JP6676873B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
具体的には、特許文献1に記載の装置は、動画像のデータをエンドレスにリングバッファに記憶しつつ、ドップラセンサによりボール速度を測定し、ボール速度の測定に掛かった処理時間に基づいて、インパクト時のフレーム画像データを特定する。
連続して撮像された複数の画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された複数の画像で共通する所定の領域内での、当該複数の画像の画素値の変動値を算出する第1の算出手段と、
前記第1の算出手段により算出された画素値の変動値が所定の閾値以上となる複数の区間各々における前記画素値の変動値から、前記複数の区間の各積算値を算出する第2の算出手段と、
前記第2の算出手段により算出された積算値に基づいて、時系列中の複数の時点から、所定の基準により2つの時点を特定する第1の特定手段と、
を備えることを特徴とする。
撮像装置1は、例えばデジタルカメラとして構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16の出力信号として出力される。
このような撮像部16の出力信号を、以下、「撮像画像のデータ」と呼ぶ。撮像画像のデータは、CPU11等に適宜供給される。
出力部18は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部20は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ゴルフのスイングにおいては、スイングのスタート位置(アドレス位置)に対応する時点からインパクト位置に対応する時点までの期間は、スイングが往復運動となることを考慮して、処理の対象となる動画像データのフレーム中におけるスタート位置からインパクト位置の間に特定エリアH1,H2を設定することで、各特定エリアH1,H2でゴルフクラブのスイングのスタート直後とインパクトの直前の計2回の特定機会を得ることができ、インパクト時点のみの1回を特定する技術に比べて誤特定を低減することができる。
特定エリアにゴルフクラブが存在するフレーム画像データの特定は、動画像データを構成する複数のフレーム画像データの間で隣接するフレーム画像データ間を比較し、ゴルフクラブが特定のエリアに存在しない状態のフレーム画像データとゴルフクラブが特定のエリアに存在する状態のフレーム画像データとの画素値の変化を特定することにより行う。
即ち、隣接するフレーム画像データにおける各特定エリア間の各画素値の差分値の総計が閾値以上であった場合に、当該総計が閾値以上となった時点に対応するフレーム画像データの特定エリアにゴルフクラブが存在するものと推定できる。詳細には、本実施形態においては、特定エリアにおける輝度値である画素値の差分値である差分二乗和(SSD:Sum of Squared Differences)(以下、「評価値」という。)が閾値以上であった場合に、当該評価値が閾値以上になった時点に対応するフレーム画像データを、ゴルフクラブが特定エリアに存在するフレーム画像データの候補として推定する。
なお、閾値は、本実施形態においては、特定エリアにゴルフクラブが存在しない状態で算出された差分値を所定の期間で算出した平均値から決定される。
また、スタート位置の直後の区間を代表する時点とインパクト位置の直前を代表する時点は、各々の区間で評価値が最も高い時点に限らず、各々の区間における中央の時点としても良いし、各区間を構成する前後の端の何れかの時点でも良い。
以下、デコード処理がなされた動画像データのフレーム画像をデコード画像とも呼ぶ。
「動画像撮影処理」とは、スイング動画像生成処理によるスイング動画像データの抽出対象となる動画像データを撮影する一連の処理である。
「スイング動画像生成処理」とは、動画解析の結果、特定されたスイングのスタート位置付近の時点とインパクト位置付近の時点とに各々対応するデコード画像を基準として動画像データを抽出して、スタート位置に対応する時点とインパクト位置に対応する時点のフレーム画像データとを各々含むスイング動画像データを生成する一連の処理である。
撮像装置1では、まず、動画像撮影処理により、スイング動画像データの抽出対象となる動画像データを撮影し、次いで、スイング動画像生成処理を実行して抽出対象の動画像データからスイング動画像データを生成する。
動画像記憶部71には、撮像部16から取得した動画像データが記憶される。
解析情報記憶部72には、スイング動画の生成に好適な動画を撮影するために、撮影時に被写体の位置合わせの目安となるガイド(以下、「撮影ガイド」という。)やスタート位置やインパクト位置の時点の候補の特定で用いる後述する積算値・後述するピーク評価値・後述する区間の時間帯の情報が記憶される。ここで、撮影ガイドは、例えば、図2に示すような半透明なスタート位置での姿勢を模した人型F1,F2と、特定エリアH1,H2がライブビュー画像上に表示される。
なお、撮影ガイドは、特定エリアを表示せずに、人型のみを表示するようにしても良いし、特定エリアのみを表示するように構成してもよい。
動画像記憶部71には、生成されたスイング動画像データが記憶される。
解析情報記憶部72には、例えば、特定エリアに関する情報(以下、「特定エリア情報」という。)や算出した積算値等の動画像データの解析に係る情報が記憶される。特定エリアに関する情報は、動画像データにおける特定エリアの設定位置や撮影シーンである特定の撮影シーンにおける撮像条件を設定するためのBS(ベストショット)シーン、スイング動画データの生成対象である人物が左利きの場合に対応したレフティ設定、動画の撮影方向(縦撮り・横撮り)を示す動画の回転角度に応じて変化する特定エリアの位置や形状に関する情報である。
具体的には、デコード処理部55は、閾値を算出するために、解析対象の動画像データの先頭部分(スイングを行っておらず、特定エリアにゴルフクラブ等がない状態を撮影した部分)の所定期間のフレーム(本実施形態においては、5フレーム分)をデコード処理してデコード画像を出力する。
また、デコード処理部55は、スタート位置付近とインパクト位置付近に各々対応する時点の特定をするために、特定エリアにおけるノイズを判定するための閾値の計算のために使用したフレーム以外の全てのフレームをデコード処理の対象とし、処理の都度デコードを行う。
具体的には、算出処理部56は、所定の期間(本実施形態においては、5フレーム分)で隣接するデコード画像データにおける特定エリア間の輝度値の差分二乗和の各々の代表値(例えば、平均値、中央値等)を計算する。算出された代表値は、特定エリアにおけるノイズを判定するための閾値となる。計算された閾値は、解析情報記憶部72に記憶される。
また、算出処理部56は、隣接するデコード画像データ(直近にデコードされたデコード画像データと当該直近のデコード画像データより一つ前にデコードされたデコード画像データ)における各特定エリア間の各画素値の差分二乗和を算出することで、評価値を算出する。そして、特定エリア解析部57は、閾値と算出した評価値を比較し、評価値が閾値以上である場合には、直近のデコード画像の評価値を、一つ前のデコード画像の評価値に積算し積算値を算出する。
そして、特定エリア解析部57は、特定した2つの区間に各々属する値の最も高い評価値(以下、「ピーク評価値」という。)の期間(又はピーク評価値が属する積算値の評価値が閾値以上となった時点から閾値未満になる直前の時点までの期間)が所定の期間内にあるか否かを判定して第1の基準時点及び第2の基準時点の特定を行ってゆき、条件に合う2つのピーク評価値に対応する各時点を第1の基準時点及び第2の基準時点の候補として、解析情報記憶部72に記憶させる。(即ち、特定における第1の基準時点及び第2の基準時点の候補の条件とは、1:各区間の積算値が一定値以上であり、2:各区間の幅が所定の範囲内であり、3:各区間の積算値が所定の範囲内であること、4:各区間のピーク評価値に対応する時点間の幅が所定の期間内であることの4つの条件が必要となる。)
この際、候補の条件に合う2つのピーク評価値でない場合には、当該2つのピーク評価値に対応する各時点を第1の基準時点及び第2の基準時点の候補とはしない。即ち、暫定の積算値の上位1位と2位について候補の特定を行った結果、候補の条件に合う2つのピーク評価値を含まない場合には、次の順位の3位と4位について候補の特定を行う。
また、本実施形態においては、バッファリングとソーティングをし、処理毎に順次候補を差し替えていくため、特定エリア解析部57は、候補選択に関係するデータ(積算値・ピーク評価値、区間の時間帯)以外のデータは保持せずに順次候補のデータの記憶・更新を行うことになる。
動画像撮影処理は、ユーザによる入力部17への動画像撮影処理開始の操作により開始される。
撮像操作がない場合には、ステップS12においてNOと判定されて、待機状態となる。
撮像操作があった場合には、ステップS12においてYESと判定されて、処理はステップS13に進む。
その後、動画像撮影処理は終了する。
スイング動画像生成処理は、ユーザによる入力部17へのスイング動画像生成処理開始の操作により開始される。
具体的には、デコード処理部55は、特定エリア内の画像のノイズを考慮した閾値を算出するために、動画の先頭部分(スイングを行っておらず、特定エリアにゴルフクラブ等が存在しない状態を撮影した部分)の所定期間のフレーム画像データをデコードしてデコード画像を出力することになる。
評価値が閾値より小さい場合には、ステップS37においてNOと判定されて、処理はステップS39に進む。ステップS39以降の処理は後述する。
評価値が閾値より大きい場合には、ステップS37においてYESと判定されて、処理はステップS38に進む。
評価値が積算されていない場合には、ステップS39においてNOと判定されて、処理はステップS41に進む。
評価値が積算されている場合には、ステップS39においてYESと判定されて、処理はステップS40に進む。
第1の基準時点及び第2の基準時点におけるフレーム画像データの候補の特定は、積算値が一定値以上であり、幅が所定の範囲内であり、かつ積算値が所定の範囲以内である区間を2つ特定し、当該特定した2つの区間に属するピーク評価値が所定の期間内にあるか否を判定してゆき、候補の条件に合う2つのピーク評価値に対応する各時点を第1の基準時点及び第2の基準時点の候補として、解析情報記憶部72に記憶させる。この際、候補の条件に合う2つのピーク評価値でない場合には、スイング動画像データの抽出のための第1の基準時点及び第2の基準時点の候補としない。即ち、暫定の積算値の上位1位と2位について候補の特定を行った結果、候補の条件に合う2つのピーク評価値を含まない場合には、次の順位の3位と4位について候補の特定を行う。また、第1の基準時点及び第2の基準時点の候補が既にある場合には、さらに条件に合う各基準時点の候補の特定を行う。
即ち、ステップS40において第1の基準時点及び第2の基準時点の候補が発見できなかった場合には、再度、ステップS35から動画デコード処理を進め、ピーク候補となる点以外の評価値の情報を破棄しつつ、新たにデコードしたフレーム間(新たなデコード画像間)の評価値の積算値をストックしていくことで、新たにステップS40において第1の基準時点及び第2の基準時点の候補を特定していく処理を行うことになる。そして、順次、積算が行われた区間の積算値が一定値以上であり、幅が所定の範囲内であり、かつ積算値が所定の範囲内となる区間に属するピーク評価値の間隔が所定の期間に収まっている2つの時点を第1の基準時点及び第2の基準時点の候補として、当該第1の基準時点及び第2の基準時点の候補を特定する情報(ピーク評価値・積算値・区間の時間帯)を一時記憶・順次更新させる処理が行われる。最終的に、全てのデコード画像の解析が終了したときに記憶されている2つの時点が第1の基準時点及び第2の基準時点となる。
全てのデコード画像の解析が終了してない場合には、ステップS41においてNOと判定されて、処理はステップS35に戻る。
全てのデコード画像の解析が終了している場合には、ステップS41においてYESと判定されて、処理はステップS42に進む。
候補がない場合には、ステップS42においてNOと判定されて、スイング動画像生成処理を終了する。即ち、候補がなく第1の基準時点及び第2の基準時点が特定できないためスイング動画像の生成を行わない。
候補がある場合には、ステップS42においてYESと判定されて、処理はステップS43に進む。
その後、スイング動画像生成処理は終了する。
上述した実施形態では、第1の基準時点及び第2の基準時点の候補の取得を、デコードと評価値の算出とを逐次行ってバッファリングを行うように構成したが、本例では、全てのデコード画像から算出した動画像データ全ての評価値に対してソーティング処理を行うように構成する。その際、まず、ピーク評価値が高い2つの積算値(上位2位のピーク評価値の属する積算値)を候補の特定対象とし、当該上位2位のピーク評価値の属する積算値が候補の条件に合わない場合には、次にピーク評価値が高い2つの積算値(上位3位4位のピーク評価値の属する積算値)を候補の特定対象とするように構成する。
なお、上位2位のピーク評価値の属する積算値が候補の条件に合わない場合、上位3位4位のピーク評価値の属する積算値を次の候補の特定対象とするように構成したが、順次順位を下げて2位のピーク評価値の属する積算値と3位のピーク評価値の属する積算値を次の候補の特定対象とするように構成してもよいし、1つのピーク評価値の属する積算値に対して、他の全ての積算値を候補の特定対象とし、条件に合わなければ次の順位で候補の特定を行うように構成してもよい。
動画像取得部53は、連続して撮像された複数の画像を取得する。
算出処理部56は、動画像取得部53により取得された複数の画像間で共通する所定の領域内での当該複数の画像の時系列に沿った画素値の変動値を算出する。
特定エリア解析部57は、算出処理部56により算出された画素値の変動値に基づいて、時系列中の複数の時点から、所定の基準により2つの時点を特定する。
これにより、撮像装置1においては、特殊なデバイスを使用しなくても所望の時点を特定できる。
算出処理部56は、特定エリア解析部57により特定された複数の区間の各評価値を算出する。
また、特定エリア解析部57は、算出処理部56により算出された複数の区間の各評価値に基づいて、当該複数の区間から2つの区間を選択する。
また、特定エリア解析部57は、特定エリア解析部57により選択された2つの区間に各々対応する2つの時点を特定する。
これにより、撮像装置1においては、画像解析を行うだけで、特殊なデバイスを使用しなくても所望の時点を特定することができる。
これにより、撮像装置1においては、高い精度で所望の時点を特定することができる。
これにより、撮像装置1においては、より高い精度で所望の時点を特定することができる。
これにより、撮像装置1においては、より高い精度で所望の時点を特定することができる。
これにより、撮像装置1においては、より高い精度で所望の時点を特定することができる。
例えば、本発明は、スイング動画像生成処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
[付記1]
連続して撮像された複数の画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された複数の画像間で共通する所定の領域内での当該複数の画像の時系列に沿った画素値の変動値を算出する第1の算出手段と、
前記第1の算出手段により算出された画素値の変動値に基づいて、前記時系列中の複数の時点から、所定の基準により2つの時点を特定する第1の特定手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
[付記2]
前記第1の算出手段により算出された画素値の変動値に基づいて、前記時系列に沿った前記画素値の変動値が所定の閾値以上となる複数の区間を前記複数の時点として特定する第2の特定手段と、
前記第2の特定手段により特定された複数の区間の各代表値を算出する第2の算出手段と、
前記第2の算出手段により算出された複数の区間の各代表値に基づいて、当該複数の区間から2つの区間を選択する選択手段と、
を更に備え、
前記第1の特定手段は、前記選択手段により選択された2つの区間に各々対応する前記2つの時点を特定する、
ことを特徴とする付記1に記載の画像処理装置。
[付記3]
前記選択手段は、前記複数の区間の代表値が所定の順に高い2つの区間を選択する、
ことを特徴とする付記2に記載の画像処理装置。
[付記4]
前記選択手段は、前記複数の区間の代表値から、上位2つの代表値を有する2つの区間を選択する、
ことを特徴とする付記3に記載の画像処理装置。
[付記5]
前記選択手段は、前記2つの区間に各々対応する2つの時点間の長さが所定の範囲内に入るか否かを判定して、所定の範囲内に入れば、当該2つの画像間の複数の画像を選択する、
ことを特徴とする付記4に記載の画像処理装置。
[付記6]
前記連続して撮像された複数の画像のうちの一部の区間の前記所定の領域内の画素値の代表値を前記所定の閾値として算出する第3の算出手段を更に備える、
ことを特徴とする付記2乃至5の何れか1つに記載の画像処理装置。
[付記7]
連続して撮像された複数の画像を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された複数の画像間で共通する所定の領域内での当該複数の画像の時系列に沿った画素値の変動値を算出する算出ステップと、
前記算出ステップにより算出された画素値の変動値に基づいて、前記時系列中の複数の時点から、所定の基準により2つの時点を特定する特定ステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。
[付記8]
コンピュータを、
連続して撮像された複数の画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された複数の画像間で共通する所定の領域内での当該複数の画像の時系列に沿った画素値の変動値を算出する第1の算出手段、
前記第1の算出手段により算出された画素値の変動値に基づいて、前記時系列中の複数の時点から、所定の基準により2つの時点を特定する第1の特定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Claims (12)
- 連続して撮像された複数の画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された複数の画像で共通する所定の領域内での、当該複数の画像の画素値の変動値を算出する第1の算出手段と、
前記第1の算出手段により算出された画素値の変動値が所定の閾値以上となる複数の区間各々における前記画素値の変動値から、前記複数の区間の各積算値を算出する第2の算出手段と、
前記第2の算出手段により算出された積算値に基づいて、時系列中の複数の時点から、所定の基準により2つの時点を特定する第1の特定手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記第2の算出手段により算出された複数の区間の各積算値に基づいて、当該複数の区間から2つの区間を選択する選択手段と、
を更に備え、
前記第1の特定手段は、前記選択手段により選択された2つの区間に各々対応する前記2つの時点を特定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記第1の特定手段は、前記選択手段により選択された2つの区間の各々から、画素値の変動値が高い時点を、前記2つの時点として特定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段は、前記複数の区間の積算値が所定の順に高い2つの区間を選択する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段は、前記複数の区間の積算値から、上位2つの積算値を有する2つの区間を選択する、
ことを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段は、前記2つの区間に各々対応する2つの時点間の長さが所定の範囲内に入るか否かを判定して、所定の範囲内に入れば、当該2つの時点間の複数の画像を選択する、
ことを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段により選択された当該2つの時点間の複数の画像を合成して新たな画像を生成する生成手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。 - 前記所定の閾値は、前記所定の領域内に特定の被写体が存在しない状態で、当該所定の領域内の前記画素値の変動値を所定の期間算出することで決定される、
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像処理装置。 - 前記連続して撮像された複数の画像のうち、前記所定の領域内に特定の被写体が存在しない区間の前記所定の領域内の画素値の代表値を前記所定の閾値として算出する第2の算出手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像処理装置。 - 前記第2の算出手段は被写体の動作を連続して撮像した複数の画像で共通する所定の位置での当該複数の画像の動作による画素値の変動値を算出する、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。 - 連続して撮像された複数の画像を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された複数の画像で共通する所定の領域内での当該複数の画像の画素値の変動値を算出する第1の算出ステップと、
前記第1の算出ステップにより算出された画素値の変動値が所定の閾値以上となる複数の区間各々における前記画素値の変動値から、前記複数の区間の各積算値を算出する第2の算出ステップと、
前記第2の算出ステップにより算出された積算値に基づいて、時系列中の複数の時点から、所定の基準により2つの時点を特定する特定ステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータを、
連続して撮像された複数の画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された複数の画像で共通する所定の領域内での当該複数の画像の画素値の変動値を算出する第1の算出手段、
前記第1の算出手段により算出された画素値の変動値が所定の閾値以上となる複数の区間各々における前記画素値の変動値から、前記複数の区間の各積算値を算出する第2の算出手段、
前記第2の算出手段により算出された積算値に基づいて、時系列中の複数の時点から、所定の基準により2つの時点を特定する第1の特定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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