JP6670144B2 - 電力量計結線器 - Google Patents
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Description
従来の機械式電力量計および電子式電力量計は、電線にて接続するための端子ブロックが、電力量計本体と一体化した形状であった。この電力量計(以下、「端子ブロック一体電力量計」という場合がある)の端子ブロックには、図12に示すように、外部端子52、試験端子53および通信コネクタ54が設けられている。
図1は、実負荷試験型スマートメータの構成例である。
図1(a)に示すスマートメータ20は、単相2線式の定格30Aの電力量計であり、3個の外部端子21a〜21cと、2個の計器固定部22a,22bとを備えている。
図1(b)に示すスマートメータ30は、単相3線式または三相3線式の定格60Aの電力量計であり、5個の外部端子31a〜31eと、2個の計器固定部32a,32bとを備えている。
図1(c)に示すスマートメータ40は、単相3線式または三相3線式の定格120Aの電力量計であり、5個の外部端子41a〜41eと、2個の計器固定部42a,42bとを備えている。
さらには、スマートメータを含む電力量計の外部端子に当接する部分は、定期的な保守作業が必要である。部品交換が容易な電力量計結線器が求められている。
[2]前記複数個の結線機構が、通電部材の上部側の間隔が狭く、通電部材の下部側の間隔が広くなるように放射配置されることを特徴とする[1]に記載の電力量計結線器。
[3]前記複数個の結線機構が、4個の結線機構からなり、4個のうち1個の結線機構が前記押付部材に固設された第二通電部材を備えることを特徴とする[1]または[2]に記載の電力量計結線器。
[4]前記第二通電部材が設けられた結線機構が、左から三番目または四番目に位置する結線機構であり、前記第二通電部材が、外部端子との当接時に弾性変形する金属板を含んで構成されることを特徴とする[3]に記載の電力量計結線器。
[5]前記通電部材が、前記外部端子の最も広い面と面接触する最広面を備えることを特徴とする[1]ないし[4]のいずれかに記載の電力量計結線器。
[6]前記載置部が、前記基台に対して傾動可能であり、前記基台から離れる方向に付勢されていることを特徴とする[1]ないし[5]のいずれかに記載の電力量計結線器。
[8]前記スライド機構が、ガイドシャフトと、ガイドシャフトに挿通されたリニアブッシュを備えて構成されることを特徴とする[1]ないし[7]のいずれかに記載の電力量計結線器。
[9]複数種類の電力量計の外部端子の配置のうち、選択された一の配置に前記複数個の結線機構の位置決めをする位置決め機構を備えることを特徴とする[1]ないし[8]のいずれかに記載の電力量計結線器。
[10]前記位置決め機構が、電力量計の種類を入力する入力装置を有し、入力された電力量計の種類に応じて自動で位置決めをすることを特徴とする[9]に記載の電力量計結線器。
[11]前記電力量計結線器が、複数台並べて配置された電力量計結線器からなり、前記位置決め機構が、前記複数台の電力量計結線器の結線機構を同時に位置決めすることを特徴とする[9]または[10]に記載の電力量計結線器。
また、試験時に外部端子に傷がつくことを防ぐことができる。
さらには、定期的な保守作業が必要な部分である結線機構が、一体的に構成されていないことから、保守作業の負荷を低減させることが可能である。
実施形態例に係る電力量計結線器100は、スマートメータと定義される電力量計を結線するための結線器である。実施形態例の電力量計結線器100が結線対象とするのは、最大面積面が正面側および背面側に向くように配置された複数の板状外部端子が、幅方向に配置されたスマートメータであり、典型的には図1に例示される実負荷試験型スマートメータが結線対象となる。
図2は、実施形態例に係る電力量計結線器100の正面図であり、図3は正面側からの斜視図であり、図4は側面側からの斜視図である。
電力量計結線器100は、基台101と、載置部102と、スライド機構110と、保持部材120と、結線機構130とを備えて構成される。
支持柱104a,104bには、図示しない突出片(マシンキー)の上部を突出するための長溝を設けており、突出片の上部で載置部102を支持している。
2本のガイドシャフト111a,111bは、同一長のロッド状部材であり、基台101に配置された支持部材114a〜114dによりそれぞれ両端を固定されている。支持部材114a〜114dは、ねじ等の固定具により、基台101に固定されている。
通電部材131a〜131dの先端部分(上端部分)は、角部を有しない円弧状などの形状とすることが好ましい。
通電部材131a〜131dは、保持部材120a〜120dの上端から上方に突出するように配置されており、下端部には電線136a〜136dがボルト等で接続されている(図5参照)。保守作業時には電線136を固定するボルトを外し、通電部材131を保持部材120に固定するねじ等の固定具を外すことにより、通電部材131を容易に交換することが可能である。
押付部材132の通電部材131側の角部は、保持部材120に設けられた一対の支持部材134により揺動可能に支持されている。押付部材132の通電部材131から最も遠くに位置する角部は、押圧装置133のピストン1331の先端部に連結されており、ピストン1331の伸縮移動により外部端子(21,31,41)に当接したり、離間したりする。
なお、実施形態例とは異なり、結線機構130dに第二通電部材を設けてもよい。
結線機構130a〜130dの結線動作について説明する。
図7(a)は、外部端子間ピッチが狭い電力量計に結線する場合の結線機構130a〜130dの配置を示す正面図である。まずは、固定されている通電部材132cおよび第二通電部材135に電流端子および電圧端子が当接するように電力量計を載置部102上に仮設置し、位置合わせをする。この際、結線機構130a〜130dは、押付部材132a〜132dが開状態となる第一位置としておく。
続いて、結線機構130b,130dをスライドして位置決めし、最後に結線機構13aをスライドして位置決めする。全ての結線機構130の位置決めが完了すると、電力量計を載置部102上に設置する。この際、電力量計の外部端子は導電部材131と押付部材132との間に位置している(図5(b)参照)。
以上により、通電部材131と外部端子との結線動作が完了する。所定の試験の完了後は、押圧装置133a〜133dを駆動して押付部材132a〜132dを第一位置とすることで、結線が解除される(図5(b)参照)。
11a〜11d:電流端子
12a〜12c:電圧端子
20:実負荷試験型スマートメータ(単相2線式定格30A)
21a〜21c:外部端子
22a,22b:計器固定部
30:実負荷試験型スマートメータ(単相3線式または三相3線式定格60A)
31a〜31e:外部端子
32a,32b:計器固定部
40:実負荷試験型スマートメータ(単相3線式または三相3線式定格120A)
41a〜41e:外部端子
42a,42b:計器固定部
100:電力量計結線器
101:基台
102:載置部
103a〜103d:弾性部材
104a,104b:支持柱
110:スライド機構
111a,111b:ガイドシャフト
112a〜112c:(上段)リニアブッシュ
113a〜113c:(下段)リニアブッシュ
114a〜114d:支持部材
115a〜115c:ピン
120a〜120d:保持部材
121a,121b:ガイド部材
122a〜122c:連結部材
130a〜130d:結線機構
131a〜131d:通電部材
132a〜132d:押付部材
133a〜133d:押圧装置
134:支持部材
135:第二通電部材
136a〜136d:電線
Claims (11)
- 複数個の結線機構と、
同一直線上に配置された板状の外部端子を複数備える電力量計を載置するための載置部を有する基台と、
前記複数個の結線機構の間隔を調節可能とするスライド機構と、
前記スライド機構に取り付けられ、電力量計の計器固定部に当接するガイド部材とを備え、
前記結線機構のそれぞれが、通電部材と、少なくとも前記電力量計の外部端子と接触する部分が絶縁材により構成された押付部材と、押付部材の通電部材への押し付けを解除する第一位置と押付部材を通電部材へ押し付ける第二位置を有する押圧装置とを備えることを特徴とする電力量計結線器。 - 前記複数個の結線機構が、通電部材の上部側の間隔が狭く、通電部材の下部側の間隔が広くなるように放射配置されることを特徴とする請求項1に記載の電力量計結線器。
- 前記複数個の結線機構が、4個の結線機構からなり、4個のうち1個の結線機構が前記押付部材に固設された第二通電部材を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の電力量計結線器。
- 前記第二通電部材が設けられた結線機構が、左から三番目または四番目に位置する結線機構であり、
前記第二通電部材が、外部端子との当接時に弾性変形する金属板を含んで構成されることを特徴とする請求項3に記載の電力量計結線器。 - 前記通電部材が、前記外部端子の最も広い面と面接触する最広面を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電力量計結線器。
- 前記載置部が、前記基台に対して傾動可能であり、前記基台から離れる方向に付勢されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電力量計結線器。
- 前記押圧装置が、押付部材を50N以上の力で通電部材に押し付けることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の電力量計結線器。
- 前記スライド機構が、ガイドシャフトと、ガイドシャフトに挿通されたリニアブッシュを備えて構成されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の電力量計結線器。
- 複数種類の電力量計の外部端子の配置のうち、選択された一の配置に前記複数個の結線機構の位置決めをする位置決め機構を備えることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の電力量計結線器。
- 前記位置決め機構が、電力量計の種類を入力する入力装置を有し、入力された電力量計の種類に応じて自動で位置決めをすることを特徴とする請求項9に記載の電力量計結線器。
- 前記電力量計結線器が、複数台並べて配置された電力量計結線器からなり、
前記位置決め機構が、前記複数台の電力量計結線器の結線機構を同時に位置決めすることを特徴とする請求項9または10に記載の電力量計結線器。
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