JP6680660B2 - ワイヤ放電加工機 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤ放電加工機に関する。
従来より、放電加工の一つであるワイヤ放電加工が知られている。ワイヤ放電加工では、導電性を有するワイヤ電極と被加工物との間に放電現象を発生させることによって、被加工物に対して輪郭形状の加工を行う。
ワイヤ放電加工は、ワイヤ放電加工機によって行われる。ワイヤ放電加工機は、被加工物及びワイヤ電極を支持する機構部と、放電現象に伴って消耗するワイヤ電極を連続的に供給する構造とを備え、また、数値制御装置によってワイヤ電極と被加工物との相対位置を制御する構造を備えている。
ワイヤ電極は、円筒形状のボビンにまとまった形態で巻きつけられており、ワイヤ放電加工機が備えるワイヤ電極を連側的に供給する構造によってボビンから引き出される。また、ワイヤ放電加工機は、ワイヤ電極を正確な位置に支持する構造であるガイドを有しており、また、数値制御装置によってワイヤ電極に対して張力を制御する機構および機能を有している。また、ワイヤ放電加工機は、ワイヤ電極と被加工物との間に発生する放電の状態を、数値制御装置によって監視および制御する機能を有している。また、数値制御装置に任意の移動指令をすることにより、ワイヤ放電加工機は、ワイヤ電極によって被加工物に対して輪郭形状を加工することが可能である(特許文献1、2、3参照)。
実開平2−107429号公報 実開平5−009830号公報 実公昭58−052035号公報
ワイヤ放電加工で発生する加工屑(以下、「スラッジ」という)、及び、放電加工の際にワイヤ電極の放電部位(放電加工部)に供給される加工液が放電加工により電気分解されて発生した気体を、放電加工部から効率よく除去することは、加工速度および加工精度の改善に効果がある旨知られている。そして、ワイヤ放電加工機にノズル形状の加工液供給構造を設け、被加工物の上面および下面から放電部位に加工液を供給することによって、放電により発生する熱の除去と、放電部位の導電度の安定化と、発生したスラッジおよび気体の除去と、を行う構成が知られている。
更に、上記特許文献1〜3に記載されているように、発生したスラッジおよび気体を、加工液供給構造の一部によって、又は、付加された吸引機構によって吸引することにより、加工速度及び加工精度の改善が試みられている。
しかし、加工液供給構造の一部を用いて吸引する方法では、放電加工中の加工液供給の効率が低下するため、加工速度及び加工精度が低下する。また、吸引機構を付加する方法では、吸引機構がワイヤ放電加工機の一部に固定される。このため、吸引機構の移動や交換が困難であるため、様々な被加工物の形状や、ワイヤ放電加工の進行に伴って変化するスラッジおよび気体の発生に対する柔軟な対応が困難である。
本発明は、加工速度及び加工精度が低下することを抑え、且つ、様々な被加工物の形状や、ワイヤ放電加工の進行に伴って変化するスラッジおよび気体の発生に対する柔軟な対応が可能なワイヤ放電加工機を提供することを目的とする。
本発明に係るワイヤ放電加工機(例えば、後述のワイヤ放電加工機1)は、ワイヤ電極
(例えば、後述のワイヤ電極21)と被加工物(例えば、後述のワークW)とを相対移動させて前記被加工物に放電加工を行うワイヤ放電加工機であって、多関節ロボット(例えば、後述のロボット40)と、前記多関節ロボットの先端部(例えば、後述の手首先端部41)に設けられ、ワイヤ放電加工によって生じた加工屑(例えば、後述のスラッジS)と気体(例えば、後述の気体G)とをワイヤ放電加工をしている最中に吸引する吸引機構(例えば、後述の吸引機構50)と、を備える。
前記被加工物に対して相対移動する前記ワイヤ電極の移動に、前記多関節ロボットを同期させる同期制御手段(例えば、後述のロボットコントローラ35)を有してもよい。
また、前記ワイヤ電極を支持する本体部(例えば、後述のコラム15)を有し、前記多関節ロボットは、前記本体部に支持されていてもよい。
また、前記ワイヤ電極は、上ガイド部(例えば、後述の上ガイド部23)と下ガイド部(例えば、後述の下ガイド部25)とによって支持され、前記多関節ロボットは、前記吸引機構を前記上ガイド部に対して相対的に移動可能であってもよい。
また、前記多関節ロボットは、前記吸引機構を前記ワイヤ電極に沿って移動可能であってもよい。また、前記吸引機構は、半円環形状を有しワイヤ放電加工によって生じた加工屑と気体とを吸引する吸引部(例えば、後述の吸引部51)を有してもよい。また、前記吸引部は、前記ワイヤ電極に関して、前記ワイヤ電極による前記被加工物の加工方向とは反対の側に配置されてもよい。
前記吸引機構は、前記多関節ロボットの先端部(例えば、後述の手首先端部41)に配置され、前記多関節ロボットの先端部と、前記多関節ロボットの基部(例えば、後述の基部42)とを着脱可能に連結する連結機構(例えば、後述の連結機構45)を有してもよい。
本発明によれば、加工速度及び加工精度が低下することを抑え、且つ、様々な被加工物の形状や、ワイヤ放電加工の進行に伴って変化するスラッジおよび気体の発生に対する柔軟な対応が可能なワイヤ放電加工機を提供することができる。
本発明の第一実施形態に係るワイヤ放電加工機1を示す概略正面図である。 本発明の第一実施形態に係るワイヤ放電加工機1のロボット40の手首先端部41の吸引部51がワイヤ電極21から離れた位置にある状態を示す正面図である。 本発明の第一実施形態に係るワイヤ放電加工機1のロボット40の手首先端部41の吸引部51が、ワイヤ電極21の近傍に位置している状態を示す正面図である。 本発明の第一実施形態に係るワイヤ放電加工機1のロボット40の手首先端部41の吸引部51を示す概略底面図である。 本発明の第一実施形態に係るワイヤ放電加工機1のロボット40の手首先端部41と、基部42とが分離された様子を示す概略図である。 本発明の第一実施形態に係るワイヤ放電加工機1のロボット40の手首先端部41と、基部42とが分離した様子を示す連結機構45の拡大図である。 本発明の第一実施形態に係るワイヤ放電加工機1のロボット40の手首先端部41の回転係合部材452と、基部42の回転係合部材462とが、回転させられ面で当接し合っている様子を示す連結機構45の要部拡大図である。 本発明の第一実施形態に係るワイヤ放電加工機1のロボット40の手首先端部41と基部42とが接続された様子を示す連結機構45の要部拡大図である。 本発明の第一実施形態に係るワイヤ放電加工機1のロボット40の手首先端部41と基部42とが接続された状態で、手首先端部41の回転係合部材452と、基部42の回転係合部材462とが、回転させられた様子を示す連結機構45の要部拡大図である。 本発明の第一実施形態に係るワイヤ放電加工機1のロボット40の手首先端部41の回転係合部材462と、基部42の回転係合部材462とが、回転させられた状態で手首先端部41が基部42から離間し始めている様子を示す連結機構45の要部拡大図である。 本発明の第一実施形態に係るワイヤ放電加工機1のロボット40の手首先端部41と、基部42とが切り離された様子を示す連結機構45の要部拡大図である。 本発明の第一実施形態に係るワイヤ放電加工機1によって、上下方向の厚さが一定のワークWが放電加工されている様子を示す要部断面図である。 本発明の第一実施形態に係るワイヤ放電加工機1によって、上下方向の厚さが部分的に異なるワークWの厚い部分が放電加工されている様子を示す要部断面図である。 本発明の第一実施形態に係るワイヤ放電加工機1によって、上下方向の厚さが部分的に異なるワークWの薄い部分が放電加工されている様子を示す要部断面図である。 本発明の第二実施形態に係るワイヤ放電加工機1Aを示す概略正面図である。
以下、本発明の第一実施形態について説明する。
以下の説明においては、説明の便宜上、図1における上方向を鉛直上方向と定義、その逆の方向を下方向と定義し、これらを上下方向と定義する。また、図1の紙面の裏側から表側へ向う方向を被加工物(ワークW)の加工方向と定義する。なお、図1及び後述する図15においては、説明の便宜上、ロボット40の吸引機構50の吸引部51の方向を、ワイヤ電極21を軸心として90°回転させた状態として図示しており、実際に放電加工を行なう際には、吸引部51は、後述の図12〜図14に示す方向に指向させられる。
ワイヤ放電加工機1は、ワイヤ電極21によって放電加工を行う数値制御工作機械であり、図1に示すように、機台11と、加工槽13と、本体部としてのコラム15と、ワーク置き台17と、ワイヤ電極21と、上ガイド部23及び下ガイド部25と、数値制御装置31と、サーボモータ33と、ロボットコントローラ35と、回収機構37と、ロボット40と、吸引機構50と、を備えている。
ワイヤ電極21は、コラム15の上部に取り付けられワイヤ電極21が巻かれたワイヤボビン211から繰り出される。ワイヤボビン211は、図示しない送り出し部トルクモータで、ワイヤ電極21の繰り出し方向とは逆方向に所定のトルクが付与される。ワイヤボビン211から繰り出されたワイヤ電極21は、図示しないブレーキモータにより駆動されるブレーキシュー、上ガイド部23、下ガイド部25、図示しない下ガイドローラ及びフィードローラを経由して、図示しないワイヤ電極回収箱に回収される。
ワイヤ電極21は、図1に示す正面視で、加工槽13の上部に配置されコラム15に支持され、加工液を加工槽13へ供給する上ガイド部23と、加工槽13の下部に配置されコラム15に支持され、加工液を加工槽13へ供給する下ガイド部25と、によって支持されており、上ガイド部23と下ガイド部25との間において一直線状に張られている。この一直線状に張られたワイヤ電極21は、ワークWを加工する放電加工部をなしており、加工液に浸されている。ワイヤ放電加工機1のワイヤ電極21を支持する上ガイド部23及び下ガイド部25の位置は、ワークWの形状や固定方法およびワークWに加工する形状に応じたプログラムによって、固定または可変である。
機台11上の加工槽13にはワークWを載置するワーク置き台17が設けられている。上ガイド部23と下ガイド部25との間の放電加工領域(放電加工部)には、放電加工の対象となる図示しない被加工物としてのワークWが、ワーク置き台17に載置される。ワイヤ電極21とワーク置き台17との相対的な位置は、数値制御装置31およびサーボモータ33によって制御されることにより決定される。ワイヤ電極21に図示しない加工用電源から高周波電圧が印加されて、ワークWに対する放電加工がなされる。
ロボット40は、上ガイド部23及びワイヤ電極21に対して相対的に移動可能な多関節ロボットにより構成されている。ロボット40の基部42は、コラム15の上部に固定されて支持されており、ワイヤ電極21と一体的に、ワークWに対して相対的に移動可能である。ロボット40の先端部としての手首先端部41は、吸引機構50を備えている。従って、ロボット40は、吸引機構50の後述の吸引部51を上ガイド部23に対して相対的に移動可能であり、また、吸引機構50の吸引部51をワイヤ電極21に沿って移動可能である。具体的には、ロボット40は、吸引部51をワイヤ電極21に沿って上下方向に移動可能であり、また、ロボット40は、吸引部51を上ガイド部23に対して、加工方向、加工方向とは逆の方向、加工方向に対して直交する方向に移動可能である。
ロボット40は、ロボットコントローラ35によって姿勢や動作が制御される。数値制御装置31とロボットコントローラ35とは、有線または無線によって接続されており、数値制御装置31とロボットコントローラ35とが互いに制御している対象の情報を共有することにより、数値制御装置31は、ロボット40の位置および姿勢(ロボット40の手首先端部41の吸引機構50の吸引部51の位置及び姿勢)を逐次認識し、ロボットコントローラ35は、ワイヤ電極21およびワーク置き台17の位置を逐次認識する。そして、数値制御装置31は、ロボット40の吸引機構50の吸引部51の位置と姿勢に合わせて、ワイヤ電極21を支持する上ガイド部23および下ガイド部25の位置を調整する。
ロボット40の手首先端部41に取り付けられた吸引機構50とワイヤ電極21の相対位置は、あらかじめワイヤ放電加工機1の数値制御装置31とサーボモータ33がワーク置き台17を制御上の原点(機械原点)の位置に配置したときに、手動操作によってロボット40の吸引機構50を上ガイド部23と下ガイド部25の間に張架させたワイヤ電極21の近傍に位置決め又は接触させて、数値制御装置31またはロボットコントローラ35に現在位置を記憶させることにより共有される。
吸引機構50は、上ガイド部23及び下ガイド部25から加工槽13に供給された加工液が放電加工により電気分解されて発生した気体G及び液体(加工液)又は粉末状の固体(スラッジS等)を吸引することができる複数のノズル52を備えた吸引部51を有している。吸引機構50の吸引部51は、スラッジSおよび気体Gを吸引する必要がある場合にロボット40によって上ガイド部23近傍に位置決めされる。そして、上ガイド部23を移動させることなく吸引機構50に備えられた吸引ノズル52を上ガイド部23近傍へ位置決めさせることが可能となるように、吸引部51は、上ガイド部23を囲む形状、より具体的には、図4等に示すように、略半円環形状に形成されている。吸引部51は、吸引部51の周方向における中央の部分がロボット40の後述する先端部41に接続されており、放電加工の際には、吸引部51の内周面により囲まれる空間511に上ガイド部23の下端部が位置して、吸引部51によって上ガイド部23の下端部が取囲まれる位置関係とされ、また、吸引部51の内周面により囲まれる空間511にワイヤ電極21が位置して、吸引部51によってワイヤ電極21が取囲まれる位置関係とされる。
複数のノズル52は、略半円形状の吸引部51の下面の全面にわたって設けられており、図1に示すように、管部材55によって回収機構37に接続されている。回収機構37は、吸引機構50のノズル52から吸引するスラッジSおよび気体Gをワイヤ放電加工機1に戻す機構および機能を備えている。回収機構37は、数値制御装置31と有線または無線によって接続されており、管部材55に接続された吸引機構50が吸引するスラッジSおよび気体Gを回収する圧力および流量は、数値制御装置31によって制御される。
前述のように、ワイヤ放電加工機1のワイヤ電極21を支持する上ガイド部23および下ガイド部25の位置は、ワークWの形状や固定方法およびワークWに加工する形状に応じたプログラムによって、固定または可変である。上ガイド部23および下ガイド部25の位置に応じて、ロボット40の姿勢を変化させることにより、吸引機構50の吸引部51に対する上ガイド部23および下ガイド部25との相対位置は維持される。
ロボット40および手首先端部41にある吸引機構50の位置や姿勢に関する情報は、数値制御装置31において記憶されている。ワイヤ放電加工機1の操作者は、数値制御装置31のディスプレイ311の表示により、加工される被加工部材の形状に応じたロボット40および手首先端部41の吸引部51の動作及び動作軌跡を確認可能である。
ロボット40は、多関節ロボットの手首先端部41と、多関節ロボットの基部42とを着脱可能に連結する連結機構45を有している。具体的には、ロボット40の手首先端部41は、ロボット40の基部42に対して着脱可能である。手首先端部41の基部側端部と、基部42の先端側端部とは、それぞれ、突起451、461と、オス側のガイドとしての回転係合部材452、462と、回転係合部材452、462を挿入可能であり、且つ、回転係合部材452、462が回転可能な回転係合部材係合空間4532、4632と、突起451、461を収納可能な、メス側のガイドとしての突起収容空間4531、4631と、回転係合部材452、462を回転させる解放棒454、464と、回転係合部材452、462を初期位置へ戻す方向へ解放棒454、464を付勢する戻しバネ456、466と、を有している。
図6等に示すように、手首先端部41の突起451は、基部42の方向へ突出しており、手首先端部41が基部42に接続されているときには、図8に示すように、被係合部の突起収容空間4631に収容される。また、基部42の突起461は、手首先端部41の方向へ突出しており、手首先端部41が基部42に接続されているときには、図8に示すように、被係合部の突起収容空間4531に収容される。
手首先端部41の回転係合部材452は、手首先端部41により回転可能に支持されている。回転係合部材452の回転軸方向視の断面形状は、図6等に示すように半円形状であり、同方向視で回転係合部材452よりも僅かに半径が大きい半円形状を有する回転係合部材係合空間4532に収容されている。回転係合部材452には、解放棒454の一端部が接続されており、解放棒454は、圧縮バネにより構成される戻しバネ456により付勢され、これにより、図6に示すように、回転係合部材係合空間4532に対して略45°程度回転した位置関係で、回転係合部材452は、回転係合部材係合空間4532に収容されている。このように収容されている回転係合部材452の状態が回転係合部材452の初期状態である。
基部42の回転係合部材462は、基部42により回転可能に支持されている。回転係合部材462の回転軸方向視の断面形状は、半円形状であり、同方向視で回転係合部材462よりも僅かに半径が大きい半円形状を有する回転係合部材係合空間4632に収容されている。回転係合部材462には、解放棒464が接続されており、解放棒464は、圧縮バネにより構成される戻しバネ466により付勢され、これにより、図6に示すように、回転係合部材係合空間4632に対して略45°程度回転した位置関係で、回転係合部材462は、回転係合部材係合空間4632に収容されている。このように収容されている回転係合部材462の状態が回転係合部材462の初期状態である。
図9に示すように、解放棒464、454の他端部は、空圧シリンダCyを接続可能であり、また、ワイヤ放電加工機1の操作者が手Hで操作可能である。解放棒454、464の他端部が引っ張られることにより、回転係合部材452、462は、回転して回転係合部材係合空間4532、4632に一致した位置関係とされる。戻しバネ456、466による付勢力により、回転係合部材452、462は、回転して初期状態へ戻る。
以下、ロボット40の手首先端部41と、ロボット40の基部42との連結、及び切り離しの動作について説明する。
図6に示すように、ロボット40の手首先端部41と、ロボット40の基部42とが切り離され、回転係合部材452、462が初期位置にあるときに、ロボット40の手首先端部41と基部42とを、互いに接近させてゆく。そして、図7に示すように、手首先端部41の突起451を基部42の突起収容空間4631に挿入すると共に、基部42の突起461を手首先端部41の突起収容空間4531に挿入する。すると、手首先端部41の回転係合部材452と基部42の回転係合部材462とが、互いに当接し合うことにより、それぞれ回転し、図7に示すように、回転係合部材452、462の直径をなす面同士が互いに面で当接し合う状態となる。
そして、更にロボット40の手首先端部41と基部42とを、互いに接近させてゆくことにより、図8に示すように、手首先端部41及び基部42の回転係合部材452、462が回転して、手首先端部41の回転係合部材452の一部が基部42の回転係合部材係合空間4632に入ることにより係合すると共に、基部42の回転係合部材462の一部が手首先端部41の回転係合部材係合空間4532に入ることにより係合する。これにより、ロボット40の手首先端部41は、ロボット40の基部42に連結され固定される。
次に、図8に示すように、ロボット40の手首先端部41が、ロボット40の基部42に連結されている状態から、切り離された状態とするためには、先ず、図9に示すように、ロボット40の基部42の解放棒464の他端部に、三角形状のクランク部材Kを介して空圧シリンダCyを接続する。そして、空圧シリンダCyを駆動させて、ロボット40の基部42の解放棒464を引っ張ると共に、ワイヤ放電加工機1の操作者の手Hにより、ロボット40の手首先端部41の解放棒454を引っ張る。これにより、手首先端部41の回転係合部材452の全体が手首先端部41の回転係合部材係合空間4532に入っている状態となり、且つ、基部42の回転係合部材462の全体が基部42の回転係合部材係合空間4632に入っている状態となる。この結果、ロボット40の手首先端部41をロボット40の基部42から離すことが可能な状態となる。
次に、図10に示すように、ロボット40の手首先端部41をロボット40の基部42から離してゆき、図11に示すように、ロボット40の手首先端部41の回転係合部材452と、ロボット40の基部42の回転係合部材462とが当接していない状態となり、更に、基部42の突起461が手首先端部41の突起収容空間4531から抜かれ、また、手首先端部41の突起451が基部42の突起収容空間4631から抜かれた状態となる。これにより、戻しバネ456、466による付勢力により、解放棒454、464が引き戻されるとともに、回転係合部材452、462が回転して初期状態へ戻る。
次に、ワイヤ放電加工機1によるワークWに対する放電加工について説明する。
図12に示すように、上下方向における厚さが一定のワークWに対して放電加工をする際には、ワイヤ電極21に対してワークWが図12の左方向へ相対的に移動するように、ワーク置き台17を移動させる。即ち、ワークWの加工方向は、図12における左から右へ向う方向であり、この方向へワークWは、ワイヤ電極21に対して相対的に加工される。
この場合には、吸引部51は、ワイヤ電極21に関して、ワイヤ電極21によるワークWの加工方向とは反対の側、即ち、図12において、ワイヤ電極21に関して左側に配置されており、略半円形状の吸引部51の開口部(図4に示す吸引部51の左側の部分)が右に向いた状態で配置されている。これにより、放電加工によって発生するスラッジSは、上ガイド部23及び下ガイド部25から加工槽13(図1参照)に供給された加工液が放電加工により電気分解されて発生した気体Gと共に、加工液に含まれて図12に示すように加工方向の反対側(ワイヤ電極21の左側)に排出されるが、このようなスラッジSや気体Gを、吸引部51のノズル52から吸引し、回収機構37(図1参照)へ回収する。回収機構37においては、加工液は、濾過されて再び図示しない管部材を介して上ガイド部23及び下ガイド部25へ供給される。
上下方向における厚さが厚い部分と薄い部分とを有するワークWに対して放電加工をする際には、吸引部51は、ワイヤ電極21に関して、ワイヤ電極21によるワークWの加工方向と同一の側に配置される。
即ち、図13〜図14においては。ワイヤ電極21に対してワークWが図12に示す方向とは逆の方向へ相対的に移動するように図示しているが、吸引部51は、ワイヤ電極21に関して、ワイヤ電極21によるワークWの加工方向と同一の側、即ち、図13において、ワイヤ電極21に関して左側に配置されており、略半円形状の吸引部51の開口部が右に向いた状態で配置されている。
そして、図13に示すように、上下方向における厚さが厚い部分を加工した後に、図14に示すように、上下方向における厚さが薄い部分を加工するときには、ロボット40により、吸引部51をワイヤ電極21に沿って下方へ移動させて、ワークWの上面の近傍の位置に配置させて、効率良くスラッジS及び気体Gを吸引部51のノズル52から吸引する。
以上のように、本実施形態によれば、ワイヤ電極21と被加工物としてのワークWとを相対移動させてワークWに放電加工を行うワイヤ放電加工機1は、ロボット40と、ロボット40の手首先端部41に設けられ、ワイヤ放電加工によって生じた加工屑(スラッジS)と気体Gとを吸引する吸引機構50と、を備える。
これにより、ワークWの形状やワイヤ放電加工の進行に合わせて、ロボット40の動作によって吸引機構50の吸引部51の姿勢を変えることにより、ワイヤ放電加工中にワークWから発生しワイヤ放電加工の進行に伴って変化するスラッジS及び気体Gに柔軟に対応して、スラッジS及び気体Gを効率よく吸引して、ワークWの加工速度および加工精度の向上を図ることが可能となる。
また、スラッジSおよび気体Gを、放電加工部であるワイヤ電極21の近傍から排出する際に、従来のように、上ガイド部23および下ガイド部25からの加工液の圧力および流量によるのではなく、ロボット40の吸引機構50によりスラッジSおよび気体Gを吸引して排出を行なうことが可能となる。これにより、放電加工部からのスラッジSおよび気体Gの排出を促進することでワイヤ放電加工の効率を高めることが可能となり、加工速度の向上が可能となる。
また、ワイヤ放電加工機1は、ワイヤ電極21を支持する本体部としてのコラム15を有し、ロボット40は、コラム15に支持されている。これにより、コラム15及びワイヤ電極21とロボット40とは一体的に、ワークWに対して、相対的に移動するため、ロボット40の手首先端部41の吸引機構50の吸引部51を、ワイヤ電極21に同期させる制御をロボット40に対して行うことを不要とすることが可能となる。
また、ワイヤ電極21は、上ガイド部23と下ガイド部25とによって支持され、ロボット40は、吸引機構50を上ガイド部23に対して相対的に移動可能である。
従来のように、スラッジSおよび気体Gを排出するための吸引機構部を、上ガイド部近傍に付加固定する構成の場合には、付加固定した吸引機構部が上ガイド部近傍にある。このため、ワークWの位置を各種の測定器具を用いて手動または自動でワイヤ放電加工機の数値制御装置に登録する「段取り」と呼ばれる準備作業において、ワークWに各種の測定器具を近づけるときに妨げとなるために「段取り」作業の効率が低下する。
これに対して、本実施形態では、ロボット40の手首先端部41に取り付けられた吸引機構50の吸引部51を、ロボット40の姿勢を変化させることによって、上ガイド部23に対して相対的に移動可能、即ち、上ガイド部23近傍から遠ざけること等が容易なため、「段取り」作業のときに吸引機構50を有していないワイヤ放電加工機と同様の準備作業を可能とすることができる。
また、従来のように、スラッジSおよび気体Gを排出するための吸引機構部を、上ガイド部近傍に付加固定する構成の場合には、ワイヤ放電加工機の操作者がワイヤ放電加工機1にワイヤ電極21を張架する際、及び、上ガイド部23の保守の際に、付加固定された吸引機構部と吸引機構部に接続された管部材とが、妨げとなるおそれがある。
これに対して、本実施形態では、ロボット40の手首先端部41に取り付けられた吸引機構50の吸引部51を、ロボット40の姿勢を変化させることによって、上ガイド部23近傍から遠ざけることが容易なため、吸引機構部を有していないワイヤ放電加工機と同様に、ワイヤ電極21の張架や上ガイド部23の保守が可能となる。
また、ロボット40は、吸引機構50をワイヤ電極21に沿って移動可能である。
従来のように、スラッジSおよび気体Gを排出するための吸引機構部を、上ガイド部近傍に付加固定する構成の場合には、図13、図14に示すようにワークWの形状が板厚方向に変化するような場合には、吸引機構部をワイヤ電極によりワークWに対して加工している部分である放電加工部であって、板厚の薄い部分には近づけることができない。
これに対して、上記本実施形態では、ロボット40によって吸引機構50の吸引部51の位置決めを行っているため、ワークWの形状が板厚方向に変化してもロボット40の姿勢を変化させることによって吸引機構50の吸引部51を放電加工部に近づけることが可能である。このため、ワイヤ放電加工中にワークWの板厚方向の形状が変化しても、吸引機構50の吸引部51をワイヤ電極21に沿って移動させることで、吸引機構50の吸引部51を放電加工部の近傍(ワークWの板厚の薄い部分の近傍)に配置させ、放電加工部からのスラッジSおよび気体Gの吸引が可能となる。
また、吸引機構50は、半円環形状を有する吸引部51であって、ワイヤ放電加工によって生じたスラッジSと気体Gとを吸引する吸引部51を有する。これにより吸引部51を、ワイヤ電極21を取囲む位置関係に配置させたり、ワイヤ電極21から離れた位置に配置させたりすることが可能となる。
また、吸引部51は、ワイヤ電極21に関して、ワイヤ電極21によるワークWの加工方向とは反対の側に配置される。これにより、ワークWの加工方向とは反対の側に多く発生する気体GやスラッジSを効率よく吸引機構50の吸引部51で吸引することが可能となる。
また、吸引機構50は、ロボット40の手首先端部41に配置され、ロボット40の手首先端部41と、ロボット40の基部42とを着脱可能に連結する連結機構45を有する。
従来のように、スラッジSおよび気体Gを排出するための吸引機構部を、上ガイド部近傍に付加固定する構成の場合には、付加固定した吸引機構部の形状の変更は極めて困難であり、ワークWの上面が平滑でない場合には効率の良いスラッジSおよび気体Gの吸引は不可能であった。
これに対して、本実施形態では、ワークWの上面が平滑でない、あるいは上面の一部が平滑でない部分があると認識していれば、予め平滑でない形状に適合した吸引機構50の吸引部51を備える、ロボット40の手首先端部41を用意しておいて、ワークWの上面の形状に合わせて、ロボット40の手首先端部41を着脱して交換することが可能である。これにより、効率の良いスラッジSおよび気体Gの吸引が可能となる。
次に、本発明の第2実施形態によるワイヤ放電加工機1Aについて図15を参照しながら説明する。
第2施形態によるワイヤ放電加工機1Aにおいては、ロボット40の基部42がコラム15に固定されておらず、ワーク置き台17Aに固定されている点で、第1実施形態によるワイヤ放電加工機1とは異なる。また、これに伴い、ロボット40に対するロボットコントローラ35の制御が異なる。これ以外の構成については、第1実施形態によるワイヤ放電加工機1の構成と同様であるため、第1実施形態における各構成と同様の構成については、同様の符号を付して説明を省略する。
図15に示すように、ロボット40の基部42はコラム15に固定されておらず、ワーク置き台17Aに固定されている。このため、ロボット40の基部42は、ワークW、及び、ワークWを支持するワーク置き台17Aと一体的に、ワイヤ電極21に対して相対的に移動する。同期制御手段としてのロボットコントローラ35は、ロボット40の手首先端部41の吸引部51を、被加工物としてのワークWに対して相対移動するワイヤ電極21の移動に同期させる制御を行ない、図12〜図14に示すようなワイヤ電極21に対する吸引部51の位置関係とする。
このような構成により、ロボット40の基部42が、ワークWを放電加工するワイヤ電極21の部分である放電加工部に対して一体的に移動しない場合であっても、放電加工時に、吸引機構50の吸引部51をワイヤ電極21の近傍の適切な位置に配置させて、効率の良いスラッジSや気体Gの吸引が可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、ワイヤ放電加工機の各部の構成は、本実施形態におけるワイヤ放電加工機1、1Aの各部の構成に限定されない。具体的には、例えば、吸引機構の構成は、本実施形態の吸引機構50の構成に限定されない。また、ロボット40の基部42が固定される部分は、コラム15やワーク置き台17に限定されない。また、連結機構の構成は、本実施形態における連結機構45の構成に限定されない。また、空圧シリンダCyを駆動させて、ロボット40の基部42の解放棒464を引っ張ると共に、ワイヤ放電加工機1の操作者の手Hにより、ロボット40の手首先端部41の解放棒454を引っ張ったがこれに限定されない。例えば、ロボット40の基部42の解放棒464を操作者の手Hにより引っ張ってもよいし、ロボット40の手首先端部41の解放棒454を、空圧シリンダCyを駆動させて引っ張ってもよい。
1 ワイヤ放電加工機
15 コラム(本体部)
23 上ガイド部
25 下ガイド部
35 ロボットコントローラ(同期制御手段)
40 ロボット(多関節ロボット)
41 手首先端部(先端部)
42 基部
45 連結機構
50 吸引機構
51 吸引部
G 気体
S スラッジ(加工屑)
W ワーク(被加工物)

Claims (7)

  1. ワイヤ電極と被加工物とを相対移動させて前記被加工物に放電加工を行うワイヤ放電加工機であって、
    多関節ロボットと、
    前記多関節ロボットの先端部に設けられ、ワイヤ放電加工によって生じた加工屑と気体とをワイヤ放電加工をしている最中に吸引する吸引機構と、を備え
    前記吸引機構は、半円環形状を有して前記加工屑と前記気体とを吸引する吸引部を有するワイヤ放電加工機。
  2. 前記被加工物に対して相対移動する前記ワイヤ電極の移動に、前記多関節ロボットを同期させる同期制御手段を有する請求項1に記載のワイヤ放電加工機。
  3. 前記ワイヤ電極を支持する本体部を有し、
    前記多関節ロボットは、前記本体部に支持されている請求項1又は請求項2に記載のワイヤ放電加工機。
  4. 前記ワイヤ電極は、上ガイド部と下ガイド部とによって支持され、
    前記多関節ロボットは、前記吸引機構を前記上ガイド部に対して相対的に移動可能である請求項1に記載のワイヤ放電加工機。
  5. 前記多関節ロボットは、前記吸引機構を前記ワイヤ電極に沿って移動可能である請求項1に記載のワイヤ放電加工機。
  6. 前記吸引部は、前記ワイヤ電極に関して、前記ワイヤ電極による前記被加工物の加工方向とは反対の側に配置される請求項1に記載のワイヤ放電加工機。
  7. 前記吸引機構は、前記多関節ロボットの先端部に配置され、
    前記多関節ロボットの先端部と、前記多関節ロボットの基部とを着脱可能に連結する連結機構を有する請求項1記載のワイヤ放電加工機。
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