JP6675710B2 - 板材連結機構、区画室及び機構連結方法 - Google Patents
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Description
第1板材と第2板材とを連結するための板材連結機構であって、
前記第1板材の連結される側の端面である第1端面に固定される第1機構と、
前記第2板材の連結される側の端面である第2端面に固定される第2機構とを備え、
前記第1機構は、
前記第1端面の長さ方向に沿って延在して前記第1板材の板面に垂直な垂直面と、
前記第1端面の長さ方向に沿って延在して前記第1板材の板面に平行な平行面とを備え、
前記第2機構は、前記垂直面に接する垂直面接面と、前記平行面に接する平行面接面とを備え、
前記垂直面、平行面、垂直面接面及び平行面接面には、該垂直面と該垂直面接面との間又は該平行面と該平行面接面との間のいずれか一方の間で対向する2つの凹条により挿入部材が挿入される挿入孔が形成され、他方の間で対向する凸条と凹条とが嵌合するように該凸条又は該凹条が形成されており、
前記凸条、凹条、挿入部材及び挿入孔は、前記凸条と凹条との嵌合及び前記挿入部材の前記挿入孔への挿入によって前記第1機構と前記第2機構との間の連結を確立し得る横断面形状を有することを特徴とする。
より具体的な態様においては、第1発明に係る板材連結機構は、
第1板材と第2板材とを、該第1板材及び該第2板材が直線状を成す第1連結状態で、又は該第1板材及び該第2板材が直角状を成す第2連結状態で連結するための板材連結機構であって、
前記第1板材の連結される側の端面である第1端面に固定される第1機構と、
前記第2板材の連結される側の端面である第2端面に固定される第2機構とを備え、
前記第1機構は、
前記第1端面の長さ方向に沿って延在して前記第1板材の板面に垂直な第1面と、
前記第1端面の長さ方向に沿って延在して前記第1板材の板面に平行な第2面とを備え、
前記第2機構は、
前記第1連結状態において前記第1面に接し、前記第2連結状態において前記第2面に接する第1接面と、
前記第1連結状態において前記第2面に接し、前記第2連結状態において前記第1面に接する第2接面とを備え、
前記第1面、第2面、第1接面及び第2接面には、前記第1連結状態において接する第1面と第1接面との間又は第2面と第2接面との間のいずれか一方の間で対向する2つの凹条により挿入部材が挿入される挿入孔が形成され、他方の間で対向する凸条と凹条とが嵌合するように、かつ前記第2連結状態において接する第1面と第2接面との間、又は第2面と第1接面との間のいずれか一方の間で対向する2つの凹条により挿入部材が挿入される挿入孔が形成され、他方の間で対向する凸条と凹条とが嵌合するように、該凸条又は該凹条が形成されており、
前記凸条、凹条、挿入部材及び挿入孔は、前記第1又は第2連結状態における挿入及び嵌合によって前記第1機構と前記第2機構との間の連結を確立し得る横断面形状を有することを特徴とする。
ここで、第1面及び第2面は、それぞれ上述の垂直面及び平行面に相当する。第1連結状態における第1接面及び第2接面は、それぞれ上述の垂直面接面及び平行面接面に対応する。また、第2連結状態における第1接面及び第2接面は、それぞれ上述の平行面接面及び垂直面接面に対応する。
前記第1機構は、前記第1端面の長さ方向に沿って延在し、かつ前記第1板材の板面に垂直な第3面を備え、
前記第3面には前記第1端面の長さ方向に沿った凹条が設けられており、
前記第2機構は、前記第1連結状態において前記第3面と接する第3接面を備え、
前記第3接面には、前記第1連結状態において前記第3面の凹条と嵌合する凸条が設けられていることを特徴とする。
前記第1面及び第2面の凸条又は凹条として、該第1面に第1凸条が設けられ、該第2面に第1凹条が設けられており、
前記第1接面の凸条又は凹条として、該第1接面には、前記第1連結状態において前記第1面の第1凸条が嵌合し、及び前記第2連結状態において、前記挿入部材が挿入されることにより該第2連結状態を確立するための前記挿入孔を前記第2面の第1凹条との間で構成する第2凹条が設けられており、
前記第2接面の凹条又は凸条として、該第2接面には、前記第1連結状態において前記挿入部材が挿入されることにより該第1連結状態を確立するための前記挿入孔を前記第2面の第1凹条との間で構成し、及び前記第2連結状態において前記第1面の第1凸条が嵌合する第3凹条が設けられていることを特徴とする。
前記第1機構及び前記第2機構は、前記第1連結状態において前記挿入孔の中心軸線について回転対称であることを特徴とする。
前記挿入孔を構成する2つの凹条のうちの一方を有する前記第1機構又は前記第2機構には、該一方の凹条の長さ方向に延びて前記挿入部材より大きい長さ及び幅を有する干渉回避手段としての逃げ穴(切欠き)が設けられており、該干渉回避手段としての逃げ穴は、該一方の凹条の一部区間に存在していることを特徴とする。
まず、前記第1機構と前記第2機構との間で挿入孔を構成する2つの凹条のうちの他方の凹条内に挿入部材を配置して固定しておき、
次に、該挿入部材が前記2つの凹条のうちの一方の凹条の一部区間に存在している干渉回避手段としての逃げ穴に入る長さ方向の位置関係で、前記2つの凹条のうちの一方の凹条と他方の凹条との間に前記挿入孔が構成されるように第1機構及び第2機構を接触させ、
そして、第1機構又は第2機構を長さ方向に移動させて前記一方の凹条に前記挿入部材を嵌合させることにより前記連結を確立することを特徴とする。
Claims (9)
- 第1板材と第2板材とを連結するための板材連結機構であって、
前記第1板材の連結される側の端面である第1端面に固定される第1機構と、
前記第2板材の連結される側の端面である第2端面に固定される第2機構とを備え、
前記第1機構は、
前記第1端面の長さ方向に沿って延在して前記第1板材の板面に垂直な垂直面と、
前記第1端面の長さ方向に沿って延在して前記第1板材の板面に平行な平行面とを備え、
前記第2機構は、前記垂直面に接する垂直面接面と、前記平行面に接する平行面接面とを備え、
前記垂直面、平行面、垂直面接面及び平行面接面には、該垂直面と該垂直面接面との間又は該平行面と該平行面接面との間のいずれか一方の間で対向する2つの凹条により挿入部材が挿入される挿入孔が形成され、他方の間で対向する凸条と凹条とが嵌合するように該凸条又は該凹条が形成されており、
前記凸条、凹条、挿入部材及び挿入孔は、前記凸条と凹条との嵌合及び前記挿入部材の前記挿入孔への挿入によって前記第1機構と前記第2機構との間の連結を確立し得る横断面形状を有することを特徴とする板材連結機構。 - 第1板材と第2板材とを、該第1板材及び該第2板材が直線状を成す第1連結状態で、又は該第1板材及び該第2板材が直角状を成す第2連結状態で連結するための板材連結機構であって、
前記第1板材の連結される側の端面である第1端面に固定される第1機構と、
前記第2板材の連結される側の端面である第2端面に固定される第2機構とを備え、
前記第1機構は、
前記第1端面の長さ方向に沿って延在して前記第1板材の板面に垂直な第1面と、
前記第1端面の長さ方向に沿って延在して前記第1板材の板面に平行な第2面とを備え、
前記第2機構は、
前記第1連結状態において前記第1面に接し、前記第2連結状態において前記第2面に接する第1接面と、
前記第1連結状態において前記第2面に接し、前記第2連結状態において前記第1面に接する第2接面とを備え、
前記第1面、第2面、第1接面及び第2接面には、前記第1連結状態において接する第1面と第1接面との間又は第2面と第2接面との間のいずれか一方の間で対向する2つの凹条により挿入部材が挿入される挿入孔が形成され、他方の間で対向する凸条と凹条とが嵌合するように、かつ前記第2連結状態において接する第1面と第2接面との間、又は第2面と第1接面との間のいずれか一方の間で対向する2つの凹条により挿入部材が挿入される挿入孔が形成され、他方の間で対向する凸条と凹条とが嵌合するように、該凸条又は該凹条が形成されており、
前記凸条、凹条、挿入部材及び挿入孔は、前記第1又は第2連結状態における挿入及び嵌合によって前記第1機構と前記第2機構との間の連結を確立し得る横断面形状を有することを特徴とする板材連結機構。 - 前記第1機構は、前記第1端面の長さ方向に沿って延在し、かつ前記第1板材の板面に垂直な第3面を備え、
前記第3面には前記第1端面の長さ方向に沿った凹条が設けられており、
前記第2機構は、前記第1連結状態において前記第3面と接する第3接面を備え、
前記第3接面には、前記第1連結状態において前記第3面の凹条と嵌合する凸条が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の板材連結機構。 - 前記第1面及び第2面の凸条又は凹条として、該第1面に第1凸条が設けられ、該第2面に第1凹条が設けられており、
前記第1接面の凸条又は凹条として、該第1接面には、前記第1連結状態において前記第1面の第1凸条が嵌合し、及び前記第2連結状態において、所定の挿入部材が挿入されることにより該第2連結状態を維持するための挿入孔を前記第2面の第1凹条との間で構成する第2凹条が設けられており、
前記第2接面の凹条又は凸条として、該第2接面には、前記第1連結状態において前記挿入部材が挿入されることにより該第1連結状態を確立するための前記挿入孔を前記第2面の第1凹条との間で構成し、及び前記第2連結状態において前記第1面の第1凸条が嵌合する第3凹条が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の板材連結機構。 - 前記第1機構及び前記第2機構は、前記第1連結状態において前記挿入孔の中心軸線について回転対称であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の板材連結機構。
- 前記挿入孔を構成する2つの凹条のうちの一方を有する前記第1機構又は前記第2機構には、該一方の凹条の長さ方向に延びて前記挿入部材より大きい長さ及び幅を有する干渉回避手段としての逃げ穴が設けられており、該干渉回避手段としての逃げ穴は、該一方の凹条の一部区間に存在していることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の板材連結機構。
- 請求項2〜6のいずれかの板材連結機構により連結された板材で形成された区画壁を備えることを特徴とする区画室。
- 可搬性に優れた組立型の治療室等の医療用に使用できることを特徴とする請求項7に記載の区画室。
- 請求項6の板材連結機構の第1機構と第2機構との間の連結を確立する機構連結方法であって、
まず、前記第1機構と前記第2機構との間で挿入孔を構成する2つの凹条のうちの他方の凹条内に挿入部材を配置して固定しておき、
次に、該挿入部材が前記2つの凹条のうちの一方の凹条の一部区間に存在している干渉回避手段としての逃げ穴に入る長さ方向の位置関係で、前記2つの凹条のうちの一方の凹条と他方の凹条との間に前記挿入孔が構成されるように第1機構及び第2機構を接触させ、
そして、第1機構又は第2機構を長さ方向に移動させて前記一方の凹条に前記挿入部材を嵌合させることにより前記連結を確立することを特徴とする機構連結方法。
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JP2016220065A JP6675710B2 (ja) | 2016-11-10 | 2016-11-10 | 板材連結機構、区画室及び機構連結方法 |
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2016
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