JP6676472B2 - 計量スポイト容器 - Google Patents

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Description

本発明は、計量スポイト容器、特に高粘度の液体(薬液など)に使用可能な計量スポイト容器に関する。
従来の計量スポイト容器として、容器体の口頸部にスポイト部を装着されており、スポイト部を口頸部から取り外すときに一定量の液体がスポイト部内に入るように構成したものが知られている(特許文献1)。
前記スポイト部は、
容器体の口頸部に螺合させた嵌合筒部から内向きフランジを介してシリンダ筒部を起立するとともに、嵌合筒部の外面からシリンダ筒部より上方へ外筒を起立した操作部材と、
前記操作部材に昇降自在に支持されて容器体の胴部内へ垂下されたスポイト管と、
スポイト管の上端部に付設され、シリンダ筒部の下部に接する第1ピストンと、
シリンダ筒部の上部に接する第2ピストンを周囲に有し、シリンダ筒部の筒孔の上部を閉塞する封止板と、
前記外筒の上部内へ昇降可能に装着され、前記封止板を押し下げることが可能に形成された押釦部材と
と具備し、封止板と第1ピストン部との間にスプリングを介装させてなる。
特開2015−196503
計量スポイト容器は、粘度が高いために他の種類の吐出容器(通常のポンプ容器やスプレー容器)では吐出しにくいような液体でも適切に吐出できる。しかしながら、特許文献1のものは、シリンダ筒部の筒孔の上部を閉塞する封止板を押釦部材で押下げ可能に設けており、またスポイト管及び封止板にそれぞれピストンを付設したことから、
(1)構造が複雑で嵩張る、
(2)パーツ数も多くなり、組立工程も多くなるので、製造コストが高くなる、
(3)2つのピストンを用いるので、シール箇所が多くなり、品質管理が面倒である
という問題点があった。
より簡易な構造としては、前述の押釦部材及び封止板に代えてドーム状の弾性圧搾部を設けることも考えられるが、これでは勢い良く吐出させ難い。
本発明の目的は、簡易な構造である計量スポイト容器、または少ないパーツ数で製造でき、或いは嵩張らない計量スポイト容器を提案することである。
第1の手段は、容器部2が有する口頸部12にスポイト部20を装着してなり、
このスポイト部20は、
前記口頸部12に着脱自在に支持されたスポイト管24を含む管状体22と、
前記口頸部12の外面に下部を螺合させるとともに、口頸部12の上側で管状体22の外面を一定の隙間gを存して囲むように設けられた操作筒40と、
前記隙間g内に下部を挿入させた有頂筒状の押圧部材60と、
で形成され、
前記押圧部材60及び口頸部12の間の管状体22部分の外面と操作筒40の内面との一方に、相互に向き合う上側係止面r2及び下側係止面r1の間に形成された係合凹部Rが、また他方に、その係合凹部R内に遊挿される係合凸部46がそれぞれ設けられ、
前記操作筒40を口頸部12に対して螺上昇させることにより、前記係合凸部46が係合凹部R内を移動するとともに計量室Cが拡開して、一定量の液体がスポイト管24内に吸い込まれ、計量されるように構成した計量スポイト容器において、
前記管状体22は、スポイト管24の上部から上方へ延設させたピストン筒30を有し、
このピストン筒30を、前記押圧部材60の頂壁62から垂下されたシリンダ筒64内に液密に嵌合させて、スポイト管24上方のピストン筒30部分とシリンダ筒64で囲まれる空間を計量室Cとしている。
本手段では、容器部2の口頸部から操作筒40を螺脱させることで液体が自動計量されるタイプのスポイト容器であって、スポイト管24から起立するピストン筒30を、押圧部材60の頂壁から垂下したシリンダ筒64内に嵌合させ、これらピストン筒30とシリンダ筒64と頂壁とで計量室Cを形成する簡易な構成を提案している。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
押圧部材60は、頂壁62の外周部から前記隙間g内へ挿入されるシリンダ筒64を一体的に垂下してなる。
本手段は、押圧部材60は、押釦である頂壁62の外周部から前記隙間g内へ挿入されるシリンダ筒64を一体的に垂下している。計量室の一部であるシリンダ筒64と押釦である頂壁62とを一体のパーツに組み込んだから、全体としてパーツ数を少なくすることができる。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ
前記ピストン筒30は、筒壁下部である基筒部30aから中間部30bを介して筒壁上部である拡径筒部30cを上方突出するとともに、
前記シリンダ筒64の下半筒部64cを、その上半筒部64aに比べて大径に形成して、その下半筒部64c内に前記拡径筒部30cを液密に嵌合させ、
前記中間部30bの上側に形成したスプリング受部36と前記押圧部材60の頂壁62との間にスプリング70を介装してなる。
本手段では、図2に示す如く、前記ピストン筒30は、筒壁下部である基筒部30aから中間部30bを介して筒壁上部である拡径筒部30cを上方突出する構造としている。そして前記中間部30bの上側に設けたスプリング受部36と前記押圧部材60の頂壁62との間にスプリング70が介装されている。ピストン筒30の拡径筒部30c内のスペースを利用してスプリング70を装着したので、無理なくコンパクトな構造とすることができる。
第4の手段は、第1の手段から第3の手段のいずれかを有し、かつ
前記ピストン筒30は、筒壁下部である基筒部30aから中間部30bを介して筒壁上部である拡径筒部30cを上方突出するとともに、
前記シリンダ筒64の下半筒部64cを、その上半筒部64aに比べて大径に形成して、その下半筒部64c内に前記拡径筒部30cを液密に嵌合させ、
前記中間部30bより下方の管状体22の外面部分に係合凹部Rを形成し、かつこの外面部分と向かい合う操作筒40の内面部分から係合凸部46を突設した。
本手段では、図2に示す如く、前記ピストン筒30は、筒壁下部である基筒部30aから中間部30bを介して筒壁上部である拡径筒部30cを上方突出する構造としている。そして前記中間部30bの下側で管状体の外面部分に係合凹部Rを、対向する操作筒40の内面に係合凸部46を設けたから、係合凹部R及び係合凸部46をコンパクトにスポイト部20に組み込むことができる。
第1の手段に係る発明によれば、スポイト管24からピストン筒30を上方へ延長するとともに、押圧部材60の頂壁からシリンダ筒64を垂下し、これらピストン筒30とシリンダ筒64と頂壁62とで計量室Cを画成したから、簡易な構成とすることができる。
第2の手段に係る発明によれば、押釦である頂壁62から、計量室Cの一部を構成するシリンダ筒64を一体に垂下したから、一体物である押圧部材60で2つの機能を兼ねることができ、部品数を削減することができる。
第3の手段に係る発明によれば、スプリング70を計量室C内にコンパクトに組み込み、スポイト部20が嵩張らない構造とすることができる。
第4の手段に係る発明によれば、係合凹部Rを管状体22にコンパクトに組込み、スポイト部20が嵩張らない構造とすることができる。
本発明の第1実施形態に係る計量スポイト容器の縦断面図である。 図1の計量スポイト容器の要部拡大図である。 図1の計量スポイト容器の使用状態の第1段階を示す説明図である。 図1の計量スポイト容器の使用状態の第2段階を示す説明図である。 図1の計量スポイト容器の使用状態の第3段階を示す説明図である。
図1から図5は、本発明の第1実施形態に係る計量スポイト容器を示している。この計量スポイト容器は、容器部2とスポイト部20とからなる。これら各部材は、例えば合成樹脂や金属で形成することができる。
容器部2は、本実施形態において、ハカマ部材4と容器体6とで形成している。
ハカマ部材4は、水平板状の底板4aの外周部から嵌合筒部4bを起立してなる。
容器体6は、椀状の底部8の外周部から胴部10を起立するとともに、胴部10の上端から肩部を介して口頸部12を起立している。前記胴部10の下部は小外径部10aに形成されており、この小外径部の外面に前記嵌合筒部4bを嵌着させて、容器部2の自立が可能に形成している。もっともこれらの構造は適宜変更することができ、例えば前記底部8を平坦に形成するとともに、ハカマ部材を省略しても構わない。
スポイト部20は、図1に示すように、管状体22と操作筒40と押圧部材60とで形成されている。
前記管状体22は、本実施形態において、図1に示すように、スポイト管24とピストン筒30とで形成している。
前記スポイト管24は、管壁26の中間部外面に付設させた外向きフランジ28を有するとともに、この外向きフランジ28の下面にパッキンPを取り付けている。
そして前記スポイト管24は、パッキンPを介して外向きフランジ28を前記口頸部12の上に載置させて、管壁下半部26a内に容器体6内へ垂下するとともに、管壁上半部26bを上方へ突出している。また図2に示す如く、管壁上半部26bの外面には、後述のピストン筒の抜止め用の係止リブ27を付設している。
前記ピストン筒30は、前記管壁上半部26bから上方へ延出している。
本実施形態のピストン筒30は、基筒部30aの上端部から内外方向へ張り出す中間部30bを設け、この中間部30bの外周から拡径筒部30cを上方突出するとともに、中間部30bの内周から折り返し筒部34を垂下している。そして拡径筒部30cの外面(図示例では外面の上端部)には、環状シール部32が形成されている。
前記基筒部30aの内面は、前記スポイト管24の管壁上半部26bに嵌着されており、基筒部30aの下端は、前記外向きフランジ28の上面に当接されている。基筒部30aの上半部外面には、周方向に間欠的に、少なくとも一つの(好ましくは複数の)縦リブ33が縦設されている。
図示例では、これら縦リブ33の外面と拡径筒部30cの外面とが面一になるように形成している。
前記折り返し筒部34は、スポイト管24の上端部内面に沿って垂下されており、この上端部が折り返し筒部34と基筒部30aとの間で挟持されるように形成している。
前記拡径筒部30cの内側の中間部分の上面は、スプリング受部36として平坦に形成されている。
本実施形態の管状体22では、前記中間部30bより下側に、外向きフランジ28の上面である下側係止面r1と複数の縦リブ33の下面である上側係止面r2とが向かい合っている。下側係止面と各上側係止面との間の空間は、この空間内に遊嵌された係合凸部46の動きを規制する機能を有し、本明細書では、これを係合凹部Rと称している。
係合凹部Rの構造は、前記の機能を果たす限り、適宜変更できるものとし、例えば前記縦リブと外向きフランジとの間の空間に代えて、例えば環状の凹溝としても構わない。
前記操作筒40は、本実施形態において、図1に示す如く、相互に対して回転不能に嵌合された内筒42と外筒48とで形成している。
前記内筒42は、図2に示す如く、筒壁43の下部を、内面にネジ部44を有するネジ筒部43aとして、口頸部12の外面に螺合させるとともに、筒壁43の上部を、上記管状体22の上部を一定の隙間gをおいて囲む包囲筒部43bとしている。
前記筒壁43の中間部からは、上下方向に一定の厚みを有する係合凸部46が内方突出させている。この係合凸部46は、図2に示す如く、前記上側係止面r2との間に一定幅aの遊びを存して前記係合凹部R内へ遊嵌されている。係合凸部46の機能は、内筒42が口頸部12から螺脱させるときに、係合凹部R内の下限位置(下側係止面r1に接する位置)から上限位置(上側係止面r2に接する位置)まで移動した後に、上側係止面r2を介して管状体22を引き上げることである。この機能が発揮される限り、係合凸部46はどのような構造でもよい。図示例では、係合凸部46は、内筒42から突出する内向きフランジとして形成されている。
また本実施形態では、管状体22に係合凹部Rを、かつ内筒42に係合凸部46をそれぞれ形成しているが、これとは逆に、管状体22に係合凸部を、かつ内筒42に係合凹部をそれぞれ形成しても構わない。
前記外筒48は、前記内筒42の全体を覆うとともに、回り留め手段Tにより回動不能に内筒42へ嵌合されている。また外筒48の上端からは内向きフランジ50を突出し、この内向きフランジ50の下面内周部に爪部50aを付設している。
図示例では、前記回り留め手段Tは、外筒48内面に縦設された回り留め突条49、及び、内筒42の外面に縦設され、回り留め突条と嵌り合う縦溝により、形成されている。
前記押圧部材60は、押釦である頂壁62の外周部からシリンダ筒64を一体的に垂下している。
前記シリンダ筒64は、内向きフランジ50のフランジ孔を通って管状体22及び操作筒40の隙間g内へ突入している。
図示のシリンダ筒64は、小径の上半筒部64aの下端から外向きのフランジ状壁部64bを介して大径の下半筒部64cを垂下している。この下半筒部64cの下端は、前記操作筒40の内面に摺接する案内用の鍔部66が付設されている。
前記上半筒部64aの下端からは、延長壁部68が垂下されている。この延長壁部68の下端は前記拡径筒部30cの上端に当接されている。これにより、押圧部材60が管状体22に対して図1に示す位置(下限位置)より下へ下降できないようにしている。
前記下半筒部64cは、押圧部材60が前記下限位置にあるときに、下半筒部64cの下端が縦リブ33の下端より高い位置にあるように設けることが好ましい。これにより、前記係合凸部46の動きを妨げないようにするためである。
また前記フランジ状壁部64bの外面に前記外筒48の爪部50aを係止可能に配置して、押圧部材60抜止め用のストッパ手段Sを形成している。
前記下半筒部64c内には前記拡径筒部30cの環状シール部32が液密に摺接されている。
本実施形態では、押圧部材60に対する管状体22のシール箇所は、前記環状シール部32の一箇所のみであるから、シール箇所が2箇所ある従来技術と比べてシール性の品質管理面での手数が省ける。
前記ピストン筒30とシリンダ筒64と頂壁62とで計量室Cが画成され、ピストン筒30に対するシリンダ筒64の進退により、計量室の容積が変化するように形成されている。
また前記頂壁62の下面と前記スプリング受部36との間には、スプリング70が介装されている。
もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
前記構成において、図1の状態では、シリンダ筒64の下端部が拡径筒部30cの上端部に係止されており、押圧部材60を押し下げることができないように形成している。
本願の定量スポイト容器を使用するときには、図1の状態から、操作筒40の開方向へ回転させる。そうすると、操作筒40の螺上昇によって、前記係合凸部46が図1に示す下限位置から図3に示す上限位置まで移動する。この間にスプリング70の弾性復元力により押圧部材60も操作筒40に従って上昇するので、押圧部材60の押下げが可能となる。
それとともに計量室Cの内部が負圧化され、一定量の液体がスポイト管24内に吸上げられる。これにより自動計量が可能となる。
さらに操作筒40を回転させると、口頸部12に対して操作筒40が螺上昇するので、操作筒40の係合凸部46が係合凹部Rの上側係止面r2に当接して引き上げるので、図4に示すようにスポイト部20が容器部2から分離する。
次に図5に示すように押圧部材60の頂壁62を押し込んで、スポイト管24内の液体を吐出すればよい。スプリング70の弾性力に抗して押圧部材60全体を押し込むので、ドーム状の弾性圧搾部を圧搾するタイプの従来技術に比べて、高粘度の液体を適正な勢いで吐出させることができる。
2…容器部 4…ハカマ部材 4a…底板 4b…嵌合筒部
6…容器体 8…底部 10…胴部 10a…小径部
12…口頸部
20…スポイト部 22…管状体 24…スポイト管 26…管壁
26a…管壁下半部 26b…管壁上半部 27…係止リブ
28…外向きフランジ
30…ピストン筒 30a…基筒部 30b…中間部 30c…拡径筒部
32…環状シール部 33…縦リブ 34…折り返し部
36…スプリング受部
40…操作筒 42…内筒 43…筒壁 43a…ネジ筒部 43b…包囲筒部
44…ネジ部 46…係合凸部 48…外筒
49…回り留め突条 50…内向きフランジ 50a…爪部
60…押圧部材 62…頂壁 64…シリンダ筒 64a…上半筒部
64b…フランジ状壁部 64c…下半筒部 66…鍔部 68…延長壁部
70…スプリング
C…計量室 g…隙間 P…パッキン R…係合凹部 r1…下側係止面
r2…上側係止面 S…ストッパ手段 T…回り留め手段

Claims (4)

  1. 容器部(2)が有する口頸部(12)にスポイト部(20)を装着してなり、
    このスポイト部(20)は、
    前記口頸部(12)に着脱自在に支持されたスポイト管(24)を含む管状体(22)と、
    前記口頸部(12)の外面に下部を螺合させるとともに、口頸部(12)の上側で管状体(22)の外面を一定の隙間(g)を存して囲むように設けられた操作筒(40)と、
    前記隙間(g)内に下部を挿入させた有頂筒状の押圧部材(60)と、
    で形成され、
    前記押圧部材(60)及び口頸部(12)の間の管状体(22)部分の外面と操作筒(40)の内面との一方に、相互に向き合う上側係止面(r2)及び下側係止面(r1)の間に形成された係合凹部(R)が、また他方に、その係合凹部(R)内に遊挿される係合凸部(46)がそれぞれ設けられ、
    前記操作筒(40)を口頸部(12)に対して螺上昇させることにより、前記係合凸部(46)が係合凹部(R)内を移動するとともに計量室(C)が拡開して、一定量の液体がスポイト管(24)内に吸い込まれ、計量されるように構成した計量スポイト容器において、
    前記管状体(22)は、スポイト管(24)の上部から上方へ延設させたピストン筒(30)を有し、
    このピストン筒(30)を、前記押圧部材(60)の頂壁(62)から垂下されたシリンダ筒(64)内に液密に嵌合させて、スポイト管(24)上方のピストン筒(30)部分とシリンダ筒(64)で囲まれる空間を計量室(C)としたことを特徴とする、計量スポイト容器。
  2. 押圧部材(60)は、頂壁(62)の外周部から前記隙間(g)内へ挿入されるシリンダ筒(64)を一体的に垂下してなることを特徴とする、請求項1記載の計量スポイト容器。
  3. 前記ピストン筒(30)は、筒壁下部である基筒部(30a)から中間部(30b)を介して筒壁上部である拡径筒部(30c)を上方突出するとともに、
    前記シリンダ筒(64)の下半筒部(64c)を、その上半筒部(64a)に比べて大径に形成して、その下半筒部(64c)内に前記拡径筒部(30c)を液密に嵌合させ、
    前記中間部(30b)の上側に形成したスプリング受部(36)と前記押圧部材(60)の頂壁(62)との間にスプリング(70)を介装してなることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の計量スポイト容器。
  4. 前記ピストン筒(30)は、筒壁下部である基筒部(30a)から中間部(30b)を介して筒壁上部である拡径筒部(30c)を上方突出するとともに、
    前記シリンダ筒(64)の下半筒部(64c)を、その上半筒部64aに比べて大径に形成して、その下半筒部(64c)内に前記拡径筒部(30c)を液密に嵌合させ、
    前記中間部(30b)より下方の管状体(22)の外面部分に係合凹部(R)を形成し、かつこの外面部分と向かい合う操作筒(40)の内面部分から係合凸部(46)を突設したことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れかに記載の計量スポイト容器。
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