JP6681237B2 - 音響装置及び音響補正プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、音響装置及び音響補正プログラム、特に、スピーカを有する音響装置及びその音響補正プログラムに関する。
近年、携帯型音楽プレーヤやタブレット端末などの端末装置が急速に普及している。このような端末装置を、スピーカが組み込まれた音響装置、例えば、いわゆるドックに接続してスピーカから音楽を再生することが行なわれている。端末装置が接続される音響装置には、例えばスピーカの他に増幅器が搭載されている、いわゆるアクティブスピーカがある。
例えば、特許文献1には、スピーカから放音される音をマイクで集音し、周波数帯別にレベル調整を行うことが記載されている。また、特許文献2には、スピーカから出力される音をマイクで検出し、補正係数テーブルを参照して周波数特性を補正することが記載されている。
特開2008−245123号公報 特開2002−330499号公報
従来のスピーカを有する音響装置においては、タブレット端末などの端末装置やスピーカグリルのような音響障害物が置かれた場合に、当該音響障害物によって音質が劣化するという問題があった。また、音響障害物の有無によって変化する音質を適正に補正することが可能な音響装置が無いという問題もあった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、上記の問題点が一例として挙げられ、音響障害物が音響装置上に置かれた場合や音響装置近くのあらかじめ想定された位置に置かれた場合であっても音響障害物により変化する音質を自動的に補正し、音質の変化を低減して音響障害物が無い場合に近い音質で音響出力することが可能な、また当該音響障害物に最適な音響補正を行うことが可能な音響装置を提供することが本発明の課題の例である。
請求項1に記載の発明は、音響信号を取得する音響信号取得部と、音響装置に着脱可能に装着される、放音部に対しての音響障害物が有ることを検出する障害物検出部と、障害物検出部の検出結果に基づき、音響信号に音響補正を行う音響信号補正部と、を有する。
請求項10に記載の発明は、放音部に音響出力信号を出力する音響装置に用いられるコンピュータを、音響信号を取得する音響信号取得手段、音響装置に着脱可能に装着される、放音部に対しての音響障害物が有ることを検出する障害物検出手段、音響障害物が有ることが検出された場合、音響障害物の大きさに関するサイズ情報を取得するサイズ情報取得手段、サイズ情報に基づいて音響信号に音響補正を行う音響信号補正手段、として機能させるためのプログラムである。
本発明の実施例1の音響装置の回路構成を示すブロック図である。 図1の音響装置を模式的に示す斜視図である。 実施例1の音響装置に接続されるタブレット装置及びタブレット装置を音響装置に接続するケーブルを模式的に示す斜視図である。 音響装置上にタブレット装置が装着された状態を模式的に示す斜視図である。 オーディオ信号補正回路の構成の一例を示すブロック図である。 (a)は実施例2の音響装置を模式的に示す斜視図である。(b)は実施例2の音響装置に装着されるスピーカグリルを示す三面図(正面図、右側面図及び下面図)である。 実施例2の音響装置にスピーカグリルが装着された状態を示す斜視図である。 実施例2のスピーカグリルが音響装置に装着される際のキャッチャ部の詳細を拡大して示す部分拡大図である。 実施例3の音響装置の回路構成を示すブロック図である。 実施例3の補正プロセッサが実行する補正処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する図において、実質的に同一又は等価な構成要素には同一の参照符を付している。
なお、本明細書において、「音響信号」(以下、オーディオ信号ともいう。)は音楽、音声、効果音などの音響効果を有するあらゆる音を表す信号であって、モノラル、2チャンネル又はマルチチャンネルの信号のいずれであってもよい。また、オーディオ信号は、アナログ信号又はデジタル信号のいずれであってもよい。また、オーディオ信号がデジタル信号の場合、非圧縮信号又は圧縮信号のいずれであってもよい。また、圧縮信号である場合、圧縮方式はMP3(MPEG Audio Layer-3),WMA(Windows Media Audio)(Windowsは登録商標),AAC(Advanced Audio Coding),FLAC(Free Lossless Audio Codec),ALAC(Apple Lossless Audio Codec)(Appleは登録商標)など、どのような圧縮信号であってもよい。さらに、サンプリングレートやビットレートに限定は無く、固定ビットレート及び可変ビットレートのいずれであってもよい。
また、オーディオ信号の「音響補正」又は「補正」とは、当該オーディオ信号の周波数特性や位相特性の補正、遅延時間補正、インパルスレスポンスに基づいた補正など種々の音響補正や音場補正、及びイコライジングを含む。また、アナログ信号又はデジタル信号をそのまま、あるいはアナログ信号をデジタル信号に変換して、又はデジタル信号をアナログ信号に変換して補正を行うことを含む。
また、オーディオ信号の「補正」は、2チャンネル又はマルチチャンネルのスピーカ(放音部)に関して、各チャンネルのオーディオ信号に対して個別に補正処理を行うことを含む。
図1は実施例1の音響装置10の回路構成を示すブロック図である。この音響装置10は、オーディオ信号受信回路(オーディオ信号受信部)11、オーディオ信号補正回路(オーディオ信号補正部)12、センサ13、障害物検出回路(障害物検出部)14、増幅回路(増幅部)17及びスピーカ18を有している。
以下においては、音響装置10が2チャンネルのステレオ音響装置である場合を例に説明するが、モノラルの音響装置であっても、あるいはマルチチャンネルの音響装置であってもよい。
図2は実施例1の音響装置10を模式的に示す斜視図である。また、図3は実施例1の音響装置10に接続されるタブレット装置30及びタブレット装置30を音響装置10に接続するケーブル35を模式的に示す斜視図である。
音響装置10は、タブレット装置などの音楽再生装置を着脱可能な、いわゆるドック装置として構成されている。具体的には、音響装置10は筐体21を有し、筐体21の上面(装着面)21Sにタブレット装置(音楽再生装置)30が装着される。
より詳細には、筐体21内には、オーディオ信号受信回路11、オーディオ信号補正回路12、障害物検出回路14及び増幅回路(アンプ)17が実装された回路ボードであるプロセッサ15が内蔵されている(破線で示す)。
なお、オーディオ信号受信回路11、センサ13、オーディオ信号補正回路12、障害物検出回路14及び増幅回路17のうち複数の回路が一つの信号処理回路又はDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサとして構成されていてもよい。
また、筐体21には、センサ13及びスピーカ18が取り付けられている。増幅回路17は2チャンネルのアンプ17R(右チャンネル:Rch)及びアンプ17L(左チャンネル:Lch)からなり、スピーカ18はアンプ17R及びアンプ17Lにそれぞれ接続されたスピーカ18R及びスピーカ18Lからなる。
さらに、音響装置10の筐体21には、携帯型音楽プレーヤ、タブレット端末やタブレットPCなどの音楽再生装置を接続可能なコネクタ22が筐体21の前面又は背面に設けられている。コネクタ22は、タブレット装置30を接続する専用のコネクタでもよく、あるいはUSB(Universal Serial Bus)などの汎用コネクタであってもよい。
ケーブル35は、その一端には、タブレット装置30のコネクタ32に接続されるコネクタ36Aが設けられ、他端には、音響装置10のコネクタ22に接続されるコネクタ36Bが設けられている(図2)。
音響装置10には、さらに、タブレット装置30などの音楽再生装置と無線で接続可能な、例えばBluetooth(登録商標)などの通信部24が設けられていてもよい。また、通信部24は、コネクタ22に接続されたケーブルを介して有線により外部機器との間で通信を行うように構成されていてもよい。
図4は、音響装置10上にタブレット装置30が装着(又は搭載)された状態を模式的に示す斜視図である。図4に示すように、タブレット装置30は音響装置10上に装着され、タブレット装置30と音響装置10とはケーブル35によって接続され、コネクタ22を介してオーディオ信号がオーディオ信号受信回路11に入力される。
なお、音響装置10の筐体21上の装着面21Sには、タブレット装置30を所定位置に装着するための溝や凹凸、あるいはクリップなどの装着機構あるいは固定機構(図示しない)が設けられていてもよい。
次に、音響装置10の動作について説明する。図1に示すように、オーディオ信号受信回路11は、ケーブル35を介してタブレット装置30から出力されるオーディオ信号(原音響信号)を受信する。
障害物検出回路14はセンサ13を有し、音響装置10上に音響上の障害物(音響障害物)としてのタブレット装置30が装着されていること(すなわち、音響障害物が有ること)を検出(判定)する。すなわち、障害物検出回路14はセンサ信号に基づいて、タブレット装置30が装着されていることを検出した場合には、音響障害物が有ることを示す検出信号DSを生成し、それ以外の場合には、音響障害物が無いことを示す検出信号DSを生成する。
なお、センサ13としては、例えば光学センサ、赤外線センサ、機械式センサ、超音波センサなど、タブレット装置30が音響装置10上に装着されていることを検出可能な種々のセンサを使用し得る。
また、障害物検出回路14は、音響装置10のコネクタ22にタブレット装置30が接続されたことによりタブレット装置30が装着されたことを検出してもよい。あるいは、通信部24を介してタブレット装置30が接続されたことによりタブレット装置30が装着されたことを検出してもよい。
オーディオ信号補正回路12は、障害物検出回路14の検出結果を示す検出信号DSに基づいて、タブレット装置30から受信したオーディオ信号ASに音響補正処理(以下、単に補正処理ともいう)を行い、補正オーディオ信号CSを生成する。増幅回路17のアンプ17R及び17Lは補正オーディオ信号CSを増幅し、それぞれスピーカ18R及び18Lを駆動する。
なお、オーディオ信号補正回路12は、MP3,AAC,FLACなどのフォーマットの信号をデコードするデコーダ回路や、ビットレート変換等の変換回路などを含む再生回路12Aを有していてもよい。従って、オーディオ信号補正回路12は、このような音響装置10に入力された種々のフォーマットのオーディオ信号ASの補正処理及び再生処理を行うように構成されていてもよい。
また、オーディオ信号補正回路12は、ハードウエアとして構成されていてもよく、あるいは補正データを用いて補正を実行するソフトウエアとして構成されていてもよい。
図5は、オーディオ信号補正回路12の構成の一例を示すブロック図である。オーディオ信号補正回路12は、オーディオ信号補正回路12の入力側のスイッチ回路41A及び出力側のスイッチ回路41B、及び補正部42を有する。スイッチ回路41A,41Bには障害物検出回路14から検出信号DSが供給され、検出信号DSに基づいて補正部42の補正回路を切り換える。
より具体的には、音響上の障害物が無いこと、つまりタブレット装置30が音響装置10上に装着されていないことを検出信号DSが示す場合(DS=0)、スイッチ回路41A,41Bは、オーディオ信号ASが第1の補正回路(補正(1))42Aに接続されるように切り換える(図中、実線)。補正部42は、第1の補正回路42Aでオーディオ信号ASに補正処理を行い、補正オーディオ信号CSを生成する。
一方、音響上の障害物が有ること、つまりタブレット装置30が音響装置10上に装着されていることを検出信号DSが示す場合(DS=1)、スイッチ回路41A,41Bはオーディオ信号ASが第2の補正回路(補正(2))42Bに接続されるように切り換える(図中、破線)。
この場合、補正部42は、第2の補正回路42Bでオーディオ信号ASに補正処理を行い、補正オーディオ信号CSを生成する。第2の補正回路42Bは、音響障害物(タブレット装置30)により変化する音質を補正するよう補正処理を行う。従って、音響障害物が無い場合に近い音質で音響出力することが可能となる。
すなわち、補正部42において、タブレット装置30が音響装置10から取り外された場合には、第2の補正回路から第1の補正回路42Aに切り換えられ、タブレット装置30が非装着の状態から音響装置10に装着された場合には、第1の補正回路42Aから第2の補正回路に切り換えられる。
なお、タブレット装置30が音響装置10上に装着されていない場合(DS=0)、第1の補正回路(補正(1))は、オーディオ信号ASに補正を行わず、オーディオ信号ASをそのまま出力する回路として構成されていてもよい。
補正部42からの補正オーディオ信号CSは増幅回路17に供給され、増幅回路17で増幅される。補正オーディオ信号CSは増幅された後、音響出力信号AOとしてスピーカ18に供給される。スピーカ18は音響出力信号AOによって駆動され、スピーカ18から音響出力される。
なお、補正部42が第1の補正回路42A及び第2の補正回路42Bを有する場合について説明したが、これに限らない。例えば、補正部42はDSP(Digital Signal Processor)などのプロセッサとして構成され、検出信号DSに応じて補正データを切り換えてオーディオ信号ASに補正処理を行うように構成されていてもよい。すなわち、音響障害物の有無に応じて、それぞれ第1の補正データを用いた補正処理(第1の補正回路42Aに相当)及び第2の補正データを用いた補正処理(第2の補正回路42Bに相当)を切り換えて行うように構成されていてもよい。
以上、本実施例の音響装置10によれば、タブレット端末などの端末装置のような音響障害物が音響装置10上に置かれた場合に、当該音響障害物により変化する音質を自動的に補正し、音質の変化を低減して音響障害物が無い場合に近い音質で音響出力することが可能となる。
図6(a)は実施例2の音響装置50Aを模式的に示す斜視図である。図6(b)は音響装置50Aに装着されるスピーカグリル52を示す三面図(正面図、右側面図及び下面図)である。また、図7は、音響装置50Aにスピーカグリル52が装着された状態、すなわちグリル付きのスピーカ装置50を示す斜視図である。
この音響装置50Aには、オーディオ信号受信回路11、オーディオ信号補正回路12、障害物検出回路14及び増幅回路17が実装された回路ボードであるプロセッサ15(破線で示す)が内蔵されている。プロセッサ15の回路構成は実施例1(図1)と同様である。
また、音響装置50Aは、増幅回路17に接続されたスピーカ18R(右スピーカ)及びスピーカ18L(左スピーカ)を有している。
また、音響装置50Aには、携帯型音楽プレーヤ、タブレット装置、CDプレーヤなどの種々の音楽再生装置を接続可能なコネクタ22が音響装置50Aの側面又は背面等に設けられている。コネクタ22を介してオーディオ信号がオーディオ信号受信回路11に入力される。
さらに、音響装置50Aには、音楽再生装置と無線又は有線で接続し、オーディオ信号を受信可能な通信部24が設けられていてもよい。また、通信部24は、無線又は有線により外部機器との間で種々の通信を行うように構成されていてもよい。
すなわち、音響装置50Aは、オーディオ信号を受信し、当該オーディオ信号を増幅してスピーカ駆動を行う、いわゆるアクティブスピーカ装置として構成されている。しかしながら、必ずしも増幅回路17は設けられていなくてもよい。
スピーカグリル52は、音響装置50Aに対して音響障害物となる。図7(a)及び図7(b)に示すように、スピーカグリル52の背面の四隅にはボス(突起部)52Aが設けられている。ボス52Aを音響装置50Aに設けられたキャッチャ部53に押し込むことによってスピーカグリル52が音響装置50Aに装着される。
図8は、スピーカグリル52が音響装置50Aに装着される際のキャッチャ部53の詳細を拡大して示す部分拡大図である。音響装置50Aのキャッチャ部53のうち少なくとも1つには、ばねで付勢された押し込み部13B、PCB(プリント回路基板)13C上に設けられたプッシュスイッチ13Aが設けられている。
スピーカグリル52が音響装置50Aに装着される際、スピーカグリル52のボス52Aによって押し込み部13Bが押し込まれ、プッシュスイッチ、マイクロスイッチなどのスイッチ13Aが押されることによってスピーカグリル52が音響装置50Aに装着(接触)されたことが検出される。すなわち、スイッチ13Aは、音響装置50Aに音響障害物としてのスピーカグリル52が装着されていること(すなわち、音響障害物が有ること)を検出する障害物検出回路14として機能し、検出信号DSを生成する。なお、センサ13としては種々のセンサ、例えば光学センサ、赤外線センサなどの非接触式センサ、あるいは機械式センサなど接触式センサを使用し得る。
音響装置50Aの動作は、実施例1(図1、5)と同様である。すなわち、障害物検出回路14としてのスイッチ13Aは、音響装置50Aに音響障害物としてのスピーカグリル52が装着されていることを検出し、検出信号DSを生成する。
実施例1の場合と同様に(図5参照)、スピーカグリル52が装着されていないことを検出信号DSが示す場合(DS=0)、オーディオ信号補正回路12は、第1の補正回路42A又は第1の補正データでオーディオ信号ASに補正処理を行い、補正オーディオ信号CSを生成する。あるいは、オーディオ信号補正回路12は、オーディオ信号ASに補正処理を行わずに、オーディオ信号ASをそのまま補正オーディオ信号CSとして生成する。
スピーカグリル52が装着されていることを検出信号DSが示す場合(DS=1)、第2の補正回路42B又は第2の補正データでオーディオ信号ASに補正処理を行い、補正オーディオ信号CSを生成する。すなわち、音響障害物(スピーカグリル)により変化する音質を補正するよう補正処理を行う。従って、障害物が無い場合に近い音質で音響出力することが可能となる。
なお、プロセッサ15には、複数の補正データ(CD(1)〜CD(n)、nは2以上の整数)がメモリなどの格納部(図示しない)に格納されていてもよい。当該複数の補正データ(CD(1)〜CD(n))は、例えば、スピーカグリルのサイズや素材(例えば、防水タイプのもの等)、グリルネットの材質(例えば、メタルや布等)等を含むスピーカグリル(音響障害物)の種類に関連付けて格納されている。
オーディオ信号補正回路12は、センサ13からのスピーカグリルの種類を示す検出信号DSに応じて、装着されたスピーカグリルに関連する補正データ(CD(k)、kは自然数)を上記複数の補正データから選択して用い、オーディオ信号ASに補正処理を行うように構成することができる。
なお、センサ13がスピーカグリルの種類を示す検出信号を生成する方法は種々考えられる。例えば、スピーカグリルの種類は、スピーカグリルのボス52Aとスイッチ13Aとの組み合わせによって検出するように構成することができる。具体的には、スピーカグリルの種類に応じて4つのボス52Aの各々の長さを異ならせ、4つのボス52Aのうちスイッチ13Aを押す(オンにする)スイッチの数やその位置に応じてスピーカグリルの種類を判別するようにできる。
また、機械的スイッチを用いた場合に限らず、非接触型のセンサも用いることができる。例えば、音響装置50Aの筐体に複数の光学センサを設け、スピーカグリルには、その種類に応じた位置に反射部などを設けて、装着時に反射光を検知する光学センサの数や位置が異なるようにすることによって実現できる。
なお、スピーカグリルのサイズについても、スピーカグリルに応じたスイッチ13A及びボス52Aの数や位置、光学センサ及びスピーカグリルの反射部等の数や位置によって判別するように構成することができる。
補正オーディオ信号CSは、増幅回路17で増幅された後、音響出力信号AOとしてスピーカ18に供給される。スピーカ18は音響出力信号AOによって駆動され、スピーカ18から音響出力される。
以上、本実施例の音響装置50Aによれば、スピーカグリルなどのような音響障害物が音響装置50A上に置かれた場合に、当該音響障害物により変化する音質を自動的に補正し、音響障害物が無い場合に近い音質で音響出力することが可能となる。
図9は、実施例3の音響装置60の回路構成を示すブロック図である。音響装置60は、例えば実施例1の音響装置10と同様なタブレット装置などの音楽再生装置を脱着可能なドック装置として構成され、筐体21の上面(装着面)21Sには、異なった種類・機種の種々の音楽再生装置を装着し得る。以下においては、当該音楽再生装置がタブレット装置30である場合を例に説明する。
補正プロセッサ61は、実施例1におけるオーディオ信号受信回路11、オーディオ信号補正回路12、障害物検出回路14の機能を有する。本実施例においては、補正プロセッサ61が、DSPやCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサによって構成されている場合を例に説明する。例えば、CPUの制御プログラム(補正プログラム)としてCPUが実行するプログラムとして構成されていてもよい。
より詳細には、補正プロセッサ61はオーディオ信号補正部として機能し、さらにオーディオ信号受信・生成部63、障害物検出部64及びメモリ65を含む。
オーディオ信号受信・生成部63は、例えばタブレット装置などの種々の音楽再生装置からオーディオ信号ASを受信する。また、オーディオ信号受信・生成部63はオーディオデータ、例えばメモリ65に格納されたオーディオデータを用いてオーディオ信号ASを生成し、当該オーディオ信号ASに補正処理を行うように構成されていてもよい。
障害物検出部64は、コネクタ22にタブレット装置30が接続された場合、又は通信部24を介してタブレット装置30が接続された場合に、タブレット装置30が音響装置10に装着されたことを示す検出信号DSを生成する。また、障害物検出部64は、コネクタ22に接続されたタブレット装置30、又は通信部24を介して接続されたタブレット装置30がどのような機種であるかの判別を行う機種判別部としても機能する。
具体的には、障害物検出部64は機種判別部を有し、機種判別部は、コネクタ22に接続されたタブレット装置30、又は無線通信部24を介して接続されたタブレット装置30から、タブレット装置30の大きさ(サイズ)や形状に関する情報、例えば、機種サイズやディスプレイサイズなどを含むサイズ情報を取得することができる。あるいは、タブレット装置30からタブレット装置30の型番などの機種情報を取得し、例えばインターネットを介してタブレット装置30の大きさや形状に関するサイズ情報を取得することができるように構成されていてもよい。
メモリ65には、複数の補正データ(CD(1)〜CD(n)、nは2以上の整数)が格納されている。当該複数の補正データ(CD(1)〜CD(n))は、装着されるタブレット装置30のサイズや機種に関連付けて格納されている。また、補正プロセッサ61は、外部から補正データ(CD(j)、jは任意の自然数)を取得し、メモリ65に格納するように構成されていてもよい。また、メモリ65には補正データに加え、オーディオデータや、音響装置10に装着される再生装置に関するサイズ情報を含む機種情報が格納されていてもよい。
以下に、補正プロセッサ61の動作について説明する。補正プロセッサ61は、障害物検出部64からの機種情報又はメモリ65からの機種情報に基づいてオーディオ信号ASに補正処理を行い、補正オーディオ信号CSを生成する。図10は、補正プロセッサ61が実行する補正処理のフローの一例を示すフローチャートである。
まず、補正プロセッサ61は、音響障害物であるタブレット装置30が装着されていること(すなわち、音響障害物が有ること)を検出する(ステップS11)。
タブレット装置30が装着されていることが検出された場合、装着されたタブレット装置30(音響障害物)のサイズ情報を障害物検出部64から取得する(ステップS12)。
次に、タブレット装置30(音響障害物)のサイズ情報に関連する補正データ(CD(k))をメモリ65から読み出す、あるいは、補正データ(CD(k))を外部から取得する(ステップS13)。
そして、補正プロセッサ61は、当該読み出した又は取得した補正データ(CD(k))を用いてオーディオ信号ASに補正処理を行い(ステップS14)、補正オーディオ信号CSを生成する。
さらに、補正プロセッサ61が実行する他の動作について次に説明する。まず、補正プロセッサ61は、装着されたタブレット装置30(音響障害物)のサイズ情報を取得する。
補正プロセッサ61は、タブレット装置30とスピーカ18との相対的位置関係を算出する。算出した当該相対位置に最適な補正データ(CD(k))をメモリ65から取得する。なお、最適な補正データは外部から取得してもよい。
より詳細には、例えば、スピーカ18は、音響装置10の筐体21に取り付けられた場合に限らず、音響装置10に対して所定の位置(相対位置)に配されていてもよい。このような場合、補正プロセッサ61は、タブレット装置30とスピーカ18との相対的位置関係を算出し、補正を行う。すなわち、音響装置10に対するスピーカ18の位置(放音部位置)は、予め補正プロセッサ61に取得されている。例えば、当該放音部位置はメモリ65に格納されている。また、補正プロセッサ61は、音響障害物(タブレット装置30)のサイズ情報を用いて、当該放音部位置に対する当該音響障害物の位置(相対位置)を算出する。補正プロセッサ61は、当該算出された相対位置に基づいて、最適な補正データを用いて補正処理を行い得る。
より具体的には、例えば、スピーカ18R及び18Lは、音響装置10の筐体21とは別の筐体(エンクロジャ)にそれぞれ収められている。音響装置10に対するスピーカ18R及び18Lの位置(放音部位置)は予めメモリ65に格納されているか、又は音響装置10のサイズ情報やエンクロジャのサイズ情報から算出される。音響装置10のサイズ情報及びエンクロジャのサイズ情報は、予めメモリ65に格納されているか、又は外部から取得し得る。
一方、スピーカ18R及び18Lは、音響装置10(筐体21)との相対的位置関係が算出できる位置に配されるように構成されている。例えば、スピーカ18R及び18Lの各エンクロジャが音響装置10(筐体21)に対して所定の位置(相対位置)に配置されるように各エンクロジャ及び音響装置10が設計されている。補正プロセッサ61は、タブレット装置30(音響障害物)のサイズ情報を用いて、スピーカ18R及び18L(放音部)に対するタブレット装置30(音響障害物)の位置(相対位置)を算出する。補正プロセッサ61は、当該算出された相対位置に基づいて、補正データ(CD(j)、jは自然数)の中から最適な補正データを選択し、補正処理を行う。
なお、スピーカ18が複数のスピーカを有する2チャンネル・システム又はマルチチャンネル・システムの場合、補正プロセッサ61は、音響障害物(例えば、タブレット装置30)のサイズ情報を用いて、当該複数のチャンネルの放音部(スピーカ)の各々の位置に対する当該音響障害物の位置(相対位置)を算出する。補正プロセッサ61は、当該算出された複数の相対位置の各々に基づいて、各チャンネルのオーディオ信号に対して個別に補正処理を行うように構成することができる。
なお、補正プロセッサ61は、メモリ65に格納されたオーディオデータを用いてオーディオ信号ASを生成し、当該オーディオ信号ASに補正処理を行うように構成されていてもよい。
さらに、上記した実施例において、補正プロセッサ61は、聴者の想定される位置に応じた補正を行うように構成されていてもよい。より具体的には、例えばメモリ65には、想定される聴者位置に応じた補正データが格納されており、補正プロセッサ61は当該聴者位置に応じた補正データを用いて補正処理を行うように構成されていてもよい。例えば、上記した実施例において、複数の補正データ(CD(1)〜CD(n))は、当該聴者位置に応じて最適化された補正データとして格納されている。
なお、制御プログラムによってCPUが上記した補正処理を実行するように構成されていてもよい。
また、補正オーディオ信号CSは、増幅回路17で増幅された後、音響出力信号AOとしてスピーカ18に供給される。スピーカ18は音響出力信号AOによって駆動され、スピーカ18から音響出力される。なお、補正オーディオ信号CSは増幅されずにスピーカ18に供給され、スピーカ18から音響出力されるように構成されていてもよい。
従って、本実施例の音響装置によれば、任意の機種の端末装置のような音響障害物が音響装置に置かれた場合であっても、当該音響障害物に最適な音響補正処理を行うことができ、当該音響障害物により変化する音質を自動的に補正し、音響障害物が無い場合に近い音質で音響出力することが可能となる。
10,50A,60:音響装置、11:オーディオ信号受信部、12:オーディオ信号補正部、13:センサ、14:障害物検出部、15:プロセッサ、17:増幅部、18:スピーカ、22:コネクタ、24:通信部、61:プロセッサ、63:オーディオ信号受信・生成部、64:障害物検出部、65:メモリ

Claims (10)

  1. 放音部に音響出力信号を出力する音響装置であって、
    音響信号を取得する音響信号取得部と
    記放音部に対しての音響障害物が有ることを検出する障害物検出部と、
    前記音響障害物の大きさに関するサイズ情報を取得するサイズ情報取得部と、
    前記音響信号に前記サイズ情報に応じた音響補正を行う音響信号補正部と、
    を有する音響装置。
  2. 前記音響信号補正部は、前記音響障害物の前記サイズ情報を用いて前記放音部の位置に対する前記音響障害物の相対位置を算出し、当該算出された相対位置に基づいて、前記音響信号に音響補正を行う請求項に記載の音響装置。
  3. 前記音響障害物は、前記音響装置に着脱可能に装着されて前記音響信号を供給する再生装置であり、前記音響信号補正部は、前記再生装置の大きさに関するサイズ情報に基づいて前記音響信号に音響補正を行う請求項又はに記載の音響装置。
  4. 前記再生装置の機種に関連付けられた複数の補正データを格納する格納部と、
    前記再生装置の前記機種を示す機種情報を取得する機種情報取得部と、を有し、
    前記音響信号補正部は、当該取得した機種情報に関連付けられた補正データを前記格納部から取得して前記音響補正を行う請求項3に記載の音響装置。
  5. 前記放音部は複数の放音部として構成され、前記音響信号補正部は、前記再生装置の前記サイズ情報に基づいて、前記複数の放音部の各々の位置に対する前記音響障害物の相対位置をそれぞれ算出し、当該算出されたそれぞれの相対位置に基づいて、前記音響信号に音響補正を行う請求項3又は4に記載の音響装置。
  6. 前記障害物検出部は、前記再生装置が前記音響装置に接続されたことによって前記音響障害物があることを検出する請求項3ないし5のいずれか1に記載の音響装置。
  7. 前記音響信号補正部は、前記障害物検出部によって前記音響障害物が前記音響装置から取り外されたことを検知した場合、前記音響障害物が無い場合の音響補正に切り換える請求項1ないし6のいずれか1に記載の音響装置。
  8. 前記障害物検出部は、接触式センサ又は非接触式センサである請求項1ないし7のいずれか1に記載の音響装置。
  9. 音響装置に備えられた放音部に音響出力信号を出力する音響出力方法であって、
    音響信号取得部が、音響信号を取得する音響信号取得ステップと、
    障害物検出部が、前記放音部に対しての音響障害物が有ることを検出する障害物検出ステップと、
    サイズ情報取得部が、前記音響障害物の大きさに関するサイズ情報を取得するサイズ情報取得ステップと、
    音響信号補正部が、前記音響信号に前記サイズ情報に応じた音響補正を行う音響信号補正ステップと、
    を有する音響出力方法。
  10. 放音部を備えかつ前記放音部に音響出力信号を出力する音響装置に用いられるコンピュータを、
    音響信号を取得する音響信号取得手段
    記放音部に対しての音響障害物が有ることを検出する障害物検出手段
    記音響障害物の大きさに関するサイズ情報を取得するサイズ情報取得手段、
    前記サイズ情報に応じて前記音響信号に音響補正を行う音響信号補正手段、
    として機能させるためのプログラム。
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