JP6676795B2 - 光電子デバイス及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光電子デバイス及びその製造方法に関する。
光電子デバイスは今日、多様な種々の照明用途に使用されている。顧客及び用途は、そのようなデバイスがその照明特性に関して柔軟であることを要求する。光電子デバイスは、例えば自動車又は家庭用電化製品に適した、制御可能な照明特性及び強度を提供できなければならない。従って、改善された光電子デバイス及びその製造方法が求められている。
様々な既知の種類の半導体デバイスは、国際公開第2017/121659号、国際公開第2015/053600号、韓国公開特許第2012−0004876号公報及び米国特許出願公開第2016/0336307号明細書に見られる。
国際公開第2017/121659号 国際公開第2015/053600号 韓国公開特許第2012−0004876号公報 米国特許出願公開第2016/0336307号明細書
1つ又は複数の態様による光電子デバイスは、放射を生成するために設けられた活性領域を有する層列を有する半導体本体を備える。このデバイスは、複数の第1の領域及び第2の領域を有する層列に配置された第1の誘電層を備える。活性領域の第1の側に接触するために、複数の第1の領域の各領域に第1のコンタクトビアが設けられている。同様に、活性領域の第2の側に接触するために、第2の領域に少なくとも1つの第2のコンタクトビアが設けられている。導電層は、複数の第1の領域及び少なくとも1つの第2の領域上に配置され、実質的に平坦なハットが平坦な表面を有する。導電層は、複数の第1の領域及び第2の領域を含む。第2の領域は、複数の第1の領域を囲み、複数の第1の領域から電気的に絶縁されている。導電層の複数の第1の領域の各々は、複数の第1の領域のそれぞれの領域においてそれぞれの第1のコンタクトビアと接触している。導電層の少なくとも1つの第2の領域は、第1の誘電層の少なくとも1つの第2のコンタクトビアと接触している。
提案された原理によれば、導電層は、誘電層上に配置された単一層として形成される。そのような手法は、そうでなければそれぞれのコンタクトビアの異なる処理段階のために引き起こされるだろう導電層の表面トポロジーを減少させる。結果として、減少トポロジーは、デバイスの直接結合のための特性を有意に改善し、直接結合処理後の層間剥離の危険性を減少させるであろう。後続の段階においてTSV(貫通シリコンビア)がそれぞれの部分と接触することに関するさらなる問題は、防止され、又は低減される。
もう一つの側面は、電流分配に関するものである。電流分配層は、活性領域上に堆積され、複数の第1の領域の各領域において第1のコンタクトビアと接触してもよい。電流分配層は、活性領域にわたって電荷を分配するのに適したITO又は他の導電材料を含むことができる。電流分布をさらに向上させるために、第1の誘電層の複数の第1の領域の各領域における第1のコンタクトビアは、様々な形状を含むことができる。それは、何らかの形の閉じた形状、すなわち長方形、六角形、菱形、多角形を有することができる。あるいは、コンタクトビアは、円形であり得る。いくつかの第1のコンタクトビアを互いに一定の関係で配置することができる。
これに関して、複数の第1の領域の各領域における第1のコンタクトビアは、導電材料で充填されてもよい。そのような材料は、導電層の材料とは異なり得る。各領域の第1のコンタクトビアの導電材料は、第1の誘電層の表面に対して窪んでいる。そのため、それは、コンタクトビアを完全には埋めない。従って、導電層は、部分的にコンタクトビア内に延びることがある。コンタクトビアのそのようなリセスは、導電層が堆積されるときに突出部の形成を妨げるであろう。
いくつかの場合において、導電材料は、第2のコンタクトビア上の領域において、その表面で僅かに窪んでいてもよい。従って、いくつかの態様では、充填材料を有する導電層が、平面的で実質的に平坦な表面を形成するように、光電子デバイスは、少なくとも1つの第2のコンタクトビア上の導電層の領域に充填材料を含む。
第1のコンタクトビアは、分配層及び/又は活性領域の第1の側に接触してもよいが、第2の領域の第2のコンタクトビアは、活性領域を有する層列を通って延びてもよい。短絡を防ぐために、それは、その側壁に配置された誘電層を含む。
導電層における短絡を防ぐために、導電層は、第1の領域を第2の領域から電気的に絶縁する1つ又は複数の絶縁リセスを含む。絶縁リセスは、第1の誘電層から導電層の上面まで延び、誘電性の絶縁材料で充填されている。各絶縁リセスは、第1の誘電層の第1のコンタクトビアに対するコンタクトがそれぞれの第1の領域の内側にあるように、第1の領域のうちの1つを取り囲む。絶縁リセスは、円形、又は、長方形若しくは六角形などのような多角形を含む、任意の適切な形状であり得る。
一態様では、光電子デバイスは、導電層上に平面的に配置された第2の誘電層をさらに備えることができる。第2の誘電層は、複数の第1のコンタクトビアを含み得る。各コンタクトビアが、複数の第1の領域の各領域において第1のコンタクトビアの仮想延長部に対して変位するように、複数の第1コンタクトビアの各コンタクトビアは、導電層の対応する第1の領域と接触する。
同様に、第2のコンタクトビアが、第2の領域の第2のコンタクトビアの仮想延長部に対して変位するように、第2の誘電層は、導電層の第2の領域に接触する第2の誘電層における少なくとも1つの第2のコンタクトビアを備える。
この変位は、さらに、第2の誘電層のコンタクトビアと導電層の表面のそれぞれの部分との間の層間剥離の危険性を低減する。言い換えれば、導電層によって覆われるが、そのような層を介して続くことがある、第1の誘電層のコンタクトビアの処理による、何らかの残っている非平坦な表面部分、表面の異常又は格子変位は、結合に影響を与えない。これは、すでに平面的で平らな表面によって大部分達成され、さらに変位によって支持される。
提案された構造は、光電子デバイスを複数のセクションに細分化することを可能にする。各セクションは、共通のコンタクトビアとして作用する第1のコンタクトビアと少なくとも1つの第2のコンタクトビアとのうちの一方を介して接触する。従って、光電子デバイスのセグメントに個別に電流を供給することができる。
一態様では、光電子デバイスの第2の誘電層は、2つの誘電層の間に挟まれた本体層を含み得る。導電層に面する誘電層のうちの一方は、結合層として作用する。本体層は、半導体又は導電材料を含み得る。例えば、本体層は、シリコンを含み得る。従って、複数の第1のコンタクトビア及び少なくとも1つの第2のコンタクトビアは、TSVコンタクト(貫通シリコンビア)として形成される。第2の誘電層は、さらなる処理のために光電子デバイスに必要な安定性を提供するのに十分な厚さであり得る。
一態様では、1つ又は複数の半田付け層バンプを、第2の誘電層の複数の第1のコンタクトビアの各々及び/又は第2の誘電層の第2のコンタクトビアに配置することができる。1つ又は複数の半田付け層バンプは、少なくとも部分的に第2の誘電層上に延びることができる。半田バンプは、それぞれのコンタクトビアへの堅固でしっかりとした接続を確実にするために1つ又は複数の層を含むことができる。コンタクトビアを越えて半田バンプを延ばすことは、より良いアクセス可能性及びより大きな接触面積を与える。他の回路に半田付けされたときの不整合による接触誤差は、大きな局所的な電流密度が減少することである。
一態様では、第2の誘電層のTSVコンタクトビア、又は一般に複数の第1のコンタクトビア及び少なくとも1つの第2のコンタクトビアは、それぞれの側壁に配置された誘電層を含むことができる。任意に、ビアを形成するリセスの誘電性側壁層に導電材料を堆積させることができ、導電性の層は、導電層と接触する。第2の誘電層の複数の第1のコンタクトビア及び少なくとも1つの第2のコンタクトビアの残りの空間は、導電材料、例えば金属、又はドープ半導体で充填することができる。いくつかの態様では、ビアの誘電性側壁に堆積された導電材料は、半田バンプの層と同じ材料であり得る。
別の態様では、光電子デバイスは、導電層と第2の誘電層との間に配置された張力低減層を含み得る。そのような層は、2つの異なる半導体材料が一緒に結合されるときに起こり得る格子応力又は変位を減らすために使用される。張力低減層はまた、異なる熱膨張係数を補償するのにも有用である。
別の態様では、光電子デバイスは、第1の誘電層とは反対側の半導体本体の表面に構造体をさらに備えることができる。そのような構造体は、半導体本体の表面に向かって少なくとも複数の第1の領域の仮想延長部上に配置することができ、構造体は、好ましくは実質的に平坦な表面を有する。構造体は、活性領域及びその領域にわたって配置され、半導体本体への光の逆反射を減少させる。構造体は、半導体本体の粗面上に塗布された誘電層を含むことができる。
光の方向をさらに改善し、クロストークを低減するために、光電子デバイスは、半導体本体の表面及び/又は構造体に1つ又は複数の構造体を備えることもできる。1つ又は複数の構造体は、少なくとも部分的に第2の領域の仮想延長部上に配置されている。第2の領域は、光電子デバイスの異なるセグメントを互いに分離するので、1つ又は複数の構造体は、異なるセグメントから伝達される光の間のクロストークを防ぐ。
構造体は、様々な材料、例えばシリコン又は金属で作ることができる。一態様では、構造体は、光電子デバイスのいくつかの処理段階中に補助支持体として作用するのに適したものとなるように形成される。いくつかの他の態様では、製造中に半導体本体がその上に堆積される元の支持体を構造化することができる。
他のいくつかの態様は、光電子デバイスを得るための方法に関する。この方法は、
放射を生成するために設けられた活性領域を有する層列を有する半導体本体を設ける段階と、
複数の第1の領域及び第2の領域を有する前記層列に第1の誘電層を堆積する段階と、
活性領域の第1の側に接触するために、複数の第1の領域の各領域に第1のコンタクトビアを設ける段階と、
活性領域の第2の側に接触するために、第2の領域に第2のコンタクトビアを設ける段階と、
実質的に平坦な表面を有し、第1の誘電層の複数の第1の領域及び第2の領域上に平面的に配置される導電層を堆積する段階であって、導電層が、複数の第1の領域、及び、複数の第1の領域を囲い、複数の第1の領域から電気的に絶縁される第2の領域を備え、導電層の複数の第1の領域の各々が、複数の第1の領域のそれぞれの領域における第1のコンタクトビアと接触し、導電層の第2の領域が、第1の誘電層の第2のコンタクトビアと接触するようになる段階と、
を備える。
提案された製造方法は、誘電層上に配置された単一の平らな平面層として導電層を与える。特に、異なる処理段階によって引き起こされるバンプ等のような表面の不規則性が低減される。導電層の平坦な表面は、層間剥離の危険性を低減する、より容易なその後の処理を可能にする。TSVプロセスを使用した接触は、単純化される。
本方法の一態様では、各領域に第1のコンタクトビアを設ける段階は、エッチング段階、すなわち、活性領域に達するまで第1の誘電層に第1のコンタクトのリセスをエッチングする段階を含む。その後、導電材料が堆積される。そのような材料は、導電材料の上面と第1の誘電層の上面との間にリセスを残す、エッチングされた第1のコンタクトのリセス内側に金属又は高導電材料を含む。リセスを残すことは、その後に堆積される層の表面に突出部が存在する可能性を減らすであろう。第1のコンタクトビアに堆積された導電材料は、この導電材料とは異なり得る。第1のコンタクトビアの後ろにリセスが残された結果として、続いて導電材料を堆積する段階は、第1のコンタクトビアを完全に充填することになる。
同様に、第2のコンタクトビアは、第2の領域の第2のリセスをエッチングし、活性領域を有する層列を通って延びることによって設けられる。次に、エッチングされたリセスの側壁に誘電材料が堆積され、続いてリセスに充填された導電材料から様々な層を電気的に絶縁する。導電材料は、金属でもよく、導電層の材料と同じでもよい。
他の態様では、第1の誘電層を堆積する前に、電流分配層が活性領域上に堆積される。電流分配層は、複数の第1の領域のそれぞれの1つの第1のコンタクトビアと接触している。
導電層を処理する段階は、導電層を形成する材料を堆積する段階と、導電領域に絶縁リセスをエッチングして第1の領域を形成し、それによって、第1の領域を、導電層の周囲の第2の領域から電気的に絶縁する段階と、絶縁リセスを誘電材料で充填する段階と、をさらに含む。絶縁リセスは、導電層を通って延びる。絶縁リセスは、異なる形状を有することができ、第1の領域を形成する導電材料の領域を囲むことができる。導電層は、第2のコンタクトビア上で完全に平坦ではないことが起こり得る。従って、充填材料を有する導電層が平面的で実質的に平坦な表面を形成するように、材料を不均一な箇所にさらに充填することができる。
この方法の別の態様では、第2の誘電層は、導電層上に平面的に配置される。複数の第1のコンタクトビアが形成され、複数の第1のコンタクトビアの各コンタクトビアは、導電層の対応する第1の領域の上に形成され、それと接触する。各コンタクトビアは、複数の第1の領域の各領域において第1のコンタクトビアの仮想延長部に対して変位している。従って、第1のコンタクトビアは、第1の誘電層又は導電層のコンタクトビアの上に配置されていない。
この目的のために、第2の誘電層に第1の領域まで複数のリセスがエッチングされる。その後、誘電層が複数のリセスの側壁に堆積され、複数のリセスは、導電材料で充填されて複数の第1のコンタクトビアを形成する。
同様に、少なくとも1つの第2のコンタクトビアを第2の誘電層に配置することができる。各第2のコンタクトビアは、導電層の対応する第2の領域の上に形成され、それに接触する。各第2のコンタクトビアは、第2の領域の第2のコンタクトビアの仮想延長部に対して変位している。
特に、いくつかの態様では、導電層の第2の領域に達するまで、第2の誘電層に少なくとも1つの第2のリセスをエッチングすることができる。少なくとも1つの第2のリセスは、第2領域の第2のコンタクトビアの仮想延長部に対して変位している。次に、少なくとも1つのリセスの側壁に誘電層が堆積される。導電材料を少なくとも1つの第2のリセス内に充填して、第2の誘電層に少なくとも1つの第2のコンタクトビアを形成する。このような態様によれば、第2の誘電層を貫通する第1及び第2のコンタクトビアは、従って、第1の誘電層のそれぞれのコンタクトビアに対して変位する。
一態様では、導電層と第2の誘電層との間に張力低減層を堆積させることができる。張力層は、導電層と第2の誘電層との間の異なる格子定数に起因するあらゆる応力を減少させ、それによって、適切な第2の誘電層材料の選択の自由度を増大させる。
他のいくつかの態様は、第2の誘電層を形成し、堆積することに関する。第2の誘電層は、本体層を堆積する段階、導電層と本体層との間に誘電性結合層を堆積する段階、及び、導電層とは反対側に誘電性表面層を堆積する段階のうちの少なくとも1つの段階によって形成できる。本体層は、光電子デバイスのその後の処理又はリフトオフのための安定性を提供するのに十分に厚い支持層として作用することができる。本体層には異なる材料を使用することができる。両側の誘電層を使用して、本体層を導電層又は他の処理層から電気的に絶縁することができる。
さらなる態様では、1つ又は複数の半田付け層バンプが複数の第1のコンタクトビアの各々に堆積される。1つ又は複数の半田付け層バンプはまた、少なくとも1つの第2のコンタクトビアに堆積させることができる。それらは、少なくとも部分的に第2の電気層を延ばすことができる。第2の電気的プレーヤへの半田付け層バンプの延長部は、第2の回路を2つの電子デバイスに半田付けするためのより大きな面積を与える。従って、潜在的な不一致の問題が軽減される。
第1の誘電層の複数の第1の領域の各領域における第1のコンタクトビアは、様々な形状を含み得る。閉じられた形状が第1の誘電層の領域を囲む。そのような形状は、長方形、菱形、平行四辺形、六角形又は他の任意の凸状の多角形であり得る。この形状は、電流分配層及びそれぞれの活性領域への適切な電流注入を与えるように形成することができる。特に、活性領域の全域にわたって電流を分配することが適している。同様に、第1の誘電層及び活性領域への第2のコンタクトビアは、電荷を半導体本体及び活性領域に注入するために同様の形状を有することができる。
同様に、導電層内の絶縁リセスの各々は、長方形、菱形、平行四辺形、又は、他の任意の凸状の多角形に形成される。各絶縁リセスの形状は、第1の誘電層の第1の領域のうちの1つを画定し、第1のコンタクトビアを囲む閉じた周囲を形成する。
別の態様では、第1の誘電層とは反対側の半導体本体の表面は、半導体本体の表面に向かって少なくとも複数の第1の領域の仮想延長部にわたって構造化することができる。構造化は、活性領域で生成された光子の半導体本体からの改善されたデカップリングを提供する。構造化は、実質的に平坦な表面を有する誘電層を半導体本体の粗面上に形成することによって実施することができる。一態様では、半導体本体の表面に1つ又は複数の構造体を設けることができる。一態様では、1つ又は複数の構造体を半導体の表面に設けることができる。それらは、隣接する第1の領域間の光学的クロストークを防止するために、第2の領域の仮想延長部上に配置することができる。1つ又は複数の構造体は、光電子デバイスの細分化を支援することができる。構造体は、シリコン又は他の適切な材料で作られる。その上に半導体本体が形成されている元の支持層を使用することが可能であり得る。1つ又は複数の構造体はまた、後続の処理段階において光電子デバイスを支持するために使用され得る。
本願は、添付の図面の一部を用いて、より詳細に説明される。
光電子デバイスの一実施形態のいくつかの態様を示す図である。 提案された原理のさらなる態様を示す図である。 光電子デバイスの一実施形態のいくつかの更なる態様を示す図である。 提案された原理のさらに別の実施形態を示す図である。 一実施形態による光電子デバイスの様々な製造段階を示す図である。 一実施形態による光電子デバイスの様々な製造段階を示す図である。 一実施形態による光電子デバイスの様々な製造段階を示す図である。 一実施形態による光電子デバイスの様々な製造段階を示す図である。 一実施形態による光電子デバイスの様々な製造段階を示す図である。 一実施形態による光電子デバイスの様々な製造段階を示す図である。 一実施形態による光電子デバイスの様々な製造段階を示す図である。 光電子デバイスのいくつかの層の詳細図を示す。 光電子デバイスの一実施形態のいくつかの特徴を示す上面図である。 別の実施形態を説明する他の平面図を示す。 発光領域に焦点を合わせた光電子デバイスの一実施形態の一部を示す図である。 発光領域に焦点を合わせた光電子デバイスの他の実施形態の一部を示す。
光電子デバイスは今日、しばしばいくつかの別々の照明デバイスに細分化されており、それらの各々は、個々に制御可能である。この細分化は、異なる照明構造を可能にし、色又は光強度に関して様々な照明効果及び柔軟性を生み出す。しかしながら、照明デバイスの細分化された動作は、それぞれ個々の接点を介して個々のセグメントへの電力供給を必要とする。照明デバイスの各セグメントに対して1つの端子(最も頻繁にはn端子)に共通のコンタクトを使用することができる。他の端子(p端子コンタクト)は、照明デバイスの各セグメントを個別にアドレス指定することを可能にしている。
個々のセグメントへの電力供給は、いわゆる貫通シリコンビア(TSV)によって確立することができ、この場合、シリコン支持体の貫通ビアを使用して、活性領域及び発光領域を有するLED半導体1上のそれぞれの端子に接触する。このような接触のために、(例えばシリコンを含む)支持体をLED半導体1に接触接合して光電子デバイスを形成するために金属半田材料が使用される。次いで、支持体のTSVビアは、光電子デバイスを制御回路又は駆動回路と接続するために外部と接触することができる。しかしながら、半田付けは、個々のセグメントを短絡させる危険性があり、ほとんど使用されていない。その代わりに、直接結合方法が一般に支持体をLED半導体1に接続するために使用される。しかしながら、支持体をエッチングすることによるTSVの直接結合及びその後の処理は、LED半導体1の表面の変動のために層間剥離をもたらす可能性がある。いくつかの細分化を有するより大きなLED半導体1の領域は、LED半導体1の異なる従来の処理段階における表面トポロジーの増大のために問題を増大させる可能性がある。その結果、接合接触が不安定化し、異なるエッチング深さのためにTSVコンタクトが適切に機能しない可能性がある。それ故、改良された光電子デバイスのための余地が依然としてある。
本願は、半導体本体の分離された活性領域上に単一の平面的な導電層を使用することを提案する。導電層は、pドープ領域への(電気的に絶縁された)コンタクトと同様に、活性領域のnドープ層へのコンタクトとして作用することができる。比較的広い領域への平面堆積は、局所的な高電流密度を低下させる電流分布を与え、それによって、デバイスへの熱応力を減少させる。
金属層は、ミラーリング特性を有し、それによって、活性領域で生成された光子をデバイスの光放出面に向かって反射する。最後に、金属層は、光電子デバイスの全てのセグメント上に実質的に平坦な表面を与え、その後のエッチング及びボンディング処理段階を可能にする。
図1は、提案された原理による実施形態のいくつかの態様を例示する。本実施形態は、LED半導体1のセグメント部分を示している。様々なセグメントが互いに隣接して配置され(図示せず)、様々な製造段階で処理される。
LED半導体1は、支持層1に配置されている。そのような支持層は、その上に半導体本体を堆積させ成長させることができるサファイア、シリコン、又は任意の他の適切な材料を含むことができる。簡単にするために、本明細書に示されている半導体本体2は、単一層のみを含む。しかしながら、支持層1と半導体本体2との間の格子差、張力又は他の応力を補償するために、半導体本体2は、支持体1と本体2との間の格子差を補償する積層構造を有することができる。半導体本体2は、GaN、GaAsなどのIII−V族半導体材料を含むことができる。
半導体本体2は、nドープ層2.1を含む活性領域を含み、その上にpドープ層2.2が堆積される。2つの異なるようにドープされた層2.1と2.2との間に、pn接合領域が形成されている。ドープ領域の厚さは、様々であり得、様々な状況に依存する。簡単にするために、半導体本体2をnドープ半導体として形成することができる。これは、材料中の導電性を高める可能性がある。電流分配層3.3がpドープ層2.2上に堆積されている。電流分配層3.3は、数十ナノメートルの範囲の厚さを有し、電荷をpドープ領域2.2内に分配する。
1μmまでの厚さを有する誘電層3.2が上部電流分配層3.3上に堆積される。誘電層は、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化チタン、窒化ケイ素、又はそれらの任意の組合せを含み得る。他の材料の組合せもまた適切であり得、それぞれの用途に依存する。様々な材料は、積層又はバルク層として配置することができる。例えば前者の場合、酸化チタン及び酸化シリコンを積層として堆積することは、pドープ層2.2とnドープ層2.1との間の活性領域で生成された光子をデカップリング領域(支持体1に隣接する本体2の表面)に向かって反射することを可能にするブラッグ反射システムとして作用し得る。
第1の誘電層3.2は、好ましくは、LED半導体1の全ての(将来の)セグメントにわたって延びる平面的で平坦な表面で成長する。第1の誘電層3.2は、そのうちの1つが示されている複数の第1の領域A及び少なくとも1つの第2の領域Bを含む。各領域Aは、隣接する領域Bと共にLED半導体1のセグメントに対応する。
領域Aの各々は、第1の誘電層3.2の上面から電流分配層3.3に向かって延びる第1のビアコンタクト3.2Aを含む。コンタクトビアは、例えば金属である導電材料3.22を含む。材料3.22が第1の誘電層3.2の表面よりも短いレベルまで層に堆積され、それによって、示されるように小さなリセス3.27を形成する。
以下に説明するように、領域Aに隣接し、点線で定義された第1の誘電層3.2の第2の領域Bもまた、コンタクトビア3.5を含む。コンタクトビア3.5は、第1の誘電層3.2の上面から電流分配層3.3、すなわちpn接合を通って半導体本体2へと延びている。コンタクトビア3.5の側壁は、誘電層3.51で覆われており、その層は、導電材料3.52で充填されている。誘電層3.51は、例えば酸化シリコンとすることができ、導電材料は、金属を含むことができる。従って、このような構成では、第1のコンタクトビア3.2Aは、光電子デバイスのpドープ層と電気的に接触し、コンタクトビア3.5は、nドープ領域と接触する。LED半導体1の異なるセグメントのpドープ領域間の短絡を防止するために、コンタクトビア3.5は、領域Aを囲むことがある。
第1の誘電層3.2の表面上に平坦な金属層3.1が形成されている。図1に示されているように、金属層3.1は、部分的にそれらを完全に充填している第1のコンタクトビア3.2Aのリセスの中へと延びている。第1の金属層3.1はまた、導電材料3.52及び第2のコンタクトビア3.5と接触する。金属層3.1の堆積中に、第2のコンタクトビア3.5上に1つ又は複数の人為的で望ましくないリセスが残ることがあり、続いて、これらは、充填材料3.9で充填されて金属層3.1の上面に平面を形成する。電気的分離のために、金属層3.1は、電気材料3.4で充填された絶縁リセスも含む。誘電材料で充填された絶縁リセス3.4は、第1のコンタクトビア3.2Aと接触する金属層材料を第2のコンタクトビア3.5と接触する金属層材料から分離することによって、囲まれた周囲を形成し、それによって領域A及びBを画定する。言い換えれば、図1に点線で示されている、誘電材料内へのリセス3.4の仮想延長部は、これらの第1の誘電層3.2を領域Aと領域Bとに分離する。領域A及びBは、光電子デバイスを細分化することを可能にする。
結果として、導電材料層3.1は、平坦で等しい表面を維持しながら、半導体本体のn型ドープ部分とp型ドープ部分との両方に接触する。従って、そのような構造は、より単純化された更なる処理段階を与える。特に、LED半導体1を支持体又は他のデバイスに直接結合することは、TSV処理中に金属層3.1の不均一な表面のトポロジーが層間剥離又は不完全な接続を引き起こすという危険性を著しく低減して可能になる。
図2は、提案された原理による光電子デバイスの処理のさらなる態様を示す。
ここに示されているように、光電子デバイスは、さらなる処理のために、逆さまにされる。LED半導体1の半導体本体2の上面、すなわち活性領域とは反対側の面は、半導体本体2の活性領域で生成された光子の光子透過を改善することができるように構成されている。
この目的のために、半導体本体2の上面は、異なる方法で粗面化又は構造化され、続いて酸化されて薄い構造化層3.28の表面を形成する。上面の下の構造は、示されるように第1の誘電層の領域Aを横切って、部分的に領域Bを通って延びる。この拡張領域では、ほとんどの光子は、光電子デバイスの動作中に発生する。透過光を導き、LED半導体1と光電子デバイスとの異なるセグメント間の光学的クロストークを防止するために、誘電構造層3.28の表面にさらなる構造体5.1が配置されている。これらの構造体は、例えばシリコン層又は金属ミラー層を含むことができる。この点に関して、デバイスの処理全体を通して補助支持体として構造体5.1を使用することが有用であり得る。例えば、図1に示されている支持体1がこの目的に適しているかもしれない。あるいは、光電子デバイスの処理中に支持体1を除去し、追加の層5.1を構造化し、誘電層3.28に配置することができる。
その第1及び第2の領域における導電層3.1の平面的で平坦な表面は、直接結合技術を使用してシリコン支持体4への接合を可能にする。支持層の誘電層4.1は、研磨することができ、1nm未満の粗さを有する。誘電層4.1及び導電層3.1の両方の平らな表面は、互いに直接強固に結合されており、その結果、広い結合面積が得られる。従って、後続の処理段階中又は光電子デバイスの動作中の熱応力による意図しない層間剥離が低減される。
シリコン層4は、その厚さが数μm、例えば80μmから12μmの範囲にあるため、LED半導体1に安定性をもたらす。シリコン支持体4は、第1の誘電層4.1と、その反対側に第2の誘電層4.2とを備える。両方の誘電層は、酸化ケイ素で作られる。さらに、シリコン層は、コンタクトビア4.3A及び4.3をそれぞれ含む。各コンタクトビアは、電気層4.2の表面から支持体4のシリコン材料を通って誘電層4.1まで延び、LED半導体1の導電層3.1に接触する。コンタクトビアの各々は、その上に堆積された誘電材料4.31を有する側壁と、それぞれの側壁から金属層表面に向かって延びる導電層4.32とを含む。誘電層4.31は、例えば酸化シリコンを含むことができ、一方、導電層4.32は、この例では金属化合物、例えばTaCu又はCuを含む他の化合物からなる。導電層4.32の材料は、それが導電層3.1の材料との良好な接触を与えて層間剥離の危険性を低減するように選択される。次いで、ビア4.3A及び4.3を導電材料4.35、例えば金属で充填する。コンタクトビア4.3A及び4.3を介して注入された如何なる電流も、熱応力を低減する導電層3.1のより広い領域にわたって分布する。
コンタクトビア4.3Aは、それが導電層3.1と接触するように配置され、それによって、第1の領域Aのビア3.2Aと電気的に接触するようになる。さらにより具体的には、コンタクトビア4.3Aは、それが領域Aのコンタクトビア3.2Aの真上ではなく、それらから僅かに変位するように配置される。言い換えれば、コンタクトビア4.3Aは、第1の誘電層のコンタクトビア3.2Aの仮想延長部をシリコン支持体に向かって横切ることはない。コンタクトビア4.3A及び3.2Aの変位及び特定の位置により、コンタクトビアの層間剥離は、さらに減少する。金属層3.1とコンタクトビア4.3Aの材料との間の接触が、コンタクトビア3.2Aに対して変位しているので、成長プロセスに起因し、かつビア3.2Aによって引き起こされる金属層3.1の表面の粗さは、金属層3.1とコンタクトビア4.3Aとの間の接触に影響を与えない。さらに、領域A及びBを画定する比較的大きな面積の導電材料層3.1は、短絡又は他の電気的接触の問題を引き起こすことなく、直接結合処理中に小さな位置合わせ不良を許容する。
同様に、コンタクトビア4.3は、コンタクトビア3.5の仮想延長部から変位した位置で領域B上に配置されている。図2に示されるように、製造中に成長処理によって引き起こされる導電層3.1の粗さ又は不均一な表面は、ビア4.3と領域Bの金属層3.1との間の接触に影響を与えない。コンタクトビアのそのような変位は、シリコン支持体4及び金属層3.1を介して半導体本体のp及びnドープ層を同時に接触させることを可能にする。
誘電層4.2の表面上にはコンタクトパッドが配置されている。コンタクトパッドは、それぞれのビアコンタクトの上に配置された第1の金属バンプ4.4と、第1の金属バンプ4.4に配置された半田バンプ4.5とを備える。両方のバンプは、コンタクトビアの上に配置されているが、誘電層4.2の上に部分的に延びることもできる。第1の金属バンプ4.4は、層4.2への強固な接続を与えて層間剥離を減少させる一群の材料から選択される。それは、ビア4.3A及び4.3における層4.32と同じ材料であり得る。この構成は、より単純化された後続の処理のために半田付け接触の大きさを増大させて、位置合わせ不良の問題を減少させる。
図3は、それぞれの制御回路に接続された光電子デバイスの応用例を示している。半導体材料によって示される制御回路4.8は、半田バンプ4.4、4.5及び4.6を介してそれぞれ光電子デバイスと接触している。そのような目的のために、その表面に1つ又は複数の金属化層及び誘電層4.7を有する制御回路4.8は、その半田バンプ層4.6が光電子デバイスの誘電層4.2の表面のそれぞれの接触部分に対向するように配置される。次に、両方のチップを共に半田付けする。
図4は、光電子デバイスの他の実施形態を示す。この実施形態では、導電層3.1を含むLED半導体1は、誘電層4.1又は支持体4とは異なる格子距離又は結晶構造を含み得るという事実に注意が払われる。LED半導体1とシリコン支持体4との直接結合は、それぞれの境界でLED半導体1内への格子張力をもたらし得る。そのような張力は、コンタクトビア4.3及び4.3Aによるコンタクトにおける層間剥離又は破損の危険性を増大させる可能性がある。張力を減らすために、追加の補償層4.9を金属化支持体3.13.1とシリコン支持体4との間に配置することができる。
図5Aから図5Gは、提案された原理による光電子デバイスの一部の様々な処理段階を示す。単一のセグメントのみの処理が示されているが、記載された製造段階は、LED半導体1の様々なセグメントを与えるためにより広い領域に対して実行され得る。
図5Aでは、支持層1が提供され、その上に半導体材料2が堆積される。支持層1は、シリコン、サファイア、又は他の任意の適切な材料を含むことができる。半導体本体2と支持層1との間の可能性のある格子差及び張力を補償するために、1つ又は複数の補償層を配置することができる。半導体本体2は、ドープされていない材料を含むことができるが、その比抵抗を低減するために、しばしばnドープされている。この材料は、III−V族半導体化合物、例えばGaN、AlGaN、GaAs、AlGaAs、GaP、又は任意の他の適切なIII−V族半導体化合物であり得る。IV半導体又はII−VII材料についても同じ技術及び処理段階を使用することができる。半導体材料は、物理的に堆積されるか、化学的に堆積されるか、又は他の任意の適切な方法で提供される。これら及び他の処理段階のための典型的な堆積技術は、CVD、MOCVD、MBE等を含む。本体2の表面上に、nドープ層2.1が配置されている。次に、pドープ層2.2を配置する。両方の層は、上記の技術のうちの1つを使用して堆積させることができる。あるいは、イオン注入技術を使用することができる。一実施形態では、半導体本体2は、既にn型ドープされているので、p型ドープ層のみを表面に配置すればよい。これに関連して、pドープ層2.2とnドープ層2.1との間の接合部は、空乏領域を形成し、そこでは電荷が放射線の放出下で結合される。
続いて、電流分配層3.3が層2.2の上に配置される。電流分配層3.3は、ITO又は比較的小さい比抵抗を有する他の適切な材料を含むことができる。電流分配層3.3の上に、第1の誘電層3.2が堆積される。そのような誘電層は、例えば、酸化シリコン、窒化シリコン、又は他の適切な材料を含むことができる。誘電層の厚さは、数百ナノメートルから1μmの間で変わり得る。
電子デバイスの動作中と同様に、光子は、層2.2と2.1との間のpn接合内に生成され、第1の誘電層3.2は、ミラー又はミラーリング層としても作用し、光子を半導体本体2に向かって反射することができる。反射を容易にし、改善するために、第1の誘電層3.2はまた、例えばブラッグ反射体として酸化チタンを含む積層構造を含むことができる。これに関して、酸化チタン及び窒化チタンのいくつかの非常に薄い層を積層として配置することができる(図5Aには示されていない)。図5Bは、次の処理段階を示す。第1の誘電層3.2の上に、フォトレジストが堆積され、照射される。フォトレジストは、誘電層の表面を再び露出する照射領域で除去され、続いて電流分布層3.3に達するまでエッチングされて第1のコンタクトのリセス3.21を形成する。図5Cに示されるように、その後、リセス領域は、例えば金属等の導電材料3.22で充填される。上部に導電材料を有する残りの照射されていないフォトレジストが除去され、充填されたリセスを残す。材料3.22は、電気層3.2の上面に近づくまでリセス内に充填される。あるいは、フォトレジストの除去処理中に、材料の一部を除去することができる。結果として、リセス3.2Aは、コンタクトビアを形成するが、図5Cに示されるように誘電体ビア3.2の上面と比較して小さいリセスを依然として含む。このような小さいリセスは、後続の工程において、特に金属化層が堆積されるときに、これらの領域が金属化層の上面のバンプ又は突出領域を生じさせないという利点を有する。言い換えれば、ビア3.2Aに残っているリセスは、その上に配置されている金属化層の上面における突出部を防止する。
フォトレジストを除去した後、別のフォトレジスト層を堆積させ、照射する。照射領域が除去され、第2のリセス3.51が誘電層3.2、電流分配層3.3及びpn接合を貫通して半導体本体2内にエッチングされる。これらの段階は、前述の段階のいくつかと共に実行することもできる。
図5Dは、リセス3.51の側壁が隔離されている、すなわち側壁に誘電層3.51が形成されている処理段階を示している。誘電層3.51は、酸化シリコンを含むことができる。従って、半導体本体2の活性領域への短絡が防止される。
図5Eにおいて、ビア3.5を形成するためのフォトレジストが除去され、ビア3.51は、導電材料、例えば金属で充填される。導電材料は、導電層3.1を形成する第1の誘電層の表面にも堆積される。図示されているように、金属化層3.1は、コンタクトビア3.2Aによって半導体本体2のpドープ層2.2及び以前に形成されたコンタクトビア3.5を介して半導体本体2のnドープ層2.1と接触する。
図5Fに示される後続の処理段階において、それぞれpドープ層及びnドープ層を半導体本体に接触させるための領域A及びBが画定される。この目的のために、フォトレジストが導電層3.1に堆積され、照射される。照射されたフォトレジスト領域を除去した後、導電領域3.1は、これらの領域において第1の誘電層3.2までエッチングされる。リセスは、領域を囲む閉空間を形成し、それによって、導電層3.1の領域A並びに領域Bを画定する。リセスは、導電層の領域Aを領域Bから電気的に絶縁するために誘電材料3.4で充填されている。とりわけ、図5E及び図5Fで行われる処理段階は、不均一で粗い表面を生じさせる可能性がある。例えば、導電材料は、誘電層3.2の表面に均一に成長していなくてもよい。従って、導電層3.1及び絶縁リセス3.4の誘電材料は、研磨され、除去され、LED半導体1のいくつかの異なるセグメントにわたって延びる、平面的で平坦な表面を与える。
領域A及びBを画定する導電層3.1のリセスの誘電材料3.4は、領域Aの内側の材料を完全に囲み、それを領域Bから分離する。従って、そのような複数の絶縁リセスは、pドープ層と接触する複数の個々の領域Aと、nドープ層と接触する単一の領域Bとを形成する。それぞれの用途に応じて、領域A及びBは、様々な大きさ及び/又は形状を有することができる。
図6は、第1の誘電層3.2及び導電層3.1の代替的な実施形態を示す。両方の層は、積層として実装されている。導電層3.1は、第1の誘電層上への良好な接着性、十分な電流分布、及び直接結合のための上面上での良好な接触を与えるためにいくつかの異なる金属化合物層を含む。層3.11は、第1の誘電層の酸化ケイ素に対して良好な接着性を有するITOを含む。層3.12及び3.13は、十分な電流分布を達成するために金属化合物、例えばAl、Au、Cu又はAgを含む。チタン又は同様の材料を直接結合のために表面に使用することができる。同様に、第1の誘電層は、様々な個々の層を含むことができる。3.35が酸化シリコンを含み得るが、積層構造3.24は、Al、SiN、SiO又はTiOを使用してブラッグ反射器として作用し得る。
これに関して図7は、光電子デバイス、より詳細にはLED半導体1の上面図を示しており、誘電材料で充填された様々なリセス分割を示している。図7の「中央」には、光電子デバイスのpドープ層と接触するコンタクトビア4.3Aが含まれる。コンタクトビア4.3Aは、コンタクトビア3.2Aに対して変位し、後者は、第1の誘電層に配置され、導電層3.1を第1の誘電層を介してpn接合のpドープ部分に接続する。従って、電荷は、コンタクトビア4.3Aを通って流れ、次いで、導電層を通って流れ、ビア3.2Aの長方形状全体に電流を分配する。結果として、電流密度は、比較的小さいコンタクトビア4.3Aと導電材料3.1と第1のコンタクトビア3.2Aとを介してpドープ半導体層まで減少する。
異なる極性間の短絡を防止するために、導電材料3.1は、コンタクトビア4.3A及び長方形状コンタクトビア3.2Aを囲む絶縁リセス3.4を含み、それによって、導電層3.1の領域Aを形成する。絶縁リセス3.4の誘電材料はまた、導電層の領域Bから領域Aを分離する。導電層の領域Bは、コンタクトビア3.5を介してLED半導体1のnドープ層2.1をコンタクト4.3に接続する。示されるように、コンタクト3.5はまた、細分化を達成するために囲む形状を有するリセスとして形成される。一方のセグメントのp型ドープ層の電流が他方のセグメントのp型ドープ層に流れるのを防ぐために、p型ドープ層も同様に細分化されなければならない。この細分化により、複数のコンタクトビア4.3Aは、LED半導体1におけるそれぞれの分割されたpドープと接触する。単一のnコンタクトは、接合部の全てのnドープ部分を接続するのに十分であり得る。従って、提案された原理による光電子デバイスの細分化Xのために、p領域のためのX個のコンタクトと、n領域のための単一のコンタクトとを必要とし得る。
図7による細分化は、種々のものであり、光電子デバイスに対するそれぞれの用途のニーズ及び要件に適合されてもよい。図8は、異なる形状の構造体を有する他の例示的な実施形態を示す。コンタクトビア4.3及びコンタクトビア4.3Aは、長方形状で構成されている。必要な電流分布に応じて、第1のコンタクトビア3.2Aは、六角形状で構成されている。図7の実施形態と同様に、電流分布を改善するために、第1のコンタクト3.2Aがコンタクトビア4.3Aを取り囲んでいる。コンタクトビア4.3Aは、コンタクトビア3.2Aに対して変位し、ビア3.2Aに重ならないので、コンタクトビアの層間剥離の危険性が減少する。絶縁リセス3.4は、導電材料層3.1を分離して細分化する。
図9A及び図9Bは、本発明のいくつかの態様による光電子デバイスの一部を示す図である。半導体本体2は、領域Aの仮想延長部、すなわち発光領域とは反対側の表面上で構造化され粗面化されている。このように、領域Aに隣接するpn接合における電子と正孔との再結合によって発生する光は、粗面を介して半導体本体2の外部で結合される。粗面に隣接して、それ自体平坦な表面を有する誘電層3.28が堆積される。誘電層3.28の上に材料5.1を形成するために直接又は金属結合が行われる。あるいはまた、例えば図9Bに示されるように、誘電層3.28は、全幅にわたって堆積され、領域Aの仮想延長部の反対側の領域において構造化又は粗面化されてもよい。空気に対する材料間の屈折率の差をさらに減少させることができるので、これは、光学的挙動をさらに改善する可能性がある。さらに、材料5.1が自然な障壁として機能することができるため、構造化は、単純化されるかもしれない。
1 LED半導体
2 半導体本体
2.1 nドープ領域
2.2 pドープ領域
3.1 導電層
3.2 第1の誘電層
3.2A 第1のコンタクトビア
3.3 電流分配層
3.4 絶縁リセス
3.5 第2のコンタクトビア
3.8 絶縁リセス
3.9 充填材料
3.21 第1のコンタクトリセス
3.22 導電材料
3.28 構造体
3.51 誘電層
3.52 導電材料
4 支持体
4.1 誘電層
4.2 誘電層
4.3 コンタクトビア
4.3A コンタクトビア
4.4 第1の金属バンプ
4.5 半田バンプ
4.6 半田バンプ
4.7 誘電層
4.8 制御回路
4.31 誘電層
4.32 導電層
4.35 導電材料
5.1 構造体

Claims (32)

  1. −放射を生成するために設けられた活性領域を有する層列(2.1、2.2、3.3)を有する半導体本体(2、2.1、2.2)と、
    −複数の第1の領域及び第2の領域を有する前記層列(2.1、2.2)に配置された第1の誘電層(3.2)と、
    −前記活性領域の第1の側に接触するための、前記複数の第1の領域の各領域における第1のコンタクトビア(3.2A)と、
    −前記活性領域の第2の側に接触するための、前記第2の領域の第2のコンタクトビア(3.5)と、
    −複数の第1の領域、及び、前記複数の第1の領域を囲い、前記複数の第1の領域から電気的に絶縁される第2の領域を備える導電層(3.1)であって、実質的に平坦な表面を有し、前記複数の第1の領域及び前記第2の領域上に平面的に配置される導電層(3.1)と、
    を備え、
    前記導電層の前記複数の第1の領域の各々が、前記複数の第1の領域のそれぞれの領域の前記第1のコンタクトビア(3.2A)に接触し、前記導電層の前記第2の領域が、前記第1の誘電層(3.2)の前記第2のコンタクトビア(3.5)に接触するようになり、
    前記導電層(3.1)が部分的に前記第1のコンタクトビア(3.2)に延びるように、前記第1のコンタクトビア(3.2A)の導電性材料(3.22)が窪んでいる、光電子デバイス。
  2. −前記導電層(3.1)上に平面的に配置され、複数の第3のコンタクトビア(4.3A)を含む第2の誘電層(4、4.1、4.2)をさらに備え、
    −各コンタクトビア(4.3A)が、前記複数の第1の領域の各領域において前記第1のコンタクトビア(3.2A)の仮想延長部に対して変位するように、前記複数の第3のコンタクトビア(4.3A)の各コンタクトビア(4.3A)が、前記導電層(3.1)の対応する第1の領域に接触する、請求項1に記載の光電子デバイス。
  3. −第4のコンタクトビア(4.3)が、前記第2の領域の第2のコンタクトビア(3.5)の仮想延長部に対して変位するように、前記導電層(3.1)の第2の領域に接触する前記第2の誘電層(4、4.1、4.2)の第4のコンタクトビア(4.3)を備える、請求項2に記載の光電子デバイス。
  4. 前記第2の誘電層(4.1、4)が、
    −本体層(4)、
    −前記導電層と前記本体層(4)との間の誘電性結合層(4.1)、及び、
    −前記導電層の反対側の誘電性表面層(4.2)のうち少なくとも1つを備える、請求項2又は3に記載の光電子デバイス。
  5. 前記複数の第3のコンタクトビア(4.3A)の各々及び/又は前記第4のコンタクトビア(4.3)に配置され、前記第2の誘電層(4、4.1、4.2)上に少なくとも部分的に延びる1つ又は複数の半田付け層バンプ(4.4、4.5、4.6)をさらに備える、請求項3または請求項3を引用する請求項4に記載の光電子デバイス。
  6. 前記第2の誘電層(4、4.1、4.2)の前記複数の第3のコンタクトビア(4.3A)及び前記第4のコンタクトビア(4.3)が、その側壁に配置された誘電層(4.31)、及び、前記誘電層(4.31)に導電層(4.32)を備え、前記導電層(4.32)が、前記導電層(3.1)に接触する、請求項3または請求項3を引用する請求項4から5の何れか一項に記載の光電子デバイス。
  7. 前記第1のコンタクトビアの導電材料(3.22)が、前記導電層(3.1)の材料とは異なる、請求項1から6の何れか一項に記載の光電子デバイス。
  8. 前記複数の第1の領域の各領域における前記第1のコンタクトビア(3.2A)、及び/又は、前記第2のコンタクトビア(3.5)が、
    −閉じられた形状、
    −長方形状、
    −菱形形状、
    −平行四辺形の形状、及び、
    −六角形又は他の凸多角形の形状のうちの少なくとも1つを備える、請求項1から7の何れか一項に記載の光電子デバイス。
  9. 前記導電層(3.1)が、前記第1の領域と前記第2の領域とを電気的に絶縁し、前記第1の誘電層(3.2)から前記導電層(3.1)の上面まで延びる誘電性領域を含む、請求項1から8の何れか一項に記載の光電子デバイス。
  10. 前記第2の領域の前記第2のコンタクトビア(3.5)が、前記活性領域を有する前記層列(2.1、2.2)を通って延び、その側壁に配置された誘電層を備える、請求項1から9の何れか一項に記載の光電子デバイス。
  11. 前記層列(2.1、2.2、3.3)が、前記複数の第1の領域のうちのそれぞれの1つの前記第1のコンタクトビア(3.2A)と接触している電流分配層(3.3)を含む、請求項1から10の何れか一項に記載の光電子デバイス。
  12. 前記導電層(3.1)と前記第2の誘電層(4、4.1、4.2)との間に配置された張力低減層(4.9)を備える、請求項2または請求項2を引用する請求項3から11の何れか一項に記載の光電子デバイス。
  13. 前記半導体本体(2)の放射面に構造体(3.28)をさらに備え、前記構造体(3.28)が、前記半導体本体(2)の表面に向かって少なくとも前記複数の第1の領域の仮想延長部上に配置される、請求項1から12の何れか一項に記載の光電子デバイス。
  14. 前記半導体本体(2)の表面及び/又は前記構造体(3.28)の表面に、隣接する第1の領域間の光学的クロストークを防ぐために前記第2の領域の仮想延長部上に配置された1つ又は複数の構造体をさらに備える、請求項13に記載の光電子デバイス。
  15. 前記第2のコンタクトビア(3.5)上の前記導電層(3.1)の領域に充填材料(3.9)を備え、前記充填材料を有する前記導電層(3.1)が、平面的で実質的に平坦な表面を形成するようになる、請求項1から14の何れか一項に記載の光電子デバイス。
  16. −放射を生成するために設けられた活性領域を有する層列(2.1、2.2、3.3)を有する半導体本体(2、2.1、2.2)を設ける段階と、
    −複数の第1の領域及び第2の領域を有する前記層列(2.1、2.2)に第1の誘電層(3.2)を堆積する段階と、
    −前記活性領域の第1の側に接触するために、前記複数の第1の領域の各領域に第1のコンタクトビア(3.2A)を設ける段階と、
    −前記活性領域の第2の側に接触するために、前記第2領域に第2コンタクトビア(3.5)を設ける段階と、
    −実質的に平坦な表面を有し、前記第1の誘電層の前記複数の第1の領域及び第2の領域上に平面的に配置される導電層(3.1)を堆積する段階であって、前記導電層が、複数の第1の領域、及び、前記複数の第1の領域を囲い、前記複数の第1の領域から電気的に絶縁される第2の領域を備え、記導電層の前記複数の第1の領域の各々が、前記複数の第1の領域のそれぞれの領域における前記第1のコンタクトビア(3.2A)に接触し、前記導電層の前記第2の領域が、前記第1の誘電層(3.2)の前記第2のコンタクトビア(3.5)に接触するようになる段階と、
    を備え、
    各領域に第1のコンタクトビア(3.2A)を設ける段階が、
    −前記活性領域に達するまで前記第1の誘電層に前記第1のコンタクトビア(3.2A)のリセスをエッチングする段階と、
    −導電材料(3.22)の上面と前記第1の誘電層の上面との間にリセスを残す、前記エッチングされた第1のコンタクトビア(3.2A)のリセスの内部に、導電材料(3.22)を堆積する段階と、
    を備える、光電子デバイスを得るための方法。
  17. 前記第1のコンタクトビアの前記導電材料(3.22)が、前記導電層(3.1)の材料とは異なる、請求項16に記載の方法。
  18. 前記層列(2.1、2.2、3.3)が、前記複数の第1の領域のうちのそれぞれ1つの前記第1のコンタクトビア(3.2A)と接触している電流分配層(3.3)を備える、請求項16又は17に記載の方法。
  19. 前記導電層(3.1)を堆積する段階が、
    −導電領域にリセスをエッチングして第1の領域を形成し、それによって、前記導電層(3.1)の周囲の第2の領域から前記第1の領域を電気的に絶縁する段階と、
    −前記リセスを誘電材料で充填する段階と、
    を含む、請求項16又は17に記載の方法。
  20. 第2のコンタクトビア(3.5)を設ける段階が、
    −前記活性領域を有する層列(2.1、2.2)を通って延びる前記第2の領域に第2のリセスをエッチングする段階と、
    −その側壁に配置された誘電層を堆積する段階と、
    −前記第2のコンタクトビアを形成するために、導電材料で前記第2のリセスを充填する段階と、
    を含む、請求項16から19の何れか一項に記載の方法。
  21. −前記第2のコンタクトビア(3.5)上の前記導電層(3.1)の領域に材料(3.9)を充填する段階であって、充填材料を有する導電層(3.1)が、平面的で実質的に平坦な表面を形成する段階
    を含む、請求項20に記載の方法。
  22. −前記導電層(3.1)上に平面的に配置された第2の誘電層(4、4.1、4.2)を堆積する段階と、
    −複数の第3のコンタクトビア(4.3A)を堆積する段階であって、各コンタクトビア(4.3A)が、前記複数の第1の領域の各領域における前記第1のコンタクトビア(3.2A)の仮想延長部に対して変位するように、前記複数の第3のコンタクトビア(4.3A)の各コンタクトビア(4.3A)が、前記導電層(3.1)の対応する第1の領域に接触する段階と、
    を含む、請求項16から20の何れか一項に記載の方法。
  23. 第2の誘電層を堆積する段階が、
    −前記導電層(3.1)と前記第2の誘電層(4、4.1、4.2)との間に配置された張力低減層(4.9)を堆積する段階を含む、請求項22に記載の方法
  24. 複数の第1のコンタクトビアを堆積する段階が、
    −前記第1の領域まで前記第2の誘電層に複数のリセスをエッチングする段階と、
    −前記複数のリセスの側壁に誘電層を堆積する段階と、
    −前記複数の第3のコンタクトビア(4.3A)を形成するために、前記複数のリセスを導電材料で充填する段階と、
    を含む、請求項22又は23に記載の方法。
  25. −少なくとも1つの第4のコンタクトビア(4.3)が、前記第2の領域の第2のコンタクトビア(3.5)の仮想延長部に対して変位するように、前記導電層(3.1)の第2の領域まで前記第2の誘電層(4、4.1、4.2)の少なくとも1つの第2のリセスをエッチングする段階と、
    −その側壁に誘電層(4.31)を堆積する段階と、
    −前記第2の誘電層(4、4.1、4.2)に少なくとも1つの第4のコンタクトビア(4.3)を形成するために、前記少なくとも1つの第2のリセスに導電材料を充填する段階と、
    を含む、請求項22から24の何れか一項に記載の方法。
  26. 第2の誘電層(4.1、4)を堆積する段階が、
    −本体層(4)を堆積する段階、
    −前記導電層と前記本体層(4)との間に誘電性結合層(4.1)を堆積する段階、及び、
    −前記導電層の反対側に誘電性表面層(4.2)を堆積する段階、
    の少なくとも1つを含む、請求項22から25の何れか一項に記載の方法。
  27. −前記複数の第3のコンタクトビア(4.3A)の各々及び/又は前記第4のコンタクトビア(4.3)に配置され、前記第2の誘電層(4、4.1、4.2)に少なくとも部分的に延びる、1つ又は複数の半田付け層バンプ(4.4、4.5、4.6)を堆積する段階、
    をさらに含む、請求項25または請求項25を引用する請求項26に記載の方法。
  28. 前記複数の第1の領域の各領域における第1のコンタクトビア(3.2A)、及び/又は、前記第2のコンタクトビア(3.5)が、
    −閉じられた形状、
    −長方形状、
    −菱形形状、
    −平行四辺形の形状、及び、
    −六角形又は他の凸多角形の形状
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項20または請求項20を引用する請求項21から27の何れか一項に記載の方法。
  29. 前記層列(2.1、2.2、3.3)が、前記複数の第1の領域のうちのそれぞれの1つの前記第1のコンタクトビア(3.2A)と接触している電流分配層(3.3)を含む、請求項16から28の何れか一項に記載の方法。
  30. −前記半導体本体(2)の表面に向かって、少なくとも前記複数の第1の領域の仮想延長部上の前記第1の誘電層(3.2)と反対側の前記半導体本体(2)の表面を構造化する段階と、
    −前記半導体本体(2)の表面に向かって前記複数の第1の領域の仮想延長部上に粗い又は平坦でない表面を有する誘電層を堆積する段階と、
    をさらに含む、請求項16から29の何れか一項に記載の方法。
  31. −前記半導体本体(2)の表面に向かって少なくとも前記複数の第1の領域の仮想延長部上の前記第1の誘電層(3.2)と反対側の前記半導体本体(2)の表面を構造化する段階と、
    −前記半導体本体の表面に向かって前記複数の第1の領域の仮想延長部の隣に誘電層を堆積する段階であって、前記誘電層が、実質的に平坦な表面を有する段階と、
    をさらに含む、請求項16から20の何れか一項に記載の方法。
  32. −隣接する第1の領域間の光学的クロストークを防ぐために、前記第2の領域の仮想延長部上に配置された1つ又は複数の構造体を前記半導体本体(2)の表面に設ける段階、
    をさらに含む、請求項16から30の何れか一項に記載の方法。
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