JP6675442B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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本発明は、例えば自動車等に搭載される車両用空調装置に関するものである。
従来より、この種の車両用空調装置は、車室内の空気(内気)と車室外の空気(外気)を選択して空調ケーシングに導入することができるように構成されている。また、導入された空気は熱交換器等によって温度調節された後、空調ケーシングに形成されたデフロスタ吹出口、ベント吹出口、ヒート吹出口の内、選択された吹出口から車室に吹き出すようになっている。
特許文献1、2の車両用空調装置は、内気を導入して温度調節した後、車室内に供給する内気循環モードと、外気を導入して温度調節した後、車室内に供給する外気導入モードと、内気及び外気の両方を導入して温度調節した後、車室内に供給する内外気混入モードとの3つのインテークモードに切り替えることができるように構成されている。そして、車室内外の状態(車室内温度、外気温度、日射量)と乗員が設定した設定温度とに基づいてインテークモード、吹出モード、風量、吹出温度等を自動で設定するオートエアコン制御が行われる。
特許文献1では、内外気混入モードにおいて外気と内気の導入割合を変更することができるとともに、湿度センサで測定した車室内湿度が20%以下ならば内気循環モードとし、50%ならば外気導入モードとしている。
特許文献2では、窓ガラスが曇り易いか否かを判定する判定手段を設け、窓ガラスが曇り難いと判定手段が判定すると、少なくとも内気を循環させ、窓ガラスが曇り易いと判定手段が判定すると、外気導入モードとして窓ガラスに曇りが生じるのを防止するようにしている。さらに、内外気混入モードにおける内気循環量を段階的に増加させる制御モード、内気及び外気の比率を持続する制御モード、及び内外気混入モードにおける外気の導入量を段階的に増加させる制御モードを備えており、窓ガラスの曇り易さに基づいて制御モードを選択するようにしている。窓ガラスが曇らない範囲で内気循環量を高めることで換気量が減少して暖房に要するエネルギ消費量を少なくすることができる利点がある。
特公平1−27891号公報 特許第5152355号公報
一般のオートエアコン制御では、暖房時にヒート吹出口から温風を吹き出すように吹出モードを設定する。このヒート吹出口は乗員の足元近傍に位置している。そして、冬季に車両を長期間放置して暖房を開始した直後のように車室内が十分に暖まっていない場合や、外気温度が極端に低い場合にヒート吹出口から温風を吹き出したとき、インテークモードが内外気混入モードとなっていると、ヒート吹出口から吹き出した温風が空調ケーシングに吸い込まれることになる。他の吹出モードであっても同様に吹出口から吹き出した温風が空調ケーシングに吸い込まれる。
このとき、机上検討の上では、内外気混入モードにおける内気循環量を増やすことで温風の温度を上昇させて暖房効果を高めることができるのであるが、実際には、内外気混入モードでは吹き出した温風がすぐに空調ケーシングに吸い込まれることになるので、車室内全体に温風が流れにくくなる。こうなると、乗員の上半身や後席の乗員に温風が届きにくくなるので、乗員は暖房が効きにくいと感じる。特に、内外気混入モードの内気循環量が多いと、この問題が顕著なものとなる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内外気混入モードを備えた車両用空調装置において、十分に暖まっていない車室内であっても暖房が効いているように乗員に感じさせることができるようにする。
上記目的を達成するために、本発明では、内外気混入モードを選択することができるときに乗員が寒い状況であると判断した場合に内気循環量を減少させるようにした。
第1の発明は、
車室内の空気の循環量と、車室外の空気の導入量とを変更するインテークドアを有するとともに、車室内の空気と車室外の空気とを同時に導入する内外気混入モード、車室内の空気のみを導入する内気循環モード及び車室外の空気のみを導入する外気導入モードに切替可能に構成されたインテーク部と、
上記インテーク部から導入された空気の温度調節を行う温度調節部と、
上記インテーク部から導入された空気を上記温度調節部に送風するブロアモータと、
上記温度調節部で温度調節された調和空気を車室の各部に供給する吹出方向切替部と、
車両の座席に乗員が着座しているか否かを検出する乗員センサと、
車両の窓ガラスの曇り易さを検出し、この検出結果に基づいて窓ガラスが曇り易い場合には外気導入量を増やす一方、窓ガラスが曇り難い場合には内気循環量を増やすように上記インテークドアの目標開度を演算する制御装置とを備えた車両用空調装置において、
乗員が感じる冷熱に関連する情報を検出する冷熱関連情報検出手段を備え、
上記制御装置は、暖房時に車室内の空気と車室外の空気を上記温度調節部に導入する場合に、上記冷熱関連情報検出手段によって乗員が寒い状況であるか否か判定し、寒い状況であると判定したときには、上記内気循環量を少なくするように補正された第1内気循環量と、上記ブロアモータの送風量と上記吹出方向切替部で設定された吹出方向とに応じて補正された第2内気循環量と、上記乗員センサで検出した乗員の着座状態に応じて補正された第3内気循環量とを演算し、上記内外気混入モード以外のインテークモードから上記内外気混入モードに切り替えられて所定時間経過していない場合には、上記第1内気循環量と上記第2内気循環量と上記第3内気循環量との内、最も少ない内気循環量となるように上記インテークドアを制御する一方、上記内外気混入モード以外のインテークモードから上記内外気混入モードに切り替えられて所定時間以上経過している場合は、上記目標開度での内気循環量と上記第1内気循環量と上記第2内気循環量と上記第3内気循環量との内、最も少ない内気循環量となるように上記インテークドアを制御するように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、暖房時に車室内の空気を温度調節部に導入して温度調節するようにしたので、換気量が減少して暖房に要するエネルギ消費量が少なくて済む。そして、冷熱関連情報検出手段によって乗員が寒い状況であると判定した場合には内気循環量が少なくなるので、吹き出した温風がすぐに温度調節部に吸い込まれてしまうのを抑制することが可能になる。これにより、温風が車室内全体に亘って流れ易くなるので、乗員の上半身や後席の乗員に温風が届き易くなり、乗員は暖房が効いているように感じる。
第1の発明によれば、暖房時に乗員が寒い状況であると判定した場合に内気循環量を少なくしたので、一旦吹き出した温風が温度調節部に吸い込まれてしまう量を減少させることができる。これにより、温風が車室内全体に亘って流れ易なるので、十分に暖まっていない車室内であっても暖房が効いているように乗員に感じさせることができる。
実施形態に係る車両用空調装置の概略構成図である。 車両用空調装置のブロック図である。 制御装置による制御内容を示すフローチャートである。 第1インテークドア補正開度を算出するグラフである。 第2インテークドア補正開度を算出するグラフである。 第3インテークドア補正開度を算出するグラフである。 変形例1に係る制御内容の一部を示すフローチャートである。 変形例2に係る制御内容の一部を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用空調装置1の概略構成図である。この車両用空調装置1は、例えば自動車等の車両に搭載されるものであり、車室内の空気(内気)と車室外の空気(外気)との一方または両方を導入して温度調節した後、車室の各部に供給するように構成されている。車両の車室内には、図示しないが、運転席及び助手席からなる前席と、前席の後方に配設される後席とが設けられている。
車両用空調装置1は、空調ケーシング10と制御装置(図2に示す)30とを備えている。空調ケーシング10は、例えば車室の前端部に配設されたインストルメントパネル(図示せず)の内部に収容されている。空調ケーシング10は、空気流れ方向上流側から下流側に向かって順に、インテーク部11と、温度調節部12と、吹出方向切替部13とを備えている。インテーク部11には、外気導入口11aと内気導入口11bとが形成されている。外気導入口11aは、例えば図示しないインテークダクトを介して車室外と連通しており、外気を導入するようになっている。内気導入口11bは、インストルメントパネルの内部で開口しており、乗員足元の内気を導入するようになっている。
インテーク部11の内部には、外気導入口11aと内気導入口11bを開閉するインテークドア11cが配設されている。インテークドア11cは、例えば板状の部材で構成することができ、インテーク部11の側壁に対して回動可能に支持されている。インテークドア11cは、内外気切替アクチュエータ11dによって任意の回動角度となるように駆動される。これによりインテークモードが切り替えられる。内外気切替アクチュエータ11dは、制御装置30によって制御される。
例えば、図1に実線で示すように外気導入口11aを全閉にし、かつ、内気導入口11bを全開にするまでインテークドア11cを回動させると、インテークモードが内気循環モードとなる。このときのインテークドア11cの開度は100%とする。一方、図1に仮想線で示すように外気導入口11aを全開にし、かつ、内気導入口11bを全閉にするまでインテークドア11cを回動させると、インテークモードが外気導入モードとなる。このときのインテークドア11cの開度は0%とする。そして、インテークドア11cの開度が1%〜99%の間にあるときには、外気導入口11aと内気導入口11bの両方が開状態となり、内気と外気の両方が温度調節部12に導入される。このインテークモードが内外気混入モードである。内外気混入モード時には、インテークドア11cの開度によって内気と外気の導入比率、即ち、内気循環量と外気導入量とが変更される。インテークモードの切替制御の詳細は後述する。
インテーク部11には、送風機15が設けられている。送風機15は、ファン15aと、ファン15aを駆動するブロアモータ15bとを備えている。ファン15aが回転することによって内気及び外気の少なくとも一方がインテーク部11に導入された後、温度調節部12に送風される。ブロアモータ15bは、印加される電圧を変更することで単位時間当たりの回転数を調整することができるように構成されている。このブロアモータ15bの回転数によって送風量が変化するようになっている。ブロアモータ15bは、制御装置30によって制御されるので、制御装置30は、ブロアモータ15bへの印加電圧に基づいて、調和空気の車室内への吹出風量を間接的に得ることができる。
温度調節部12は、インテーク部11から導入された空気の温度調節を行うための部分である。温度調節部12の内部には、冷却用熱交換器16と加熱用熱交換器17とエアミックスドア18とが配設されている。すなわち、温度調節部12の内部には、空気流れ方向上流側に冷風通路R1が形成され、この冷風通路R1に冷却用熱交換器16が収容されている。また、冷風通路R1の下流側は温風通路R2とバイパス通路R3とに分岐しており、温風通路R2に加熱用熱交換器17が収容されている。
冷却用熱交換器16は、例えばヒートポンプ装置の冷媒蒸発器等で構成することができるが、これに限られるものではなく、空気を冷却することができるものではあればよい。また、加熱用熱交換器17は、例えばエンジンの冷却水が供給されるヒータコア等で構成することができるが、これに限られるものではなく、例えば電気式ヒータ等、空気を加熱することができるものではあればよい。また、電気式ヒータを補助熱源として付加することもできる。
エアミックスドア18は、冷却用熱交換器16と加熱用熱交換器17の間に配設されており、温風通路R2の上流端とバイパス通路R3の上流端とを開閉するものである。エアミックスドア18は、例えば板状の部材で構成することができ、温度調節部12の側壁に対して回動可能に支持されている。エアミックスドア18は、エアミックスアクチュエータ18aによって任意の回動角度となるように駆動される。エアミックスアクチュエータ18aは、制御装置30によって制御される。
エアミックスドア18が温風通路R2の上流端を全開にし、かつ、バイパス通路R3の上流端を全閉にすると、冷風通路R1で生成された冷風の全量が温風通路R2に流入して加熱されるので、吹出方向切替部13には温風が流入する。一方、エアミックスドア18が温風通路R2の上流端を全閉にし、かつ、バイパス通路R3の上流端を全開にすると、冷風通路R1で生成された冷風の全量がバイパス通路R3に流入するので、吹出方向切替部13には冷風が流入する。エアミックスドア18が温風通路R2の上流端及びバイパス通路R3の上流端を開く回動位置にあるときには、冷風及び温風が混合した状態で吹出方向切替部13に流入することになる。エアミックスドア18の回動位置によって吹出方向切替部13に流入する冷風量と温風量とが変更されて所望温度の調和空気が生成される。尚、エアミックスドア18は、上記した板状のドアに限られるものではなく、冷風量と温風量とを変更することができる構成であればその構成はどのような構成であってもよい。例えばロータリドアやフィルムドア等であってもよい。また、温度調節の構成は上記した構成でなくてもよく、冷風量と温風量とを変更することができる構成であればよい。
吹出方向切替部13は、温度調節部12で温度調節された調和空気を車室の各部に供給するための部分である。吹出方向切替部13には、デフロスタ吹出口21と、ベント吹出口22と、ヒート吹出口23とが形成されている。デフロスタ吹出口21は、インストルメントパネルに形成されたデフロスタノズル24に接続されている。このデフロスタ吹出口21は、フロントウインドガラス(窓ガラス)Gの車室内面に調和空気を供給するためのものである。デフロスタ吹出口21の内部には、デフロスタ吹出口21を開閉するためのデフロスタドア21aが設けられている。
ベント吹出口22は、インストルメントパネルに形成されたベントノズル25に接続されている。ベントノズル25は、前席の乗員の上半身に調和空気を供給するためのものであり、インストルメントパネルの車幅方向中央部と、左右両側にそれぞれ設けられている。ベント吹出口22の内部には、ベント吹出口22を開閉するためのベントドア22aが設けられている。
ヒート吹出口23は、乗員の足元近傍まで延びるヒートダクト26に接続されている。ヒートダクト26は、乗員の足元に調和空気を供給するためのものである。ヒート吹出口23の内部には、ヒート吹出口23を開閉するためのヒートドア23aが設けられている。
デフロスタドア21a、ベントドア22a及びヒートドア23aは吹出方向切替アクチュエータ27によって駆動されて開閉動作する。吹出方向切替アクチュエータ2は、制御装置30によって制御される。デフロスタドア21a、ベントドア22a及びヒートドア23aは、図示しないがリンクを介して連動するようになっており、例えば、デフロスタドア21aが開状態で、ベントドア22a及びヒートドア23aが閉状態となるデフロスタモード、デフロスタドア21a及びヒートドア23aが閉状態で、ベントドア22aが開状態となるベントモード、デフロスタドア21a及びベントドア22aが閉状態で、ヒートドア23aが開状態となるヒートモード、デフロスタドア21a及びベントドア22aが開状態で、ヒートドア23aが閉状態となるデフベントモード、デフロスタドア21a及びヒートドア23aが開状態で、ベントドア22aが閉状態となるバイレベルモード等の複数の吹出モードの内、任意の吹出モードに切り替えられる。
図2に示すように、車両用空調装置1には、外気温度センサ31、内気温度センサ32、日射量センサ33、冷却水温センサ34、エバポレータセンサ35、フロントウインド温度センサ36、フロントウインド近傍温度センサ37、フロントウインド近傍湿度センサ38、操作スイッチ39、乗員センサ40及び車速センサ41を備えている。これらセンサ31〜38、40、41は制御装置30に接続され、制御装置30へ信号を出力している。また、操作スイッチ39も制御装置30に接続されており、乗員による操作状態を制御装置30が検出できるようになっている。
外気温度センサ31は、例えば車室外において車両前部や側部等に配設されており、車両の周囲の空気温度(外気温度)を検出するものである。内気温度センサ32は、例えば車室内においてインストルメントパネルの近傍等に配設されており、車室内の空気温度(内気温度)を検出するものである。日射量センサ33は、例えば車室内においてインストルメントパネルの近傍等に配設されており、車室に照射される日射量を検出するものである。
内気温度センサ32、外気温度センサ31及び日射量センサ33は、乗員が感じる冷熱に関連する情報を検出する冷熱関連情報検出手段を構成するものである。すなわち、内気温度センサ32から出力される内気温度は、乗員の雰囲気温度と略等しい温度であり、内気温度が高いということは乗員が暖かいと感じ、内気温度が低いということは乗員が寒いと感じる。また、外気温度センサ31から出力される外気温度が高いと乗員が暖かいと感じ、外気温度が低いと乗員が寒いと感じる。さらに、日射量センサ33から出力される日射量が多いと乗員が暖かいと感じ、日射量が少ないと乗員が寒いと感じる。
冷却水温センサ34は、車両に搭載されているエンジンの冷却水の温度を検出するものであり、この冷却水温センサ34により、加熱用熱交換器17に流入するエンジンの冷却水の温度を推定することができる。エバポレータセンサ35は、冷却用熱交換器16の空気流れ方向下流側に配設されており、冷却用熱交換器16の表面温度を検出するものである。
フロントウインド温度センサ36は、フロントウインドガラスGの車室内面に配設されており、フロントウインドガラスGの車室内面の温度を検出するものである。フロントウインド近傍温度センサ37は、フロントウインドガラスGの車室内面から離れ、かつ、該内面近傍に配設されており、フロントウインドガラスGの車室内面近傍の温度を検出するものである。フロントウインド近傍湿度センサ38は、フロントウインドガラスGの車室内面から離れ、かつ、該内面近傍に配設されており、フロントウインドガラスGの車室内面近傍の湿度を検出するものである。
操作スイッチ39は、例えばインストルメントパネル等に配設されており、例えば、空調装置1のON/OFFの切替スイッチ、送風量を増減させる風量切替スイッチ、車室の温度を設定する温度設定スイッチ、内気循環、外気導入及び内外気混入モードを切り替える内外気切替スイッチ、オートエアコン制御とするか否かを選択するオートスイッチ、吹出方向を切り替える吹出モード切替スイッチ、デフロスタスイッチ等で構成されている。
乗員センサ40は、前席に乗員が着座しているか否かを検出するとともに、後席に乗員が着座しているか否かも検出することができるものである。具体的には、例えば前席及び後席のシートクッション部にそれぞれ感圧センサを内蔵しておき、この感圧センサによって乗員が着座しているか否かを検出することができる。また、前席及び後席のシートベルトが装着状態にあるか否かを検出するセンサが一般の車両に設けられているので、このセンサを利用してシートベルトが装着状態にあれば乗員が着座していることを検出できる。車速センサ41は、車両の速度を検出することができるものであり、従来から周知のセンサ類を使用することができる。
制御装置30は、上記センサ31〜38、40、41から出力される信号(出力値)と、操作スイッチ39の操作状態とに基づいて、内外気切替アクチュエータ11d、エアミックスアクチュエータ18a、吹出方向切替アクチュエータ27及びブロアモータ15bを制御する。すなわち、操作スイッチ39のオートスイッチによってオートエアコン制御が選択された場合には、車室外の温度、車室内の温度、日射量、エンジン冷却水温度、冷却用熱交換器16の表面温度、設定温度等に基づいて、車室内に供給する調和空気の目標吹出温度を決定するとともに、この目標吹出温度となるようにエアミックスドア18の開度を演算し、エアミックスドア18がこの開度となるようにエアミックスアクチュエータ18aを制御してエアミックスドア18を回動させる。これにより、調和空気の温度が目標吹出温度となる。
また、制御装置30は、冷房時には吹出モードが主にベントモードとなるように吹出方向切替アクチュエータ27を制御し、暖房時には吹出モードが主にヒートモードとなるように吹出方向切替アクチュエータ27を制御する。また、冷房時や暖房時であっても弱めの場合には、バイレベルモードやデフベントモードとなるように吹出方向切替アクチュエータ27を制御する。さらに、操作スイッチ39が有するデフロスタスイッチがONにされると、吹出モードがデフロスタモードとなるように吹出方向切替アクチュエータ27を制御する。
例えば冬季に長時間放置された車両で暖房を行う場合や、夏季で長時間放置された車両で冷房を行う場合には、目標吹出温度と内気温度との差が大きくなる。このような場合には、制御装置30は、風量が多くなるようにブロアモータ15bを制御するが、乗員が風量切替スイッチを操作して好みの風量にすることもできるようになっている。また、オートエアコン制御では、目標吹出温度と内気温度との差が小さくなるにつれて風量が少なくなるようにブロアモータ15bを制御する。ブロアモータ15bの制御は印加電圧の変更によって行われるが、これに限られるものではなく、ブロアモータ15bの回転数を変更できればよい。
制御装置30によるブロアモータ15bの制御及び吹出モードの切替制御によって乗員の上半身への送風量を検出することができ、この制御を行う制御装置30は、本発明の冷熱関連情報検出手段を備えたものである。すなわち、吹出モードがベントモードである場合には、主に乗員の上半身へ調和空気が送風されることになり、このベントモード時におけるブロアモータ15bへの印加電圧を検出することで乗員の上半身への送風量を検出することができる。また、ヒートモード時には、ベントモード時に比べて全体的に乗員の上半身への送風量が少なくなり、このことも制御装置30によって検出できる。
また、制御装置30は、図3に示すフローチャートの手順に従って内外気切替アクチュエータ11dを制御する。この制御は、空調装置1がONとされて制御装置30が暖房を行う必要があると判断した場合に、所定のタイミングで繰り返されている。尚、冷房時には、基本的には乗員が選択したモードとなるように内外気切替アクチュエータ11dを制御する。
スタート後のステップSA1では、各センサ31〜38、40、41の出力値を読み込むとともに、操作スイッチ39の操作状態を読み込む。ステップSA1に続くステップSA2では、上述のようにして、吹出モード、風量(ブロアモータ15bへの印加電圧)、エアミックスドア18の開度を決定するとともに、操作スイッチ39の内外気切替スイッチの操作状態から目標インテークモードを決定する。目標インテークモードは、後述する制御手順の中で使用されるものであり、インテークモードが目標インテークモードにただちに切り替えられるわけではない。内外気切替スイッチが外気導入モードを選択している場合には、目標インテークモードを外気導入モードとし、内気循環モードを選択している場合には、目標インテークモードを内気循環モードとし、内外気混入モードを選択している場合には、目標インテークモードを内外気混入モードとする。
そして、ステップSA3では、周知の手法に従って目標露点温度と露点温度を演算する。
目標露点温度は、フロントウインド温度センサ36から出力されるフロントウインドガラスGの車室内面の温度よりも低い温度とする。例えば、フロントウインドガラスGの車室内面の温度が10℃の場合、それよりも2〜3℃程度低い温度を目標露点温度とする。また、フロントウインド近傍温度センサ37から出力されるフロントウインドガラスGの車室内面近傍の温度と、フロントウインド近傍湿度センサ38から出力されるフロントウインドガラスGの車室内面近傍の湿度とに基づいて露点温度を得る。
ステップSA4では、目標インテークモードが内気循環モードであるか否かを判定する。ステップSA4でYESと判定されて目標インテークモードが内気循環モードである場合には、乗員が外気を導入したくない状況であると考えられるので、ステップSA5に進んで目標インテークモードを内気循環モードにし、ステップSA13で内外気切替アクチュエータ11dに制御信号を出力する。内外気切替アクチュエータ11dは、内気循環モードとなるようにインテークドア11cを回動させる。これにより、車室内に外気が導入されることはない。
ステップSA4でNOと判定されて目標インテークモードが外気導入モードまたは内外気混入モードである場合には、ステップSA6に進む。ステップSA6では、ステップSA3で演算した目標露点温度と露点温度からインテークドア11cの目標開度(INTtrg)を演算する。露点温度が目標露点温度よりも高い場合には、外気導入量を増やすようにインテークドア11cの目標開度(INTtrg)を演算し、露点温度が目標露点温度よりも低い場合には、内気循環量を増やすようにインテークドア11cの目標開度(INTtrg)を演算する。露点温度が目標露点温度よりも高い場合に、その差が大きくなるほど、外気導入量を増やし、また、露点温度が目標露点温度よりも低い場合に、その差が大きくなるほど、内気循環量を増やす。つまり、制御装置30は、フロントウインドガラスGの曇り易さを検出し、基本的には、この検出結果に基づいてフロントウインドガラスGが曇り易い場合には外気導入量を増やす一方、窓ガラスが曇り難い場合には内気循環量を増やすように構成されている。
続くステップSA7では、内気温度センサ32から出力される内気温度と、外気温度センサ31から出力される外気温度と、日射量センサ33から出力される日射量とから乗員が感じる冷熱状態を得て、これに基づいて第1インテークドア補正開度(INTc1)を演算する。この第1インテークドア補正開度(INTc1)は第1内気循環量となる。
図4に示すように、第1インテークドア補正開度(INTc1)は、内気温度が低くて乗員が寒いと感じると判定できる場合にその程度が強いほど内気循環量が少なくなるように設定され、また、外気温度が低くて乗員が寒いと感じると判定できる場合にその程度が強いほど内気循環量が少なくなるように設定され、また、日射量が少なくて乗員が寒いと感じると判定できる場合にその程度が強いほど内気循環量が少なくなるように設定される。つまり、乗員が寒いと感じるか否かを判定することができる。第1インテークドア補正開度(INTc1)は、0%〜100%の間で設定される。
図3に示すステップSA7に続くステップSA8は、風量(ブロアモータ15bへの印加電圧)と、吹出モードとから第2インテークドア補正開度(INTc2)を演算する。この第2インテークドア補正開度(INTc2)は第2内気循環量となる。
図5に示すように、第2インテークドア補正開度(INTc2)を演算する際には、風量に基づいて演算する補正開度(INTf)と、吹出モードに基づいて演算する補正開度(INTm)とを事前に得て、これら補正開度(INTf)及び補正開度(INTm)の内、低い値を第2インテークドア補正開度(INTc2)とする。補正開度(INTf)は、風量が少ないほど内気循環量が少なくなるように設定される。暖房時の風量が少ないと乗員が寒いと感じることがあり、この場合に内気循環量を少なくする。また、補正開度(INTm)は、デフロスタモード(DEF)の場合に内気循環量が最も多くなるように設定され、バイレベルモード(B/L)の場合に内気循環量が最も少なくなるように設定される。すなわち、バイレベルモードはデフロスタモードに比べて上半身への送風量が多くなり、この場合に内気循環量が少なくなる。第2インテークドア補正開度(INTc2)は、0%〜100%の間で設定される。
図3に示すステップSA8に続くステップSA9では、乗車センサ40から得られた乗員の乗車状態から第3インテークドア補正開度(INTc3)を演算する。この第3インテークドア補正開度(INTc3)は第3内気循環量となる。
図6に示すように、第3インテークドア補正開度(INTc3)を演算する際には、乗員が後席にも着座している場合に、前席のみに着座している場合に比べて内気循環量が少なくなるようにする。乗員が後席にも着座している場合は、後席の乗員が前席の乗員に比べて寒さを感じ易くなるので、この場合に内気循環量を少なくしている。
図3に示すステップSA9に続くステップSA10では、インテークモードが内外気切替モードへ切り替えられた直後であるか否かを判定する。ステップSA10でYESと判定されてインテークモードが内外気切替モードへ切り替えられた直後である場合にはステップSA11に進む一方、ステップSA10でNOと判定されてインテークモードが内外気切替モードへ切り替えられて所定時間(例えば10秒程度)以上経過している場合には、ステップSA12に進む。
ステップSA11では、インテークモードを内外気混入モードとした上で、第1インテークドア補正開度(INTc1)、第2インテークドア補正開度(INTc2)及び第インテークドア補正開度(INTc3)の内、最も小さい開度をインテーク開度として選択した後、ステップSA13に進んで内外気切替アクチュエータ11dに制御信号を出力する。内外気切替アクチュエータ11dは、ステップSA11で選択した開度となるようにインテークドア11cを回動させる。
また、ステップSA12では、インテークモードを内外気混入モードとした上で、目標開度(INTtrg)、第1インテークドア補正開度(INTc1)、第2インテークドア補正開度(INTc2)及び第インテークドア補正開度(INTc3)の内、最も小さい開度をインテーク開度として選択した後、ステップSA13に進んで内外気切替アクチュエータ11dに制御信号を出力する。内外気切替アクチュエータ11dは、ステップSA11で選択した開度となるようにインテークドア11cを回動させる。
以上説明したように、この実施形態によれば、基本的に、暖房時に乗員が内気循環モードを選択していなければ、車室内の空気を温度調節部12に導入して温度調節することができる。これにより、車室内の換気量を減少させることができるので、暖房に要するエネルギ消費量が少なくて済む。
そして、ステップSA7において内気温度、外気温度及び日射量に基づいて乗員が寒い状況であるか否かを判定できる。乗員が寒い状況であると判定した場合(内気温度及び外気温度が低い、日射量が少ない)には内気循環量が減るので、吹き出した温風がすぐに温度調節部12に吸い込まれてしまうのを抑制することが可能になる。これにより、温風が車室内全体に亘って流れ易くなるので、乗員の上半身や後席の乗員に温風が届き易くなり、乗員は暖房が効いているように感じる。
また、ステップSA7において乗員が寒い状況であるか否かを判定する際、内気温度センサ32によって車室内の温度を検出することで乗員の雰囲気温度が直接的に得られるので、乗員が寒い状況であるか否かを正確に判定することが可能になる。また、外気温度センサ31によって車室外の空気温度を検出することで乗員が寒さを感じる状況であるか否かを正確に判定することが可能になる。また、日射量検出センサ33によって日射量を検出することで、乗員の雰囲気温度が間接的に得られる。よって、乗員が寒い状況であるか否かを正確に判定できる。
また、ステップSA8において暖房時の送風量に基づいて乗員が寒い状況であるか否かを判定できる。暖房時の送風量が少ないと乗員が寒いと感じ易くなり、この場合に内気循環量を減らすことで、吹き出した温風がすぐに温度調節部12に吸い込まれてしまうのを抑制でき、温風量が少なくても車室内全体に亘って流れ易くなる。よって、乗員の上半身や後席の乗員に温風が届き易くなり、乗員は暖房が効いているように感じる。
また、ステップSA9において後席に乗員がいる場合に内気循環量を減らすことで、温風が後席の乗員に温風が届き易くなり、後席の乗員は暖房が効いているように感じる。
また、内外気混入モードに切り替えられた直後に内外気混入モードとして内気循環量が減るので、乗員は早期に暖房が効いているように感じる。
尚、上記実施形態では、ステップSA7〜SA9を設けているが、これらの内、いずれか1つまたは2つのステップのみ設けてもよい。
また、図7に示す実施形態の変形例1のように、ステップSA3とステップSA4との間にステップSB1を挿入してもよい。ステップSB1は、車速センサ41によって検出された車速と、車室への送風量とに基づいて、外気が内気導入口11bから車室内に流入する状況であるか否かを判定する。すなわち、車速センサ41によって検出された車速が高いと走行風の影響により、外気導入口11aからインテーク部11に流入した外気が、内気導入口11bから温度調節されないままで車室内に流入する恐れがあり、このことが乗員に違和感を与えることになる。このとき、車室への送風量が多ければ、車速が多少高くても、車室外の空気が温度調節部12に吸い込まれて導入されることになるので、内気導入口11bから温度調節されないままで車室内に流入することは回避される。つまり、車速と車室への送風量との大小関係によっては、車室外の空気が温度調節されないまま車室に流入したり、車室外の空気が温度調節されて車室に流入したりすることがある。
この変形例1では、車速と車室への送風量とに基づいて車室外の空気が内気導入口11bから車室内に流入しないと判定した場合(ステップSB1でNOと判定した場合)に、ステップSA11やステップSA12で内外気混入モードとして車室内の空気と車室外の空気を温度調節部12に導入するようにしたので、外気が温度調節されないままで車室内に流入することはない。一方、ステップSB1でYESと判定されて車室外の空気が内気導入口11bから車室内に流入すると判定した場合には、ステップSA5に進んで内気循環モードとするので、車室外の空気が温度調節されないまま車室に流入することはない。
また、図8に示す実施形態の変形例2のように、ステップSA3とステップSA4との間にステップSC1、ステップSC2及びステップSC3を挿入してもよい。ステップSC1は、ブロアモータ15bが停止しているか否かを判定するステップである。ステップSC1でブロアモータ15bが停止していると判定された場合には、ステップSC2に進んで露点温度が所定温度以下であるか否かを判定する。この所定温度とは、フロントウインドガラスGが曇り易い温度に設定しておく。これにより、ステップSC2ではフロントウインドガラスGが曇り易い状況であるか否かを判定することができる。ステップSC2で露点温度が所定温度以下であると判定された場合には、ステップSA5に進んで内気循環モードとする。一方、ステップSC2で露点温度が所定温度よりも高いと判定された場合には、ステップSC3に進んで外気導入モードとする。すなわち、送風が停止した場合であっても、車両が走行すると走行風を受けて車室外の空気がインテーク部11に入るようになる。このとき、露点温度が所定温度よりも高くてフロントウインドガラスGが曇り易い場合には、外気導入モードとすることで曇りが抑制される。また、露点温度が所定温度以下で、フロントウインドガラスGが曇り難い場合には、内気循環モードとすることで温度調節されていない空気が車室に供給されてしまうのを抑制することが可能になる。よって、乗員の快適性をより一層向上できる。
また、フロントウインドガラス以外の窓ガラスの温度を検出するようにしてもよい。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る車両用空調装置は、例えば自動車の車室内を空調する場合に使用することができる。
1 車両用空調装置
11 インテーク部
11a 外気導入口
11b 内気導入口
11c インテークドア
12 温度調節部
13 吹出方向切替部
30 制御装置
31 外気温度センサ
32 内気温度センサ
33 日射量センサ
40 乗員センサ
41 車速センサ
G フロントウインドガラス(窓ガラス)

Claims (1)

  1. 車室内の空気の循環量と、車室外の空気の導入量とを変更するインテークドアを有するとともに、車室内の空気と車室外の空気とを同時に導入する内外気混入モード、車室内の空気のみを導入する内気循環モード及び車室外の空気のみを導入する外気導入モードに切替可能に構成されたインテーク部と、
    上記インテーク部から導入された空気の温度調節を行う温度調節部と、
    上記インテーク部から導入された空気を上記温度調節部に送風するブロアモータと、
    上記温度調節部で温度調節された調和空気を車室の各部に供給する吹出方向切替部と、
    車両の座席に乗員が着座しているか否かを検出する乗員センサと、
    車両の窓ガラスの曇り易さを検出し、この検出結果に基づいて窓ガラスが曇り易い場合には外気導入量を増やす一方、窓ガラスが曇り難い場合には内気循環量を増やすように上記インテークドアの目標開度を演算する制御装置とを備えた車両用空調装置において、
    乗員が感じる冷熱に関連する情報を検出する冷熱関連情報検出手段を備え、
    上記制御装置は、暖房時に車室内の空気と車室外の空気を上記温度調節部に導入する場合に、上記冷熱関連情報検出手段によって乗員が寒い状況であるか否か判定し、寒い状況であると判定したときには、上記内気循環量を少なくするように補正された第1内気循環量と、上記ブロアモータの送風量と上記吹出方向切替部で設定された吹出方向とに応じて補正された第2内気循環量と、上記乗員センサで検出した乗員の着座状態に応じて補正された第3内気循環量とを演算し、上記内外気混入モード以外のインテークモードから上記内外気混入モードに切り替えられて所定時間経過していない場合には、上記第1内気循環量と上記第2内気循環量と上記第3内気循環量との内、最も少ない内気循環量となるように上記インテークドアを制御する一方、上記内外気混入モード以外のインテークモードから上記内外気混入モードに切り替えられて所定時間以上経過している場合は、上記目標開度での内気循環量と上記第1内気循環量と上記第2内気循環量と上記第3内気循環量との内、最も少ない内気循環量となるように上記インテークドアを制御するように構成されていることを特徴とする車両用空調装置。
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