JP2018175155A - プログラム、的中検出装置、及び的中検出システム - Google Patents

プログラム、的中検出装置、及び的中検出システム Download PDF

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Abstract

【課題】不特定多数のプレーヤーが練習する環境であっても、練習している不特定のプレーヤーのうち、誰が標的に当てたかを特定することができるようにする。【解決手段】コンピュータを、プレーヤーが振ったゴルフクラブがゴルフボールに当たった時に発生する打球音を検出する検出部262、検出部262が打球音を検出した後の時間帯における、ゴルフボールが標的に当たる可能性がある時間帯である到達時間帯を推定する推定部263、到達時間帯にゴルフボールが当たったことを示す標的情報を、標的から電波を介して取得する情報取得部264、及び情報取得部264が標的情報を取得した場合に、標的に当たったことを示す的中情報を出力する出力部265、として機能させるためのプログラム。【選択図】図4

Description

本発明は、標的にボールが当たったことを検出するためのプログラム、的中検出装置、及び的中検出システムに関する。
従来、ゴルフボールが標的に当たったことを検出する装置が知られている。特許文献1には、標的にボールが当たったときに発する音を検知することで、標的に当たったことを検出する技術が開示されている。
特開1994−335548号公報
従来の技術を用いることで、プレーヤーはゴルフボールが標的に当たったことを認識することが可能となる。しかしながら、ゴルフ練習場のような不特定多数のプレーヤーが練習する環境の場合、練習している不特定のプレーヤーのうち、誰が標的に当てたかを特定することが困難であった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、不特定多数のプレーヤーが練習する環境であっても、練習している不特定のプレーヤーのうち、誰が標的に当てたかを特定することができるようにするためのプログラム、的中検出装置、及び的中検出システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係るプログラムは、コンピュータを、プレーヤーが振ったゴルフクラブがゴルフボールに当たった時に発生する打球音を検出する検出部、前記検出部が前記打球音を検出した後の時間帯における、前記ゴルフボールが標的に当たる可能性がある時間帯である到達時間帯を推定する推定部、前記到達時間帯に前記ゴルフボールが当たったことを示す標的情報を、前記標的から電波を介して取得する情報取得部、及び前記情報取得部が前記標的情報を取得した場合に、前記標的に当たったことを示す的中情報を出力する出力部、として機能させる。
前記出力部は、前記情報取得部が前記到達時間帯に前記標的情報を受信した場合に前記的中情報を出力してもよい。
前記標的情報には、前記標的に前記ゴルフボールが当たった時刻を示す時刻情報が含まれており、前記出力部は、前記情報取得部が取得した前記標的情報に含まれている前記時刻情報が示す時刻が前記到達時間帯に含まれる場合に前記的中情報を出力してもよい。
前記推定部は、前記プレーヤーが前記ゴルフボールを打つ打席から前記標的までの距離に基づいて前記到達時間帯を推定してもよい。
前記コンピュータを、複数の前記標的のうち、前記プレーヤーが狙う標的である目標標的を選択する操作を受け付ける操作受付部としてさらに機能させ、前記出力部は、前記目標標的から送信された前記標的情報を前記情報取得部が取得したことを条件として前記的中情報を出力してもよい。
前記コンピュータを、前記ゴルフクラブの番手の入力を受け付ける操作受付部としてさらに機能させ、前記推定部は、前記操作受付部が受け付けた番手に基づいて前記到達時間帯を推定してもよい。
前記コンピュータを、前記ゴルフクラブが前記ゴルフボールに当たった時の初速を検出する速度検出部としてさらに機能させ、前記推定部は、前記速度検出部が検出した前記初速にさらに基づいて前記到達時間帯を推定してもよい。
前記コンピュータを、前記ゴルフクラブが前記ゴルフボールに当たった後に前記ゴルフボールが飛ぶ方向を検出する方向検出部としてさらに機能させ、前記出力部は、前記方向検出部が検出した方向が、前記プレーヤーが前記ゴルフボールを打つ打席に対応する所定の方向に対して所定の範囲内に入っていることを条件として、前記的中情報を出力してもよい。
本発明の第2の態様の的中検出装置は、プレーヤーが振ったゴルフクラブがゴルフボールに当たった時に発生する打球音を検出する検出部と、前記検出部が前記打球音を検出した後の時間帯における、前記ゴルフボールが標的に当たる可能性がある時間帯である到達時間帯を推定する推定部と、前記到達時間帯に前記ゴルフボールが当たったことを示す標的情報を、前記標的から電波を介して取得する情報取得部と、前記情報取得部が前記標的情報を取得した場合に、前記標的に当たったことを示す的中情報を出力する出力部と、を有する。
本発明の第3の態様の的中検出システムは、ゴルフ練習場に設置された標的と、プレーヤーが打ったゴルフボールが前記標的に当たったことを検出する的中検出装置と、を備え、前記標的は、前記ゴルフボールが当たったことを検出する検出部と、前記検出部が、前記ゴルフボールが当たったことを検出した場合に、前記標的の識別情報を含む標的情報を電波で送信する送信部と、を有し、前記的中検出装置は、前記プレーヤーが振ったゴルフクラブが前記ゴルフボールに当たった時に発生する打球音を検出する検出部と、前記検出部が前記打球音を検出した後の時間帯における、前記ゴルフボールが標的に当たる可能性がある時間帯である到達時間帯を推定する推定部と、前記到達時間帯に前記ゴルフボールが当たったことを示す標的情報を、前記標的から電波を介して取得する情報取得部と、前記情報取得部が前記標的情報を取得した場合に、前記標的に当たったことを示す的中情報を出力する出力部と、を有する。
本発明によれば、不特定多数のプレーヤーが練習する環境であっても、練習している不特定のプレーヤーのうち、誰が標的に当てたかを特定することができるという効果を奏する。
第1実施形態に係る的中検出システムの概要を示す図である。 第1実施形態に係る標的装置の外観の一例を示す図である。 第1実施形態に係る本体部の構成を示す図である。 第1実施形態に係る的中検出装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る表示部に表示される事前情報の例を示す図である。 第1実施形態に係る推定部が推定する時間帯について説明するための図である。 第1実施形態に係る到達時間帯記憶部が記憶している到達時間帯データベースを示す図である。 第1実施形態に係る的中検出装置が的中情報を表示するまでの処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る的中検出装置の構成を示す図である。 第2実施形態に係る的中検出装置が初速を検出する例を示す図である。 第3実施形態に係る的中検出装置の構成を示す図である。 第3実施形態に係る的中検出装置がゴルフボールの飛ぶ方向を検出する例を示す図である。 第4実施形態に係る的中検出装置が的中情報を表示するまでの処理の流れを示すフローチャートである。 第5実施形態に係る標的装置の構成を示す図である。
<第1実施形態>
[的中検出システムSの概要]
図1は、第1実施形態に係る的中検出システムSの概要を示す図である。的中検出システムSは、標的装置1、的中検出装置2、及び管理端末3を備える。的中検出システムSは、的中検出装置2の操作に応じて、的中検出装置2を使用するプレーヤー(以下、ユーザという)が打ったゴルフボールが標的装置1に当たったことを的中検出装置2に表示するためのシステムである。
標的装置1は、ゴルフボールが自身に当たったことを示す情報を、電波を介して提供する。また、標的装置1は、ゴルフボールが自身に当たったことを、標的装置1が備えるディスプレイに表示する。標的装置1は、ゴルフボールが自身に当たることに応じて電波を発信し、当たったことを示す情報をディスプレイに表示する装置である。標的装置1は、例えば、ゴルフ練習場のフィールドに、一定の距離ごと(50ヤードごと等)に複数配置される。
的中検出装置2は、例えば、スマートフォン、タブレットPC、又はPC(パーソナルコンピュータ)等である。的中検出装置2は、少なくとも、情報表示、無線通信、インターネット接続、及び音を検知することが可能な端末である。的中検出装置2は、予めインストールされた専用のアプリケーションを実行することにより、標的装置1から発信される電波からゴルフボールが当たったことを示す情報を取得して表示する。また、的中検出装置2は、ゴルフボールが当たったか否かの結果を示す的中情報を管理端末3に送信する。ユーザは、的中検出システムSを利用する場合、的中検出装置2として機能するスマートフォンを打席近くに配置する。
管理端末3は、的中検出装置2から送信された情報に基づいて、目標標的にゴルフボールを当てた回数をユーザごとに集計して管理する。管理端末3は、例えば、ゴルフ練習場の受付(フロント)に設置され、目標標的にゴルフボールを当てた回数をユーザごとに集計する端末である。管理端末3は、少なくとも、インターネット接続が可能な端末である。ゴルフ練習場の経営者は、例えば、集計された結果に応じて、ゴルフ練習場の特典をユーザに付与するようにしてもよい。また、的中検出装置2又は管理端末3は、パーオン率を把握できるよう、目標標的を狙って打った回数及び目標標的に当たった回数をそれぞれ集計してもよい。そして、経営者は、集計された結果を、練習を終えたユーザに提供する。このようにすることで、ユーザは、パーオン率を把握できるので、技術の向上に向けての練習の励みになる。
図1に示す第1打席のユーザ(以下、ユーザAという)は、目標標的として標的装置1bを選択し、狙い通り標的装置1bにゴルフボールが当たったとする。まず、的中検出装置2は、ユーザが利用する打席、目標標的、及び使用するゴルフクラブの番手の入力を受け付ける。図1の場合、ユーザAは、第1打席、標的装置1b、そして7番アイアンを入力する。的中検出装置2は、ユーザAによって入力された事前情報を受け付けると、ゴルフボールを打ってから目標標的に当たるまでの到達時間帯を推定する。的中検出装置2は、ユーザが振ったゴルフクラブがゴルフボールに当たった時に発生する打球音を検出すると、推定した到達時間帯に応じて、フィールドに配置される複数の標的装置1のいずれかから発信される電波を受信可能な状態にする。
標的装置1bは、ゴルフボールが自身に当たったことを検出すると、ゴルフボールが当たったことを示す情報を含めた電波を発信する。また、標的装置1bは、ゴルフボールが自身に当たったことを示す情報を当該標的装置1bが備えるディスプレイに表示する。ユーザAの的中検出装置2は、推定した到達時間帯に標的装置1bから発信される電波を受信すると、電波に含まれる標的情報に基づいて、目標標的としてユーザに入力された標的装置1bであるかを判定する。的中検出装置2は、標的情報が標的装置1bであることを特定すると、当該的中検出装置2のディスプレイに当たったことを示す的中情報を表示する。
このようにすることで、ユーザは、不特定多数のユーザが練習する環境であっても、練習している不特定のユーザのうち、誰が標的に当てたかを特定することができる。また、図1に示す第2打席のユーザによって打たれたゴルフボールが、ユーザAの目標標的である標的装置1bに当たったとしても、推定された到達時間帯の範囲外であれば、ユーザAによって打たれたゴルフボールとはみなされない。これにより、標的にゴルフボールを当てたユーザの認定について、混同を排除することができる。
以下、標的装置1及び的中検出装置2の詳細について説明する。
[標的装置1の構成]
図2は、第1実施形態に係る標的装置1の外観の一例を示す図である。図2(a)の標的装置1の正面図に示すように、ゴルフボールが当たったときに表示される文字の例として、「当たり!」が表示されている。図2(b)の標的装置1の側面図に示すように、標的装置1は、本体部11と保護部12とで構成している。
本体部11は、通常状態においては打席から標的までの距離を表示し、ゴルフボールが当たったときに「当たり!」と表示するディスプレイを有する。また、本体部11は、ゴルフボールが当たったことを検出し、ゴルフボールが当たったことを的中検出装置2に通知するための電波を発信する通信部を有する。
保護部12は、本体部11に対して打席側に設けられており、ユーザによって打たれたゴルフボールを受けることにより、本体部11を保護する。保護部12は、少なくとも、ゴルフボールが当たったときに受ける衝撃を緩和し、本体部11の表示が打席から確認することが可能な材料により形成されている。保護部12は、例えば透明な材料又は網状の材料により形成されている。
図3は、第1実施形態に係る本体部11の構成を示す図である。本体部11は、検出部111と、表示部112と、通信部113、と制御部114とを備える。
検出部111は、ゴルフボールが当たったことを検出するデバイスである。検出部111は、例えば加速度センサーを有しており、ゴルフボールが当たったときに発生する衝撃を検知して、ゴルフボールが当たったことを検出する。
表示部112は、テキスト又は画像を表示するディスプレイである。
通信部113は、的中検出装置2にデータを送信するための無線通信コントローラを含んでいる。通信部113は、制御部114に基づいて電波を発信する。通信部113が発信する電波には、標的情報が含まれる。ここでは、標的情報は、複数の標的装置1のそれぞれを識別する識別情報である。
制御部114は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、検出部111が、ゴルフボールが当たったことを検出したことに応じて、当たったことを表示部112に表示させ、また通信部113に電波を発信させる。
[的中検出装置2の構成]
図4は、第1実施形態に係る的中検出装置2の構成を示す図である。的中検出装置2は、操作部21と、集音部22と、通信部23と、記憶部24と、表示部25と、制御部26とを備える。
操作部21は、ユーザの操作を受け付ける入力デバイスである。操作部21は、例えば、表示部25に重ねて設けられたタッチパネルである。
集音部22は、周囲の音波を集めることが可能なマイクロフォンである。
通信部23は、標的装置1から発信される電波を受信するための無線通信コントローラを含んでいる。また、通信部23は、管理端末3に的中情報を送信する。
記憶部24は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等の記憶媒体である。記憶部24は、制御部26が実行する各種のプログラムを記憶する。記憶部24は、到達時間帯記憶部241を備える。到達時間帯記憶部241の構成については後述する。
表示部25は、テキスト及び画像を表示するディスプレイである。
制御部26は、例えばCPUである。制御部26は、記憶部24に記憶されているプログラムや、通信ネットワークを介して外部機器から取得したプログラムを実行することにより、的中検出装置2に係る機能を制御する。制御部26は、プログラムを実行することにより、操作受付部261、検出部262、推定部263、情報取得部264、出力部265として機能する。
操作受付部261は、表示部25に表示される事前情報に応じて、ユーザからの入力を受け付ける。具体的には、操作受付部261は、複数の標的のうち、ユーザが狙う標的である目標標的を選択する操作を操作部21から受け付ける。また、操作受付部261は、複数の打席のうち、ユーザが利用する打席、又はゴルフクラブの番手の入力を操作部21から受け付けてもよい。
図5は、第1実施形態に係る表示部25に表示される事前情報の例を示す図である。ユーザは、表示部25に順次表示される(a)の打席選択、(b)の標的選択、そして(c)のゴルフクラブの番手選択の画面において、それぞれの事前情報を選択する。操作受付部261は、操作部21を介して、ユーザが選択したそれぞれの事前情報の入力を受け付ける。
図4に戻り、検出部262は、ユーザが振ったゴルフクラブがゴルフボールに当たった時に発生する打球音を検出する。具体的には、検出部262は、集音部22で収集した音からゴルフクラブがゴルフボールに当たった時に発生する打球音を検出する。検出部262は、例えば、集音部22で収集した音の波形と、予め記憶部24に記憶された打球音の波形とを比較することにより打球音を検出する。
推定部263は、検出部262が打球音を検出した後の時間帯における、ゴルフボールが標的に当たる可能性がある到達時間帯を推定する。推定部263は、例えば、操作受付部261が受け付けた事前情報に基づいて到達時間帯を推定する。具体的には、推定部263は、ユーザがゴルフボールを打つ打席から標的までの距離に基づいて到達時間帯を推定する。また、推定部263は、到達時間帯記憶部241を参照し、操作受付部261が受け付けたゴルフクラブの番手に基づいて到達時間帯を推定してもよい。このようにすることで、推定部263が推定する到達時間帯がより正確になるので、標的にゴルフボールを当てたユーザを特定する精度が高くなる。
図6は、第1実施形態に係る推定部263が推定する時間帯について説明するための図
である。図6においては、検出部262が打球音を検出した時点を0秒としており、打球が標的に当たる可能性がある時間帯を破線で示している。図6に示す安全範囲は、推定部263が推定する到達時間帯である。図6に示すように、打球音を検出してから標的にゴルフボールが当たるまでの時間帯は、プロのプレーヤーと一般のプレーヤーとで異なる。安全範囲は、このようなユーザのスキルの違いによる到達時間帯のばらつきを包含した範囲である。
図6(a)に示す、打席から標的までの距離が100Yの場合、安全範囲の開始時刻は、最短時間であるプロの1秒とする。安全範囲の終了時刻は、最長時間である一般の2秒に誤差の許容範囲として0.5秒を加えた2.5秒とする。したがって、図6(a)の安全範囲は、1秒から2.5秒の範囲となる。同様に、図6(b)に示す、打席から標的までの距離が150Yの場合、安全範囲の開始時刻は、最短時間であるプロの1.5秒とする。安全範囲の終了時刻は、最長時間である一般の2.5秒に誤差の許容範囲として0.5秒を加えた3秒とする。したがって、図6(a)の安全範囲は、1.5秒から3秒の範囲となる。このようにすることで、安全範囲は、ユーザのスキルの違いによる到達時間帯のばらつきを含めることができる。
図7は、第1実施形態に係る到達時間帯記憶部241が記憶している到達時間帯データベースを示す図である。図7に示す到達時間帯データベースは、到達時間帯をゴルフクラブの番手ごとに対応付けて記憶している。また、到達時間帯データベースは、標的ごと、つまり打席から標的までの距離ごとに到達時間帯を記憶している。例えば、ユーザが事前情報として標的A及び3番アイアンを選択した場合、推定部263は、1秒から2秒の範囲を到達時間帯として推定する。
なお、到達時間帯データベースは、到達時間帯をユーザのスキルごとに記憶してもよい。この場合、操作受付部261は、ユーザから当該ユーザのスキルの入力を受け付ける。そして、推定部263は、到達時間帯記憶部241を参照し、ユーザが入力したスキルに基づいて到達時間帯を推定する。このようにすることで、到達時間帯の範囲が狭くなることにより、標的にゴルフボールを当てたユーザを特定する精度がより高くなる。
図4に戻り、情報取得部264は、到達時間帯にゴルフボールが当たったことを示す標的情報を、標的から電波を介して取得する。具体的には、情報取得部264は、推定部263が推定した到達時間帯に応じて、ゴルフ練習場のフィールドに、一定の距離ごとに複数設置された標的装置1のいずれかから発信される電波の受信を、通信部23を介して受け付ける。
出力部265は、情報取得部264が標的情報を取得した場合に、標的に当たったことを示す的中情報を出力する。具体的には、出力部265は、情報取得部264が到達時間帯に標的情報を受信した場合に、表示部25に的中情報を出力する。より具体的には、出力部265は、目標標的から送信された標的情報を情報取得部264が取得したことを条件として、表示部25に的中情報を出力する。
[的中情報を表示する処理]
以下、的中検出システムSが備える機能の詳細について説明する。図8は、第1実施形態に係る的中検出装置2が的中情報を表示するまでの処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、的中検出装置2を使用するユーザが、的中情報を表示するためのアプリケーションソフトウェアを起動する操作を行ったことを契機として開始する(S10)。
操作受付部261は、事前情報を入力するための画面を表示部25に表示させて、ユーザからの入力を受け付ける(S20)。具体的には、操作受付部261は、表示部25に、図5(a)の打席選択画面、(b)の標的選択画面、そして(c)のゴルフクラブの番手選択画面を順次表示させ、操作部21を介して、ユーザによって入力された事前情報を受け付ける。
続いて、推定部263は、到達時間帯記憶部241を参照し、操作受付部261が受け付けた事前情報に基づいて、到達時間帯を推定する(S30)。ユーザがゴルフクラブでゴルフボールを打つと、検出部262は、集音部22を介して、ユーザが振ったゴルフクラブがゴルフボールに当たった時に発生する打球音を検出する(S40)。情報取得部264は、検出部262が打球音を検出した後に、推定部263が推定した到達時間帯の開始時刻に、通信部23の電波受信動作を有効化し、標的装置1から発信される電波の受信を受け付ける(S50)。情報取得部264は、現在時刻が、推定部263が推定した到達時間帯の範囲内かを繰り返し確認し(S60)、範囲外となった場合は通信部23の電波受信動作を無効化する(S120)。
情報取得部264は、現在時刻が到達時間帯の範囲内であることを確認した場合、標的装置1から電波を受信したかを繰り返し確認し(S70)、受信していない場合は処理をS60に戻す。出力部265は、情報取得部264が標的装置1から電波を受信すると、当該電波に含まれる識別情報を取得し(S80)、当該識別情報がどの標的装置1かを特定する(S90)。出力部265は、取得した識別情報が目標標的と一致するかを判定し(S100)、一致しない場合は処理をS60に戻す。出力部265は、取得した識別情報が目標標的と一致する場合、的中情報を表示部25に表示する(S110)。
的中検出装置2は、目標標的にゴルフボールが当たったか否かの結果を示す的中情報を管理端末3に送信する(不図示)。管理端末3は、受信した的中情報の回数をユーザごとに集計する(不図示)。
[第1実施形態における効果]
以上説明した通り、第1実施形態に係る的中検出装置2は、打球音を検出した後の到達時間帯に標的装置1から識別情報を含む電波を取得し、取得した識別情報が目標標的と一致する場合に、的中情報を表示させる。このようにすることで、的中検出装置2は、当該的中検出装置2のユーザが打ったゴルフボールが標的に当たったことを示すことができる。これにより、的中検出装置2のユーザは、不特定多数のユーザが練習する環境であっても、ユーザが、自身の打球が標的に当たったことを確認することができる。
また、管理端末3は、的中検出装置2から受信した的中情報の回数をユーザごとに集計する。このようにすることで、管理端末3は、目標標的に対して打った打数中、何回当てたかを集計することができる。これにより、例えばゴルフ練習場の経営者は、集計された結果に応じて、利用者にゴルフ練習場の特典を付与することで、ユーザがゴルフ練習場に来て的中検出システムSの利用を促進することができる。また、ゴルフ練習場の経営者が、目標標的を狙って打った回数及び目標標的に当たった回数をそれぞれ集計した結果をユーザに提供することにより、当該ユーザは、パーオン率を把握でき、技術の向上に向けての練習の励みになる。
なお、本実施形態における標的装置1は、ゴルフボールが自身に当たったことを検出すると、ゴルフボールが当たったことを示す情報を標的装置1のディスプレイに表示させたが、これに限らない。例えば、本体部11は、的中検出装置2から目標標的とされる情報として、的中検出装置2の識別情報、及び推定部263が推定した到達時間帯情報を取得してもよい。このようにすることで、本体部11は、推定した到達時間帯に限定して、保護部12にゴルフボールが当たったことを本体部11のディスプレイに表示させることができる。これにより、ユーザは、標的装置1に表示される的中情報からも、当該ユーザが標的に当てたことを確認することができる。
<第2実施形態>
[ゴルフボールの初速に基づいて時間帯を推定する]
続いて、第2実施形態について説明する。第1実施形態に係る的中検出装置2は、ユーザが入力した事前情報に基づいて、到達時間帯を推定した。これに対して、第2実施形態に係る的中検出装置2は、ゴルフクラブがゴルフボールに当たった時の初速に基づいて到達時間帯を推定する点で第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と異なる部分について説明を行う。第1実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。
図9は、第2実施形態に係る的中検出装置2の構成を示す図である。図9に示すように、第2実施形態に係る的中検出装置2は、撮像部27をさらに備える。撮像部27は、静止画又は動画を撮影可能なカメラである。また、第2実施形態に係る制御部26は、速度検出部266をさらに備える。
図10は、第2実施形態に係る的中検出装置2が初速を検出する例を示す図である。図10に示すように、的中検出装置2であるスマートフォンは、ゴルフボールの近くに設置する。ここで、撮像部27であるカメラは、ディスプレイの反対側に配置されているものとする。
速度検出部266は、ゴルフクラブがゴルフボールに当たった時の初速を検出する。具体的には、速度検出部266は、検出部262が打球音を検出すると、撮像部27を介して、ゴルフクラブがゴルフボールに当たった時の初速を検出する。例えば、速度検出部266は、検出部262が打球音を検出すると、まず、撮像部27から二以上の画像を取得する。速度検出部266は、取得した画像からゴルフボールの移動距離を計測する。また、速度検出部266は、移動距離の計測に使用した二以上の画像の撮影時間から移動時間を算出する。そして、速度検出部266は、算出した移動距離及び移動時間に基づいて、移動速度を算出する。
推定部263は、速度検出部266が検出した初速にさらに基づいて到達時間帯を推定する。具体的には、推定部263は、到達時間帯記憶部241を参照し、操作受付部261が受け付けた事前情報、さらに速度検出部266が検出した初速に基づいて到達時間帯を推定する。ここで、到達時間帯データベースは、到達時間帯を所定の速度ごと(例えば、100km/hから350km/hの範囲で10km/hごと)に記憶しているものとする。
情報取得部264は、推定部263が推定した到達時間帯にゴルフボールが当たったことを示す標的情報を、標的装置1から発信される電波を介して取得する。そして、出力部265は、取得した識別情報が目標標的と一致したことを条件として、表示部25に的中情報を出力する。
[第2実施形態における効果]
以上説明したとおり、第2実施形態に係る的中検出装置2は、検出した初速に基づいて到達時間帯を推定する。このようにすることで、的中検出装置2は、スイングの強弱による到達時間の変化、又はゴルフボールが当ったクラブフェイス位置による到達時間の変化等、ユーザがゴルフボールを打つ度に変化する状況に対応した時間帯を推定することができる。これにより、的中検出装置2は、到達時間帯をより正確に推定できるので、標的にゴルフボールを当てたユーザを特定する精度が高くなる。
<第3実施形態>
[ゴルフボールが飛んだ方向に基づいて的中の有無を判定する]
続いて、第3実施形態について説明する。第1実施形態に係る的中検出装置2は、到達時間帯に目標標的の標的装置1から電波を受信した場合、当該的中検出装置2に的中情報を表示した。これに対して、第3実施形態に係る的中検出装置2は、ユーザが打ったゴルフボールが、打席ごとに定められている方向に飛んだことを条件として、当該的中検出装置2に的中情報を表示する点で異なる。第3実施形態に係る的中検出装置2は、ユーザが目標標的を選択することなく、打席に対応する標的に当たったことを検出することができる。
図11は、第3実施形態に係る的中検出装置2の構成を示す図である。図11に示すように、第3実施形態に係る的中検出装置2は、撮像部27をさらに備える。また、第3実施形態に係る制御部26は、方向検出部267をさらに備える。図12は、第3実施形態に係る的中検出装置2がゴルフボールの飛ぶ方向を検出する例を示す図である。図12(a)に示すように、ユーザは、撮像部27を有する的中検出装置2を、打席の後方に設置する。
方向検出部267は、ゴルフクラブがゴルフボールに当たった後にゴルフボールが飛ぶ方向を検出する。具体的には、方向検出部267は、検出部262が打球音を検出すると、撮像部27を介して、ゴルフボールが飛ぶ方向を検出する。例えば、方向検出部267は、検出部262が打球音を検出すると、まず、撮像部27から一以上の画像を取得する。そして、方向検出部267は、取得した画像ごとに、ユーザが打ったゴルフボールが画像に写っていることを検出する。
出力部265は、方向検出部267が検出した方向が、ユーザがゴルフボールを打つ打席に対応する所定の方向に対して所定の範囲内に入っていることを条件として、的中情報を出力する。例えば、打球の方向が打席の正面方向(すなわち、ゴルフマットの辺の方向)から、同等の距離にある隣の標的を含まない範囲(例えば±30度)に入っていることを条件とした場合、出力部265は、打球が、正面方向から±30度の範囲に入っていることを条件として、的中情報を表示部25に表示する。一方、出力部265は、正面方向から±30度の範囲外にゴルフボールが飛んだ場合、到達時間帯内に標的情報を受信したとしても、的中情報を表示部25に表示しない。
図12(b)は、第3実施形態の的中検出装置2の動作について説明するための図である。図12(b)における破線の間が、的中情報を表示部25に表示させる条件となる範囲である。スマートフォン2aのユーザの打球が標的装置1a又は1bに当たった場合、スマートフォン2aは的中情報を表示部25に表示する。しかし、図12(b)に示すように、打球が所定の範囲外の標的装置1cに当たった場合、スマートフォン2aは的中情報を表示部25に表示しない。他方、スマートフォン2bは、打球が所定の範囲内の標的装置1cに当たったことにより、的中情報を表示部25に表示させる。
[第3実施形態における効果]
以上説明したとおり、第3実施形態に係る的中検出装置2は、検出した打球の方向が所定の範囲内に入っていることを条件に的中情報を表示する。このようにすることで、的中検出装置2は、ユーザが目標標的を設定しない場合であっても、適切な方向に打ったことにより標的装置1に当たったときにのみ的中情報を表示部25に表示することができる。
<第4実施形態>
[標的の時刻情報に基づいて到達時間帯の範囲内かを判定する]
続いて、第4実施形態について説明する。第1実施形態に係る的中検出装置2は、到達時間帯の範囲内に目標標的の標的装置1から電波を受信した場合、当該的中検出装置2のユーザが打ったゴルフボールが当たったと認定した。
しかしながら、推定部263が推定した到達時間帯の範囲内において、標的装置1から発信される電波を受信する場合、標的装置1が電波を送信するタイミングが遅延したときに、的中検出装置2が、推定された到達時間帯内に標的情報を受信できないことが生じ得る。この場合、的中検出装置2は、実際にゴルフボールが標的装置1に当たった時間は到達時間帯の範囲内であるにもかかわらず、受信した時間が到達時間帯を経過したことにより電波受信を無効化してしまい、標的装置1からの電波を受信することができなくなるという問題がある。これに対して、第4実施形態に係る的中検出装置2は、標的装置1から取得した時刻情報が、ゴルフボールが目標標的に当たった時間帯の範囲内に含まれる場合に的中情報を出力する点で異なる。
情報取得部264が、標的情報を受信できる確率を高めるために、情報取得部264が標的装置1の電波を受信する受信時間帯は、推定部263が推定した到達時間帯の長さ以上の長さの範囲とする。そして、的中検出装置2は、標的にゴルフボールが当たった時刻を示す時刻情報を含む標的情報に基づいて、ゴルフボールが標的装置1に当たった時間が到達時間帯の範囲内かを判断する。このようにすることで、標的装置1にゴルフボールが当たった時間と、的中検出装置2が電波を受信した時間とに誤差が生じた場合であっても、的中検出装置2は、標的装置1の電波に含まれる時刻情報に基づいて、ゴルフボールが標的装置1に当たった時間が到達時間帯の範囲内かを正確に判定することができる。
図13は、第4実施形態に係る的中検出装置2が的中情報を表示するまでの処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートのS10からS50は、第1実施形態と同様のため省略する。図13に示すように、情報取得部264は、現在時間が、受信時間帯の範囲内かを繰り返し確認し(S61)、範囲外となった場合は通信部23の電波受信動作を無効化する(S120)。情報取得部264は、現在時刻が到達時間帯の範囲内であることを確認した場合、標的装置1から電波を受信したかを繰り返し確認し(S70)、受信していない場合は処理をS61に戻す。
出力部265は、情報取得部264が標的装置1から電波を受信すると、当該電波に含まれる識別情報及び時刻情報を取得し(S81)、当該識別情報がどの標的装置1かを特定する(S90)。出力部265は、取得した識別情報が目標標的と一致するかを判定し(S100)、一致しない場合は処理をS61に戻す。出力部265は、取得した識別情報が目標標的と一致する場合、取得した時刻情報が示す時刻が到達時間帯に含まれるかを確認する(S101)。出力部265は、当該時刻が到達時間帯に含まれる場合、的中情報を表示部25に表示する(S110)。出力部265は、当該時刻が到達時間帯に含まれない場合は表示部25に的中情報を出力しない。そして、情報取得部264は、電波の受信時間帯の経過後に電波受信を無効化する(S120)。
[第4実施形態における効果]
以上説明したとおり、第4実施形態に係る的中検出装置2は、標的装置1の時刻情報に基づいて、ゴルフボールが標的に当たった時間が到達時間帯の範囲内かを判定する。このようにすることで、標的装置1にゴルフボールが当たった時間と、的中検出装置2が電波を受信した時間とに誤差が生じた場合であっても、的中検出装置2は、標的装置1の電波に含まれる時刻情報に基づいて、ゴルフボールが標的装置1に当たった時間が到達時間帯の範囲内かを正確な判断をすることができる。これにより、到達時間帯がより正確になり、標的にゴルフボールを当てたユーザを特定する精度が高くなる。
<第5実施形態>
[標的の方向検出に基づいてゴルフボールを当てたユーザを特定する]
続いて、第5実施形態について説明する。第1実施形態に係る標的装置1は、ゴルフボールが自身に当たったことを検出すると電波を発信した。これに対して、第5実施形態に係る標的装置1は、特定の打席から飛んできたゴルフボールが自身に当たったことを検出した場合のみ電波を発信する点で第1実施形態と異なる。図14は、第5実施形態に係る標的装置1の構成を示す図である。図14に示すように、標的装置1は、撮像部115をさらに備える。
標的装置1は、的中検出装置2においてユーザが目標標的に選択したことを示す情報を取得する。具体的には、的中検出装置2の情報取得部264は、操作受付部261がユーザによって入力される事前情報として、打席選択及び標的選択を受け付けると、目標標的として入力された標的装置1に対して、標的装置1を目標標的に選択したユーザの打席位置を示す打席情報を送信する。標的装置1は、情報取得部264が送信した打席情報を取得する。
標的装置1は、通信部113を介して的中検出装置2から打席情報を受信し、目標標的の受け付けを停止する。このようにすることで、複数のユーザから重複して目標標的とされることを防げるので、自身にゴルフボールを当てたユーザを特定しやすくなる。
続いて、標的装置1は、打席情報を受信すると、当該打席情報で示す打席の方向から飛んでくるゴルフボールを検出する。具体的には、まず、的中検出装置2の情報取得部264は、検出部262が打球音を検出すると、目標標的の標的装置1に打球音を検出したことを示す検出情報を標的装置1に送信する。次に、標的装置1は、通信部113を介して検出情報を受信すると、撮像部115から一以上の画像を取得する。次に、標的装置1は、取得した画像ごとに、打席情報が示す打席の方向から飛んでくるゴルフボールが画像に写っていることを検出する。そして、標的装置1は、検出したゴルフボールが自身に当たったことを条件として、電波を発信する。標的装置1は、電波を発信した後に、目標標的の受け付けを再開する。
的中検出装置2の情報取得部264は、ゴルフボールが当たったことを示す標的情報を、標的から電波を介して取得する。そして、出力部265は、情報取得部264が標的情報を取得した場合に、標的に当たったことを示す的中情報を出力する。
[第5実施形態における効果]
以上説明したとおり、第5実施形態に係る標的装置1は、特定の打席から飛んできたゴルフボールが自身に当たったことを検出した場合のみ電波を発信する。このようにすることで、的中検出装置2は、打球が目標標的に設定された標的装置1に当たったことを特定する精度を向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。例えば、上記の説明では、的中検出装置2がスマートフォンである場合を例示したが、的中検出装置2は、スマートフォン以外の任意の装置であってもよい。
1 標的装置
2 的中検出装置
3 管理端末
11 本体部
12 保護部
111 検出部
112 表示部
113 通信部
114 制御部
115 撮像部
21 操作部
22 集音部
23 通信部
24 記憶部
25 表示部
26 制御部
27 撮像部
241 到達時間帯記憶部
261 操作受付部
262 検出部
263 推定部
264 情報取得部
265 出力部
266 速度検出部
267 方向検出部

Claims (10)

  1. コンピュータを、
    プレーヤーが振ったゴルフクラブがゴルフボールに当たった時に発生する打球音を検出する検出部、
    前記検出部が前記打球音を検出した後の時間帯における、前記ゴルフボールが標的に当たる可能性がある時間帯である到達時間帯を推定する推定部、
    前記到達時間帯に前記ゴルフボールが当たったことを示す標的情報を、前記標的から電波を介して取得する情報取得部、及び
    前記情報取得部が前記標的情報を取得した場合に、前記標的に当たったことを示す的中情報を出力する出力部、
    として機能させるためのプログラム。
  2. 前記出力部は、前記情報取得部が前記到達時間帯に前記標的情報を受信した場合に前記的中情報を出力する、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記標的情報には、前記標的に前記ゴルフボールが当たった時刻を示す時刻情報が含まれており、
    前記出力部は、前記情報取得部が取得した前記標的情報に含まれている前記時刻情報が示す時刻が前記到達時間帯に含まれる場合に前記的中情報を出力する、
    請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記推定部は、前記プレーヤーが前記ゴルフボールを打つ打席から前記標的までの距離に基づいて前記到達時間帯を推定する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のプログラム。
  5. 前記コンピュータを、複数の前記標的のうち、前記プレーヤーが狙う標的である目標標的を選択する操作を受け付ける操作受付部としてさらに機能させ、
    前記出力部は、前記目標標的から送信された前記標的情報を前記情報取得部が取得したことを条件として前記的中情報を出力する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータを、前記ゴルフクラブの番手の入力を受け付ける操作受付部としてさらに機能させ、
    前記推定部は、前記操作受付部が受け付けた番手に基づいて前記到達時間帯を推定する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のプログラム。
  7. 前記コンピュータを、前記ゴルフクラブが前記ゴルフボールに当たった時の初速を検出する速度検出部としてさらに機能させ、
    前記推定部は、前記速度検出部が検出した前記初速にさらに基づいて前記到達時間帯を推定する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のプログラム。
  8. 前記コンピュータを、前記ゴルフクラブが前記ゴルフボールに当たった後に前記ゴルフボールが飛ぶ方向を検出する方向検出部としてさらに機能させ、
    前記出力部は、前記方向検出部が検出した方向が、前記プレーヤーが前記ゴルフボールを打つ打席に対応する所定の方向に対して所定の範囲内に入っていることを条件として、前記的中情報を出力する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載のプログラム。
  9. プレーヤーが振ったゴルフクラブがゴルフボールに当たった時に発生する打球音を検出する検出部と、
    前記検出部が前記打球音を検出した後の時間帯における、前記ゴルフボールが標的に当たる可能性がある時間帯である到達時間帯を推定する推定部と、
    前記到達時間帯に前記ゴルフボールが当たったことを示す標的情報を、前記標的から電波を介して取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が前記標的情報を取得した場合に、前記標的に当たったことを示す的中情報を出力する出力部と、
    を有する的中検出装置。
  10. ゴルフ練習場に設置された標的と、プレーヤーが打ったゴルフボールが前記標的に当たったことを検出する的中検出装置と、を備え、
    前記標的は、
    前記ゴルフボールが当たったことを検出する検出部と、
    前記検出部が、前記ゴルフボールが当たったことを検出した場合に、前記標的の識別情報を含む標的情報を電波で送信する送信部と、
    を有し、
    前記的中検出装置は、
    前記プレーヤーが振ったゴルフクラブが前記ゴルフボールに当たった時に発生する打球音を検出する検出部と、
    前記検出部が前記打球音を検出した後の時間帯における、前記ゴルフボールが標的に当たる可能性がある時間帯である到達時間帯を推定する推定部と、
    前記到達時間帯に前記ゴルフボールが当たったことを示す標的情報を、前記標的から電波を介して取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が前記標的情報を取得した場合に、前記標的に当たったことを示す的中情報を出力する出力部と、
    を有する的中検出システム。

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