JP6678444B2 - 装身具用連結具、および装身具用連結具の差込部材 - Google Patents

装身具用連結具、および装身具用連結具の差込部材 Download PDF

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Description

本発明は、差込部材と被差込部材である一対の連結部材が互いに連結可能に構成された装身具用連結具及びこれに用いられる差込部材に関するものである。
一対の連結部材が互いに連結可能に構成された装身具用連結具が従来技術として知られている。
特許文献1のアクセサリ用クラスプ(装身具用連結具)は、第1の係合部を備えた開口部を有するクラスプ本体と、この開口部に挿入連結して第1の係合部と着脱自在に係合する第2の係合部を備えた挿入部材とから構成されている。この挿入部材は、一対の部材から構成され、この一対の部材は、第2の係合部が開閉するよう固定手段によって連結されていて、第2の係合部が閉じる方向に付勢手段によって付勢されている。上記第1の係合部は、クラスプ本体の開口部の底部に設けられている。
特開2010−5376号公報
上記のような従来の連結具では、挿入部材は、第2の係合部を開閉可能にするために一対の部材を必要とし、その点において、部品点数が多いという課題を有していた。また、第1の係合部がクラスプ本体の開口部の底部に設けられているため、クラスプ本体は底部を有することが必要とされ、デザイン上の制約が大きいという課題を有していた。
本発明は、上記の点に鑑み、係合に係る部品の点数を低減可能にするとともに、デザイン上の自由度を高め得るようにすることを目的としている。
第1の発明は、
装身具用連結具における、被差込部材に差し込まれる差込部材であって、
被差込部材を係止する係止部を有する単一のレバー部材と、
上記係止部が出没する係止部出没孔が側壁部に設けられ、上記レバー部材を収容するケース部材と、
上記係止部が上記ケース部材から突出する方向に付勢する付勢部材と、
を備え、
上記レバー部材における少なくとも一方の端部に、上記付勢部材が一体的に形成され、上記付勢部材におけるレバー部材と反対側の端部が上記ケース部材における筒状部が扁平にされた形状の部分に固定されていることを特徴とする。
これにより、単一のレバー部材によって被差込部材が係止されるので、係合に係る部品の点数を低減して構成を簡素化することが容易にできる。しかも、係止部は、ケース部材から突出して被差込部材を係止するので、被差込部材は底部を有する必要はなく、したがって、デザイン上の自由度を高めることができる。
また、付勢部材が一体的に形成されることによって、一層、部品点数を低減することが容易にできる。
第2の発明は、
第1の発明の装身具用連結具の差込部材であって、
上記レバー部材は、上記ケース部材の側壁部から同一方向側に出没する複数の出没部を有し、少なくとも一部の出没部が係止部となり得、他の出没部が係止部を出没させる操作部となり得ることを特徴とする。
これにより、やはり、何れかの出没部を押し込むことによって、レバー部材を回動または揺動させ、他の出没部を連動させて没入させることにより被差込部材の係止を解除することが容易にできる。
第3の発明は、
第2の発明の装身具用連結具の差込部材であって、
上記レバー部材の複数の出没部は、それぞれ係止部、かつ操作部となり得ることを特徴とする。
これにより、レバー部材の操作部をケース部材の係止部出没孔に押し込むように操作することによってレバー部材の係止部が没入し、被差込部材の係止を解除することが容易にできる。特に、レバー部材の一端側出没部および他端側出没部、または複数の出没部が係止部と操作部とが兼用されるようにすることにより、どちらの出没部を操作しても他方の出没部による被差込部材の係止を解除することができるので、操作性を向上させることができる。
第4の発明は、
第1の発明の装身具用連結具の差込部材であって、
上記レバー部材は、少なくとも1つの出没部を有し、上記出没部は、差込部材における基端側が係止部となり、先端側が係止部を出没させる操作部となることを特徴とする。
これにより、1つの出没部を係止部としても操作部としても作用させることができるので、外観構成を簡潔にすることなどができる。
第5の発明は、
第1の発明から第4の発明のうち何れか1つの装身具用連結具の差込部材であって、
上記係止部は、突出した状態で、その突出高さが差込部材の先端側から基端側に向けて高くなるように形成されていることを特徴とする。
これにより、差込部材を被差込部材に差し込むことによって、自動的に係止部を没入させて係止状態にすることが容易にできる。
第6の発明は、
第1の発明から第5の発明のうち何れか1つの装身具用連結具の差込部材であって、
上記単一のレバー部材が複数設けられていることを特徴とする。
これにより、被差込部材が多段階の位置で係止され得るようにしたり、差込部材をどちらの端部側からも差し込めるようにしたりすることが容易にできる。
第7の発明は、
第1の発明から第6の発明のうち何れか1つの装身具用連結具の差込部材であって、
上記レバー部材が複数の出没部を有する場合において、
上記ケース部材は、上記複数の出没部の間に、出没部が位置する部分よりも外径が小さい括れ部を有していることを特徴とする。
これにより、被差込部材は、出没部に係止された状態でも、括れ部の外周部に遊びを持たせて、ケース部材と被差込部材との姿勢を比較的自由に変化させることができる。それゆえ、例えばネックレスやブレスレットが首の周りや腕の周りにフィットして無理のない形状を保ちやすいようにしたり、デザインの自由度を高めたりすることができる。
第8の発明は、
装身具用連結具であって、
第1の発明から第7の発明のうち何れか1つの差込部材と、
貫通穴を有する被差込部材、または止まり穴を有する被差込部材と、
を有することを特徴とする。
これにより、やはり、上記のように単一のレバー部材によって被差込部材が係止されるので、係合に係る部品の点数を低減して構成を簡素化することが容易にできる。しかも、係止部は、ケース部材から突出して被差込部材を係止するので、被差込部材は底部を有する必要はなく、したがって、デザイン上の自由度を高めることができる。
第1の参考例は、
装身具用連結具における、被差込部材に差し込まれる差込部材であって、
被差込部材を係止する係止部を有する単一のレバー部材と、
上記係止部が出没する係止部出没孔が側壁部に設けられ、上記レバー部材を収容するケース部材と、
上記係止部が上記ケース部材から突出する方向に付勢する付勢部材と、
を備えたことを特徴とする。
これにより、単一のレバー部材によって被差込部材が係止されるので、係合に係る部品の点数を低減して構成を簡素化することが容易にできる。しかも、係止部は、ケース部材から突出して被差込部材を係止するので、被差込部材は底部を有する必要はなく、したがって、デザイン上の自由度を高めることができる。
第2の参考例は、
第1の参考例の装身具用連結具の差込部材であって、
上記レバー部材は、差込方向を含む平面内で回動自在に支持されるとともに、回動中心より差込部材における一端側に一端側出没部、他端側に他端側出没部を有し、上記一端側出没部および他端側出没部の少なくとも一方が係止部となり得、他方が係止部を出没させる操作部となり得ることを特徴とする。
第3の参考例は、
第1の参考例の装身具用連結具の差込部材であって、
上記レバー部材は、ケース部材の内面に当接する当接凸部を有し、当接部を支点として、差込方向を含む平面内で揺動自在にされるとともに、上記当接部より差込部材における一端側に一端側出没部、他端側に他端側出没部を有し、上記一端側出没部および他端側出没部の少なくとも一方が係止部となり得、他方が係止部を出没させる操作部となり得ることを特徴とする。
これらにより、何れかの出没部を押し込むことによって、レバー部材を回動または揺動させ、他の出没部を連動させて没入させることにより被差込部材の係止を解除することが容易にできる。
第4の参考例は、
第1の参考例の装身具用連結具の差込部材であって、
上記レバー部材は、上記ケース部材の側壁部から同一方向側に出没する複数の出没部を有し、少なくとも一部の出没部が係止部となり得、他の出没部が係止部を出没させる操作部となり得ることを特徴とする。
これにより、やはり、何れかの出没部を押し込むことによって、レバー部材を回動または揺動させ、他の出没部を連動させて没入させることにより被差込部材の係止を解除することが容易にできる。
第5の参考例は、
第2の参考例から第4の参考例のうち何れか1つの装身具用連結具の差込部材であって、
上記レバー部材の一端側出没部および他端側出没部、または複数の出没部は、それぞれ係止部、かつ操作部となり得ることを特徴とする。
これにより、レバー部材の操作部をケース部材の係止部出没孔に押し込むように操作することによってレバー部材の係止部が没入し、被差込部材の係止を解除することが容易にできる。特に、レバー部材の一端側出没部および他端側出没部、または複数の出没部が係止部と操作部とが兼用されるようにすることにより、どちらの出没部を操作しても他方の出没部による被差込部材の係止を解除することができるので、操作性を向上させることができる。
第6の参考例は、
第1の参考例の装身具用連結具の差込部材であって、
上記レバー部材は、少なくとも1つの出没部を有し、上記出没部は、差込部材における基端側が係止部となり、先端側が係止部を出没させる操作部となることを特徴とする。
これにより、1つの出没部を係止部としても操作部としても作用させることができるので、外観構成を簡潔にすることなどができる。
第7の参考例は、
第1の参考例から第6の参考例のうち何れか1つの装身具用連結具の差込部材であって、
上記レバー部材における少なくとも一方の端部に、上記付勢部材が一体的に形成され、上記付勢部材におけるレバー部材と反対側の端部が上記ケース部材に固定されていることを特徴とする。
これにより、付勢部材が一体的に形成されることによって、一層、部品点数を低減することが容易にできる。
第8の参考例は、
第1の参考例から第7の参考例のうち何れか1つの装身具用連結具の差込部材であって、
上記係止部は、突出した状態で、その突出高さが差込部材の先端側から基端側に向けて高くなるように形成されていることを特徴とする。
これにより、差込部材を被差込部材に差し込むことによって、自動的に係止部を没入させて係止状態にすることが容易にできる。
第9の参考例は、
第1の参考例から第8の参考例のうち何れか1つの装身具用連結具の差込部材であって、
上記単一のレバー部材が複数設けられていることを特徴とする。
これにより、被差込部材が多段階の位置で係止され得るようにしたり、差込部材をどちらの端部側からも差し込めるようにしたりすることが容易にできる。
第10の参考例は、
第2の参考例の装身具用連結具の差込部材であって、
さらに、上記ケース部材に挿入される内部固定部材を備え、
上記レバー部材は、上記内部固定部材に軸支されていることを特徴とする。
これにより、レバー部材を内部固定部材に取り付けてアセンブリとしてケース部材に挿入することによってレバー部材の組付けをすることができるので、作業性を向上させることが容易にできる。また、レバー部材の倒れを小さく抑えて安定性を向上させることが容易にできる。さらに、レバー部材等の部材の露出部を少なく抑えて、美感を向上させることも容易にできる。
第11の参考例は、
第1の参考例から第10の参考例のうち何れか1の装身具用連結具の差込部材であって、
上記レバー部材が複数の出没部を有する場合において、
上記ケース部材は、上記複数の出没部の間に、出没部が位置する部分よりも外径が小さい括れ部を有していることを特徴とする。
これにより、被差込部材は、出没部に係止された状態でも、括れ部の外周部に遊びを持たせて、ケース部材と被差込部材との姿勢を比較的自由に変化させることができる。それゆえ、例えばネックレスやブレスレットが首の周りや腕の周りにフィットして無理のない形状を保ちやすいようにしたり、デザインの自由度を高めたりすることができる。
第12の参考例は、装身具用連結具であって、
第1の参考例から第11の参考例のうち何れか1の差込部材と、
円環状の被差込部材、または止まり穴を有する被差込部材と、
を有することを特徴とする。
これにより、やはり、上記のように単一のレバー部材によって被差込部材が係止されるので、係合に係る部品の点数を低減して構成を簡素化することが容易にできる。しかも、係止部は、ケース部材から突出して被差込部材を係止するので、被差込部材は底部を有する必要はなく、したがって、デザイン上の自由度を高めることができる。
本発明では、係合に係る部品の点数を低減可能にするとともに、デザイン上の自由度を高め得るようにすることができる。
実施形態1の装身具用連結具の斜視図である。 実施形態1の差込部材の詳細な分解斜視図である。 実施形態1の差込部材の詳細な縦断面図である。 実施形態1の変形例の差込部材の要部の縦断面図である。 実施形態1の他の変形例の差込部材のレバー部材の斜視図である。 実施形態1の他の変形例の差込部材の要部の斜視図である。 実施形態2の差込部材の内部固定部材を形成する板部材の展開図である。 実施形態2の差込部材の内部固定部材の斜視図である。 実施形態2の差込部材の内部固定部材の平面図である。 実施形態2の差込部材の内部固定部材の正面図である。 実施形態2の差込部材の要部の斜視図である。 実施形態3の差込部材の内部固定部材を形成する板部材の展開図である。 実施形態3の差込部材の内部固定部材の斜視図である。 実施形態4の差込部材の要部の詳細な縦断面図である。 実施形態5の差込部材の詳細な縦断面図である。 実施形態6の差込部材の詳細な縦断面図である。 実施形態7の差込部材の斜視図である。 実施形態7の差込部材の詳細な縦断面図である。 実施形態7の差込部材の製造過程を示す斜視図である。 実施形態7の差込部材の製造過程を示す断面図である。 実施形態8の差込部材の斜視図である。 実施形態8の差込部材の要部の詳細な縦断面図である。 実施形態9の差込部材の縦断面図である。 実施形態9の変形例の差込部材の縦断面図である。 実施形態9の他の変形例の差込部材の縦断面図である。 実施形態10の装身具用連結具の斜視図である。 実施形態10の変形例の装身具用連結具の斜視図である。 実施形態11の被差込部材の縦断面図である。 実施形態11の変形例の被差込部材の縦断面図である。 実施形態11の他の変形例の被差込部材の縦断面図である。 実施形態11の他の変形例の被差込部材の縦断面図である。 実施形態11の他の変形例の被差込部材の縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の各実施形態および変形例において、他の実施形態等と同様の機能を有する構成要素については適宜同一または対応する符号を付して説明を省略する。
(実施形態1(参考例)
実施形態1の装身具用連結具は、図1に示すように、差込部材100と、被差込部材150とを備え、上記差込部材100が被差込部材150に抜き差しされることによって、連結されたり連結解除されたりするようになっている。
上記被差込部材150を構成する円環状部材151は、円筒部151aの両端部に、それぞれ貫通穴151cが形成された1対の端部円板部151bが設けられて、中心軸を含む放射方向の面での断面形状が内周側に開いたコの字状を有するように構成されている。円環状部材151には、連結リング152が設けられて、例えばネックレスやブレスレットのチェーンやロープなどが繋がれるようになっている。
差込部材100は、ケース部材101の内部に、係止部として作用する出没部102a、および操作部として作用する出没部102bを有するレバー部材102が収容されて構成されている。上記ケース部材101は、図2および図3に示すように、円筒状の側壁部101aと、わずかに小径にされた先端部101bとを有している。側壁部101aには、レバー部材102の出没部102a・102bが出没する出没孔101c・101dが形成されている。レバー部材102の出没部102aは、突出した状態で、その突出高さが差込部材100の先端側から基端側に向けて高くなるように形成されている。
レバー部材102は、内部固定部材104・105に挟み込まれるとともに支軸106により回動自在に支持された状態で、ケース部材101内に収容されている。内部固定部材104・105の間隔は、それぞれに設けられたスペーサ部104a・105aによって所定の距離に保たれている。内部固定部材104・105の間には、また、ねじりコイルばね108が支軸107により支持されて設けられ、レバー部材102を、出没部102a・102bがケース部材101の出没孔101c・101dから突出する方向に付勢するようになっている。内部固定部材104・105の先端部側の端部の位置は、ケース部材101の先端部101bがわずかに小径にされることによって位置決めされている。
ケース部材101における内部固定部材104・105の基端側には、後部キャップ103が嵌め込まれ、側壁部101aの基端部がかしめられて固定されている。後部キャップ103には、被差込部材150と同様にチェーンやロープが繋がれる連結リング103aが取り付けられている。
上記のように構成された装身具用連結具では、レバー部材102の出没部102aは、突出した状態で、その突出高さが差込部材100の先端側から基端側に向けて高くなるように形成されているので、差込部材100を被差込部材150の貫通穴151cに挿入する際には、レバー部材102の出没部102a・102bがねじりコイルばね108の付勢力に抗してケース部材101の出没孔101c・101dに没入する方向(図3では反時計回り)にレバー部材102が回動する。やがて、出没部102aが被差込部材150の端部円板部151bの位置を通過すると、レバー部材102はねじりコイルばね108によって付勢される方向に回動し、出没部102a・102bは突出状態に戻る。そこで、被差込部材150はレバー部材102の出没部102aによって係止され、抜け出さないように保たれる。
一方、差込部材100を被差込部材150から引き抜く場合には、レバー部材102の出没部102bをケース部材101内に没入させるように押し込めば、出没部102aも連動して没入し、出没部102aによる係止が解除されるので、容易に引き抜くことができる。
上記のように、単一のレバー部材102を用いて、出没部102a・102bの一方が操作部、他方が係止部として作用し、または共に操作部と係止部との兼用として作用し得るように構成することにより、簡潔な構成で、被差込部材150に差し込んで確実に係止するとともに、その連結を解除することが容易にできる。
また、レバー部材102が内部固定部材104・105に取り付けられてケース部材101に挿入されるように構成されていることによって、レバー部材102の倒れを小さく抑えて安定性を向上させることが容易にできる。また、レバー部材102や支軸106等の部材の露出部を少なく抑えて、美感を向上させることが容易にできる。さらに、内部固定部材104・105とレバー部材102等をアセンブリとしてケース部材101に挿入することによって組み立てを容易にできるとともに、支軸106などをかしめて固定する手間を省いて、組み立て作業性を向上させることも容易にできる。
なお、上記のような装身具用連結具の用途は特に限定されず、ネックレスやブレスレット等の留め具(クラスプ)、長さ調整(アジャスタ)、装飾体の位置決め(ストッパ)など、種々の用途に適用することができる。
(実施形態1の変形例)
内部固定部材104・105の先端部側の端部の位置決めは、上記のようにケース部材101の先端部101bを小径にすることによって行うのに限らず、図4に示すように、例えば円板状の内部固定部材当接部111aと突当部111bとを有する位置決め部材111をケース部材101の先端部に詰め込むことによって、行うようにしてもよい。このような位置決め部材111を用いて内部固定部材104・105の位置決めをする場合には、ケース部材101の先端部形状のデザインの自由度を高めることが容易にできる。
(実施形態1の他の変形例)
レバー部材としては、図5および図6に示すように、比較的薄い板部材を用いて形成されたレバー部材122を適用してもよい。同図の例では、板部材が折り返されて出没部122a・122bが形成されるとともに、支軸孔122cが形成されて、レバー部材122が構成されている。このように比較的薄い板部材を用いることによって、製造の容易化や、製造コストの低減を図ることができる。また、板部材を折り返して出没部122a・122bを形成することによって、係止部としての強度や操作性を向上させたり、より薄い板部材を用い得るようにして、一層、製造の容易化等を図ることなどもできる。
(実施形態2(参考例)
また、内部固定部材としても、図7〜図11に示すように、板部材204’を用いて形成された内部固定部材204を適用してもよい。より詳しくは、円筒部形成部204a’が丸められるように曲げ加工されて円筒部204aが形成され、支軸穴204dに支軸106が挿通されてレバー部材122が回動自在に支持されている。また、板部材204’の円筒部形成部204a’から張り出して設けられたレバー部材案内部204b・204cが、互いに近接して間隔が狭まるように折り曲げられることにより、レバー部材122の倒れが小さく抑えられるようになっている。また、ねじりコイルばね108は、前記のように支軸107によって支持するようにしてもよいが、図11に示すように1本の支軸106によってレバー部材122の支持とねじりコイルばね108の支持とを兼ねさせるようにしてもよい。これらによって、やはり、製造の容易化や、製造コストの低減を図ることが容易にできる。
(実施形態3(参考例)
上記のようなレバー部材案内部204b・204cを形成するのに代えて、図12および図13に示すように、板部材214’における円筒部214aが形成される円筒部形成部214a’に支軸孔214fを形成するとともにレバー部材案内部214b・214cを設け、そこに形成した案内孔214d・214eによってレバー部材の出没部を案内し、レバー部材の倒れを抑制し得るようにした内部固定部材214を構成してもよい。このようなレバー部材案内部214b・214cが設けられることによって、ケース部材の出没孔を補強することができる。なお、内部固定部材214の位置決めは、前記のようにケース部材101の先端部101bを小径にしたり位置決め部材111を用いたりしてもよいが、同図に示すように、レバー部材案内部214bを差込部材の先端部に突き当たる長さに形成して、位置決め部材111と同様の機能を持たせるようにしてもよい。
(実施形態4(参考例)
実施形態1等のようなねじりコイルばね108を用いるのに代えて、図14に示すように、ばね部402dが、レバー部材402から張り出すように一体的に形成されるようにしてもよい。レバー部材402における出没部402a・402b、および支軸穴402cは、実施形態1等のレバー部材102における出没部102a・102b、および支軸孔102cと同様に形成することができる。また、レバー部材402は、実施形態1等と同様に内部固定部材104・105等によって支持されるようにしてもよい。
上記のようにばね部402dがレバー部材402に一体的に形成されるようにすることにより、一層、部品点数を減らして製造コストの低減を図ることが容易にできる。
なお、同図に示すように、出没部402a・402bにおける差込部材100の先端側や基端側の端部の形状を円弧状にする場合には出没孔101c・101dの大きさを小さく抑えることができるが、これに限るものではない。一方、実施形態1の出没部102a・102b等の端部の形状を、上記と同様に円弧に状形成するなどしてもよい。
(実施形態5(参考例)
レバー部材は、支軸によって回動自在に支持されるのに限らず、図15に示すレバー部材412のように、ケース部材101における側壁部101aの内面に当接する当接凸部412e・412fを形成し、上記当接部を支点として、レバー部材412を揺動可能に設け、出没部412a・412bが出没可能になるようにしてもよい。すなわち、出没部412aが押し込まれた場合には、当接凸部412fと側壁部101aの内面との当接部を支点として出没部412bが没入し、出没部412bが押し込まれた場合には、当接凸部412eと側壁部101aの内面との当接部を支点として出没部412aが没入するようにされる。これにより、支軸を省略するとともに支軸孔の形成を省いて、一層、製造コストの低減を図ることができる。また、支軸を挿通させる工程は必要ないので、組立工程の簡素化を図ることも容易にできる。
なお、ばね部412dはレバー部材412の一方側に設けるだけでもよいが、両方側に設ける場合には、レバー部材412における差込部材100の差込方向の位置決めを容易にすることができる。
(実施形態6(参考例)
図16に示すように、上記レバー部材412と同様に当接凸部422e・422fを有するレバー部材422に、さらに出没部422cを設け、ケース部材101の出没孔101eから突出し得るようにしてもよい。このように複数の出没部を設けることにより、被差込部材を係止させる位置の自由度を高めることができる。また、いずれかの出没部422a〜422cを操作することによって、他の出没部422a〜422cを連動して没入させ、それらの係止を解除することができるので、操作性を向上させることができる。
なお、同図の例においても、ばね部422dをレバー部材412の一方側に設けるだけでもよいが、両方側に設ける場合には、レバー部材412における差込部材100の差込方向の位置決めを容易にすることができる。
(実施形態7)
実施形態7の差込部材100は、図17および図18に示すように、円筒状の側壁部301aの先端部301bおよび基端部301cが扁平に押しつぶされた形状のケース部材301の内部に、レバー部材302が収容されて構成されている。ケース部材301の先端部301b、および基端部301cには、チェーンやロープが繋がれる連結孔301d・301eが形成されている。上記レバー部材302は、ケース部材301の側壁部301aにおける同一方向の面側に形成された出没孔301f・301gから出没する出没部302a・302bを有している。また、レバー部材302には、上記出没部302a・302bと一体的に、ばね部302cが設けられ、その出没部302a・302bと反対側の端部は、ケース部材301の先端部301bで固定されている。
なお、同図の例では、レバー部材302の先端に出没部302a・302bの突出量を規制するストッパ部302dが設けられている例を示しているが、これに限らず、例えば出没部302a・302bの間の部分をストッパ部として作用させるなどしてもよい。
上記のような差込部材100は、例えば図19および図20に示すようにして作製することができる。すなわち、まず、円筒状の円筒部材301’にレバー部材302を挿入する。次に、円筒部材301’の両端部を扁平に押しつぶして、先端部301b、および基端部301cを形成する。このとき、先端部301bでは、レバー部材302におけるばね部302cの端部を挟み込むことによって、ケース部材301内に固定する。その後、先端部301b、および基端部301cに連結孔301d・301eを形成する。
上記のように、レバー部材302にばね部302cが一体的に設けられるとともに、ばね部302cの端部がケース部材301に固定されることによってレバー部材302が揺動可能に支持されるので、さらに部品点数を低減し、構成の簡素化を図ることができる。
(実施形態8)
実施形態8の差込部材100は、実施形態7の差込部材100と比べ、図21および図22に示すように、レバー部材302に代えて、単一の出没部312aが設けられたレバー部材312を有している。また、ケース部材301に代えて、単一の出没穴311aが形成されたケース部材311を有している。その他の点は、実施形態7と同様である。上記出没部312aは、実施形態7のレバー部材302における出没部302a・302bが連続した長さに対応する長さを有し、ケース部材311の先端部301bから基端部301cに向けて突出高さが高くなる部分を有するように形成されている。
上記のような差込部材100では、出没部312aの基端側部分が係止部として作用し得る。また、出没部312aの長さがある程度長く設定されていることによって、先端側部分を押し込むことによって出没部302aを没入させることができ、被差込部材の係止を解除することが容易にできる。
(実施形態9および変形例)
上記各実施形態で説明したような単一のレバー部材102等は、1つだけ設けられるのに限らず、複数設けられてもよい。例えば、図23に示すように、実施形態7(図17)で説明したようなレバー部材302に加えて、さらに他のレバー部材302を設け、ケース部材301の基端部301cでばね部302c側の端部を固定するとともに、各出没部302a・302bをケース部材301の側壁部301aにおける対向する出没孔301f・301gから突出させるようにしてもよい。これによっても、レバー部材自体が単一の部材であることによる構成の簡素化を図ることができる。なお、同図の例では、出没部302a・302bが突出状態の時に、2つのレバー部材302がケース部材301の内部で互いに重なりを持つ幅に形成されていることによって、出没部302a・302bが押し込まれる際に干渉するのを防止するようになっているが、これに限らず、例えば出没孔301f・301gの位置の設定などによって干渉防止が図られるなどしてもよい。また、同図の例では、各レバー部材302の出没部302a・302bは、差込部材100の差込方向の位置が一致している例を示しているが、これに限らず、差込部材100の差込方向の位置がずれるように設けられてもよい。上記のように複数のレバー部材302が設けられる場合には、被差込部材が多数の位置で係止され得るようにすることが容易にできる。または、2つのレバー部材302で出没部302a・302bの傾斜の向きが互いに逆になるようにして、差込部材をどちらの端部側からも差し込めるようにすることもできる。また、各出没部302a・302bは、ケース部材301の側壁部301aにおける互いに対向する方向に突出するのに限らず、側壁部301aの同じ方向側に突出するようにしてもよい。
また、例えば、図24に示すように、複数のレバー部材302がばね部302c側の端部で連結されるようにしてもよい。この場合には、レバー部材の数を増やしつつ、部品点数を少なく抑えることができる。なお、同図の例では、ケース部材301の先端部301bが実施形態1(図1)の先端部101b等と似たような形状を有し、基端部301cが実施形態7(図17)の基端部301cのように連結孔301eを有する形状に形成された例を示しているが、これに限らず、ケース部材の先端部や基端部の形状は種々設定可能である。また、複数のレバー部材302の連結位置、すなわちばね部302cが設けられる位置は、差込部材100の差込方向側と反対側に限らず、差込方向側であってもよい。
また、例えば図25に示すように、2つのレバー部材302が連結されたものが、さらに複数設けられるなどしてもよい。同図の例では、ケース部材301の両端部が何れも先端部301bとして被差込部材に差し込めるように(出没部302a・302bの傾斜が互いに逆になるように)構成された例を示しているが、これに限らず、一方側からだけ差し込めるようにしてもよい。
(実施形態10および変形例)
差込部材100のケース部材は、上記のように外径が一様な円筒状に形成されたものに限らず、例えば図26に示すように、先端部と基端部との間に括れ部501aを有するケース部材501が用いられるなどしてもよい。この場合には、被差込部材150は、出没部122aに係止された状態でも、括れ部501aの外周と貫通穴151cの内周との間に遊びを持たせて、ケース部材501と被差込部材150との姿勢を比較的自由に変化させることができる。それゆえ、例えばネックレスやブレスレットが首の周りや腕の周りにフィットして無理のない形状を保ちやすいようにしたり、デザインの自由度を高めたりすることができる。
ここで、同図の例では、レバー部材122を支持する支軸106はケース部材501に取り付けられている。これによって括れ部501aの外径を小さくすることが容易になるが、これに限らず、実施形態1等と同様に支軸106を内部固定部材に取り付けるなどしてもよい。
また、ケース部材の外径は上記のようになめらかに変化させるのに限らず、図27に示すケース部材511のように、段差を持って括れ部511aが形成されるようにしてもよく、他の部材のデザインなどに合わせて種々設定してもよい。
(実施形態11および変形例)
被差込部材は、実施形態1で説明したようにコの字状の断面形状を有するように形成するのに限らず、例えば図28に示すように断面四角形状の被差込部材650や、図29に示すように断面円形状の被差込部材660が用いられるなどしてもよい。断面円形状の場合には、差込部材が差し込まれる際に、差込部材の出没部をスムーズに通過させやすくしたり、係止状態でも差込部材に対して被差込部材660が動き得る角度を比較的大きくすることなどが容易にできる。
さらに、図30に示すようにコの字状の断面形状を有する円環状部材151の内周側の環状凹部151dに例えばゴム等から成るリング状のクッション部材671を嵌め込んで被差込部材670を構成してもよい。また、図31に示すように断面円形状の円環状部材681の内周側に深溝状の環状凹部681aを形成し、円板状のクッション部材682を嵌め込んで被差込部材680を構成してもよい。これらのようなクッション部材671・682が設けられることによって、差込部材と被差込部材670・680との係止状態をより強固にしたり、差込部材が引き抜かれる際に、クッション部材671・682のクッション性や摩擦によって差込部材が不用意に抜け落ちたりしにくいようにすることができる。また、差込部材と被差込部材670・680とがこすれあって傷つきにくいようにすることもできる。
また、さらに、図32に示すように、円環状部材691の内周側に環状凹部691aを形成してクッション部材692を嵌め込むとともに、円環状部材691の内周部に被係止部691bを設けて、最小内径が差込部材の出没部が確実に係止される内径になるように、被差込部材690を構成してもよい。この場合には、差込部材がクッション部材692の内周部分を通過する際には、クッション部材692のクッション性や摩擦によって差込部材の仮止めがなされるような状態にできるとともに、差込部材の出没部が被係止部691bの内周部分を通過すると、上記出没部と被係止部691bとによって確実な係止状態にすることができる。
(その他の事項)
なお、上記の例では、被差込部材が貫通穴を有する場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、差込部材の差込方向側が閉じた止まり穴を有する被差込部材が用いられてもよい。また、そのような止まり穴が両端部に設けられた被差込部材を用いて、2つの差込部材を連結し得るようにしてもよい。
また、被差込部材の外形は円形に限らず、四角形などの多角形や不定形など、種々デザインで形成されたものでもよい。
また、各構成部材の材質は、金属に限らず、樹脂など、種々の材質のものが用いられてもよい。
また、レバー部材の出没部の形状は、突出高さが差込部材100の先端側から基端側に向けて高くなるのに限らず、かまぼこ形などでもよく、突出方向の付勢力とのバランスによって、係止状態が保たれる形状であればよい。
また、付勢力を作用させるためのばねや、その配置、作用点などは、上記に限らず、種々のねじりコイルばねや圧縮コイルばね、配置などが用いられてもよい。また、図14に示したようなばね部402dが図15、図16と同様にレバー部材の両側に設けられたり、折り返し部を設けて外形寸法を小さく抑えつつ、ばねの実効長さを長くし得るようにしたりしてもよい。
また、上記各実施形態や変形例で説明した構成要素は、論理的に可能な範囲で種々組み合わせてもよい。具体的には、例えば実施形態1のように厚板などで形成されたレバー部材102を実施形態2、3で説明したような内部固定部材204・214と組み合わせたり、実施形態1のようにねじりコイルばね108をレバー部材102の支軸106とは別個の支軸107によって支持される構成を実施形態2、3の構成に適用したり、その逆を適用したりしてもよい。また、例えば、実施形態6、7(図16、図17)のようにケース部材301の側壁部301aにおける同一方向の面側に複数の出没部を有する構成を実施形態1等に適用したり、さらに、そのような複数の出没部に代えて、これらの複数の出没部が連続した長さに対応する長さを有する単一の出没部が設けられるようにしたりしてもよい。
100 差込部材
101 ケース部材
101a 側壁部
101b 先端部
101c〜101e 出没孔
102 レバー部材
102a・102b 出没部
102c 支軸孔
103 後部キャップ
103a 連結リング
104・105 内部固定部材
104a・105a スペーサ部
106・107 支軸
108 ねじりコイルばね
111 位置決め部材
111a 内部固定部材当接部
111b 突当部
122 レバー部材
122a・122b 出没部
122c 支軸孔
150 被差込部材
151 円環状部材
151a 円筒部
151b 端部円板部
151c 貫通穴
151d 環状凹部
152 連結リング
204 内部固定部材
204’ 板部材
204a 円筒部
204a’ 円筒部形成部
204b・204c レバー部材案内部
204d 支軸穴
214 内部固定部材
214’ 板部材
214a 円筒部
214a’ 円筒部形成部
214b・214c レバー部材案内部
214d・214e 案内孔
214f 支軸孔
301 ケース部材
301’ 円筒部材
301a 側壁部
301b 先端部
301c 基端部
301d・301e 連結孔
301f・301g 出没孔
302 レバー部材
302a・302b 出没部
302c ばね部
302d ストッパ部
311 ケース部材
311a 出没穴
312 レバー部材
312a 出没部
402 レバー部材
402a・402b 出没部
402c 支軸穴
402d ばね部
412 レバー部材
412a・412b 出没部
412d ばね部
412e・412f 当接凸部
422 レバー部材
422a〜422c 出没部
422d ばね部
422e・422f 当接凸部
501 ケース部材
501a 括れ部
511 ケース部材
511a 括れ部
650〜690 被差込部材
671・682・692 クッション部材
681・691 円環状部材
681a・691a 環状凹部
691b 被係止部

Claims (8)

  1. 装身具用連結具における、被差込部材に差し込まれる差込部材であって、
    被差込部材を係止する係止部を有する単一のレバー部材と、
    上記係止部が出没する係止部出没孔が側壁部に設けられ、上記レバー部材を収容するケース部材と、
    上記係止部が上記ケース部材から突出する方向に付勢する付勢部材と、
    を備え
    上記レバー部材における少なくとも一方の端部に、上記付勢部材が一体的に形成され、上記付勢部材におけるレバー部材と反対側の端部が上記ケース部材における筒状部が扁平にされた形状の部分に固定されていることを特徴とする装身具用連結具の差込部材。
  2. 請求項1の装身具用連結具の差込部材であって、
    上記レバー部材は、上記ケース部材の側壁部から同一方向側に出没する複数の出没部を有し、少なくとも一部の出没部が係止部となり得、他の出没部が係止部を出没させる操作部となり得ることを特徴とする装身具用連結具の差込部材。
  3. 請求項2の装身具用連結具の差込部材であって、
    上記レバー部材の複数の出没部は、それぞれ係止部、かつ操作部となり得ることを特徴とする装身具用連結具の差込部材。
  4. 請求項1の装身具用連結具の差込部材であって、
    上記レバー部材は、少なくとも1つの出没部を有し、上記出没部は、差込部材における基端側が係止部となり、先端側が係止部を出没させる操作部となることを特徴とする装身具用連結具の差込部材。
  5. 請求項1から請求項4のうち何れか1項の装身具用連結具の差込部材であって、
    上記係止部は、突出した状態で、その突出高さが差込部材の先端側から基端側に向けて高くなるように形成されていることを特徴とする装身具用連結具の差込部材。
  6. 請求項1から請求項5のうち何れか1項の装身具用連結具の差込部材であって、
    上記単一のレバー部材が複数設けられていることを特徴とする装身具用連結具の差込部材。
  7. 請求項1から請求項6のうち何れか1項の装身具用連結具の差込部材であって、
    上記レバー部材が複数の出没部を有する場合において、
    上記ケース部材は、上記複数の出没部の間に、出没部が位置する部分よりも外径が小さい括れ部を有していることを特徴とする装身具用連結具の差込部材。
  8. 請求項1から請求項7のうち何れか1項の差込部材と、
    貫通穴を有する被差込部材、または止まり穴を有する被差込部材と、
    を有することを特徴とする装身具用連結具。
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