JP6681817B2 - 放射線画像撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放射線画像撮影装置に関する。
従来、照射された放射線に応じた電荷を蓄積する複数の画素を含む第1放射線検出器、及び第1放射線検出器の放射線が透過されて出射される側に積層されて配置され、かつ照射された放射線に応じた電荷を蓄積する複数の画素を含む第2放射線検出器を備えた放射線画像撮影装置が知られている(特許文献1及び特許文献2参照)。
この放射線画像撮影装置は、第1放射線検出器に第1放射線画像を撮像させる第1撮像回路と、第2放射線検出器に第2放射線画像を撮像させる第2撮像回路と、を備える。
特許第5376897号公報 特許第5657614号公報
ところで、上述のように第1放射線検出器及び第2放射線検出器を備えた放射線画像撮影装置では、撮影される第1放射線画像及び第2放射線画像の少なくとも一方に、第1放射線検出器と第2放射線検出器とが互いに干渉し合う場合があった。この場合、例えば、第1放射線検出器により撮像される第1放射線画像及び第2放射線検出器により撮像される放射線画像の少なくとも一方にアーチファクトが発生する懸念があった。
本開示は、以上の事情を鑑みて成されたものであり、第1放射線検出器と第2放射線検出器とが互いに干渉し合うのを抑制することができる放射線画像撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の放射線画像撮影装置は、照射された放射線に応じて複数の画素の各々に蓄積された電荷により第1放射線画像を撮像する第1放射線検出器と、第1放射線検出器における放射線の出射側に配置され、かつ照射された放射線に応じて複数の画素の各々に蓄積された電荷により第2放射線像を撮像する第2放射線検出器と、第1電源より供給される電力により駆動し、第1放射線検出器に第1放射線画像を撮像させる第1撮像回路と、第1電源と絶縁された第2電源より供給される電力により駆動し、第2放射線検出器に第2放射線画像を撮像させる第2撮像回路と、第1撮像回路のグランドと第2撮像回路のグランドとの間のインピーダンスを高くする機構と、を備え、第1撮像回路の基板と、第2撮像回路の基板とは、導電部材上に搭載されており、機構は、第1撮像回路の基板が搭載された第1領域と、第2撮像回路の基板が搭載された第2領域とに導電部材を分割する分割部である
また、本開示の放射線画像撮影装置は、照射された放射線に応じて複数の画素の各々に蓄積された電荷により第1放射線画像を撮像する第1放射線検出器と、第1放射線検出器における放射線の出射側に配置され、かつ照射された放射線に応じて複数の画素の各々に蓄積された電荷により第2放射線画像を撮像する第2放射線検出器と、第1電源より供給される電力により駆動し、第1放射線検出器に第1放射線画像を撮像させる第1撮像回路と、第1電源と絶縁された第2電源より供給される電力により駆動し、第2放射線検出器に第2放射線画像を撮像させる第2撮像回路と、第1撮像回路のグランドと第2撮像回路のグランドとの間のインピーダンスを高くする機構と、を備え、第1撮像回路の基板と、第2撮像回路の基板とは、導電部材上に搭載されており、機構は、導電部材の第1撮像回路の基板が搭載された第1領域と、第2撮像回路の基板が搭載された第2領域との間に設けられたスリットである。
また、本開示の放射線画像撮影装置は、第1撮像回路の基板と、第2撮像回路の基板とは、予め定められた導電率より低導電率の導電部材上に搭載されていてもよい。
また、本開示の放射線画像撮影装置の導電部材は、第1撮像回路の基板、及び第2撮像回路の基板の各々を囲む形状とされていてもよい。
また、本開示の放射線画像撮影装置の導電部材は、金属製のシャーシであってもよい。
また、本開示の放射線画像撮影装置は、主電源と、主電源を分配して、第1電源と第2電源とを生成する電源分配部と、をさらに備えてもよい。
また、本開示の放射線画像撮影装置は、第1電源と、第2電源とをさらに備えてもよい。
また、本開示の放射線画像撮影装置の第1電源及び第2電源は、自装置とは別体で構成されていてもよい。
また、本開示の放射線画像撮影装置は、第1撮像回路の駆動期間と、第2撮像回路の駆動期間とは、少なくとも一部が重なっていてもよい。
また、本開示の放射線画像撮影装置は、放射線が入射される撮影面を有し、第1放射線検出器と第2放射線検出器とが、撮影面側から順に配置された状態で収納する筐体をさらに備えてもよい。
本開示によれば、第1放射線検出器と第2放射線検出器とが互いに干渉し合うのを抑制することができる。
第1実施形態の放射線画像撮影システムの構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態の放射線画像撮影装置の構成の一例を示す側面断面図である。 第1実施形態の放射線画像撮影装置の電気系の要部構成の一例を示すブロック図(一部回路図)である。 第1実施形態の放射線画像撮影装置の内部の詳細な構成の一例を示す側面断面図である。 図4に示した放射線画像撮影装置の内部を、撮影面の反対側(図4における上側)から目視した場合の概略構成を示した平面図である。 第1実施形態の絶縁電源分配部の一例を示す回路図である。 第2実施形態の絶縁電源分配部の一例を示す回路図である。 第3実施形態の絶縁電源分配部の一例を示す回路図である。 絶縁電源分配部の他の例を示す回路図である。 シャーシの他の例を示す、図5に対応する平面図である。 比較例の絶縁電源分配部を示す回路図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態例を詳細に説明する。
[第1実施形態]
まず、図1を参照して、本実施形態の放射線画像撮影装置10を備えた放射線画像撮影システム1の構成について説明する。図1に示すように、放射線画像撮影システム1は、放射線照射装置2、コンソール4、及び放射線画像撮影装置10を備えている。
本実施形態の放射線照射装置2は、例えばエックス線(X線)等の放射線Rを撮影対象の一例である被検体Wに照射する放射線照射装置2を備えている。なお、放射線照射装置2に対して放射線Rの照射を指示する方法は、特に限定されない。例えば、放射線照射装置2が照射ボタン等を備えている場合は、医師や放射線技師等のユーザが照射ボタンにより放射線Rの照射の指示を行うことで、放射線照射装置2から放射線Rを照射してもよい。また、例えば、ユーザが、コンソール4を操作して放射線Rの照射の指示を行うことで、放射線照射装置2から放射線Rを照射してもよい。
放射線照射装置2は、放射線Rの曝射開始の指示を受信すると、管電圧、管電流、及び照射期間等の曝射条件に従って、放射線Rを照射する。
本実施形態の放射線画像撮影装置10は、放射線照射装置2から照射され、被検体Wを透過して撮影面11に入射した放射線Rを各々検出する第1放射線検出器20A及び第2放射線検出器20Bを備えている。
第1放射線検出器20Aは、照射された放射線Rに応じて複数の画素32(詳細後述)の各々に蓄積された電荷により第1放射線画像を撮像する。第2放射線検出器20Bは、第1放射線検出器20Aにおける放射線Rの入射側の反対側に積層されて配置され、かつ照射された放射線Rに応じて複数の画素32(詳細後述)の各々に蓄積された電荷により第2放射線画像を撮像する。
なお、本実施形態において「積層」とは、放射線画像撮影装置10における放射線Rの入射側または出射側から目視した場合に、重なって視認される状態のことをいう、互いに接触した状態で重なっていてもよいし、積層方向に空間を有した状態で重なっていてもよい。
次に、図2を参照して、本実施形態の放射線画像撮影装置10の構成の一例の概略について説明する。一例として、本実施形態の放射線画像撮影装置10は、図2に示すように、少なくとも撮影面11において放射線Rを透過する平板状の筐体21を備え、防水性、抗菌性、及び密閉性を有する構造とされている。筐体21内には、第1放射線検出器20A、第2放射線検出器20B、放射線制限部材24、及び第1撮像回路26A、第2撮像回路26Bが設けられている。
第1放射線検出器20Aは、放射線画像撮影装置10における放射線Rの入射側に配置され、第2放射線検出器20Bは、第1放射線検出器20Aの放射線Rが透過されて出射される側に積層されて配置されている。また、第1放射線検出器20Aは、TFT(Thin Film Transistor)基板30A、及び放射線Rが照射されることにより、照射された放射線Rの線量に応じた光(可視光)を発するシンチレータ22Aを備えている。また、TFT基板30A及びシンチレータ22Aは、放射線Rの入射側からTFT基板30A及びシンチレータ22Aの順番で積層されている。
また、第2放射線検出器20Bは、TFT基板30B、及びシンチレータ22Bを備えている。また、TFT基板30B及びシンチレータ22Bは、放射線Rの入射側からTFT基板30B及びシンチレータ22Bの順番で積層されている。
すなわち、第1放射線検出器20A及び第2放射線検出器20Bは、TFT基板30A、30B側から放射線Rが照射される表面読取方式(所謂ISS(Irradiation Side Sampling)方式)の放射線検出器である。
本実施形態の放射線画像撮影装置10では、第1放射線検出器20Aのシンチレータ22Aと、第2放射線検出器20Bのシンチレータ22Bとでは、シンチレータの組成が異なっていてもよいし、同じであってもよい。各シンチレータの組成は、放射線画像撮影装置10の撮影目的に応じて定められていてもよい。例えば、いわゆる、エネルギーサブトラクション画像(ES(Energy Subtraction)画像)や、被検体Wの骨密度をDXA(Dual-energy X-ray Absorptiometry)法により導出するためのDXA画像等を撮影する場合は、シンチレータ22Aとシンチレータ22Bとの組成が異なっていることが好ましい。この場合の一例として、シンチレータ22Aの組成は、CsI(Tl)(タリウムが添加されたヨウ化セシウム)を主成分として含んでおり、シンチレータ22Bの組成は、GOS(ガドリニウム硫酸化物)を主成分として含んでいる場合が挙げられる。しかしながら、ES画像やDXA画像を撮影目的とする放射線画像撮影装置10であっても、シンチレータ22A及びシンチレータ22Bの組成は、上記の例に限定されず、他の組成の組み合わせでもよいし、同じ組成の組み合わせでもよい。
また、第1放射線検出器20Aと第2放射線検出器20Bとの間には、放射線Rの透過を制限する放射線制限部材24が設けられている。放射線制限部材24の一例としては、銅や錫等の金属板が挙げられる。また、放射線制限部材24は、放射線の制限(透過率)を均一とするため、放射線Rの入射方向における厚みのばらつきが1%以下であることが好ましい。
第1撮像回路26Aは、第1放射線検出器20Aに対応して設けられ、後述するゲート配線ドライバ52A、信号処理部54A、画像メモリ56A、及び制御部58A等を含む電子回路が基板上に形成されている。また、第2撮像回路26Bは、第2放射線検出器20Bに対応して設けられ、後述するゲート配線ドライバ52B、信号処理部54B、画像メモリ56B、及び制御部58B等を含む電子回路が基板上に形成されている。また、詳細は後述するが、第1撮像回路26A及び第2撮像回路26Bは、第2放射線検出器20Bにおける放射線Rの入射側の反対側に配置されている。
次に、図3を参照して、本実施形態の放射線画像撮影装置10の電気系の要部構成について説明する。
図3に示すように、TFT基板30Aには、画素32が一方向(図3の行方向)及び一方向に交差する交差方向(図3の列方向)に2次元状に複数設けられている。画素32は、センサ部33、コンデンサ34、及び電界効果型薄膜トランジスタ(TFT、以下、単に「薄膜トランジスタ」という。)35を含む。
センサ部33は、図示しない上部電極、下部電極、及び光電変換膜等を含み、シンチレータ22Aが発する光を吸収して電荷を発生させる。コンデンサ34は、センサ部33により発生した電荷を蓄積する。薄膜トランジスタ35は、コンデンサ34に蓄積された電荷を制御信号に応じて読み出して出力する。
また、TFT基板30Aには、上記一方向に配設され、各薄膜トランジスタ35のオン状態とオフ状態とを切り替えるための複数本のゲート配線36が設けられている。また、TFT基板30Aには、上記交差方向に配設され、オン状態の薄膜トランジスタ35により読み出された電荷が出力される複数本のデータ配線38が設けられている。
TFT基板30Aの個々のゲート配線36はゲート配線ドライバ52Aに接続され、TFT基板30Aの個々のデータ配線38は信号処理部54Aに接続されている。
TFT基板30Aの各薄膜トランジスタ35は、ゲート配線ドライバ52Aからゲート配線36を介して供給される制御信号により各ゲート配線36毎(本実施形態では、図3に示した行単位)で順にオン状態とされる。そして、オン状態とされた薄膜トランジスタ35によって読み出された電荷は、電気信号としてデータ配線38を伝送されて信号処理部54Aに入力される。これにより、電荷が各ゲート配線36毎(本実施形態では、図3に示した行単位)で順に読み出され、二次元状の放射線画像を示す画像データが取得される。
信号処理部54Aは、個々のデータ配線38毎に、入力される電気信号を増幅する増幅回路及びサンプルホールド回路(何れも図示省略)を備えており、個々のデータ配線38を伝送された電気信号は増幅回路で増幅された後にサンプルホールド回路に保持される。また、サンプルホールド回路の出力側にはマルチプレクサ、及びA/D(Analog/Digital)変換器(何れも図示省略)が順に接続されている。そして、個々のサンプルホールド回路に保持された電気信号はマルチプレクサに順に(シリアルに)入力され、マルチプレクサにより順次選択された電気信号がA/D変換器によってデジタルの画像データへ変換される。
信号処理部54Aには画像メモリ56Aが接続されており、信号処理部54AのA/D変換器から出力された画像データは画像メモリ56Aに順次記憶される。画像メモリ56Aは所定の枚数分の画像データを記憶可能な記憶容量を有しており、放射線画像の撮影が行われる毎に、撮影によって得られた画像データが画像メモリ56Aに順次記憶される。また、画像メモリ56Aは制御部58Aにも接続されている。
制御部58Aは、CPU(Central Processing Unit)60、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)等を含むメモリ62、及びフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部64を備えている。制御部58Aの一例としては、マイクロコンピュータ等が挙げられる。
通信部66は、制御部58Aに接続され、無線通信及び有線通信の少なくとも一方により、放射線照射装置2及びコンソール4等の外部の装置との間で各種情報の送受信を行う。
第1電源74Aは、前述した各種回路や各素子(ゲート配線ドライバ52A、信号処理部54A、画像メモリ56A、及び制御部58A等)に電力を供給する。なお、図3では、錯綜を回避するために、第1電源74Aと各種回路や各素子を接続する配線の図示を省略している。
なお、第2放射線検出器20BのTFT基板30B、ゲート配線ドライバ52B、信号処理部54B、画像メモリ56B、制御部58B、及び第2電源74Bの各構成部品については、各々第1放射線検出器20Aの対応する構成部品と同様であるため、ここでの説明を省略する。
さらに、図4〜図6を参照して、本実施形態の放射線画像撮影装置10の構成の一例についてさらに細に説明する。図4は、本実施形態の放射線画像撮影装置10の内部の詳細な構成の一例を示す側面断面図である。なお、図4では、撮影面11(放射線Rが入射される側)が、図の下側となるように図示されている。また、図5は、図4に示した放射線画像撮影装置10を、撮影面11の反対側(図4における上側)から目視した場合の概略構成を示した平面図である。
図4に示すように、本実施形態の放射線画像撮影装置10は、撮影面11側から順に、第1放射線検出器20A、放射線制限部材24、及び第2放射線検出器20Bが積層されているのは上述した通りである。さらに、本実施形態の放射線画像撮影装置10は、図4に示すように、第2放射線検出器20Bにおける撮影面11の反対側に、遮蔽板29及びシャーシ80が、この順に積層されている。
遮蔽板29は、第1放射線検出器20A、放射線制限部材24、及び第2放射線検出器20Bを透過した放射線Rが到達することにより、第1撮像回路26A及び第2撮像回路26Bに誤動作が生じるのを抑制する機能を有する。そのため、遮蔽板29は、放射線Rが透過し難い金属材料が好ましく、特に熱伝導性に優れた銅材料により形成されていることが好ましい。
シャーシ80は、筐体21と電気的に接続されており、シャーシ80上に搭載された第1撮像回路26A及び第2撮像回路26B等にグランド電位を付与する、いわゆるシャーシアースとしての機能を有する。シャーシ80は、例えば、アルミニウム等の軽金属材料で構成することが可搬性の面から好ましく、さらに、アルミニウム合金等の軽合金材料で構成することが耐久性の面から好ましい。
本実施形態のシャーシ80は、図4及び図5に示すように、分割部81により、第1撮像回路26Aの基板(以下、単に「第1撮像回路26A」という)が搭載された第1領域80Aと、第2撮像回路26Bの基板(以下、単に「第2撮像回路26Bという)が搭載された第2領域80Bとに分割されている。
第1撮像回路26Aは、シャーシ80の第1領域80A内に、支持部材90を介して搭載されており、コネクタ92を介して接続配線94Aにより第1放射線検出器20Aと接続されている。また、第2撮像回路26Bは、シャーシ80の第2領域80B内に、支持部材90を介して搭載されており、コネクタ92を介して接続配線94Bにより第2放射線検出器20Bと接続されている。
また、シャーシ80の第1領域80A及び第2領域80Bの境界を跨いで、支持部材90を介して絶縁電源分配部70が設けられている。本実施形態の絶縁電源分配部70は、一例として、図6に示すように、第1電源74Aによる電力を第1放射線検出器20Aに供給し、かつ第2電源74Bによる電力を第2放射線検出器20Bに供給する機能を有する。本実施形態の絶縁電源分配部70が、本発明の電源分配部の一例である。
本実施形態の絶縁電源分配部70は、一例として図6に示すように、主電源72と、一次巻線75A及び二次巻線76Aを含む絶縁トランスを有する第1電源74Aと、一次巻線75B及び二次巻線76Bを含む絶縁トランスを有する第2電源74Bと、を備えている。
絶縁電源分配部70では、主電源72から印加された電圧が第1電源74A及び第2電源74Bに分配される。第1電源74Aと第1撮像回路26Aとは、駆動用の電力を供給するための信号線(以下、「電源線」という)78A、及びグランド電位を付与するための信号線(以下、「グランド線」という)79Aにより接続されている。また、第2電源74Bと第2撮像回路26Bとは、各々電源線78A及びグランド線79Bと同様の役割を有する電源線78B及びグランド線79Bにより接続されている。
続いて、図6を参照して本実施形態の放射線画像撮影装置10の作用について説明する。第1撮像回路26Aが駆動する場合、絶縁電源分配部70の第1電源74Aから第1撮像回路26Aに電力が供給され、また、第2撮像回路26Bが駆動する場合、絶縁電源分配部70の第2電源74Bから第2撮像回路26Bに電力が供給される。
ここで、本実施形態の放射線画像撮影装置10では、絶縁電源分配部70により、第1電源74A及び第2電源74Bがそれぞれ絶縁されているため、第1撮像回路26Aで発生したリターン電流Iは、グランド線79Aを介して、第1電源74Aに流れ込む。一方、第2撮像回路26Bで発生したリターン電流Iは、グランド線79Bを介して、第2電源74Bに流れ込む。
また、本実施形態の放射線画像撮影装置10では、シャーシ80が分割部81により第1領域80Aと第2領域80Bとに分割されているため、第1撮像回路26Aのグランドと第2撮像回路26Bのグランドとの間のインピーダンスが高くなっている。そのため、第1撮像回路26A及び第2撮像回路26Bの一方の撮像回路で発生したリターン電流Iが、他方の撮像回路に流れ込み難い。
従って、本実施形態の放射線画像撮影装置10によれば、第1放射線検出器20A及び第2放射線検出器20Bの一方の撮像回路から他方の撮像回路に流れるリターン電流Iを抑制することができる。
[第2実施形態]
本実施形態の放射線画像撮影装置10は、第1実施形態の放射線画像撮影装置10と、絶縁電源分配部70について異なるため、異なる構成について、図面を参照して説明する。図7は、本実施形態の絶縁電源分配部70の一例を示す回路図である。
図7に示すように、本実施形態の絶縁電源分配部70は、放射線画像撮影装置10と別体で構成されている。本実施形態の絶縁電源分配部70は、例えば、ACアダプタに組み込んでもよい。一般的に、放射線画像撮影装置10の主電源72に、外部装置(例えば、商用電源等)から電力を供給する場合、交流電力をAC(Alternating Current)アダプタ直流電力に変換し、変換した直流電流を放射線画像撮影装置10の主電源72に供給する。そこで、本実施形態の絶縁電源分配部70をACアダプタに組み込んでおき、絶縁電源分配部70の第1電源74A及び第2電源74Bの各々から電力を放射線画像撮影装置10に供給する形態としてもよい。
本実施形態の放射線画像撮影装置10においても上記第1実施形態と同様に、絶縁電源分配部70により、第1電源74A及び第2電源74Bがそれぞれ絶縁されている。そのため、図7に示すように、第1撮像回路26Aで発生したリターン電流Iは、グランド線79Aを介して、第1電源74Aに流れ込む。一方、図7に示すように、第2撮像回路26Bで発生したリターン電流Iは、グランド線79Bを介して、第2電源74Bに流れ込む。
また、本実施形態の放射線画像撮影装置10においても、上記第1実施形態の放射線画像撮影装置10と同様に、シャーシ80が分割部81により第1領域80Aと第2領域80Bとに分割されているため、第1撮像回路26Aのグランドと第2撮像回路26Bのグランドとの間のインピーダンスが高くなっている。そのため、第1撮像回路26A及び第2撮像回路26Bの一方の撮像回路で発生したリターン電流Iが、他方の撮像回路に流れ込み難い。
従って、本実施形態の放射線画像撮影装置10によれば、上記第1実施形態の放射線画像撮影装置10と同様に、第1放射線検出器20A及び第2放射線検出器20Bの一方の撮像回路から他方の撮像回路に流れるリターン電流Iを抑制することができる。
[第3実施形態]
本実施形態の放射線画像撮影装置10は、第1実施形態の放射線画像撮影装置10と、第1撮像回路26A及び第2撮像回路26Bに駆動のための電力を供給する構成について異なるため、異なる構成について、図面を参照して説明する。図8は、本実施形態の絶縁電源分配部70の一例を示す回路図である。
図8に示すように、本実施形態の放射線画像撮影装置10は、絶縁電源分配部70に代わり、第1電源74A及び第2電源74Bそのものが備えられている点で、第1実施形態の放射線画像撮影装置10と異なっている。
本実施形態の放射線画像撮影装置10では、外部装置(例えば、商用電源等)からACアダプタを介して第1電源74A及び第2電源74Bの各々に、電力が供給される。そして、第1電源74Aからは、電源線78A及びグランド線79Aによって第1撮像回路26Aに電力が供給され、また、第2電源74Bからは、電源線78B及びグランド線79Bによって第2撮像回路26Bに電力が供給される。
このように、本実施形態の放射線画像撮影装置10では、第1撮像回路26A及び第2撮像回路26Bの各々が個別の内部電源として第1電源74A及び第2電源74Bを備えているため、上記各実施形態の放射線画像撮影装置10と同様に、第1電源74A及び第2電源74Bがそれぞれ絶縁されている。そのため、本実施形態の放射線画像撮影装置10においても、図8に示すように、第1撮像回路26Aで発生したリターン電流Iは、グランド線79Aを介して、第1電源74Aに流れ込む。一方、図8に示すように、第2撮像回路26Bで発生したリターン電流Iは、グランド線79Bを介して、第2電源74Bに流れ込む。
また、本実施形態の放射線画像撮影装置10においても、上記各実施形態の放射線画像撮影装置10と同様に、シャーシ80が分割部81により第1領域80Aと第2領域80Bとに分割されているため、第1撮像回路26Aのグランドと第2撮像回路26Bのグランドとの間のインピーダンスが高くなっている。そのため、第1撮像回路26A及び第2撮像回路26Bの一方の撮像回路で発生したリターン電流Iが、他方の撮像回路に流れ込み難い。
従って、本実施形態の放射線画像撮影装置10によれば、上記各実施形態の放射線画像撮影装置10と同様に、第1放射線検出器20A及び第2放射線検出器20Bの一方の撮像回路から他方の撮像回路に流れるリターン電流Iを抑制することができる。
以上説明したように、上記各実施形態の放射線画像撮影装置10は、照射された放射線Rに応じて複数の画素32の各々に蓄積された電荷により第1放射線画像を撮像する第1放射線検出器20Aと、第1放射線検出器20Aにおける放射線Rの入射側の反対側に積層されて配置され、かつ照射された放射線Rに応じて複数の画素32の各々に蓄積された電荷により第2放射線画像を撮像する第2放射線検出器20Bと、を備える。また、放射線画像撮影装置10は、第1電源74Aより供給される電力により駆動し、第1放射線検出器20Aに第1放射線画像を撮像させる第1撮像回路26Aと、第1電源74Aと絶縁された第2電源74Bより供給される電力により駆動し、第2放射線検出器20Bに第2放射線画像を撮像させる第2撮像回路26Bと、を備える。
このように、上記各実施形態の放射線画像撮影装置10では、第1電源74A及び第2電源74Bが絶縁されているため、第1撮像回路26Aで発生したリターン電流Iは、第1電源74Aに流れ込み、第2撮像回路26Bで発生したリターン電流Iは、第2電源74Bに流れ込む。
従って、本実施形態の放射線画像撮影装置10によれば、第1放射線検出器20A及び第2放射線検出器20Bの一方の撮像回路から他方の撮像回路に流れるリターン電流Iを抑制することができる。
ここで、上記各実施形態の放射線画像撮影装置10と異なり、第1電源74A及び第2電源74Bが絶縁されていない場合について、比較例として図11を参照して説明する。図11は、本実施形態の放射線画像撮影装置10と異なり、第1電源174A及び第2電源174Bが絶縁されていない、比較例の放射線画像撮影装置100における電源分配部170の一例を示す回路図である。図11に示した比較例の放射線画像撮影装置100は、主電源172を分配し、第1電源174A及び第2電源174Bとする電源分配部170を備えている。放射線画像撮影装置100では、絶縁電源分配部70の第1電源174Aから第1放射線検出器120Aの第1撮像回路126Aに駆動用の電力が供給され、かつ第2電源174Bから第2放射線検出器120Bの第2撮像回路126Bに駆動用の電力が供給される。
比較例の放射線画像撮影装置100では、第1電源174A及び第2電源174Bが絶縁されていないため、例えば、第1撮像回路126Aで発生したリターン電流Iが、第2撮像回路26Bに流れ込み、グランド線179Bによって電源分配部170に流れる場合がある。このように、比較例の放射線画像撮影装置100では、第1撮像回路126A及び第2撮像回路126Bの一方の撮像回路で発生したリターン電流Iが、他方の撮像回路に流れてしまう場合がある。
このように、比較例の放射線画像撮影装置100では、一方の撮像回路で発生したリターン電流Iが、他方の撮像回路に流れ込むことにより、第1放射線検出器20Aと第2放射線検出器20Bとがお互いに干渉し合う。特に、第1撮像回路126Aの駆動期間及び第2撮像回路126Bの駆動期間が重なっている場合に、お互いに強く干渉し合う。
上述したES画像やDXA画像を撮影目的とする場合等、放射線照射装置2による1回の曝射によって、第1放射線検出器120Aにより第1放射線画像を撮影し、第2放射線検出器120Bにより第2放射線画像を撮影する場合がある。この場合、ゲート配線ドライバ(52A)及びゲート配線ドライバ(52B)等、第1放射線検出器20A及び第2放射線検出器20Bにおける同種の電子回路の駆動期間が重なることがある。第1撮像回路126A及び第2撮像回路126Bの一方の撮像回路で発生したリターン電流Iが、他方の撮像回路に流れてしまうと、リターン電流Iが流れ込んだ撮像回路では、基準電位となるグランドの電位が変動する可能性が高い。このように第1放射線検出器120A及び第2放射線検出器120Bが干渉し合うことにより、少なくとも一方において、基準となるグランドの電位が変動すると、撮影された放射線画像に、アーチファクトが発生し、画質が低下する。
このように、比較例の放射線画像撮影装置100では、第1撮像回路126A及び第2撮像回路126Bが同時に駆動する場合等に、一方の撮像回路から他方の撮像回路へリターン電流Iが流れ込む場合があった。この場合、リターン電流Iの影響により第1放射線検出器120Aと第2放射線検出器120Bとが互いに干渉し合い、撮影される第1放射線画像及び第2放射線画像の少なくとも一方に、アーチファクトが発生する懸念があった。
なお、ここではリターン電流Iが流れ込むことによる第1放射線検出器120Aと第2放射線検出器120Bとの間の干渉の一例として、第1撮像回路126A及び第2撮像回路126Bの少なくとも一方の基準となるグランドの電位が変動することについて説明したが、これに限定されないことはいうまでもない。
これに対して、上記各実施形態の放射線画像撮影装置10によれば、第1放射線検出器20A及び第2放射線検出器20Bの一方の撮像回路から他方の撮像回路に流れるリターン電流Iを抑制することができる。そのため、本実施形態の放射線画像撮影装置10によれば、第1放射線検出器20Aと第2放射線検出器20Bとが互いに干渉し合うのを抑制することができる。これにより、上記各実施形態の放射線画像撮影装置10によれば、撮影された放射線画像(第1放射線画像及び第2放射線画像)にアーチファクトが発生するのを抑制し、画質が低下するのを抑制することができる。
また、上記各実施形態の放射線画像撮影装置10では、シャーシ80が分割部81により第1領域80Aと第2領域80Bとに分割されているため、第1撮像回路26Aのグランドと第2撮像回路26Bのグランドとの間のインピーダンスが高くなっている。そのため、第1撮像回路26A及び第2撮像回路26Bの一方の撮像回路で発生したリターン電流Iが、シャーシ80に流れた場合でも他方の撮像回路には流れ込み難い。
従って、本実施形態の放射線画像撮影装置10によれば、第1放射線検出器20A及び第2放射線検出器20Bの一方の撮像回路から他方の撮像回路に流れるリターン電流Iをより抑制することができる。
特に、上記各実施形態の放射線画像撮影装置10の効果は、上述した第1撮像回路26Aの駆動期間及び第2撮像回路26Bの駆動期間の少なくとも一部が重なっている形態において顕著に表れる。
なお、上記各実施形態で説明した放射線画像撮影システム1及び放射線画像撮影装置10等の構成及び動作等は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることはいうまでもない。
絶縁電源分配部70のその他の例について説明する。例えば、絶縁電源分配部70は、図9に示す形態としてもよい。図9に示した絶縁電源分配部70の第1電源74Aは、上記各実施形態と同様に一次巻線75Aと二次巻線76Aとを含む絶縁トランスを有する。一方、第2電源74Bは、主電源72から直接分配された電源となっており、そのため、電源線78B及びグランド線79Bは、主電源72に接続される構成となっている。図9に示した放射線画像撮影装置10のように、第1電源74A及び第2電源74Bの一方のみが、主電源72と絶縁されている場合であっても、上記図11を参照して説明した従来の放射線画像撮影装置100に比べて、第1電源74A及び第2電源74Bの間の絶縁効果が高くなるため、第1放射線検出器20A及び第2放射線検出器20Bの一方の撮像回路から他方の撮像回路に流れるリターン電流Iをより抑制することができる。
さらに、絶縁電源分配部70の第1電源74A及び第2電源74Bは、所定の時定数を有し、擬似的に高周波をカットするフィルタを備える形態としてもよい。
また、シャーシ80のその他の例について説明する。上記各実施形態では、分割部81によって、第1撮像回路26Aが搭載される第1領域80Aと第2撮像回路26Bが搭載される第2領域80Bに分割することにより、第1撮像回路26Aのグランドと第2撮像回路26Bのグランドとの間のインピーダンスを高くする形態について説明したが、このようにインピーダンスを高くする形態は、特に限定されない。
例えば、図10に示すように、シャーシ80にスリット82を設けてもよい。このようにスリット82を設ける場合、図10に示すように、シャーシ80の絶縁電源分配部70と第1撮像回路26Aとの間、及び絶縁電源分配部70と第1撮像回路26Aとの間に設けることが好ましい。また、スリット82は、複数設けることが好ましい。このようにスリット82を設けることにより、シャーシ80に流れたリターン電流Iがスリット82を迂回して流れるため、インピーダンスを高くすることができる。
また例えば、シャーシ80を導電率が、予め定められた導電率よりも低導電率である材質により形成することにより、シャーシ80のインピーダンスを高くしてもよい。この場合の予め定められた導電率は特に限定されないが、上述のように、シャーシアースとしての機能を考慮し、予め実機を用いた実験や、放射線画像撮影システム1の設計仕様等に基づくコンピュータシミュレーション等により得ておけばよい。
また、シャーシ80の形状等も、第1撮像回路26A及び第2撮像回路26Bの各々を囲む形状とされていればよく、上記各実施形態の限定されないことはいうまでもない。また、上記各実施形態の放射線画像撮影装置10のように、シャーシ80を分割部81によって第1領域80A及び第2領域80Bに分割する場合における分割部81の形状、すなわち、どのようにシャーシ80を分割するかは特に限定されない。
さらに、上記各実施形態の放射線画像撮影装置10では、第1撮像回路26A及び第2撮像回路26Bがシャーシ80に搭載されている形態について説明したが、この形態に限定されるものではない。例えば、シャーシ80の代わり、その他の導電部材に、第1撮像回路26A及び第2撮像回路26Bが搭載されていてもよい。
また、上記実施の形態では、第1放射線検出器20A及び第2放射線検出器20Bの双方に、TFT基板30A、30B側から放射線Rが入射される表面読取方式の放射線検出器を適用した形態について説明したが、これに限定されない。例えば、第1放射線検出器20A及び第2放射線検出器20Bの少なくとも一方に、シンチレータ22A、22B側から放射線Rが入射される裏面読取方式(所謂PSS(Penetration Side Sampling)方式)の放射線検出器を適用する形態としてもよい。
また、上記各実施形態では、第1放射線検出器20A及び第2放射線検出器20Bの双方に、放射線を一旦光に変換し、変換した光を電荷に変換する間接変換型の放射線検出器を適用した形態について説明したが、これに限定されない。例えば、第1放射線検出器20A及び第2放射線検出器20Bの少なくとも一方に、放射線を電荷へ直接変換する直接変換型の放射線検出器を適用する形態としてもよい。
また、上記各実施形態における放射線Rは、特に限定されるものではなく、X線やγ線等を適用することができる。
1 放射線画像撮影システム
2 放射線照射装置
4 コンソール
10、100 放射線画像撮影装置
11 撮影面
20A、120A 第1放射線検出器
20B、120B 第2放射線検出器
21 筐体
22A、22B シンチレータ
24 放射線制限部材
26A、126A 第1撮像回路
26B、126B 第2撮像回路
29 遮蔽板
30A、30B TFT基板
32 画素
33 センサ部
34 コンデンサ
35 薄膜トランジスタ
36 ゲート配線
38 データ配線
52A、52B ゲート配線ドライバ
54A、54B 信号処理部
56A、56B 画像メモリ
58A、58B 制御部
60 CPU
62 メモリ
64 記憶部
66 通信部
70 絶縁電源分配部
72、172 主電源
74A、174A 第1電源
74B、174B 第2電源
75A、75B 一次巻線
76A、76B 二次巻線
78A、78B、178A、178B 電源線
79A、79B、179A、179B グランド線
80 シャーシ
80A 第1領域
80B 第2領域
81 分割部
82 スリット
90 支持部材
92 コネクタ
94A、94B 接続配線
170 電源分配部
I リターン電流
R 放射線
W 被検体

Claims (10)

  1. 照射された放射線に応じて複数の画素の各々に蓄積された電荷により第1放射線画像を撮像する第1放射線検出器と、
    前記第1放射線検出器における放射線の出射側に配置され、かつ照射された放射線に応じて複数の画素の各々に蓄積された電荷により第2放射線画像を撮像する第2放射線検出器と、
    第1電源より供給される電力により駆動し、前記第1放射線検出器に前記第1放射線画像を撮像させる第1撮像回路と、
    前記第1電源と絶縁された第2電源より供給される電力により駆動し、前記第2放射線検出器に前記第2放射線画像を撮像させる第2撮像回路と、
    前記第1撮像回路のグランドと前記第2撮像回路のグランドとの間のインピーダンスを高くする機構と、
    を備え
    前記第1撮像回路の基板と、前記第2撮像回路の基板とは、導電部材上に搭載されており、
    前記機構は、前記第1撮像回路の基板が搭載された第1領域と、前記第2撮像回路の基板が搭載された第2領域とに前記導電部材を分割する分割部である、
    放射線画像撮影装置。
  2. 照射された放射線に応じて複数の画素の各々に蓄積された電荷により第1放射線画像を撮像する第1放射線検出器と、
    前記第1放射線検出器における放射線の出射側に配置され、かつ照射された放射線に応じて複数の画素の各々に蓄積された電荷により第2放射線画像を撮像する第2放射線検出器と、
    第1電源より供給される電力により駆動し、前記第1放射線検出器に前記第1放射線画像を撮像させる第1撮像回路と、
    前記第1電源と絶縁された第2電源より供給される電力により駆動し、前記第2放射線検出器に前記第2放射線画像を撮像させる第2撮像回路と、
    前記第1撮像回路のグランドと前記第2撮像回路のグランドとの間のインピーダンスを高くする機構と、
    を備え
    前記第1撮像回路の基板と、前記第2撮像回路の基板とは、導電部材上に搭載されており、
    前記機構は、前記導電部材の前記第1撮像回路の基板が搭載された第1領域と、前記第2撮像回路の基板が搭載された第2領域との間に設けられたスリットである、
    放射線画像撮影装置。
  3. 前記第1撮像回路の基板と、前記第2撮像回路の基板とは、予め定められた導電率より低導電率の導電部材上に搭載されている、
    請求項1または請求項2に記載の放射線画像撮影装置。
  4. 前記導電部材は、前記第1撮像回路の基板、及び前記第2撮像回路の基板の各々を囲む形状とされている、
    請求項から請求項のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  5. 前記導電部材は、金属製のシャーシである、
    請求項から請求項のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  6. 主電源と、
    前記主電源を分配して、前記第1電源と前記第2電源とを生成する電源分配部と、
    をさらに備えた、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  7. 前記第1電源と、前記第2電源とをさらに備えた、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  8. 前記第1電源及び前記第2電源は、自装置とは別体で構成されている、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  9. 前記第1撮像回路の駆動期間と、前記第2撮像回路の駆動期間とは、少なくとも一部が重なっている、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  10. 放射線が入射される撮影面を有し、前記第1放射線検出器と前記第2放射線検出器とが、前記撮影面側から順に配置された状態で収納する筐体をさらに備えた、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
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