JP6674137B2 - X線回折測定方法 - Google Patents

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本発明は、X線回折測定方法に関する。
X線回折は材料の結晶性に関する情報を得ることができる分析法である。一般的なX線回折測定は、大気中にて被検試料にX線を照射し、被検試料の結晶構造に基づく回折現象によって発生した回折X線を検出器で捕捉(検出)する。
X線回折測定の対象となる被検試料には、大気中で変質しやすい材料がある。具体的には、大気中の湿度によって被検試料が潮解したり、大気中の酸素と被検試料が反応して酸化したりする場合などである。このように、大気中において変質しやすい材料を被検試料としてX線回折測定を行う場合は、被検試料の変質前の正確な結晶情報を得ることができない。その理由は、X線回折測定を開始する前や測定中に被検試料が変質してしまい、その結果、被検試料の変質前の結晶情報ではなく、変質後あるいは変質途中の結晶情報を捉えてしまうからである。
そこで従来においては、このような変質しやすい材料を被検試料としてX線回折測定を行う場合は、被検試料が大気に接触しないように、サンプルを採取して大気を遮断する大気非暴露セルに入れ、大気非暴露条件下でX線回折測定を行う方法などが採用されている(たとえば、特許文献1を参照)。
特開2015−35324号公報
しかしながら、上記従来の方法には、試料作製に必要な機器、X線回折装置をセル内に設置する必要があり、また、セル内を不活性雰囲気に維持する必要があり、設備費及び運転費に費用が嵩むこととなる。
本発明の主な目的は、大気中において変質しやすい材料を被検試料としてX線回折測定を行う場合に、被検試料の変質前の結晶情報を、簡便に得ることができるX線回折測定方法を提供することにある。
(第1の態様)
本発明の第1の態様は、
不活性雰囲気下で被検試料の測定面に封止材を密着させることにより、前記被検試料を前記封止材で密封する密封工程と、
前記密封工程で密封した状態の前記被検試料を対象にX線回折測定を行う第1の測定工程と、
前記封止材のみを対象にX線回折測定を行う第2の測定工程と、
前記第1の測定工程で得られたX線回折パターンの回折強度から、前記第2の測定工程で得られたX線回折パターンの回折強度を差し引くデータ処理工程と、
を備えるX線回折測定方法である。
(第2の態様)
本発明の第2の態様は、
前記封止材がX線を透過する性質を有する
上記第1の態様に記載のX線回折測定方法である。
(第3の態様)
本発明の第3の態様は、
前記封止材が高分子フィルムである
上記第1または第2の態様に記載のX線回折測定方法である。
(第4の態様)
本発明の第4の態様は、
前記封止材が金属箔である
上記第1または第2の態様に記載のX線回折測定方法である。
(第5の態様)
本発明の第5の態様は、
前記金属箔がニッケル箔である
上記第4の態様に記載のX線回折測定方法である。
本発明によれば、大気中において変質しやすい材料を被検試料としてX線回折測定を行う場合に、被検試料の変質前の結晶情報を、簡便に得ることができる。
本発明の実施形態に係るX線回折測定方法の一例を示すフローチャートである。 被検試料の密封作業を説明する図(その1)である。 被検試料の密封作業を説明する図(その2)である。 被検試料の密封作業を説明する図(その3)である。 密封状態の被検試料を対象としたX線回折測定の様子を示す概略図である。 封止材のみを対象としたX線回折測定の様子を示す概略図である。 実施例において密封状態の被検試料を対象にX線回折測定して得られたX線回折パターンを示す図である。 実施例において封止材のみを対象にX線回折測定して得られたX線回折パターンを示す図である。 図7に示すX線回折パターンの回折強度から図8に示すX線回折パターンの回折強度を差し引くことで得られたX線回折パターンを示す図である。 比較例において非密封状態の被検試料を対象にX線回折測定して得られたX線回折パターンを示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
<X線回折測定方法>
図1は本発明の実施形態に係るX線回折測定方法の一例を示すフローチャートである。
図示したX線回折測定方法は、大気中において変質しやすい材料を被検試料としてX線回折測定を行う場合の手順を示すもので、以下に述べるステップS1〜S5を有する。なお、本実施形態においては、一例として、被検試料が粉末試料である場合を想定して説明する。
(ステップS1)
まず、ステップS1においては、大気中で変質しやすい性質を有する被検試料と、この被検試料の密封に用いる封止材と、を準備する。大気中で変質しやすい被検試料とは、たとえば、大気中の湿度によって潮解したり、大気中の酸素との反応によって酸化したりする性質を有する材料をいう。被検試料は、大気に晒されないように不活性雰囲気下で取り扱う。具体的には、たとえば、アルゴンガス雰囲気に維持されたグローブボックス内で被検試料を取り扱う。封止材については後段で説明する。
(ステップS2)
次に、ステップS2においては、不活性雰囲気下で被検試料の検査面に封止材を密着させることにより、被検試料を封止材で密封する。ここで記述する不活性雰囲気とは、少なくとも被検試料が変質しない程度に不活性化された雰囲気をいう。また、被検試料の検査面に対する封止材の密着とは、被検試料の検査面に封止材が面接触することにより、両者の間に実質的に隙間のない状態をいう。本実施形態では、上述したグローブボックスを用いてステップS2を行う。その場合、アルゴンガス雰囲気に維持されたグローブボックス内には、上述した被検試料と封止材のほかに、被検試料の設置に使用する試料ホルダーや器具などが搬入される。
被検試料の密封作業は、グローブボックス内で次のような手順で行う。
まず、図2に示すように、試料ホルダー1の凹部2に被検試料(粉末試料)3を投入する。試料ホルダー1は、たとえば、平面視が四角形(長方形など)または円形の平板状に形成されている。凹部2は、試料ホルダー1の上面1aに所定の深さで形成されている。このとき、試料ホルダー1の凹部2に少し多めに被検試料3を投入しておく。
次に、図3に示すように、試料ホルダー1の上面1aを基準に被検試料3の表面(上面)3aを平らにならす。具体的には、たとえば、試料ホルダー1の上面1aに沿ってガラス板などを水平に移動させることにより、ガラス板の縁で被検試料3をすり切るように被検試料3の表面3aを平らに均す。これにより、試料ホルダー1の凹部2に被検試料3を充填するとともに、被検試料3の表面3aを試料ホルダー1の上面と同じ高さ(面一)に揃える。この場合、試料ホルダー1の上面1aは、X線回折測定における基準面となり、被検試料3の表面(上面)3aは、X線回折測定における被検試料3の測定面となる。
次に、図4に示すように、試料ホルダー1の上面1aに封止材4を被せる。このとき、被検試料3の表面3aとその周囲の試料ホルダー1の上面1aにそれぞれ封止材4を密着させることにより、被検試料3を封止材4で密封する。封止材4は、X線回折測定に使用するX線(特性X線)を透過する性質を有する。また、封止材4は、気体を透過しない性質(気密性)と、液体(水分)を透過しない性質(水密性)と、を有する。封止材4の材料としては、被検試料3の回折ピークと重畳しない材料を選ぶことが望ましい。具体的には、たとえば、高分子フィルムまたは金属箔など用いて封止材4を構成することが好ましい。
封止材4に高分子フィルムを用いる場合は、たとえば、ハサミなどを用いて封止材4を所望の寸法や形状にカットできるなど、取り扱いが容易になる。また、高分子フィルムは、ある程度の薄さになると物体に貼り付く性質を呈するため、試料ホルダー1や被検試料3との間に良好な密着状態が得られやすくなる。
封止材4に金属箔を用いる場合は、これをX線回折測定したときに、高分子フィルムを用いる場合に比較し、シャープな回折ピークが得られる。このため、波形分離などの処理を容易に行うことができる。
さらに、封止材4となる金属箔には、ニッケル箔を好適に用いることができる。封止材4にニッケル箔を用いる場合は、X線回折測定で使用するCuの特性X線であるKα1及びKα2を効率良く透過させることができるとともに、これらの特性X線以外の特性X線であるKβをニッケル箔で効率良くカットすることができる。また、粉末試料などの固体粒子のなかには、回折角度(2θ)が18〜20(deg.)の範囲にメインの回折ピークが現れるものが多いが、ニッケル箔を用いた場合は、その範囲を外れた回折角度のところに、封止材4に由来するメインの回折ピークが現れる。このため、メインの回折ピークの重なりを避けることができる。その結果、種々の固体粒子に対して封止材4を汎用的に使用することができる。
(ステップS3)
次に、ステップS3では、密封状態の被検試料3を対象にX線回折測定を実施する。このX線回折測定を実施するにあたっては、まず、封止材4で被検試料3を密封した状態のままで、グローブボックスから試料ホルダー1を取り出す。このとき、試料ホルダー1は大気に触れるが、被検試料3と大気との接触は封止材4によって阻止される。このため、被検試料3が大気に触れて変質することがない。
次に、封止材4付きの試料ホルダー1をX線回折測定装置の所定の位置にセットする。そして、その状態で被検試料3を対象にX線回折測定を行う。X線回折測定には、たとえば、角度分解能が高い集中光学系、具体的には、ブラッグ−ブレンターノ集中光学系を用いた2θ−θ反射法を好適に適用することができる。ブラッグ−ブレンターノ集中光学系は、X線の入射角度θと回折角度2θの関係を満たすように構成された集中光学系である。入射角度とは、被検試料に入射する入射X線(特性X線)の角度であり、回折角度とは、入射X線と回折X線とがなす角度である。ブラッグ−ブレンターノ集中光学系では、X線を発生するX線源と、被検試料の表面と、回折X線を制限する受光スリットとを、同一円周上に配置する。そして、受光スリットを通過したX線の強度(回折強度)を検出器で検出する。
X線回折測定では、図5に示すように、試料ホルダー1に設置された被検試料3に対して特性X線を入射する。そして、入射角度θと回折角度2θとの関係を維持しながら、X線源や受光スリット、検出器の位置を相対的に変化させることにより、X線回折測定を行う。ちなみに、図5においては、被検試料3に対して左上方から入射X線が入射したときに、被検試料3の表面で反射したX線(回折X線)が右上方に向かって進んでいる様子を模式的に示している。この場合、被検試料3は封止材4によって密封されているため、入射X線は封止材4を透過して被検試料3の表面3aに入射し、そこで反射したX線が封止材4を透過して検出器に向かう。このため、ステップS3のX線回折測定で得られるX線回折パターンには、被検試料3と封止材4の両方の結晶情報が含まれる。
(ステップS4)
次に、ステップS4では、図6に示すように、封止材4のみを対象にX線回折測定を実施する。このステップS4では、上記ステップS2で被検試料3の密封に用いた封止材4を取り外して再利用してもよいし、それと同じ結晶構造を有する封止材4を別途用意して使用してもよい。また、X線回折測定に適用する測定条件は、上記ステップS3の場合と同一条件とする。これにより、ステップS4のX線回折測定で得られるX線回折パターンには、封止材4のみの結晶情報が含まれる。
また、ステップS4では、試料ホルダー1の凹部2に被検試料3を充填せずに、試料ホルダー1の上面1aに封止材4をセットし、この状態で封止材4のみを対象にX線回折測定を実施してもよい。
(ステップS5)
次に、ステップS5では、所定のデータ処理により被検試料3のX線回折パターンを得る。このとき、所定のデータ処理として、上記ステップS3で得られたX線回折パターンの回折強度から、上記ステップS4で得られたX線回折パターンの回折強度を差し引く処理を行う。このデータ処理により、封止材4の結晶情報が除かれるため、被検試料3のみのX線回折パターンが得られる。したがって、このX線回折パターンを解析することにより、被検試料3の結晶情報を得ることが可能となる。
<実施形態の効果>
本実施形態によれば、不活性雰囲気下で被検試料3の測定面3aに封止材4を密着させ、これにより被検試料3を封止材4で密封した状態でX線回折測定を行うため、入射X線や回折X線がアルゴンガスによって吸収されることがない。また、密封状態の被検試料3を対象にX線回折測定を行うことで得られたX線回折パターンの回折強度から、封止材4のみを対象にX線回折測定を行うことで得られたX線回折パターンの回折強度を差し引くことにより、被検試料3のみのX線回折パターンが得られる。これにより、被検試料3の変質前の結晶情報を、簡便に得ることができる。
また、従来においては、被検試料と大気との接触を遮断するために密閉型の専用ケースを用いているが、このような専用ケースは非常に高価であり汎用的ではない。これに対して、本実施形態では、高分子フィルムや金属箔などを封止材4に用いて被検試料3を密封するため、従来のように専用ケースを用いる場合に比べて、非常に安価に実施することができる。特に、封止材4に高分子フィルムを用いる場合は、一つの被検試料を密封するのに必要な高分子フィルムの価格が非常に安価である。また、専用ケースを用いる場合は、ケースの外面や内面でX線が反射することに起因して測定精度が悪化するおそれがあるが、本実施形態では、そうしたおそれもない。
<実施例>
本実施例では、大気中で変質しやすい被検試料として二元系合金板を用いるとともに、封止材として厚さ約60μmの高分子フィルムを用いた。そして、二元系合金板を変質させないよう、アルゴンガス雰囲気のグローブボックス内で高分子フィルムを二元系合金板の表面に密着させることにより、二元系合金板を高分子フィルムで密封した。次に、その密封状態を維持したままで、二元合金板をX線回折測定装置にセットし、X線回折測定を実施した。このとき得られたX線回折パターンを図7に示す。なお、図の縦軸は回折強度を示し、横軸は回折角を示す。
次に、封止材として用いた高分子フィルムのみを対象に同一条件でX線回折測定を実施した。このとき得られたX線回折パターンを図8に示す。次に、上記図7に示すX線回折パターンの回折強度から、上記図8に示すX線回折パターンの回折強度を差し引く処理を行った。この処理によって得られたX線回折パターンを図9に示す。図9に示すX線回折パターンでは、被検試料として用いた二元系合金板の主たる回折ピーク(図中の黒丸印)が明瞭に検出されており、変質による回折強度の減少や他の化合物の生成などは認められなかった。
<比較例>
本比較例では、大気中で変質しやすい被検試料として、上記実施例と同じ二元系合金板を用いた。そして、この二元系合金板を高分子フィルム等で密封することなく、X線回折測定装置にセットし、X線回折測定を実施した。このとき得られたX線回折パターンを図10に示す。図10に示すX線回折パターンでは、二元系合金の回折強度が大きく減少し、替わって他の化合物による回折ピークが多数検出されているのが分かる。この結果から、被検試料に用いた二元系合金板が測定中に変質していることが確認された。
<変形例等>
本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
たとえば、上記実施形態では、ステップS3の後に、ステップS4とステップS5を順に行うものとしたが、これに限らず、ステップS4は、ステップS5の前であれば、いつ行ってもよい。たとえば、ステップS3を行う前にステップS4を行ってもよいし、ステップS2を行う前にステップS4を行ってもよい。
また、上記実施形態では、被検試料3が粉末試料である場合について説明したが、これに限らず、たとえば、被検試料が液体試料である場合に適用してもよい。
また、上記実施形態では、大気中において変質しやすい材料を被検試料としたが、これに限らず、大気中において変質しにくい材料を被検試料とする場合に適用してもかまわない。
1…試料ホルダー
2…凹部
3…被検試料
4…封止材

Claims (4)

  1. 不活性雰囲気下で被検試料の測定面に、X線回折測定に使用する特性X線を透過する性質を有する封止材を密着させることにより、前記被検試料を前記封止材で密封する密封工程と、
    前記密封工程で密封した状態の前記被検試料を対象にX線回折測定を行う第1の測定工程と、
    前記封止材のみを対象にX線回折測定を行う第2の測定工程と、
    前記第1の測定工程で得られたX線回折パターンの回折強度から、前記第2の測定工程で得られたX線回折パターンの回折強度を差し引くデータ処理工程と、
    を備えるX線回折測定方法。
  2. 前記封止材が高分子フィルムである
    請求項1に記載のX線回折測定方法。
  3. 前記封止材が金属箔である
    請求項1に記載のX線回折測定方法。
  4. 前記金属箔がニッケル箔である
    請求項3に記載のX線回折測定方法。
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