JP6680798B2 - 推奨サービス位置を推奨するシステム及び方法 - Google Patents

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Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、2016年6月13日に出願された中国特許出願第201610419850.4号の優先権を主張し、この出願の内容は、引用することにより本明細書の一部をなす。
(技術分野)
本開示は、包括的には、オンデマンドサービスのサービス位置を推奨するシステム及び方法に関し、特に、オンライン輸送サービスプラットフォームを通じて輸送サービスのサービス位置を推奨するシステム及び方法に関する。
インターネット技術の開発に伴って、オンラインタクシー配車サービス及び配送サービス等のオンデマンドサービスがますます普及してきている。オンラインオンデマンドサービスプラットフォームを通じて、要求者は、スマートフォン端末等のユーザー機器にインストールされたアプリケーションを通じたオンデマンドサービスの形態でオンデマンドサービスを要求することができる。その場合、このプラットフォームのコンピューターサーバーは、このオンデマンドサービスをサービス提供者にブロードキャストすることができる。幾つかの場合には、オンデマンドサービスの性能は、ユーザーによって指定された位置に依存する場合がある。コンピューターサーバーは、推奨サービス位置を要求者に推奨することができ、サービス提供者は、推奨サービス位置に従って要求者を効率的にピックアップすることができる。
本開示の一態様によれば、システムが、少なくとも1つの記憶媒体と、少なくとも1つの記憶媒体と通信するように構成された、要求者端末からのオンラインオンデマンドサービスプラットフォームの少なくとも1つの処理部(プロセッサ)とを備えることができる。少なくとも1つの記憶媒体は、オンデマンドサービスの推奨サービス位置を推奨する一組の命令を含むことができる。少なくとも1つの処理部が、一組の命令を実行すると、少なくとも1つの処理部は、以下の動作のうちの1つ以上を実行するように指示を受けることができる。少なくとも1つの処理部は、現在のデフォルトサービス位置を含むオンデマンドサービスの要求を、無線ネットワークを通じて取得することができる。少なくとも1つの処理部は、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在するか否かを判断することができ、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスのそれぞれは、現在のデフォルトサービス位置から第1の所定の距離内の履歴デフォルトサービス位置に関連付けられている。少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在するとき、少なくとも1つの処理部は、この少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスに基づいて要求の現在の推奨サービス位置を求めることができる。少なくとも1つの処理部は、要求の現在の推奨サービス位置を表示するように要求者端末に指示することができる。
幾つかの実施の形態では、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスのそれぞれは、履歴サービス位置に関連付けられている。
幾つかの実施の形態では、少なくとも1つの処理部は、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスから、直近に実行されたオンデマンドサービスを更に選択することができる。幾つかの実施の形態では、少なくとも1つの処理部は、直近に実行されたオンデマンドサービスに対応する履歴サービス位置を、要求の現在の推奨サービス位置として更に決定することができる。
幾つかの実施の形態では、少なくとも1つの処理部は、最も高い使用頻度に対応する、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスからの履歴サービス位置を要求の現在の推奨サービス位置として更に決定することができる。
幾つかの実施の形態では、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスは、要求の要求者に関連付けることができる。
幾つかの実施の形態では、少なくとも1つの処理部は、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在しないとき、現在のデフォルトサービス位置から第2の所定の距離内の一組の履歴推奨サービス位置(historically recommended service locations)を取得することができ、一組の履歴推奨サービス位置は、一組の履歴オンデマンドサービスに対応している。幾つかの実施の形態では、少なくとも1つの処理部は、一組の履歴推奨サービス位置に基づいて現在の推奨サービス位置を更に求めることができる。
幾つかの実施の形態では、少なくとも1つの処理部は、一組の履歴推奨サービス位置のそれぞれに関連付けられた使用頻度を取得することができる。幾つかの実施の形態では、少なくとも1つの処理部は、一組の履歴推奨サービス位置から、最も高い使用頻度を有する履歴推奨サービス位置を現在の推奨サービス位置として決定することができる。
本開示の別の態様によれば、非一時的機械可読記憶媒体が命令を含むことができる。この非一時的機械可読記憶媒体が、要求者端末からのオンラインオンデマンドサービスプラットフォームの少なくとも1つの処理部によってアクセスされると、命令は、少なくとも1つの処理部に以下の動作のうちの1つ以上を実行させることができる。命令は、少なくとも1つの処理部に、現在のデフォルトサービス位置を含むオンデマンドサービスの要求を、無線ネットワークを通じて取得させることができる。命令は、少なくとも1つの処理部に、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在するか否かを判断させることができ、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスのそれぞれは、現在のデフォルトサービス位置から第1の所定の距離内の履歴デフォルトサービス位置を有する。少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在するとき、命令は、少なくとも1つの処理部に、この少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスに基づいて要求の現在の推奨サービス位置を求めさせることができる。命令は、少なくとも1つの処理部に、要求の現在の推奨サービス位置を表示するように要求者端末に指示させることができる。
幾つかの実施の形態では、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスのそれぞれは、履歴サービス位置に関連付けられている。
幾つかの実施の形態では、命令は、少なくとも1つの処理部に、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスから、直近に実行されたオンデマンドサービスを更に選択させることができる。幾つかの実施の形態では、命令は、少なくとも1つの処理部に、直近に実行されたオンデマンドサービスに対応する履歴サービス位置を要求の現在の推奨サービス位置として更に決定させることができる。
幾つかの実施の形態では、命令は、少なくとも1つの処理部に、最も高い使用頻度に対応する、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスからの履歴サービス位置を要求の現在の推奨サービス位置として更に決定させることができる。
幾つかの実施の形態では、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在しないとき、命令は、少なくとも1つの処理部に、現在のデフォルトサービス位置から第2の所定の距離内の一組の履歴推奨サービス位置を更に取得させることができ、一組の履歴推奨サービス位置は、一組の履歴オンデマンドサービスに対応している。幾つかの実施の形態では、命令は、少なくとも1つの処理部に、一組の履歴推奨サービス位置に基づいて現在の推奨サービス位置を更に求めさせることができる。
幾つかの実施の形態では、命令は、少なくとも1つの処理部に、一組の履歴推奨サービス位置のそれぞれに関連付けられた使用頻度を更に取得させることができる。幾つかの実施の形態では、命令は、少なくとも1つの処理部に、一組の履歴推奨サービス位置から、最も高い使用頻度を有する履歴推奨サービス位置を現在の推奨サービス位置として更に決定させることができる。
本開示の更なる態様によれば、方法が、以下の動作のうちの1つ以上を含むことができる。要求者端末からのオンラインオンデマンドサービスプラットフォームの少なくとも1つのコンピューターサーバーは、現在のデフォルトサービス位置を含むオンデマンドサービスの要求を、無線ネットワークを通じて取得することができる。少なくとも1つのコンピューターサーバーは、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在するか否かを判断することができ、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスのそれぞれは、現在のデフォルトサービス位置から第1の所定の距離内の履歴デフォルトサービス位置を有する。少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在するとき、少なくとも1つのコンピューターサーバーは、この少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスに基づいて要求の現在の推奨サービス位置を求めることができる。少なくとも1つのコンピューターサーバーは、要求の現在の推奨サービス位置を表示するように要求者端末に指示することができる。
幾つかの実施の形態では、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスのそれぞれは、履歴サービス位置に関連付けられている。
幾つかの実施の形態では、少なくとも1つのコンピューターサーバーは、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスから、直近に実行されたオンデマンドサービスを更に選択することができる。幾つかの実施の形態では、少なくとも1つのコンピューターサーバーは、直近に実行されたオンデマンドサービスに対応する履歴サービス位置を、要求の現在の推奨サービス位置として更に決定することができる。
幾つかの実施の形態では、少なくとも1つのコンピューターサーバーは、最も高い使用頻度に対応する、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスからの履歴サービス位置を要求の現在の推奨サービス位置として更に決定することができる。
幾つかの実施の形態では、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスは、要求の要求者に関連付けられている。
幾つかの実施の形態では、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在しないとき、少なくとも1つのコンピューターサーバーは、現在のデフォルトサービス位置から第2の所定の距離内の一組の履歴推奨サービス位置を更に取得することができ、一組の履歴推奨サービス位置は、一組の履歴オンデマンドサービスに対応している。幾つかの実施の形態では、少なくとも1つのコンピューターサーバーは、一組の履歴推奨サービス位置に基づいて現在の推奨サービス位置を更に求めることができる。
幾つかの実施の形態では、少なくとも1つのコンピューターサーバーは、一組の履歴推奨サービス位置のそれぞれに関連付けられた使用頻度を更に取得することができる。幾つかの実施の形態では、少なくとも1つのコンピューターサーバーは、一組の履歴推奨サービス位置から、最も高い使用頻度を有する履歴推奨サービス位置を現在の推奨サービス位置として更に決定することができる。
追加の特徴は、以下の説明に一部が述べられ、以下の内容及び添付図面を検討することで当業者には部分的に明らかになるか、又はそれらの例の作成若しくは動作によって知得することができる。本開示の特徴は、以下で論述される詳細な例に述べられる方法論、手段及び組み合わせの様々な態様の実施又は使用によって実現及び達成することができる。
本開示を例示的な実施形態について更に説明する。これらの例示的な実施形態は、図面を参照して詳細に説明される。これらの実施形態は、非限定の例示的な実施形態であり、同様の参照符号は、図面の幾つかの図を通して同様の構造体を表している。
本開示の幾つかの実施形態に係る、一例示的なオンラインオンデマンドサービスシステムを示すブロック図である。 本開示の幾つかの実施形態に係る、オンラインオンデマンドサービスシステムにおける一例示的なコンピューティングデバイスを示す概略図である。 本開示の幾つかの実施形態に係る、一例示的な処理エンジンを示すブロック図である。 本開示の幾つかの実施形態に係る、現在の推奨サービス位置を推奨する一例示的なプロセス及び/又は方法を示すフローチャートである。 本開示の幾つかの実施形態に係る、現在の推奨サービス位置を求める一例示的なプロセス及び/又は方法を示すフローチャートである。 本開示の幾つかの実施形態に係る、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスがオンデマンドサービスの要求に対応するか否かを判断する一例示的なプロセス及び/又は方法を示すフローチャートである。 本開示の幾つかの実施形態に係る、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスがオンデマンドサービスの要求に対応するか否かを判断する一例示的なダイアグラムを示す概略図である。 本開示の幾つかの実施形態に係る、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスに基づいて現在の推奨サービス位置を求める一例示的なプロセス及び/又は方法を示すフローチャートである。 本開示の幾つかの実施形態に係る、一組の履歴推奨サービス位置に基づいて現在の推奨サービス位置を求める一例示的なプロセス及び/又は方法を示すフローチャートである。 本開示の幾つかの実施形態に係る、現在の推奨サービス位置を表示する例示的なダイアグラムを示す概略図である。 本開示の幾つかの実施形態に係る、現在の推奨サービス位置を表示する一例示的なユーザーインターフェースを示す概略図である。
以下の説明は、いずれの当業者も本開示内容を製造及び使用することができるように提示され、特定の用途及びその要件に関して提供されている。開示された実施形態に対する様々な変更は、当業者に容易に明らかであり、本明細書において規定される一般的な原理は、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の実施形態及び用途に適用することができる。したがって、本開示は、提示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲と一致した最も広い範囲を与えられることになる。
本明細書において用いられる術語は、特定の例示の実施形態を説明することのみを目的としており、限定することを意図するものではない。個数が特定されていないものが本明細書において用いられているとき、それらは、文脈が明らかに別のことを示していない限り、単数のもの及び複数のものを含む。「備える」及び/又は「含む」という用語は、本明細書において用いられるとき、明示された特徴、完全体、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素が存在することを明記しているが、1つ以上の他の特徴、完全体、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらの群が存在すること又は追加されることを排除するものではないことが更に理解されるであろう。
本開示のこれらの特徴及び特性並びに他の特徴及び特性、更には、構造の関連した要素及び部分の組み合わせの動作の方法及び機能並びに製造の経済性は、添付図面を参照しながら以下の説明を検討することでより明らかになり得る。添付図面の全ては、本開示の一部をなす。一方、これらの図面は、例示及び説明のみを目的としたものにすぎず、本開示の範囲を限定することを意図するものではないことが明らかに理解されるであろう。なお、図面は、一律の縮尺でないことが理解される。
本開示において用いられるフローチャートは、システムが本開示における幾つかの実施形態に従って実施する動作を示している。フローチャートの動作は、順序どおりに実施されない場合があることが明らかに理解されるであろう。逆に、それらの動作は、逆の順序で実施される場合もあるし、同時に実施される場合もある。その上、1つ以上の他の動作が、フローチャートに追加される場合がある。1つ以上の動作がフローチャートから除去される場合がある。
その上、本開示におけるシステム及び方法は、主として、一組の共有可能なオーダーを配分することに関して説明されるが、これは、1つの例示的な実施形態にすぎないことも理解されるであろう。本開示のシステム又は方法は、他の任意の種類のオンデマンドサービスに適用することができる。例えば、本開示のシステム又は方法は、陸上、海上、航空宇宙空間等、又はそれらの任意の組み合わせを含む種々の環境の輸送システムに適用することができる。輸送システムの車両は、タクシー、自家用車、ヒッチハイク、バス、列車、弾丸列車、高速鉄道、地下鉄、船舶、航空機、宇宙船、熱気球、無人車両等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。輸送システムは、管理及び/又は配送のための任意の輸送システム、例えば、速達便を送付及び/又は受領するシステムも含むことができる。本開示のシステム又は方法の用途は、ウェブページ、ブラウザのプラグイン、クライアント端末、カスタムシステム、内部解析システム、人工知能ロボット等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。
本開示における「乗客」、「要求者(requester、requestor)」、「サービス要求者(service requester、service requestor)」、及び「顧客」という用語は、サービスを要求又はオーダーすることができる個人、団体又はツールを指すために区別なく用いられる。また、本開示における「ドライバー」、「提供者」、「サービス提供者」、及び「供給者」という用語は、サービスを提供することができるか又はサービスの提供を容易にすることができる個人、団体又はツールを指すために区別なく用いられる。本開示における「ユーザー」という用語は、サービスを要求することができる個人、団体若しくはツール、サービスをオーダーすることができる個人、団体若しくはツール、サービスを提供することができる個人、団体若しくはツール、又はサービスの提供を容易にすることができる個人、団体若しくはツールを指すことができる。例えば、ユーザーは、乗客、ドライバー、オペレーター等、又はそれらの任意の組み合わせであってもよい。本開示において、「乗客」及び「乗客端末」は、区別なく用いられる場合があり、「ドライバー」及び「ドライバー端末」は、区別なく用いられる場合がある。
本開示における「要求」、「サービス」、「サービス要求」、及び「オーダー」という用語は、乗客、要求者、サービス要求者、顧客、ドライバー、提供者、サービス提供者、供給者等、又はそれらの任意の組み合わせが開始することができる要求を指すために区別なく用いられる。サービス要求は、乗客、要求者、サービス要求者、顧客、ドライバー、提供者、サービス提供者、又は供給者のうちの任意の者が受理することができる。サービス要求は、有料の場合もあるし、無料の場合もある。
本開示において用いられる測位技術は、全地球測位システム(GPS)、全地球航法衛星システム(GLONASS)、コンパスナビゲーションシステム(COMPASS)、ガリレオ測位システム、準天頂衛星システム(QZSS)、ワイヤレスフィデリティー(WiFi)測位技術等、又はそれらの任意の組み合わせに基づくことができる。上記測位システムのうちの1つ以上は、本開示において区別なく用いられる場合がある。
本開示の一態様は、ユーザーがサービスの要求を送出する位置及びユーザーの履歴サービス記録に基づいて、タクシー配車サービス又は商品配送サービスのピックアップ位置を推奨する等のオンデマンドサービスのサービス位置を推奨するオンラインシステム及びオンライン方法に関する。
当然ながら、タクシー輸送サービスを含むオンラインタクシー配車等のオンデマンドサービスは、ポストインターネット時代にのみ根差した新規の形態のサービスである。このサービスは、ポストインターネット時代にしか提起することができない技術的解決策をユーザー及びサービス提供者に提供する。プレインターネット時代では、例えば、ユーザーが街路上でタクシーを呼び止めるとき、タクシーの要求及び受理は、乗客とこの乗客を見た1人のタクシードライバーとの間でしか行われない。乗客が電話による通話を通じてタクシーを呼び出す場合、サービスの要求及び受理は、乗客と1人のサービス提供者(例えば、1つのタクシー会社又は代理業者)との間でしか行われない場合がある。一方、オンラインタクシーは、サービスのユーザーが、ユーザーから離れた距離にいる膨大な数の個々のサービス提供者(例えば、タクシー)にサービス要求をリアルタイムで自動的に分配することを可能にする。また、オンラインタクシーは、複数のサービス提供者が、サービス要求に同時にリアルタイムで応答することも可能にする。したがって、インターネットを通じて、オンラインオンデマンドシステムは、これまでのプレインターネット輸送サービスシステムにおいては決して満たすことができないはるかに効率的な取引プラットフォームをユーザー及びサービス提供者に提供することができる。
図1は、本開示の幾つかの実施形態に係る一例示的なオンラインオンデマンドサービスシステム100のブロック図である。例えば、オンラインオンデマンドサービスシステム100は、タクシー配車サービス、商品配送サービス、運転代行サービス、急行貨物用貨車サービス、カープールサービス、バスサービス、短期ドライバーレンタルサービス(short-term driver-renting service)、及びシャトルサービス等のオンデマンドサービスのオンラインオンデマンドサービスプラットフォームとすることができる。オンラインオンデマンドサービスシステム100は、サーバー110と、ネットワーク120と、要求者端末130と、提供者端末140と、データベース150とを備えるオンラインプラットフォームとすることができる。サーバー110は、処理エンジン112を備えることができる。
幾つかの実施形態では、サーバー110は、単一のサーバーであってもよいし、サーバーグループであってもよい。サーバーグループは、集中型であってもよいし、分散型であってもよい(例えば、サーバー110は分散型システムであってもよい)。幾つかの実施形態では、サーバー110は、ローカルであってもよいし、リモートであってもよい。例えば、サーバー110は、要求者端末130、提供者端末140、及び/又はデータベース150に記憶された情報及び/又はデータにネットワーク120を介してアクセスすることができる。別の例として、サーバー110は、要求者端末130、提供者端末140、及び/又はデータベース150に直接接続されて、記憶された情報及び/又はデータにアクセスすることができる。幾つかの実施形態では、サーバー110は、クラウドプラットフォーム上で実施されてもよい。単なる例として、クラウドプラットフォームは、プライベートクラウド、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウド、コミュニティクラウド、分散型クラウド、インタークラウド、マルチクラウド等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、サーバー110は、本開示における図2に示す1つ以上の構成要素を有するコンピューティングデバイス200上で実施されてもよい。
幾つかの実施形態では、サーバー110は、処理エンジン112を備えることができる。処理エンジン112は、サービス要求に関する情報及び/又はデータを処理して、本開示において説明する1つ以上の機能を実行することができる。例えば、処理エンジン112は、複数の履歴オンデマンドサービスの情報を収集し、現在の推奨サービス位置を求めることができる。幾つかの実施形態では、処理エンジン112は、1つ以上の処理エンジン(例えば、シングルコア処理エンジン(複数の場合もある)又はマルチコアプロセッサ(複数の場合もある))を含むことができる。単なる例として、処理エンジン112は、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け命令セットプロセッサ(ASIP)、グラフィックス処理装置(GPU)、物理処理装置(PPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、コントローラー、マイクロコントローラーユニット、縮小命令セットコンピューター(RISC)、マイクロプロセッサ等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。
ネットワーク120は、情報及び/又はデータの交換を容易にすることができる。幾つかの実施形態では、オンラインオンデマンドサービスシステム100における1つ以上の構成要素(例えば、サーバー110、要求者端末130、提供者端末140、及びデータベース150)は、ネットワーク120を介してオンラインオンデマンドサービスシステム100における他の構成要素(複数の場合もある)に情報及び/又はデータを送信することができる。例えば、サーバー110は、要求者端末130からネットワーク120を介してサービス要求を取得/入手することができる。幾つかの実施形態では、ネットワーク120は、任意のタイプの有線ネットワーク若しくは無線ネットワーク、又はそれらの組み合わせであってもよい。単なる例として、ネットワーク130は、ケーブルネットワーク、ワイヤーラインネットワーク、光ファイバーネットワーク、電気通信ネットワーク、イントラネット、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆電話交換網(PSTN)、Bluetooth(登録商標)ネットワーク、ZigBeeネットワーク、近接場通信(NFC)ネットワーク等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、ネットワーク120は、1つ以上のネットワークアクセスポイントを備えることができる。例えば、ネットワーク120は、基地局及び/又はインターネットエクスチェンジポイント120−1、120−2、...、等の有線ネットワークアクセスポイント又は無線ネットワークアクセスポイントを備えることができ、これらのアクセスポイントを通じて、オンラインオンデマンドサービスシステム100の1つ以上の構成要素は、ネットワーク120に接続されてデータ及び/又は情報を交換することができる。
幾つかの実施形態では、要求者は、要求者端末130のユーザーである場合がある。幾つかの実施形態では、要求者端末130のユーザーは、要求者以外の者である場合がある。例えば、要求者端末130のユーザーAは、要求者端末130を用いて、ユーザーBのサービス要求を送信することもできるし、サービス及び/又は情報又は命令をサーバー110から受信することもできる。幾つかの実施形態では、提供者は、提供者端末140のユーザーである場合がある。幾つかの実施形態では、提供者端末140のユーザーは、提供者以外の者である場合がある。例えば、提供者端末140のユーザーCは、提供者端末140を用いて、ユーザーDのサービス要求、及び/又は情報又は命令をサーバー110から受信することができる。幾つかの実施形態では、「要求者」及び「要求者端末」は、区別なく用いられる場合があり、「提供者」及び「提供者端末」は、区別なく用いられる場合がある。
幾つかの実施形態では、要求者端末130は、モバイルデバイス130−1、タブレットコンピューター130−2、ラップトップコンピューター130−3、動力車両内の組み込みデバイス130−4等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、モバイルデバイス130−1は、スマートホームデバイス、ウェアラブルデバイス、スマートモバイルデバイス、仮想現実デバイス、拡張現実デバイス等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、スマートホームデバイスは、スマート照明デバイス、インテリジェント電気装置の制御デバイス、スマート監視デバイス、スマートテレビ、スマートビデオカメラ、インターフォン等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、ウェアラブルデバイスは、スマートブレスレット、スマートフットギア、スマートグラス、スマートヘルメット、スマートウォッチ、スマート衣服、スマートバックパック、スマートアクセサリー等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、スマートモバイルデバイスは、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:携帯情報端末)、ゲーミングデバイス、ナビゲーションデバイス、販売時点(POS)デバイス等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、仮想現実デバイス及び/又は拡張現実デバイスは、仮想現実ヘルメット、仮想現実グラス、仮想現実パッチ、拡張現実ヘルメット、拡張現実グラス、拡張現実パッチ等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。例えば、仮想現実デバイス及び/又は拡張現実デバイスは、Google Glass、Oculus Rift、Hololens、Gear VR等を含むことができる。幾つかの実施形態では、動力車両内の組み込みデバイス130−4は、オンボードコンピューター、オンボードテレビ等を含むことができる。幾つかの実施形態では、要求者端末130は、要求者及び/又は要求者端末130の場所を突き止める測位技術を有するデバイスであってもよい。
幾つかの実施形態では、提供者端末140は、要求者端末130と同様のものであってもよいし、同じデバイスであってもよい。幾つかの実施形態では、提供者端末140は、提供者及び/又は提供者端末140の場所を突き止める測位技術を有するデバイスであってもよい。幾つかの実施形態では、要求者端末130及び/又は提供者端末140は、他の測位デバイスと通信して、要求者、要求者端末130、提供者、及び/又は提供者端末140の場所を求めることができる。幾つかの実施形態では、要求者端末130及び/又は提供者端末140は、測位情報をサーバー110に送信することができる。
データベース150は、データ及び/又は命令を記憶することができる。幾つかの実施形態では、データベース150は、要求者端末130及び/又は提供者端末140から取得されたデータを記憶することができる。幾つかの実施形態では、データベース150は、サーバー110が、実行又は使用して、本開示において説明する例示的な方法を実行することができるデータ及び/又は命令を記憶することができる。幾つかの実施形態では、データベース150は、マスストレージ、リムーバブルストレージ、揮発性リードライトメモリ、リードオンリーメモリ(ROM)等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。例示的なマスストレージは、磁気ディスク、光ディスク、ソリッドステートドライブ等を含むことができる。例示的なリムーバブルストレージは、フラッシュドライブ、フロッピーディスク、光ディスク、メモリカード、zipディスク、磁気テープ等を含むことができる。例示的な揮発性リードライトメモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。例示的なRAMは、ダイナミックRAM(DRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックRAM(DDR SDRAM)、スタティックRAM(SRAM)、サイリスタRAM(T−RAM)、及びゼロキャパシタRAM(Z−RAM)等を含むことができる。例示的なROMは、マスクROM(MROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(PEROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、コンパクトディスクROM(CD−ROM)、及びデジタル多用途ディスクROM等を含むことができる。幾つかの実施形態では、データベース150は、クラウドプラットフォーム上で実施されてもよい。単なる例として、クラウドプラットフォームは、プライベートクラウド、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウド、コミュニティクラウド、分散型クラウド、インタークラウド、マルチクラウド等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。
幾つかの実施形態では、データベース150は、ネットワーク120に接続されて、オンラインオンデマンドサービスシステム100における1つ以上の構成要素(例えば、サーバー110、要求者端末130、提供者端末140等)と通信することができる。オンラインオンデマンドサービスシステム100における1つ以上の構成要素は、データベース150に記憶されたデータ又は命令にネットワーク120を介してアクセスすることができる。幾つかの実施形態では、データベース150は、オンラインオンデマンドサービスシステム100における1つ以上の構成要素(例えば、サーバー110、要求者端末130、提供者端末140等)に直接接続することもできるし、これらの構成要素と通信することもできる。幾つかの実施形態では、データベース150は、サーバー110の一部分であってもよい。
幾つかの実施形態では、オンラインオンデマンドサービスシステム100における1つ以上の構成要素(例えば、サーバー110、要求者端末130、提供者端末140等)は、データベース150にアクセスする許可を有することができる。幾つかの実施形態では、オンラインオンデマンドサービスシステム100における1つ以上の構成要素は、1つ以上の条件が満たされるとき、要求者、提供者、及び/又は公衆に関連した情報を読み出し及び/又は変更することができる。例えば、サーバー110は、サービスの後、1人以上のユーザーの情報を読み出し及び/又は変更することができる。別の例として、提供者端末140は、要求者端末130からサービス要求を受信すると、要求者に関する情報にアクセスすることはできるが、提供者端末140は、要求者の関連情報を変更することはできない。
幾つかの実施形態では、オンラインオンデマンドサービスシステム100における1つ以上の構成要素の情報交換は、サービスの要求を介して達成することができる。サービス要求の対象は、任意の商品(product:生産品)とすることができる。幾つかの実施形態では、この商品は、有形の商品であってもよいし、非物質的な商品であってもよい。有形の商品は、食料品、医薬品、日用品、化学製品、電気器具、衣料品、自動車、家屋物件、高級品等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。非物質的な商品は、サービス財、金融商品、知的産物、インターネット商品等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。インターネット商品は、個別ホスト商品、ウェブ商品、モバイルインターネット商品、商用ホスト商品、組み込み商品等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。モバイルインターネット商品は、モバイル端末のソフトウェア、プログラム、システム等、又はそれらの任意の組み合わせとして実施することができる。モバイル端末は、タブレットコンピューター、ラップトップコンピューター、モバイルフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートウォッチ、販売時点(POS)デバイス、オンボードコンピューター、オンボードテレビ、ウェアラブルデバイス等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。例えば、商品は、コンピューター又はモバイルフォンにおいて用いられる任意のソフトウェア及び/又はアプリケーションであってもよい。このソフトウェア及び/又はアプリケーションは、ソーシャライジング、ショッピング、輸送、娯楽、学習、投資等、又はそれらの任意の組み合わせに関するものであってもよい。幾つかの実施形態では、輸送に関するソフトウェア及び/又はアプリケーションは、旅行ソフトウェア及び/又は旅行アプリケーション、車両スケジューリングソフトウェア及び/又は車両スケジューリングアプリケーション、地図ソフトウェア及び/又は地図アプリケーション等を含むことができる。車両スケジューリングソフトウェア及び/又は車両スケジューリングアプリケーションにおいて、車両は、馬、運搬車、人力車(例えば、一輪手押し車、二輪自転車、三輪自転車等)、自動車(例えば、タクシー、バス、自家用車等)、列車、地下鉄、船舶、航空機(例えば、飛行機、ヘリコプター、スペースシャトル、ロケット、熱気球等)等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。
図2は、本開示の幾つかの実施形態に係る、サーバー110、要求者端末130、及び/又は提供者端末140を実施することができるコンピューティングデバイス200の例示的なハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素を示す概略図である。例えば、処理エンジン112は、コンピューティングデバイス200上で実施することができ、本開示において開示された処理エンジン112の機能を実行するように構成することができる。
コンピューティングデバイス200は、汎用コンピューターであってもよいし、専用コンピューターであってもよい。いずれも、本開示のオンデマンドシステムを実施するのに用いることができる。コンピューティングデバイス200は、本明細書において説明するようなオンデマンドサービスの任意の構成要素を実施するのに用いることができる。例えば、処理エンジン112は、コンピューティングデバイス200上で、そのハードウェア、ソフトウェアプログラム、ファームウェア、又はそれらの組み合わせによって実施することができる。便宜上、1つのそのようなコンピューターしか示されていないが、本明細書において説明するようなオンデマンドサービスに関するコンピューターの機能は、処理負荷を分散させるために、複数の同様のプラットフォーム上に分散形式で実施されてもよい。
コンピューティングデバイス200は、例えば、ネットワークに接続されて、接続されたネットワークに対するデータ通信を容易にするCOMポート250を備えることができる。コンピューティングデバイス200は、プログラム命令を実行する1つ以上のプロセッサの形態の中央処理装置(CPU)220も備えることができる。この例示的なコンピュータープラットフォームは、内部通信バス210と、種々の形態のプログラム記憶装置及びデータ記憶装置、例えばディスク270と、このコンピューターによって処理及び/又は送信される様々なデータファイルのためのリードオンリーメモリ(ROM)230又はランダムアクセスメモリ(RAM)240とを備えることができる。この例示的なコンピュータープラットフォームは、CPU220によって実行される、ROM230、RAM240、及び/又は他のタイプの非一時的記憶媒体に記憶されたプログラム命令も有することができる。本開示の方法及び/又はプロセスは、プログラム命令として実施されてもよい。コンピューティングデバイス200は、このコンピューターと、ユーザーインターフェース要素280等の当該コンピューターにおける他の構成要素との間の入力/出力をサポートするI/O構成要素260も備える。コンピューティングデバイス200は、ネットワーク通信を介してプログラミング及びデータも受信することができる。
単なる例示として、1つのCPU及び/又はプロセッサのみがコンピューティングデバイス200において説明されている。しかしながら、当然、本開示におけるコンピューティングデバイス200は、複数のCPU及び/又はプロセッサも備えてもよく、したがって、本開示において説明するように1つのCPU及び/又はプロセッサによって実行される動作及び/又は方法ステップは、複数のCPU及び/又はプロセッサによって共同で又は別々に実行されてもよい。例えば、本開示において、コンピューティングデバイス200のCPU及び/又はプロセッサがステップA及びステップBの双方を実行する場合、ステップA及びステップBは、コンピューティングデバイス200における2つの異なるCPU及び/又はプロセッサによって共同で又は別々に実行されてもよい(例えば、第1のプロセッサがステップAを実行し、第2のプロセッサがステップBを実行するか、又は、第1のプロセッサ及び第2のプロセッサがステップA及びステップBを共同で実行する)ことが理解されるべきである。
図3は、本開示の幾つかの実施形態に係る一例示的な処理エンジン112を示すブロック図である。処理エンジン112は、入手モジュール302、決定モジュール304、及び指示モジュール306を備えることができる。各モジュールは、以下の動作を実行するように設計されたハードウェア回路、1つ以上の記憶媒体に記憶された一組の命令、及び/又はハードウェア回路と1つ以上の記憶媒体との組み合わせとすることができる。
入手モジュール302は、オンデマンドサービスの要求を要求者端末から取得するように構成することができる。オンデマンドサービスの要求は、要求者による輸送サービスの要求であってもよいし、商品配送サービスの要求であってもよい。この要求は、現在のデフォルト位置(例えば、出発位置(start location:開始位置))、目的地等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。目的地は、要求者が明確に定めることができる。代替的に、要求者が試乗を要求しているとき等の幾つかの実施形態では、目的地は、自由な目的地であってもよい。すなわち、要求者は、要求において目的地を定めなくてもよい。入手モジュール302は、要求者端末130からネットワーク120を介して要求を取得することができる。要求は、更に処理を受けるために、決定モジュール304又は指示モジュール306に送信することができる。
決定モジュール304は、現在のデフォルト位置に基づいて、要求の現在の推奨サービス位置を求めるように構成することができる。決定モジュール304は、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスに対応する現在のデフォルト位置に基づいて、要求の現在の推奨サービス位置を求めることができる。
指示モジュール306は、要求の現在の推奨サービス位置を表示するよう要求者端末に指示するように構成することができる。例えば、指示モジュール306は、オンデマンドサービスの要求に関する情報を、ネットワーク120を介して要求者端末130に送信することができる。このオンデマンドサービスの要求に関する情報は、出発位置、目的地、現在の推奨サービス位置等、又はそれらの組み合わせを含むことができる。
処理エンジン112内のモジュールは、有線接続又は無線接続を介して互いに接続又は通信することができる。有線接続は、金属ケーブル、光ケーブル、ハイブリッドケーブル等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。無線接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、Bluetooth、ZigBee、近接場通信(NFC)等、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。これらのモジュールのうちの2つ以上は、単一のモジュールとして組み合わされてもよく、これらのモジュールのうちのいずれか1つは、2つ以上のユニットに分割されてもよい。
図4は、本開示の幾つかの実施形態に係る、オンデマンドサービスの推奨サービス位置を推奨する一例示的なプロセス及び/又は方法400を示すフローチャートである。プロセス及び/又は方法400は、オンラインオンデマンドサービスシステム100によって実行することができる。例えば、プロセス及び/又は方法400は、データベース150、記憶装置ROM230及び/又は記憶装置RAM240に記憶される一組の命令(例えば、アプリケーション)として実施することができる。処理エンジン112及び/又はCPU220は、この一組の命令を実行することができ、それに応じて、プロセス及び/又は方法400を実行するように指示を受けることができる。CPU220は、オンラインオンデマンドサービスプラットフォームをサポートするコンピューターサーバーのプロセッサであってもよい。このプラットフォームは、インターネットを通じてオンデマンドサービス提供者とオンデマンドサービス要求者とを接続するインターネットベースのプラットフォームであってもよい。
ステップ402において、処理エンジン112は、オンデマンドサービスの要求を要求者端末から取得することができる。図1における処理エンジン112は、図2におけるCPU220を備えることができ、本開示において説明する機能を実行するように構成することができる。オンデマンドサービスは、タクシー、自家用車、バス、若しくはトラックによる輸送サービス、試乗サービス、指名運転サービス等、又はそれらの組み合わせであってもよい。幾つかの実施形態では、オンデマンドサービスは、食事のオンライン予約、オンラインショッピング等、又はそれらの組み合わせ等のオンラインで予約された他の配送サービスであってもよい。幾つかの実施形態では、オンデマンドサービスは、商品配送のように、物体を或る場所から別の場所に車両で運ぶサービスであってもよい。車両は、非動力車両(例えば、自転車又は三輪自転車)、動力車両(例えば、自動車又はトラック)、船舶(例えば、船又はボート)及び/又は航空機を含むことができる。幾つかの実施形態では、車両は無人であってもよい。例えば、オンデマンドサービスは、タクシーサービスであってもよい。
オンデマンドサービスの要求は、リアルタイム要求、アポイントメント要求、又は保留中の要求を含むことができる。例えば、リアルタイム要求は、サービス提供者がサービスを直ちに処理して開始することを要する要求、及び/又は、その要求のサービスを、要求者が現時点において若しくは当業者にとって現時点にかなり近い規定時刻において受けたいと思う要求とすることができる。例えば、規定時刻が1分、5分、10分又は20分等の閾値よりも近い時点である場合に、要求はリアルタイム要求とすることができる。アポイントメント要求は、サービス提供者がサービスを直ちに開始することを要しない要求、及び/又は、要求者が、当業者にとって現時点からかなり遠い規定時刻においてサービスを受けることを希望及び/又は期待する要求を指すことができる。例えば、規定時刻が20分、2時間、又は1日等の閾値よりも遠い時点である場合に、サービス要求はアポイントメント要求とすることができる。幾つかの実施形態では、処理エンジン112は、時間閾値に基づいてリアルタイム要求又はアポイントメント要求を定義することができる。この時間閾値は、オンラインオンデマンドサービスシステム100のデフォルト設定であってもよいし、異なる状況に応じて調整可能であってもよい。例えば、交通ピーク期間では、時間閾値は、相対的に小さくすることができ(例えば、10分であり、これは、要求されたサービスを10分以内に提供して、リアルタイムサービスとしての資格を与えることができることを意味する)、それ以外のアイドル期間(例えば、午前10:00〜午前12:00)では、時間閾値は、相対的に大きくすることができる(例えば、1時間)。保留中の要求は、現時点においてサービス提供者によって進行中である継続した要求とすることができる。
オンデマンドサービスの要求は、現在のデフォルトサービス位置を含むことができる。例えば、リアルタイム要求の場合、現在のデフォルトサービス位置(例えば、出発位置)は、要求者の現在位置とすることができる(例えば、リアルタイムタクシー配車サービスの現在のデフォルト位置は、タクシー配車サービスの出発位置とすることができる)。アポイントメント要求の場合、現在のデフォルトサービス位置は、要求者による規定位置とすることができる。幾つかの実施形態では、処理エンジン112は、要求者端末130にインストールされた全地球測位システム(GPS)を介して、要求者端末130の現在のデフォルトサービス位置を取得することができる。幾つかの実施形態では、要求者は、要求者端末130を介して現在のデフォルトサービス位置を入力することもでき、その場合、処理エンジン112は、要求から現在のデフォルトサービス位置を取り出すことができる。例えば、要求者は、まず、要求者端末130を介してオンラインオンデマンドサービスシステム100にログインすることができ、次に、要求者端末130を介して現在のデフォルトサービス位置をテキスト入力することができる。別の例では、端末130は、地図(例えば、Tencent(商標)Map、Google(商標)Map)を要求者に表示することができ、要求者は、その地図上で地理的位置(例えば、バスステーション、地下鉄駅、交差点、ランドマークビル)を特定することによって現在のデフォルトサービス位置を手動で明示することができる。更なる例として、要求者は、地理的位置に貼付されたクイックレスポンス(QR)コードをスキャンして、自身の現在位置を明示することができる。
処理エンジン112は、オンデマンドサービスの要求に基づいてオンデマンドサービスのサービスオーダーを更に生成することができる。オンデマンドサービスのサービスオーダーは、基本経路情報、配送情報、車両情報、要求者情報等、又はそれらの組み合わせを含むことができる。具体的なサービスオーダーでは、基本経路情報は、乗客の数、出発位置、目的地、総マイル数、ピックアップ時刻、見積もり料金、単位価格(例えば、1キロメートル又は1マイル当たりの単位価格)、経路の渋滞部分(例えば、交通ピークに起因した渋滞道路)等、又はそれらの組み合わせを含むことができる。配送情報は、商品のタイプ(例えば、液体又は固体、割れ物又は非割れ物)、サイズ(例えば、長さ、幅、高さ)、体積、重量等、又はそれらの組み合わせを含むことができる。車両情報は、車両内の座席の数、トランク容積、積載量(すなわち、車両が運ぶことができる製品の重量)等、又はそれらの組み合わせを含むことができる。要求者情報は、名前情報(例えば、名、姓、ニックネーム、ユーザー名)、連絡先情報(例えば、携帯電話番号、電子メールアドレス)、識別コード(ID)、国、都市、性別、誕生日等を含むことができる。幾つかの実施形態では、この情報は、要求者が入力することもできるし、オンラインオンデマンドサービスシステム100によって設定された複数のデフォルト選択肢から要求者が選ぶこともできる。
ステップ404において、処理エンジン112は、現在のデフォルト位置に基づいて要求の現在の推奨サービス位置を求めることができる。現在のデフォルト位置に基づいて要求の現在の推奨サービス位置を求める詳細なプロセス及び/又は方法は、図5に示されている。
例えば、乗客が、現在のデフォルト位置においてタクシー配車サービスの要求を送出し、履歴サービス記録が、少なくとも1つの履歴サービスが、同じ現在のデフォルト位置及び/又は同じ現在のデフォルト位置から所定の距離内の位置において要求されていることを示している場合、処理エンジン112は、少なくとも1つの履歴サービスに基づいて、乗客に対する要求の現在の推奨サービス位置を求めることができる。少なくとも1つの履歴サービスは、この乗客又は他の乗客(複数の場合もある)が要求したものとすることができる。別の例として、履歴サービス記録が、同じ現在のデフォルト位置から所定の距離内に3つ以上の履歴サービス位置があることを示しているとき、処理エンジン112は、これらの3つ以上の履歴サービス位置の使用の頻度に基づいて、現在の推奨サービス位置を求めることができる。
商品配送サービスの場合、現在の推奨サービス位置は、サービス要求者が、商品をピックアップする配送者と会う位置とすることができ、タクシー配車サービスの場合、現在の推奨サービス位置は、オンラインオンデマンドサービスシステム100によって推奨されるピックアップ位置とすることができる。このピックアップ位置は、要求者がオンデマンドサービスを開始する位置及び/又は提供者が要求者に会う位置とすることができ、及び/又はそのような位置を含むことができる。例えば、リアルタイムタクシー配車サービスの場合、要求者の現在位置が、ショッピングモールの内部エリアにある場合、処理エンジン112は、ショッピングモールの外部の位置をピックアップ位置として決定することができる。
図5は、本開示の幾つかの実施形態に係る、現在の推奨サービス位置を求める一例示的なプロセス及び/又は方法500を示すフローチャートである。幾つかの実施形態では、プロセス及び/又は方法500は、図1に示すようなオンラインオンデマンドサービスシステム100によって実行することができる。例えば、プロセス及び/又は方法500は、データベース150、記憶装置ROM230及び/又は記憶装置RAM240に記憶される少なくとも一組の命令として実施することができる。CPU220は、この一組の命令を実行することができ、それに応じて、プロセス及び/又は方法500を実行するように指示を受けることができる。CPU220は、オンラインオンデマンドサービスプラットフォームをサポートするコンピューターサーバーのプロセッサであってもよい。このプラットフォームは、インターネットを通じてオンデマンドサービス提供者とオンデマンドサービス要求者とを接続するインターネットベースのプラットフォームであってもよい。
ステップ502において、処理エンジン112は、要求者端末からオンデマンドサービスの要求を取得することができる。図1における処理エンジン112は、図2におけるCPU220を備えることができ、本開示において説明する機能を実行するように構成することができる。ステップ402に関して説明したように、オンデマンドサービスの要求は、要求者による輸送サービス又は商品配送サービスの要求であってもよい。オンデマンドサービスの要求は、現在のデフォルト位置を含むことができる。
ステップ504において、要求者からのオンデマンドサービスの要求に応答して、処理エンジン112は、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスの記録を取得することができる。
少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスは、現在のオンデマンドサービス要求の要求者によって要求された履歴オンデマンドサービスとすることができる。例えば、オンデマンドサービスの要求に先立ち、処理エンジン112は、オンラインオンデマンドサービスシステム100において要求者プロファイルを収集し、要求者の履歴オンデマンドサービス消費記録を抽出することができる。オンラインオンデマンドサービスシステム100は、次に、データベース(例えば、データベース150)を構築することができ、このデータベースに、登録された要求者の履歴オンデマンドサービスを記録及びカテゴリー化することができる。少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスは、履歴デフォルトサービス位置を含むことができる。例えば、この履歴デフォルトサービス位置は、要求者によって要求されたタクシー配車サービスの履歴出発位置であってもよい。幾つかの実施形態では、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスは、要求者が或る期間内に要求することができる。この期間は、ユーザー又はオンラインオンデマンドサービスシステム100の管理者が手動で事前設定した期間であってもよいし、実際のシナリオに従って処理エンジン112によって適応的に設定された期間であってもよい。
ステップ506において、処理エンジン112は、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスがオンデマンドサービスの要求に対応するか否かを判断することができる。少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスがオンデマンドサービスの要求に対応するか否かを判断する詳細なプロセス及び/又は方法は、図6Aに示されている。
例えば、処理エンジン112は、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスの履歴デフォルトサービス位置が、現在のデフォルトサービス位置から所定の距離内にあるか否かを判断することができる。この判定が肯定的である場合、処理エンジン112は、履歴デフォルトサービス位置及び現在のデフォルトサービス位置が類似していると判断することができ、そうでない場合、処理エンジン112は、履歴デフォルトサービス位置及び現在のデフォルトサービス位置が類似していないと判断することができる。
少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスの履歴デフォルトサービス位置及び現在のデフォルトサービス位置が類似しているとき、処理エンジン112は、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスがオンデマンドサービスの要求に対応すると判断することができ、次に、ステップ508を実行して、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスに基づいて、現在の推奨サービス位置を求めることができる。少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスの履歴デフォルトサービス位置及び現在のデフォルトサービス位置が類似していないとき、処理エンジン112は、ステップ510を実行して、一組の履歴オンデマンドサービスを取得することができる。この一組の履歴オンデマンドサービスは、他の単数の要求者/複数の要求者によって要求される場合がある。他の単数の要求者/複数の要求者は、現在のオンデマンドサービスの要求者と異なってもよい。
図6Aは、本開示の幾つかの実施形態に係る、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスがオンデマンドサービスの要求に対応するか否かを判断する一例示的なプロセス及び/又は方法600を示すフローチャートである。幾つかの実施形態では、プロセス及び/又は方法600は、図1に示すようなオンラインオンデマンドサービスシステム100によって実行することができる。例えば、プロセス及び/又は方法600は、データベース150、記憶装置ROM230及び/又は記憶装置RAM240に記憶される少なくとも一組の命令として実施することができる。CPU220は、この一組の命令を実行することができ、それに応じて、プロセス及び/又は方法600を実行するように指示を受けることができる。
ステップ602において、処理エンジン112は、オンデマンドサービスの要求から現在のデフォルトサービス位置を取得及び/又は抽出することができる。図1における処理エンジン112は、図2におけるCPU220を備えることができ、本開示において説明する機能を実行するように構成することができる。ステップ502に関して説明したように、現在のデフォルトサービス位置(例えば、出発位置)は、要求者の現在位置とすることもできるし(例えば、リアルタイムサービス要求の場合)、要求者による規定位置とすることもできる(例えば、アポイントメントサービス要求の場合)。
ステップ604において、処理エンジン112は、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスから履歴デフォルトサービス位置を取得及び/又は抽出することができる。ステップ504に関して説明したように、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスは、現在のオンデマンドサービス要求の要求者によって要求されたものとすることができる。例えば、履歴デフォルトサービス位置は、記録されている履歴タクシー配車サービスの出発位置とすることができる。
ステップ606において、処理エンジン112は、履歴デフォルトサービス位置が現在のデフォルトサービス位置から第1の所定の距離内にあるか否かを判断することができる。この第1の所定の距離は、行政地区(例えば、都市内の行政区)、又は地理的エリア(例えば、規定中心位置から或る半径内)を含むことができる。例えば、処理エンジン112は、要求者の現在のデフォルトサービス位置を取得し、要求者の現在のデフォルトサービス位置から或る所定の半径(例えば、50メートル)内の地理的エリアを求めることができる。この所定の半径の値は、要求者の現在のデフォルトサービス位置に応じて変化し得る。例えば、要求者の現在のデフォルトサービス位置が人口密度の高いエリア(例えば、マンハッタン中心街)にある場合には、所定の半径は小さくすることができる(例えば、30メートル)のに対して、要求者の現在のデフォルトサービス位置がそれよりも人口密度の低いエリア(例えば、パリの農村エリア)にある場合には、所定の半径は大きくすることができる(例えば、100メートル)。当然ながら、上記説明は、単に例示を目的としたものにすぎない。第1の所定の距離は、道路状況、履歴デフォルトサービス位置及び現在のデフォルトサービス位置を取り囲む地理的エリアのサイズ等に従って設定することができる。
図6Bに示すように、ダイアグラム620は、2つの街路のT字路に対応するエリアを示している。このエリアは、建物(Building)I、広場(Square)II、公園(Park)III等の3つの領域を含むことができる。建物Iは、一群のデフォルトサービス位置を取り囲むエリアに対応することができる。各デフォルトサービス位置は、オンデマンドサービス要求において要求者によって指定された位置データ点を含むことができる。この位置データ点は、地理的位置(例えば、バスステーション、地下鉄駅、交差点、ランドマークビル等)、住所(例えば、海淀通り3番地(No. 3 Haidian Street)、地理的位置の経度及び緯度(例えば、(経度116.320875、緯度39.98977))を含むことができる。
例えば、要求者がオンデマンドサービスの要求を送信し、この要求者が位置Sにいる場合、処理エンジン112は、現在のデフォルトサービス位置として位置Sを取得することができるとともに、位置S及びSは、要求者によって要求された履歴オンデマンドサービスからの履歴デフォルトサービス位置である。位置Sと位置Sとの間の距離は350メートルであり、位置Sと位置Sとの間の距離は450メートルである。位置Sからの第1の所定の距離が400メートルである場合、処理エンジン112は、位置Sが現在のデフォルト位置から第1の所定の距離内にあると判断することができる。
当然ながら、図6Bに記載されたものは、単に例示を目的として提供されているにすぎず、本開示の範囲を限定することを意図するものではない。
幾つかの実施形態では、現在のデフォルトサービス位置から第1の所定の距離内に履歴デフォルトサービス位置が存在するとの判断に応答して、処理エンジン112は、ステップ608に進み、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスがオンデマンドサービスの要求に対応すると判断することができる。例えば、図6Bでは、位置Sは、位置Sから第1の所定の距離内にあるので、処理エンジン112は、位置Sを含む履歴オンデマンドサービス及び/又は位置Sに対応する履歴オンデマンドサービスが、オンデマンドサービスの要求に対応すると判断することができる。
幾つかの実施形態では、履歴デフォルトサービス位置が現在のデフォルトサービス位置から第1の所定の距離内にないとの判断に応答して、処理エンジン112は、ステップ610に進み、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスがオンデマンドサービスの要求に対応しないと判断することができる。例えば、図6Bに示すように、処理エンジン112は、位置Sを含む履歴オンデマンドサービス及び/又は位置Sに対応する履歴オンデマンドサービスが、オンデマンドサービスの要求に対応しないと判断することができる。
図5を再び参照すると、ステップ508において、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスがオンデマンドサービスの要求に対応するとの判断に応答して、処理エンジン112は、この少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスに基づいて、現在の推奨サービス位置を求めることができる。例えば、商品配送サービスの場合、現在の推奨サービス位置は、サービス要求者が、商品をピックアップする配送者と会う位置とすることができ、タクシー配車サービスの場合、現在の推奨サービス位置は、オンラインオンデマンドサービスシステム100によって推奨されるピックアップ位置とすることができる。このピックアップ位置は、要求者がオンデマンドサービスを開始する位置及び/又は提供者が要求者に会う位置とすることができ、及び/又はそのような位置を含むことができる。例えば、リアルタイムタクシー配車サービスの場合、要求者の現在位置が、ショッピングモールの内部エリアにある場合、処理エンジン112は、ショッピングモールの外部の位置をピックアップ位置として決定することができる。現在の推奨サービス位置を求める詳細なプロセス及び/又は方法は、図7に示されている。
図7は、本開示の幾つかの実施形態に係る、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスに基づいて、現在の推奨サービス位置を求める一例示的なプロセス及び/又は方法700を示すフローチャートである。幾つかの実施形態では、プロセス及び/又は方法700は、図1に示すようなオンラインオンデマンドサービスシステム100によって実行することができる。例えば、プロセス及び/又は方法700は、データベース150、記憶装置ROM230及び/又は記憶装置RAM240に記憶される少なくとも一組の命令として実施することができる。CPU220は、この一組の命令を実行することができ、それに応じて、プロセス及び/又は方法700を実行するように指示を受けることができる。
ステップ702において、処理エンジン112は、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスから直近に実行されたオンデマンドサービスを取得及び/又は選択することができる。直近に実行されたオンデマンドサービスは、本明細書において用いられるとき、現在のオンデマンドサービス要求者によって要求された直近履歴サービスとすることができる。処理エンジン112は、図1に示すデータベース150から直近に実行されたオンデマンドサービスを取得することができる。幾つかの実施形態では、リアルタイム要求の場合、実行されたオンデマンドサービス(すなわち、履歴オンデマンドサービス)は、閾値(例えば、5時間、1日、10日等)以内に実行されたサービスとすることができる。この時間閾値は、オンラインオンデマンドサービスシステム100のデフォルト設定であってもよいし、異なる状況に応じて調整可能であってもよい。例えば、乗客が、位置DSLにおいてタクシー配車サービスの要求を送出し、この乗客の履歴記録が、この乗客が、昨日、位置DSLにおいて履歴タクシー配車サービス要求Rを送出し、一昨日、位置DSLにおいて履歴タクシー配車サービス要求Rを送出したことを示している場合、処理エンジン112は、直近に実行されたオンデマンドサービスとして履歴タクシー配車サービス要求Rを選択することができる。別の例として、要求者が、現在、位置DSLにおいて商品配送サービスの要求を送出し、この要求者の履歴記録が、この要求者が、位置DSLにおいて履歴タクシー配車サービス要求Rを直近に送出したことを示している場合、処理エンジン112は、直近に実行されたオンデマンドサービスとして履歴サービス要求Rを選択することができる。
ステップ704において、処理エンジン112は、直近に実行されたオンデマンドサービスから直近サービス位置を取得及び/又は抽出することができる。直近サービス位置は、本明細書において用いられるとき、要求者が直近に実行されたオンデマンドサービスを開始した実際のサービス位置及び/又はこのサービスの提供者に会った実際のサービス位置とすることができる。例えば、直近に実行されたオンデマンドサービスにおいて、要求者が、出発位置DSLにおいて要求を送出し、ピックアップ位置PLにおいて提供者に会った場合、処理エンジン112は、直近サービス位置としてピックアップ位置PLを取得することができる。幾つかの実施形態では、処理エンジン112は、次に、ステップ714を実行して、この直近サービス位置を現在の推奨サービス位置として決定することができる。
幾つかの実施形態では、処理エンジン112は、最も高い使用頻度に対応する別の実際のサービス位置(すなわち、高頻度サービス位置)を求めることができる。ステップ706において、処理エンジン112は、少なくとも履歴オンデマンドサービスに基づいて高頻度サービス位置を求めることができる。高頻度サービス位置は、本明細書において用いられるとき、最も高い使用頻度を有する記録された履歴オンデマンドサービスの実際のサービス位置とすることができる。使用頻度は、1日に2回、1週間に1回、1週間に5回等の基準期間中に受けたサービスの数を指すことができる。例えば、基準期間が1週間であり、この1週間の間に、乗客の履歴記録が、この乗客が、位置DSLにおいて5つの履歴タクシー配車サービス要求を送出し、ピックアップ位置PLにおいてこれらの5つの履歴タクシー配車サービスを受け及び/又は開始していた一方、同じ位置DSLにおいて、この乗客が、別の履歴タクシー配車サービス要求を送信し、ピックアップ位置PLにおいてこの別の履歴タクシー配車サービスを受け及び/又は開始していたことを示している場合、処理エンジン112は、より高い使用頻度を有するピックアップ位置PLを決定することができる。さらに、PLが、最も高い使用頻度の位置である場合、処理エンジン112は、PLを高頻度サービス位置として決定することができる。幾つかの実施形態では、処理エンジン112は、次に、ステップ716を実行して、高頻度サービス位置を現在の推奨サービス位置として決定することができる。
幾つかの実施形態では、処理エンジン112は、直近サービス位置及び高頻度サービス位置に基づいて、現在の推奨サービス位置を更に求めることができる。例えば、処理エンジン112は、直近サービス位置及び高頻度サービス位置の推奨度をそれぞれ求め、次に、これらの2つの位置のうち、より高い推奨度を有する一方を現在の推奨サービス位置として選ぶことができる。
このために、ステップ708において、処理エンジン112は、直近サービス位置に対する第1の評価(rating)を求めることができる。この評価は、高、中、低等を含むことができる。この評価は、直近サービス位置における直前の時点のサービスと現時点との間の時間間隔(例えば、時間、日、週、月)、使用頻度(例えば、1週間に5回、1カ月に2回)、出発位置からの距離(例えば、30m、50m、100m)等の複数の因子による影響を受け得る。幾つかの実施形態では、第1の評価は、時間間隔が長くなるにつれて低下し得る。例えば、プロセッサ112は、直近サービス位置が1時間以内に実際のピックアップ位置として用いられた場合に、第1の評価を高と判断することができ、直近サービス位置が1カ月以内に実際のピックアップ位置として用いられていない場合、プロセッサ112は、第1の評価が低であると判断することができる。プロセッサ112は、第2の評価に対して同じことを行うことができ、直近サービス位置又は高頻度サービス位置のいずれかより高い評価を有する方を選択することができる。
別の例として、評価は、所定のルールに基づいて求めることができる。例えば、この所定のルールは、比を所定の値と比較することであってもよく、この比は、同じ期間における直近サービス位置の使用回数と高頻度サービス位置の使用回数との間のものである。この比が所定の値よりも大きい場合、プロセッサ112は、直近サービス位置の評価が高であり、高頻度サービス位置の評価が低であると判断することができる。この比が所定の値よりも小さい場合、プロセッサ112は、直近サービス位置の評価が低であり、高頻度サービス位置の評価が高であると判断することができる。例えば、乗客の履歴記録が、この1週間において、PLが、出発位置の直近サービス位置としての機能しか果たしていないが、同じ出発位置において、乗客がピックアップ位置PLにおいて5回サービスを受けた場合、処理エンジン112は、ピックアップ位置PLの使用回数に対するピックアップ位置PLの使用回数の比が0.2であると判断することができる。さらに、所定の値が0.5である場合、処理エンジン112は、ピックアップ位置PLの評価が低であり、ピックアップ位置PLの評価が高であると判断することができる。この所定の値は、オンラインオンデマンドサービスシステム100のデフォルト設定であってもよいし、異なる状況に応じて調整可能であってもよい。
ステップ710において、処理エンジン112は、高頻度サービス位置に対する第2の評価を求めることができる。例えば、乗客の履歴記録が、この乗客が、今週、出発位置においてサービス要求を送出し、ピックアップ位置PLにおいて5回サービスを受け及び/又は開始した一方、同じ出発位置において、この乗客が、先週、ピックアップ位置PLにおいて5回サービスを開始したことを示している場合、処理エンジン112は、ピックアップ位置PLの評価が高であり、ピックアップ位置PLの評価が低であると判断することができる。
ステップ712において、処理エンジン112は、第1の評価が第2の評価よりも高いか否かを判断することができる。例えば、処理エンジン112は、乗客が今週サービスを開始した直近サービス位置の評価が、乗客が2〜3週間前にサービスを開始した高頻度サービス位置の評価よりも高いと判断することができる。幾つかの実施形態では、第1の評価が第2の評価よりも高いとの判断に応答して、処理エンジン112は、ステップ714に進み、この実際のサービス位置を現在の推奨サービス位置として決定することができる。幾つかの実施形態では、第1の評価が第2の評価よりも低いとの判断に応答して、処理エンジン112は、ステップ716に進み、高頻度サービス位置を現在の推奨サービス位置として決定することができる。
当然ながら、上記説明は、単に例示を目的として提供されているにすぎず、本開示の範囲を限定することを意図するものではない。当業者であれば、本開示の教示の下で複数の変形及び変更を行うことができる。ただし、それらの変形及び変更は、本開示の範囲から逸脱するものではない。例えば、少なくとも履歴オンデマンドサービスが、高頻度サービス位置を含まないとき、ステップ704は、ステップ714に進んでもよい。別の例として、処理エンジン112は、ステップ702、704及び708〜714を省き、ステップ706及び716に進んでもよい。
図5を再び参照すると、ステップ510において、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスがオンデマンドサービスの要求に対応しないとの判断に応答して、処理エンジン112は、一組の履歴推奨サービス位置を他のもの(例えば、データベース150、他の要求者の端末)から取得することができる。一組の履歴推奨サービス位置は、他の要求者の一組の履歴オンデマンドサービスに対応することができる。例えば、処理エンジン112は、オンラインオンデマンドサービスシステム100に登録された他の要求者の全て又は一部分のユーザープロファイルを収集し、それらのそれぞれの履歴ユーザーの存在を抽出することができる。処理エンジン112は、異なる状況に応じて一組の履歴オンデマンドサービスを解析及び取得することができる。例えば、処理エンジン112が、リアルタイムタクシー配車サービスのピックアップ位置を推奨するとき、処理エンジン112は、他の乗客の履歴タクシー配車サービスの履歴ピックアップ位置を解析することができる。別の例として、処理エンジン112が、商品配送サービスのサービス位置を推奨するとき、処理エンジン112は、他の要求者の履歴商品配送サービスの履歴サービス位置を解析することができる。
ステップ512において、処理エンジン112は、一組の履歴推奨サービス位置に基づいて現在の推奨サービス位置を求めることができる。一組の履歴推奨サービス位置に基づいて現在の推奨サービス位置を求める詳細なプロセス及び/又は方法は、図8に示されている。
幾つかの実施形態では、処理エンジン112は、一組の履歴推奨サービス位置のそれぞれに関連付けられた使用頻度に基づいて、現在の推奨サービス位置を求めることができる。例えば、新たに登録された乗客が、出発位置においてタクシー配車サービスを要求したとき、この新たな乗客の履歴記録はないので、処理エンジン112は、オンラインオンデマンドサービスシステム100に記録された他の乗客の一組の履歴ピックアップ位置を取得し、これらの一組の履歴ピックアップ位置に基づいて、最も高い使用頻度を有する現在のピックアップ位置を求めることができる。
幾つかの実施形態では、処理エンジン112は、一組の履歴推奨サービス位置のそれぞれから現在のデフォルトサービス位置までの距離ランキングに基づいて、現在の推奨サービス位置を求めることができる。例えば、処理エンジン112は、オンラインオンデマンドサービスシステム100に記録された一組の履歴ピックアップ位置と、一組の履歴ピックアップ位置のそれぞれから出発位置までの距離ランキングとを取得し、最短距離にある履歴ピックアップ位置を現在のピックアップ位置として更に決定することができる。
図8は、本開示の幾つかの実施形態に係る、複数の要求者全般の一組の履歴推奨サービス位置に基づいて、現在の推奨サービス位置を求める一例示的なプロセス及び/又は方法800を示すフローチャートである。幾つかの実施形態では、プロセス及び/又は方法800は、図1に示すようなオンラインオンデマンドサービスシステム100によって実行することができる。例えば、プロセス及び/又は方法800は、データベース150、記憶装置ROM230及び/又は記憶装置RAM240に記憶される少なくとも一組の命令として実施することができる。CPU220は、この一組の命令を実行することができ、それに応じて、プロセス及び/又は方法800を実行するように指示を受けることができる。
ステップ802において、処理エンジン112は、オンデマンドサービスの要求から現在のデフォルトサービス位置を取得及び/又は抽出することができる。処理エンジン112は、CPU220を備え、本開示において説明する機能を実行するように構成することができる。ステップ502に関して説明したように、現在のデフォルトサービス位置(例えば、出発位置)は、要求者の現在位置とすることもできるし(例えば、リアルタイムサービス要求の場合)、要求者による規定位置とすることもできる(例えば、アポイントメントサービス要求の場合)。
ステップ804において、処理エンジン112は、現在のデフォルトサービス位置から第2の所定の距離内の一組の履歴推奨サービス位置を求めることができる。ステップ510に関して説明したように、一組の履歴推奨サービス位置は、他の要求者の一組の履歴オンデマンドサービスに対応してもよい。第2の所定の距離は、行政地区(例えば、都市内の行政区)、又は地理的エリア(例えば、規定中心位置から或る半径内)を含むことができる。例えば、処理エンジン112は、タクシー配車サービスの乗客の出発位置を取得し、この出発位置から或る所定の半径(例えば、50メートル)内の地理的エリアを求めることができる。この所定の半径の値は、現在のデフォルトサービス位置に応じて変化し得る。例えば、出発サービス位置が人口密度の高いエリア(例えば、マンハッタン中心街)にある場合には、所定の半径は小さくすることができる(例えば、30m)のに対して、乗客の出発位置がそれよりも人口密度の低いエリア(例えば、パリの農村エリア)にある場合には、所定の半径は大きくすることができる(例えば、100m)。当然ながら、上記説明は、単に例示を目的としたものにすぎない。第2の所定の距離は、道路状況、履歴デフォルトサービス位置及び現在のデフォルトサービス位置を取り囲む地理的エリアのサイズ等に従って設定することができる。
ステップ806において、処理エンジン112は、一組の履歴推奨サービス位置のそれぞれに関連付けられた使用頻度を求めることができる。使用頻度は、1日に2回、1週間に1回、1週間に5回等の基準期間中に受けたサービスの数を指すことができる。基準期間は、現実のシナリオに従って手動で又は適応的に設定することができる。例えば、乗客が、出発位置においてタクシー配車を要求し、出発位置が、道路工事のために閉鎖された道路に位置しているとき、処理エンジン112は、閉鎖された道路として記録された一組の履歴推奨サービス位置のそれぞれに関連付けられた使用頻度を求めることができる。当然ながら、上記説明は、例示を目的としたものにすぎない。期間も、安全上の理由、建物の構造、自然災害、道路状況等の他の現実のシナリオに適応的に従うことができる。
ステップ808において、処理エンジン112は、最も高い使用頻度を有する履歴推奨サービス位置を現在の推奨サービス位置として決定することができる。例えば、乗客が、これまでサービスを要求したことがない出発位置においてタクシー配車サービスを要求したが、同じ日における他の乗客の記録によれば、その出発位置の閾値距離内の履歴ピックアップ位置PLが10回実際のピックアップ位置としての機能を果たし、その出発位置の閾値距離内の履歴ピックアップ位置PLが6回実際のピックアップ位置としての機能を果たしていたとき、処理エンジン112は、履歴ピックアップ位置PLを、その乗客に推奨されるピックアップ位置として決定することができる。
当然ながら、上記説明は、単に例示を目的として提供されているにすぎず、本開示の範囲を限定することを意図するものではない。当業者であれば、本開示の教示の下で複数の変形及び変更を行うことができる。ただし、それらの変形及び変更は、本開示の範囲から逸脱するものではない。
図4を再び参照すると、ステップ406において、処理エンジン112は、要求の現在の推奨サービス位置を表示するように要求者端末に指示することができる。例えば、処理エンジン112は、オンデマンドサービスの要求に関する情報を要求者端末130に送信することができる。このオンデマンドサービスの要求に関する情報は、出発位置、目的地(要求者が明示する場合もあるし、明示しない場合もある)、現在の推奨サービス位置等、又はそれらの組み合わせを含むことができる。現在の推奨サービス位置は、リストの形態及び/又はグラフィック形態で推奨及び/又は表示することができる。グラフィック形態は、ピン、フラグ、円、感情アイコン等、又はそれらの組み合わせを含むことができる。
図9Aは、本開示の幾つかの実施形態に係る、要求の現在の推奨サービス位置を表示する例示的なダイアグラム900〜940を示している。例えば、図9Aに示すように、ダイアグラム900〜920は、要求者端末130に表示されるグラフィック形態のタクシー配車サービスのピックアップ位置を示している。ダイアグラム900は、要求者端末が、ピックアップ位置902(例えば、位置Aは実際のサービス位置とすることができる)及びピックアップ位置904(例えば、位置B、B、...、Bは使用頻度を有するサービス位置である)を表示することができることを示している。位置Aは、ダイアグラム900に示すように、ピックアップ位置の中で中空の五角星形を有する現在の推奨サービス位置とすることができる。ダイアグラム910は、要求者端末が、ピックアップ位置904を伴わずにピックアップ位置902を表示することができることを示している。ダイアグラム920は、要求者端末が、位置B、B、...、Bの中で上位4つの使用頻度を有するサービス位置を表示することができることを示している。これらの上位4つの使用頻度を有するサービス位置は、異なるサイズの五角星形を用いて表示することができる。最大サイズの五角星形は、最も高い使用頻度を有するサービス位置(例えば、高頻度サービス位置B)を表すことができ、その逆もまた同様である。例えば、上位4つの使用頻度を有するサービス位置のランキングが、位置B、位置B、位置B、及び位置Bであるとき、五角星形のサイズは、ダイアグラム920に示すように、このランキングに基づいて異なるものにされる。
別の例では、図9Aに示すように、ダイアグラム930及び940は、要求者端末130に表示されるリストの形態のタクシー配車サービスのピックアップ位置を示している。ダイアグラム930は、要求者端末が、位置の中で高頻度サービス位置Bを含むピックアップ位置リストを表示することができることを示している。ダイアグラム940は、要求者端末が、実際のサービス位置Aと上位4つの使用頻度を有するサービス位置とを含むピックアップ位置ランキングリストを表示することができることを示している。ピックアップ位置のランキングは、(例えば、図7に関して説明したような)評価に基づいてランク付けすることができる。
図9Bは、本開示の幾つかの実施形態に係る、要求の現在の推奨サービス位置を表示する一例示的なユーザーインターフェース950を示している。要求者が使用するユーザーインターフェース950は、処理エンジン112が、要求の現在の推奨サービス位置を表示するように要求者端末130に指示するときに、要求者端末130上に示すことができる。
例えば、ユーザーインターフェース950には、タクシー配車サービスの場合、タクシー配車サービス要求のピックアップ位置の推奨が、ボックス906−A及び/又はボックス906−Bに表示される一方、出発位置SL及び目的地DLを含むタクシー配車サービス要求が、ボックス908に表示される。ボックス906−Aは、タクシー配車サービスのピックアップ位置をグラフィック形態で示している。ボックス906−Bは、タクシー配車サービスのピックアップ位置をリストの形態で示している。
当然ながら、図9A及び図9Bに記載されたものは、単に例示を目的として提供されているにすぎず、本開示の範囲を限定することを意図するものではない。
基本概念を上記のように説明してきたが、この詳細な開示を読んだ後、前述の詳細な開示は、単に例としての提示を意図したものにすぎず、限定ではないことが当業者にはかなり明らかになり得る。本明細書において明示的に述べられていないが、様々な改変、改良、及び変更を行うことができ、これらは当業者に意図されている。これらの改変、改良、及び変更は、本開示によって示唆されることが意図されており、本開示の例示的な実施形態の趣旨及び範囲内にある。
その上、幾つかの特定の術語が、本開示の実施形態を説明するのに用いられている。例えば、「1つの実施形態」、「一実施形態」、及び/又は「幾つかの実施形態」という用語は、実施形態について説明した特定の特徴、構造又は特性が本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書の様々な部分における「一実施形態」若しくは「1つの実施形態」又は「代替の実施形態」への言及が2つ以上あっても、これは、全てが必ずしも同じ実施形態を指しているとは限らないことを強調するとともに、そのことを理解されたい。さらに、特定の特徴、構造又は特性は、本開示の1つ以上の実施形態において適宜組み合わせることができる。
さらに、本開示の態様は、任意の新規で有用なプロセス、機械、生産物、若しくは組成物、又はそれらの任意の新規で有用な改良形態を含む任意の複数の特許可能なクラス又はコンテキストのうちのいずれにおいても本明細書で図示及び説明することができることが当業者によって理解されるであろう。したがって、本開示の態様は、全体をハードウェアで実施することもできるし、全体をソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)で実施することもできるし、本明細書において全て「ユニット」、「モジュール」、又は「システム」と一般に呼ぶことができるソフトウェア及びハードウェアを組み合わせた実施態様で実施することもできる。さらに、本開示の態様は、具現化されたコンピューター可読プログラムコードを有する1つ以上のコンピューター可読媒体に具現化されたコンピュータープログラム製品の形態を取ることができる。
コンピューター可読信号媒体は、例えば、ベースバンド内に又は搬送波の一部分として具現化されたコンピューター可読プログラムコードを有する伝播データ信号を含むことができる。そのような伝播信号は、電磁気、光等、又はそれらの任意の適した組み合わせを含む様々な形態のうちの任意のものを取ることができる。コンピューター可読信号媒体は、コンピューター可読記憶媒体でない任意のコンピューター可読媒体であって、命令実行システム、命令実行装置、若しくは命令実行デバイスによって用いられるか又はこれらに関して用いられるプログラムを通信、伝播、又は搬送することができる任意のコンピューター可読媒体であってもよい。コンピューター可読信号媒体上に具現化されたプログラムコードは、無線、ワイヤーライン、光ファイバーケーブル、RF等、又はそれらの任意の適した組み合わせを含む任意の適切な媒体を用いて送信することができる。
本開示の態様の動作を実行するコンピュータープログラムコードは、Java(登録商標)、Scala、Smalltalk、Eiffel、JADE、Emerald、C++、C#、VB.NET、Python等のオブジェクト指向型プログラミング言語、「C」プログラミング言語、Visual Basic、Fortran2003、Perl、COBOL2002、PHP、ABAP等の従来の手続型プログラミング言語、Python、Ruby及びGroovy等の動的プログラミング言語、又は他のプログラミング言語を含む1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述することができる。プログラムコードは、スタンドアローンソフトウェアパッケージとして、全体をユーザーのコンピューター上で実行することもできるし、一部をユーザーのコンピューター上で実行することもできるし、一部をユーザーのコンピューター上で、及び一部をリモートコンピューター上で実行することもできるし、全体をリモートコンピューター又はサーバー上で実行することもできる。後半のシナリオでは、リモートコンピューターは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを通じてユーザーのコンピューターに接続することができる。すなわち、この接続は、(例えば、インターネットサービスプロバイダーを用いてインターネットを通じて)外部コンピューターに対して行うこともできるし、クラウドコンピューティング環境において行うこともできるし、サービス型ソフトウェア(SaaS)等のサービスとして提供することもできる。
さらに、処理要素若しくは処理シーケンスの列挙した順序、又はそれらの数字、文字、若しくは他の名称の使用は、請求項において指定することができる場合を除いて、請求項に記載のプロセス及び方法をいずれの順序にも限定することを意図するものではない。上記開示は、様々な例を通じて、本開示の様々の有用な実施形態であると現在考えられているものを論述しているが、そのような詳細は、その目的のためのものにすぎず、添付の特許請求の範囲は、開示された実施形態に限定されるものではなく、逆に、開示された実施形態の趣旨及び範囲内にある変更及び均等なアレンジを包含することが意図されていることが理解されるであろう。例えば、上述した様々な構成要素の実施態様は、ハードウェアデバイスに具現化することができるが、ソフトウェアのみのソリューション、例えば、既存のサーバー又はモバイルデバイス上へのインストールとして実施することもできる。
同様に、本開示の実施形態の上記説明では、様々な実施形態のうちの1つ以上の理解に役立つ本開示のストリームライン化を目的として、様々な特徴がともに単一の実施形態、その実施形態の図、又はその実施形態の説明にグループ化されることがあることが理解されるであろう。ただし、この開示方法は、請求項に記載の主題が、各請求項に明示列挙されたものよりも多くの特徴を必要とするという意図を反映するものと解釈されるべきでない。逆に、請求項に記載の主題は、上記開示された単一の実施形態の全ての特徴よりも少ない特徴に依拠することができる。

Claims (17)

  1. 測位システムであって、該システムの大域的位置を特定するように構成された測位システムと、
    バスと、
    オンデマンドサービスの推奨サービス位置を推奨する一組の命令を含む、前記バスに電子的に接続された少なくとも1つの記憶媒体と、
    前記バスを介して前記少なくとも1つの記憶媒体に電子的に接続された論理回路と、
    を備え、
    前記論理回路は、前記一組の命令を実行すると、
    現在のデフォルトサービス位置を含むオンデマンドサービスの要求を含む電子信号を、無線ネットワークを通じて要求者端末から取得することと、
    少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在するか否かを判断することであって、該少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスのそれぞれは、前記現在のデフォルトサービス位置から第1の所定の距離内の履歴デフォルトサービス位置に関連付けられていることと、
    前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在するとき、該少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスに基づいて前記要求の現在の推奨サービス位置を求めることと、
    前記要求の前記現在の推奨サービス位置を表示するように前記要求者端末に指示する電子信号を送信することと、
    前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在しないとき、前記現在のデフォルトサービス位置から第2の所定の距離内の一組の履歴推奨サービス位置を取得することであって、該一組の履歴推奨サービス位置は、一組の履歴オンデマンドサービスに関連付けられていることと、
    前記一組の履歴推奨サービス位置に基づいて前記現在の推奨サービス位置を求めることと、
    を行うように指示される、オンライン輸送サービスのサービス位置を推奨するように構成される電子デバイス。
  2. 前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスのそれぞれは、履歴サービス位置に関連付けられている、請求項1に記載の電子デバイス。
  3. 前記論理回路は、
    前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスから、直近に実行されたオンデマンドサービスを選択することと、
    前記直近に実行されたオンデマンドサービスの前記履歴サービス位置を、前記要求の前記現在の推奨サービス位置として決定することと、
    を行うように更に指示される、請求項2に記載の電子デバイス。
  4. 前記論理回路は、
    最も高い使用頻度に対応する、前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスからの前記履歴サービス位置を前記要求の前記現在の推奨サービス位置として決定すること、
    を行うように更に指示される、請求項2に記載の電子デバイス。
  5. 前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスは、前記要求の要求者に関連付けられている、請求項2に記載の電子デバイス。
  6. 前記現在の推奨サービス位置を求めるために、前記論理回路は、
    前記一組の履歴推奨サービス位置のそれぞれに関連付けられた使用頻度を取得することと、
    前記一組の履歴推奨サービス位置から、最も高い使用頻度を有する履歴推奨サービス位置を前記現在の推奨サービス位置として決定することと、
    を行うように更に指示される、請求項に記載の電子デバイス。
  7. 要求者端末からのオンラインオンデマンドサービスプラットフォームの論理回路によってアクセスされると、前記論理回路に、
    現在のデフォルトサービス位置を含むオンデマンドサービスの要求を含む電子信号を、無線ネットワークを通じて前記要求者端末から取得することと、
    少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在するか否かを判断することであって、該少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスのそれぞれは、前記現在のデフォルトサービス位置から第1の所定の距離内の履歴デフォルトサービス位置を有することと、
    前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在するとき、該少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスに基づいて前記要求の現在の推奨サービス位置を求めることと、
    前記要求の前記現在の推奨サービス位置を表示するように前記要求者端末に指示する電子信号を送信することと、
    前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在しないとき、前記現在のデフォルトサービス位置から第2の所定の距離内の一組の履歴推奨サービス位置を取得することであって、該一組の履歴推奨サービス位置は、一組の履歴オンデマンドサービスに関連付けられていることと、
    前記一組の履歴推奨サービス位置に基づいて前記現在の推奨サービス位置を求めることと、
    を行わせる、オンライン輸送サービスのサービス位置を推奨する命令を含む、非一時的機械可読記憶媒体。
  8. 前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスのそれぞれは、履歴サービス位置に関連付けられている、請求項に記載の非一時的機械可読記憶媒体。
  9. 前記命令は、前記論理回路に、
    前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスから、直近に実行されたオンデマンドサービスを選択することと、
    前記直近に実行されたオンデマンドサービスの前記履歴サービス位置を、前記要求の前記現在の推奨サービス位置として決定することと、
    を更に行わせる、請求項に記載の非一時的機械可読記憶媒体。
  10. 命令は、前記論理回路に、
    最も高い使用頻度に対応する、前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスからの前記履歴サービス位置を前記要求の前記現在の推奨サービス位置として決定すること、
    を更に行わせる、請求項に記載の非一時的機械可読記憶媒体。
  11. 前記現在の推奨サービス位置を求めるために、前記論理回路は、
    前記一組の履歴推奨サービス位置のそれぞれに関連付けられた使用頻度を取得することと、
    前記一組の履歴推奨サービス位置から、最も高い使用頻度を有する履歴推奨サービス位置を前記現在の推奨サービス位置として決定することと、
    を行うように更に指示される、請求項に記載の非一時的機械可読記憶媒体。
  12. 少なくとも1つの電子デバイスによって、現在のデフォルトサービス位置を含むオンデマンドサービスの要求を含む電子信号を、無線ネットワークを通じて要求者端末から取得することと、
    前記少なくとも1つの電子デバイスによって、少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在するか否かを判断することであって、該少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスのそれぞれは、前記現在のデフォルトサービス位置から第1の所定の距離内の履歴デフォルトサービス位置を有することと、
    前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在するとき、前記少なくとも1つの電子デバイスによって、該少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスに基づいて前記要求の現在の推奨サービス位置を求めることと、
    前記少なくとも1つの電子デバイスによって、前記要求の前記現在の推奨サービス位置を表示するように前記要求者端末に指示する電子信号を送信することと、
    前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスが存在しないとき、前記少なくとも1つの電子デバイスによって、前記現在のデフォルトサービス位置から第2の所定の距離内の一組の履歴推奨サービス位置を取得することであって、該一組の履歴推奨サービス位置は、一組の履歴オンデマンドサービスに関連付けられていることと、
    前記少なくとも1つの電子デバイスによって、前記一組の履歴推奨サービス位置に基づいて前記現在の推奨サービス位置を求めることと、
    を含む、オンライン輸送サービスのサービス位置を推奨するように構成される方法。
  13. 前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスのそれぞれは、履歴サービス位置に関連付けられている、請求項12に記載の方法。
  14. 前記少なくとも1つの電子デバイスによって、前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスから、直近に実行されたオンデマンドサービスを選択することと、
    前記少なくとも1つの電子デバイスによって、前記直近に実行されたオンデマンドサービスの前記履歴サービス位置を、前記要求の前記現在の推奨サービス位置として決定することと、
    を更に含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記少なくとも1つの電子デバイスによって、最も高い使用頻度に対応する、前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスからの前記履歴サービス位置を前記要求の前記現在の推奨サービス位置として決定すること、
    を更に含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記少なくとも1つの履歴オンデマンドサービスは、前記要求の要求者に関連付けられている、請求項13に記載の方法。
  17. 前記現在の推奨サービス位置を前記求めることは、
    前記一組の履歴推奨サービス位置のそれぞれに関連付けられた使用頻度を取得することと、
    前記一組の履歴推奨サービス位置から、最も高い使用頻度を有する履歴推奨サービス位置を前記現在の推奨サービス位置として決定することと、
    を更に含む、請求項12に記載の方法。
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