に係るナットキャップのカバー体の斜視図である。 図9は、同実施形態に係るナットキャップのカバー体の底面図である。 図10は、同実施形態に係るナットキャップのカバー体の縦断面図である。 図11は、同実施形態に係るナットキャップの使用状態の説明図であって、カバー体にアダプタを外嵌している状態の説明図である。
以下、本発明の一実施形態にかかるナットキャップについて添付図面を参照しつつ説明する。
ナットキャップは、ナット(ボルトに螺合させたナット)の露出部分に被せるように構成されており、該露出部分の保護や装飾のために使用されている。なお、本実施形態では、自動車のホイールに使用されている六角系のナット(ホイールナット)に取り付けることを前提としてナットキャップについての説明を行うこととする。
図1に示すように、ナットキャップ1は、ナットを嵌込可能な嵌込部20、21が複数形成されたアダプタ2と、該アダプタ2に外嵌させるカバー体3と、アダプタ2とカバー体3の嵌合状態を維持するための抜止構造4とを備えている。
本実施形態に係るアダプタ2は、全体が合成ゴム等の弾性を有する材料で形成されているため、各嵌込部20,21は、弾性変形可能である。また、アダプタ2は、図2乃至図6に示すように、筒状に形成されており、中心線が延びる方向(以下、軸線方向と称する)における一方の開口端側と他方の開口端側とがそれぞれ別々の嵌込部20,21となっている。
アダプタ2には、幅(ナット対辺)が32mm、33mm、41mmのナットを嵌込可能であり、本実施形態では、一方の嵌込部20にはナット対辺が32mm、33mmのナットを嵌込可能であり、他方の嵌込部21にはナット対辺が41mmのナットを嵌込可能である。なお、以下の説明において、一方の嵌込部20を第一の嵌込部20、他方の嵌込部21を第二の嵌込部21、と称することとする。
第一の嵌込部20には、図4、及び図7に示すように、ナットを嵌込可能な挿入空間(第一の挿入空間)200が形成されており、該第一の挿入空間200の開口は、六角形状となっている。また、第一の挿入空間200の開口縁部は、全周に亘って面取りされており、内側(径内側)であるほど奥側に向かうように傾斜している。
本実施形態に係る第一の嵌込部20は、第一の挿入空間200に嵌め込まれたナットの外周側面に固定する第一の固定部201を有する。
第一の固定部201は、ナットの外周側面を取り囲む周壁部(第一の周壁部)201aと、該第一の周壁部201aから内側(第一の挿入空間200の内側に向かう方向)に突出する突出部(第一の突出部)201bと、該第一の周壁部201aに対して外側(第一の挿入空間200の外側(径外側)に向かう方向)に向けて凹むように形成された凹部(第一の凹部)201cと、を有する。
第一の周壁部201aは、ナットの形状に合わせて六角環状に形成されている。そのため、第一の固定部201には、前記軸線方向を中心とする周方向で連続する6つの第一の面部201dが含まれている。
第一の突出部201bは、図7に示すように、前記軸線方向に沿って延びており、本実施形態では、この第一の突出部201bが間隔をあけて平行に並ぶように2つ形成されている。
第一の凹部201cは、2つの第一の突出部201bの間に形成されており、また、前記軸線方向に沿って延びるように形成されている。そのため、第一の凹部201cの長手方向と直交する方向の両側には、第一の突出部201bが隣り合うように形成されている。
また、第一の凹部201cの底部は、第一の面部201dにおける第一の突出部201bの外側の領域よりも、前記軸線方向に直交する方向において外側に位置している。
なお、本実施形態に係る第一の凹部201cは、角溝状に形成されている。また、本実施形態に係る第一の嵌込部20では、6つの第一の面部201dのそれぞれに対して2つの第一の突出部201bと一つの凹部とが一組にして形成されている。
第二の嵌込部21には、図5、及び図7に示すように、ナットを嵌込可能な挿入空間(第二の挿入空間)210が形成されている。上述のように、本実施形態に係るアダプタ2では、前記一方の開口端側と前記他方の開口端側がそれぞれ第一の嵌込部30、第二の嵌込部21となっているため、第一の嵌込部20と第二の嵌込部21とは相反する方向に向けて開口している。また、アダプタ2の内部では、第一の嵌込部20と第二の嵌込部21とが互いに連通している。
そして、第二の嵌込部21は、第一の嵌込部20よりも大きいサイズのナットを嵌込可能である。
第二の嵌込部21は、挿入空間に嵌め込まれたナットの外周側面に固定する第二の固定部211を有する。
第二の固定部211は、ナットの外周側面を取り囲む周壁部(第二の周壁部)211aと、該第二の周壁部211aから内側(第二の挿入空間210の内側に向かう方向)に突出する突出部(第二の突出部)211bと、を有する。
第二の周壁部211aは、ナットの形状に合わせて六角環状に形成されている。そのため、第二の固定部211には、前記中心線周りで連続する6つの第二の面部211dが含まれている。
第二の固定部211のサイズは、図7に示すように、第一の固定部201のサイズよりも大きくなっている。より具体的に説明すると、第二の固定部211の対辺間の距離(対向する第二の面部211d間の距離)は、第一の固定部201の対辺間の距離(対向する第一の面部201d間の距離)よりも大きくなっている。そのため、各第二の面部211dは、第一の面部201dよりも外側に位置している。
第二の突出部211bは、前記軸線方向に沿って延びており、この第二の突出部211bが間隔をあけて平行に並ぶように2つ形成されている。なお、本実施形態に係る第二の突出部211bは、前記軸線方向における第二の面部211dの全長に亘って延びている。
本実施形態に係る第二の面部211dにおいては、一対の第二の突出部211bの間の領域の位置(前記軸線方向に直交する方向での位置)と、一対の第二の突出部211bよりも外側の領域の位置(前記軸線方向に直交する方向での位置)とが同一又は略同一となっている。
そのため、第一の凹部201cは、一対の第二の突出部211bの間に形成される凹部211c(第二の凹部211c)よりも深くなるように形成されている。
なお、本実施形態に係る第二の嵌込部21では、6つの第二の面部211dのそれぞれに対して2つの第二の突出部211bが形成されている。
カバー体3は、アダプタ2の外周側面を取り囲む筒状の外筒部30と、該外筒部30の一方の開口を塞ぐ閉塞部31とを有する。なお、外筒部30、閉塞部31には適宜装飾(例えば、メッキ、着色、装飾的な造形等)を施すことができ、ナットへの取り付け時に美観を向上させることができる。
外筒部30は、六角筒状に形成されている。より具体的に説明すると、本実施形態に係る外筒部30は、アダプタ2の外周側面を取り囲む六角環状の内壁部300と、内壁部300から内側に突出する凸部301とを有する。
上述のように、内壁部300は、ナットの形状に合わせて六角環状に形成されている。そのため、内壁部300には、前記中心線周りで連続する6つの内面部300aが含まれている。
凸部301は、前記軸線方向に沿って延びており、本実施形態では、この凸部301が間隔をあけて平行に並ぶように6つ形成されている。なお、本実施形態に係る凸部301は、前記軸線方向における内面部300aの全長に亘って延びている。
なお、本実施形態に係る外筒部30では、6つの内面部300aのそれぞれに対して6つの凸部301が形成されている。
抜止構造4は、図7、及び図10に示すように、アダプタ2の外面に形成されているアダプタ側係合部40(図7参照)と、カバー体3の内面に形成され且つアダプタ側係合部40と係合可能なカバー側係合部41(図10参照)とを有する。
アダプタ側係合部40は、前記軸線方向に直交する方向においては、第一の凹部201c及び第二の凹部と対応する位置に形成されており(図5参照)、また、前記軸線方向においては、第一の凹部201cからずれた位置に形成されている。
アダプタ側係合部40は、アダプタ2の外面から突出する突起で構成され、カバー側係合部41は、カバー体3の内面部300aに形成された凹部で構成されており、アダプタ2にカバー体3を外嵌させると、アダプタ側係合部40とカバー側係合部41とが互いに係合するように構成されている。このように、本実施形態では、アダプタ側係合部40が弾性変形可能な係合突起となり、カバー側係合部41が係合突起が係合可能な係合凹部となっている。
本実施形態に係るナットキャップ1の構成は以上の通りである。続いて、ナットキャップ1の使い方について添付図面を参照しつつ説明する。
ナットキャップ1をナットに取り付けるには、第一の嵌込部20、第二の嵌込部21のうち、ナットNのサイズに適合しているものを選択する。そして、選択した第一の嵌込部20又は第二の嵌込部21の開口がカバー体3の開口端側に位置するようにしてアダプタ2をカバー体3内に挿入する。なお、本実施形態では、第二の嵌込部21の開口がカバー体3の開口端側に位置するようにしてアダプタ2をカバー体3内に挿入している。
このとき、抜止構造4のアダプタ側係合部40と、カバー側係合部41とが互いに係合し合うため、カバー体3のアダプタ2からの脱落が防止される。
続いて、図11に示すように、ナットNにアダプタ2ごとカバー体3を外嵌させる(被せる)。本実施形態のように、第二の嵌込部21の開口がカバー体3の開口端側に位置するようにしてアダプタ2がカバー体3内に挿入されている場合は、第二の突出部211bがナットNの外周側面に圧接することにより、アダプタ2及びカバー体3がナットNに固定される。
一方、第一の嵌込部20の開口がカバー体3の開口端側に位置するようにしてアダプタ2がカバー体3内に挿入されている場合は、第一の突出部201bがナットNの外周側面に圧接することにより、アダプタ2及びカバー体3がナットNに固定される。
以上のように、本実施形態に係るナットキャップ1によれば、カバー体3を外嵌させるアダプタ2には、サイズ違いの第一の嵌込部20と第二の嵌込部21とが形成されているため、第一の嵌込部20と第二の嵌込部21のうち、取り付け対象となるナットNのサイズに合っているものを選択してアダプタ2をナットNに外嵌させることができる。従って、ナットNのサイズが異なる複数種のナットNに取り付けることができるという優れた効果を奏し得る。
また、第一の嵌込部20と、第二の嵌込部21とは弾性変形可能であり、第一の嵌込部20には第一の周壁部201aから内側に突出する第一の突出部201bが形成され、第二の嵌込部21には第二の周壁部211aから内側に突出する第二の突出部211bが形成されているため、第一の挿入空間200、若しくは第二の挿入空間210に挿入したナットNの外周側面に第一の突出部201b、若しくは第一の突出部201bが圧接することで、アダプタ2がナットNに対して抜け止めされる。
さらに、第一の嵌込部20の第一の周壁部201a(第一の面部201d)には、外側に向けて凹む第一の凹部201cが形成されているため、適合サイズよりも大きいサイズのナットNが挿入空間に嵌め込まれたときに、該ナットNのサイズに合わせて周壁部が広がるように弾性変形し易くなる。これにより、例えば、ナット対辺が32mmのナットNと33mmのナットN等、僅かにサイズが異なるナットNに対して第一の嵌込部20一つで対応することができる。
また、第一の嵌込部20にナットNを嵌め込むと、アダプタ2が外側に膨らむように変形するに伴って、アダプタ2の外面から突出する突起で構成されるアダプタ側係合部40の位置が外側にずれるため、アダプタ側係合部40とカバー側係合部41との係合状態が維持され易くなる。
さらに、本実施形態では、第一の嵌込部20の第一の挿入空間200と、第二の嵌込部21の第二の挿入空間210とがアダプタ2内部で連通しているため、ナットNから延出しているボルトのねじ部がアダプタ2内に干渉し難くなる。
本実施形態では、第一の嵌込部20の第一の挿入空間200と、第二の嵌込部21の第二の挿入空間210とがアダプタ2内部で連通しているため、ナットNから延出しているボルトのねじ部がアダプタ2内に干渉し難くなる。
また、第一の突出部201b、第二の突出部211bは、それぞれ前記軸線方向に沿って真っ直ぐに延びているため、第一の嵌込部20や、第二の嵌込部21に対してナットNを嵌め込み易くなる。
さらに、本実施形態では、第一の挿入空間200の開口縁部が全周に亘って面取りされているため、第一の嵌込部20においては、さらにナットNを嵌め込み易くなっている。
なお、本発明のナットキャップは、上記一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を行うことができるのは勿論である。
上記実施形態では、各第一の面部201dに対して第一の突出部201bと第一の凹部201cとが形成されていたが、この構成に限定されない。例えば、6つの第一の面部201dのうちの一部の第一の面部201dに対して第一の突出部201bと第一の凹部201cとが形成されていてもよい。
上記実施形態において、第一の突出部201bは、前記軸線方向における第一の面部201dの全長に亘って延びていたが、この構成に限定されず、例えば、前記軸線方向における第一の面部201dの全長よりも短くなるように形成されていてもよい。
上記実施形態において、第一の突出部201bは、前記軸線方向における第一の面部201dの全長に亘って延びていたが、この構成に限定されず、例えば、第一の面部201dには、複数の第一の突出部201bを前記軸線方向で間欠的に並べて形成してもよい。
上記実施形態において、第一の面部201dには、2つの第一の突出部201bが形成されていたが、この構成に限定されない。例えば、第一の面部201dには、一つの第一の突出部201bのみが形成されていてもよいし、3つ以上の第一の突出部201bが形成されていてもよい。
上記実施形態において、第一の突出部201bは、前記軸線方向に沿って真っ直ぐに延びていたが、この構成に限定されない。例えば、第一の突出部201bは、前記軸線方向に沿って傾斜する方向に延びていてもよい。
また、本実施形態では、第一の突出部201bが角形状に形成されているが、丸みを帯びた形状になっていてもよい。
上記実施形態において、第一の凹部201cは、前記軸線方向における第一の面部201dの全長に亘って延びていたが、この構成に限定されず、例えば、前記軸線方向における第一の面部201dの全長よりも短くなるように形成されていてもよい。
上記実施形態において、第一の面部201dには、1つの第一の凹部201cが形成されていたが、この構成に限定されない。例えば、第一の面部201dには、2つ以上の第一の凹部201cが形成されていてもよい。
上記実施形態において、第一の凹部201cは、前記軸線方向に沿って真っ直ぐに延びていたが、この構成に限定されない。例えば、第一の凹部201cは、前記軸線方向に沿って傾斜する方向に延びていてもよい。
また、本実施形態では、第一の凹部201cが角溝状に形成されているが、丸溝状になっていてもよい。
上記実施形態では、各第二の面部211dに対して第二の突出部211bが形成されていたが、この構成に限定されない。例えば、6つの第二の面部211dのうちの一部の第二の面部211dに対して第二の突出部211bが形成されていてもよい。
上記実施形態において、第二の突出部211bは、前記軸線方向における第二の面部211dの全長に亘って延びていたが、この構成に限定されず、例えば、前記軸線方向における第二の面部211dの全長よりも短くなるように形成されていてもよい。
上記実施形態において、第二の突出部211bは、前記軸線方向における第二の面部211dの全長に亘って延びていたが、この構成に限定されず、例えば、第二の面部211dには、複数の第二の突出部211bを前記軸線方向で間欠的に並べて形成してもよい。
上記実施形態において、第二の面部211dには、2つの第二の突出部211bが形成されていたが、この構成に限定されない。例えば、第二の面部211dには、一つの第二の突出部211bのみが形成されていてもよいし、3つ以上の第二の突出部211bが形成されていてもよい。
上記実施形態において、第二の突出部211bは、前記軸線方向に沿って真っ直ぐに延びていたが、この構成に限定されない。例えば、第二の突出部211bは、前記軸線方向に沿って傾斜する方向に延びていてもよい。
また、本実施形態では、第二の突出部211bが角形状に形成されているが、丸みを帯びた形状になっていてもよい。
上記実施形態では言及しなかったが、第二の固定部211には、第一の面部201dから外側(挿入空間の外側)に向けて凹む第二の凹部が形成されていてもよい。
上記実施形態において、アダプタ2は、筒状であったが、この構成に限定されない。例えば、アダプタ2は有低筒状、すなわち、軸線方向における開口の一方が塞がれていてもよい。この場合、第一の嵌込部20や、第二の嵌込部21には、一方の開口を通じてナットNを嵌め込む用に構成されていればよい。
上記実施形態の抜止構造4では、アダプタ側係合部40がアダプタ2の外面から突出する突起で構成され、カバー側係合部41がカバー体3の内面部300aに形成された凹部で構成されていたが、この構成に限定されない、例えば、抜止構造4では、アダプタ側係合部40がアダプタ2の外面に形成された凹部で構成され、カバー側係合部41がカバー体3の内面部300aから内側に突出した突起で構成されていてもよい。
上記実施形態では、各内面部300aに対して凸部301が形成されていたが、この構成に限定されない。例えば、6つの内面部300aのうちの一部の内面部300aに対して凸部301が形成されていてもよい。
上記実施形態において、凸部301は、前記軸線方向における内面部300aの全長に亘って延びていたが、この構成に限定されず、例えば、凸部301は、前記軸線方向における内面部300aの全長よりも短くなるように形成されていてもよい。
上記実施形態において、凸部301は、前記軸線方向における内面部300aの全長に亘って延びていたが、この構成に限定されず、例えば、内面部300aには、複数の凸部301を前記軸線方向で間欠的に並べて形成してもよい。
上記実施形態において、内面部300aには6つの凸部301が形成されていたが、この構成に限定されず、例えば、内面部300aには6つ未満、若しくは7つ以上の凸部301が形成されていてもよい。
上記実施形態において、凸部301は、前記軸線方向に沿って真っ直ぐに延びていたが、この構成に限定されない。例えば、凸部301は、前記軸線方向に沿って傾斜する方向に延びていてもよい。
また、本実施形態では、凸部301が角形状に形成されていたが、丸みを帯びた形状になっていてもよい。
上記実施形態では、ナットキャップ1を取り付けるナットNは、六角形状であることを前提としていたが、例えば、ナットNの形状は六角形状でなくてもよい。この場合、第一の挿入空間200の開口、第二の挿入空間210の開口の形状は、ナットNの形状に合わせて形成されていればよい。
また、第一の嵌込部20の内部と、第二の嵌込部21の内部は、ともに六角形状となっていたが、例えば、第一の嵌込部20の内部と、第二の嵌込部21の内部は、別々の形状であってもよい。
上記実施形態において、特に言及しなかったが、ナットキャップ1は、例えば、ボルトの頭部に取り付けることも可能である。
1…ナットキャップ、2…アダプタ、3…カバー体、4…抜止構造、20…嵌込部、21…嵌込部、30…外筒部、31…閉塞部、40…アダプタ側係合部、41…カバー側係合部、200…挿入空間、201…圧接壁部、201a…周壁部、201b…突出部、201c…凹部、201d…面部、210…挿入空間、211…圧接壁部、211a…周壁部、211b…突出部、211c…第二の凹部、211d…面部、300…内壁部、300a…内面部、301…凸部、B…ボルト、N…ナット

Claims (5)

  1. ナットを嵌込可能な開口が形成された複数の嵌込部を有するアダプタと、該アダプタに外嵌させるカバー体とを備え、前記複数の嵌込部には、それぞれサイズが異なる前記開口が形成され
    前記嵌込部は、ナットが嵌め込まれたときに圧縮されるように弾性変形可能であり、該嵌込部は、内部に嵌め込まれたナットの外周側面を取り囲む環状の周壁部と、該周壁部から内側に突出する突出部とを有し、該周壁部には外側に向けて凹む凹部が形成されているナットキャップ。
  2. 前記突出部は、前記嵌込部の軸線方向に沿って延びるように形成されている請求項に記載のナットキャップ。
  3. 前記アダプタと前記カバー体の嵌合状態を維持するための抜止構造を備え、該抜止構造は、前記アダプタの外面に形成されているアダプタ側係合部と、前記カバー体の内面に形成され且つアダプタ側係合部と係合可能なカバー側係合部とを有する請求項1又は請求項に記載のナットキャップ。
  4. 前記アダプタ側係合部又は前記カバー側係合部の何れか一方は、弾性変形可能な係合突起であり、前記アダプタ側係合部又は前記カバー側係合部の何れか他方は、前記係合突起が係合可能な係合凹部である請求項に記載のナットキャップ。
  5. 前記アダプタは、筒状に形成されるとともに、軸線方向における一方側と他方側とに別々の前記嵌込部が構成され、前記アダプタの軸線方向における一方側の開口と他方の開口とは開口面積が異なっている請求項1乃至請求項の何れか1項に記載のナットキャップ。
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