JP6677075B2 - 水位計測装置、方法及びプログラム - Google Patents

水位計測装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、水位計測装置、方法及びプログラムに関する。
所謂ゲリラ豪雨が発生すると、想定を超える量の雨水が下水管へ流入し、氾濫を引き起こす可能性がある。このため、例えばマンホール内の水位を水位センサで計測し、各水位センサが計測した水位を例えばサーバで集約して解析することで、氾濫が発生し得る状況を推定できる。
水位を計測する水位計測方法には、接触型の水位計測方法と、非接触型の水位計測方法とがある。接触型の水位計測方法は、例えばケーブルに接続した圧力式水位センサを下水管内に配置するので、浮遊物などによりケーブルまたは圧力式水位センサが破損する可能性がある。また、圧力式水位センサは、接触型のセンサであるため、異物が付着して検知精度を低下させる可能性がある。このため、定期的に圧力式水位センサのメンテナンスを行うことが望ましい。また、安価に、比較的小型で低消費電力の圧力式水位センサを作製することは難しい。
一方、非接触型の水位計測方法は、例えば光学式水位センサを用いる。光学式水位センサは、非接触型のセンサであるため、定期的にメンテナンスを行わなくても、検知精度は低下しにくい。また、比較的小型で低消費電力の光学式水位センサは、安価に作製することができる。このため、非接触型の水位計測方法は、マンホール内で下水管の水位を計測するのに適している。
しかし、下水管内の水位を決める水面の状態は、水流に応じて異なる。つまり、水面の波の状態が、水流などに応じて異なる。また、水面の波の状態は、下水管内を流れる浮遊物などによっても異なる。このように、光学式水位センサの検知出力は、水面の波の状態に影響されるので、検知出力から水面までの距離を高精度に計測することは難しい。
特開昭58−160822号公報 特開2005−249453号公報 特開2006−258579号公報 特開2011−42943号公報
従来の水位計測方法では、光学式水位センサの検知出力から水面までの距離を高精度に計測することは難しい。
そこで、1つの側面では、光学式水位センサの検知出力から水面までの距離を高精度に計測可能な水位計測装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
1つの案によれば、光源から水面へ光を出射し、光位置検出器が受光した光に応じた出力電圧を出力する光学式水位センサと、前記出力電圧に基づいて、前記水面の波の状態が、正反射条件、正反射及び拡散光が混在する混在条件、及び拡散光条件のいずれかであるかを判定し、前記出力電圧を、判定結果の条件に応じた変換式で変換して水底から前記水面までの水位計測値を演算するプロセッサと、を備え水位計測装置が提供される。
一態様によれば、光学式水位センサの検知出力から水面までの距離を高精度に計測することができる。
一実施例における水位計測装置の一例を示すブロック図である。 光スポット径が比較的小さい場合に水面を撮影した赤外線カメラの映像の一例を説明する図である。 光スポット径が比較的大きい場合に水面を撮影した赤外線カメラの映像の一例を説明する図である。 光学式水位センサの動作を説明する模式図である。 PSDの出力電圧と水面状態との関係を説明する図である。 第1実施例における水位計測処理の一例を説明するフローチャートである。 S値を説明する図である。 水底における拡散光に加えてフレネル反射光が結像して、図4に示す仮想計測面の影響を受ける場合を模式的に示す図である。 水面を撮影した赤外線カメラの映像の一例を説明する図である。 第1の変換式を用いずに、PSDの出力電圧から、水面までの距離を算出した場合を、計算サンプル数N=200について示す図である。 第1の変換式を用いて、PSDの出力電圧から、水面までの距離を算出した場合を、計算サンプル数N=200について示す図である。 光スポット径が比較的大きなLEDを用いて、PSDの出力電圧から三角測量により、水面までの距離を計測する場合を模式的に示す図である。 水面に反射物を浮かべて光スポットを含む水面を撮影した赤外線カメラの映像の一例を説明する図である。 波有り条件で水面を撮影した赤外線カメラの映像の一例を説明する図である。 第2の変換式または第3の変換式を用いて、PSDの出力電圧から、水面までの距離を算出した場合を、計算サンプル数N=200について示す図である。 PSDの出力電圧の一例を示す図である。 第2実施例における水位計測処理の一例を説明するフローチャートである。
開示の水位計測装置、方法及びプログラムでは、光学式水位センサが、光源から水面へ光を出射し、光位置検出器が受光した光に応じた出力電圧を出力する。プロセッサは、当該出力電圧に基づいて、水面の波の状態が、正反射条件、正反射及び拡散光が混在する混在条件、及び拡散光条件のいずれかであるかを判定し、当該出力電圧を、判定結果の条件に応じた変換式で変換して水底から水面までの水位計測値を演算する。
以下に、開示の水位計測装置、方法及びプログラムの各実施例を図面と共に説明する。
図1は、一実施例における水位計測装置の一例を示すブロック図である。図1に示す水位計測装置1は、水位計測部2と、ゲートウェイ(GW:Gate-Way)3と、ネットワーク4と、サーバ5とを有する。
水位計測部2は、例えばマンホール61内に設けられており、下水管62内の水位を計測する。水位計測部2は、非接触型の水位センサの一例である光学式水位センサ21と、プロセッサの一例であるCPU(Central Processing Unit)22と、無線通信機23と、メモリ24とを有する。
この例では、光学式水位センサ21は、光源の一例であるLED(Light Emitting Diode)211と、収束レンズ212と、受光レンズ213と、光位置検出器(または、光位置センサ)の一例であるPSD(Position Sensitive Detector)214とを有する。この例では、LED211は、赤外光を、収束レンズ212を介して下水管62内の水面63に照射する。水面63などから反射された光は、受光レンズ213を介してPSD214により検出される。
CPU22は、PSD214により検出された、光スポットの位置を表す出力電圧に、演算処理を施して、下水管62内の水面63までの距離を演算することで、下水管62内の水位計測値を演算する。
無線通信機23は、CPU22が求めた水位を表す水位データを、GW3へ無線送信する。
メモリ24は、CPU22が実行するプログラム、CPU22が実行する演算処理で用いる定数を含む各種データなどを格納する。メモリ24は、コンピュータ読取可能な記憶媒体により形成可能である。
GW3は、無線受信した水位データを、ネットワーク4を介してサーバ5へ送信する。GW3は、複数設けられても良い。各GW3は、一または複数の水位計測部2からの水位データを受信しても良い。ネットワーク4は、無線ネットワーク、有線ネットワーク、または無線ネットワークと有線ネットワークの組み合わせであっても良く、例えばインターネットを含んでも良い。
各マンホール61内の水位を光学式水位センサ21で計測し、各光学式水位センサ21が計測した水位データをGW3を介してサーバ5で集約して解析することで、氾濫が発生し得る状況を推定できる。サーバ5は、汎用のコンピュータにより形成可能である。サーバ5は、CPUなどのプロセッサと、メモリと、キーボードなどの入力装置と、表示装置とを有しても良い。
図2は、光スポット径が比較的小さい場合に水面を撮影した赤外線カメラの映像の一例を説明する図である。図2中、(a)は、光学式水位センサ21と、下水管62内の水面63及び水底64とを模式的に示し、LED211などの図示は省略する。また、図2中、(b)は、赤外線カメラが撮影した、光スポットを含む水面63の映像を示す。下水管62内の水面63に形成される光スポット211Aが比較的小さく、光スポット211Aの径が水面63の波の周期より小さい場合、光スポット211Aは水面63の波の影響を受けにくいため、水面63では正反射に近い状態となる。一方、例えば約900nmの波長帯の破線で示す如き光成分は、水面63を透過して水底64または水中の異物などで反射するが、水面63での光スポットは広がって比較的大きくなる。この結果、赤外線カメラの映像では、比較的小さい光スポット211Aを容易に判別可能であり、水底64または異物などの反射した光成分とは容易に識別できる。
図3は、光スポット径が比較的大きい場合に水面を撮影した赤外線カメラの映像の一例を説明する図である。図3中、(a)は、光学式水位センサ21と、下水管62内の水面63及び水底64とを模式的に示し、LED211などの図示は省略する。また、図3中、(b)は、赤外線カメラが撮影した、光スポットを含む水面63の映像を示す。下水管62内の水面63に形成される光スポット211Bが比較的大きく、光スポット211Bの径が水面63の波の周期より大きい場合、光スポット211Bは水面63の波の影響を受けやすいため、水面63では拡散光に近い状態となる。この結果、赤外線カメラの映像では、比較的大きい光スポット211Bを容易に判別することは難しく、水底64または異物などの反射した光成分との識別は難しい。
図4は、光学式水位センサの動作を説明する模式図である。また、図5は、PSDの出力電圧と水面状態との関係を説明する図である。図5中、縦軸はPSD214の出力電圧を任意単位で示し、横軸は水面63の波の状態を示す。
図5の正反射条件C1では、反射光スポット211Aが比較的小さく、図4において光が破線で示すように、PSD214の位置P1に到達する。また、図5の正反射及び拡散光が混在する混在条件C2では、後述する拡散光スポット211Cより光学式水位センサ21から遠距離に形成される拡散光スポット211Bが比較的大きく、図4において光が実線で示すように、PSD214の位置P1(または、位置P1と略同じ位置)に到達する。図5の拡散光(または、乱反射)条件C3では、拡散光スポット211Cが比較的大きく、図4において光が実線で示すように、PSD214の位置P3に到達する。この例では、正反射条件C1の場合と混在条件C2の場合とでは、光がPSD214の位置P1(または、位置P1と略同じ位置)に到達するものの、混在条件C2の場合の光は、見かけ上は図4に示す仮想計測面211Vから反射された光と捉えられてしまうため、光学式水位センサ21から水面63までの距離が、正反射条件C1の場合の約2倍であるかの如く計測されてしまう。このため、正反射条件C1と混在条件C2とを識別できないと、光学式水位センサ21の検知出力から水面63までの距離を高精度に計測することは難しい。
以下に説明する各実施例では、正反射条件C1、混在条件C2、及び拡散光条件C3を識別し、PSD214により検出された光スポットの位置を表す出力電圧に、各条件C1,C2,C3毎に異なる演算処理を施し、水面63までの距離を高精度に演算することで、下水管62内の水位の計測値を高精度に演算する。つまり、光学式水位センサ21のPSD214からの出力電圧を、各条件C1,C2,C3毎に異なる変換式で変換して水位計測値を演算することができる。変換式を用いたPSD214の出力電圧の変換は、水面の波の状態に応じた水位の計測の補正に相当する。
(第1実施例)
図6は、第1実施例における水位計測処理の一例を説明するフローチャートである。図6に示す水位計測処理は、例えば図1に示す水位計測部2のCPU22により実行可能である。図6において、ステップS1では、CPU22が、水位計測処理を開始する。この例では、PSD214の出力電圧をVで表し、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの距離をDで表し、定数をa,b,cで表すと、距離Dは、D=a/(bV−c)で表すことができる。
ステップS2では、CPU22が、下水管62内の水の有無を判定する。具体的には、水が無い状態で計測した距離Dが一定値Lとなることを、例えば予め求めておくことで、D=Lであれば水が無いと判定して処理はステップS11へ進み、D≠Lであれば水が有ると判定して処理はステップS3へ進む。下水管62内に水が無い場合、ステップS11では、CPU22が、水位WをW=0に設定し、処理はステップS1へ戻る。一方、下水管62内に水がある場合、ステップS3では、CPU22が、水面63の波の有無を判定する。具体的には、下水管62内の水流により水面63で発生する波の周波数は、低周波数であるため、PSD214の出力電圧Vをフーリエ変換して得られる成分の低周波成分の割合S(以下、「S値」とも言う)が例えばS<0.008であれば波が無いと判定して処理はステップS12へ進む。S値が例えばS≧0.008であれば波が有ると判定して処理はステップS4へ進む。S=0.008は、S値の第1の閾値の一例である。
ステップS12では、波が正反射条件C1を満足する波無分類であるため、CPU22が、PSD214の出力電圧V を第1の変換式を用いて変換して、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの距離D算出し、処理はステップS9へ進む。第1の変換式は、例えば次の通りである。
=0.5a/(bV−c)
図7は、S値を説明する図である。図7中、縦軸はフーリエ成分を任意単位で示し、横軸は周波数fを任意単位で示す。PSD214の出力電圧Vのデータ取得条件を例えば1点/1msecとし、PSD214の出力電圧VをV(t1),V(t2),...,V(t512)と記述してフーリエ変換すると、V(t1),V(t2),...,V(t512)のフーリエ成分を実部A及び虚部Bで記述することができる。S値は、図7に示す周波数間隔Δf=1/(Δt×N)に対してN=rounddown(fmax/Δf,0)なる切り捨て関数Nによって、次式のように表すことができる。
S値がS<0.008の波無し条件を満足する場合を、図8乃至図11と共に説明する。図8は、水底における拡散光に加えてフレネル反射光が結像して、図4に示す仮想計測面の影響を受ける場合を模式的に示す図である。図9は、光スポットを含む水面を撮影した赤外線カメラの映像の一例を説明する図である。図8及び図9において、67は、水底64における拡散光を示し、68は、水面63におけるフレネル反射光68を示す。図9中、水底64における拡散光67は、便宜上、破線の円で囲んで示す。
図10は、第1の変換式を用いずに、PSD214の出力電圧Vから、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの距離D演算した場合を、計算サンプル数N=200について示す図(または、ヒストグラム)である。図11は、PSD214の出力電圧V を第1の変換式を用いて変換して、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの距離D演算した場合を、計算サンプル数N=200について示す図(または、ヒストグラム)である。図10及び図11中、縦軸は頻度(個)を示し、横軸は距離D(m)を示す。また、図10において、破線で示す実測値は、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの実際の距離Dであり、この例では1.28mである。図10と図11との比較からもわかるように、図10では演算された距離Dが実測値から大きく外れているが、図11では第1の変換式を用いた変換により演算された距離Dが実測値に近いことが確認された。つまり、図11のように、PSD214の出力電圧V を第1の変換式を用いて変換することで、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの距離D 高精度に演算できることが確認された。
S値がS≧0.008の波有り条件を満足する場合を、図12乃至図15と共に説明する。図12は、光スポット径が比較的大きなLED211を用いて、PSD214の出力電圧から、周知の三角測量により水面63までの距離D演算する場合を模式的に示す図である。図12では、光スポット径が50mmより大きく、水面63における散乱光は、小さい反射光スポットの集合である。
図13は、水面に反射物を浮かべて光スポットを含む水面を撮影した赤外線カメラの映像の一例を説明する図である。図13中、光スポットは、便宜上、破線の円で囲んで示す。図14は、波有り条件で光スポットを含む水面を撮影した赤外線カメラの映像の一例を説明する図である。図14中、光スポットは、便宜上、破線の円で囲んで示す。図13と図14との比較からもわかるように、散乱光の結像位置が略一致しても、浮遊物を含む水面と、波有り条件の水面とは、光スポットの状態から容易に識別可能である。
また、PSD214の出力電圧V を第2の変換式または第3の変換式を用いて変換して、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの距離D演算することで、距離Dを高精度に演算できることが確認された。図15は、PSD214の出力電圧V を第2変換式または第3の変換式を用いて変換して、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの距離D演算した場合を、計算サンプル数N=200について示す図(または、ヒストグラム)である。図15中、縦軸は頻度(個)を示し、横軸は距離D(m)を示す。また、図15において、破線で示す実測値は、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの実際の距離Dであり、この例では1.28mである。第2の変換式または第3の変換式により距離Dからノイズを除去して平均化することで、水底64から水面63までの水位を0.5secの平均時間で、±0.10mの確度で算出できることが確認された。
ステップS4では、CPU22が、水面63の波が有る場合の波有分類が拡散光条件C3に対応する波有分類Iであるか否かを判定する。具体的には、例えばS<0.02であれば、波有分類Iであると判定し、処理は後述するステップS8へ進む。一方、例えばS≧0.02であれば、ステップS5では、CPU22が、波有分類IIであるか否かを判定する。具体的には、例えばS>0.03であれば波有分類IIであると判定し、処理はステップS7へ進む。一方、例えば0.02≦S<0.03であれば、ステップS6では、CPU22が、波有分類IIIであるか否かを判定する。具体的には、PSD214の出力電圧Vの最大値をVmax、最小値をVminで表すと、M=(Vmax−Vmin)/Vmaxで表されるM値が例えばM>0.2を満足すると、波有分類IIIであると判定し、処理はステップS7へ進む。一方、Mが例えばM≦0.2を満足すると、波有分類IIIではないと判定し、処理はステップS8へ進む。S=0.02は、S値の第2の閾値の一例であり、S=0.03は、S値の第3の閾値の一例である。
上記の例では、S値がS>0.03を満足すると、水面が大きなうねりを伴う波面状態である波有分類IIであると判定される。また、S値が0.02≦S<0.03を満足しても、M値がM>0.2を満足すると、水面が大きなうねりを伴う波面状態である波有分類IIであると判定される。M=0.2は、M値の第4の閾値の一例である。
図16は、PSDの出力電圧の一例を示す図である。図16中、縦軸はPSD214の出力電圧V(V)を示し、横軸は時間を任意単位で示す。PSD214の出力電圧Vのデータ取得条件を例えば1点/1msecとし、PSD214の出力電圧VをV(t1),V(t2),...,V(t512)と記述した場合、最大値Vmaxは、V(t1),V(t2),...,V(t512)の最大値であり、最小値Vminは、V(t1),V(t2),...,V(t512)の最小値である。
ステップS7では、波が混在条件C2を満足する波有分類IIまたは波有分類IIIであるため、CPU22が、PSD214の出力電圧V を第2の変換式を用いて変換して、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの距離D算出し、処理はステップS9へ進む。第2の変換式は、例えば次の通りである。
V={(3Vmax+Vmin)/2}−V
=a/(bV−c)
ステップS8では、波が拡散光条件C3を満足する波有分類Iであるため、CPU22が、PSD214の出力電圧V を第3の変換式を用いて変換して、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの距離D算出し、処理はステップS9へ進む。第3の変換式は、例えば次の通りである。
=a/(bV−c)
図6において、ステップS7,S8,S12の上には、夫々の条件C2,C3,C1で水面63を撮影した赤外線カメラの映像の一例を示す。
ステップS9では、CPU22が、算出された距離Dに基づいて、マンホール61内の下水管62内の水位Wを次式に基づき算出して出力し、処理は終了する。
=L−D
なお、ステップS9では、距離Dに加え、PSD214の出力電圧V、出力電圧Vの最大値をVmax及び最小値をVmin、及びS値のうち、少なくとも1つの値を出力するようにしても良い。
本実施例によれば、マンホール内の水位の上昇を、非接触で計測することができる。また、光学式水位センサの検知出力から水面までの距離を、水面の波の状態を考慮して、高精度に計測することができる。さらに、水位計測部の無線通信機からGWを介してサーバへ送信される情報量を抑えることで、水位計測部の消費電力を抑えることができる。このため、低消費電力でマンホール内の水位を計測することが可能になり、迅速に氾濫対策を遂行できる。
(第2実施例)
図17は、第2実施例における水位計測処理の一例を説明するフローチャートである。図17中、図6と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。図17に示す水位計測処理は、例えば図1に示す水位計測部2のCPU22により実行可能である。図17において、下水管62内に水がある場合、ステップS13では、CPU22が、水面63の波の有無を判定する。具体的には、PSD214の出力電圧Vの最大値をVmax、最小値をVminで表すと、M=(Vmax−Vmin)/Vmaxで表されるM値が例えばM<0.01であれば波が無いと判定して処理はステップS12へ進む。M値が例えばS≧0.001であれば波が有ると判定して処理はステップS14へ進む。
ステップS12では、波が正反射条件C1を満足する波無分類であるため、CPU22が、PSD214の出力電圧V を第1の変換式を用いて変換して、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの距離D算出し、処理はステップS9へ進む。
M値がM<0.01の波無し条件を満足する場合は、上記の図8乃至図11と共に説明した場合と同様である。図10と図11との比較からもわかるように、図10では演算された距離Dが実測値から大きく外れているが、図11では第1の変換式を用いた変換により演算された距離Dが実測値に近いことが確認された。つまり、図11のように、PSD214の出力電圧V を第1の変換式を用いて変換して、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの距離D演算することで、距離Dを高精度に演算できることが確認された。
ステップS14では、CPU22が、水面63の波が有る場合の波有分類が拡散光条件C3に対応する波有分類Iであるか否かを判定する。具体的には、例えばM<0.2であれば、波有分類Iであると判定し、処理はステップS8へ進む。一方、例えばM≧0.2であれば、ステップS15では、CPU22が、波有分類IIであるか否かを判定する。具体的には、例えばS>0.03であれば波有分類IIであると判定し、処理はステップS7へ進む。一方、例えばS≦0.03であれば、処理はステップS8へ進む。
上記の例では、M値がM≧0.2を満足し、S値がS>0.03を満足すると、水面が大きなうねりを伴う波面状態である波有分類IIであると判定される。また、M値がM<0.2を満足すると、波有分類Iであると判定される。
ステップS7では、波が混在条件C2を満足する波有分類IIであるため、CPU22が、PSD214の出力電圧V を第2の変換式を用いて変換して、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの距離D算出し、処理はステップS9へ進む。
ステップS8では、波が拡散光条件C3を満足する波有分類Iであるため、CPU22が、PSD214の出力電圧V を第3の変換式を用いて変換して、光学式水位センサ21から下水管62内の水面63までの距離D算出し、処理はステップS9へ進む。
図17において、ステップS7,S8,S12の上には、夫々の条件C2,C3,C1で水面63を撮影した赤外線カメラの映像の一例を示す。
ステップS9では、CPU22が、算出された距離Dに基づいて、マンホール61内の下水管62内の水位Wを上記の式に基づき算出して出力し、処理は終了する。
本実施例によれば、マンホール内の水位の上昇を、非接触で計測することができる。また、光学式水位センサの検知出力から水面までの距離を水面の波の状態を考慮して、高精度に計測することができる。さらに、水位計測部の無線通信機からGWを介してサーバへ送信される情報量を抑えることで、水位計測部の消費電力を抑えることができる。このため、低消費電力でマンホール内の水位を計測することが可能になり、迅速に氾濫対策を遂行できる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
光源から水面へ光を出射し、光位置検出器が受光した光に応じた出力電圧を出力する光学式水位センサと、
前記出力電圧に基づいて、前記水面の波の状態が、正反射条件、正反射及び拡散光が混在する混在条件、及び拡散光条件のいずれかであるかを判定し、前記出力電圧を、判定結果の条件に応じた変換式で変換して水底から前記水面までの水位計測値を演算するプロセッサと、
を備えたことを特徴とする、水位計測装置。
(付記2)
前記プロセッサは、前記出力電圧をフーリエ変換して得られる成分の低周波成分の割合を表すS値が第1の閾値未満であると前記正反射条件であると判定し、前記S値が前記第1の閾値より大きな第2の閾値より大きいと前記混在条件であると判定し、前記第2の閾値より大きな第3の閾値より未満であると前記拡散光条件であると判定することを特徴とする、付記1記載の水位計測装置。
(付記3)
前記プロセッサは、
前記S値が前記第2の閾値以上、且つ、前記第3の閾値未満であり、前記出力電圧の最大値をVmax、最小値をVminで表し、M=(Vmax−Vmin)/Vmaxで表されるM値が第4の閾値より大きいと前記混在条件であると判定し、
前記S値が前記第2の閾値以上、且つ、前記第3の閾値未満であり、前記M値が前記第4の閾値以下であると前記拡散光条件であると判定することを特徴とする、付記2記載の水位計測装置。
(付記4)
前記プロセッサは、前記出力電圧の最大値をVmax、最小値をVminで表し、M=(Vmax−Vmin)/Vmaxで表されるM値が第1の閾値未満であると前記正反射条件であると判定し、前記M値が前記第1の閾値より大きな第2の閾値以上であると前記混在条件であると判定し、前記第2の閾値未満であると前記拡散光条件であると判定することを特徴とする、付記1記載の水位計測装置。
(付記5)
前記プロセッサは、
前記M値が前記第2の閾値以上、且つ、前記出力電圧をフーリエ変換して得られる成分の低周波成分の割合を表すS値が前記第3の閾値より大きいと前記混在条件であると判定し、
前記M値が前記第2の閾値以上、且つ、前記S値が第3の閾値以下であると前記拡散光条件であると判定することを特徴とする、付記4記載の水位計測装置。
(付記6)
前記水面までの距離をDで表し、定数をa,b,cで表すと、前記正反射条件で用いる第1の変換式は、D=0.5a/(bV−c)で表され、
前記出力電圧の最大値をVmax、最小値をVminで表すと、前記混在条件で用いる第2の変換式は、V={(3Vmax+Vmin)/2}−V,D=a/(bV−c)で表され、
前記拡散光条件で用いる第3の変換式は、D=a/(bV−c)で表される、
ことを特徴とする、付記1乃至5のいずれか1項記載の水位計測装置。
(付記7)
光学式水位センサが、光源から水面へ光を出射し、光位置検出器が受光した光に応じた出力電圧を出力し、
プロセッサが、前記出力電圧に基づいて、前記水面の波の状態が、正反射条件、正反射及び拡散光が混在する混在条件、及び拡散光条件のいずれかであるかを判定し、前記出力電圧を、判定結果の条件に応じた変換式で変換して水底から前記水面までの水位計測値を演算する、
ことを特徴とする、水位計測方法。
(付記8)
前記プロセッサが、前記出力電圧をフーリエ変換して得られる成分の低周波成分の割合を表すS値が第1の閾値未満であると前記正反射条件であると判定し、前記S値が前記第1の閾値より大きな第2の閾値より大きいと前記混在条件であると判定し、前記第2の閾値より大きな第3の閾値より未満であると前記拡散光条件であると判定することを特徴とする、付記7記載の水位計測方法。
(付記9)
前記プロセッサが、
前記S値が前記第2の閾値以上、且つ、前記第3の閾値未満であり、前記出力電圧の最大値をVmax、最小値をVminで表し、M=(Vmax−Vmin)/Vmaxで表されるM値が第4の閾値より大きいと前記混在条件であると判定し、
前記S値が前記第2の閾値以上、且つ、前記第3の閾値未満であり、前記M値が前記第4の閾値以下であると前記拡散光条件であると判定することを特徴とする、付記8記載の水位計測方法。
(付記10)
前記プロセッサが、前記出力電圧の最大値をVmax、最小値をVminで表し、M=(Vmax−Vmin)/Vmaxで表されるM値が第1の閾値未満であると前記正反射条件であると判定し、前記M値が前記第1の閾値より大きな第2の閾値以上であると前記混在条件であると判定し、前記第2の閾値未満であると前記拡散光条件であると判定することを特徴とする、付記7記載の水位計測方法。
(付記11)
前記プロセッサが、
前記M値が前記第2の閾値以上、且つ、前記出力電圧をフーリエ変換して得られる成分の低周波成分の割合を表すS値が前記第3の閾値より大きいと前記混在条件であると判定し、
前記M値が前記第2の閾値以上、且つ、前記S値が第3の閾値以下であると前記拡散光条件であると判定することを特徴とする、付記10記載の水位計測方法。
(付記12)
前記水面までの距離をDで表し、定数をa,b,cで表すと、前記正反射条件で用いる第1の変換式は、D=0.5a/(bV−c)で表され、
前記出力電圧の最大値をVmax、最小値をVminで表すと、前記混在条件で用いる第2の変換式は、V={(3Vmax+Vmin)/2}−V,D=a/(bV−c)で表され、
前記拡散光条件で用いる第3の変換式は、D=a/(bV−c)で表される、
ことを特徴とする、付記7乃至11のいずれか1項記載の水位計測方法。
(付記13)
前記光学式水位センサが、無線通信機から前記水位を表す水位データを送信する、
ことを特徴とする、付記7乃至12のいずれか1項記載の水位計測方法。
(付記14)
ゲートウェイが、前記光学式水位センサから受信した前記水位データを、ネットワークを介してサーバへ送信する、
ことを特徴とする、付記13記載の水位計測方法。
(付記15)
コンピュータに、水底から水面までの水位を計測させるプログラムであって、
光源から水面へ光を出射し、光位置検出器が受光した光に応じた出力電圧を光学式水位センサから取得し、
前記出力電圧に基づいて、前記水面の波の状態が、正反射条件、正反射及び拡散光が混在する混在条件、及び拡散光条件のいずれかであるかを判定し、前記出力電圧を、判定結果の条件に応じた変換式で変換して水底から前記水面までの水位計測値を演算する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、プログラム。
(付記16)
前記出力電圧をフーリエ変換して得られる成分の低周波成分の割合を表すS値が第1の閾値未満であると前記正反射条件であると判定し、
前記S値が前記第1の閾値より大きな第2の閾値より大きいと前記混在条件であると判定し、
前記第2の閾値より大きな第3の閾値より未満であると前記拡散光条件であると判定する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、付記15記載のプログラム。
(付記17)
前記S値が前記第2の閾値以上、且つ、前記第3の閾値未満であり、前記出力電圧の最大値をVmax、最小値をVminで表し、M=(Vmax−Vmin)/Vmaxで表されるM値が第4の閾値より大きいと前記混在条件であると判定し、
前記S値が前記第2の閾値以上、且つ、前記第3の閾値未満であり、前記M値が前記第4の閾値以下であると前記拡散光条件であると判定する
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、付記17記載のプログラム。
(付記18)
前記出力電圧の最大値をVmax、最小値をVminで表し、M=(Vmax−Vmin)/Vmaxで表されるM値が第1の閾値未満であると前記正反射条件であると判定し、
前記M値が前記第1の閾値より大きな第2の閾値以上であると前記混在条件であると判定し、前記第2の閾値未満であると前記拡散光条件であると判定する
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、付記15記載のプログラム。
(付記19)
前記M値が前記第2の閾値以上、且つ、前記出力電圧をフーリエ変換して得られる成分の低周波成分の割合を表すS値が前記第3の閾値より大きいと前記混在条件であると判定し、
前記M値が前記第2の閾値以上、且つ、前記S値が第3の閾値以下であると前記拡散光条件であると判定
処理を前記コンピュータに実行させるすることを特徴とする、付記18記載のプログラム。
(付記20)
前記水面までの距離をDで表し、定数をa,b,cで表すと、前記正反射条件で用いる第1の変換式は、D=0.5a/(bV−c)で表され、
前記出力電圧の最大値をVmax、最小値をVminで表すと、前記混在条件で用いる第2の変換式は、V={(3Vmax+Vmin)/2}−V,D=a/(bV−c)で表され、
前記拡散光条件で用いる第3の変換式は、D=a/(bV−c)で表される、
ことを特徴とする、付記15乃至19のいずれか1項記載のプログラム。
以上、開示の水位計測装置、方法及びプログラムを実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
1 水位計測装置
2 水位計測部
3 GW
4 ネットワーク
5 サーバ
21 光学式水位センサ
22 CPU
23 無線通信機
24 メモリ
61 マンホール
62 下水管
63 水面
64 水底

Claims (6)

  1. 光源から水面へ光を出射し、光位置検出器が受光した光に応じた出力電圧を出力する光学式水位センサと、
    前記出力電圧に基づいて、前記水面の波の状態が、正反射条件、正反射及び拡散光が混在する混在条件、及び拡散光条件のいずれかであるかを判定し、前記出力電圧を、判定結果の条件に応じた変換式で変換して水底から前記水面までの水位計測値を演算するプロセッサと、
    を備えたことを特徴とする、水位計測装置。
  2. 前記プロセッサは、前記出力電圧をフーリエ変換して得られる成分の低周波成分の割合を表すS値が第1の閾値未満であると前記正反射条件であると判定し、前記S値が前記第1の閾値より大きな第2の閾値より大きいと前記混在条件であると判定し、前記第2の閾値より大きな第3の閾値より未満であると前記拡散光条件であると判定することを特徴とする、請求項1記載の水位計測装置。
  3. 前記プロセッサは、
    前記S値が前記第2の閾値以上、且つ、前記第3の閾値未満であり、前記出力電圧の最大値をVmax、最小値をVminで表し、M=(Vmax−Vmin)/Vmaxで表されるM値が第4の閾値より大きいと前記混在条件であると判定し、
    前記S値が前記第2の閾値以上、且つ、前記第3の閾値未満であり、前記M値が前記第4の閾値以下であると前記拡散光条件であると判定することを特徴とする、請求項2記載の水位計測装置。
  4. 前記プロセッサは、前記出力電圧の最大値をVmax、最小値をVminで表し、M=(Vmax−Vmin)/Vmaxで表されるM値が第1の閾値未満であると前記正反射条件であると判定し、前記M値が前記第1の閾値より大きな第2の閾値以上であると前記混在条件であると判定し、前記第2の閾値未満であると前記拡散光条件であると判定することを特徴とする、請求項1記載の水位計測装置。
  5. 光学式水位センサが、光源から水面へ光を出射し、光位置検出器が受光した光に応じた出力電圧を出力し、
    プロセッサが、前記出力電圧に基づいて、前記水面の波の状態が、正反射条件、正反射及び拡散光が混在する混在条件、及び拡散光条件のいずれかであるかを判定し、前記出力電圧を、判定結果の条件に応じた変換式で変換して水底から前記水面までの水位計測値を演算する、
    ことを特徴とする、水位計測方法。
  6. コンピュータに、水底から水面までの水位を計測させるプログラムであって、
    光源から水面へ光を出射し、光位置検出器が受光した光に応じた出力電圧を光学式水位センサから取得し、
    前記出力電圧に基づいて、前記水面の波の状態が、正反射条件、正反射及び拡散光が混在する混在条件、及び拡散光条件のいずれかであるかを判定し、前記出力電圧を、判定結果の条件に応じた変換式で変換して水底から前記水面までの水位計測値を演算する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、プログラム。
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