JP6064404B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
従来から、一連のスイング動作をしている被写体を撮影した動画像のデータから、インパクト時を含む一部の期間の動画像のデータを抽出する装置が知られている(特許文献1参照)。
具体的には、当該装置は、動画像のデータをエンドレスにリングバッファに記憶しつつ、ドップラセンサによりボール速度を測定し、ボール速度の測定に掛かった処理時間に基づいて、インパクト時のフレーム画像を基準に、一連のスイング動作をしている被写体を含む動画像のデータを抽出する。
特開2011−30669号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、動画像のデータから一連のスイング動作をしている被写体を含む動画像のような一部の期間の動画像のデータを抽出するためには、ドップラセンサのような特殊なデバイスが必要であった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、特殊なデバイスを使用しなくても所望の画像を抽出できることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の画像処理装置は、
一連の動作をする被写体が撮像された動画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された動画像中の前記一連の動作を解析する解析手段と、
前記解析手段による解析結果に基づいて、所定の単位画像を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された所定の単位画像に基づいて、前記動画像の中から特定の画像を抽出する抽出手段と、
前記動画像のうち隣接する各単位画像の差分容量を、各単位画像について夫々算出する差分算出手段と、
前記差分算出手段により算出された前記各差分容量の変化率を算出する変化率算出手段と、
を備え、
前記解析手段は、前記変化率算出手段により算出された前記各変化率に基づいて、前記一連の動作を解析し、
前記特定手段は、前記解析手段による解析結果に基づいて、前記所定の単位画像を特定する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、特殊なデバイスを使用しなくても所望画像を抽出できる。
本発明の第1実施形態及び第2実施形態に係る画像処理装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 図1の画像処理装置の機能的構成のうち、頭出し再生処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 撮像画像を複数の画像領域に分割する具体例を示す図である。 ゴルフのスイングの一連の動作の中でショットがなされる際における、ヘッド画像の推移を示した図である。 被写体のゴルフスイング動作における一連の撮像画像を示した図である。 図2の機能構成を有する画像処理装置が実行する頭出し再生処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図1に示した画像処理装置の機能的構成のうち、頭出し選択処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 マスク画像の具体例を示す図である。 各撮像画像間の差分容量及び、差分容量の変化率を示す図である。 図10は、図7の機能構成を有する画像処理装置が実行する頭出し選択処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10の頭出し選択処理のステップS21の撮影処理を示すフローチャートである。 図10の頭出し選択処理のステップS22の動画再生処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
以下、第1実施形態の説明において、本実施形態とは、第1実施形態のことをいう。
[構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。
画像処理装置1は、例えばデジタルカメラとして構成される。
画像処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、撮像部16と、入力部17と、出力部18と、記憶部19と、通信部20と、ドライブ21と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部19からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、撮像部16、入力部17、出力部18、記憶部19、通信部20及びドライブ21が接続されている。
撮像部16は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16の出力信号として出力される。
このような撮像部16の出力信号を、以下、「撮像画像のデータ」と呼ぶ。撮像画像のデータは、CPU11やRAM13等に適宜供給される。
入力部17は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部18は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19は、ハードディスクあるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部20は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ21には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ21によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部19にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部19に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部19と同様に記憶することができる。
図2は、このような画像処理装置1の機能的構成のうち、頭出し再生処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
頭出し再生処理とは、一連の動作をする被写体が撮像された複数の撮像画像の中から、再生を開始する時点の撮像画像(以下、「頭出し画像」と呼ぶ)を特定して、特定した頭出し画像から再生を開始して、それ以降の撮像画像を順次再生していく処理をいう。
ここで、頭出し再生処理の対象は、連写により得られた複数の静止画像も含まれるが、本実施形態では動画像であるものとする。従って、上述の「複数の撮像画像」とは、以下、「動画像を構成する複数の単位画像(フレーム画像やフィールド画像)」を意味するものとする。換言すると、以下、特に断りのない限り、「撮像画像」とは、「単位画像」を意味するものとする。
具体的には、被写体の一連の動作のうち、動作を開始する時点の被写体を含む撮像画像を、頭出し画像として特定し、特定された頭出し画像から再生を開始する処理が、頭出し再生処理である。
ここでは、画像処理装置1によって撮像されたプレーヤのゴルフスイングの例について説明する。ゴルフスイングとは、ゴルフをする人の一連の動作の1つであって、その人が、クラブをセットしてスイングを開始し、クラブのヘッドをトップの位置まで振り上げてから、ヘッドを振り下ろしボールをショットするまでの動作をいう。
撮像が開始されてからゴルフのスイングが開始されるまでの時間が長い場合、スイング後の動画像を視聴したいユーザにとっては、スイング開始までの動画像を早送りする手間がかかる。そこで、本実施形態の画像処理装置1は、スイング開始の撮像画像を頭出し画像として特定して、特定された頭出し画像から再生を開始する。
頭出し再生処理が実行される場合には、図2に示すように、CPU11において、撮像制御部41と、画像取得部42と、頭出し画像特定部43と、再生画像抽出部44と、再生部45とが機能する。また、頭出し画像特定部43においては、画像分割部51と、通過判定部52とが機能する。
頭出し再生処理が実行される場合、記憶部19の一領域として設けられた取得画像記憶部61が用いられる。
取得画像記憶部61においては、撮像部16から出力され、画像取得部42により取得された動画像(複数の撮像画像)のデータが記憶されている。
撮像制御部41は、各種撮像条件を設定し、撮像部16における撮像の動作を制御する。
本実施形態においては、一連の動作をする被写体を撮像するため、撮像制御部41は、撮像部16に、被写体を連続的に撮像させ、動画像のデータとして出力させる。
画像取得部42は、撮像部16から出力された動画像のデータを取得する。その後、画像取得部42は、動画像のデータをエンコードして取得画像記憶部61に記憶させる。
頭出し画像特定部43は、取得画像記憶部61に記憶された動画像のデータに基づいて、頭出し画像を特定する。即ち、頭出し画像特定部43は、取得画像記憶部61に記憶された動画像のデータを、撮像画像(単位画像)を単位として順次デコードしつつ、デコードされた一連の撮像画像のデータをRAM13に記憶し、当該一連の撮像画像の中から頭出し画像を特定する。
頭出し画像の特定についての具体的方法を以下説明する。
画像分割部51は、当該一連の撮像画像のデータの夫々について、撮像画像を複数の画像領域71〜78に分割する。分割の手法は、特に限定されないが、本実施形態では、図3に示すように、単位画像を3×3領域の9領域に分割する手法が採用されているものとする。なお、以下、下段の中央の領域を画像領域71として、時計回りに画像領域72,73,・・・,78として説明する。これらの画像領域71〜78は、本実施形態において、後述するゴルフクラブのヘッド画像81が通過する可能性がある画像領域である。
なお、図3において、各画像領域71〜78内に描画されている丸数字は、それが写っているのではなく、他の画像領域との区別を視覚的につけるためのシンボルである。各画像領域71〜78の各々と、各シンボル(丸数字)との関係は、図3以降の図において共通しているものとする。
画像分割部51が、当該一連の撮像画像の夫々を複数の画像領域71〜78に分割したことに応じて、通過判定部52は、ゴルフクラブのヘッド画像81が、画像領域71,72,78の各々を特定の順番で、通過したか否かを判定する。ここで、特定の順番としては、ゴルフクラブのヘッドの実際の移動の軌跡に基づいて、画像領域72,71,78の順番が予め決定されている。また、ヘッド画像81とは、撮像画像のうち、ゴルフクラブのヘッドを示す画像領域をいう。
即ち、通過判定部52は、ヘッド画像81が特定の範囲(画像領域71,72,78)内において特定の順番で推移しているか否かを判断することで、ゴルフスイングの一連の動作の中で、ショットがなされたか否かを判定する。
図4は、ゴルフのスイングの一連の動作の中でショットがなされる際における、ヘッド画像81の推移を示した図である。
図4には、ゴルフの一連の動作として次のような様子が示されている。即ち、先ず、トップの位置からゴルフクラブが振り下ろされ、ヘッド画像81が画像領域72を通過する(図4の左側の図参照)。次に、ヘッド画像81が画像領域71を通過すると共にショットがなされてボール画像82がショット方向に移動する(図4の中央の図参照)。そして、ヘッド画像81が画像領域78を通過する(図4の右側の図参照)。
ヘッド画像81が、画像領域72,71,78の順番に通過したということは、ゴルフのスイングの一連の動作の中で、ショットが行われたことを示している。
なお、通過判定部52は、当該順番に通過したことを判定する際に、テンプレートマッチング、動体検出等の公知の手法を用いる。
ヘッド画像81が、画像領域71,72,78を画像領域72,71,78の順番に通過したと、通過判定部52が判定したことに応じて、頭出し画像特定部43は、動画像の中から頭出し画像を特定する。
図5は、ゴルフスイング動作をしている被写体が写る一連の撮像画像の一例を示した図である。
図5によれば、当該一連の撮像画像は、再生順に、第1撮像画像、第2撮像画像、・・・、第16撮像画像の16枚の連続した撮像画像により構成されている。なお、当該一連の撮像画像の枚数は、本実施形態では、説明の便宜上16枚としているが、特にこれに限定されず、実際は、より多数枚であることが多い。
更に図5に示す「バッファ」の項目は、当該一連の撮像画像の夫々について、ゴルフクラブのヘッド画像81が属する画像領域と、当該撮像画像の取得画像記憶部61における格納アドレスとの各々を示す情報が対応付けられて、RAM13のバッファ領域に格納されていることを示している。例えば、第1撮像画像については、ゴルフクラブのヘッド画像81は画像領域71に属し、当該第1撮像画像のデータが第1アドレスに格納されていることを示す情報が、RAM13のバッファ領域に格納されている。
以下、頭出し画像の特定方法について説明する。
ヘッド画像81が、画像領域71,72,78を特定の順番(画像領域72,71,78の順番)に通過したと、通過判定部52により判定されたことに応じて、頭出し画像特定部43は、ゴルフスイング動作をした被写体が写っている一連の撮像画像のうち、画像領域72,71,78の順番に通過する以前の撮像画像群を再生方向とは逆方向に検索して、頭出し画像を特定する。
具体的には、頭出し画像特定部43は、第1撮像画像から第11撮像画像について、第11撮像画像から再生方向とは逆方向に検索して、ヘッド画像81が最初に画像領域71に属する第3撮像画像を、頭出し画像として特定する。
頭出し画像特定部43が、頭出し画像を特定したことに応じて、再生画像抽出部44は、再生用の動画像(一連の撮像画像)の各データを取得画像記憶部61から順次抽出する。具体的には、再生画像抽出部44は、頭出し画像である第3撮像画像から最後の第16撮像画像までの各データを、再生用画像のデータとして取得画像記憶部61から順次抽出する。
再生画像抽出部44が再生用画像のデータを取得したことに応じて、再生部45は、抽出した再生用画像のデータを出力部18から出力させる。
したがって、スイング開始時点まで動画像の早送りが無くとも、自動的に、スイング開始時点の撮像画像が頭出しされて、それ以降の一連の撮像画像の再生が可能になる。
[頭出し再生処理]
次に、画像処理装置1が実行する頭出し再生処理について説明する。
図6は、図2の機能構成を有する図1の画像処理装置1が実行する頭出し再生処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図6において、入力部17が頭出し再生処理を実行させるための指示操作の入力を受け付けたことを契機として頭出し再生処理が開始されると、次のようなステップS1乃至S8の処理が実行される。
ステップS1において、頭出し画像特定部43は、動画像のデータのうち先頭の撮像画像(以下、「先頭画像」と呼ぶ)のデータを取得画像記憶部61から取得してデコードする。
ステップS2において、頭出し画像特定部43は、デコード後の先頭画像のデータをRAM13のバッファ領域に記憶する。なお、ステップS2は、後述するステップS6によるデコード処理の後にも実行される。
ステップS3において、画像分割部51は、頭出し画像特定部43によってRAM13のバッファ領域に記憶された撮像画像のデータについて、複数の画像領域(ここでは3×3画像領域)に分割する。
ステップS4において、頭出し画像特定部43は、複数の画像領域に分割された撮像画像のデータについて、ヘッド画像81が属する画像領域と、当該撮像画像の取得画像記憶部61における格納アドレスとの夫々を示す情報を対応付けて、RAM13のバッファ領域に記憶する。例えば、図5の例において、頭出し画像特定部43は、第1撮像画像が処理対象の場合、ゴルフクラブのヘッド画像81が属する画像領域71を示す情報と、第1撮像画像が格納された第1アドレスを示す情報とを対応付けて、RAM13のバッファ領域に記憶する。
ステップS5において、通過判定部52は、ヘッド画像81が、特定の画像領域群を特定の順番で通過したか否かを判定する。
ここで、本例では、特定の画像領域群は画像領域71,72,78であり、特定の順番は画像領域72,71,78の順番である。当該特定の順番で通過していない場合には、ステップS5においてNOであると判定されて、処理はステップS6に進む。
ステップS6において、頭出し画像特定部43は、予め設定された間引き率に基づいて、取得画像記憶部61に記憶されている動画像のデータについて、前回のステップS5で判定対象となった撮像画像の次以降の何枚かの撮像画像のデータを間引いた上で、次の撮像画像のデータを取得画像記憶部61から取得してデコードする。なお、間引き率は、通過判定部52が、ヘッド画像81が画像領域72,71,78の順番で通過することを検出できる程度の割合で設定されている。
ステップS6の処理が終了すると、処理はステップS2に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、ステップS6でデコードされた撮像画像のデータが、RAM13のバッファ領域に記憶され(ステップS2)、複数の画像領域に分割され(ステップS3)、クラブヘッド画像が属する画像領域及び撮像画像の格納アドレスの夫々を示す情報が記憶され(ステップS4)、ヘッド画像81が特定の画像領域群を特定の順番で通過したか否かが判定される(ステップS5)。
このようなステップS2乃至S5のループ処理は、ヘッド画像81が特定の画像領域群を特定の順番で通過しないと判定される毎に、間引かれた後の動画像を構成する各撮像画像のデータの各々について繰り返し実行される。
そして、所定の撮像画像のデータについてのステップS5において、ヘッド画像81が特定の画像領域群を特定の順番で通過したと判定された場合、処理はステップS7に進む。
ステップS7において、頭出し画像特定部43は、頭出し画像を特定する。具体的には、頭出し画像特定部43は、デコードされた一連の撮像画像のデータのうち、前記特定の順番に通過する以前の撮像画像群のデータを再生方向とは逆方向に検索して、頭出し画像を特定する。例えば図5の例でいえば、上述したように、頭出し画像特定部43は、第1撮像画像から第11撮像画像の各データについて、第11撮像画像から再生方向とは逆方向に検索して、ヘッド画像81が最初に画像領域71に属する第3撮像画像を、頭出し画像として特定する。
ステップS8において、再生画像抽出部44は、再生用の一連の撮像画像のデータを取得画像記憶部61から抽出する。また、再生部45は、抽出した再生用の一連の撮像画像のデータを出力部18から出力させる。具体的には、再生画像抽出部44は、頭出し画像から最後の撮像画像までを再生用の一連の撮像画像として、再生用の一連の撮像画像の各データを取得画像記憶部61から順次抽出する。更に、再生部45は、抽出した再生用の一連の撮像画像の各データを出力部18から出力させる。
したがって、ユーザは、スイング開始時点の画像まで動画像を早送りすることなく、スイング開始時点の撮像画像から頭出しして、それ以降の一連の撮像画像を視聴することができる。
以上、本発明の第1実施形態について説明した。
以上のような頭出し再生処理を実行する画像処理装置1は、画像取得部42と、頭出し画像特定部43と、再生画像抽出部44と、を備える。
画像取得部42は、一連の動作をする被写体が撮像された動画像を取得する。
頭出し画像特定部43は、画像取得部42により取得された動画像中の一連の動作を解析し、この解析結果に基づいて、頭出し画像を特定する。
再生画像抽出部44は、特定された頭出し画像に基づいて、動画像の中から特定の画像を抽出する。
したがって、このような画像処理装置1は、特殊なデバイスを使用しなくても所望の期間の動画像を特定して抽出できる。
また、頭出し画像特定部43は、画像分割部51と、通過判定部52と、を備える。
画像分割部51は、動画像を構成する単位画像の夫々を、複数の画像領域71〜78に分割する。
通過判定部52は、画像分割部51によって分割された複数の画像領域71〜78のうちの画像領域71,72,78内において、ヘッド画像81が特定の順番で通過したか否かを判定する。
頭出し画像特定部43は、通過判定部52により、ヘッド画像81が画像領域72,71,78の順番で通過したことが検出された場合に、当該検出がなされる以前動画像(第1画像〜第11画像)を逆の再生順に検索し、ヘッド画像81が画像領域71に属した時点における画像に基づいて、頭出し画像を特定する。
したがって、このような画像処理装置1は、ユーザに早送りをさせることなく、ゴルフスイングの開始時点の画像を頭出し画像として特定できる。
また、通過判定部52は、動画像を再生順に検索する際に、当該動画像から所定の間引き率で単位画像を間引くとともに、間引かれた動画像の再生順にヘッド画像81が特定の順番で通過したか否かを判定する。
したがって、このような画像処理装置1は、頭出し画像を特定する際の処理効率を高めることができる。
また、画像処理装置1は、再生部45を更に備える。
再生部45は、再生画像抽出部44により抽出された単位画像に基づいて、所定期間の撮像画像群のデータを再生する。
したがって、このような画像処理装置1は、特殊なデバイスを使用しなくても所望の期間の動画像を再生できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
以下、第2実施形態の説明において、本実施形態とは、第2実施形態のことをいう。
本発明の第2実施形態に係る画像処理装置1は、第1実施形態と同様のハードウェア構成を有している。即ち、図1は、第2実施形態に係る画像処理装置1のハードウェア構成も示している。なお、図1のハードウェア構成は説明済みであるので、ここではその説明は省略する。
図7は、図1に示した画像処理装置1の機能的構成のうち、頭出し選択処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
頭出し選択処理とは、一連の動作をする被写体が撮像された複数の撮像画像の中から、頭出し画像の候補となる撮像画像(以下、「頭出し候補画像」と呼ぶ)を複数個特定して、特定した複数個の撮像画像のうちユーザにより選択された撮像画像を頭出し画像として、頭出し画像から再生を開始する処理をいう。
本実施形態では、第1実施形態と同様、画像処理装置1によって撮像された被写体のゴルフスイングの例について説明する。
撮像が開始されてからゴルフのスイングが開始されるまでの時間が長い場合、スイング後の動画像を視聴したいユーザにとっては、スイング開始までの動画像を早送りする手間がある。そこで、本実施形態の画像処理装置1は、スイングが開始される時点を含む前後数秒間の撮像画像を頭出し候補画像として複数個特定し、ユーザの選択操作により、ユーザが所望する撮像画像を頭出し画像として特定して、特定した頭出し画像から再生を開始する。
頭出し選択処理が実行される場合には、図7に示すように、CPU11において、撮像制御部41と、画像取得部42と、頭出し画像特定部43と、再生画像抽出部44と、再生部45とが機能する。また、画像取得部42においては、マスク処理部91と差分算出部92とが機能し、頭出し画像特定部43においては、変化率算出部93が機能する。
頭出し選択処理が実行される場合、記憶部19の一領域として設けられた取得画像記憶部61及びマスク画像記憶部62が用いられる。
取得画像記憶部61においては、撮像部16から出力され、画像取得部42により取得された動画像(複数の撮像画像)のデータが記憶されている。
マスク画像記憶部62においては、図8に示すような、ヘッド画像81の軌跡外の領域をマスク領域83とするマスク画像が記憶されている。このマスク画像は、マスク処理部91によって、撮像画像84に重ね合わせられることで、撮像画像84にマスク処理が施される。
マスク画像は、マスク画像記憶部62に予め記憶されているゴルフスイングの一連の画像のデータに基づいて算出されるヘッド画像81の軌跡に基づいて生成される。
具体的には、再生される動画中におけるヘッド画像81が通過しない外側の画像領域がマスク処理の対象となる画像領域となる。
撮像制御部41は、各種撮像条件を設定し、撮像部16における撮像の動作を制御する。
本実施形態においては、一連の動作をする被写体を撮像するため、撮像制御部41は、撮像部16に、被写体を連続的に撮像させ、動画像のデータとして出力させる。
画像取得部42は、撮像部16から出力された動画像のデータを取得する。その後、画像取得部42は、動画像のデータをエンコードして取得画像記憶部61に記憶させる。
画像取得部42が当該動画像のデータを取得すると、マスク処理部91は、動画像を構成する一連の撮像画像の夫々について、マスク処理を施す。具体的には、マスク処理部91は、マスク画像記憶部62に記憶されているマスク画像を、当該一連の撮像画像と共にデコードして、当該一連の撮像画像の夫々に重ね合わせて表示させる処理を施す。マスク処理が撮像画像に施されることにより、マスク処理された領域の画素値は常に一定となる。
差分算出部92は、当該一連の撮像画像を取得する度に、1つ前に取得された撮像画像との間で撮像画像のデータの差分容量を算出する。具体的には、図9に示す6つの撮像画像を例として説明すると、差分算出部92は、隣接する撮像画像同士で撮像画像のデータの差分容量を算出する。差分容量が算出される際には、撮像画像にはマスクが施されている。図9において、フレーム番号は、撮像画像の撮像順番を表しており、再生時には、フレーム番号順に再生される。また、差分算出部92は、算出した差分容量をRAM13のバッファ領域に記憶する。本実施形態では、記憶される差分容量は、所定の閾値により、大、中、小の3段階に振り分けられる。
画像取得部42は、差分算出部92により差分容量が算出されたことに応じて動画像のデータを取得画像記憶部61に記憶させる。このとき、記憶された動画像のデータを構成する一連の撮像画像のデータの取得画像記憶部61における格納アドレスがRAM13のバッファ領域に記憶される。
撮像部16による撮像が終了し、全ての動画像のデータが取得画像記憶部61に記憶されたことに応じて、頭出し画像特定部43が有する変化率算出部93は、差分算出部92により算出された各撮像画像間の差分容量の変化率を算出する。例えば、図9に示すように、変化率算出部93は、差分画像の容量の変化が、「小→小」、「大→大」等のように、少ない場合、差分容量の変化率は「小」となり、「小→中」、「中→大」、「大→中」の場合、差分容量の変化率は「大」又は「中」となる。
頭出し画像特定部43は、算出された変化率に基づいて、頭出し候補画像を複数個特定する。具体的には、頭出し画像特定部43は、差分容量が「大」又は「中」とされた場合に、差分容量の算出の基礎となった2枚の撮像画像のうち、フレーム番号が小さいほうの撮像画像を頭出し候補画像として特定する。図9を例にして説明すると、差分容量が「大」の場合、フレーム番号が「3」の撮像画像が、頭出し候補画像として特定され、差分容量が「中」の場合、フレーム番号が「4」の撮像画像が、頭出し候補画像として特定される。したがって、頭出し候補画像として、フレーム番号が「3」と「4」の2枚の撮像画像が特定される。このとき、フレーム番号が「3」と「4」の2枚の撮像画像について、格納アドレスがRAM13のバッファ領域に、頭出し候補画像の格納アドレスとして記憶される。
頭出し候補画像が特定されると、再生部45は、取得画像記憶部61から動画像のデータを取得して、取得した動画像のデータをデコードして再生する。
再生部45により、動画像の再生が開始されると、再生画像抽出部44は、特定された頭出し候補画像を出力部18に表示させる。
特定された頭出し候補画像が出力部18に表示されると、再生画像抽出部44は、ユーザからの頭出し画像を選択する指示操作の入力を、入力部17を介して受け付けて、頭出し画像を特定する。このとき、特定された頭出し画像の取得画像記憶部61における格納アドレスが、頭出し画像の格納アドレスとして、RAM13のバッファ領域に記憶される。
頭出し画像が特定されたことに応じて、再生画像抽出部44は、再生用の動画像(一連の撮像画像)のデータを取得画像記憶部61から順次抽出する。具体的には、再生画像抽出部44は、特定された頭出し画像から最後の撮像画像までの各データを、再生用の画像のデータとして取得画像記憶部61から抽出する。
再生画像抽出部44が再生用画像のデータを取得したことに応じて、再生部45は、抽出した再生用画像のデータを出力部18から出力させる。
したがって、ユーザが、頭出し候補画像の中から、所望の画像を頭出し画像として選択することにより、頭出し画像まで動画像の早送りが無くとも、自動的に、スイング開始時点の前後数秒間のうちの一点の撮像画像が頭出しされて、それ以降の一連の撮像画像の再生が可能になる。
[頭出し選択処理]
次に、画像処理装置1が実行する頭出し選択処理について説明する。
図10は、図7の機能構成を有する図1の画像処理装置1が実行する頭出し選択処理(メインフロー)の流れの一例を示すフローチャートである。
図10において、入力部17が頭出し選択処理を実行させるための指示操作の入力を受け付けたことを契機として頭出し選択処理が開始されると、画像取得部42は、ステップS21において、図11を参照して後述する撮影処理を開始し、ステップS22において、図12を参照して後述する動画再生処理を開始して、頭出し選択処理を終了する。
撮影処理とは、頭出し画像特定部43等が、撮像画像のデータから頭出し候補画像を特定する処理である。また、動画再生処理とは、再生画像抽出部44等が、頭出し画像を特定し、特定した頭出し画像から再生を開始する処理である。
[撮影処理]
次に、画像処理装置1が実行する撮影処理について説明する。
図11は、図7の機能構成を有する図1の画像処理装置1が実行する撮影処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図11において、撮影処理が開始されると、ステップS31において、画像取得部42は、撮像部16から出力された動画像のデータを取得し、取得画像記憶部61に記憶させる。このステップS31が実行される度に、当該動画像を構成する一連の撮像画像のデータが1枚ずつ取得され、取得画像記憶部61に記憶される。
ステップS32において、画像取得部42は、撮影が終了したか否か、即ち、当該動画像のデータの取得が終了したか否かを判定する。当該判定は、例えば、画像取得部42が、ユーザによる撮影終了の指示操作を、入力部17を介して受け付けたか否かに基づいて実行される。画像取得部42が、撮影が終了したと判定するまでは、ステップS32でNOと判定され、処理はステップS33へ移行される。
ステップS33において、画像取得部42が有するマスク処理部91は、ステップS31において取得された撮像画像のデータにマスク処理を施す。具体的には、マスク処理部91は、マスク画像記憶部62に記憶されているマスク画像を、取得された画像に重ね合わせて表示することでマスク処理を施す。マスクが撮像画像のデータに施されることにより、マスクされた領域の画素値は常に一定となる。
ステップS34において、画像取得部42は、ステップS31において取得された撮像画像のデータが最初の撮像画像のデータであるか否かを判定する。最初の撮像画像のデータである場合、撮像画像のデータの差分容量を算出する対象の画像が1枚であるため、差分容量が算出できないので、YESと判定され、ステップS31に処理が戻り、次の撮像画像のデータが取得される。
一方、最初の撮像画像のデータでない場合、NOと判定され、ステップS35に処理が移行される。
ステップS35において、画像取得部42が有する差分算出部92は、ステップS31において取得された撮像画像のデータと、1つ前のステップS31の処理において取得された撮像画像のデータとの間の差分容量を算出する。具体的には、図9に示す6つの撮像画像を例として説明すると、差分算出部92は、隣接する撮像画像同士で撮像画像のデータの差分容量を算出する。また、差分算出部92は、算出した差分容量をRAM13のバッファ領域に記憶する。本実施形態では、記憶される差分容量は、所定の閾値により、大、中、小の3段階に振り分けられる。ステップS35の処理が終了すると、差分算出部92は、処理をステップS31に戻し、次の撮像画像のデータが取得される。
ステップS32において、画像取得部42が、撮影が終了したと判断した場合、YESと判定され、ステップS36に処理が移行される。したがって、撮影が終了されるまではステップS31〜S35の処理が繰り返し実行されるため、ステップS31において取得された撮像画像のデータと、1つ前に実行されたステップS31において取得された撮像画像のデータとの間の差分容量が繰り返し算出され、RAM13のバッファ領域に記憶されることになる。
ステップS36において、頭出し画像特定部43が有する変化率算出部93は、差分算出部92により算出された各画像間の差分容量の変化率を算出する。例えば、図9に示すように、変化率算出部93は、差分画像の容量の変化が、「小→小」、「大→大」等のように、少ない場合、差分容量の変化率は「小」となり、「小→中」、「中→大」、「大→中」の場合、差分容量の変化率は「大」又は「中」となる。
ステップS37において、頭出し画像特定部43は、算出された変化率に基づいて、頭出し候補画像を複数個特定する。具体的には、頭出し画像特定部43は、差分容量が「大」又は「中」とされた場合に、差分容量の算出の基礎となった2枚の撮像画像のうち、フレーム番号が小さいほうの撮像画像を頭出し候補画像として特定する。
[動画再生処理]
次に、画像処理装置1が実行する動画再生処理ついて説明する。
図12は、図7の機能構成を有する図1の画像処理装置1が実行する動画再生処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図12において、動画再生処理が開始されると、ステップS41において、再生部45は、取得画像記憶部61から動画像のデータを取得して、取得した動画像のデータをデコードして再生する。
ステップS42において、再生画像抽出部44は、ユーザからの頭出しボタンの押下がなされたか否かを判定する。ここで、頭出しボタンとは、ユーザが頭出し再生を実行させたい場合に押下されるボタンである。具体的には、再生画像抽出部44は、頭出しボタンが押下されることにより、頭出し再生を実行させるための指示操作の入力を、入力部17を介して受け付けたか否かを判定する。当該指示操作の入力を受け付けない場合には、ステップS42において、NOと判定され、処理がステップS43に移行される。
ステップS43では、再生画像抽出部44は、動画像の再生が終了したか否かを判定する。動画像の再生が終了した場合には、ステップS43において、YESと判定され、動画再生処理が終了する。一方、動画像の再生が終了しない場合には、ステップS43において、NOと判定され、ステップS42に処理が戻る。したがって、頭出しボタンが押下されないと、そのまま動画像の再生が終了する。一方、頭出しボタンが押下されると、ステップS42において、YESと判定され、処理がステップS44に移行される。
ステップS44において、再生画像抽出部44は、特定された頭出し候補画像を出力部18に表示させ、ステップS45において、ユーザからの頭出し画像を選択する指示操作の入力を、入力部17を介して受け付けて、頭出し画像を特定する。
ステップS46において、再生画像抽出部44は、再生用の動画像(一連の撮像画像)のデータを取得画像記憶部61から抽出する。具体的には、再生画像抽出部44は、頭出し画像特定部43により特定された頭出し画像から最後の撮像画像までの各データを、再生用画像のデータとして取得画像記憶部61から順次抽出する。
ステップS47において、再生部45は、抽出した再生用の画像のデータを出力部18に出力させる。
したがって、ユーザは、頭出し候補画像の中から、所望の画像を頭出し画像として選択することにより、スイング開始時点の前後数秒間の一時点の撮像画像まで動画像を早送りすることなく、当該一時点の撮像画像から頭出しして、それ以降の一連の撮像画像を視聴することができる。
ステップS47の処理が終了すると、再生部45は、ステップS42に処理を戻す。したがって、再度、再生画像抽出部44は、ユーザからの頭出しボタンの押下がなされたか否かを判定する。よって、再度頭出しボタンの押下がなされると、ステップS44〜S46の処理が再度実行され、頭出し再生が再度実行される。一方、再度の頭出しボタンの押下がなされないと、ステップS42及びS43の処理が繰り返し実行され、そのまま動画再生処理が終了する。
以上、本発明の第2実施形態について説明した。
以上のような頭出し選択処理を実行する画像処理装置1は、画像取得部42と、頭出し画像特定部43と、再生画像抽出部44と、を備える。
画像取得部42は、一連の動作をする被写体が撮像された動画像を取得する。
頭出し画像特定部43は、画像取得部42により取得された動画像中の一連の動作を解析し、この解析結果に基づいて、再生開始時点の単位画像である頭出し候補画像を特定する。
再生画像抽出部44は、動画像のデータの中から、頭出し画像特定部43により特定された頭出し画像候補画像のいずれかを始期とする所定期間の撮像画像群のデータを抽出する。
したがって、このような画像処理装置1は、特殊なデバイスを使用しなくても所望の期間の動画像を特定して抽出できる。
画像取得部42は、差分算出部92を備えている。
また、頭出し画像特定部43は、変化率算出部93を備えている。
差分算出部92は、動画像のうち隣接する各単位画像のデータの差分容量を、各単位画像について夫々算出する。
変化率算出部93は、差分算出部92により算出された各差分容量の変化率を算出する。
頭出し画像特定部43は、変化率算出部93により算出された各変化率に基づいて、頭出し候補画像を特定する。
したがって、このような画像処理装置1は、ユーザに早送りをさせることなく、ゴルフスイングの開始時点の画像を頭出し候補画像として特定できる。
頭出し画像特定部43は、複数の頭出し画像を特定し、特定された複数の頭出し画像から任意の頭出し画像を選択し、
再生画像抽出部44は、選択された頭出し画像を始期とする所定期間の撮像画像群のデータを抽出することを特徴とする付記4に記載の画像処理装置。
また、画像処理装置1は、マスク処理部91を更に備える。
マスク処理部91は、動画像を構成する前記複数の単位画像のデータの夫々について、ヘッド画像81の軌跡外の領域であるマスク領域83の画素値を一定値とする。
また、差分算出部92は、マスク処理部91によりマスク領域83の画素値が一定値とされた単位画像の夫々に基づいて、差分容量を算出する。
したがって、このような画像処理装置1は、ゴルフスイングの軌道外の画像にマスクを施して、差分容量を算出する。よって、差分容量の算出の際に、ゴルフスイングとは無関係の画像領域は考慮されないので、頭出し候補画像を特定する際の精度を高めることができる。
また、画像処理装置1は、再生部45を更に備える。
再生部45は、再生画像抽出部44により抽出された単位画像に基づいて、所定期間の撮像画像群のデータを再生する。
したがって、このような画像処理装置1は、特殊なデバイスを使用しなくても所望の期間の動画像を再生できる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、ゴルフスイングが写された動画像のデータを対象として、本発明を適用する場合を例に挙げて説明したが、本発明は、種々の動作の比較に適用することができる。例えば、野球のバットのスイング、テニスのラケットのスイングあるいはダンスの振り付け等の動作を比較する場合に適用することが可能である。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される画像処理装置1は、デジタルカメラを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、画像処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2及び図7の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が画像処理装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2及び図7の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成しても良いし、ソフトウェア単体で構成しても良いし、それらの組み合わせで構成しても良い。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであっても良い。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであっても良い。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部19に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
一連の動作をする被写体が撮像された動画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された動画像中の前記一連の動作を解析する解析手段と、
前記解析手段による解析結果に基づいて、所定の単位画像を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された所定の単位画像に基づいて、前記動画像の中から特定の画像を抽出する抽出手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
[付記2]
前記動画像を構成する単位画像の夫々を、複数の画像領域に分割する画像分割手段と、
前記画像分割手段によって分割された複数の画像領域のうちの所定の画像領域群内において、前記被写体の所定の部分が特定の順番で通過したか否かを判定する通過判定手段と、
を更に備え、
前記解析手段は、前記通過判定手段により前記所定の部分が前記特定の順番で通過したか否かにより、前記一連の動作を解析し、
前記特定手段は、前記解析手段による解析結果に基づいて、前記所定の部分が特定の前記画像領域に属した時点における前記所定の単位画像を特定する、
ことを特徴とする付記1に記載の画像処理装置。
[付記3]
前記通過判定手段は、前記動画像から所定の間引き率で単位画像を間引くとともに、当該間引かれた動画像の再生順に前記所定の部分が特定の順番で通過したか否かを判定する
ことを特徴とする付記2に記載の画像処理装置。
[付記4]
前記動画像のうち隣接する各単位画像の差分容量を、各単位画像について夫々算出する差分算出手段と、
前記差分算出手段により算出された前記各差分容量の変化率を算出する変化率算出手段と、
を更に備え、
前記解析手段は、前記変化率算出手段により算出された前記各変化率に基づいて、前記一連の動作を解析し、
前記特定手段は、前記解析手段による解析結果に基づいて、前記所定の単位画像を特定する
ことを特徴とする付記1に記載の画像処理装置。
[付記5]
前記特定手段は、複数の前記所定の単位画像を特定し、
前記特定手段により特定された複数の前記所定の単位画像から任意の単位画像を選択する選択手段を更に備え、
前記抽出手段は、前記選択手段により選択された単位画像を前記特定の画像として前記動画像から抽出することを特徴とする付記4に記載の画像処理装置。
[付記6]
前記動画像を構成する前記複数の単位画像の夫々について、一部の領域の画素値を一定値とする画素値制御手段を更に備え、
前記差分算出手段は、前記画素値制御手段により前記一部の領域の画素値が一定値とされた前記単位画像の夫々に基づいて、前記差分容量を算出する、
ことを特徴とする付記4又は5に記載の画像処理装置。
[付記7]
前記抽出手段により抽出された単位画像に基づいて、所定期間の画像群を再生する再生手段を更に備えることを特徴とする付記1から6の何れかに記載の画像処理装置。
[付記8]
画像処理装置における画像処理方法であって、
一連の動作をする被写体が撮像された動画像を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された動画像中の前記一連の動作を解析する解析ステップと、
前記解析ステップによる解析結果に基づいて、所定の単位画像を特定する特定ステップと、
前記特定ステップにより特定された所定の単位画像に基づいて、前記動画像の中から特定の画像を抽出する抽出ステップと、
を含む画像処理方法。
[付記9]
コンピュータを、
一連の動作をする被写体が撮像された動画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された動画像中の前記一連の動作を解析する解析手段、
前記解析手段による解析結果に基づいて、所定の単位画像を特定する特定手段、
前記特定手段により特定された所定の単位画像に基づいて、前記動画像の中から特定の画像を抽出する抽出手段、
として機能させるためのプログラム。
1・・・画像処理装置,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・撮像部,17・・・入力部,18・・・出力部,19・・・記憶部,20・・・通信部,21・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,41・・・撮像制御部,42・・・画像取得部,43・・・頭出し画像特定部,44・・・再生画像抽出部,45・・・再生部,51・・・画像分割部,52・・・通過判定部,61・・・取得画像記憶部,62・・・マスク画像記憶部,71〜78・・・画像領域,81・・・ヘッド画像,82・・・ボール画像,83・・・マスク領域,84・・・撮像画像,91・・・マスク部,92・・・差分算出部,93・・・変化率算出部

Claims (7)

  1. 一連の動作をする被写体が撮像された動画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された動画像中の前記一連の動作を解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に基づいて、所定の単位画像を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された所定の単位画像に基づいて、前記動画像の中から特定の画像を抽出する抽出手段と、
    前記動画像のうち隣接する各単位画像の差分容量を、各単位画像について夫々算出する差分算出手段と、
    前記差分算出手段により算出された前記各差分容量の変化率を算出する変化率算出手段と、
    を備え、
    前記解析手段は、前記変化率算出手段により算出された前記各変化率に基づいて、前記一連の動作を解析し、
    前記特定手段は、前記解析手段による解析結果に基づいて、前記所定の単位画像を特定する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特定手段は、複数の前記所定の単位画像を特定し、
    前記特定手段により特定された複数の前記所定の単位画像から任意の単位画像を選択する選択手段を更に備え、
    前記抽出手段は、前記選択手段により選択された単位画像を前記特定の画像として前記動画像から抽出することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記動画像を構成する複数の単位画像の夫々について、一部の領域の画素値を一定値とする画素値制御手段を更に備え、
    前記差分算出手段は、前記画素値制御手段により前記一部の領域の画素値が一定値とされた前記複数の単位画像の夫々に基づいて、前記差分容量を算出する、
    ことを特徴とする請求項又はに記載の画像処理装置。
  4. 前記画素値制御手段は、前記単位画像の夫々において前記被写体の動作領域以外の画像領域の画素値を一定値とする、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記抽出手段により抽出された前記特定の画像に基づいて、所定期間の画像群を再生する再生手段を更に備えることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 画像処理装置における画像処理方法であって、
    一連の動作をする被写体が撮像された動画像を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された動画像中の前記一連の動作を解析する解析ステップと、
    前記解析ステップによる解析結果に基づいて、所定の単位画像を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定された所定の単位画像に基づいて、前記動画像の中から特定の画像を抽出する抽出ステップと、
    前記動画像のうち隣接する各単位画像の差分容量を、各単位画像について夫々算出する差分算出ステップと、
    前記差分算出ステップにより算出された前記各差分容量の変化率を算出する変化率算出ステップと、
    を有し、
    前記解析ステップは、前記変化率算出ステップにより算出された前記各変化率に基づいて、前記一連の動作を解析し、
    前記特定ステップは、前記解析ステップによる解析結果に基づいて、前記所定の単位画像を特定する、
    ことを特徴とする画像処理方法。
  7. コンピュータを、
    一連の動作をする被写体が撮像された動画像を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された動画像中の前記一連の動作を解析する解析手段、
    前記解析手段による解析結果に基づいて、所定の単位画像を特定する特定手段、
    前記特定手段により特定された所定の単位画像に基づいて、前記動画像の中から特定の画像を抽出する抽出手段、
    前記動画像のうち隣接する各単位画像の差分容量を、各単位画像について夫々算出する差分算出手段、
    前記差分算出手段により算出された前記各差分容量の変化率を算出する変化率算出手段、
    として機能させ、
    前記解析手段は、前記変化率算出手段により算出された前記各変化率に基づいて、前記一連の動作を解析し、
    前記特定手段は、前記解析手段による解析結果に基づいて、前記所定の単位画像を特定する、
    ことを特徴とするプログラム。
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