JP6679422B2 - 切削加工機 - Google Patents

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Description

本発明は、切削加工機に関する。
従来より、回転する加工ツールで被加工物を切削加工する切削加工機が知られている。この種の切削加工機では、被加工物と加工ツールとの相対的な位置関係を3次元で変化させながら、被加工物に対して加工ツールを所定の角度で接触させることで、被加工物を所望の形状に切削する。
この種の切削加工機として、例えば特許文献1には、一回の作業で多様な切削加工を自動かつ連続的に実施するために、切削部の形状が異なる複数の加工ツールを自動で交換できる自動刃物交換機能(オートツールチェンジャー、Auto Tool Changer:ATC)を備えた切削加工機が開示されている。
特開2013−121466号公報
ところで、この種の切削加工機は、図7に示すように、複数の加工ツール106が収容される収容部164を有するマガジン160を備えている。加工ツール106は、棒状のツール本体107と、ツール本体107に設けられたフランジ108を有している。マガジン160の収容部164は、ストッカー171と、磁石176を備えている。ストッカー171には、加工ツール106のフランジ108が嵌め込まれる。ストッカー171の底面には、挿入孔173が形成されている。磁石176は、ストッカー171の下方に配置されている。磁石176には、高さ方向Zに貫通した挿入孔176aが形成されている。
図7のマガジン160の収容部164において、加工ツール106の棒状のツール本体107を、ストッカー171の挿入孔173、および、磁石176の挿入孔176aに挿入する。そして、加工ツール106のフランジ108をストッカー171に嵌め込むことで、加工ツール106を収容部164に収容することができる。
しかしながら、加工ツール106のツール本体107は、鉄などの磁性体の材料によって形成されていることがあり得る。このように、磁性体の材料によって形成されたツール本体107を有する加工ツール106を、図7に示すようなマガジン160の収容部164にユーザが手動で収容しようとした場合、加工ツール106のツール本体107が収容部164の磁石176に引きつけられることがあり得る。そして、磁石176に引きつけられた加工ツール106が磁石176に接触し、磁石176による磁力によって、加工ツール106がマガジン160の収容部164に適切に収容し難いことがあった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、加工ツールをマガジンにユーザが手動で収容する際、加工ツールをマガジンに容易に収容することが可能な切削加工機を提供することである。
本発明に係る切削加工機は、棒状のツール本体と、前記ツール本体に設けられたフランジとを有する加工ツールを回転させて被加工物を切削加工する。前記切削加工機は、前記加工ツールが収容される収容部を有するマガジンを備えている。前記収容部は、ストッカーと、磁性体と、中間部とを備えている。前記ストッカーは、前記ツール本体が挿入される第1挿入孔が底面に形成され、前記フランジが収容される。前記磁性体は、前記ツール本体が挿入される第2挿入孔が形成され、前記ストッカーの下方に配置されている。中間部は、前記ツール本体が挿入される第3挿入孔が形成され、前記磁性体の前記第2挿入孔の内部に設けられている。前記収容部に前記加工ツールが挿入される方向を第1方向としたとき、前記中間部の前記第1方向の長さは、前記磁性体の前記第1方向の長さ以上である。前記中間部は、非磁性体の材料によって形成されている。
上記切削加工機によれば、マガジンの収容部に加工ツールが収容されている場合、加工ツールのツール本体と磁性体の間には、非磁性体の材料によって形成された中間部が配置されている。そのため、マガジンの収容部に加工ツールをユーザが手動で収容しようとした場合、中間部によってツール本体が磁性体の磁力に引きつけられることを抑制することができる。よって、収容部に加工ツールをユーザが手動で収容し易い。
本発明によれば、加工ツールをマガジンにユーザが手動で収容する際、加工ツールをマガジンに容易に収容することが可能な切削加工機を提供することができる。
実施形態に係る切削加工機を示す斜視図である。 フロントカバーを省略した切削加工機を示す斜視図である。 マガジンを示す斜視図である。 マガジンの一部を拡大した正面断面図である。 図4のマガジンの収容部に加工ツールを収容した状態を示す図である。 切削加工機のブロック図である。 従来技術におけるマガジンを示す正面断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る切削加工機について説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
図1は、本実施形態に係る切削加工機100を示す斜視図である。図2は、フロントカバー20を省略した切削加工機を100示す斜視図である。以下の説明では、切削加工機100を正面から見たときに、切削加工機100から遠ざかる方を前方、切削加工機100に近づく方を後方とする。左、右、上、下とは、切削加工機100を正面から見たときの左、右、上、下をそれぞれ意味するものとする。また、図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を意味するものとする。ただし、上記方向は説明の便宜上定めた方向に過ぎず、切削加工機100の設置態様を何ら限定するものではなく、本発明を何ら限定するものでもない。また、図面中の符号Yは主走査方向を示している。ここでは、主走査方向Yは左右方向である。符号Xは、副走査方向を示している。ここでは、副走査方向Xは前後方向である。主走査方向Yと副走査方向Xは平面視において直交している。符号Zは、高さ方向、すなわち、上下方向を示している。ただし、主走査方向Y、副走査方向Xおよび高さ方向Zは、特に限定されず、切削加工機100の形態に応じて適宜に設定可能である。本実施形態では、高さ方向Zは、後述する収容部64(図3参照)に加工ツール6(図3参照)が挿入される方向であり、本発明の「第1方向」に対応する。主走査方向Yは、高さ方向Zと正面視において直交する方向であり、本発明の「第2方向」に対応する。
図2に示すように、切削加工機100は、加工ツール6(図3参照)を回転させて、切削対象である被加工物5を切削加工するものである。本実施形態では、切削加工機100は、箱状に形成されている。図1に示すように、切削加工機100は、ケース10と、フロントカバー20と、操作パネル25とを備えている。図2に示すように、ケース10の前部は開口されている。ケース10は、ベース部11と、前壁部12と、後壁部13と、左壁部14と、右壁部15を備えている。ベース部11は、板状の部材である。前壁部12は、ベース部11の前端に接続され、ベース部11から上方に延びている。後壁部13は、ベース部11の後端に接続され、ベース部11から上方に延びている。左壁部14は、ベース部11の左端に接続され、ベース部11から上方に延びている。左壁部14の前端の下部は、前壁部12の左端に接続され、左壁部14の後端は、後壁部13の左端に接続されている。右壁部15は、ベース部11の右端に接続され、ベース部11から上方に延びている。ここでは、右壁部15の前端の下部は、前壁部12の右端に接続され、右壁部15の後端は、後壁部13の右端に接続されている。
図1に示すように、フロントカバー20は、ケース10の前部の開口を開閉自在に設けられている。例えば、フロントカバー20は、後端を軸に回転可能なように、ケース10に支持されている。本実施形態では、フロントカバー20には、窓部21が設けられている。窓部21は、例えば、透明のアクリル板によって形成されている。そのため、ユーザは、窓部21を通じて切削加工機100の内部を視認することができる。
操作パネル25は、ケース10の前壁部12の中央部分に設けられている。操作パネル25は、ユーザが切削加工に関する操作を行うパネルである。操作パネル25には、例えば、切削に要する時間、切削状況などの切削に関する情報が表示される表示部25a、および、切削に関する情報を入力するための入力部25bなどが備えられている。
次に、切削加工機100の内部構成について説明する。切削加工機100は、図2に示すように、第1ガイドレール30と、キャリッジ32と、切削ヘッド40と、テーブル50と、マガジン60と、制御装置80(図6参照)を備えている。
第1ガイドレール30は、切削ヘッド40に設けられた状態の加工ツール6(図3参照)を主走査方向Yにガイドするものである。本実施形態では、第1ガイドレール30は、ケース10内に2つ配置されている。一対の第1ガイドレール30は、それぞれ主走査方向Yの延びた部材であり、各第1ガイドレール30の左端は、左壁部14に接続され、各第1ガイドレール30の右端は、右壁部15に接続されている。一対の第1ガイドレール30は、高さ方向Zに並んで配置されている。なお、第1ガイドレール30の数は、特に限定されず、例えば、1つであってもよい。
キャリッジ32は、ケース10内に配置されている。ここでは、キャリッジ32は、一対の第1ガイドレール30に対して摺動自在に設けられている。キャリッジ32は、一対の第1ガイドレール30に係合している。キャリッジ32は、一対の第1ガイドレール30に沿って主走査方向Yに移動可能である。本実施形態では、キャリッジ32には、第1モータ32A(図6参照)が接続されている。第1モータ32Aの駆動力を受けて、キャリッジ32は、主走査方向Yに移動する。
本実施形態では、キャリッジ32は、キャリッジ用ケース34と、一対の第2ガイドレール35と、摺動部材36(図6参照)を備えている。キャリッジ用ケース34は、一対の第1ガイドレール30に係合している。キャリッジ用ケース34は、内部に空間を有している。一対の第2ガイドレール35は、高さ方向Zに延びた部材であり、キャリッジ用ケース34の内部の空間に配置されている。図6に示す摺動部材36は、一対の第2ガイドレール35に摺動自在に設けられている。摺動部材36は、一対の第2ガイドレール35に係合している。そのため、摺動部材36は、一対の第2ガイドレール35によって高さ方向Zに移動することが可能である。本実施形態では、図6の摺動部材36には、第2モータ36A(図6参照)が接続されている。第2モータ36Aの駆動力を受けて、摺動部材36は高さ方向Zに移動する。図示は省略するが、摺動部材36には、切削ヘッド40が設けられている。
切削ヘッド40は、加工ツール6(図3参照)を使用して、被加工物5を切削するものである。切削ヘッド40は、図6の摺動部材36の高さ方向Zへの移動に伴い、一対の第2ガイドレール35に沿って高さ方向Zへ移動する。本実施形態では、切削ヘッド40は、把持部42と、スピンドル44とを備えている。
把持部42は、加工ツール6の上端部7a(図5参照)を把持するものである。ここでは、図示は省略するが、把持部42は、水平方向に並んだ複数の部材よって構成されており、複数の部材で加工ツール6の上端部7a(図5参照)を挟むことで、加工ツール6を把持する。本実施形態では、図2に示すように、把持部42の上端には、スピンドル44が設けられている。
スピンドル44は、加工ツール6(図5参照)を回転させるものである。詳しくは、スピンドル44は、把持部42を回転させることによって、把持部42により把持された加工ツール6を、軸方向(ここでは、高さ方向Zの軸)を中心にして回転させる。スピンドル44は、高さ方向Zに延びた部材である。本実施形態では、スピンドル44には、スピンドル44を回転させる第3モータ44A(図6参照)が接続されている。第3モータ44Aの駆動力を受けて、スピンドル44が回転する。そして、スピンドル44の回転によって、把持部42に把持された加工ツール6は回転する。図示は省略するが、スピンドル44は、一対の第2ガイドレール35に摺動可能に設けられた摺動部材36(図6参照)に設けられている。スピンドル44は、摺動部材36に対して回転可能に設けられている。したがって、摺動部材36が高さ方向Zに移動することで、切削ヘッド40の把持部42、スピンドル44と、把持部42に把持された加工ツール6は、高さ方向Zに移動する。
テーブル50は、切削対象である被加工物5が載置されるものである。テーブル50上において、被加工物5に対する切削加工が行われる。テーブル50は、ケース10内に配置されている。テーブル50は、一対の第1ガイドレール30、キャリッジ32および切削ヘッド40よりも下方に配置されている。テーブル50は、ベース部11よりも上方に設けられている。図示は省略するが、テーブル50は、ベース部11に設けられ、副走査方向Xに延びたガイドレールに摺動自在に設けられている。また、テーブル50には、第4モータ50A(図6参照)が接続されている。第4モータ50Aの駆動力を受けて、テーブル50は、副走査方向Xに移動する。
次に、マガジン60について詳述する。図3はマガジン60を示す斜視図である。図4は、マガジン60の一部を拡大した正面断面図である。図5は、図4のマガジン60の収容部64に加工ツール6を収容した状態を示す図である。図3に示すように、マガジン60は、複数の加工ツール6を収容することが可能なものである。本実施形態では、マガジン60は、マガジン本体部62と、複数の収容部64と、ツールセンサ66(図2参照)を有している。マガジン本体部62は、箱状に形成されている。
収容部64には、加工ツール6が収容される。本実施形態では、図4に示すように、マガジン本体部62の上面には、複数の収容穴63が形成されており、その収容穴63に収容部64が設けられている。各収容部64に対して1つの加工ツール6を収容することが可能である。ここでは、図3に示すように、複数の収容部64が設けられていることによって、様々な種類の加工ツール6を収容部64に収容することができる。本実施形態では、収容部64の数は6個である。6個の収容部64は、主走査方向Yに並んで1列に配列されている。なお、収容部64の数は特に限定されない。例えば、収容部64の数は、1つであってもよいし、10個であってもよい。ここでは、各収容部64は同じ構成をしている。そのため、以下では、1つの収容部64の構成について詳述する。本実施形態では、図4に示すように、収容部64は、ストッカー71と、中間部74と、磁性体76と、バネ78を備えている。
ストッカー71には、図5に示すように、加工ツール6のフランジ8が収容される。ストッカー71は、マガジン本体部62に形成された収容穴63に収容されている。本実施形態では、図4に示すように、ストッカー71は、底板72aと、側板72bを有している。底板72aは、板状のものである。底板72aの形状は円形状である。ここでは、ストッカー71の底面、詳しくは、底板72aの中央部分には、第1挿入孔73が形成されている。側板72bは、底板72aの端部から上方に延びている。換言すると、側板72bは、底板72aの外縁に接続され、底板72aの外縁から上方に向かって延びている。側板72bの形状は円筒状である。本実施形態では、図5に示すように、ストッカー71の底板72aと側板72bによって囲まれた空間に、加工ツール6のフランジ8が収容される。ここでは、ストッカー71は、加工ツール6のフランジ8に対応した形状をしている。なお、底板72aと側板72bは一体的に形成されている。
中間部74は、加工ツール6が収容部64に収容された状態において、磁性体76によって発生した磁力が、加工ツール6のツール本体7を磁性体76に引きつけるのを抑制するためのものである。中間部74は、加工ツール6が収容部64に収容された状態において、磁性体76に加工ツール6が直接接触することを防止するためのものである。中間部74は、高さ方向Zに延びた円筒状のものである。平面視において、中間部74の中央部分には、高さ方向Zに貫通した第3挿入孔74aが形成されている。第3挿入孔74aには、加工ツール6のツール本体7が挿入される。中間部74は、マガジン本体部62に形成された収容穴63に収容されている。本実施形態では、中間部74は、ストッカー71の下部に設けられている。中間部74は、底板72aの裏面に接続されている。詳しくは、中間部74は、ストッカー71の底板72aの内縁から下方に向かって延びている。中間部74の上端は、底板72aの内縁と連続している。本実施形態では、中間部74は、ストッカー71と一体的に形成されている。すなわち、ストッカー71と中間部74によって1つの部材が形成されている。
中間部74、および、ストッカー71の底板72aおよび側板72bは、非磁性体の材料によって形成されている。ここで、「非磁性体」とは、磁力が発生しないものであり、磁力を有する部材を引っ張らないものである。ただし、本明細書において、「非磁性体」には、磁性を有する部材を引っ張らない程度に磁力が発生している弱磁性体も含まれる。ここでは、中間部74、および、ストッカー71の底板72aおよび側板72bは、真鍮によって形成されている。中間部74、および、ストッカー71の底板72aおよび側板72bは、樹脂製であってもよい。
磁性体76は、磁力を有した部材である。磁性体76の種類は特に限定されないが、例えば、磁石である。磁性体76は、マガジン本体部62に形成された収容穴63に収容されている。磁性体76は、ストッカー71の下方に配置されている。磁性体76の形状は円筒状であり、平面視において、磁性体76の中央部分には高さ方向Zに貫通した第2挿入孔76aが形成されている。磁性体76の第2挿入孔76aの内部には、中間部74が設けられている。図5に示すように、第2挿入孔76aには、加工ツール6のツール本体7が挿入される。ここでは、中間部74の外側に磁性体76が配置されている。中間部74の下部は、磁性体76よりも下方に延びている。換言すると、中間部74は、磁性体76よりも下方に向かって突出した突出部74bを有している。磁性体76の第2挿入孔76aの直径は、中間部74の外径よりも大きい。
バネ78は、弾性力を有する部材である。バネ78は、上方に弾性力を付勢するようにして、マガジン本体部62に形成された収容穴63に収容されている。バネ78の種類は特に限定されない。本実施形態では、バネ78は、コイル状のバネである。詳しくは、バネ78は、内部に所定の空間を有するようにコイル状に巻かれている。バネ78は、ストッカー71および磁性体76よりも下方に配置されている。ここでは、上述のように、中間部74の突出部74bは、磁性体76よりも下方に延びている。中間部74の突出部74bの周りには、バネ78が配置されている。なお、バネ78の材質は特に限定されないが、非磁性体の材料によって形成されていることが好ましい。例えば、バネ78は、ステンレスによって形成されているとよい。
次に、ストッカー71の各部位の長さ、中間部74の各部位の長さ、および、磁性体76の各部位の長さの関係について説明する。図4に示すように、本実施形態では、ストッカー71の底板72aの高さ方向Zの厚みD11は、ストッカー71の側板72bの水平方向の最も薄い厚みD12よりも薄い。中間部74の水平方向(主走査方向Xまたは副走査方向Y)の厚みD21は、底板72aの厚みD11よりも厚く、かつ、側板72bの最も薄い厚みD12よりも厚い。また、中間部74の厚みD21は、側板72bの水平方向の最も厚い厚みD13よりも薄い。ここでは、中間部74の厚みD21とは、正面視において、主走査方向Xにおける中間部74の内径と外径との間の長さのことである。中間部74の高さ方向Zの長さD22は、磁性体76の高さ方向Zの長さD32以上である。磁性体76の水平方向(主走査方向Yまたは副走査方向X)の厚みD31は、磁性体76の高さ方向Zの厚みD32よりも長い。言い換えると、正面視において、主走査方向Xにおける磁性体76の内径と外径との間の距離D31は、加工ツール6が収容部64に収容された状態における加工ツール6の軸方向における磁性体76の厚みD32よりも長い。
本実施形態では、図2に示すように、マガジン60には、ツールセンサ66が設けられている。ツールセンサ66は、切削ヘッド40の把持部42に加工ツール6(図5参照)が把持されているか否かを検出するものである。ツールセンサ66は、加工ツール6が接触したことを検出することで、把持部42に加工ツール6が把持されているか否かを確認する。ツールセンサ66が加工ツール6の接触を検知する手法は特に限定されない。例えば、本実施形態では、ツールセンサ66は円柱形状である。ツールセンサ66の上面には凸部が設けられている。この凸部は、マガジン本体部62の上面よりも上方に突出するように形成されている。ツールセンサ66の凸部には、オンおよびオフを機械的に切り替え可能なスイッチ66aを有する接触センサが設けられている。この接触センサは、例えば、スイッチ66aの上面が微小荷重によって微小に変位することで、スイッチ66aにおけるオンおよびオフを機械的に切り替える。スイッチ66aがオンまたはオフに切り替わることによって、加工ツール6の接触を検出する。
以上、マガジン60の構成について説明した。本実施形態では、マガジン60は、テーブル50に固定されている。詳しくは、マガジン60のマガジン本体部62は、テーブル50の後端に設けられている。しかしながら、マガジン60が設けられる位置は特に限定されず、例えば、マガジン60は、テーブル50の右端または左端に設けられていてもよい。本実施形態では、マガジン60は、テーブル50と共に副走査方向Xへ移動することが可能である。テーブル50に接続された第4モータ50A(図6参照)の駆動力を受けて、テーブル50が副走査方向Xに移動することで、マガジン60は、副走査方向Xに移動する。
次に、切削ヘッド40の把持部42に把持される加工ツール6について説明する。切削加工機100における切削加工には、加工ツール6が用いられる。図5に示すように、加工ツール6は、ツール本体7と、フランジ8を有している。ツール本体7の形状は棒状である。フランジ8は、ツール本体7に設けられている。ここでは、フランジ8は、ツール本体7の中心よりも上方の部位に設けられており、ツール本体7から外方に向かって延びた部材である。フランジ8は、例えば、円柱形状である。フランジ8は、平面視において、ツール本体7を囲むようにツール本体7に設けられている。加工ツール6がマガジン60の収容部64に収容される際、フランジ8がストッカー71に収容される。換言すると、加工ツール6が収容部64に収容される際、フランジ8がストッカー71に嵌め込まれる。そのため、フランジ8は、ストッカー71に対応した形状をしている。ここでは、加工ツール6のフランジ8がストッカー71に挿入された状態において、フランジ8よりも上方のツール本体7の上端部7aがストッカー71から突出する。この上端部7aが把持部42(図2参照)によって把持される。ツール本体7のうち、フランジ8よりも下方の部位には、刃物部7bが設けられている。本実施形態では、加工ツール6には、様々な形状の刃物部7bを有するものがある。なお、加工ツール6の材質は特に限定されない。ここでは、加工ツール6のツール本体7およびフランジ8は、磁力を有する材料によって形成されている。例えば、ツール本体7は、鉄によって形成されている。フランジ8の表面は、アルミによって形成されていてもよい。
次に、本実施形態に係る制御装置80について説明する。図6は、制御装置80のブロック図である。制御装置80は、切削加工に関する制御をする装置である。制御装置80は、切削加工機100内に内蔵されている。しかし、制御装置80の位置は特に限定されない。また、制御装置80の構成は特に限定されない。例えば、制御装置80は、コンピュータであり、CPUと、CPUが実行するプログラムなどを格納したROMと、RAMなどを備えていてもよい。
制御装置80は、操作パネル25に接続されている。操作パネル25をユーザが操作することで、操作パネル25から制御装置80に信号が送信される。制御装置80は、操作パネル25から受信した信号に基づいて切削加工に関する制御を行う。制御装置80は、キャリッジ32に接続された第1モータ32Aに接続されている。制御装置80は、第1モータ32Aの駆動を制御することで、キャリッジ32および切削ヘッド40の主走査方向Yへの移動を制御する。制御装置80は、切削ヘッド40が設けられた摺動部材36に接続された第2モータ36Aに接続されている。制御装置80は、第2モータ36Aの駆動を制御することで、切削ヘッド40の高さ方向Zへの移動を制御する。制御装置80は、スピンドル44に接続された第3モータ44Aに接続されている。制御装置80は、第3モータ44Aの駆動を制御することで、スピンドル44および把持部42に把持された加工ツール6の回転を制御する。制御装置80は、テーブル50に接続された第4モータ50Aに接続されている。制御装置80は、第4モータ50Aの駆動を制御することで、テーブル50およびテーブル50に固定されたマガジン60の副走査方向Xへの移動を制御する。また、図示は省略するが、制御装置80は、ツールセンサ66のスイッチ66a(図2参照)に接続されている。ここでは、制御装置80は、スイッチ66aがオンまたはオフに切り替わることを検出することで、把持部42によって把持された加工ツール6がスイッチ66aに接触したか否かを検出する。
以上、本実施形態に係る切削加工機100の構成について説明した。次に、切削ヘッド40の把持部42が把持した加工ツール6を、マガジン60の収容部64に収容する手順について簡単に説明する。まず、把持部42が加工ツール6を把持している状態において、制御装置80は、切削ヘッド40をマガジン60に対して3次元的に相対的に移動させる。詳しくは、制御装置80は、第1モータ32Aを駆動させることで、図2に示すように、切削ヘッド40が一対の第1ガイドレール30に沿って主走査方向Yに移動する。このことによって、切削ヘッド40は、マガジン60に対して主走査方向Yに相対的に移動する。制御装置80は、第2モータ36A(図6参照)を駆動させることで、切削ヘッド40が一対の第2ガイドレール35に沿って高さ方向Zに移動する。このことによって、切削ヘッド40は、マガジン60に対して高さ方向Zに相対的に移動する。また、制御装置80は、第4モータ50A(図6参照)を駆動させることで、テーブル50およびマガジン60が副走査方向Xに移動する。このことによって、切削ヘッド40は、マガジン60に対して副走査方向Xに相対的に移動する。
制御装置80は、切削ヘッド40の把持部42が、マガジン60の収容部64のうち加工ツール6を収容したい収容部64の上方に位置するように、切削ヘッド40をマガジン60に対して相対的に移動させる。そして、制御装置80は、第2モータ36Aの駆動を制御することで、切削ヘッド40を下方に向かって移動させる。このとき、把持部42に把持された加工ツール6は、図5に示すように、マガジン60の収容部64に収容される。具体的には、加工ツール6のフランジ8は、収容部64のストッカー71に収容される。そして、加工ツール6のツール本体7の刃物部7bが、ストッカー71の底板72aに形成された第1挿入孔73、中間部74に形成された第3挿入孔74a、磁性体76に形成された第2挿入孔76a、および、バネ78内の空間に挿入される。このとき、ツール本体7の刃物部7bは、磁性体76およびバネ78には接触していない。加工ツール6のツール本体7と磁性体76との間、および、ツール本体7とバネ78の一部との間には、中間部74が位置している。なお、加工ツール6を収容部64に収容する際、加工ツール6を収容部64の下方に押し込むようにするとよい。この場合、加工ツール6のフランジ8がストッカー71の底板72aに密着した状態で、加工ツール6は、バネ78の上方への弾性力の付勢によって押し戻されるため、適切な位置に加工ツール6を収容することができる。以上のように、加工ツール6が収容部64に収容された状態において、把持部42による加工ツール6の把持が解除されたとき、加工ツール6の収容が完了する。
なお、本実施形態では、被加工物5に対する切削加工が行われていない状態において、ユーザが手動で、加工ツール6をマガジン60の収容部64に収容することが可能である。また、ユーザは、収容部64に収容された加工ツール6を収容部64から手動で引き抜くことが可能である。本実施形態では、マガジン60の収容部64に加工ツール6が収容されている場合、図5に示すように、加工ツール6のツール本体7と磁性体76の間には、非磁性体の材料によって形成された中間部74が配置されている。そのため、マガジン60の収容部64に加工ツール6をユーザが手動で収容しようとした場合、中間部74の内部に磁力が発生しない、または、緩和されているため、ツール本体7が磁性体76の磁力に引きつけられることを抑制することができる。よって、収容部64に加工ツール6をユーザが手動で収容し易い。中間部74の内部に磁力が発生しない、または、緩和されているため、収容部64に収容されている加工ツール6をユーザが手動で抜き易い。
本実施形態によれば、ストッカー71と中間部74は、一体的に形成されている。詳しくは、ストッカー71は、第1挿入孔73が形成された底板72aの端部から上方に延びた側板72bを有している。中間部74は、底板72aの裏面に接続されている。このように、ストッカー71と中間部74が1つの部材で形成されていることによって、部品点数を少なくすることができる。
図4に示すように、中間部74の正面視における主走査方向Yの厚みD21は、底板72aの高さ方向Zの厚みD11より厚い。このことによって、図5に示すように、ストッカー71に加工ツール6のフランジ8を収容した際、フランジ8に磁性体76の磁力が伝わり易いため、フランジ8は下方に引きつけられる。よって、フランジ8をストッカー71に正しく収容し易い。また、図4に示すように、中間部74の厚みD21が厚いため、中間部74の内部に磁力が伝わりにくいため、収容部64に加工ツール6をユーザが手動でより収容し易い。
本実施形態では、磁性体76の高さ方向Zの厚みD32は、磁性体76の正面視における主走査方向Yの厚みD31より薄い。このことによって、ストッカー71にフランジ8を収容した際、フランジ8に磁性体76の磁力が伝わり易いため、フランジ8は下方に引きつけられる。よって、フランジ8をストッカー71に正しく収容し易い。また、磁性体76の高さ方向Zの厚みD32が薄いため、中間部74の内部に磁力が伝わりにくいため、収容部64に加工ツール6をユーザが手動でより収容し易い。
本実施形態では、中間部74は、磁性体76よりも下方に向かって突出した突出部74bを有している。このことによって、中間部74の第3挿入孔74aに加工ツール6のツール本体7を挿入する際、突出部74bがガイドの役割を担うため、加工ツール6を収容部64に収容し易い。
本実施形態では、収容部64は、磁性体76の下方に配置され、中間部74の突出部74bの周りに少なくとも配置されたバネ78を備えている。このことによって、収容部64の各部品を組み付ける際、中間部74の突出部74bがガイドの役割を担うため、磁性体76の下方に、バネ78を適切に配置し易い。
本実施形態では、バネ78は、非磁性体の材料によって形成されている。このことによって、バネ78に磁力が発生しないため、マガジン60の収容部64に加工ツール6をユーザが手動で収容しようとした場合、加工ツール6のツール本体7がバネ78によって引きつけられない。よって、収容部64に加工ツール6をユーザが手動で収容し易い。
本実施形態では、ストッカー71と中間部74とは一体的に形成されていた。しかしながら、ストッカー71と中間部74は別々の部材によって形成されていてもよい。このとき、ストッカー71の底板72aの下面に接触するようにして、中間部74が配置されているとよい。
本実施形態では、図2および図6に示すように、制御装置80は、第1モータ32Aを駆動させることで、切削ヘッド40が一対の第1ガイドレール30に沿って主走査方向Yに移動する。このことによって、切削ヘッド40は、マガジン60およびテーブル50に対して主走査方向Yに相対的に移動していた。しかしながら、マガジン60およびテーブル50が主走査方向Yに移動することによって、切削ヘッド40がマガジン60およびテーブル50に対して主走査方向Yに相対的に移動するように構成されていてもよい。
本実施形態では、制御装置80は、第2モータ36Aを駆動させることで、切削ヘッド40が一対の第2ガイドレール35に沿って高さ方向Zに移動する。このことによって、切削ヘッド40は、マガジン60およびテーブル50に対して高さ方向Zに相対的に移動していた。しかしながら、マガジン60およびテーブル50が高さ方向Zに移動することによって、切削ヘッド40がマガジン60およびテーブル50に対して高さ方向Zに相対的に移動するように構成されていてもよい。
本実施形態では、制御装置80は、第4モータ50Aを駆動させることで、テーブル50およびマガジン60が副走査方向Xに移動する。このことによって、切削ヘッド40は、マガジン60およびテーブル50に対して副走査方向Xに相対的に移動していた。しかしながら、切削ヘッド40が副走査方向Xに移動することによって、切削ヘッド40がマガジン60およびテーブル50に対して副走査方向Xに相対的に移動するように構成されていてもよい。
本実施形態では、マガジン60は、図2に示すように、テーブル50に固定されていた。そして、テーブル50の副走査方向Xへの移動に伴い、マガジン60は、副走査方向Xへ移動していた。しかしながら、マガジン60は、テーブル50に対して固定されていなくてもよい。この場合、マガジン60には、図示しない駆動モータが接続され、この駆動モータの駆動によって、マガジン60が副走査方向Xに移動してもよい。
6 加工ツール
7 ツール本体
8 フランジ
40 切削ヘッド
60 マガジン
62 マガジン本体部
64 収容部
71 ストッカー
72a 底板
72b 側板
73 第1挿入孔
74 中間部
74a 第3挿入孔
76 磁性体(磁石)
76a 第2挿入孔
78 バネ
100 切削加工機

Claims (9)

  1. 棒状のツール本体と、前記ツール本体に設けられたフランジとを有する加工ツールを回転させて被加工物を切削加工する切削加工機であって、
    前記加工ツールが収容される収容部を有するマガジンを備え、
    前記収容部は、
    前記ツール本体が挿入される第1挿入孔が底面に形成され、前記フランジが収容されるストッカーと、
    前記ツール本体が挿入される第2挿入孔が形成され、前記ストッカーの下方に配置された磁性体と、
    前記ツール本体が挿入される第3挿入孔が形成され、前記磁性体の前記第2挿入孔の内部に設けられた中間部と、
    を備え、
    前記収容部に前記加工ツールが挿入される方向を第1方向としたとき、前記中間部の前記第1方向の長さは、前記磁性体の前記第1方向の長さ以上であり、
    前記中間部は、非磁性体の材料によって形成されている、切削加工機。
  2. 前記ストッカーと前記中間部は、一体的に形成されている、請求項1に記載された切削加工機。
  3. 前記ストッカーは、
    前記第1挿入孔が形成された底板と、
    前記底板の端部から上方に延びた側板と、
    を有している、請求項1または2に記載された切削加工機。
  4. 前記中間部は、前記底板の裏面に接続されている、請求項3に記載された切削加工機。
  5. 前記第1方向と正面視において直交する方向を第2方向としたとき、
    前記中間部の前記第2方向の厚みは、前記底板の第1方向の厚みより厚い、請求項3または4に記載された切削加工機。
  6. 前記第1方向と正面視において直交する方向を第2方向としたとき、
    前記磁性体の前記第1方向の厚みは、前記磁性体の前記第2方向の厚みより薄い、請求項1から5までの何れか一つに記載された切削加工機。
  7. 前記中間部は、前記磁性体よりも下方に向かって突出した突出部を有している、請求項1から6までの何れか一つに記載された切削加工機。
  8. 前記収容部は、前記磁性体の下方に配置され、前記中間部の前記突出部の周りに少なくとも配置されたバネを備えた、請求項7に記載された切削加工機。
  9. 前記バネは、非磁性体の材料によって形成されている、請求項8に記載された切削加工機。
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